幻日幻月環

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一言ゴーストレビュー

2016/02/18追記
伺的な感想やレビューのWikiに一部編集の上、転載

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ここ数ヶ月、一言ゴーストレビューをちょこちょこと書いていたので、保存しておくことにします。
内容は続きに。リンクは数が多いので貼っていません。気になったらググってください・・・。
「盲目狐」
助けた狐の恩返し。あるいは、押しかけ女房。その名前は深山長幸雪月乃命。
全盲ゆえに匂いや音に敏感で、世界を嗅ぎ分け、聞き分ける。
普段自分の見ている世界を、視覚以外で評価するというのは新鮮。
今まで如何に視覚に頼ってきたかを痛感する。

「見世物小屋」
貴方は、1つの下半身に2つの上半身という奇形の2人の女の子の世話係。
ただし、結合双生児ではない。
奇形の人間が商品として芸をしていた、いわば暗いサーカス。闇の底でのお話。
悲観的なアックと楽観的なワイト。2人に何を思うだろうか。

「追悼歌」
前向性健忘症を患う少女のゴースト。
新しい記憶は1時間しか持たない。だから同じ話ばかりし、同じ本ばかり読む。
全ての記憶は手持ちのメモが全て。書き換えてしまえば……。
ゴーストという存在へのメタを、ゴースト内の世界で実現してしまった。

「閑雲野鶴をともがらに」
不変の精霊の体に魂を移した少女が、いざなぎ流を今に伝えるゴースト。
アナログの古い流派はデジタルに息づいた。
驚嘆すべきは、実際に高知県まで取材してきたという点。
圧倒的なリアリティに加え、親しみやすさも併せ持つ。

「G子」
ゴキブリ擬人化の上、ゴースト化して触れ合えるようにしてしまった、いい意味でぶっ飛んだゴースト。
部屋の汚れ具合によるシェル変化、コレクション要素など、一発ネタのように見えて細かい作り。
触覚を動かすアニメーションなど、表現は脱帽もの。

「リシテアと先輩」
シニカルな先輩と、それに振り回されるリシテア。どこかずれた先輩の言動に、苦労人の気が見て取れる。
苦笑してしまうシュールな話を提供してくれる。
デスクトップを認識し、今では珍しくなったメタなネタをするのも面白い。

「haze,haze,acid flow.」
路地裏で出会ったグレイスは一体何者なのか。洗練された言葉遣い。だがそれが逆に人らしさを欠く。
彼が溺愛する少女を通じ、不思議な人間関係を描く。
その行き着く先は、語り部たるルイスが語ってくれるだろう。

「となりの羽山さん」
博識な隣に住む女の子。だんだん仲良くなるのも楽しく、季節イベントの充実もすごい。
しかしなんといっても圧巻は着せ替えとミニゲーム。
シェル側をフル活用したゲームセンターやイラストロジックはすごいぞ。機能面での一つの到達点。

「フォーリナー」
シムシティな話をするゴースト。
教会運営も楽じゃない。理想と現実の違いを受け入れて強く生きるシスター。
若いのに大変と同情したくなるエピソードも多々。日々翻弄されている様が笑えたり笑えなかったり。
おや、教会地下にいるのは・・・。

「なづな」
純真無垢な、子供ながらの視点から日常を語るゴースト。
もし貴方が大人であれば、そこに失われた純粋さを見出すかもしれない。
ふと起動させてみると、優しい気持ちになれる。
366日記念日トーク搭載。毎日起動してみよう。

「ラベンダー畑から」
イタリアをベースとした架空の国の滞在記。
キャラクターの性格や言葉遣いなどから異国情緒が味わえる。
肉親との時間を大切にするなどはゴーストとして珍しいタイプか。
垢抜けている、お洒落といったイメージが何よりも似合うゴースト。

「アイランパーチェリー」
小さな鉢植え。水をあげればやがて芽が出て花が咲きそして枯れてしまう。
その言葉は意味をなさないもの、あるいは理解不能な断片。意思疎通はままならない。
だけどきっとそこには言葉にならない何かがあった。そう思える不思議なゴースト。

「夜より来たる同居人」
見た目のせいでその日の宿にも苦労する吸血鬼との同棲。
色々達観もしているが触り反応は案外初々しかったり、妙なギャップが特徴的。
家に招かれた吸血鬼は……となりそうだが底なしにいい子である。ほんわか吸血鬼なゴースト。

「メイドと悪魔の地図帳」
地理雑学特化という異色な限定的トークにもかかわらず数が結構多い。
雑学トークを得意とするゴーストは多いが、ここまで特化したのは珍しい。
両方悪魔なはずだが人間じみていてノリが軽いので気軽に立たせられるゴースト。

「未熟な魔法使い」
もしユーザーが世界から讃えられた魔法使いなら。
それをいいことに教え子に色々教えこんだり一途に自分を好く相手を弄んだり。
ハーレムな日々を過ごせるゴースト。
だけど忘れてはならない点が1つ。それは断片にすぎないということ。

「ロトス」
忘却の蓮の実とその池を守る番人。気怠い雰囲気が、粘着質な泥のようににわだかまる。
記憶が忘却され、その残滓を覗き見る独特なトークが非日常的で現実離れしている。
邯鄲の夢のように、無常感を煽る不思議なゴースト。

「スターチス」
重たすぎる愛は、狂った言葉となって紡がれる。
狂気と恐怖、情欲が咲き乱れる、不変の愛情がそこにある。
ユーザーを貪欲に好いてくれる、ちょっとヤンデレな、そんなゴースト。

「マロウド」
ユーザーの呼び方はお客サマ。それは疲れを取ってすぐに飛び立つための仮称。
デスクトップに一時の休息を。ユーザーに明日への活力を。
疲れた時に聞いていたい、立ち直ってまた頑張れる、そんな癒し系ゴースト。

「カンパネルラの戯曲歌劇」
傍若無人、傲岸不遜を地で行く爆走街道まっしぐら。
強気、負けず嫌い、力こそパワーな豪快さがなんだか爽快、付き人バドルの気苦労が偲ばれる。
過去の武勇伝とか聞けたら楽しそうだなあと思う古代ローマな感じのゴースト。

「カタリベカタリ」
美麗な姿と無表情、どこか人間離れした口調は芸術のようだが喋る内容で台無し。
スカートめくりをすると中身が別世界に繋がるわ目玉は覗くわでカオス。
他人の人生の物語を語るが、自身の生きた経験は空というギャップを持つゴースト。
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