自分は1ユーザだったので、「こんなのあればいいな」みたいな、要望がありました。
それを形にしたのがロスト・ユー・サムウェアです。
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その1
メニューカスタマイズ
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自分くらいかも知れないけど、ゴーストを立たせている時、メニューはちょいちょい呼び出します。
だから、メニュー画面のインタフェースと操作感にはこだわりたかったのです。
セリフ吐いてる途中でも選択肢クリックできるとか、左下に常に「なんでもない」の選択肢が出ているとか、そのへんはこだわりのある部分です。
普通は、あまりメニューは開かないのでしょうね。
多くのゴーストが、メニューにトーク頻度の設定か、ショートカットキーでトークする機能を持ちます。
おそらく、会話は自発的に、あとは触り反応で楽しむ、といった使い方が想定されているのだと思います。
メニューを開くのは最初と、一時的にトークを止めたい時に開くくらいなのでしょう。
自分の趣味と一般の利用法が異なるので、じゃあ自分で作るしか無いな、と。
メニューを開くたびに大きなバルーンを出すのもちょっと邪魔かな、という考えもあって現在の形になりました。
そして、せっかく作ったんだし、メニュー画面を開かせるための項目を作ろう。
そういうユーザビリティと反する方向で出来たのが「噂話」です。
だってメニュー頑張って作ったんだし見てもらいたいし!
また、メニュー画面を開くと常に「小ネタ」が出ますが、これはバルーン位置補正のためです。
\0(ルストリカ)を掴んで動かすと、\0バルーンはついてきますが、\1バルーンは置き去りです。
動かした後で、トーク中に\1バルーンが出ると、見やすさのため\0バルーン付近に移動させてやらないといけないので、二度手間でめんどくさい。
かと言って、\1バルーンも一緒についてくるようにする処理はよく分からないし、作れるかどうかは別にして実装するのもめんどくさい。
そういうめんどくささの衝動がかち合った結果、「じゃあ常に出しとけばいいじゃん」という解決を迎えたのでした。
で、出すならなんか操作のtipsとか役に立つこと書いとこう。
どうせならフェイズ1がプロローグであることや、頭なででも好感度が上がらないこともついでに書いてしまおう。
というわけで説明書代わりにもなっています。
もっとメニュー開くこと前提のキャラがいてもいいと思うんだ!
フォーリナーさんのアイコンが出るメニューや、人体視願/ヴィイさんの多くの項目がきっちり通常バルーンに入りきったメニューは好みです。
逆に、メニュー画面を持たないToma, the idlenessさんも好きです。ついでにトマさんみたいな知的クールさんも好きです。
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その2
方向性
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自分は、多くのゴーストをとっかえひっかえ立たせるタイプです。
対して、多くのゴーストでは、長時間使用したご褒美というか、特殊モードが用意されていることが多いですね。
そういう、「ご褒美モード」であるがゆえに、その条件は隠されています。
辞書を覗かない限り、条件を知ることはできません。
その条件も、多くの場合、起動回数、起動時間、好感度の組み合わせですね。
ころころ入れ替えるので起動回数くらいはクリアできていることが多いのですが、起動時間や好感度は圧倒的に足りていません。
これは嫁キャラを決めて全て捧げろというお達しなのか!とも思うのですが、あれもこれも見たいので葛藤があります。
よし、ならば自分は「短時間起動」を前提としたゴーストを作ろう。
1回5分~10分程度の起動を想定して作っています。
このあたりは好感度の上がり方に反映されています。
起動時に好感度ボーナスが入るため、適当に触るなりメニュー開くなりすると、好感度が1上がるはずです。
また、起動5分の段階で出現する「噂話」を聞くことでも好感度ボーナスが入るため、うまくやれば好感度が2上がります。
現段階での最終イベントは、好感度10が必要なので、必要な累計起動時間は、1時間程度。
開幕のイベントとフェイズ1のプロローグも合わせると、起動1時間半~2時間で現段階の全イベントを見られるはずです。
逆に、起動と噂話の好感度ボーナスがないと、好感度はなかなか上がりません。
長時間立たせる、ということは全く意識していません。
先ほど書いた通り、起動して「適当に触る」ことが好感度上げに必要なので、ある程度連続して触ってもらえるよう心がけています。
具体的には、起動後、最初に触れた時だけ違う反応をする箇所がある、など。
これは、連続で同じセリフが出て萎えてしまうことの予防策です。
一部説明っぽいセリフのところもありますが、これは長時間放置してすっかり忘れた時に思い出してもらうためです。
ちなみに、この子は弱点があるので暇な方は探してみてください。
この部位のみ、起動後の初回、2回目、3回目以降と2段階変化します。
そうそう、それと好感度の加算はどこを触っても一律同じです。
頭を撫でようが、胸をつつこうが、スカートをめくろうが、等しく好感度が上がります。
・・・いや、胸を触られるのが、頭をなでられるのと同じくらい好きということじゃないです。
頭を延々とどついても好感度上がりますがそういうので悦ぶ子じゃないです。
触った=コミュニケーションを取った、という判定をしています。
とりあえず、気軽に立たせられるゴーストを作りたかったのです。
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その3
情報開示
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その2でも書きましたが、各種条件は秘匿されることが多い。
それなら、フルオープンしてやろうという天邪鬼発想をしました。
フラグ通知や、好感度の常時表示がその最たるものです。
過去のフラグ条件も全部見られるように作ったので、例えば「フェイズ1のフラグ4が立たないんだけど!」と言われた時も、即座にメニューから確認して教えてあげられるはずです。
・・・まあ、現状だとシステムまわりとトークがある程度しかないのでそんなことは起こり得ないですが。
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誰を立たせるか迷った時に、とりあえずちょっと立たせておく、そういう隙間ゴーストを目指して作っています。
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