
ゴーストマスカレード3の製作者公開、及びいただいた後書きを紹介します。
強いネタバレがあるので、閲覧には注意してください。
製作者名及び後書きは「続きを読む」から見ることが出来ます。
以下は掲示板やtwitterでの反応、及び企画終了後の編集後記です。
匿名期間中の様子は以下で見られます。
掲示板 :ゴースト回覧板3rdの伺かイベント雑談スレ
twitter :#ゴーストマスカレード3 タグ感想とかその周り 前半 後半(作成:神夜みゅんさん)
編集後記:ゴーストマスカレード3編集後記
強いネタバレがあるので、閲覧には注意してください。
製作者名及び後書きは「続きを読む」から見ることが出来ます。
以下は掲示板やtwitterでの反応、及び企画終了後の編集後記です。
匿名期間中の様子は以下で見られます。
掲示板 :ゴースト回覧板3rdの伺かイベント雑談スレ
twitter :#ゴーストマスカレード3 タグ感想とかその周り 前半 後半(作成:神夜みゅんさん)
編集後記:ゴーストマスカレード3編集後記
ゴースト名クリックで後書きを表示します。
後書きの文章量には差が大きいため、URLやスペースを除いた文字数を付記しています。
読む時の参考にしてください。
Achromatic_Color (1060文字)
[匿名]
お疲れ様でした。匿名デベの一人です。
絵描きになる前はちまちまと小説を書いていました。
◇コンセプト
一口で言って、インスタントラーメンみたいなゴーストです。
制作時間に限りがあったので、自分にとって難しくない題材及びシェルで作りました。
ゴースト作りって小説とよく似ていて、ストーリーやキャラ設定、会話文の悩みは同じだと思っています。なので小説あるあるネタは、ゴーストにも共通すると考えました。
◇ストーリー
昔の詩織さんは輝いて見えたけど今は魅力の乏しい姿に映っていた。でも近くで話してみたら、今までとは違う魅力を発見した。というお話です。(詩織さんの本心はセーブテキスト参照)
彼女に対する認識が変わった時。つまり、色彩を帯びて見えるようになったのがエンディングです。印象が変わったのは”ユーザちゃん”なわけですが、ユーザ(読者)もそうであれば作者的に嬉しい。
◇今回の作戦
1.自分の小説を知っている人は少ないはずなので、小説ゴーストを作成する。
2.物書きさんが書いたんだろうな、と思ってもらうため、プロローグを小説調にする。
3.今までシェルから身元がバレているので、今回は匿名参加に決定。
名付けて「いや~今回はシェル提供だけなんですよぉ!」作戦
◇シェル
・頭の中小説一色で周りなんて見えていない感を出したかったので、あの格好になりました。今回は影の形を考えるのが楽しかったです。うへへ
・一番最初のシェル案では、目を点にして口半開きで「ほえー……」と言っている表情でした。さすがにギャグ過ぎて可哀想だから、キリッとしたお顔になりました。
◇トーク作り、内容
・今は小説を書いていないので、感覚を思い出すためにプロローグを最初に書きました。トークでは大袈裟に表現しましたが、共感するものがあったのなら嬉しい限りです。
・いくつかのトークは、自分自身の体験からアレンジしました。時間がなくて電車の中でポチポチ書き進めていたことや、賞品のジュースが飲みきれなかったことなど。
◇反省点
・プロローグを短くしようと頑張ったつもりでしたが、結果的にダイジェストみたいな文章になってしまいました。
・ゴーストに小説文章を入れることは、思っていた以上に文字数制限があると感じました。この反省は今後に活かしたいと思います。
◇終わりに
匿名にもかかわらず、作者予想で名前を挙げてもらえて大変光栄でした。
屋島の海に的を浮かべた平家の如く、この的を射貫く者は無きや、という構えでしたが、見事に射貫かれてしまいましたね。
これからも精進して参ります。ありがとうございました。
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Classical_Fan_Fiction (2735文字)
にはちびっと
あとがきの目次
■ 1-作品についてザックリ
■ 2-作品についてガッツリ
■ 2-1-レディと侯爵の元ネタについて
■ 2-2-レディと侯爵の創作過程とか
■ 2-3-御師様とシンの元ネタについて
■ 2-4-御師様とシンの創作過程とか
■ 2-5-まとめ
■ 3-いただいた感想や作者予想の感想
■ 4-気付きにくかろう小ネタ集
■ 5-最後に
■ 1-作品についてザックリ
まず初めに、タイトルの『Classical_Fan_Fiction』は、『古典の二次創作』の
意です。
その名の通り、本作は古典芸能の名作を自分なりにアレンジした二次創作です。
本作では、起動時に1話ずつレディと侯爵の話が進みます。
全部で7回起動する必要がありますが、御師様の持っている本からもストーリー
を進められます。
7話分読み終わると、御師様の本から好きな話を再生できるようになります。
■ 2-作品についてガッツリ
■ 2-1-レディと侯爵の元ネタについて
彼らは『通小町』の小野小町と深草少将がモデルです。
感想で元ネタに言及してくれた方、凄く嬉しかったです。ありがとう。
シンの右クリックメニューに参考URLへのリンクを付けましたので、そちらも参
照いただければと思います。
現代語訳されてて読みやすいし解説も丁寧……ありがたいね。
少将のしつこさと小町の無慈悲さが刺さる人には刺さる感じなので、ご興味があ
ればぜひ。
■ 2-2-レディと侯爵の創作過程とか
素直に和風デザインだと作者バレすると思い、洋風な世界観にしました。
手探りのキャラデザでしたが、けっこう気に入っています。
一人称『吾輩』、おひげ、『~ですわ』口調……江戸時代だと難しい要素をここぞ
とばかりに盛っています。
初回で仮面を被っているのは、ゴーストマスカレード企画参加作品として、マジ
で仮面のキャラを作ってみたかったからです。
かっこいいよね、仮面。
本当はこのふたりで1作品作ろうと思っていましたが、ランダムトークが広がら
ないので劇中劇に落とし込みました。
コンセプトは、『通小町をハッピーエンドに捻じ曲げるぞい☆』です。
……侯爵は死んだけど、レディと心が通じました。
彼女の心の中に残り続ける以上、彼は悪霊にはならないでしょう。
だから、これはハッピーエンドなのです。
■ 2-3-御師様とシンの元ネタについて
彼らは『安珍清姫伝説』の安珍と清姫がモデルです。
こちらの元ネタにまで気付いてくれた方、凄い!
作っといてなんですが、自分では気付けなかったと思います。
シンの右クリックメニューに参考URLへのリンクを付けましたので、そちらも参
照いただければと思います。
■ 2-4-御師様とシンの創作過程とか
コンセプトは、『安珍清姫伝説をハッピーエンドに捻じ曲げるぞい☆』です。
両想いになって凄くハッピーだろ?ハッピーなんだよ。これがハッピーエンドだ。
作者バレを防ぐべく、清姫の名前を『シン』にして元ネタ隠しなどをしました。
御師様は、『おしさま』か『おんしさま』と読みます。
『安珍』はどう読み替えても誤魔化し難かったので、修験者の敬称にしました。
本当は坊主頭にしたかったのですが、バレしそうなので髪の毛を生やしました。
後はもう、元ネタの設定をデザインに落とし込んでいるだけで、あまり工夫らし
いものはありません。
■ 2-5-まとめ
通小町と安珍清姫伝説、『相手にされなかった片思いが暴走する』って所が、共
通していると思っています。
相手の気持ちを受け止めきれず、冷たい態度で心が離れるように仕向けた……けれ
ど、相手は裏切られた悲しみから、物の怪になってしまう……そんなお話です。
劇中劇の侯爵は、物の怪にはなりません。レディに想いが届いたから。
この物語を読んで、御師様にも希望が見えたらいい……。
描きたかったのは、そんなところです。
■ 3-いただいた感想や作者予想の感想
えっと、シェルの絵柄でかなり煙に巻けた感じですね。やったぜ。
シェルはにはちびっとが描きました。辞書もシェルも、まるっとにはちびっとです。
いつもの絵柄から出来るだけ離れて……でも性癖には素直に……って感じで描きました。
キャラクターデザインを褒められて嬉しかったです。偉大なのは元ネタですが。
レディ&侯爵と御師様&シンの絵柄が違う……そうかな?自覚無かったです。
劇中劇なのでタッチを変えてみましたが、上手くミスリード出来たようでなによ
りです。
シンの燃えるような髪の表現は、お気に入りなので褒められて嬉しい。ここだけ
でも見てって~って思ってたので。
起動イベントを保留する処理、かなり気に入っています。
メイン立ち絵の影絵なので、画面から見切れてたら保留中に縮小して貰えるか
な、なんて狙いもあったりしました。
テンプレゴーストのバニッシュ処理を改変しただけでしたが、言及していただけ
て嬉しいです。
あとは、喋り頻度30秒とか、バニッシュ時に「イベントは無いよ~」とか、入
れとけば良かったな……って、他のゴーストさん見て思いましたね。
反省は、今後に活かします。
あとがきルールに抵触するので詳しくは述べませんが、素晴らしいオトリがいた
ので作者予想を間違えていただけたのだと思います。
前回のリベンジのつもりで挑んだので、間違えられる喜びが知れて大満足です。
それでも気付かれてしまったのですが……前回のバレ方とは感動が違いますね。
こんなに変わってしまったのに、私だと気付いてくれるの……?みたいな、そんな
気持ちになりました。たまんねぇな。
シリアスな雰囲気や物語進行などから、重めのゴーストだったと思います。
そんな重めゴーストにも関わらず、感想をいただけて、本当に……嬉しかったです。
エモいとか、泣けるとか、そういうの……狙ってたから……。
自分が通小町や安珍清姫伝説で感じたエモさを、少しでもバラまけたのなら幸い
です。
■ 4-気付きにくかろう小ネタ集
・シンの『右クリックメニュー→おすすめ』に本作の元ネタリンクがある。
・シンの『右クリックメニュー→おすすめ→熊野本宮大社』を選ぶとシンが不機嫌
になる。
・ゴースト『鴉の約束』へ切り替え反応がある。
・ゴースト作者名『hokekyougenki』は『大日本国法華験記』の事、安珍清姫伝
説の特に古い文献。
・ゴーストフォルダ名『tonton_CFF』のトントンはわらべ歌『道成寺』の歌い出
し「トントンお寺の道成寺♪」から。
■ 5-最後に
いつもは江戸時代をメインテーマにゴーストを作っています。
作者予想を裏切るべく、江戸時代を封印しましたが、通小町や安珍清姫伝説は江
戸人にも馴染み深い物語なので、既存ゴーストにも一言語らせてみたいと思って
います。
本作と既存ゴーストの切り替え反応を順次実装しますので、弊キャラのうがった
解釈をご覧いただければ幸いです。
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H/H (1426文字)
原黒
こんばんはH/Hを制作しました!たくさんなで↑なで↓していただけたでしょうか…?
今回誘っていただいて初めてのゴースト制作しました!まず作品について触れます。
・シェルについて
悪魔を想像して描きました。角は力強さを、髪は自由奔放さを、瞳は冷たさを、尻尾は…悪魔っぽいかんじでデザインにはそれなりに満足しています。少し服のシンプルさは後悔が残りますが性質上合っているかな。
・トークについて
世界設定・日常がメインで主軸として込み入った世界観を匂わせたかったですが、設定が不足し日常トークを増やしたため、当初ミステリアスに想定されていた性格が不出来なアンニュイ表情差分を避けた結果、元気印に変わっていきました………やられました。
・さわり反応について
触り反応というのはゴーストを立てているユーザーの行動がユーザ・ゴーストの反応共にシンクロしており、考え方によれば隔たりのないコミュニュケーションにも考えられます。そしてゴーストをキャラとして活かす、コミュニュケーションを楽しむという目標に対して重要な要素になると長らく考えていたので、すけべな感じにしたいと考えていました。
結果ボリュームはあまり持たせることができませんでした、もし早めに触れていればトークのようにキャラ造形が固まっていき充実させることができたかもしれません、ですが、すけべという点については胸の触り反応が一番多く用意することができたので意志は託せたと思います。
・ゴーストの補足
胸つつき反応について揉むが別にあるような気がして作業したため、つついている想定です、なでのほうがすけべです。
多分ノーブラです。(悪ノリ)
・ゴーストマスカレード3について(感想)
公開日前の現在、シェルについては普段の絵からバレたくないと自分は少々不安です。初めての制作でトークからはばれないかとは思いましたが…結果は…。こういったイベントでは合わせた方針を決めたいところですが、初制作ということで不向きですがシンプルなやゴーストを制作させていただきました。良かれ悪かれ自分のそのままのゴーストになるので、匿名で見てもらう、初めてというのは非常に良い機会だと今思いました。
作業の開始については4月はじめとなりましたが…シェルの設定についてスクリプトで処理しようとしたり、遊んでたりで、今考えれば非常に悪い出だしで自分の悪いところが出たなと、ですがシェルについてはお誘いいただいた時にすぐにラフを用意し何度かラフを重ね5回目で今の形にまりました、ラフ素材も早めに制作していたので唯一の救いでした。結果としてはそこからシェルを清書してトークを本腰を入れるという形で非常にタイトなスケジュールになってしまいました、次回があるとすればその際は企画に合う一発をしっかり用意したいです。
公開後感想 反省点が多いです!次回に活かします!楽しかったし良いよね!
最後に個人的な話になりますが良い契機になりました、ゴーストについてもですが文字、シナリオなどの創作に奥手になっていたので今回の経験で少しは改善したかと思います。読んで頂きありがとうございました、伺かに感謝。
Twitterなどの感想について返信。
かわいい!との感想が多かったので大変満足です、エロい!スケベ!との反応も欲しかった!けどエロいゴーストがエロいすぎる!エロい!
ともかく感想書いていただけた方には感謝しています!更新の予定もありますのでその際はぜひともよろしくおねがいします。
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iRoDoRi (2360文字)
のら
ゴーストマスカレード3、お疲れ様でした。
ゴースト「iRoDoRi」の作者、のらです。
「K-night_mare」の作者でもあります。
おそらくシェルや辞書の作りからえびまよさんだと予測していた方が多かったのではないでしょうか。すみません。弱小デベの私でした。
普段は鍵垢に立て篭もっているので、私のことをご存知なかったり知っていても活動休止しているのかと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、一応ひっそりとブラック作業通話部屋なる所でケツ叩かれながら作業してたりします。ありがとうございます。
さて、iRoDoRiを作るに至った経緯ですが、まず第一に、いつも私の尻をドラムにしてくれるブラック作業部屋仲間のえびまよさんが見せてくれたボツゴーストラフ絵に一目惚れしたのが大きなきっかけでした。「私が中身を作るからシェルにしてくれ!」と頼み込み、途中あまりにド好みなシェル具合に発狂しつつ、彼の魅力をもっと引き出せるような辞書を書こうとしたんですが、なかなかに苦しみました。実を言うと今でも納得いかない部分はあります。
なら提出するなよ、という話ではありますが、例のブラック作業通話部屋のフレンドリーな仲間たちに、「ゴマカレーにゴーストを提出しないなら友情粉砕するぞ」と脅されていたので、恐怖で震えながら提出しました。実際には作業仲間はそんな怖い人たちじゃないので安心してください。未経験でも大歓迎でアットホームな通話部屋です。
実を言うと、先の話が出たのはゴマカレー3の開催が発表される前なので、当初は普通のゴーストとして出そうと思っていました。ですが丁度いいタイミングで開催が発表され、いちデベとしてゴマカレーに参加するというのは夢でもあったので、この機に参加させていただきました。
なのでシェルを別の人に描いてもらったり、性格や初回起動なんかがああいう感じだったのは参加者の方たちを騙す目的ではなかったのですが、結果的にそうなってしまいました。
シェル補正もあるかもしれませんが、地の文がえびまよさんの文に似ていて素敵〜ってコメントを見て嬉しすぎて泣きました。文書くの苦手なので。
ただ、ゴマカレーということで一応隠れることも意識していまして、隠れるためにもう一つゴーストを作ったり、辞書の書き方をシェル作者のえびまよさんにほんのり近づけたりはしていました。ウェイトを全角から半角にしただけですが。しかもゴマカレーに参加することを決める前に書いた文はウェイトがそのまま全角だったりと詰めが甘々だったりします。
まあ、私のことを知っているユーザさんはあまりいないと思うので、そこまで本気で隠れなくても誰も当てられんだろうと思っていた部分も9割がたあります。
ゴマカレー3の開催発表時から制作を始めていたにも関わらず、ボリュームがちまっこくなってしまったのは本当に申し訳ないです。ストーリーありそうなゴーストなのになにもないの……?と思った方もちらほらいらっしゃったみたいなので、わかりやすいようにりどみに記載するべきでしたね……。
言い訳になってしまいますが、新しい作品を2つ同時進行で作りつつ、既存のゴーストまでいじろうとしたのはよくなかったですね。ゴマカレーの後にすべきでした。反省してます……。
ただ、これは半分あえてやったところもあって、ゴマカレーが終わった後の正式公開時にボリュームを増やす、もしくは正式公開してから更新で増やそうかと考えてました。
iRoDoRiはストーリー有り女性向けゴーストにする予定だったので、公(?)の場でユーザさんとあれやこれやさせるのが申し訳ないというか、恥ずかしいなと思いまして。私は女性向けゴーストを作る時は出来るだけ作者には目を向けず、作品だけに集中してほしい派なので、作者当てをする今回の企画で思いっきり女性向けゴーストを作るのは躊躇ってしまいました。あと、長編ゴーストはゴマカレーにはあまり向いていない、とのことだったので、あくまでゴマカレーはお試しのつもりでした。
気に入ったけど女性向けはちょっと……という方には申し訳ないですが、女性向けゴーストしか作れない持病持ちでして……。
女性向けゴーストといえば、私のはじめてかつ唯一……の作品である「きつねつき」もよろしくお願いします。
はじめての作品ということもあって、目に余るところも多々ありますが、全体としてはなんとなく気に入っている作品でもあります。ゴマカレー開催中に大型更新をするくらいには気に入ってます。
狐のショタ(?)と雑談するだけのゴーストですが、一応ストーリーもあります。完結はしていませんが……。
私的にはほのぼの作品だと思ってますが、一応不穏なのが苦手な方はご注意ください。でもほのぼのなので安心していいですよ。
ゴマカレゴを提出して大分経った後に気付いたんですが、iRoDoRiときつねつきがどっちも逆から読めるのは偶然被っただけで、この二つになにかしらの関係性を持たせようとしたわけではないです。変なところで作者の個性が出てしまった。
諸事情あって頻繁にサイトを非公開にしたりしなかったりするので、もし少しでも気に入ってくださったら早いうちにインストールだけでも済ませてもらえたら嬉しいです。
せっかくこんな美麗シェルを描いていただいたので、やりたいことはいっぱいあるのですが……悲しいかな、弱小デベにはそれをどうやって実現すればいいのかわからないのです……。みなさまのお力を少しでもお貸しいただけたら幸いです。もしくは弱小デベがバグに苦しめられる叫びを聞いていてくれ。
Twitter:@nyaaaaan_uk
ブログ: http://lore.kakuren-bo.com
iRoDoRiで遊んでくださり、ありがとうございました。
もしよろしければ正式公開版でも仲良くしてやってください。
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K-night_mare (2008文字)
のら
ゴーストマスカレード3、お疲れ様でした。
ゴースト「K-night_mare」の作者、のらです。
「iRoDoRi」の作者でもあります。
おそらく私のことをご存知ない方のほうが多いと思うのですが、一応デベだったりします。ただ、普段は全然デベ活動をしていないので、デベの称号を剥奪される日も近いでしょう。
K-night_mareを作るに至った経緯はシンプルで、もう一つのゴマカレー提出作品であるiRoDoRiを隠すためでした。私があまりに無名すぎて隠し効果がなかった気もしますが、少しくらい惑わされている人がいたらいいですね。
参加者名簿には載っているのに「これがのらってやつの作品だな!」と一目でわかるものがなければ、他のゴーストの中から作者当てをされそうだし、そうなればツイッターや通話でいつも仲良くしている人とゴマカレーでシェルを交換、もしくは代理で描いてもらっているのだろうか……と推測され、iRoDoRiの作者が私であることもバレてしまうかな……と思ってあえて逃げも隠れもせず作ったのですが、普通にバレませんでした。びっくりしました。
無名な自覚はあるので、全てのデベさんにバレるとまではいかずとも、いつも仲良くしてくれるデベさんには100%当てられるだろう(むしろ当ててくれ)って気持ちで作ったので……。
ただ敢えてわかりやすく作ったはずなのに、男女ゴだからか逆に惑わせちゃったみたいでそれはそれで面白かったです。もっと即バレするかと思ってました。
2作品提出したこともあって、ボリュームは少なめですが、ゴマカレーだしたくさんゴーストいるだろうしあんまりボリュームあってもあれかなと思って妥協しました。
一応ストーリーは考えてはいたんですけど、内容がアレなので、こんなお祭りの中に混ぜていいゴーストじゃないなと暗い要素取り除いたらよくわからないことになりましたね。
正式公開する時に増やせばいいか……と未来の自分の首を絞めておいたので、数ヶ月後には苦しんでる私の姿が観測できると思います。
K-night_mareを作るに至った理由ですが、私は女性向けゴースト(特に夢系)が好きなので、好みの傾向として男ソロゴが多く、私が作るものもそういうものばかりでした。
ただ、そういうゴーストさんを楽しむときに、ユーザさん=私、というスタイルで楽しんでいるわけではないんですよね。ユーザさんとゴーストのいちゃいちゃを天から見守っているのが私であって、たまにユーザさんに天のお告げをしつつも基本的には私はそこの空間と全く関わらない……というスタイルです。
なので、ゴーストを作る時は、いつも私自身ではなく、「私が考えたユーザさん」とゴーストを頭の中で会話させてトークを生み出していました。ただ、ユーザさんに設定を付けすぎると、ユーザさんに自己投影するタイプの人は嫌かな、と思って出来るだけ無難な性格のユーザさんを想像していました。
ですが最近、ふと(いっそ思いっきりユーザさんに設定をつけてしまいたい……)という欲が出るようになってきました。
ユーザさんがどんな人かわからないと、どんなことをゴーストと喋るのかもわからないし、結果ゴーストも無難な返しをするしかなくなってしまうんですよね。それよりも、「こういう関係のゴーストとユーザ」って決めてしまったほうが、キャラも立ちやすいのかなと。
そういうわけでユーザさんに思いっきり設定をつけてしまおう……と思って生まれたのがメアです。立ち絵まで書いて、もはやユーザさんですらなく一つのキャラクターとして立派に成り立っていますが、メアの考えていることがユーザにはわかったり、Kへの話しかけや行動などを指示してやらせることができたり、逆にKにはなにも指示できなかったり、そういうユーザらしいところがメアが「(設定ががっちり決められた)ユーザ」であることを示す証拠なのかなーと思いながら作りました。
提出してから知りましたが、案外ユーザさんを一つのキャラとしてゴースト化するって案外考えられてるネタなんですね。各々がそれぞれ好きなように想像できるユーザさんも、きっちり設定が決まっているユーザさんも、それぞれにそれぞれの良さがありますよね。
K-night_mareは設定がっちりタイプのユーザさん(?)でしたが、いわゆる夢ゴも作ってまして、私のはじめてのゴースト作品である「きつねつき」などがそれにあたります。女性向けですがよろしければぜひ。
雑談が9割、ストーリーが0.5割という感じです。ストーリーに至っては完結すらしていないので、気長にお待ちいただくか尻を叩いて叱咤激励していただけると助かります。
つい最近、血反吐を吐きながら大型ストーリー更新を済ませたところですので、もしよろしければ……。
Twitter:@nyaaaaan_uk
ブログ: http://lore.kakuren-bo.com
K-night_mareで遊んでくださり、ありがとうございました。
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lost_and_found (842文字)
何条
ワンダーワンダラー社終末旅行企画部LAF調査員管理担当者の名称は『何条』でした。
引き続き終末地域での調査をお楽しみください!
などとキメて颯爽と立ち去る予定でした。逃げ切れたら。
格好がつかないほどバレバレだった気がするので止めます。
この種明かしが辞書のアレとアレして格好良くアレになるはずだったんですよ。なりませんね。
誰も辞書すら覗かないくらいバレバレだった。いいぜ俺の負けだよ…………
総勢90体のゴーストさんたちとの舞踏会、お疲れさまでした。
みなさん楽しかったですか?自分ははちゃめちゃに楽しかったです。夜通し踊り狂ってしまった。
一昨年はギリギリ間に合わなくて去年は全然間に合わなくて、今年はギリギリ間に合いました。
そう。滑り込み組です。オブジェクトではなくバグを見つけてしまった調査員のみなさんには面目が立たない。
いつか修正版の公開ができたら、また当社のご利用よろしくお願いいたします。
しかしやっと念願のゴーストマスカレードに参加できました。
いつも舞踏会の外で指を咥えて見ていたんです。楽しそうだなって。これで成仏できそう。
喜びも束の間、仮面舞踏会慣れしていないお上りさんはまったくマスカレードできていませんでした。
シェルを描いてる時はうわっこれ絶対バレませんわ天才…………っていう確固たる自信がありました。なぜでしょうね。影の描き方を変えたくらいで。逆に気づいていただけましたか。この繊細な変化に。
この油断が舐めプにつながりました。ふつうに好きなもの全部乗せにしてしまった。
我が煩悩のままにドキドキ!終末世界で仮面異形と収集デートをさせてしまいましたね。心身に損害を受けてはいませんか。しかし免責事項ですよ。
こんなペラペラの仮面でも優しく剥がして見つけてくださったみなさんには感謝しかありません。遊んでくださって本当にありがとうございました。
もしまた次の機会があれば、もう少しマシでステキな仮面をつけてこようと思います。
その時はきっとまた、遊んでください。とっても楽しかったです。
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nomine.mp4 (1101文字)
もっしょくし
今回、スケジュール的にかつかつだったのもあり、匿名性を高めるための配慮までは全く手が回っておりませんでしたが、その点状況に救われましたね。
主催もホラー好きなので、そのあたりがカムフラージュになる可能性は考えないでもなかったのですが(それを狙ってテーマを選んだというような能動的な話ではなく、あくまで後付けの勝手な期待として)、 まさか灯製のゴーストが3つも出るとは。お互いにいい目くらましになったのではないかと思います。
ゴマカレ―3企画発表の直後ぐらいで、 ちょうど 私がfreeshell wikiの作業を大々的にやっていたのも、しぇるずかんさんとの関連を疑わせる意図せぬ布石となったようでした。
ということで、もっしょくし作のゴーストは本作「nomine.mp4」1つでした。
技術面、演出面、その他それぞれ工夫した部分を見つけていただけていたので、とてもありがたかったです。
技術面では何ごとかリアクションいただけるかと思っていましたが、ホラー作品として純粋に怖がっていただけた方が想定外に多かったので、まさに望外の喜びというものです。
一方、むしろ笑えたり、面白さが勝った方もいると思うのですが、本作の演出上のモチーフである「投稿動画系ホラー作品」においても、そのような楽しみ方がされるものなので、ぜひ様々な見方の感想をお伺いしたいです。怖がることだけが正しい鑑賞態度という作品ではないので、ご安心ください。
他方技術面については、難しいことをやってやったぜというよりも、それほど難しいことしなくてもこういう表現が可能だよという事こそが見てほしいところだったりします。
本作は、 やろうと思えば「里々とSSP」という今日ゴーストの大多数をしめる構成の機能だけで実現可能です。
まあ可能と言っても、里々でやるかっていわれると私は絶対に嫌なので、楽をするために灯が使われているのですが、理論上里々でもやれます。
もし、その他拙作の仕組みや製作上の工夫などについて関心をお持ちいただけた方は、 本日より5月末ぐらい迄予定で、UKATEC内にて解説記事を 不定期連載 予定です。長くなる為この場では控え、そちらで諸々書いていこうと思っておりますので、よければ暇なときにでもお読みくだされば幸いです。
公開時はtwitterアカウントでも宣伝します(ゴマカレーのハッシュタグを借りてよさそうなら付けますが、邪魔そうならukagakaタグでもつけるかも)。
また、UKATEC自体ご存じでない方はこの機会に知っていただければと思います。
伺か関連コンテンツの技術に関するリンク集兼記事を直接書いてもいいWikiのようなところです。
UKATEC → https://wikiwiki.jp/ukatec/
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Rio (331文字)
ゆり
りおちゃんと会話してくれてありがとうございます。
彼女はユーザと会ってる間しか存在できない女の子です。
自分がそういう存在だと理解しているからこその発言が多いです。
辞書ばれを防ぐためにゴマカレのテンプレ辞書を使って最初から作ったら全然書けなくて死にました。
ストーリーがほんとに思いつかなくて実装できなかったのが残念でした。
中身が追い付いてないんですけどシェルが最高なので穴が開くほど見てください。最高。ありがとうございます。
Twitterでの作者予想で名前が挙がってたりしてにこにこしてました。楽しかったです。
誘ってもらわなかったら多分もう一生ゴースト作ってなかったので感謝してます。
これからもりおちゃんを愛してかまってあげてください。
彼女にはユーザしかいないので。
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RTRTingIron (709文字)
りすな
― ゴースト制作の動機がありましたら教えてください。
ゴリラ:ウホウホ、ウホウホウホ。
(ゴーストマスカレードを通じて、ゴリラについて皆さんにより深く知ってもら
おうと思い制作に至りました。本ゴーストから日本や世界を取り巻くゴリラ事情
について関心を持ってもらえたらと思っています。ということにしておきます)
― 今回のゴーストの注目ポイントはなんでしょうか。
ゴリラ:ウホ、ウホホウホーホ、ウホ。
(特に凝ったことはしていなかったのでトーク数に力を入れました。ランダム
トーク数くらいは参加ゴースト中で一番になりたいと思い、400トーク少し書
いて提出しています。ですが、おそらくより上のゴーストがいると思います。ま
だまだ精進が必要ですね)
― 一週間で400トークも書くのは大変だったのでは?
ゴリラ:ウッホ。ウホウホ。ウホホー、ホ。
(何も考えず勢いで書いたものが大半なので、さほど苦労はありませんでした。
100個ちょっとあるゴリラに関するトークについてはあまり適当なことを言え
ませんので、多少気をつかっています)
― アンドロイドという設定にしたのはなぜでしょうか。
ゴリラ:ウホホホウホ。
(ユーザを効率的にゴリラにするため、ゴリラモードが必要だったからです。
トークを書いている最中は割とその設定を忘れていました)
― 最後に、ユーザの方へメッセージがありましたらお願いします。
ゴリラ:ウホホ、ウホホホ。ウッホ。ウホホウホ。
(少しでも楽しんでいただけたら幸いです)
― ゴリラさん、このたびはありがとうございました。
ゴリラ:ウホウホ。
(ありがとうございました)
※同時に掲載を予定していたりすなさんへのインタビュー記事は事情により中止
とさせていただきます。
閉じる
SNSで出会った迂闊なあの子 (11269文字)
淀橋
いい運動になったでしょう?(挨拶)
このゴーストは「アドとミラ」でお馴染み「竹柏林」さんが公開してくださっているフリーシェル「white_girl_like」に一目惚れして作ったゴーストです。
いやほんともうずっと作りたかったんです。手を付けるまで悶々とした日々を過ごしていました。しんどかったです。
見てください! この可愛らしさと無防備なえっちさが同居した素晴らしいシェルを! 愛してる!
この世のあらゆるシェルに後ろ向きの差分を授けたくなるね。もちろん全てはお尻のために!
上からボン ムニ バァーン! ですよ。ダイナマイトというか核兵器ボディですよ。こんなの許されませんよ! たまらん!
ウチの子以外にもこのシェルを使ったゴーストが生まれることを切に願っています。いいじゃないですか被っても。2人いたら2倍美味しいですよ、きっと。
別に「このシェルなら何でもいい」とか「体が目当て」ってわけじゃないんですよ。でも躰も大事でしょ? ね? どうでもいいけど「躰」って書くとなんかいやらしい気がするね。
あまり押しが強くてもアレなのでこれくらいにしておきましょうね。押すだけ押してちょっと引くのもテクニックです。たぶん。
製作開始当初このゴーストはシンプルなトークをするだけのゴーストでした。
特になんの設定もなく、可愛らしい女の子がひたすら日常の素朴な疑問を口にするゴーストになる予定でした。
しかし、実際にトークを書き始めると少しずつ違和感を覚えるようになりました。
「本当にこれでいいのだろうか」「もっと他に書きたいネタが有るのでは?」「パイタッチしたい」
様々な思考が頭の中で渦巻き、その小さな違和感は少しずつ、しかし確実に大きくなっていきました。
そして、その違和感はある日突然急速に肥大化し、弾けました。
「パパ活ネタで書きてぇな」
ゆるふわでヒラヒラした衣装の世の中を舐めきった女の子が小遣い欲しさにパパ活するゴーストを作るべきなのでは? と。
まさに天啓でした。
「わかる」
脳内に10人くらい存在すると思われる分割思考が、ほぼ全員同意しました。
しかし、そのうちの1人が異を唱えたのです。仮に彼の名前を「健全人格」としましょうか。
健全人格くんの言い分は以下の通りでした。
「貴様らの脊髄反射的で軽率な性への欲望にはもううんざりだ。どうして文明人らしく思慮深い振る舞いをすることができないのだ。そもそもこのシェルを見つけた時に『このシェルは安易にエロゴに使うのは何か違う気がする』と言っていたじゃないか」と。
多くの人格が頭を抱えました。それは確かに事実だったからです。事実は時として残酷なほど無慈悲に人の心を打ち据えます。
そのシェルはあまりに可愛らしく、一口でペロリと食べてしまうにはもったいない上品さがありました。
反論の余地もなく皆が黙り込んだのを確認して、健全人格くんは続けました。
「それに……少し我慢したほうが後々気持ちいいんだ」
健全人格くんは、知的で狡猾で計画的で、少しムッツリでした。
かくして大勢は決しました。「今はちょっと我慢しよう」そういう事になったのです。
結果、パパ活はよりソフトな「SNS上での出会い」という形に置き換えられ、ユーザとゴーストが出会う目的も「共通の趣味の話題を話す」というものに変わりました。
乙女の純潔は、こうして守られたのです。
サムネイルの画像が無駄に不穏な雰囲気なのはパパ活テンションの名残です。迂闊な女の子が酷い目にあう予定でした。危なかった。
でも、この時点では「共通の趣味の話題を話す」普通のゴーストです。
それが、あんな事になってしまったのは触り反応が原因でした。
時は一月ほど前まで遡ります。
それは、ちょっとムラムラしながらシェルの設定を行っていたある日の出来事でした。
問題となったのは触り反応です。とても当たり前のことですが、このシェルはデフォルトで頭はもちろん、胸にもお尻にも、果てには太ももにも触れます。
大変魅力的です。お触りとはかくあるべきなのです。触りたいところに触る。これほどの幸せが他にありましょうか?
しかし、またしても私の脳内で1人の人格が高らかに声を上げました。
「触らせるのか? 我々以外のユーザに?」
仮に彼を「独占人格」と呼びましょう。彼はとても嫉妬深く、自己中心的で、独占欲が強く、そしてスケベです。
彼の言い分はこうです。
「我々は我慢した。今直ぐにでも一匹の猛獣となりこの幼気な少女に牙を剥く欲望を抑えて、だ。」
たしかにその通りです。言うなれば彼らは既に一歩譲歩しているのです。自分の中で滾るマグマのように熱い欲望を、より崇高な目的の為になんとか心の奥底へ押し留めているのです。
「その我々を差し置いてユーザに触らせるのか? あの蠱惑的な谷間を? 食み出でんばかりの尻肉を? 目が眩むような神々しい光を湛えた絶対領域を?」
彼の目は爛々と怒りに燃えていました。ここにいない、まだ見ぬユーザという存在への怒りです。
「それは少々『不公平』では?」
彼のその言葉は理不尽で支離滅裂で、しかし聞いた者を唸らせるだけの凄みがありました。
流石に、この時は分割思考の中でも意見が割れました。
「それは流石に独占欲強すぎでしょ、正直引くわ……」
「いやでもうらやまけしからん」
「ゴーストは触れてなんぼでしょ。これだけ立派なものが付いてるのに触り反応がないのはいっそ冒涜的だよ」
「ユルセルッ!」
場は騒然としました。誰もが「我先にかの少女の柔らかな四肢に触れたい。あわよくばその豊満な胸に飛び込みバブバブチュッチュしたい」という想いを胸に秘めていながら「しかし、えっちなことは自重せねば」という葛藤に心を揺さぶられていたからです。
なにより、みんなゴーストの触り反応が大好きでした。触り反応が嫌いなえっちな人なんていません。
「そういえば、今回からゴーストバニッシュに対する言及があったよな」
ある者がポツリと呟きました。狡猾でムッツリな健全人格くんです。
そうです。このあとがきを読んでいる賢明な読者の皆さんも御存知の通り、今回からバニッシュで完結するタイプのゴースト用にバニッシュ時の特殊処理がテンプレートに記載されるようになりました。
このテンプレートは、ゴーストをバニッシュしても直ぐに元の状態に復帰させることができるすぐれものです。
「私にいい考えがある。触り反応を残しつつ、少女にユーザが指一本触れられない秘策がな……」
こうして、「少女に触ろうとするとユーザが死ぬ」という理不尽な構図が出来上がったのです。
バニッシュしても直ぐに生き返るんだから良心も痛みません。ざまぁみろ。
ちょっと変な仕様は増えましたが、まだ許される範囲です。
しかし、ある者が言いました。
「死亡バリエーションを増やしたら面白いのでは? 触った部位ごとに違う死に方をするとか」
彼の名は「遊戯人格」。ゲームが大好きな人格です。
「昔『雑草』というフリーゲームがあっただろう。あんな感じで次々とユーザが奇妙で理不尽な死に様を迎えるんだ」
彼の言っている『雑草』というフリーゲームは、チュンソフトの『弟切草』をパロディしたノベルゲームです。
主人公の探偵は、その機転を活かして様々な事件に挑むのですが、1つでも選択肢を間違えるとその場で即ゲームオーバーとなるのです。いわゆる死にゲーです。
「触る以外でも死ぬと面白いんじゃない? トーク間隔0秒とか黙ってろって言ってるようなものだろ。そんな失礼なやつは■してもいいな」
興が乗ってきたようです。遊戯人格くんは次々と死亡イベントを作っていきます。このままでは死なないほうが難しいゴーストになってしまうことでしょう。
「今までの死因が記録されるなんてのも面白いな。実績機能もつけよう。実績解除で新しい機能が開放されるんだ。すると新しい死因も増える」
おやおや、彼の良くない癖が出てしまったようです。そう、彼はすぐ詰め込みすぎるのです。やりたいことをありったけ詰め込んで計画を破綻させるのが彼の常でした。
「楽しくなってきたぞ!」
よかったですね。
かくして一発ネタだった死亡ネタは、当初の予定よりも遥かに膨れ上がり、ゴースト開発が締切に間に合うか怪しくなってきたのです。
まぁでも、これでもまだ頑張ればなんとかなる範囲です。
「ファミレスなのに何も食べないの?」
おやおや? また何か余計なことを宣っている馬鹿がいますね。
彼は「純粋人格」といい、キワモノ揃いの人格たちの中でも比較的ピュアで穏健派です。女の子が幸せそうな顔をしているのを見るのが好きな変わり者(?)です。
彼の言うファミレスとは舞台設定のことで、パパ活ネタを思い付いたときの名残でユーザとゴーストが出会う場所がファミレスという設定になっていました。そういうエロゲを最近やったのです。罪深い。
「女の子が、いっぱい美味しいものを食べて幸せそうにしてるところが見たいよ……」
出ました。『いっぱい食べる君が好き』です。美少女に美味しいものを食べさせるのは、ストレス社会を生きる現代人が幸福感を高める為の手軽な手法の1つです。『自棄食わせ』です。よくよく考えると今まで作ったゴーストも、皆何らかの形で食事をさせる機能を仕込まれていたような気がします。いや、気のせいかもしれません。
「見たいよぉ……」
こうなるともう梃子でも動きません。食事をする機能をつけるしかないでしょう。
いえ、何も新しく機能をつける必要はありません。ちょっと食べ物を話題にしたトークを付ければそれっぽくなることでしょう。
「なるほど、ではファミレスらしくメニューから注文する機能を付けよう。注文した内容によって料理が届くまでの時間が変わるんだ」
おいばかだれかこいつをだまらせろ
「料理が届いてから食べ終わるまでの時間も管理して、食べている間はその料理に関するトークをするんだ。どうだ臨場感があるだろ?」
またしても遊戯人格くんの興が乗ってしまったようです。たちまち事態は混沌としてきました。
「頼んだら死ぬメニューも作ろう!」
もう勝手にしてください。ともかく予定外の「少女に美味しいものを食べさせる計画」が始動したのです。してしまったのです。悲劇です。
もうこれ以上酷い事にはならないだろう。誰もがそう思っていました。
「ところでこの『共通の趣味』ってのは何にするんだい?」
おっと不穏な空気が漂ってきました。発言者はトークを書くのが大好き「執筆人格」。
「決まってないなら『伺か』にしないか? せっかくゴーストマスカレードなんだからさ」
なるほど、いいことを言いました。ロクデナシ揃いの人格共と思っていましたが捨てたもんではありません。
確かにゴーストのイベントである以上、ゴーストの話題をするのが相応しいでしょう。
普段は少々気恥ずかしくて口にすることができない「お世話になったゴーストへの感想」なんかを書くといいかもしれません。
「では、トークの種類も増えてきたしトークフィルタでもつけるか」
……なんですって?
「我々の感想なんかよりも少女の食事をまじまじと観察したい者もいるかもしれない。逆もまたあり得る。はたまた普通のランダムトークが見たい人だっているだろう」
それはそうかもしれません。しかし……しかし締切は刻一刻と迫ってきているのです。
「メニューにトークフィルタの項目を加えないとな。しかし、機能が増えるに任せて乱雑に配置されたメニューは見るに耐えん。どうだろう、これを機にメニューレイアウトを一新するというのは」
……この馬鹿は「機能人格」といいます。
システムのレイアウトやUI、ユーザビリティを整えることに至高の喜びを感じる人格破綻者です。死ねばいいのに。
「大丈夫だ。マスカレードのゴーストテンプレートからは乖離しない程度のビジュアルに抑える。匿名性もバッチリだ」
そういう問題ではありません。そういう問題ではないのです。しかし、もう彼を止めることはできませんでした。
こうして「マスカレードのゴーストテンプレートのビジュアルを維持したまま、ある程度メニューレイアウトを整える」という妙に繊細かつ無駄な作業が発生してしまったのです。死ねばいいのに、私の脳味噌。
以上、様々な困難を乗り越えてこのゴーストは完成しました。正直もうダメかと思いました。ダメなのはテメェの頭の中なんだよな。
実は、これ以外にも幾つか思い付いたけど実装しなかった機能があります。
「2周目以降の導入部分の変化」
死亡実績に応じて導入を少しずつ変化させるつもりでした。ループ物みたいな感じで。いいですよね、ループ物。一時期同人界隈で妙に流行りましたけど、ありゃなんだったんでしょう。
とにかく、そんな感じの細かいシチュエーションの変化を盛り込むつもりだったのですが、そこまで手が回らずに断念。
地味に周回するたびに待ち時間に飲むコーヒーの量が増えていくのはその名残です。気付きました? いや、たぶん2周目以降は導入スキップしてると思うんで気付かなくてもいいのです。気にしないでください。
死にまくった人は、きっと導入で胃が荒れるほどコーヒー飲んでると思うので、胃と命は大事にしてやってください。
この内容については、そのうち実装したいです。
「トークチェイン」
トークとトークを紐付けて会話している時の「様々な話題に話が派生する」感じを再現しようとしていました。
具体的には、トーク表示時にユーザ側の相槌となる選択肢を出し、選んだ選択肢に応じて別のトークが呼び出される、とか。
辞書アンカーから別のトークに飛んだり、飛んだあとトーク予約でさらに別の話題にリンクする、とか。
その時の状況(食べている料理や前回の死因など)とその時に話した内容から新しいトークにに派生する、とか。(ex.サラバダー死の後サラダの話をするとユーザはサラダがトラウマになっている、みたいな
これをすべてのトークに対して行い「トークネットワーク」的なものを作って、暇つぶしにWikipediaを閲覧するときのような「いつまでも読むことが楽しめる」仕組みを作ろうとしていました。無理です。早々に諦めました。
トークで勝負すると決めた段階からあった構想だったのですが、1番最初に生まれて1番最初に投げ捨てられることとなりました。悲しいですね。
時間に余裕ができたら実装したいです。
「トークの臨場感」
トークで勝負する要素その2。
なんとなく自分の中にある理屈として、ゴーストにおけるリアリティを表現する簡単な手法として「参照すること」っていうのがあると思うのです。
たとえば、起動時の「おはよー」とか「こんちわ」みたいな一般的な挨拶。これが実際の時間に合ったものだと、本当にそのゴーストと一緒に生活をしている気持ちになりますよね。これは「時間」という情報を参照しているからだと思うんです。
ゴーストを長く起動しているとだんだん仲良くなってトークの内容が変わる。これも嬉しいですよね。これは「起動時間」や「好感度」を参照しているからです。
つまり、ユーザの認識している、あるいはユーザの周囲を取り巻く何らかの情報を参照することが、わかりやすくリアリティの実現に繋がるんじゃないかな、と思ったのです。
だから、今回はいろんなものを参照して、トークの臨場感を高めていこうと思っていました。
先述した「今食べている料理の話題でトークをする」というのもそのひとつです。この場合は、ユーザが注文した「今食べている料理」を情報として参照していることになります。
なんとなく実際にファミレスで料理を食べながら駄弁ってる空気が出てたらいいなぁ、と思っています。出てない気がしてきた もうだめだ。
そんな感じで他にもいろいろな情報を参照する予定でした。
ランダムで変わる着せ替えの状態を参照して彼女の容姿を話題にしたり、喋り間隔を参照して「話過ぎたからちょっと休憩」みたいなことを言ってみたり、注文の待ち時間を参照して「まだ頼んだ料理が来ない……」みたいなトークを作ったり。
いろいろ考えていましたが、全部お流れになりました。頑張りが足りなかった。次は頑張ろう。
うわ、なんか真面目に語り過ぎた。恥ずかしい。この話は終わりにしましょう。やめやめ。
これも気が向いたら実装したいです。
他にもあった気がしますが、忘れた方が精神衛生上よろしいのと、あまり未練がましいのもアレなのでこれくらいで。
あとなんだろう。匿名性を高めるためにやったこととか。
レイアウト云々のところで言っていたように、今回はなるべくマスカレードのゴーストテンプレートのビジュアルを維持することを意識しました、最初の内は。
「とりあえずプレーンな感じにしておけばバレへんやろ」みたいな感じで。
でも色々盛り始めたあたりでなんかゴテゴテしてきました。困りました。
結局、「おもしろさ的ななんかふわふわしたもの」と「匿名性」を秤にかけた結果、「ふわふわしたもの」が勝ちました。ふわふわしてるのに。
いちおう見た目はシンプルに仕上がったけど、辞書見られたらお陀仏だなぁ、みたいな仕上がりです。
他には、匿名性のためにやったわけではありませんが、ゴーストを作るたびに毎回いつもと違う辞書の書き方をすることを心掛けています。
まだまだ私はゴースト開発を始めたばかりの素人なので、自分に合った辞書の書き方を模索中なのです。
だから、いつもはsakuraスクリプトで書くところを里々の関数を使ってみたり、引数区切り文字をいつもと変えてみたり、descript.txtで定義していた内容を辞書内で定義してみたり。
実際に自分の手でやってみないとそれぞれのメリットデメリットがいまいち理解できない人間なので、思いついたことは片っ端から試しています。
そんなわけなので辞書に統一感がない感じはあるかもしれません。いろいろ継ぎ接ぎでゴテゴテです。
里々にもまだまだ慣れていません。他の言語で出来たことが出来なかったり、出来ないと思っていたことが実は出来たり。
普通にforループができること最近知りました。今までジャンプを組み合わせて無理矢理やってました。「えぇ……」って感じですよね。自分でもドン引きです。出来ないわけないだろ常識的に考えて。というか他の人の辞書読んだときに普通にあっただろ。
いや本当に勉強するの苦手なんです。調べるのとか億劫ですぐサボってしまって、自分の頭の中にある範囲で適当に書いてしまうんです。実験は大好きなんですけど。
あー、なんかまた真面目な話をしてる。恥ずかしい。やめにするか。やめやめ。おっぱいの話とかしよう。
ちなみにこの文章は音声出力で書いています。情緒不安定気味に見えるのはそのせいです。嘘です。
栞里ちゃんの話していいですか? いいですよね。します。
まず名前なんですけど、伺かの話を「共通の趣味の話題」にすると決まった時点で少女の名前を伺かっぽくするのは決まっていました。
名前は覚えやすいのが一番です(諸説あります)。殺人事件の一番最初の犠牲者は「ジョバンニ・ジコール」とかがわかりやすくていいのです(いい名前ですねアレ 好きです)。
そんなわけでSHIORIから一文字もらって「栞」、里々から一文字もらって「里」、あわせて「栞里」という名前に決定しました。「しおり」って名前、響きがいいよね。なんかいかにもお淑やかな女の子って感じで興奮する。めちゃめちゃにしたい。好き。
苗字の「尾白」はなんとなく韻を踏んだ音にになるものを適当に選びました。オジロシオリってなんか口にしてて気持ちよくありませんか? そうでもないか。うーん。
あと、フォルダ名の「Oshiori」は尾白のイニシャルの「O」だけをとって名前とくっつけたものです。何となく一見「Oshiri」に見えませんか? お尻っ!
お尻の話をしましょう。みんなそれが一番印象に残っているはずなのです。本当か?
今回、この素敵なフリーシェルを使わせてもらった理由は当然このお尻なのですが。愛してる。このゴーストを作るにあたってお尻の露出はかなり抑えました。
いやなんでだよ、って感じですけど。ほら、希少性が増すとよりありがたい感じがしませんか?
これはサーフェスの表情についても言えることだと思うんですけど、自分がカワイイ!と思った表情はなるべく使用する機会を絞るようにしています。その方がたまにその表情がチラッと見えた時に幸福度が高いと思ったからです。思っただけです。実際どうかは知りません。
そんなわけで今回この可愛らしいお尻が見られる機会は導入とドリンクバーを取りに行くときしかありません。
そのうち触れる(触れるとは言っていない)のはドリンクバーのトークの時のみとなります。お尻を触って死んだ人はえらい。
おかげで肝心のお尻はほとんど拝めませんが、これもまた緻密な計算に基づく深謀遠慮の結果なのです。
私以外の人間に彼女のお尻を見せたくなかった、とかではありません。
もうちょっとお尻の話をしましょう。お尻愛してる。
彼女のお尻、あぁ駄目だ感想書くためにサーフェス画像開いたらムラムラしてきた、お尻自体もとても魅力的なのですが、ここは一度その視点をグッと引いて彼女のお尻、可愛らしいお尻を隠しているヒラヒラした薄布にも目を向けて欲しいのです。
スカートのことですよ? もう一つの布は神秘のベールに包まれているのですから。あぁでもそのうちスカートめくりとかたくし上げとか出来るようになって欲しいですね。私くわえたくし上げが好きなんですよ。なんとかなりませんかお父様。なりませんか。そうですよね。(-1)とかでそのうちスカートめくりイベントでも付けましょうか。お決まりですね。最初に考えた人は天才だと思います。みなさんパンツはお好きですか? 好きですよね。嫌いならこんなもの読んでない。ここまで読んでるあなたはえっちな人のはずだ。パンツ何が好き? 子供パンツ? ローライズ? ハイレグ? 栞里ちゃんはどんなパンツはいていたらいいと思う? 私はやっぱり王道を行く白地に小さなピンクのリボンがアクセントで付いた可愛らしさのあるベーシックパンツかな。やっぱり全体の色彩との統一感も考えるとそれがいいと思うの。ところで呼び方はパンツ? パンティ? ショーツ? そこらへん未だに詳しくないんだけど。とにかく我々を狂わせるあの魔の三角地帯のことね。縞パンもいいよね。やっぱり色は水色? 意外とこの服装と組み合わせても悪くないのよ。試したもん。薄い色彩同士ならケンカしないし、水色が映えてビビッドな感じが非常に良い。黒レース? 欲張りだなぁ。もうそれ要素盛り盛りって感じじゃない。でもそれもいいよね。意外性と背徳感はいつだってエロスの重要なスパイスだ。ノーパン! そういうものもあるのか! 迂闊ってレベルじゃねぇな! でもいいよ。バレないようにモジモジしながらエントリーしてくるその様、実にグッドだ。席に座った時に素肌が冷たい座席に触れて「ひゃっ!?」ってなるのもいいよね。でもやっぱりノーパンはまだ早いよ。今後じっくりと仲を深めていってから、ね?
違う。
パンツの話じゃなくてスカートの話だった。 実はこのシェル、スカートが二重構造なのよ。濃い色のメインスカートと、薄地のヒラヒラの部分それぞれに当たり判定があるわけ。これをね、なんとか有効活用したかった。なんかグッとくるじゃないこの当たり判定。ね? 膝の当たり判定も捨てがたいよね。やめよう、また話が逸れる。
でもね。上手いネタが思いつかなかったの。そりゃもう無念も無念よ。こんなに素敵なのに。その素敵さに思考が追い付いてない。
なんかね「1枚ずつ剥ぎ取れたらいいなぁ」みたいな直情的なことしか思いつかない。発想が浅い! ガッデム!
もっとこう味わい深い活用法が欲しかったのです。アイディア募集中。
いやしかし、スカートの上からでもはっきりわかる見事なお尻、いいね。
普通に触り反応を付けるとしたらまず「撫でる」。セクハラの基本だよね。
次にダブルクリックで「叩く」。叩いてビクンッってなるのが好きなんだなぁ。ファミレスでスパンキングするとかどんなシチュだよ、って思うけど。
地味にトリプルクリック以上も対応できるから、連打したらエスカレートする仕様もいいかもね。
ここからが問題で、マウスホイールの反応をどうするか。
私ね、マウスホイール反応が好きなんですよ。口にホイールクリックでキスをしたり、肩に下ホイールで抱き寄せたり、ホイールを使う触り反応ってさり気なく対応してるとグッとくると思うんですよね。好き。
そこでお尻にも何か専用のホイール反応を付けたいが何がいいか。
上ホイールで「撫で上げる」とかいいかなって。ツツーッって。普通のなで反応とはなんか違うエロスを感じない? でもこれは背中とかの方がいいかもなぁ。
直情的に行くならホイールクリックで「捩じ込む」なんだけど、とりあえずこれは今は封印で。物事には順序ってものがあると思うの。
下ホイールはやっぱり「剥ぎ取り」だよね! スカートの触り反応と被ってる? でもやりたい。これも時期尚早な感じがするけど。
そんな感じでお尻に対してやりたかったことのコーナーでした。ぱちぱちぱち。
続けておっぱいの話をしようと思ったけど、なんか急に冷静になった。いえ、なりました。このテンションでおっぱいは無理でしょ。
えー、なんでこんなにこのシェルに惹かれるのかというと、彼女のスタイルとか柔らかい表情とか色々理由があると思うんですけど。
個人的には、色合いが美しいってのがけっこう重要なんじゃないかなと思ったわけですね。
何処で聞いたかは忘れたのですけど、デザイン関係だかなんだかの色彩のルールで「5:4:1」って言うのがあるらしいのですよ。そうだっけ?
全体の色のバランスの比率を表していて、メインになる色が5割、サブの色が4割、アクセントになる色を1割のバランスにすると統一感が出る、という話です。たしかきっとめいびー。
このルールをこのシェルはしっかり満たしているんですよね。メインが白、サブがピンク、アクセントに瞳の青、って感じで。
この統一感が「なんか見ていて気持ちいい……」って感覚を生み出している気がするのです。気がするだけです。真に受けないでください。適当なこと言っているだけなので。
今まで自分では割と半信半疑くらいの気分でその話を聞いていたんですけど、実際に目の当たりにするとなかなか効果が実感できることが分かったので、この感覚は今後着せ替えとかで活かしていきたいですね。よーし、なんか意識高そうなことを言えたぞ。
ここまで書いて一度休憩入れたんですけど、一度休むとダメですね。勢いがなくなっちゃって。
仕方ないので最後にこのゴーストの今後の更新の話をして終わりにします。今何文字だろうな、とか心配になってきたのもあります。すごく心配。
えーと、まず更新。します。
いつからかは未定ですが、更新開始したらTwitterで告知します。たぶん。
内容は一先ず健全路線でいきます。
今出来上がっている範囲をもうちょっと調整して丁寧に仕上げたら、黒服さん抜きのデートモードを実装したいなと思っています。いい加減普通に触りたい。一応現状でもユーザ性別を男性以外にすると一部の部位は触れるんですけどね。気付きました? いいんです気付いてなくても。大事なことだけど私さえ知っていればそれでいいのです。
そんな感じで触り反応を充実させて、トークも増やして普通のゴーストとしてのパワーアップを優先したいです。
何故かトークフィルタが先に実装されてしまったので、今ある以外の話題を追加するのもいいかもしれません。
以上! 今後も栞里ちゃんと一線超えない範囲で仲良くしてあげてください!
いいかな? 言いたいこと全部言ったかな?
読み返して確認するか? いや確認したくないな。なんか改めて思い返すと恥ずかしいし。忘れよう。
出すか。出そう。はい、提出ぅ!(記録はここで終わっている
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THE WRAITHALICE (2580文字)
リタ
Am I busted...?
《THE WRAITHALICE》作者のリタです。…って言いきっていいのかしら。
暗黒三姉妹時代にユーザ、触れるのもそれ以来、ゴーストを作るのは無論初めて。
無活動の新人であり、初作品にしてラストナンバー。
故に、匿名性は最初からスルー。
to tell the truth
半年ほどの入院を余儀なくされました。
生きていくのに少し不自由な体になりました。
幼い双子の片方を亡くしました。
うかどんはじめました。
but however
古き悪しき友人たちの願いであり、気遣いであり、空虚だったから。
①現行のゴーストに触れる
→本流はゆみる先生から学ばせて頂きました。
《マスターシェルについて》
更に、ゆみる先生に無理をお願いして描いて頂きました。
最新鋭の素晴らしいシェル、本当にありがとうございました。
「かん違いしてる奴が多いがシェルは単なる立ち絵じゃない。
作者の妖力を爆発的に高める栄養剤(エサ)なのよ。
②引き継いだ悪魔全書の解析(※身内の作品群)
→独創的かつ優れた要素を継承する
・表情やトークに揺らぎを持たせる
・anotherフォルダを使用しない別人格の実装
・ネタの応酬
・苦渋の断捨離
「もう後戻りはできんぞ
見終わった辞書は削除っちまったからな。
③悪乗りしすぎな元老院
→実装する仕様などを好き勝手に議論
・偽AIの選定(美坂って動くの?)
・シェル枚数
・アニメーションの是非
・触り反応の是非
えっちなのはいけないとおもいます派
えっちじゃないといけないとおもいます派
エロ機能だけで保つほど世の中甘くない派
スカートめくりは実装派(発生確率5万分の1)
→触り反応は実装せず、丸く治まるシェルを別途用意する。
・キャラ属性の持ち寄り(おやつは一人3つまでだぞ)
「今のままじゃ100%エターナる。
試作版はおろか、起動さえな。
too fucking,they are...
キャラクター属性
00.サルビア(色):アメティスティナ(紫)
01.萌え:双子、姉妹、百合
02.ノリ:厨二病、変な語尾、ネットスラング、ほのぼの
03.好きなもの:可愛いもの、肉、米、マッチョ29、クリスベクター
04.嫌いなもの:アボカド、プロテイン、栗、ハッカ、貝、ホルモン、軟骨、餅、卵白、蒲鉾
05.好きな電動工具:makita18V Li-ionシリーズ、科学サイド
06.職業:女子高生(女子大生)、カフェ(スナック)アルバイト
07.好きな親父:大神博士、フォムト・バーガー、マック堺
08.愛読書:ラーメン発見伝、ワンパンマン、うしろの正面カムイさん
09.歌が好き、好きな歌手:岡野昭仁
10.マイメロディ(サンリオのキャラ)にやたら詳しい
11.好きな上がり役:一気通貫、三暗刻、七対子
12.(回答無し)
13.地方旅行、静岡県民、しずな~び推し
14.全体的に懐かしいやつ、銀狼怪奇ファイル、ジャンパーソン
15.趣味:自作PC、クソゲー、ソロキャンプ
16.一人称:あたし
17.メニュー非搭載
18.愛と勇気と希望(勧善懲悪物理)
19.相互確証破壊、カップやきそば現象、アリス症候群
20.(担当者)
21.スリーカード占い
No.Ⅵ Lovers 情熱,絆(誘惑,空虚)
No.Ⅷ Justice 公正,決断(不正,一方通行)
No.XX Judgement 奇跡,復活(悔恨,再起不能)
「はんぱな設定は逆効果だ...(どう処理しろっていうんだ…)
BANG☆ミ
④姉妹艦
コンセプト別に3つ作ることになってしまった。
Wraith{
Maria:※旧作→ソロ仕様,初の試み
Xena:全部乗せ,ディアゴスティーニ的な
Alice:全部無し,メンテ及び更新の手軽さに全振り
}
プロトタイプ用に作成したシェル及びバルーンは、そのうち公開予定。
※WraithMariaという過去作品が見つかる。
because...
以下、ネタバレ?や常人には理解しがたい思考により精神汚染をきたす恐れがあります。
「アンタ、もしかしてまだ
自分が死なないとでも思ってンじゃね?
⑤未実装/彼女の正体/トーク/今後→年内に通常公開できたらなぁ…
本来の仕様は《ネットワーク更新時に人格が入れ替わる》
キャラクターの根幹を司る要素なので理想形を追求する。
究極のゴースト(アルカナ22番)に至る可能性のあるプリンセス(0番)の
アップデートファイルとなることを運命づけられているゲートキーパー(20番)
性能は0番のspecを参照し絶対値が上方修正される他、未知のskillを所持していたりする。
死ぬ(0番にラーニングされる)と次の20番が転送され、過去の姉と対峙し続ける。
wraithは幽霊(ghost)の意、aliceは一般的な女性の名前。
効率的なゴースト制作の鉄板は、データの複製(クローン)からの改竄であろう。
運命の輪を外すために、淘汰される方の人格があえて残されたのだとしたら。
勘のいい術師のガキな方は、もうお気づきかと思いますが…
今回標的にされてしまった立羽さん《Dream of butterfly》の面影ありますでしょうか。
(余談ですが、私はあまり進展しすぎない距離感で一緒にいてもらうのが好きです!)
《Water Surface》《また部室でね》にも当てはまりますが、コミュニケーション?ユーザケア?関連が絶妙です。
そっち方面は安心して、今後も縋って肖って、癒して頂きましょう。浅木立羽是世界的。
うちがその辺を躊躇なく切り捨てて、First的な、退かぬ媚びぬ省みぬな内容に特化できるのも恩恵に与っているからこそ。
トークの内容については、部分的にシンクロ、フラグ回収、すれ違い、二律背反するようになっていたりいなかったり。
片方がダイエットに励み、もう片方が暴食に走るのでバランスがとれる(プラマイゼロ)そんな関係です。
揺らぎを発生させたり、複数作ったり、できるだけ短文にしたり、B面を考えたりと通常より面倒なうえ
私自身はLAWに傾倒している様で、CHAOSなネタは出来の悪い脳内エミュレーターを通す為苦手です。
ちょうどWEB企画に乗っかる形で重い腰を上げたわけですが、
一番の理由は体調面です。最近では常時痛み止めを服用しています。
この先、記憶を失っていっても、思い出は残しておきたい…。
「何か」から始まって、みんなで作って分かち合うのは楽しかったですね。
XX年間、仲魔でいてくれてありがとう!
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あなたにいやしを (1212文字)
Nao
あとがき
あなたにいやらし……いやしを がコンセプトのゴーストでした。たいへんわかりやすいですね えっちなのはいいことです
実際適度にえっちなものを摂取するのは精神衛生上いいですよね 疲れた時にこそすけべを補給するべきなのです
というわけで、しろのわーること作者のNaoです。今回のゴマカレー3では「全年齢」の指定がなく、単に「イラストでの直接的な性器、性交の描画は禁止」としか制限されていなかったため、思い切って直球のエロにしてみました。(個人的にエロの方が創作のモチベーションが上がるともいう)
作者当てではSHIORIとしてYAYAを使っている点からわりと多くの人に当てられていた気がします。一応絵柄から推測されにくいように、あえてドット絵でシェルを描いてみたのですが……(あとうっかりweb拍手のURLをそのまま辞書内部に残してしまうというミス……回覧板で指摘されたときには冷や汗をかきました)
久しぶりにドット絵をぽちぽちしましたがやっぱり楽しいですね、次はドット絵のアニメーションにも挑戦してみたいです。
技術的なことを言うと、感想でも指摘がありましたが地味にシェル定義で表情も着せ替えパーツに入っているというちょっと不思議なことをしています。
これは(もしかしたら他に回避方法があるのかもしれませんが)シェルをアニメーションさせたまま表情を変えるための解決策でした。
今回のシェルは常にふわふわとアニメーションしていますが、この状態で普通にsurface番号を指定して表情を変えようとすると、surface番号が切り替わるたびにアニメーションが初期化されてしまって不自然な挙動になってしまいます。
しかし着せ替えの実行ではこれを起こさずにシェルを変更できるため、全部の表情を着せ替え指定で実装しています。
今回は作業時間がシェル作成含めて3日+α程度しか取れなかったため(そのうちシェル作成に2日以上かけているのでゴースト作成は本当にギリギリだった)、実装機能を大幅に制限してあくまでコンセプトを表現することだけ意識して作成しました。ゴマカレーの性質からさっと起動して印象に残るタイプの方が企画に向いている気がしたので、これはこれで良かった気はします。とはいえ起動していてちょっと物足りないと思うところもあるので、後々触り反応などは追加を行う予定です。
twitterや掲示板などいろんな場所でたくさんの感想やイラストを貰えてとても嬉しかったです。特にエッチだ!とかすけべ!おっぱい!みたいなコメントを見るたびにまにましてました。すけべあれ。
このイベントのおかげで創作意欲がだいぶ湧いたので、また色々と創作に取り組んでいきたいですね。
ちょっとしたtips:
着せ替えメニューからでも可能ですが、胸を三回触ると直接見せてくれます。
ちなみにあの服は天使長(上司)の趣味です。ミリエルはあれが制服だと思い込んでいますがそんなことはなかったりする。
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いただきます、ごちそうさま (3086文字)
ごーとう
ごーとうです。
前回のゴマカレー2に続き、2回目の参加となりました。
いただきますとごちそうさまはきちんと言えるといいよね、というゴーストでした。
折角の場なので長々と語ります。よかったらお付き合いください。
●バグのこと
なんと初回起動中だけ献立が取得できないというバグがありました。
貴重な第一印象が…と思うと涙が止まらないです。
バグ修正に関しては更新してよい様子だったので、11日の明朝に更新をかけております。
まだ起動してない、という方がもしいらっしゃったら、更新をかけてから起動していただけたらと思います…。
●いただいた感想のこと
おかんとかママとか呼ばれてそうなゴーストにしたかったので、「この子おかん?」「おかあ…お兄ちゃん」「ママ!!」という感想を見かけることができてとても満足です。
ありがとうございました! やったー!
●ストーリーのこと
流れでお兄さんにもてなされてたら、なんか妹に恨まれた…かと思いきや、結果ユーザへの対抗心によって妹は兄へ少し素直になれて、どうやら兄妹仲がマシになったみたい、よかったね~!というストーリーでした。最終フェーズ以降は、変わらず「時々夕飯を御馳走になる来客」として接していただくもよし、「6人目の家族」として妹の嫉妬を加速させて頂くもよしかなという感じです。
●シェルのこと
絵柄を偽装しようとしたのですが、バレバレだったようです。(ありがたいことです…!)
「偶には大きいシェルもアリかな?」くらいの気持ちであのサイズにしたのですが、「でかい!」「倍率替えたらバルーンも小さくなった!」との感想をいくつかお見掛けして、ちょっと反省しました。
SSPですと、オーナードローメニュー>設定>本体設定>ゴースト(2) から、バルーンの倍率をシェルの倍率と連携させないよう設定が可能ですので、大きく感じた方はその設定をした上でシェルを縮小していただければと思います…!
(元から小さく作っておけよという話ですね!)
●作者予想と偽装のこと
偽装については、下記の辺りを意識して挑んでおりました。
・初回起動が長くなりがちだったので、初回起動を簡素にする
・選択肢の提示を1つのバルーン内の下部で行いがちだったので、\1のバルーンで提示する
・大きいバルーンでメニューをだしがちだったので、小さいバルーンにする
・シェルの絵柄や塗りを変える
・普段とメニューの作り、視線差分のアニメーションの呼び出し記述を変える
が、感想を拝見していると、これらはほぼ意味がなかったように思います。
僕だと予想してくださっていた方は、下記の辺りから推理してくださっていたようでした。
ありがたいなあ、面白いなあという気持ちでございました。
・デフォルトバルーン内にトークを納める
・\n[half]で改行を挟む
・バルーンブレークで視線を戻している
・キャラクターの既視感
●上手く描き切れなかった部分の補足とか
もしかしなくても蛇足な項目ですが…。
ゴースト内でうまく描きなおせればいいのですが、改修する予定がないので書いておきます。
・フェーズ0のトーク05で若干触れていますが、この兄は上の兄に対する対抗意識があり、「上の兄よりも妹に懐かれたい」という気持ちが若干あります。世話焼きは性分でもあるけど、「必要として欲しいから」世話を焼いている一面があります。
・フェーズ1のトーク10で若干触れていますが、ユーザがゴーストを起動することで妹を乗っ取る、というややメタな設定です。ただ、彼ら側の時刻はユーザには選べず、決まって妹の帰宅のタイミングになります。
・妹がユーザにそうして乗っ取られてしまうことになったのは、トークにあるようなストレスやトラウマに因るものではなく、「いただきます」「ごちそうさま」ときちんと感謝を述べずに過ごしてきたので、バチがあたって時々夕飯が食べられなくなりました!程度のものです。
・フェーズ2のトーク12で若干触れていますが、妹は過去に、下の弟にこの兄を取られた感覚になったことがあります。以来、妹側も兄の気を引こうと、不器用なりに必死な感じです。なのでイベント4で、「なんで自分の別人格にまであいつを取られなきゃいけないの」と怒ります。
・男ソロゴですが、男女向けのつもりです。とはいえ男性受けはしなさそうですかね…! ユーザが女性でも男性でも、彼からの接し方は下の妹/弟に近い存在として変わらないイメージです。性別を設定できるようにするか迷いましたが、イベントが長くなるので省きました。
・兄⇒妹への感情は、一般的な「妹思いの兄」くらいのものですが、妹⇒兄への感情は結構重めです。イベント3で登場する妹のスマホのパスワードは、兄の年齢(21)+誕生日(0817)。フェーズ3のトーク18では、色々と理由をつけて兄にピアスという名の一生の傷を作らせようとしています。フェーズ5では妹がしているピアスに触れるトークがありますが、ペリドットは兄の誕生石です。わあ…。
●反省とか
readmeに記述した通り、献立の名前はレシピサイトから取得してきているのですけど、これ、パッと見単語群からランダムで選んでるのと変わりがないのですよね。「栄養バランスを考慮した凝った料理を作ってくれる」という表現のために、このゴーストの売りくらいのつもりでつけた機能だったものの、そもそもあまり気付かれなかった印象です。わざわざ取得してくる仕様にした意味があったのかは、ちょっと微妙だったのかもしれません。初回起動で上手く取得が行われないバグも出ておりちょっとへこみました…!
また、フェーズ3のトーク05でボソッと言う「性欲も無い」という情報で、「あくまで家族、兄」「もし彼に恋愛的に魅力を感じていただいたとしても、恋愛やそれ以上の関係に至るのは困難」ということを示唆したかったんですが、ちょっと中途半端だったかなと思います。別に性欲=恋愛でもないですもんね。どんなに魅力的に感じたとしても「あくまで家族だから」みたいな、そういう絶妙な関係が好きなんですが、上手く描けなかった。
●おまけ:別のゴースト「bro.M」で登場する「友人H」のこと
この「兄」は実は、別のゴースト「bro.M」で登場する「友人H」です。
彼について掘り下げるスピンオフ的な作品として作成しました。
気付いてくださっている方もいらっしゃって大変うれしかったです。
「この人ゴーストマスカレードに何しに来てるんだ…?」って思われたら怖いなとは思いつつも、ゴマカレー2に「Hey,Jack!」で参加した時と近しいことをやりました。お付き合いありがとうございました。
彼のホントの名前をご存知の方は、兄の名前をそれに設定してイベント1を見ていただけたら、一応答え合わせができます。(初回起動時も反応します。このイベントを見てくださった方も1人お見掛けしました! うれしい…)
因みに、「友人H」と容姿を一致させるためだけに「エプロンとって」があります。
お気づきの方がいらっしゃるかはわかりませんが、こちらのゴーストの作成にあたって設定を練るうち、bro.M中の彼の設定と異なっている箇所がいくつかあります。これについてはbro.M側を修正していく予定です。ここから「別人?」となった方がいたらスミマセン…!同一人物です。
●今後とか
フェーズ5以降のトークをたまに増やせたらいいなあと思っております。頑張れたらストーリー部分のトークの修正も。
もしよろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。
以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
ごーとう
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いちゴーストにすぎないのだから (1252文字)
ななっち
たまにメタメタなゴーストを作りたくなるので、今回は公開までいってみました。
テーマはゴーストがキャラクターとして感じている起動時間とシステムが無機的にカウントする起動時間とは異なっているのではないだろうか、というところからです。
しかし本当にいちゴーストにすぎないことになってしまって驚きですね。
10分起動してもらえただろうか…
素敵なフリーシェルに、ハイライトの消えた目の差分があるとちょっとうれしくなりますね。
本企画の公開時点でこのゴーストにはあんまりデレ要素的なものは無いですが、ハイライトを消して頬を染めるの差分が私は好きです。
彼女はあざといことができないのもあって、どうせ起動してもらえないと思う反面、頑張って間をもたせるためにネタを出そうとしているところが可愛いです。
各種ネタバレの前に自己紹介です。
「奏でる日常の音色」「あおいリボンのあおいさん」「よめきつね」「ユグドラシルチェリィ」など
キャラクターと一緒にいる雰囲気を楽しんだりいちゃいちゃしたりするゴーストを主に作っています。
もしご興味があれば、ゴーストの公開サイトを覗いてみていただければと思います。
またSNSのアカウントも載せてみますので、お気軽に話しかけてみていただけると嬉しいです。
【サイト】https://nanachi.sakura.ne.jp/
【twitter】https://twitter.com/kanade_lab
【Mastodon】https://ukadon.shillest.net/web/accounts/8
【web拍手(リンクをたどると拍手になります!)】
http://clap.webclap.com/clap.php?id=nanachi_ukagaka
ここからネタバレ。
あとがきとしてネタバレをしてしまいますと、ゴーストの辞書を覗いても偽物の辞書ファイルしか存在していない、という隠し要素をつけていました。
…どのくらいの人が辞書を覗いてしまったのでしょうか。
隠し要素について詳しいことを話すと、里々本体(satori.dll)
の中にゴーストの辞書を内蔵する、ということをしていました。あと
satori.dllをメモ帳で開くなどで内容が見えるのはあまりにも格好悪いので里々の辞書暗号化ツール
satori_pack
を使ってそれっぽく加工しました。里々は中身がすべて公開されていて、ある程度の知識は必要ですが規約に従えば誰でも改造を施して配布することが可能になっています。今回はこれを活用した形です。やったことは単純なので、もう少しわかりやすく変わったことをしたほうがよかったのかも…
解説するとダサくなってしまうかもしれないけど、苺がいくつかゴーストの内容にかかってるのは自分がゴースト名を「いちゴ」と略していたのが由来です。
■没になったネタ(使っていいよ!)
・里々じゃなくて結奈を使ってゴーストを作る
→別のSHIORIにチャレンジしたかったのですが本格的に作るのは自分には厳しかったです…
やっぱり自分は里々使いですね。
・使ってるぞグラフを覗いて自分の起動時間と見比べて話す
→作りかけたのですが結局、いい感じにトークできなかったのでやめてしまいました。
あと、未改造の里々でもできる内容ではあるのですが辞書を隠すスタイルをとった以上あんまりゴースト外の情報を持ってくるような挙動をするのはやめておこうと思ったので。
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えでぃぶる・ぐり~ん (1083文字)
ろすえん
◆あとがきのまえがき
というわけで私でした、おはこんばんちは。はじめましての方ははじめまして。
このあとがきはすべて後付けの理屈です。筋が通っているように見えてもきっと気のせいです。
◆もし食べ物がヒトに似た形と心だったら?
この分野にはすでにあんパン頭の偉大なヒーローなどがあります。
しかし、今回のゴーストでは、それらと違う切り口を見せられていたらよいな、と思います。
◆食用種族
食用として作られ、育ち、消費されていく種族。そうあるがゆえの、私たちの倫理観との大幅な違い……。
隔たりを感じて興奮しませんか? 私はする。
◆ヒトと野菜との区別がつかない
共感できた方がおいしくいただける、という私側の存在についての話は略します。何でおいしいのかと訊かれても、私も知りたい。
多くの方は共感する・しないの境界線を引いているかと思います。意識的に、あるいは無意識に。
有限の時間と資源で生きていく以上、どこかで線を引いて分けることは必要です。
どこからを命とみなすのか、どこまでを生きているとみなすのか、そういった問題はたくさんあります。
その線が壊れると、砕かれる石に同情したり、細菌の大量死(※不摂生)に興奮したりしてしまいます。私のように。
ヒトと野菜と、を見分けるための違いはどこにあるんでしょうか?
……何の話でしたっけ?
ともかく、その線の存在と位置について、みなさん意識的であって欲しいな、と思う私なのでした。
境界は線ではなくグラデーションですって? グワァ(残機の減った音)(認知の歪み)(全か無か思考)
◆ユーザさんで社会実験をするのは良くないのでは?
その通りでございます。土下寝。
地獄へ落ちる行いを偶数回やることによって天国へGOを狙うグリッチ利用プレイです。真似しないでください。
社会実験はいつものことですって? そうかもしれません。出したものがどう受け止められるか毎回まったくわかりません。
◆仮面舞踏会
匿名性を高めるために行ったことは、タイトルの命名規則を弄った(途中まで「EdibleGreen」というように前回と近かったので)ぐらいですね。
いただいた感想、すげーありがたいです。
食べるのを躊躇する方が割合としてかなり多かった印象があります。作者的に意外でした。
ほとんどの方が彼女をちゃん付けしていたのも面白かったです。
◆お宣伝
普段は受信者を選ぶタイプのゴーストや、ゴーストの人物の出てくるゲームなどを作っています。鈍足化して久しいですが。
受信者を選ぶものというのは、刺さる方にはより深く刺さる、かもしれません。そうだといいですね。
画像での紹介はこちら。
https://twitter.com/lost_nd_xxx/status/1254313763228057602
--
ではまた、どこかで。
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きみと知る彼女の恋は、 (1626文字)
伊藤白麻
あとがき / SideA“こいつら”のコンセプトと、技術的に苦労した点
【コンセプトについて】
まずは「ゴーストマスカレード内での人探し」というアイデアを気に入っていただけたなら何よりです。
このアイデアを思いついたのはかれこれ一年ほど前、ゴーストマスカレード2の開催中でした。
次回はどういうゴーストを出そうかと考えている時、思い浮かんだのがこのアイデアです。
最初はゴーストマスカレードに人に化けた人狼が紛れていて、それを人狼ハンターが探している、という構図を考えていましたが、人狼とハンターのバトルをゴースト内で表現するのは極めて難しいという事情からボツになりました。
「片方のゴーストは初回起動の時点で死んでいて、殺した犯人を探すことになる」「生き別れになった姉妹がお互いを探している」「片思いを抱く女子高生がその相手を探している」と色々と考えて、結局採用したのは三つ目になったという次第です。
【苦労した点/二人の出会いについて】
このゴーストの実装は悩むところが多かったです。
「歩と七価がはじめて出会った時には当然専用の反応がほしいし、その時はゴースト間コミュニケートでお互いやりとりするようにしたいよね。
あれ、でもそのシチュエーションでどっちかが初めての起動だったらどうなるんだ?
初回起動中にコミュニケートを受け付けたら初回イベントが中断されちゃうからまずい……つまりどうすればいいんだ……」
こう悩んだ結果、歩と七価のはじめての出会いについては、下記の4パターンでそれぞれ専用の短い反応を作ることになりました。
1.歩の初回起動終了時に七価が一緒にいる
2.七価の初回起動終了時に歩が一緒にいる
3.どちらも初回起動は終えた後、歩から七価を呼ぶ
4.どちらも初回起動は終えた後、七価から歩を呼ぶ
ただ1.と2.の場合はどうしても若干不自然な挙動になってしまいました。
その他のケース(歩を起動する→歩から別作者のゴーストを呼ぶ→別作者のゴーストから七価を呼ぶなど)も考えられましたが、その場合の反応は作れなかったのもやや心残りです。
【その他気を使った点】
今回は匿名性を高めるための迷彩をかける余裕は本当になかったのですが、最低限の配慮としてネットワーク更新先はいつものサーバと別のものを使っています。
ネットワーク更新もできるアップローダとして『ななろだ』をお借りさせていただきました。
それとせっかくゴーストを二個作るなら何か特別な意味を持たせたい、ということで、それぞれのゴーストに二人合わせて対になる要素をいろいろと盛り込みました。
ゴースト名、シェル名、フォルダ名、起動中にタスクバーに出るアイコン、右クリックメニューの背景画像はそれぞれ対としての意味を持っています。
二人のゴースト名をつなげるとひとつの文章になる、ということに気付いてくださった方がいたのは本当に嬉しかったです。
【心残りについてなど】
ネットワーク更新をつけたのはいいものの、大多数が更新機能のないこの企画ではネットワーク更新の存在に気付かれない可能性が高い、ということには思い至っていませんでした。
実際にかなり重要なバグの修正も行っていますし、今考えると更新があればゴースト内でそれを通知する機能を持たせるべきだったと思います。
それにもっと色々な状況で二人のコミュニケートが起こるようにしたかったし、トークや触り反応ももう少し増やしておけばよかった、と心残りは多いゴーストでした。
匿名企画に提出することに特化したゴーストなので、自サイトで完成版公開を行うかどうかは微妙なところですが、トークや触り反応以外でも書ききれていない点はあります。
ひとつのストーリーとして見ると、このゴーストには明らかに足りない部分もありました。
それは七価が歩に自分の秘密を暴露するシーンがない、ということです。
(この事についてなど、ストーリーとキャラクターについては『この世でもっともおぞましい。』のあとがきで語っています)
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きみのことが (6661文字)
神夜 みゅん
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
今回も2体提出で参加しておりましたが、こちらはその、毒がある方のヤバいゴーストになります。
……人によっては劇薬だったかもしれない。正式公開する時は、ちゃんとreadmeに注意書きします。
という訳で、「きみのことが」ゴーストマスター、神夜みゅんでしたー。
今の自分が考え得る、特大級のヤベー奴(ユーザー像込み)をお送りしました!!
普段は、サイトで公開している色んな子の更新をしたりしなかったりしていますが、如何せん女子が大好きなので、男子が少ない。
手癖で徒に好みの女子を増やすよりは、こんな機会の時くらいチャレンジャー的な事がしたいよね、という事で、
今回は「今の自分が不得意なものを、きちんと形にしたらどうなるか」を考えながら制作していました。
それともう一つ、既に更新終了してしまった、既存のダウナー系ゴーストを、今リメイクするとしたら?…という開発コンセプトもありました。
故に、いつもなら、やらない様な設定や記述が、随所に散りばめられていたり……。
多分実質、手を付けたことのない新ジャンルを開拓する様な感じになったと思います。
恐らく、シェル作者とゴースト作者が同じだと思われてた率100%だと思うんですけれど…そうじゃないんです…
…割と、私ならやるよね、って要素は…辞書の記述的に残っていたんですが。気づかれなかったか…ビックリなんだよな…。
ただ、フリシェや依頼シェルを活かしてモノにする手法に関しては、少しばかり長けているという自負はあります。
思い上がりでなければいいのですが。
また、シェルを描いて下さった石綿さんには、大分色々細かい事お願いしたりしたにも関わらず仕上げて下さったので頭が上がりません。
本当にありがとうございます……マジで雰囲気的にも、脳内イメージ的にも、最高のシェルなんですよね。
◎名前のこと
実は、割と期限ギリギリになる位まで、ゴースト名もキャラクター名もなかなか決まらず、かなり難産極まりなかった。
お呼びしてトークを聞いて下さったユーザーさん方は何となく分かると思うのですが、
茜理君は、きっかけとなる起動イベントが起こらない限り、お互いがお互いの名前を知らずとも成立するゴーストとなっています。
また、古桜茜理、という彼の名前自体に関して、SSPのエクスプローラからでは名前を知る事が出来ない様になっていますが。
しかし作者としてゴーストに組み込んだユーザー像としては、ユーザーは彼の名前を知っている必要がある訳です。知っていなければおかしい。
と言う訳で、ゴーストのdescript.txtよりも、シェルのdescript.txtに記載されるsakura.nameが優先される仕様を利用して、
シェルののdescript.txtでフルネームを記載する形となりました。ただの本名設定である。
(なので実は、他のゴーストから茜理くんを呼び出した時に、そのゴーストが名前まで呼んでくれる仕様だった場合、
「きみのことが」の古桜茜理さん、いらっしゃいー、とか言ってくれる訳ですね。)
そしてゴースト名。仮称名は、もう少し、希望のある方に向かいそうなタイトルだったんです…。
マスカレード企画に参加するゴーストたちの中で、少しでも、気にかけてもらえる名前にならないかな、と。
色々試行錯誤した中で一番、一欠けの不穏さを感じ取れるようなタイトルが「きみのことが」だったんです。
その後に続く言葉は、なんなのか。こんな所で言葉を切ったら、やっぱりいくらかは気になると思うんですよぉ…
きみのことが、好き、なの?それとも、? だからサムネイルの画像は、わざと、そうしました。
◎シェルのこと
企画開催が確定した辺りですぐお願いしに行った事もあり、構想段階で大分時間が掛かっている。
当初は「シェル交換で作って参加しない?」という打診をしていたのですが、
紆余曲折あり普通にシェルを依頼する、という形になりました。
線の細い少年で…ブレザーで………みたいな、大分アバウトなオーダーをしたんですけれど、
返ってきたラフがしっかりしてたので、見た瞬間に性格イメージが決まりました。
といっても、ラフと言うより、ほぼベース絵が送られてきた感じでしたが。
それ見て腕広げ差分もオーダーしたり……ああうん、結構やりたい放題頼みましたね?
ちなみに袖がだぼだぼなのに関しては、特にそういうオーダーをした訳ではなく、多分先方の趣味です。カワイイヤッター。
あと、腕広げ差分の、手にかかる袖の具合だけは、やたら注文つけましたすみません。
表情差分を依頼する時に、茜理くんの設定の一部を記載したのですが、その際、
「この子は笑うのがへたくそ」である事と、「怒らない。怒れない。怒った顔が出来ない」の二点を添えました。
また、最初の依頼時には、7番と9番も存在していませんでした。(ここは後ほど自分で改変した物をいれるなどした為)
そんな感じだったのと、もし彼が激昂するシーンがあるとすれば、それはこのシーンだろう…という感じで決めてありました。
その際は、イベントを見たユーザーさんの想像に委ねることになるだろう、と。
なので、怒った表情だけは永遠に未実装のつもりです。する気もない。
それと、多分、これを注視して見てくれた方は居ないかと思うのですが、
このゴーストの世界観を示唆する謎のこだわりポイントとして、ネクタイのアクセントとして、ある音楽記号を入れてもらう様お願いしました。
フェルマータ、という音楽記号なんですけれどね。
wiki曰く「音符や休符の記譜上の定量時間が延長されることやそれを指示した音楽記号である。」と説明されていますが、
意識して欲しいのはそちらではなく、フェルマータの語源の方だったりします。
元の単語には、「停止する、動いているものを停止させる」という感じの意味合いがあるんです。
このゴーストの物語を示唆するには、ぴったりだなあ、と思ったんです。素敵ですね。
まぁ、アクセントの場所的に、腕広げ差分の時だけしか見られないんですけれど……是非、気にして見てもらえたらなあ、と思います。
最後に……泣き顔差分について。
これは、当初、予定していたストーリーをがっつり変えてしまった事により生じた、追加差分になります。
イベントを一通り実装した時に、石綿さんには動作チェックも兼ねて一通り見てもらったのですが、
その際に「もっと(表情差分を)頼めばよかった…」と零したところ、なんと追加で描いてくださった。ありがとうございます。
これでイベント後の絶望が更に映えるわ!!!と内心喜びました ひっどい喜び方…。
▼.この先は、特殊起動イベントを経た方向けのネタバレ全開トークに なります。
◎考えたこと・苦労したこと
今となっては、不得意となってしまったジャンルに手を突っ込む訳ですからねー、基本的には何もかもが難しかったです!!
ある意味で一番苦労したのは、このゴーストにおける、作者が想定したユーザー像を、如何にユーザーさんに悟らせないか、でした。
今更ですが明言しておきますと、このゴーストのユーザーさんの人物像は、「信頼できない語り手」です。
例の起動イベントがある為、茜理くんとの対話ではどうしても語らせる必要があるが、喋らせすぎてもいけない。
また、茜理くんはユーザーさんの「弟」ではありますが、ユーザーさん自身の性別はどちらでも良かったのですよね。
男性向け、女性向け、どちらとも取れるようにはしてありますが、作者個人としては、このユーザーさんは男だと思っています。
記述的にも、極力そう見える様にしたつもりだったのですが。
それと冒頭で「いつもならやらない」事について触れましたが、「きみのことが」はシステム面において、嫌ゴの側面も含まれています。
例えばこのゴーストから、他のゴーストを呼び出す事が出来ない様に設計したり、
特殊起動イベントを起こす条件になる、「物理的な接触回数」が、特定の部位を「撫でる」事でしかカウントされない、とかがそれに当たります。
屋上に幽霊と二人きり、という設定は、元から開発初期からあった物ですが、結果的にそれが良い方に活きました。
いいですよね、日の暮れていく世界(学校の屋上)で、幽霊とたった二人きり。
これが、弟を如何にして、死んで尚苦しめてやろうとか考えてるユーザーさんでなければ、きっと美しい物語のワンシーン足りえたと思う。
設定されている当たり判定と、触り反応に関しても、かなり意図的にやっていまして、
「このゴーストなんかおかしいな…」という不穏さを感じ取ってくれて貰えているなら、個人的には大成功だと言わざるを得ないですね!
頭を叩いたり、首をつついたり、なんてしたら普通は、明らかにこのユーザーオカシイな…と分かるじゃないですか。
でも、そうはさせたくないし、したくない。首の撫で反応だけは、少し露骨ですがー。
真綿でじわじわと首を絞めていく様に違和感を感じてもらえたら…と…思って……。
それと、観測範囲内で感想などを見て回った中で、多分言及されていなかったと思うので、ここで語ってしまうのですが、
頭と首以外だと、ネクタイの結び目に当たり判定がありますね。一見、ただの、メニューが出る用の判定だと思いますよね?
でも、首とこの結び目の判定、場所が近いじゃないですか、わざわざここに判定付ける意図って、何があるんですか?と深読みしたりしませんか?
まぁ実際、そうやって茜理くんは……された、という設定は盛り込んでいないのですが。
首に判定がある事についての、不穏さは増すのではないかなと考えて、結び目の当たり判定は故意に設定してあります。
あと、本来予定していたストーリーから、大分変更になってしまったので、
その変更部分を、どうやって落とし込んでユーザーに読ませるか、大変悩みました。
私個人としては、不幸になった分、同等の救いか、ある程度の幸せを得る終わり方が好きなのですが、
石綿さんから頂いたシェルを眺めながらトークを捏ねくり回している時に、ふと…思ってしまったんですよね…
「この笑顔を活かすなら、もっと深い絶望に叩き込まないと映えないな…」って……うわー、ひっどいやつー。
救いなんて何処にも無いんだって彼に悟らせる方が、きっとそれらしい。
まだぼんやりとしか形になっていない、古桜茜理というキャラクターを魅せるには、今回はこれが最善かもしれないと考えました。
今までやった事がない方に舵を切るんだから、見た人の評価はきっと割れると思うけれど、それはきっと、どんな結果が出ても面白いですね?なんて。
それで当初予定していた、「誤って転落死させてしまった弟と、最終的に和解し、茜理は成仏する」というストーリーから
「茜理はある日出会った人との、束の間の交流の中で、死ぬ前の記憶を取り戻すが、そこにあるのは思い描いていたよりも辛い現実だった」
…という感じの、きつ過ぎて最初速攻でボツにしたストーリーの方に方向転換しました。割と期間ギリギリで。
ちょっと思い切りが良すぎたなと反省している。救いは!どこにも!無い!!
あまりにも愉快な方向に舵を切ってしまったせいか、マスカレ期間中の、落ち着いた頃に、一度ちゃんと、
最初から一通りイベントを読み直してみて………本当に自分が作ったのか?って気分になっちゃいましたね……怖いよ!
もうひとつ、忘れるところだった。兄弟間で生じる感情って、人によっては様々で、執着どころか無関心ですらありえると思うのですよね。
なので、茜理くんからユーザへの呼称の変化をどうするか、もかなり頭を悩ませました。
お兄さん/お姉さん、のままだとやはり距離感があって……そこへ執着心が生まれ得るかというと、可能性としては薄いんですよね。
そこでも悩んだ結果、茜理くんは中学生という事になり、ユーザーさんへの呼称は、名前付きでのお兄ちゃん/お姉ちゃん、となった訳です。
◎見てほしかった所・感じて欲しい所
シェル!!シェルは見て下さい、本当!!!
泣いてる表情差分が、めちゃくちゃ可愛いんですよ!!!!!!!!(大興奮)
じゃなくて!(もちろんシェルもじっくり見て欲しいですが)
石綿さんの描かれるシェルが、良い感じの雰囲気にしてくれたおかげで、全体的に感じる不穏な空気を。
先述の通り、かなり考えながら、ひとつひとつ要素を置いていったので。
頂いたネタバレ込み感想でガッツリ触れて頂けて、とても嬉しかった部分なのですが、
このユーザーさん(兄/姉)と茜理くんは、ある意味で相互に違う類の執着心を向けあっているので
仮に彼が、家族/兄弟として好かれる事を諦めたとしても、このユーザーさんは彼の心を念入りに追い詰めに行きます。怖いね。
イベント後に変化・追加されるランダムトークがあるのですが、その中で立った1つだけ、ユーザーさん側が喋るトークがあります。
それが全てであり、また、ユーザーさん側が話すトークは、正式公開後もその1つだけとなります。閑話休題。
このゴーストの特殊起動イベントの選択肢なんですが、実はそれぞれの選択肢で、開示される情報が若干異なります。
茜理くんに「どうして名前を知ってるの?」と問う、上の選択肢は、最終的に彼が激昂するルートであり、彼とユーザーさんの本名が明かされるイベントです。
こちら側は、最終的に彼が絶叫するシーンで、ゴーストが一度終了となります。
対して、ユーザーさん側が彼に「本当に知りたい?」と問う、下の選択肢は、彼もユーザーさん側も比較的冷静なまま進むルートです。が。
こちらのイベントは、彼が死ぬ少し前に、どのような体験をしたのかと、このゴースト名に続く言葉が明らかにされます。
あと、このユーザーさん側が、如何に人でない心の持ち主かが分かる…追加トークがあります。
個人的には、こちらが一番読んで欲しかったルートなんですが……。
多分大抵の人は、上の選択肢いっちゃうよねえ……選択肢1本に絞るのだけは、個人的にどうしてもやりたくなかったんです。
◎一部のトークについての解説
作者的には、イベントを経た後の状態の方が、茜理くんにとって救いだと思っています。
救いなんて何処にも無いんですけれどね。でも、何を思っているのか分からないにしても、顔を見には来てくれてるのだから。
その内心は、想像したくもないかもしれませんがね。
それと、一部のトークのネタ元は、拙宅で更新終了したダウナー系ゴースト「Scar of Doll」から拝借していたりします。
もしもリメイクしたら、というコンセプトもある事にはあるので…。
あと、「そんな不思議そうな顔するのやめてよ、〜」のトークの後のユーザーさんは多分きっと、
愉快な顔して笑ってると思います。そういう奴なんです。
◎最後に 言い残したことは あっただろうか
最初にも書いた通り、「既存のダウナー系ゴーストを今リメイクするとしたら…?」という初期コンセプトを元に
このゴーストは、つくられました。マスカレード参加作品として、完結した作品のつもりで作ったので、
定期的な更新というのはあんまり出来ないと思うのですが、(やり残した事があるので)多分1〜2ヵ月くらいは不定期に更新すると思います。
もしも、茜理くんを気に入ってくださった方がいるのだったら、もう少しだけこのくれいじーなごーすとにお付き合いください
神夜でした。
Q.制作中の作業BGMとかありますか?
A.下手するとメンタルが引っ張られるので、ずっとハードなコアでタノシー!な人らの曲とか電波ソング聞いてました。
----------------
借金返済マンの正体、石綿です。
今回シェル担当をさせていただきました。
よく覚えてないんですが、3月中旬ごろにシェル頼まれた気がします。
こういうシェルを頼まれるというのは初めてだったのでちょっと新鮮でしたね。
作者予想で自分の名前がポロポロするのはちょっとびっくりしましたね。
絵がバレるのはまあしょうがないんですけど、中身そんなにおれっぽいかな…
もしかして俺がこのゴーストを作ったのでは…?ってなってました。
全くの偶然ですが、今回自分が出したゴーストのネタが同じ記憶喪失の幽霊ということで被ったのもいい感じに隠れ蓑になったかもしれません。
キャラクター自体はかなり違うんですけどね。
実質2作品出したようなもんなので結構感想を見る楽しみが増えてよかったと思います。
ではこの辺で失礼させていただくとします。ありがとうございました。
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くりぃむそーだ (5287文字)
ハコ
・兄のあんちゃん、あとがきだー!
はいどうも、くりぃむそーだの作者のハコです。
ゴーストマスカレードも三回目ですね、すごいです。
参加ゴーストも90体とは…これはもはや人気コンテンツとしか言えないですね!
今あとがき書いてますが…あーなにを話しましょうか?
3回も参加してるのに全然慣れませんや。
とりあえずこのゴースト「くりぃむそーだ」作った話でもしますね。
・今あかされるあにきーのしゅっせいひわ!
正直言ってこのゴーストは最初は作る予定ありませんでした。
元々はひとつのゴースト作ってそれで終わりのつもりでした。
くりぃむそーだとは別のもうひとつのゴースト作っている時、
作業に疲れて一息ついていた時になんかこう…無性に手持ち無沙汰になって、
息抜きに簡単なネタゴーストでも作るか…みたいな軽い気持ちでついうっかり作る羽目になりました。
・めたもるふぉーぜあにぎみさま
作るという気になっただけでどんなゴーストを作るかは全く決めてませんでした、
本当に自分はノリと勢いで生きていますね。
どうしようと息抜きなのに迷ったのでいつかは作ると言いつつも
設定だけ作っては満足したのかほったらかしたテキストファイルの中身を開いてみました。
そこそこの数のゴーストのネタはあったのですが作成する時間はそんなにないので簡単に出来そうなネタを探しました。
そして設定を見つけ、作り始めました…そう、「唐揚げに○○かけておいたよ」系トークの一発ネタゴーストを!!
なんかおかしくない?クリームソーダ成分なくない?それ違くない?
そう言われても最初に作ろうとしたときはその方針でしたので。
最終的には紆余曲折あってクリームソーダとパンケーキ溢れる「くりぃむそーだ」になってしまいましたが、
最初は「唐揚げに○○かけておいたよ」って名前のひたすら唐揚げに何かかけるだけの一発ネタゴーストだったんです!
唐揚げからクリームソーダに科学変化起こして
勝手に突然変異したんです!信じて下さい!!
・ブラザーはからあげがこうぶつだ!
とにかく最初の頃はひたすら唐揚げに○○かけてそのリアクションをひたすら入力するマシーンになりつつ、
シェルのイメージが全く湧かないけどそれっぽい参考になりそうなイラストを漁る
というなのインターネット巡回で時間を無駄遣いしつつ
疲れたら息抜きにもうひとつの方のゴースト作って、
疲れたら息抜きにこっちに戻ってのを繰り返してました、息抜きってなんですか?
ある程度イメージの形が決まったのでとりあえず下書きを描き始めました。
薄くて描きやすく便利な方眼紙を四つ折りして古くから愛用?しているサンリオの恐竜の下敷きに挟んでせくせく描きました。
描いては「なんか違うわ!!」と没にして、また描いては「なんか思ってたのと違う!?」と没にしてはの繰り返しでした。
こちとら普段から絵なんて描かないからまともに描けないわ!
はい自分は空いた時間でスキルアップするのを怠ってた乗り遅れ人類です!
それでも唐揚げトークの進捗はそこそこ進んでました、トークは順調なんだけどなぁ…。
その後なんだかんだで描けました。
下書きではありますが「くりぃむそーだ」の妹が誕生です!
…まだ途中なんで妹ではないですけど。
描きあがった絵を携帯機器で写真を撮り、
そのデータをパソコンに送り込んで編集作業が始めました。
下書きの上からマウスでカチカチとちまちま打ってそれっぽい形になったから色塗って…
一通り描いたので出来具合を見てみた、なんだこれは!?
線がガタガタじゃねーか!?こんなの認めない!?(やり直し)
線がカクカクしいのでもうちょっと丸みが出るように描き直してみた。
もう一度見直してみる…駄目よ!こんなのお出しできる丸さじゃないわ!?
丸よ!世界は丸を求めてるんだ!?(またやり直し)
あ…ダメだ、何やっても妥協できないモードだこれ…
このままでは期限までに間に合わない…。
こうなれば、無駄に丸さを求めているならば!
いっそのことほとんどの線を円形ツールで描き直すわい!!
○で描いてるんだから丸くて当然!これなら勝てるな!
何に勝ちたいのか全く分からないけど!
・こうしてたんじょうしたのがわたしだ、あにじゃよ
ひたすら丸く丸く描いて色ペタペタ塗って…今度こそ出来たよ!
唐揚げにひたすら○○かけられる子!!
なんだこの生き物は!?折角出来たシェルを見て思った感想がこれである。
そして次に浮かんだ感想は「唐揚げにかけたよ系トークゴーストに使うシェルとしては…似合わないし、何かもったいない!」
今度の問題はシェルとトークがかみ合わないような気がする出来になってしまった!
というか今更だけど唐揚げに○○かけられてそのリアクションを楽しむのが似合う子ってどんなのだよ!?
ここに来て今度はトーク部分を全て取り換えのゴーストとしての方向転換が決定した瞬間であった。
どうでもいいですけど妹の持っているフォークの本来の役割は唐揚げを刺す為のフォークでした。
・アニー、く、くりぃむそーだとパンケーキたのむ…
どうしよう締め切りが近いのにトーク全部書き直さなきゃ…
何かネタは…ネタはどこに…あったよ!
「兄ちゃんと妹」ってネタ浮かんだだけでちょっと書いて放置していたテキストファイルが!
よーし!このゴーストの名前はこれより「唐揚げに○○かけておいたよ」から「兄ちゃんと妹」に改名だ!!
思いついたらトークを書き留めるくせがあるとこういう時に役立つ!過去の自分ありがとう!助かる!
早速ファイルを開いて中身を見てみようどれぐらいトーク書いてあったかな。
…たったの2トークと1トーク半分の分しか書いてねぇ!?
ちきしょう!全然トーク書いてないよ!?
トーク内容って浮かんでもすぐ書かないと忘れちゃうよね!?しょうがないよね!?
結局新規でネタ考えなきゃダメじゃん!?どうしようもないけどやってやるわい!!
このゴーストに出ている妹のトークはとにかく子供らしくもするどいような気がする視点を意識して書いてました。
子供って時々無駄に年増えちゃった自分もハッとするようなすげーこと言ってくれるのがすげーんだなこれが。
子供がいないから子供らしい視点なんて分からないけどね!これであってる?
ランダムトークと触り反応を考えるにあたってとある作品達を参考にしたりしてなかったりしました。
「リューシカ・リューシカ」とか「よつばと!」とか「すみっこの空さん」とか
あと触り反応には「せんせいのお時間」を参考にさせてもらいました。丸いのは円満な証拠。
そして兄のそんな妹の疑問になんとか難しすぎず分かるように掻い摘んだ答えを苦労して書きました。
妹の兄の呼称のブレっぷりはずっと前の最初から決めていた方針です、
全ての呼び方に妹からのそんけいとけいあいが込められています。
そしてトークをちびちび書いている時にふと思ったのです。
何かこれだけだと無味無臭だな…印象付けるトレードマークになる何かが必要だ。
妹の好物とか考えてみるか、トークのネタにもなるし一石二鳥。
うーん…パンケーキ!この妹パンケーキ好きそう!ついでにゴースト名も変えてしまうか!
今日からこのゴーストは…「兄ちゃんと妹」から改め、「ぱんけーき」だ!!
いい感じになった気がするけどひらがなで「ぱんけーき」って聞くと、
自分はどこかのゲーム製作してるサイト名を思いだしてしまうからこれはやめておくか…「歪ミ回廊」と「Emeth」はいいぞ。
ぱんけーきはダメとなるとどうするか、パンケーキに合いそうな物を考えてみよう。
…メロンソーダか「めろんそーだ」 ちょっと惜しい、かわいいがもうちょっとかわいさが欲しい。
ならばクリームソーダか?「くりーむそーだ」 あともうちょっとだけかわいい感じにしたい!
「くりぃむそーだ」 …うんそれっぽい気がする、かわいいんじゃない?
決まったぞ!!今この時を以って今日からこのゴーストは「くりぃむそーだ」だ!!
こうしてこのゴーストは「唐揚げに○○かけておいたよ」「兄ちゃんと妹」「ぱんけーき」「くりぃむそーだ」と
代わる代わる名前を変えていったのだ! 皆さんはどの名前がいいと思いますか?
まあ「くりぃむそーだ」って名前にしたのはもう一つ理由があるんですよ。かわいさだけで選んでません!
クリームソーダって子供がよく飲みそうじゃないですか?
いやそんなことないぞって言ってもいいですよ、自分がなんとなくそう思ってるだけなんで。
クリームソーダってアイスから食べたりアイスをぐちゃぐちゃしてソーダクリームにしたり
色んな楽しみ方があって色んな味わいがあって楽しめる飲み物なんですよ。
でも年を取って気が付いたら一つだけ頼んだ1杯の楽しむクリームソーダじゃなくて
ドリンクバーで一杯のメロンソーダを飲みまくるようになっちゃって。
楽しい事を楽しめる子供ではなくなるって案外こんな身近にある所で感じられるのかもしれません。
だからくりぃむそーだはそんな楽しい事を楽しめるクリームソーダみたいな
子供もしくは妖精さんみたいなイメージで作りました。
…どんなイメージやねん!!
・あにさまはてのかかるあにさまです
このゴーストが「くりぃむそーだ」として本格的に作っている時に苦労したことがあります。
それはこの兄と妹のキャラがまるで掴めない事です!なんなんですかこの兄妹!?
妹はとりあえずあの小ささでもうマンネリ回避の為なのか兄の呼称を適当に乱発!
兄は一貫して妹呼びで一見普通だが時々ふざけるし!トークで一番苦労する要員さん!
トークはとりあえず妹の兄呼びから何だ妹の黄金パターンから始まるので簡単です。
でもその後の妹のたまに答えに困るような質問考えるのも難しいし、
何よりその質問をそれっぽく答える兄が本当に苦労する。
なんなんだあの兄妹…考え方がよく分からんし、作者はたまに話の内容に付いて行けなくなりますよ。
トーク考えていると付いて行けないからもう自分の事は放って先に行ってくれって言いたくなる気分です。
作り始めは作業用BGMにねこみみ魔法使いさんの曲とか聞いて作業してたのに
気が付けば動作確認の為にくりぃむそーだ起動したらすぐさま
何故かスターフォックス64のスターウルフが出て来る時のBGMを流して、
ランダムトーク聞くときは仮面ライダーディケイドの「パラレルワールド」
…スーパー説教タイムの時に流れてくるアレです。
それらの明らかにミスマッチだろ…みたいな曲流しながら作業してたらなんかこう…
頭がいい感じに「!?」ってシェイクされて作業効率が上がったような気がするんですよ…気がしただけです
どういうことなの…息抜きに作っている筈なのにムキになって全力出してる…どうして…
そういえばこの妹には名前があるんですよ、知ってました?
モニラリア・オブコニカというなんかかわいい多肉植物の名前からとって
「コニカ」という名前です、気にせず妹と呼んであげて下さい。
妹自身も妹と呼ばれすぎて名前で呼んでも反応薄いです。
・兄に対する感想を見た兄「ぐわあああーーっ!!」妹「ク、クロコ兄ーン!!」
苦労もありましたがなんだかんだで完成してゴーストマスカレードに参加できました!!やったね!!
皆さんの感想やイラスト見る度にニッコリです!しばらくの活力になりますよ!
感想も思ったより多い…ていうか今までで一番多いんじゃ。
やっぱりかわいいは正義なのか…!かわいいか!かわいいがええんか!?
掛け合いも評判いいみたいで良かったあの兄妹のトーク考えるだけで頭がパンクしそうでしたよ…。
そして最高に誤算だったのが兄…お前クリームソーダだったのか?展開です。
何を言っているんだみんな!兄がクリームソーダな訳ないだろ!?
きっとみんなアプリかなんかで催眠術にかけられているだけなんだ!
…そうですよね、普通に考えてそこにクリームソーダ置いてたらそれが兄ですよね
本当は妹一人だけ立たせるのも絵面がなんか寂しいなって思ったから
兄の作ったクリームソーダを置いてみるかって適当に描いておいたのが
まさかこんな形で反応するとは予想外?でした!
…いやちょっと冷静になればすぐ気づいたわコレ。
さすがにこの展開は兄も困惑を…
「最初は驚いたがみんなの期待に応えてクリームソーダになってみるか」
こうして兄は急展開を受け入れてクリームソーダになりました。たぶん人間です。
・お兄ちゃんどいて!あとがきおわれない!
まあそんなこんなでここら辺で終わりにします。
なんか他にも語りたいことあったような気がしますがやめときましょう、あとがきが終わらない。
ここまで見てくれた皆さんありがとうございました!
「くりぃむそーだ」ともうひとつのゴーストもうちのサイトで本公開する予定なので興味があったら来て下さいねー。
あとがきおわり
【箱入庭園】 http://hakoiri.so.land.to/
・さいごに
くりぃむそーだを作るときはへやをあかるくして
こおりをめちゃくちゃに入れておこう!
そうしないとアイスがめろんそーだでおぼれちゃうよ!
こおりはアイスのうきわだ!いっぱい入れてあげて!
おいしくできたらおいしくいただきますしようね!
そうじゃなくてもおいしいからいいけどね!
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このゴーストはフィクションです (1818文字)
娯楽薬
テーマ:おつまみ/箸休め/1発目に起動されなさそうなゴースト/相方有の男ゴースト/胡乱
娯楽薬というひとです。
メンタルハイローというサイトのひとでもあります。
普段はアルコールを飲んでいたり、『あなたの唯一』をちびちび更新したり、ツイッターを漂ったり、ゲームをして暮らしています。
伺かの界隈に来てから一年とちょっとぐらいになります。
多分、はじめましての人がいっぱいです。
はじめまして!娯楽薬は界隈のひよこです。今後どうぞよろしくお願いします。
今回は『このゴーストはフィクションです』を提出しました。
奴らについて話す事はありません。
設定もなければためになるものもない、よくわからない生き物があいつらです。
1発目に起動されなさそうだけど、飽きた頃とか何かガッツリ見た後の箸休めみたいなゴーストを作りかったはずです。
目論見が成功しているといいのですが、今考えるとその人によりますね。
見ている感じだとリスト順に起動してらっしゃる方が多い…?
娯楽薬はユーザさんのことがわからない。
トークを打っていた最中の事は殆ど覚えていません。
とにかく口から出まかせ、胡散臭い胡乱な事とか嘘とかだけでトークを構成しよう!と、お酒を飲みながら善処していたのは覚えています。あとは作業中に山田さんに見守られながら天下の密林様でおしゃぶりを購入した事とかでしょうか。
娯楽薬がインターネットで稀に見る恐れを知らない戦士であればここでちょっくらおしゃぶりのレポを書いたりオススメの安酒リストを上げ連ねていたでしょうが、これは企画のあとがきなのだからゴースト以外のことを書いたらだめでしょこらっ!されるかもしれない……とそわつくだけの少しの倫理観は持ち合わせておりますもので、そういう事をしたら流石にまずいだろうなと分かるのです。
つまりは書く事がなくてどうしようかなと頭を抱えている次第であります。
他のゴーストさんと比べると技術的に優れているものをお出しできた訳でもなく、凄くカワイイが溢れている作品でもないなとか、何だか反省すべきことがいっぱいだったりします。ですが、作品を提出し、かつ感想を頂いたり誰かの目に作品が触れた以上、自分の作品をボロクソに貶してしまうのは精神衛生上あまりよろしくない事であり、読んでいる側も面白くないだろうとかアレソレナニが山ほどあるもんですから、ここはアルコールを飲んで気分をリセットして深呼吸しましょう。
しました。
今日はストゼロを飲んでいます。
アルコールの力で思い出した制作中のことは、
・『しゃっくりを速やかに止めるには鼻に指を突っ込むといいんだよ~』
みたいな事を書いて、よく出来た嘘が書けたよ!これは上出来なんだよなあ!天才かも!って胸を張っていたのに。気になって調べてみたらあながち間違いじゃなかったみたいで、泣く泣くそのトークを削ったことぐらいです。悲しさと引き換えに少し賢くなれましたが、恐らく一生使わない対処法でしょうね。
・あわてんぼうの娯楽薬は何故か締め切りを一日早く間違えて記憶していたので、一回提出した後に手直し&追加したいトークを付け足している時に非常に切羽詰まってました。うにゅう側がぽろっと言うメタネタの『この行は締め切り云々~』のトークはほぼ実話ということです。途中で気付いて結果的に嘘になりましたが大変危ないところでした。
この辺りぐらいです。
あとは何も思い出せません。
書く事もなくなってきたのでここであとがきはおしまいのやつと宣伝のやつをします。
ここであとがきはおしまいのやつです。
あとがきはおしまいです!
色々なゴーストが見れて楽しかったです!
それから山田さん、一緒に参加してくれてありがとう。とても嬉しい!
次はこれは宣伝のやつをします。
宣伝のやつです。
公開している『あなたの唯一』というゴーストが一周年ぐらいを迎えました。
うわ~おめでたいな~と思っているので、配布ページを置いておきます。
https://iambanzoku.wixsite.com/mntrhl/blank
(心の中でおめでたいな~と思ってくれると、娯楽薬もおめでたいな~がもっと出来ると思います)
今後の予定は暴力機能と外出機能の充実です。
余談:普段作ったり触っている創作物の系統は『あなたの唯一』ではなく『このゴーストはフィクションです』寄りです。
逆に普段がマスカレード状態なのかもしれない。
(それから、胡乱な連中の正式公開はもうちょっと手を入れてからするので、ちょっと時間がかかるかもです。
公開した際にはどうぞよろしくお願いします)
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この道はただあなたのために (10129文字)
ホウ酸
乙女ゲームの親友ポジションの子と主人公の百合っていいですよね。ラズル・ダズルことホウ酸です。ラズル・ダズルっていうのは映画『シカゴ』の曲名の一つです。「目くらまし」的な意味なんですけど、マスカレードにぴったりですよね。
で、このゴーストで表現したいのは完全に↑のことだけなんですけど、せっかくのあとがきなのでいっぱい喋ります。読まなくていいです。本当に……。
まずシェルの話します。
これ書いてるの公開前なんですけど、ぜ~~~~~~~~~ったい被ってるでしょこのシェル、他のゴーストさんと。なんでそういう予想が立つかわかりますか?なぜならめちゃめちゃめちゃめちゃ可愛いからです、このシェルが。全員使いたくなるはずですからね。
「めちゃくちゃ改変しといて何を宣っているんだ」とお思いかもしれないんですけど、それは本当にすみません。それはもう謝るしかないです。すみません。殺してください。でもマジでめちゃくちゃ好きなんですよこのシェル。公開された当時から思ってたんですよマスカレ3があったらこれでゴースト作りた~~~いって。そういうツイートもしてたかもしれない。そんくらい良いんですよこのシェル。
何がいいって色がいいんですよね!この透けるような涼やかな赤!赤……朱?わかんないですけど、この髪とスニーカーの色味がも~~~~~よくてね。そしてその赤と対照的な群青の瞳!これがねえ……とにかく綺麗なんですよ。まあ言うまでもないんですけどね。見てもらえばわかることなんで。言葉ごときで足りるものではない。
まあとにかくそういうとこに惚れ込んでこのシェルを選んだんですけど、いざダウンロードしてみると表情もよくてね!!!「いや福笑いでめちゃめちゃ表情増やしてるくせに何宣っているんだ」とお思いかもしれないんですけど、それはもうすみません。甘んじて死を受け入れます。でもやっぱり表情っていっぱいあればあるほどいいじゃないですか!ごめんなさい。私が特に好きな表情はあの、あれです。-ワ-みたいな目のやつです。あれ可愛いですよね。非常に。
それでですね~~~、服の話なんですけど。このゴースト、あれなんですよ。後で具体的に話すんですけど、ときメモをイメージしてるんですよ。なので色んな所にデートに行きたいな、と製作中思ってて、デートに行くのに制服のままだとなんだよなあと思ったので、私服をちょっとだけ追加したんですよね。二着だけ。この私服がまあ~~~~~難しい!描くのが!そもそも服のデザインセンスがないので、WEARでいろいろ調べて着ていただいたんですけどね。それを抜きにしてもこのスニーカーガールってフリシェはそういう改変を想定しているものではないので、そういう点でもなかなか大変でした。でも楽しかった……。なんせ元が可愛いですからね、何着せたってだいたい可愛い。どうでした?可愛く見えてると良いんですけど。
その服なんですが、一応頑張って絵柄はね、シェルに寄せたんですよ。どうでした?違和感ない?パーカーのフードとかはごーとうさんが以前描いてらっしゃったフードを見て描き方をパク参考にしたり、塗りもアニメ塗りというか、濃淡のあまりない感じにしたり。普段ごまかしごまかし塗ってるから、実力の出るアニメ塗りは難しかったあ~~~。
あ、服の色味なんですけど、やっぱり上述したように髪とスニーカーと目の色がこのシェルの魅力だと思ったので、彩度低めの、あんまり目立たないものにしました。どうかしらね。
本当はね~~~、パジャマを着てもらってお泊りモードを作ったり、おうちモードだとスニーカーを脱いでもらったりできるようにしようとしてたんですよ。でもねえ、難しいんですよ。足を描くのが。どうしても自然な足が描けなくて、パジャマとかスニーカー脱ぎ機能とかはボツになりました。ボツというか保留というか……。あとやっぱりスニーカーガールなのにスニーカー脱がしちゃうのは流石にお前どうなんだよというもうひとりの自分がいて……。
あ、まあどうでもいいんですけど一応男子らの話もすると、なんか適当に乙女ゲーの攻略対象っぽくなれ~と思いながら描きました。自分で描いちゃったんですけど、まあ男の絵は今までほとんど上げてないしばれないでしょ……と思って。さらに念の為表示される時間も1バルーン分に収めましたからね。多分バレてないでしょこの絵柄からは。バレてたら恥ず……。
あ!あと、先輩と電話した時にあれ、吹き出しに顔だけ出るやつあるじゃないですか。あれはですね、普通のシェルに吹き出しを重ねて、吹き出しからはみ出る部分は消すっていう、すごい原始的な手段で行われています。まあ見ればわかりそうですけどね。涙ぐましいねえ……。シェルについてはこんな感じです。スニーカーガール、本当にかわいいし良いシェルなのでみんな使おう!
次に全体的な内容とかの話をします。
ゴースト名の「この道はただあなたのために」というやつ。なんかちょっとね、あんまり……ね。内包された意味が少ないんですよ。ぜんっぜん思いつかなくていいゴースト名が。だからもうなんとなく語感と見た目の良さだけで決めたんですけどね。ギャルゲーとかそういうのって、○○ルートとか言うじゃないですか。誰かの個別ストーリーのことを。で、このゴーストは先輩ルートなわけなので、ルート=道ということでなんかこう、道って言葉を絡めた名前を付けたいな~と思って、これにしました。ディレクトリ名もHidden_Routeですしね。親友ルートは二周目以降の隠しルートになりがちという情報を小耳に挟んだので……。
でも結構難しかったんですよ、このタイトル考えるの。他の候補としては「あなたのためだけの道」だとか、「ただあなたのための道」だとかなんとかあったんですけど、どれも日本語的に微妙だったりリズムがよくなかったりして、ウーンって感じで。言葉を入れ替えたりしつついい感じのリズムなタイトルを考えていったら最終的にこれになったんですね。意味はあんまりないけどリズム感は結構良いと思います。このみちはただ,あなたのためにで7対7になっていてね。
さて、上述したんですけど、このゴーストは基本的にときメモをイメージして作ってます。なぜなら私の中にギャルゲーとかそういうののイメージがときメモしかないからです。ギャルゲーも乙女ゲーもほっとんどやったことないし、なんならときメモすらプレイ動画を見たことしかないんですけど……。すみません……。
とにかく、ときメモをイメージしてるんですが、それが理由で最初のモードが電話になってるんですね。ときメモってほら、あれじゃないですか。主人公の行動を決めるじゃないですか、自室で。で、ヒロインに電話してデートに誘ったり、友人に電話して各ヒロインからの印象を聞いたりできるじゃないですか。それのオマージュというかパクリです。伝わったかな?どうなんでしょうね。
初回起動がなっが~~~~い!前もそうでしたね、マスカレード2に出した横顔を望むのときも、無印に出した地上の楽園のときも。長くなってしまうんですよ。どうやったら短くまとめられるんですか?特に今回はユーザの乙女ゲー主人公性を表現するためにどうしても三人と出会わせる必要があって……。でも一人に付きバルーン一つに収めたし、頑張ったほうじゃないですか?すごいよ、私。
あれ、打ち消し線で選択肢を封じて強制的に先輩ルートに進ませる演出、よくない?ありきたりですけどね結構。でもいいですよねこういうのはね。りどみで「あなたの選択に委ねられています!」とか言ってるけど選べないじゃん!っていうね、そういうフリとオチですよね、これは。
ときにどうでもいい話なんですけど、この形式は結構マスカレードっていう発表の形式に合ってるのでは?と思ったんですけどどうですか?この形式っていうのはつまりあれ、初回起動でなんとなくゴーストの雰囲気を見せたあと終了して、二回目から本格的に始まる、というやつです。初回起動見てあ~なんか好みじゃないかもな~と思ったら後回しにして他のゴーストを先に見られるじゃないですか、このやり方だと?まあだから何ということもないんですけど……、意図的にそれを狙ってこういうふうにしてるわけでもないですし……。
閑話休題、この初回起動、結構不安があったんですよ。なんでかっていうと、ゴースト起動して男子たちが出てくるのを見て「あっ男性ゴーストだ!」って思った人は、その後先輩がメインのゴーストだとわかった時に裏切られた気持ちになってしまうのではないかと。最終的にはりどみに「百合ゴです」って注意書きをすることでそういった悲劇への対策としたんですけど、もしヤな気持ちになった人がいたらごめんなさいね……。
で、その男子たちについてなんですけど。本当に全く何も考えずにその場のノリ120%で名前とか見た目とかキャラ設定とか決めたので、なんにも……話すことがないんですよね。興味がなくて……。あっ、一個だけあった。彼らの制服が黒かったり、全体的にモノトーンだったりするのは、彼らがこのゴーストにおいて裏方というか黒子でしかないことを示しています。対比ですよね、色鮮やかな先輩との。まあそもそもシェルが見られるの初回起動でだけなんですけどね……。概観はこんな感じです。今までの2つ(地上の楽園と横顔を望む)よりもわりとノリで作られてる部分が大きいです、今回は。
先輩の話をします。
まず名前です!だいたい私はゴースト作る時名前を最初に決めることが多くて、かつ花の名前を用いるというのが慣例になっているんですけど。でも今回はマスカレードなので、いつもどおり花の名前を付けたら私を知るものにはヒントになっちゃうんですよね。そういうわけで今回はちょっとひねりました。まず、この先輩の名前は五星友歌というんですね。コミュニケートとかりどみでわかるんですけど。で、友歌っていう名前には特に意味はないんですよ。①親友ポジションだから「友」って字を入れたい、②「ゆうか」っていう響きが普通な感じがして好ましい。っていう2つの条件だけで決めたので。考えて付けたのは名字の五星の方なんですね。まず結論から言うと、モチーフにしている花はペンタスっていうやつです。花言葉は「希望が叶う」「願い事」。それで、なぜペンタス→五星になったのかっていうと、まず①「Pentas」っていう名前の由来がギリシャ語で「5」を意味する「Pente」にある→五、そして②このペンタスという花は星のような形の花がまとまって咲くことから英語では「Star Cluster(星団)」とも呼ばれる→星、組み合わせて五星!ということです。こんくらいひねったらわからないでしょ、五星=ペンタスだとは!いい偽装具合だと思います、我ながら。あと私的な事情ですけど月モチーフのゴーストを作ったので次は星かなって思ってたところもあって……。
先輩は高校では新聞部に所属しています。なぜか?それは新聞部なら何やってもだいたい許される傾向にあるからです。そう思いませんか?新聞部の人って犯罪スレスレみたいなプライバシー侵害行為をしても許されがちじゃないですか。ユーザの恋愛のサポートをするキャラとして、新聞部という立場はそういう面で都合が良いと思ったので、この設定をつけました。新聞部は治外法権。
この友歌先輩なんですけど、カメラができる……というか写真を趣味としている、っていう設定を付けるか否か、いまだに迷ってます。新聞部だし、キャラ的にも見た目的にもカメラが似合うじゃないですか?思わん?私はそう思うんですよ。でも私自身が全くカメラにも写真にも詳しくないんですよね。なもんで、カメラ趣味の設定を付けてしまうと、ふわっとした知識でカメラや写真についてのトークなどを書かないといけなくなってしまうんです。そうなると途端にキャラの実在性というか、リアリティがふわふわしちゃう気がするんですよね。そういうことで今とても迷ってます、写真の趣味を付けるべきか、否か……。あった方が完成度は高いけど……。
スニーカーガールを使っておきながら、スニーカーに関連するトークがぜんぜんないじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!本当に仰るとおり。全くなんの申し訳も立たない。こちらの先輩はスニーカーにめちゃめちゃ詳しかったりするわけではなく、ただなんとなく好きでスニーカーを履いているだけです。なぜそんな設定なのか?私がスニーカーに全く詳しくないためです。平に……平にご容赦いただきたい。
デートの話をします。
デート先、少ない!いや本当はもっと足せたんですよ、公開日が5月だしうららかな日差しのもと公園にお散歩しにいくだとか、ショッピングに行くだとか、ときメモ4の攻略サイトでデート先一覧を見ていくらでも足そうと思えば足せたんですけど。でもちょっとキリがないなと思って、キリのいい3箇所に留めたんですけど、でももうちょっとあってもよかったかな~~……。
ラインナップなんですけど。まず図書館は完全に私の性癖です。好きなんです、図書館(図書室)の百合が。どうしても。あとこう、手始めに書くちっちゃめのデート先として丁度いいかなっていうところもあって。でもあんまり百合というか、いちゃいちゃする感じにはならなかったな~~っていう意識もあります。好きなんですけど難しいね、図書館デートって。特に先輩が全くユーザを意識していないという設定がもうつらい。図書館だからあんまりユーザに猛アタックさせるわけにもいかないし、動かない。事態が。何かいいやり方ない?個人的に好きな分岐第一位は、「退屈?」→「懐が広い!」のやつです。おだてられるとよろこぶ先輩が可愛いんじゃないかと思います。まあ純粋な自画自賛ですけど……。
映画館はですね、テンプレかな~と思って。あと書きやすそうだなと思って実装しました。実際書きやすかった。映画のジャンルもまだ増やせそうですよね。クソ映画とか、アニメ映画とか?いやそうでもないかもな……。わかんないですけど、でも実際いい感じにちょうどいいデート先なんじゃないかと思います個人的には。適度にいちゃつけて、キャラの掘り下げもできる。先輩はミュージカル映画が結構好きです。一番好きなのはシカゴ。個人的に好きな分岐は、泣ける映画→「ハンカチ返して」です。可愛い気がする。
で3つ目が遊園地ですね。遊園地はまあ、大きめのデート先としてちょうどいいかな、と思ってつけました。実際分岐の数は結構なもんですね。そのへんの日付イベントくらいある。そしてここ!こだわりポイントです。お気づきになられた方がいるかどうかわかりませんけど、遊園地の最初の選択肢でお土産を買いに行って、ストラップを選ぶと、うにゅうのストラップを買えるんですね!名言はされてませんけど。青くてせびれのある謎のキャラクターとかそんなんなんですけど描写は。ほら、やっぱこう……何?イベントに出すゴーストって、隙あらばうにゅうを挿入したくなるじゃないですか。ここに挟み込んだんですね……。まあ別にだから何っていうこともないんですけど。
ほんとはですね、三回目の選択肢、観覧車かボートかを選べるとこで、もう一個他の選択肢を用意しようかなと思ってたんですよ。それまでの二回はどっちも選択肢三個でしたしね。ただいいアトラクションが思いつかなくて……。夕方、日暮れ時に良い感じになるアトラクション、観覧車とボート以外に何があります?何を隠そう作者である私は遊園地に行ったことがないので、もう……東武動物公園とかそういうとこのサイトを見て参考にするしかないもんだから。ねえ……。あ~、イルミネーションが散りばめられた道を歩くのとか良いかもしれないですね?でも日暮れ時だと若干早いかなあ……。
私が一番好きな分岐はですね、観覧車の「夕日が綺麗」分岐です。キスしようとしてできない分岐とかの方が物理的距離は近いんですけどね。でもこの分岐はこう……私の好きなやつなんですよ。親密な沈黙。あとねえ、ボートの恋愛相談する分岐も好きですね。自業自得というかね、自ら種を蒔いているという感じじゃないですか。こういうのはね、やっぱいいですよ。ず~~~っと自画自賛しかしてないですけどね。でもいいじゃん、あとがきなんだから……。
お家モードの話します。
そうはいってもね、やっぱり普通にランダムトークがあって触ったりできる、普通の伺かって感じのモードも欲しい!ということでお家モードを作りました。やっぱり安心しますね、こういうモードがあるとね。ただデートとかの方に時間かけちゃったものだからこっちはまあまあスカスカな部分もあるんですよね~~~。特に触り反応とか。頭と胸と手だけですからね。もうちょっと欲しいよね。でもどうします?どこに付けたらいいんだろう。こう全身見えてるシェルって初めて使うんですけど、全身見えてると逆にどこに付けたら良いものか迷ってしまう。膝小僧とか、アリな感じもありますよね。
今回のランダムトークは全部で25個。まあまあ少ないですね!でもその分デートとかに力入れたからトントンという感じもあります。しかし!このゴーストのランダムトーク、条件付きのものが結構あるんですよ。その条件っていうのは、デートで特定の選択肢を選んでるかどうか?というもの。デートをすればするほど思い出が増えて、話すことも増えていく~、みたいなことを考えてたんですけど、だとしてもちょっと初期トーク数は少なすぎたかも、という気はします。要更新。
ああそうだ。そのランダムトークの一つに、好感度150以上で出る選択肢付きのものが一個あるんですけど。そこで選んだ選択肢によって、コミュニケートの下の方にあるやつらが解放されるんですよ。これねえ、どうなんかなあ……。コミュを見て「あっまだ未読の要素がある!」ってわかるからいいぞ、とも思ったんですけど、うーん……いつまでも未開放の要素がコミュ一覧に座ってるのもなんだかこうねえ。据わりが悪い感じもあるなあっていう気もする。まあもうどうにもなんないのでどうにもしませんけどね!これはこれでいいでしょ!
そのコミュニケート一覧なんですけど、マスカレードだと非常~~~~に難しいんですよね。何が難しいかというと、自分の思う利便性を取るか?それとも匿名性を取るか?という天秤が。結局今回は私のいつもどおりの表示形式で行っちゃったんですけど、匿名性を高めようとするならこう、何?例えば他の作者さんのコミュニケート一覧の表示方法を真似したりだとか、そういうことをするべきなんですよね。でもそうすると慣れてないから自分の更新作業も大変になるし、利便性的に見ると落ちちゃうっていうこともある……。まあどうでもいい話なんですけどね。好きにやった方が楽しいし。私は好きにした。
そうはいえどもコミュワードのラインナップは気をつけたんですよ!流石にね、いつもどおり他の自分のゴーストから適当にコピペして決めたらなんか、ヤじゃないですか。匿名性ゼロすぎて。なので他のゴーストさんのコミュワードを参考にしたりしてね、ちょっとラインナップを変えたりしました。まあそうはいってもそん~~なにアレかなという感じもありますけどね……。
設定とかネタバレとかの話をします。ここは私の他のゴースト知らないと面白くないと思うので特に読み飛ばしていいです。
私のゴーストはみ~んな同じ高校に通っているので、必然的にこの先輩とか男子らも同じ高校に通っています。男子の制服はあんなんなんですよ、今まで一回も表に出してこなかった(というか考えてなかった)んですけどね。で、私のゴーストを知ってる人は先輩の制服がこの高校の一般的な夏服と違うじゃんとお思いだと思うんですけど。お思いじゃなかった場合は今知っていただければいいんですけど、先輩が着てるセーラー服はこの学校の制服とは違うものです。なんと先輩は中学時代の制服を高校生になっても着続けているんですよ。なぜそうしてるのかとかいうのはね、今後の更新のネタになるのでここではアレしますけど……。そういうことなんですね。意外な事実~。
あともう一個、ネタバレというか単純に出してない設定なんですけど、先輩は高校の美術科に通っています。普通科でなく。これについても更新のネタにしたいので……ね……。あれしますけど……。
先輩の身長は153センチです。私がキャラクターの身長を知るのが好きすぎるので、ゴースト内で明かすとなんかヒントになるかもなと思って具体的な数字は出してなかったんですけどね。
男子たちについて。百合っつってんのに男子がおるやんけ!と思われる向きもあるかもと思うんですが、ご心配はいりません。彼らは三人ともなんか……わかんないですけど、なんか適当にいい感じの理由で先輩とユーザちゃんの恋の邪魔にはなりません。なんか適当にいい感じの理由を各自で考えてやってください。もう彼女がいるだとか、元カノが亡くなってて操を立ててるだとか、女性を愛せないだとか、なんでもいいです。私は彼らにそのへんの特定の設定を付けるつもりはないので。興味がないから……。とにかく彼らは恋路の邪魔にはならず、むしろサポートをしてくれる立場にある、ということです!彼らとて馬に蹴られたくはないのです。
ああ、どうでもいいついでに出してない設定ですが、あの……名前なんだっけ?黒い不良っぽい人と赤っぽいチャラい人とは交友があります。だからなんだという感じですけどね。
こっからは公開後に書いた内容です!
ちょっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!『もしもし、私メリーさん。今あなたいったいどこにいるの?』ちゃんとまさかのいらすとやスマホかぶりしてるんですけど!!!!!!!!!!!!!こんなことあります!!!!!!!????????めちゃくちゃ笑っちゃいましたよね。まさかこんなことが起こりうるとは思わないから。やっぱ強いんだな~いらすとやさんって。
いただいた感想への感想を書きます!大丈夫です、引用したりはしませんからね。安心して。
文章が褒められてましたね!回覧板とこで。前回の横顔を望むんときも褒められてた気がする。ありがたいことこの上ないですが、あまのじゃくなものでそんなにぃ?とか思っちゃいますね!特になんも……意識せず書いてるから……。でも嬉しいね!ありがとうございます!
ごーとう様にも怒られたりしてなくてよかった……。ありがたい限りですよね、ほんとにね。私服もお褒めいただいて……。懐が広い。申し訳ない限り……。
初回起動の文章だとか男どものシェルが私っぽいっていうご意見もありましたね。え~~~~……マジ~~~……?男どものシェルなんてあなた、そうかなあ……?そうなんでしょうね、自分ではわからないけど。初回起動はそうなのかもなあ~~何も考えずに書いてるから。でもちょっぴりだけは考えて書いたんですよこれでも。ほら、乙女ゲームの主人公を意識してるのでこのユーザちゃんは。なのでこう、乙女ゲー主人公っぽいモノローグ?ちょっと明るくて、自己が感じられて、未来への希望がある感じの。まあだから何ということなんですけどね。
最初の選択肢の取り消し線への言及もありましたね!笑っていただけたら幸い。悔いのない選択の強要ですよね。見てくれた方がおられるかわからないですけど、男たちに電話した時の選択肢にもこの演出があります。本来のルートならこの選択肢からアプローチしていくんだろうな~~~ってやつに取り消し線を引いてね。これによってユーザは男たちに全く気がないということを示すという……。
総じてだいたいバレてましたね、わたしのゴーストだと。わたしを知る人には。なんでかなあ……。男まで出したのにねえ。扱いが悪すぎたか……?
はい、そんな感じでした。終わりです。
結局何が言いたいかっていうと、「親友ポジションの子との百合は良い」ということと、「スニーカーガールはめちゃめちゃ最高」ということです!これだけのことを言うためにいっぱい書きました。
最後に自分のゴーストの宣伝をします!恥ずかしげもなく。
百合(の話をする)ゴースト!『立てば芍薬座れば牡丹』!
百合(にしたいと思ってる)ゴースト!『地上の楽園』!
百合ゴースト!『横顔を望む』!
百合ゴーストその2!『L'Heure_Bleue』!
百合ゴーストその3!『この道はただあなたのために』!
ほとんどななろだ様にて公開中!多分私のTwitterの固定ツイートとか見ればいいと思います!
『L'Heure_Bleue』は「ゆりうか2」に寄稿させていただいたゴーストなので、そちらもぜひチェックだ!
以上です。もしマジにここまで全部読んだ人がいるのなら、見つめ直したほうがいいです。時間の使い方を。
さようなら!ラズル・ダズルことホウ酸がお送りしました。
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この世でもっともおぞましい。 (1980文字)
伊藤白麻
(コンセプトと技術的に苦労した点は『きみと知る彼女の恋は、』のあとがきで語っています)
あとがき / SideB“こいつら”のストーリーとキャラクター、そして二人の関係について
【ストーリーで悩んだところ】
ストーリーについてはあまり上手く書けた気はしないのですが、それでも何かしら感じるものがあったなら幸いです。
書く上での一番のつまづきは、七価が歩に自分の秘密を暴露するシーンを書けない、ということでした。
これを書けなかった理由は単純に自分の実力不足です。
歩は聖人ではないので自分を食べたいという衝動を笑顔で受け入れたりできないし、かといってただ二人に距離ができるだけの結果に終わっては悲しすぎる、さらにユーザさんがこのゴーストにどれだけ時間をかけられるだろうと考えるとそう長々と書くわけにはいかない……
その全てを踏まえての落とし所は見つけられませんでした。
「そもそも七価の異常食欲の要素はオミットして完全に恋愛を主題にした方が良いのでは?」というのも真剣に考えましたが、そこは七価が信条やユーザへの感情の面で別人になってしまうのに耐えられなかったというのが正直なところです。
そして七価や歩がどんな信条を持っていて、何を考えているかも以下に記載してみます。
【キャラクター設定/南 七価】
趣味:読書、木や石を食べるのも趣味といえば趣味?
信条:好きな人を不幸にしたくない
ユーザへの感情:なんとなく信頼できる→信頼と感謝、わずかな嫉妬、スキではないからこそ秘密を話せる相手(告白イベント後)
余談:元の案ではこの子は人間ではなく人狼だったので、異常食欲はその名残でもあります。
【キャラクター設定/越谷 歩】
趣味:ボクシング(フィットネス系)、ランニング
信条:辛いことと戦える自分になりたい
ユーザへの感情:家族的な親愛、自分を助けてくれることへの感謝
余談:自分はついキャラの暗い面ばかり書き込んでしまうタチなので、この子は七価の対として明るい性格になるよう気をつけて書きました。
【告白イベント後、七価から歩に思うこと】
・子供のころに遠巻きにされていた、そんな自分に手を伸ばしてくれたことを大事に覚えている
・自分が持っていない明るさ、それにさらさらの黒い髪が羨ましい。歩は一番の仲良しであり、宝石のような大事な存在でもある
・けれど性的なことを考えると捕食衝動と混ざってしまう
・将来この関係がどうなるかとても不安、けれど歩と一緒にいる時間は楽しくて仕方がない
・過去に逃げ出した自分を探してくれたことを心から感謝している
・そんな歩を守りたい――自分自身からも含めて
【歩から七価に思うこと】
・泣いている自分の手を握ってくれたことが愛しい記憶になっている
・七価が自分を大事に扱ってくれることが嬉しい。けれど若干遠慮されすぎのような気もするし、時には自分が彼女を引っ張っていきたい
・性的な行為にも興味があるけれどまだ怖い、七価もおそらくまだ照れているのだろうと思っている
・将来この関係がどうなるかとても楽しみ、恋がどんなものか七価と一緒に知っていきたい
・木や石を食べる理由、時に不安がる素振りなど、七価にあえて隠している何かがあることは察している
・だから七価をもっと知りたい――たとえ今度は泣かせてしまうとしても
【二人の関係について】
ゴースト内のイベントを全て終えた状態でも、七価と歩の関係には危ういところはあります。
ただ今の所七価は自分の衝動を抑えられているという想定で、当分は歩とも初々しいカップルでいられるでしょう。
けれど、それでも関係を覆すイフはありえます。
たまたま七価の衝動が高まっている時に歩に近づきすぎてしまったら何が起こるかはわかりません。
仮に歩のあとがきで話した「片方のゴーストは初回起動の時点で死んでいて、殺した犯人を探すことになる」を採用したなら、七価は初回起動の時点で歩を食い殺しているという展開になっていました。誰が得するんだその展開。
【作者が考える二人のこれから】
上で書いたような“たまたま”がなくとも、いつか七価も歩に自分の秘密を話さざるを得なくなるだろう、と思います。
ただそれは七価からの一方的な伝達ではなく、お互いの感情のぶつけあいとして書きたいです。
そこに言葉を交わす以外のアクション……組み伏せる、食らいつく、もがく、反撃するなど……が絡んでくるなら、ゴーストではなく小説として書いた方が描写しやすいかもしれません。
そして小説にするにしても、ゴースト内のイベントとしても、タイトルは二人のゴースト上のフォルダ名をつなげたものを考えています。
"Like a Wolf, Like a Fight. / ケダモノみたいに、ケンカみたいに"
いつ書けるか、そもそも自分の実力で書けるかどうかもわからないですが、そういうハナシもいつかありうると片隅に記憶していただければ幸甚です。
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しぇるずかん (1148文字)
Don
「しぇるずかん」は、拙作GHOST「ごーすとじてん」の生き別れの妹です。
時は9801年。法王チユ12世の崩御に伴い、後継をめぐる政争に沸く
キノーコ王国の内乱に乗じて、隣国であるタノケコ帝国が侵略を開始しました。
キノーコ王国の聖職者は皆魔法使いの血筋から選ばれ戦闘訓練を受けていましたが、
タノケコ帝国の圧倒的武力を前になすすべもなく敗北しました。
ここに命からがら逃げ延びた姉妹が二人。名はネネコとカノコ。
二人は町外れの図書館の司書、セベを訪ねます。
帝国兵に見つかり二人が魔法使い(=兵士)とわかればセベもただではすみません。
しかしセベは二人を匿うことを決意します。
迫り来る帝国軍。もう猶予がありません。
ネネコとカノコはお互い向き合い、涙を浮かべながら再会を誓いつつ
呪いの術を放ちます。それは相手を「本」に変える呪い。
二冊の本を前に呆然としたセベは、突入してきた帝国兵の尋問にも上の空で、
ただ目の前で起きた光景を理解するのに精一杯でした。
それから20年の歳月が流れた9821年。
魔法使いの残党を殲滅する「魔女狩り」作戦もまもなく完遂という頃、
一部の魔法使いが本に姿を変えて生き残っている事実が発覚しました。
帝国軍は図書館を焼き討ちにする「焚書」作戦を決行します。
亡き父セベの後を継いだ息子デベは、母親が死霊使いの血を引いており、
父から命じられた、姉妹を救う方法の研究に没頭していました。
しかし帝国軍がこの図書館を襲うのも時間の問題。
姉妹の本を別の形に変えて守らなければなりません。
死霊使い(=ゴースト・マスター)に伝わる禁呪「ジップ・アッシュク」。
デベが呪文を唱えると二冊の本は光の粒子に包まれて
電子の海へと霧散していきました。
「…我が子孫たちよ。我らゴースト・マスターの血を引く者たちよ。
彼女たちを、必ずや、元の姿に戻してあげておくれ…。」
姉のネネコは精霊の召喚が得意でした。
妹のカノコは絵の具現化が得意でした。
死霊使いの子孫の方は、どうか、彼女たちを探しだし、
マテリアライズさせてあげてください。
製作者: Don
「しぇるずかん」正式公開記事: http://nikolat.herokuapp.com/ukagaka/ghost-shellbook-release/
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ごめんなさい全部嘘です。
「しぇるずかん」はフリーシェルWikiを閲覧するために作りました。
ただ画像を持ってきて表示するだけです。何も手の込んだことはしていません。
作者は3月のフリーシェルWikiの大規模改修時に手伝いもせずゴースト作ってたクソ野郎です。
すごいのはこれまでフリーシェルWikiを運営してきた管理者さんや編集者さん
そしてフリーシェルを公開してくれている方々です。
本当に、本当に、ありがとうございました!!
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たぬきぼっこ (1823文字)
ごーとう
ごーとうです。
前回のゴマカレー2に続き、2回目の参加となりました。
そして「たぬきぼっこ」は、撹乱班としてお声がけいただいての制作でした。
折角の場なので長々と語ります。よかったらお付き合いください。
●撹乱班のこと
企画詳細にも記載のある、「マスターシェルを別の人に描いてもらった作品」のやつです。
一緒に制作を行ったのは、絵も開発力も雲の上のゆみるさんと半透明なまこさん。
後半頃には予想されてる方も沢山おりましたが、なんと今回は3人シャッフルでした。
僕はゆみるさんのゴーストのシェルを描かせていただきました。
すごく貴重な機会を嬉しく光栄に思う反面、僕ごときがすみません的な冷や汗がだらだら…。特に、「イメージラフです」とゆみるさんから送られてきたイラストが、僕が死ぬ気で描くより遥かに上手かったときは、申し訳なさで溶けるかと思った…!笑 死ぬ気で丁寧に描かせていただきました。ワンチャン僕ってわからないのでは?ってくらい丁寧に描いたのですけど、そんなことはなかったようです。
そして、こちらの「たぬきぼっこ」のシェルを描いてくださったのは、半透明なまこさん!
トーク中でも触れたように、つやつやふさふさの尻尾が最高なのはもちろんで、表情の絶妙なのんびり屋感とか、つやつやの髪とか、何より制服のシワの丁寧さとか…もう、シェルのサイズに縮小していただくのが勿体無いくらい素敵でした。なまこさんのシェルでゴーストが作れる日が来るとは思ってなかったです。こんな機会でもないとお願いする勇気なんて出なかった。
共同制作的なものに苦手意識がものすごくあるのですが、ゴースト、シェルともに完成出来て本当に良かったです。良い機会をありがとうございました。
●作者予想と偽装のこと
下記のあたりは、前回参加時に提出させていただいた「Hey,Jack!」の機構と全く同じでした。
・イベントトークの末尾にタイトルを表示
・\0のバルーンの下部に選択肢を表示
・メニューの項目を右側で補足
特徴と言えるかもしれないとは思いつつ、正直「隠れる気で隠れなくったってわかんないでしょ~」という気持ちがあり、この機構が気に入っていることもあって変えておりませんでした。ここから僕を推理してくださってる方も一人お見掛けできて、嬉しかったです。(撹乱班としてそれでよかったのかは、あれですけど…。)
とはいえ隠れる気が0だったわけではなく、実は三点リーダの使い方を変えていたり、視線の切り替えをせずに挑んでみたりしたのですが、些細すぎて偽装としては意味がなかったようです。
僕がゆみるさんの作風に強く影響を受けている(デフォルトバルーン内にトークを納める、適宜\n[half]を挟む、メニューの体裁に凝る…etc)ことや、シェル交換の撹乱もあってか、たぬきぼっこを「ゆみるさん作」と予想されている方もおり、光栄でした。撹乱にも助力できたようでなによりです。
僕みたいなぺーぺーがお二人に混ざってるなんて思わないですよね。僕もびっくりしたもん。
●方言のこと
トークで使用している方言ですが、ガチ備後出身によるガチ備後弁です。折角達者に使える方言があるので喋らせてみました。広島弁の中にも安芸弁と備後弁があって、他県の皆さんがイメージする広島弁は多分、安芸弁の方です。 広島弁亜種くらいの奴です、備後弁は。
●通り名のこと
通り名「ライトニング モファー」は、毒子さんの「ライトニングモマー」のオマージュでした。お気づきの方もいらっしゃって、流石です!
●反省とか
初回起動のイベントを何度か練り直す中で、「ゴーストマスカレード3、楽しんでいますか?」というメタネタがあまり脈絡のない状態で残ってしまったことを、ちょっと反省しています…。
また、隠し要素の解放に必要なもののひとつである7つ目の通り名の獲得条件「24時間起動」は、ちょっと長かったですね。1時間とかが適切だったかもしれません。
●今後のこと
このゴーストはこれで完結しておりますので、これきりです。
癖でつい更新機能を付けてしまいましたが、更新の予定はありません。誤字脱字等ありましたがそのままになります。
また、更新予定がないので、場所をお借りしている更新先のサーバーからはデータを下げます。以降は更新時に404エラーが出るかと思いますが、ご了承ください。
企画終了後、他で公開する予定もございません。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
ごーとう
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にしき、抱いてーっ! (1315文字)
尖閣屋
お久しぶりです、尖閣屋です。
「お前のことなんか知らねぇよ」という方、はじめまして尖閣屋です。
尖閣屋が作ったゴーストはどれか分かったでしょうか?
「お前が作ったゴーストなんてバレバレなんだよ」という方、全く以ておっしゃるとおりです。
尖閣屋本人もバレる可能性は高いだろうな、思ってましたから。
「お前なんかに興味なんてねぇよ」という方、誠に申し訳ございません。
尖閣屋のゴーストには何ら魅力が無いことは重々承知しております。
恐らく分かっている方が多いと思いますが、尖閣屋が作ったのは『にしき、抱いてーっ!』です。
元々、『にしき、抱いてーっ!』は数年前に勢いだけで作り始めて、完成に至ることなくそのまま長らく放置されていたゴーストだったりします。
今回ゴーストマスカレード3が開催されるということで、尖閣屋も参加したいと思い至ったので、『にしき、抱いてーっ!』を突貫工事による勢いだけでとりあえず完成させました。
そのため、作り込みがいささか甘くなってしまっているので、その辺のお見苦しい部分は誠に申し訳ない。
タイトルの『にしき、抱いてーっ!』は、二式飛行艇の通称である「二式大艇(にしきだいてい)」から採ったものです。
ヒネりもクソもない尖閣屋のボキャブラリーの無さが浮き彫りになってますね。
いやはや。
ゴースト制作者名の『アウトマーティシェス・ゲヴェーア』は、ドイツ語の発音カタカナ表記で、日本語訳は自動小銃の事です。
自動小銃というのは、詳しく書くとゴースト一体ぐらい出来るので、ここでは説明しませんが。
中のゴースト達ですが、二式は現在、海上自衛隊鹿屋航空基地資料館の野外で絶賛放置プレイ中の二式飛行艇の擬人化っ娘で、ゼロ戦は南方のどこかで撃墜されたゼロ戦(零式艦上戦闘機)の霊魂的な何かです。
二式は少女的な姿をしてますが、誕生してから70年以上が経過しているお婆さんなのです。
つまり、ババァなのですよ、二式は。
もうひとり(?)のなんだかよく分からない浮遊物のゼロ戦は何故か関西弁を喋ってます。
たぶん、生前(?)、搭乗者(パイロット)が関西人だったのかもしれません。
それが霊魂的な何かになったゼロ戦の方にも影響を与えて関西弁を喋るようになったのかも。
フリートークですが、中身が少なくて誠に申し訳ない。
尖閣屋のゴーストはフリートークの多さだけが唯一の売りだったのに。。。
現状ではほぼ二式飛行艇ネタだけですからねぇ。
もし、正式な公開があるときは、二式飛行艇ネタだけでなく、他の飛行艇ネタも放り込むつもり。
もし、尖閣屋のゴーストに興味を持たれた方は、尖閣屋のゴーストをユーザさんのパソコンの片隅に置いてやってください。
尖閣屋のゴーストには『Compiler-Compiler』や、『お兄ちゃんは牛乳屋さん』、『無限のアポカリプス』とか、『新型コロナウイルスちゃんは感染させたい。』など複数あるので、お気に入りのゴーストが見つかるかもしれません。
まぁ、変わったゴーストだらけなので、ユーザさんに気に入ってもらえるゴーストはいないかもしれませんが。。。
皆様、『にしき、抱いてーっ!』をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
それではまた、どこかで。
ほな。
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にゃんにゃんにゃーこ (672文字)
橘 朔夜
はじめまして、もしくはお久しぶりです。
猫耳大好き朔夜というものです。
もう一体のゴーストを作ってる途中に、
「まさかこの面倒くさがりの私が二体もゴーストを作るとは誰も思わないだろう」
と思って勢いで作りました。
勢いなのでなにも考えずに全てを決めました。
にゃんにゃんにゃーこ
本当になんにも考えずに決めた感じがしますね!
普段の私が作らないようなキャラクターを目指したつもりが最終的にはいつもの私になったような気がします。
猫耳はかわいいですね。私は猫耳が大好きです。
猫耳でつるぺたでユーザ好き好きな女の子が大好きです。
正直バレない自信があったので作者予想で名前があがって驚きました。なぜですか?猫耳だからですか?
気を付けた点はウェイトの書き方とか句読点を使わないこととかメニュー表示の方法とかです。
ときどき癖でいつもの書き方をしてしまいましたが、その辺でバレる気配はなくて安心しました。
気を付けなかった点は猫耳です。
にゃーこについて語ることは特にありません。
なぜなら全くなにも考えずに作ったからです。
普段は性別設定をつけないからつけよう!と思ったもののユーザの性別がちがうと何が変わるんだ…?と苦しんだ記憶はあります。
ユーザの性別設定なんてあったのか?という方もいるかもしれませんね。
にゃーこのメニューは顔にあります。顔をつついてください。これも普段やらないことをやろうとした結果です。
そういうのはちゃんとreadmeに書きなさい。はい。
サイトでも獣耳だったり獣耳じゃなかったりなゴーストやシェルを公開していますので、お暇な方はぜひよろしくお願い致します。
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ねないこだあれ (635文字)
匿名(ゴースト作者)
匿名という名前のゴーストマスターになってしまった匿名です(自分のミスで紛らわしいことになってしまい申し訳ない、全方向に謝罪します)
前回は狂った廃墟で働くSAN値低めのゴーストを提出してしまったので、今回はメルヘンかつかわいいゴースト、しかも時間帯によってモードが変わるという明らかにゴーストマスカレード向きではないゴーストで参加させていただきました。
このゴーストは幼い頃、夜中に目が覚めてしまって真っ暗な部屋のなかで一人でいると世界中にひとりぼっちになってしまったような孤独感があったなぁ……という記憶から作られました。
ねないこはずっと夜にひとりぽっちなので、もし眠れない夜などにこの子の事を思い出したら、ぜひ会いに行ってあげてください。
先に中身が出来上がっていたので、後からフリーシェルを探していたのですが、
フリーシェルウィキを見ているときに、あまりにもぴったりのシェルがあったので大変驚きました。
このシェルはこのゴーストのために公開してくれていたのでは…?と思ってしまうほどでした。にせさんありがとうございます。今回は少しだけ色を変えて使わせていただきました。
さて、ゴーストマスカレードに向いてないな~と思いながら提出したゴーストだったので、誰にも夜モードを見てもらえないままというパターンも覚悟していたのですが、思っていた以上に沢山の感想を頂き、みなさんの優しさに支えられて生きているな思う良いイベントでした。
このゴーストに触れてくれた皆様、ありがとうございます。
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はちゃめちゃ元気クリニック (332文字)
えびまよ
「はちゃめちゃ元気クリニック」
・とにかくシェルの絵柄を変えた。
・普段知識的なトークを書かないので逆に知識的なトークをたくさん仕入れた。
・少年〜青年を主に作っているので逆におじさんを作った。
・巨乳好きを公言しているので逆に波里助手は小さめな乳にした。
・男女のコンビゴーストが欲しかった。
・作ってる途中で既に他の心療内科ゴーストがいる事に気付き変な汗が出た(ので申し訳程度に切り替え反応を付けた)。
・波里助手の別モードがある予定だったが間に合わなかった。
・色んな人に良いコンビ、トークが面白いと言ってもらえて嬉しかった。
・今回のメニュー昇降順はランダムで配置されると聞いていたがこれが一番上に表示されて心臓止まるかと思った。
・最後に
エモ男女コンビゴーストもっとほしい。
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ふたごのこころの (651文字)
ななっち
昨年に引き続き素敵なフリーシェルをお借りして参加してみました。
だいたい手癖で書きました。かわいかったですか? かわいかったですよね。
言葉遊びの部分に注力したので、それ以外は背景設定とか名前とかユーザさんとの関係とか全然考えられてなくて本当に安易な感じになってしまいました。もし更新したり正式公開したりするならその辺りをちゃんとしないなあと思うところですね。
まだ他に作りたいゴーストもいることなのでどうするかは今のところはなんにも決まってないです。
今回出したゴーストって変わったことはやってますが自分のトークの書き方とかを積極的に変えて他人っぽくしたりというのはそれほど意識してやらなかったので、自分の名前が挙がったときは分かってもらえて嬉しかったです。きっと、自分のゴーストだとわかるほど既存の作品を見てくださっているということなのでしょうから。
楽しんでくださった方がいたなら幸いです。
さて、最後に自己紹介です。
「奏でる日常の音色」「あおいリボンのあおいさん」「よめきつね」「ユグドラシルチェリィ」など
キャラクターと一緒にいる雰囲気を楽しんだりいちゃいちゃしたりするゴーストを主に作っています。
もしご興味があれば、ゴーストの公開サイトを覗いてみていただければと思います。
またSNSのアカウントも載せてみますので、お気軽に話しかけてみていただけると嬉しいです。
【サイト】https://nanachi.sakura.ne.jp/
【twitter】https://twitter.com/kanade_lab
【Mastodon】https://ukadon.shillest.net/web/accounts/8
【web拍手(リンクをたどると拍手になります!)】
http://clap.webclap.com/clap.php?id=nanachi_ukagaka
最後に一言… うちのこかいて!!!
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ふんわりゆるゆる (338文字)
[匿名]
小学校では距離を置かれました。
中学校では『気持ち悪い』と言われました。
高校では『お化け』『妖怪』と言われ虐められました。
……今は、『紗江さん』と優しく呼ばれています。
###############
このゴーストは元々自分用に作っていました。トークがわかりにくいのはそのためです。
おすそ分け程度にこっそりアップローダーに上げようかと思っていたところ、イベントの話を聞いたので投稿した次第です。
そんななので正直キモイ寒いと罵られる覚悟もしていたのですが、好きだと言ってくれる人がいて救われました。
『おれが作ったって事にならねえかな』という声も見ました。嘘はよくないです。でも自分でトークを追加して楽しんでくださってもいいんですよ。
あまり喋ってもぼろが出るのでこの辺りで。またいつか。
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ぺっとせいかつ (938文字)
家鳴玄関
「ぺっとせいかつ」を作ったのは!「眼鏡男子☆兵庫系」の作者やで!
今回はスクリプトログ閉じておいていいですよ何もないですよ。
今回も感想や絵ありがとうございます。
ユーザさんは彼らを楽しませるため何かしてみせてもいいし何もしなくてもいい。
寝ているだけでも喜ばれます。
とくにお知らせするべき事もないので設定などを書いておく。
こういうの書くの苦手なので見やすさわかりやすさ考えず書いていく。
二次創作はこれ以外の設定でも自由にお楽しみください。
正体が宇宙人でも邪神でもご自由に。
時代などは兵庫系と同じ。
兵庫系に出てくる謎の現象を利用して異世界から行き来している者がいる。
人の世界で生活している者もいる(ぺっとせいかつの2人は人の世界に来ていない)
謎の現象と同じく気付いている人はほとんどいない。
この辺の設定は時代などがバラバラなゴーストさん達を同時起動したり切り替えたり
伺かユーザさんが自然にやっているのと同じようなものです。
ウサギやネコっぽい彼らは異世界の住人。
人間を怖がらせたくないので着ぐるみのようなものを着ている。
人間の文化に憧れているので何でも真似したい。
おみやげを買うようなトークもあるけど半端な知識で人間の真似をしているだけです。
お金として使っている物も彼らの世界でたまに生えたり体内で生成したりする物。
高いと言っているのも人間の真似、何かおしゃれな言い回しと彼らは思っている。
パンダは頑張っておしゃれな喋り方をしようとしています。
可愛くて賢い人気の生物(人間)と、かっこいい(と彼らには見える)店員がいて、
かっこつけた会話ができるおしゃれな店という感じです。
パンのようなものも「人間って何かこういうの食べてるよね!」というような理由で
彼らが用意したパンに似ているだけのものですがレアものだったり品質は良い。
人間大好きで絶滅させたくないので安全面は慎重。その辺の確認は人間側でやっている。
そういうのは兵庫系の2人がいる病院がやっている。
(兵庫系を見てもその辺明らかになったりしません!
こんな怪しい事に関わっているのはだいたいあの病院の院長。兵庫系に出てこんけど!
他にも書くべき事ありそうな気もするけどここまでにしとく。
可愛い何かに可愛いって言われるだけのゴーストです!以上!
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ぼくの赤ずきんちゃん (688文字)
amo
ぼくの赤ずきんちゃん、お楽しみいただけたでしょうか。
絵柄を変えてやろうと思ったんですが、縮小したら完全に私絵って感じになりました。なぜ。一応顔面のアップだとそこそこ違う感じになった…と思うんですけどもう自分ではよく分からない。
まあシェルを描かせて頂いたゴーストも出るのであんまり気にしなくていいかな!
というわけで、途中から他のゴーストのための隠れ蓑扱いになったオオカミくんです。中身も完全にamoだと予想する人、多かったですね。バレバレじゃん。amoです!
作者さんの中にけっこう女性向けを作られるイメージの方がいらしたので欺けるかな、と思ったけど全然そんなことありませんでしたね。実はヤンデレってほぼ作ったことがなかったと思うんですけどなんでわかるのかな。
自作の「ダツラのひとくち」がややヤンデレっぽさあるので、オオカミをお気に召してくださった方は覗いてみてくださるとうれしいです。
シェルを描かせていただいたゴーストさんとポーズが同じになってたのは…気づいてたんですけど…手が好きなので…見せたくて…。
どうして赤ずきんちゃんのオオカミで作ろうと思ったのかは本当にまったく覚えてません。
ケモ耳作ろうと思ったことだけは覚えてます。どうしよう書くことがない。
こちらに話しかけてきているけれど、壊滅的に話がかみ合わない。話を聞かない。赤ずきんちゃんは赤ずきんちゃんだよ。そんな感じで作りました。
本当はお揃いのバルーンも作ろうかと思ってたんですけど、作り方を何もかも忘却していてダメでした!
ランダムトークだけのシンプルなゴーストですが、魂を赤ずきんちゃんにして楽しんで頂けると幸いです。
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まかないエルフ (3452文字)
ねろーる
今回「まかないエルフ」を用意しました、ねろーるです。
まずはフリーシェル「白衣のエルフ」の作者じるさんに多大な感謝を。
恐れながらキャラクターデザインとシェル完成度の高さに一目惚れでした。
赤面差分の存在にもキャラ作りをとても助けられました。
マインちゃんを「ちゃん」付けで呼ばないわけにはいかなくなったのも仕方がありません。
*名前
……あーーーっ!!!
お料理でマインちゃんなのに……お料理でマインちゃんだったのに!!!???
なんで俺はそこに至らなかったのか!?
言い訳なんですけどちょっと聞いてください……まずは何から……そう、マインちゃんは名前が難産だったんです!
中性的な見た目に合わせて名前も中性的にしたかったのですが、なかなかしっくりくる名前が浮かばなくて…、
ずっと男性寄りの名前ばかり浮かんでは没にし、一般的な人名よりも名前っぽく聞こえる一般名詞を並べては斜線を引き続けていました。
色々試案に暮れていた中で突如、
「ビリー……うぃりー……ヴィルヘルム……いやヴィルヘルマイネ!マインは愛称だ」と、
労働の最中に天啓を授かった事おかげでキャラクター理解度が一気にはかどりました。
もしかすると愛称と名前の浮かんだ順番が逆で、「なにかしらインパクトのある物⇒インパクト=爆弾⇒機雷⇒マイン」の連想ゲームから、
「マイン」を愛称にできそうな名前を捻り出したのかもしれません。直前にマインスィーパーもやってましたし。
なので、みんなが大好きな某最強のお料理番組の事はゴマカレー3お披露目して感想を見るまで完全に意識の外でした。
ネタに気が付いた瞬間の悔しさはとんでもなかったです。
特上のネタがそんなところに転がってたなんて!!
ねろーるはひとりでできませんでした!
ちなみにまいんちゃんの活躍時期的に直撃世代(番組が想定する対象年齢ではない)なので、
歴代まいんちゃんの存在はよく知っていますが、生活環境によりあの頃テレビ見られなかったんですよね……。
ガンダムSEEDだってリアルタイムで見てないもん!
個人的に名前ネタ被りが気になったのはハイスクールフリートのミーちゃんとりぜるまいんでした。(どうでもいい)
ヘルマイネとか重厚なフォルムがカッコイイですよね、マインちゃんはソニックブレードとかリングスライサーくらいならできそうな気がします。
*ねろーるの作風
ゴーストの作りとしては機能面は一切触れないトークジャンル特化ゴーストです。
ねろーるが発表している既存のゴーストはシェルが実写の切り抜きだったり、「肉声.mp3」みたいなものが入りがちなのですが、
某有名動物型ロボット玩具の知識に特化したゴーストや、オカルト的存在の偏った知識を披露するゴーストなど、
フレーバーテキスト的に世界観に触れていますが、やっていることは既存作品と同じ……はずです。
案内人さんに表示されるサムネイルで若干バレないかとも考えましたが杞憂ですね!
そもそも「ねろーる」は企画に紛れ込んだノイズ同然なのですが、
それでも、作者を割り出す判断材料たる既存ゴーストたちについてゴマカレー3が公開されてからしばらくするまで
自サイトのゴーストの公開ページにアクセスできない状態であったことをここに改めてお詫び申し上げます。
5月13日現在、まだ作者候補に名前が上がってないことに寂しさを覚えるのが事実ですが、
作者が公開されたときに「あいつ誰だよ」ってなる様子がとても楽しみです!
ざわざわしてほしい!!!
*ギリギリでした
「文字量の洪水が!」と感想を沢山いただきましたが、
文字数はさて置き、総トーク数を見ての通りかなり突貫作業です。
作業時間の8割くらいは自前レシピの確認のお料理実習です。
きんぴら辺りの野菜の分量などは行きつけのお店によってまちまちじゃないのか、とかあるので
調味料は書いてあるまま投入しないで少しずつ様子を見て調整してください。
また制作日程に全く余裕がなかったため、あーるでぃーさんのデバッグを受けられないことは事前に発覚していました。
「せっかくのシェルに恥じないように」と期限ギリギリまでチェックし、修正版ファイルを送信したのも期限ギリギリ数分前とかです。
……にも関わらず、さわり反応で分身してしまったことが心残りでなりません。
*世界観
世界観についてですが中学のころからずっと延々続けている「脳内妄想ポストアポカリプスな現実と地続きのファンタジーな地球」です。
延々続けている=現在進行形です! 黒歴史ではありません! まだマウンテンサイクルに埋めていません!!
マインちゃんは旧史世界の情報をデジタル・アナログを問わずサルベージして復元、解析等を行うのが本業です。
たまたま発掘したお料理レシピデータがきっかけでグルメに開花し趣味で収集しているようです。
っていうところまでゴースト内で説明したかったのですが、これも文字の洪水をおこしそうでとりあえず省きましたが、
今後はこのあたりも含めてマインちゃんの身の回りなんかを掘り下げていきたいです。
ゴースト初回起動の導入は同じ世界観で作りかけて放置していた子から流用しています。
マインちゃんが言うところの「ウィザード」なる勢力側の子です。
フラグ解除のミニゲームがうまく実装出来なくて投げだした子でした…。
アンインストールイベントにはマインちゃんが一緒にコフィンに入る等も予定していたのですが、
ユーザーとの関係性の掘り下げがほとんどないまま一方的な好意を向けて、無理心中めいた同衾までしてくるのは
流石に怖いので今回は改変しました。
いつかその辺りにまで踏み込めたらいいなと思います。
*中性的ってなんだろう
ちなみにマインちゃん、実は性別を決めていません。
最初にフリーシェルの選定条件も見た目が中性的であることでした。
ユーザーさんの性別に合わせて性別ごとにイベントを、って思ったのですが時間と力量が足りず全部なかったことにしました。
多分正式に公開してもその辺り性差関連のイベントは追加されないことでしょう……。
マインちゃんの性別はシュレディンガーなジェンダーです。
あなたがマインちゃんを女の子だとして接したら女の子になりますし、男性であってほしいと思えば男性でしょう。
ですがさわり反応を作ってるうちに段々自分の趣味が駄々洩れしてどうにも雌成分が強くなってしまった気がします。
……もう女の子でも良いんじゃないかな!?
*その他
そもそも制作理念が「肉食万歳なエルフ」でした。
なので積極的に肉食を勧めるような内容にしたかったのですが、
豚肉の炒め料理のレシピばかり並べても面白くなくてバッサリカットしました。
でも「肉みそ炒めもホイコーローも同じじゃないか!」ってなるじゃないですか。
…気が付いたら提出したnarファイルの辞書からはなぜかどちらも消えていたのですが。
もうこの時点でコンセプトが迷子ですね。
そのうち角煮とかトンテキ辺り用意しますね。
あと牛肉系のレシピがぱっと思い浮かばず……いえ、自己流レシピにこだわると衆目に晒していいレベルに達してなくてですね、
そもそもお料理研究家とかじゃないんだからオレンジページとか読んできます。
必殺料理としてビーフシチューがあったのですが気軽に3、4時間煮込み続けてくださいとか言えないので悩んでいますが
大きめに切った牛肉と玉ねぎを焼いて、赤ワインで超時間丁寧にじっくり煮込んでバターを惜しまなければだいたいおいしくなります。
そしてHeinzの缶詰のデミグラスソースは正義です。
*あとがきって何だっけ
ゴマカレー3公開直後から沢山の感想を頂いてかなり伺れて有頂天なままキーボードを叩いてしまいました。
ちゃんと日本語の文章として成り立っているのか、今ものすごく不安になっていますがもう読み返す勇気もありません!
今回の企画参加に誘って頂いたおかげで初めて「真っ当なゴースト」を作れた気がします、某映画観賞会の皆さん本当にありがとうございました。
何が真っ当って、ほら、既存のウチの子達……なんかみんなアレだし……。
マインちゃんには隠し要素としてすら嫌ゴ機能は付いていません!
……文字数が多い? えっ、そんなに多い?
とはいえトークのウェイト関連については、もうちょっと考え直すところがあるとは思っています。
今後も開発継続してユーザーさんに真っ当に親しんでいただけるゴーストに育てられるよう……できるかな……できたらいいな……。
「まかないエルフ」をよろしくお願いします。
フリーシェル 「白衣のエルフ」
シェル作者 じる様
URL:http://littlerainy.net/
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また部室でね (1958文字)
ゆみる
「また部室でね」あとがき
皆さん初めまして。あるいはこんにちは。「また部室でね」作者のゆみるです。
◆はじめに
本作は、あーるでぃーさんにお声がけいただき、半透明なまこさん、ごーとうさ
んとのシェルローテで作成したゴーストとなっております。
このローテを完全に特定して正解した方もいらっしゃったようです。流石です。
奈々実のシェルはごーとうさんに担当していただきました。改めてありがとうご
ざいました!
1発でイメージ通りのをいただいてとても興奮しました。可愛くてサーフェス当
てる作業がとても楽しかったです。
◆コンセプトについて
今回も拙作ゴーストの立羽、みなもでやってないことをやろう、が出発点でした。
なので、今回は「ユーザ役がしっかり喋るゴースト」にしました。
ただそこから先がなかなか固まらず、トークをいくつか書いて没にしたのが2つ
あって、今
回採用した案は3つ目にあたります。
1つ目は脱出もの。キャラは固まったものの、謎解きが作れないことに気付いて
断念。
2つ目は選択肢多めのアドベンチャー風のもの。イベント期間までに作り切れな
いのが明らかだったので断念。
3つ目は引きこもりの子を外に連れ出すもの。これが「また部室でね」の原型に
なりました。
◆キャラクターについて
先輩は「訳ありで登校しているが、後輩くんの前ではなるべく気楽に振る舞って
いる先輩」という境遇のイメージのまま書いていきました。
後輩くんと話すのは楽しいし、何もかもが嫌になったりもしていませんが、確か
に心に傷を負っています。
ゴースト起動時を部室登校開始から1ヶ月後としているのは、心の整理を付ける
時間が必要だったからでした。
孤立無援という境遇を味わったために「仲間」という言葉が好きで、後輩くんに
仲間意識を感じるととても喜びます。
ごーとうさんに作っていただいたシェルのおかげで、垢ぬけてないけど可愛いを
出すことがちょっとは出来たかなと思います。
後輩くんは悩める先輩に代わって、有言実行でやると決めたら手段を選ばず徹底
的にするタイプです。
先輩に対しては普段素直ではないことが多いですが、実際にどう思っているかは
結構分かりやすい方です。
自分から気持ちを伝えようとしなかった理由は、相談完了後にノートの僕/俺の
会話から確認できます。
◆ノート/相談について
ノートは後輩くんがはっきり喋る役柄となっている分、後輩くんとユーザさんと
の前提知識の差が大きくなるため、その補足という意味合いで追加しました。
序盤の相談の前提条件にノートの確認/会話を入れているのは、ユーザさんが取
り残されてしまわないようにしてから進めたい、という意図で設定しています。
相談はいわゆるストーリーイベントです。
当初の構想通り、目標は「教室登校に復帰できるようにすること」にしたのです
が、イベント全体の長さとペース配分、それぞれの事情や行動に妥当性と説得力
をもたせられるかなど、もっと調整の余地があったと思います。。諸々反省点です。
シェルの都合で先輩と後輩くん以外の登場人物は表に出さないと決めていたの
で、全て二人の会話だけで完結するようにしています。
先輩は自由に身動きが取れない分、後輩くんには色々と頑張ってもらうことにな
りましたが、結果的に互いのキャラが定まって良かったかなという気がします。
最後の作戦はかなり変化球気味になりましたが、感想を拝見していると落ちが良
かったと書いて下さっている方もいて、その点はすごく嬉しかったです。
◆ゴースト名について
「また部室でね」というゴースト名は、相談を全て解決する前と後とで、ニュア
ンスが少し違って聞こえるようになるタイトルになったら良いな、という形で採
用しました。
起動して最後まで進めていただいた方に、最初と最後でこのタイトルを読んだ
時、その違いが少しでも伝わっていたなら嬉しいです。
◆いただいた感想について
まず各所で感想や絵を投稿してくださった方、本当にありがとうございました。
前回同様、毎日のようにTwitterのタグ・ゴースト名での検索をしてました。今
回90ゴーストと参加ゴーストがとても多い中でも感想をいただけるのがとても嬉
しかったです。
そして作者予想に関してですが、最初に書いた通り完全に見抜かれた方もいたも
のの、前回参加時に比べれば偽装は上手くいっていたようです。
自分の好きなゴースト作者さんと間違われるというのも違った嬉しさがありました。
当てて下さった方も、別の方を予想して下さった方も、とても光栄です。そし
て、いつもありがとうございます。
◆最後に
他の方に描いていただいたシェルでゴーストを作るのは初めての体験で、とても
楽しかったです!
誤字修正等を行った通常公開版も出す予定ですので、良ければこれからの先輩と
後輩くんにもお付き合いいただければ幸いです。
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もしもし、私メリーさん。今あなた一体どこにいるの? (2096文字)
みねらる
(タッ、タッ、タッ……)
足音が遠くなっていく。
(どうやら、あの子は逃げ切れそうね。あとはこのキモいのをどうするかだけど)
私の目の前には長髪で痩せぎすの女が立っている。
その少し後ろで、くたびれた白衣を着た眼鏡の男が冷たい目でこちらを舐めるように見つめていた。
(なんであの子はいつもこんなのに付け狙われているのかしら……)
女の顔は大きなマスクで隠れ、両腕をだらりと垂らした猫背の姿のまま固まったように動かない。
その目線は長い前髪で隠れていて、どうにもやりにくい感じ。
こういう時はこちらから動くに限る。
「ずいぶんとあの子を付け狙っているみたいね。
ストーカーは嫌われるって知らないのかしら?」
白衣の男がゆっくりと口を開いた。
「これはこれは……人形型とは今どき珍しいですねぇ。
やはり、あの方が怪異に好かれる性質を持っているのは間違いないようです。
さて、僕は先を急いでいるので……素直にそこを通してくれますね?」
「私がそんなに素直な女に見えるなら、その眼鏡は買い換えるのをおすすめするの!
あの子はただ馬鹿みたいに体が丈夫な普通の人間だわ、人違いじゃないかしら?」
「東京最弱と呼ばれるあのゲームセンターのアーム設定で100連勝する人間は普通の人間とは言いませんよ。
あなたがご存知かどうかはわかりませんが、僕の調査ではその時の景品の73%が怪異に関連していたのです。
あの方が怪異を引き寄せる自覚があるのかはわかりませんが、その性質は僕の仕事にたいへん便利!
倉庫の真ん中に縛り付けておくだけで怪異が自ら来てくれるでしょう。
僕はそれを捕まえて兵器に仕立て、"裏"に流すだけで、一生遊んで暮らせるわけです」
「ずいぶんと悪趣味なお仕事なの。
ますますあの子を関わらせるわけにはいかなくなったわ」
「それを決めるのは僕ですよ。
もういいでしょう、僕も暇ではないので。
……行け、"クチサケ"」
直後、女が弾き飛ばされたような速度で加速した。
軽く振り上げられた女の拳が、物理法則を無視した速度で振り下ろされる。
ドン! とトラックが壁にあたったような音。
紙一重で避けたが、外れた拳はコンクリートの壁をやすやすと砕いていた。
「ワタシ、キレイ?」
そう言った女のマスクは衝撃波で吹き飛ばされ、その下には耳元まで深く裂けた口が引きつった笑みを浮かべている。
とても力ではかなわない。
このままでは……その時!
(ーーーーーここの部分はまだ書きかけなのーーーーー)
私メリーさん、いま……あなたの目の前にいるの!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ってお話を思いついたの!
どうかしら!?
これからはいんたーねっとの時代なの!
私もねっと小説を書いて大ヒットさせて出版社でライトノベル化して、印税で電話代を稼ぐのだわ!
小説を書いたことなんてあまりないのだけど、それなりに色々頑張って作ったの!
ネットによくある怪異を振り回す系のストーリーって、結構使い古されてるから一周回って天丼ネタになってみんな理解しやすいと思うの!
それにヒロインがメリーさんなら、会話はだいたい電話だから挿絵もスマホだけメインで映しておけばいいし、姿絵を書くときもシルエットにすればいいから表情も作るのが楽なのだわ!
でも、導入と最後のオチだけ思いついて途中が全然思いついてないから、これから書かないとなの……。
それに、主人公が宇宙遊泳したり異世界転生したり、ネタは色々あるのだけれど、読みやすい文章に直すのが難しくてあんまり書けてないの。
書いた文章は何回も読み上げてつっかえないか確認したりしてるから全然進まないのだわ……。
え、主人公は怪異に好かれる性質だから、登場人物のメリーさんは主人公のこと好きなのかって?
もちろんなの!
でも、メリーさんは別に主人公の性質に影響されたわけじゃないの。
実は、最初にUFOキャッチャーで取ってくれた時に、私を見て可愛いって言ってくれたことが嬉しかったのがきっかけなの!
……あっ
あ、あーっ!
書きかけの部分を書かないとなの!
じゃあね!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(後日)
(ピコン! メールを受信しました)
From:めりーさん
件名:炎上したの……
本文:
この前の小説を自分のwebサイトに上げたら炎上したの……。
なろー系サイト?の小説入門で、感情移入しやすいように普通の人を主人公にしたらいいって書いてたから、あなたみたいな一般人をモデルにしたの。
そうしたら、主人公にリアリティがないってむちゃくちゃ叩かれたの!
意味がわからないの!
……まあ、それでも色々感想があったのは新鮮だったの!
普段あなたとしか話さないけど、別の人から感想がもらえるのも嬉しいものね。
あ、もちろんあなたの感想が一番だけど。
それと、ちゃんと意識して書いた部分に気づいてくれた人がいたのはびっくりしたの。
作者名だって頑張って考えたんだから!
あと、渾身のオチもちゃんと見てくれた人がいて良かったの!
あの小説は取り下げたけど、せっかくwebサイトを作ったのだし、そこは日記帳にでもするの。
あなたも暇なときにアクセスしてくれるとPVが増えて良い感じなのだわ。
このサイトなの!
http://namg.blog.fc2.com/
あ、拍手とかも押してくれたら嬉しいの!
じゃあね!
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ゆの氏アフター (あとがき提出なし)
青タイル
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ようこそ!【アイナダ王国】 (3999文字)
山田麻里
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
不定期刊ペーパーブック【国凸びより】~神秘の島国【アイナダ王国】特集~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
世界中の国々をめぐる【国凸びより第49回】は
夢の島国としてプチブーム中【アイナダ王国】に迫ります!
島を囲む美しく【雄大な海】と、
【純白の鉱石・シルク石】採掘ツアーができる【鉱山】、
島の食糧事情を支える【大農園】など、など。
ワクワクするような観光名所が盛りだくさん!
島中のどこでも見ることが出来る【虹色の流星群】は
一生忘れられない思い出になること間違いなし。
【アイナダ王国観光局日本支部】全面協力で、
まだまだミステリアスな【アイナダ王国】の魅力を
一緒に一つずつ紐解いていきましょう!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★大特集~出国前に確認!★
【アイナダ語】の語源~ビンル香のビンルは●●●!?
【ラバ】はラバじゃないってどういうこと?~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【アイナダ】
【インド】。 welcome 【 I N D 】
最初から【インドやアジア風の異国を舞台にしたい】と考えていて、
【ローマ字を組み替えて異国っぽい言語を作る】方法が
定まってから世界観の軸が一気に出来ました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【サイティ】
【チャイ】 実は【最も高い値段の商品】は最後まで決まっていませんでした。
【ばかすか飲まされまくってるやったらうめェお茶】が
【一番高くてヤバイ】という展開、
王道だと思いますがほんわかとした伏線回収をしたかったので。
ご感想の中で「常連客が唯一褒めている」とあったのですがその通りです、
「【常連客】は【国の偉い騎士】である(ちょっとした権力者であり高価な食事などは城で食べているだろう地位)」
「【店主】は【大農園の金持ちの息子】である(高価な茶葉も「父ちゃんがやってる家庭菜園」のノリでむしってこれる)」
「【騎士】である【常連客】がやたら【サイティ】にビビっている」
「【他の4点の商品】が【不良品】か【市場価値がほぼ無い】ものである」
以上が【正解を導き出すヒント】でした。
【騎士の表情】 か 【サイティ以外の商品の欠陥】、
どちらかから推理していただければと思っていたのですが、
ほどほどの難易度になっていたようで心底ホッとしています。
オープニング→ランダムトーク→結果発表→クリア後追加トークの順で【ほぼ一発書き】です。
なのでちょいちょいウェンがウォンになっていたりします。探してみてね(探さないで)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ラバ】
元は【ルビー】です。最初はテントウムシのイメージのまま【ルビー】のように【赤い】虫にする予定でしたが、
見た目のインパクトが足りないと思い途中から【虹色】になりました。
【ラバ】って【ラバ】だなあと気付いたのは途中からでしたが、
【異国でたまにある同じ言葉なのに全然違う意味でもやつく】経験をしてほしくてそのまま採用しています。
「【ラバ】が塗られた【ペーパーナイフ】は、【適当に捕まえられる虫】をすりつぶして塗っているだけ」
「職人でもない店主の【手作り】」
以上がヒントになります。商品のジャンルの幅が欲しくて追加した一品でした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【リアルリリーサー】
【ドリームキャッチャー】をひっくり返しました。
アジア圏というか外国の【ちょっと古い屋台に置いてあってほしいお土産】のイメージ。
「ベテラン職人が【間違った色と彩色】をしている」
「ベテランはベテランだが【おじいちゃんおばあちゃん、ごはんはもう食べたでしょ】」
【ちょっとポケちゃったベテラン職人夫婦】は店主の店のご近所さんです。
【全盛期】は王城の【儀式道具】や【神事の装飾】など、【重要度の高い装飾品】を作っていたそうです。
【すごく仲がいい】。
【夫婦】と【店主】が仲が良いのは、【王城】と繋がりの深い【親父様】との縁があったからでしょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ビンル香】
【バニラ】をローマ字で書いて組み替えました。VをBにしてみたり。
基本的にトークは【勢い】なので「ビンルって甘いって意味なんだよ~」と店主が
脳内で言いだしたのを「そうなんだ~!」と驚きながら打ち込んでいます。
今後、【有名香師の孫娘(8)が作った甘いお香】として
めちゃくちゃ【超一部にバカ受け】する可能性はあると思います。
でも【店主がそれを良いとするかは話が別】ですね。
【店主】は【物自体の純粋な価値】が重要だと認識しているようです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シルク石】
組み替え……て【いない】!これはマジでなんで?
【そのまんま】つやつやすべすべの石です。
【ひっかけ問題】のつもりでした。
引っ掛かってくれたら嬉しいです。やった~。
「【価値がある】のは【白い】石である」
「ネックレスに使っているのは【黒と灰】のまだら石である」
【シルク石】は【シルク石】ではありますが、【色】が重要でした。
多分そこらへんに落ちてる【ちょっと綺麗な石】を磨いて使ってると思います。
【クズ石】のイメージは、川辺に落ちてる【いい感じのつやつやした石】です。
基本的にランダムトークで振られるヒントの話題は、商品一種につき2つですが、
【ひっかけ問題】なので雑談で【鉱山】の話を出したり
【白かったら価値が高い】というのを全面に押し出してみました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ウェン】
もうそろそろわかってきたと思います、その通り!【円】です!
自分で見返してたら【ウォン】って言ってたり【ウェン】って言っているので
混乱させてしまっていたらごめんなさい。【ウォン】は普通に存在してますからね。
え?アジアが元ネタなら【ルピー】とかから引っ張ってもいいのでは?
と思われるかもしれませんが、
アイナダの【ウェン】は1ウェン【100円】だよ~という
【店主ふざけんな】【水みたいに飲ますのやめろ】オチのために
【あえて日本人に馴染みのある語感】に寄せました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【店主】
【大農園】の息子であり、ベンチャー企業を【作っては閉じる】アイナダの問題児。
【好奇心旺盛】だけど【飽き性】という致命的な欠点を持っている【自由人】。
彼が時折振るう【料理】や、【ペーパーナイフ】なども彼の【手作り】……ですが、
【一級品】は【極める前に飽きてしまう】ので作れないようです。
ジャンル関係なく気になったものを並べる【雑貨屋】は、
彼の気性に今のところあっているようです。
彼は【器用貧乏】で【要領が良くて】【世渡り上手】ですが【職人】にはなれません。
だから【一つの道をつき走る人間】に憧れ、愛し、支援するのでしょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【常連客】
【アイナダ王国】の【騎士団長】でした。
【真面目】で【愛国心が強く】【家族愛】に溢れ、【強い騎士】ですが【騙されやすい】
【先代の王】を【謀殺した弟王】は
【兄王】に忠義を尽くしていた【騎士団長】のことが気に入らない様子で、
【城の人間たち】はほとぼりが冷めるまで騎士団長に【長期休暇】を与えています。
民衆のことをよく知ろうと、休暇中は【雑貨屋で通りを眺める】ことが多いようです。
【代々騎士団の家系】で育った【常連客】は、10代のころに
【親父様】についてきた【店主】と【城】で出会いました。
【奔放】で物事をよく知る【店主】がたまに【羨ましい】ようです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【親父様】
【ぷっくぷくのおじちゃま】。【善人】の【恐妻家】。
【糖尿病】が日々怖い。【自由過ぎる息子】に
【茶葉】をもぎ取られてはよく泣いています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【その他】
【ダラマ】 ドラム 【ルカディ】 ラクダ 【バラッダ】 ブレッド
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【編集後記】
【ランダム】トークという特性、【多くのゴーストに触れるイベント】であること、
以上からヒントや世界観に深く関わるワードには【】をつけています。
少しでもわかりやすくなっていれば嬉しいです!
【アイナダ王国】の【取材記事】を作る経緯は、【娯楽薬】さんから
【ゴマカレー】を教えてもらったことがきっかけでした。
【カードワース】……? ……ですか? 【大好き】です。
今回、【アイナダ王国】の記事作成が出来てとても楽しかったです。
少しでも【アイナダ王国】の魅力がみなさんに伝えることが出来たら記者冥利につきます。
普段は【漂流喫茶ポイ】という【どこかの喫茶店】の【運営】にも関わっていまして、
そちらも良ければ覗いてみてやってください。
【正式公開】……? 初めて聞いたワードですね。
【クイズ】と【ランダムトーク】増やして、【自作シェル】描いて、
【店主】と【常連】の関係性ももっと深堀りして……と考えてはいますが、
私が描いた【店主】と【常連】の姿が受け入れられればって感じですかね……!
興味があればツイッターあたりを覗いてみてください。反応で検討します。
では、また【どこか】で!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【取材協力】:アイナダ王国観光局日本支部
【寄稿】:山田麻里 @yamada_asari
【スポンサー】:漂流喫茶ポイ https://yamadaasari.wixsite.com/kt2drian/blank-10
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るなとあなた (2986文字)
千未乃
初めまして、こんにちは。「るなとあなた」の作者の千未乃と申します。
※以下、ゴーストの内容、辞書の仕様、バニッシュイベントなどのネタバレがあります。読む際はご注意ください。
■どのような発想や経緯から作品を作ったか
「ナインの契約書」という短編集の形式を取ったライトノベルがありますが、その中のある話にインスパイアされたんです。簡潔にまとめると、ヤンデレの女の子が彼氏の代わりである人形と一緒に暮らすという内容の話でした。
私は大のヤンデレ好きで、そのシチュエーションにとても興奮して、すぐ同じようなものを書きたいと思うようになったんです。が、まんま同じものを書いても意味がないので、ヒロインが主人公を監禁して身動き取れないようにしたシンプルな監禁ものを書こうと、ぼんやりした構想がアイデアのままでずっと頭の片隅に留まっていたのを、ゴーストマスカレードに提出する作品の内容についてあれこれ模索している内にようやく思い出して、他に作りたいものもないしこれにしようと決めました。
しかしただの監禁ものだと、何故か絶対に被るという謎の自信があり(実際、今回のゴーストマスカレードでは他に監禁を扱う作品もありました)もう少し捻りがほしいと悩んでいたら、「ユーザが監禁されていると思ったら実はただの人形で、犯罪など不穏な事は一切なかった」という発想に至りましたが、奇しくもまたインスパイア元と近い形になって、やはり人は自分の性癖に抗えないと今思っています。
大体の構想が決まって、次は0側、つまりこの作品の主役に当たる人物について掘り下げることにしました。これもまた性癖の話ですが、昔からうさぎ系彼女のキャラを作りたいと思っていて、せっかくなのでうさぎのモチーフを取り入れ、キャラの外見と名前をすんなり決められました。うさ耳のようなツインテール。白い肌に赤い瞳。苗字はそのまま宇佐美。月にうさぎが住んでいるのでるな。下の名前はもっと無難に月乃とか、羽月とか考えましたが、最終的に響きも可愛い涙愛(るな)に。
輪郭もできて、いよいよ一番重要な中身について考え始める。るなちゃんはなぜ、人形に話しかけるのか。なぜ、人形を好きな人だと思い込むのか。普通に「病んでいるから、ヤンデレだから」にどうしてもしたくなかったんです。もっと彼女ならではのわけがあるはずで、それについて少しでもユーザに理解を示してほしかった。でないと、彼女は心まてを拒まれた寂しい子になってしまいます。色々悩み、推敲しながら書いている内に、なんとも救いのないような話になりましたが、なぜでしょうか…やはり、性癖の問題か…私はどうやら些細なすれ違いで不幸になる話が好きなようです。今気づきました。
■見てもらいたい点
バニッシュイベントを二つ書いたのですが、
①日記を最後まで読まずにバニッシュ
②日記を最後まで読んでからバニッシュ
の二パターンがあります。るなちゃんをそのままそっとしておきたい方は①を、るなちゃんの向かうべき結末を知りたい方は②を見てみてください。もちろんバニッシュイベントを見なくても大丈夫です。バニッシュイベント以外でバニッシュしないと見られない内容がないので。
バニッシュイベントにどのような意味を持たせるかは作者によって様々ですが、やはり私にとってバニッシュはその子とのお別れで、物語に終止符を打つことです。では「るなとあなた」においてのバニッシュは何なのか。このゴーストではユーザの立場が少し特殊で、ただのうさぎさんでも、ただの先輩でもなく、るなちゃんの箱庭を覗き込んでいる「あなた」でしかありません。そう考えるとどういう形で終えたほうがいいか、とても頭を悩ませて書いたのです。
ただ、頑張って書いた結果バニッシュイベントを見てほしくなってこう勧めたにも関わらず、主催さんがせっかく用意してくださったデータの消えないアンインストールのテンプレートを使用していない間抜けがここにいるので、バニッシュする際はご注意ください。
■作成時に苦労した点
色々…まず私は日本語ネイティブではないため、自然な文章を書けたかどうかも自分ではわからなく、かなりドキドキしながら作品を提出しました。何度もチェックしたつもりですがどこか文法が間違えたり文章の表現がおかしかったりしていたらこっそり教えてくださると嬉しいです。
それから、漢字とひらがなの使い分けにも苦労しました。常用漢字表を一度もしっかり覚えたことがなく、完全にフィーリングで漢字の変換をしました。そのせいで文章が硬かったり柔らかかったり、常にブレている気がしてなりません。
あと、ウェイトの調整についても提出する直前まで悩んでいました。ネイティブの方の読むスピードがわからなかったので。伺かはトークに合わせて表情がころころ変わるところが大きな魅力の一つなんですが、もし読むのが文章の表示されるスピードより遅いと、どこでどんな表情したか見逃してしまうではないですか。といっても、るなちゃんにはそんなに豊富な表情差分がついていませんが…。色々考えたのに結局どんな風に設定したかもう忘れました。
■匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
無名のデベロッパーですし特にしなくても大っぴらにバレることはなさそうと思いながら、辞書の注釈を削るなどの申し訳ない程度の偽装はしました。
主催さんが用意してくださったテンプレートゴーストを使用せずに、自分が作りやすいように前作をコピペして作りました。なので、replace.txtなどはウェイト以外そのままなんだと思います。記憶に自信がありませんが。
■設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
先輩は男性だと想定して書いていましたが、性別の描写はあえて控えたので、男性でも女性でも中性でもありえます。
先輩の髪を結ぶトークがあって女性なのかという感想をいただきましたが、結ぶのは人形のほうの髪の毛で先輩と直接関係がありません。
ちなみに私は人形エアプです。私がハマっているのはぬいぐるみのほうです。
実装が間に合わなかった部分は特にありませんが、主催さんのアンインストールのテンプレートを導入すればよかったと公開された初日で後悔したのをはっきり覚えています。
■したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
思った以上にたくさんの感想をいただきました。本当にありがとうございます。
日記の解放に難しい条件を設定しなかったことについてお褒めの声を複数いただいて、ユーザを束縛しないようにしたのが正解だったと思う一方、一回だけ起動して日記を読んで終わりとならないか心配でしたが、バニッシュイベントまで見てくださった方も複数いてとても嬉しいです。
他には、日記を読み終わるとトークへの印象が大きく変わるとの感想もいただき、そこについても狙い通りだったのでホッとしました。ひとまずやりたかったことは無事できた、と。
るなちゃんのこれからについて心配してくださった方がたくさんいて申し訳なく思っています。申し訳ない…
■最後に
長々と書きましたが、読んでくださってありがとうございました。
サイトのほうでは、「るなとあなた」とかなり作風が異なっていると思われる、「ゆめゆめ、ゆめあゆむ」を公開しています。
もしご興味をお持ちいただけたらぜひ見てみてください。
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イツキくんは只の口下手。 (944文字)
神夜 みゅん
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
「イツキくんは只の口下手。」のゴーストマスター、神夜みゅんでっす。
今回も2体提出で参加しておりましたが、こちらはその、毒が無い方の普通のゴーストになります。
皆多分、私は性癖に正直になって女子ゴースト投げてくると思われてましたよね?? そんな事ないよ。
当初は、脳内イメージがくろよいさんの青年フリシェに近いかな…?と思って構想を捏ね始めたんですが、どうも色々足りない。
考えあぐねた末に、悩んでも時間だけ経つし、断られたらそれまでよ!という事でシェルを依頼しました。
細かいやり取りなど結構したおかげで、素敵なシェルを描いていただけたので、もうやるっきゃない!ってやる気もテンションもガン上がりですよね。
元々サイトの方では、活動期間としてはかなり初期の頃に、「希望の光」というゴーストを公開しているのですが、
今回制作したイツキくんは、その彼では出来なかった要素を大分盛っています。盛りました。
ゴースト名(キャラ名のほう)は、かなり調べて実在しそうな名前に決めました!!
イツキくんは、ゴーストとしてはこれから育っていく予定なので、
マスカレードに提出したバージョンはプレスリリース、って感じですね。なので、語るのは控えめにしておこうと思います。
正式公開後はよろしくお願いしますね。
Q.制作の為に調べたり勉強した事はありますか?
A.雰囲気を実装するために石●井公園まで遠征キメて散策したりしました。
Q.言うほど口下手か?
A.(イツキくん基準で)はい。
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ゴマカレー! みなさんお疲れ様です!
シェル担当させてもらったくろよいです!
今回依頼頂いて、驚きました。いやまさかそういうのがあるとは全く思っておらず。とてもありがたいです。
このシェルの子はどういう子になるんだろうと思ってわくわくしながら、ひたすら可愛くなれとか、かっこよくなれと祈りながら作らせて頂きました。
依頼で普段やりたくても結局やらないでいるポーズ差分をやることが出来て、めちゃくちゃ楽しかったです。
開催時にゴーストを拝見いたしましたら、大人しくて本を読むのが好きな、思った以上に可愛い素敵な人でした……。
本当にシェルを描く機会をもらえて、良かったと思います。
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ウカガカお伽話「シンデレラ」 (3248文字)
ユスラ
こんにちは。ウカガカお伽話「シンデレラ」作者のユスラです。ゴースト立ち上げて下さったみなさま、ありがとうございました。シンディがクソミドリ呼ばわりを……すみません。
ゴーストマスカレードに作品を出すならどんなものがいいか考えたのですが、
・短い時間で全部の要素を味わえる
・インパクトがある
・やったことない事をやりたい
というのがあって、それなら前から一度やりたかった童話パロでミュージカルだなあと思いこのゴーストが誕生しました。
●仕様のはなし
ゴーストとサウンドノベルというか、音をつけたりフォントいじりするのは相性いいよなーと思ってるので、今回は音ありでデカ文字使いまくりました。
まずはシナリオだけベタ打ちしてとりあえずゴーストのかたちにしてみたのですが、ベタ打ちだとイマイチというか全然面白くなかったんです。シェルを依頼したシェル屋さんからも「感情移入がしづらい」とコメントを頂き、最初存在しなかったシンデレラが継母とお姉さんを見送るシーンを付けたりしてみたのですが、やっぱりこのゴーストが活き活きしてきたのはクソデカ文字と音をつけてからだなあと思います。あとは「間」ですね。劇だから。
気をつけたというか気を配ったのは「加減」についてです。ストーリー短すぎても感情移入しづらい・長すぎても飽きる、音も入れすぎるとうるさいし、入れなさすぎると地味。一つ一つのトークも長すぎても短すぎても……という事で塩梅みたいなところをものすごく気をつけました。が、どんな感じでしょうか?
●注意書きについて
あと悩んだのは注意書きについてです。最初は暴力的・残酷な表現が含まれていますと書いていたのですが、そうするとなんとなく展開が読めてしまって一発ネタものでそれは面白くないなあと。でもホラーゲームばりの表情をシンディしてますし、これが高速でプレイヤーに近寄ってきたらそれはもう完全にホラーですし狂った笑い声してますし、シェル屋さんに私「もっと怖い顔にして下さい」ってお願いしましたし、注意書きいるかあ?と考えてたのですが、悩んだ挙句見送ったんですよね。でも今考えると過激な表現が含まれています、くらい書いても良かったなと思います。怖い思いをさせてしまった方には申し訳なかったです。ごめんなさい。
●ストーリーのこと
ストーリーの内容についてですが、シンデレラとかこの手の物語って王子様と結ばれてハッピーエンド!っていうのが多いですけど、いつも思うのが「長年受けた傷って消えるのかな?」ということで、そんなわけがなかろう!というアンチテーゼのストーリーがこれです。アンチテーゼの使い方が合ってるかどうか分かりませんが。
「王都を燃やして」って書いてる時が1番楽しかったですし、ごうごう火が燃える音と「逃げ惑う人々」って音声を流した時は私1番ヤバい笑顔浮かべてたと思うし変な脳汁いっぱい出てました。やってること酷すぎますけどね!!
ラストシーンは狂った笑い声をあげるシンディとうなだれる妖精さんの姿で終わる予定でしたが、シンディがクソミドリを乗せて馬車で駆け抜ける!!って言い始めたので、もう私は止めまい、ドーゾドーゾとなりました。なんだかんだ言ってシンディはクソミドリのことが大好きだと思います。妖精さんは落胆のサーフェスがこの上なく似合ってますし「こんなに悲しい魔法の言葉ってある?」ってセリフがこのゴーストの中で一番好きです。あと、最後の「私の名前思い出した!」は、もう災厄の魔王みたいな名前にしたかったのですが、シェル屋さんがぽろりと「赤ずきん」とおっしゃって、それしかない、って思いました。もうこれ合作って言っていいのでは……。
ちなみにストーリー進行度によってデフォルトサーフェスが違うのですが語り手さんがすぐ出てくるのであんまり目にする事もなかったかなと思います。あと小ネタとしては擬似アンインストールイベントが2種類ありまして、一つ目は普通に語り手さんが幕を下ろしますが、一度ストーリーを見終わった後だと少しセリフが増えます。もしよければご覧下さい。
●仮面を被るため
作者隠しのためにやった事は、まず句読点の打ち方、3点リーダの使い方や感嘆符の後に1マス開けるかどうか、ウェイトの入れ方、私が普段使わない色をフォントに使う、などです。
歌パートの原色黄緑(クソミドリ色)は普段なら絶対使わない色だなあと。あとはreplace.txtなどを使いまわさないようにしました。ゴーストマスカレードサンプルゴーストさんのおかげでメニューの作りなどで悩まなくてよくて、そこは本当に助かりました。メニューも結構その人の癖が出る部分だと思います。
逆にノリ、みたいなものは普段の私通りにしました。ゴースト内の文章で、私だと予想して下さった方がいたら本当に嬉しいです。贅沢なことに見つかりたくないのに見つけて欲しいのです。
●タイトルについて
ゴーストタイトルについてもとても悩みました。候補にあったのが「本当は伺かなお伽話」「伺説・シンデレラ」などです。「お伽話」が響き的にいいなと思ってこれにしたのですが、ひらがなで「おとぎばなし」とするか「おとぎ話」「御伽噺」……沢山言い方があるので迷いました。「おとぎばなし」は他のゴーストさんの印象が私の中で強いので、「お伽話」にして伺かの部分をウカガカにしました。ウカガカお伽話「シンデレラ」。バランスが取れてるでしょうか?
●感想をいただいて
公開して、こんなに感想をいただけるとは思っていませんでした。一番嬉しかったのは「元気が出た」ってコメントで、やっぱり私自身立ち上げてなにかしら楽しい気持ちになって欲しいという気持ちがあるので、今のご時世的に特別それがあるので、ゴースト回覧板の方で元気が出たってコメントをいただいた時は思わず泣いてしまいました。この上なく嬉しい言葉でした。ありがとうございました。あとはelona(とってもカオスなフリーゲーム)を思い出したというコメントを拝見して、作者の好みってこんなところに出るんだなあと思ったりしました。elona大好きですし、もちろん王都にも火を放ちました。
怖かったって感想には素直にごめんなさい!という気分です。ごめんなさい。
●これからのこと
語り手さんに言わせたのですが、シンデレラ以外のストーリーも作ってみたいなという気持ちがあります。最終的に一つのゴーストで色んな物語が楽しめたり。ただその場合、シェル屋さんにまた協力していただかないとというのと、なによりもこんな狂ったテンションのものがまた書けるだろうか?というのが心配です。
あとは、シンデレラのお話で派生シナリオを思いついているのでもしかしたらそちらを追加するかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。
●最後に
ここまでお読み下さった方がいたらもうそれだけで感謝なのですが……。3回目にしてやっとゴーストマスカレードに出られて嬉しかったです。伺か漬けのとても充実した日々を送れました。
「ゴーストのために作者は黒子になるべき」という考え方が私の中にあるのですが、どうしても喋ってしまいます。お喋りが好きだから。なのでこういう機会があってとても良かったなと思いますし、沢山の作品に触れることで創作意欲が戻ってきました。この企画に携わった全ての皆様(これを読んでくださっている貴方もその一人です)ありがとうございました。
シェルを依頼したシェル屋さん、朝までデバッグに付き合って下さったり、バルーン用の背景イラストを作って下さったり「シンディのドレス姿を用意しましょうか?」と言って下さったりして(使うシーンがないのでありがたく思いながらも丁重にお断りしました)本当にお世話になりました。ありがとうございました。
このゴーストで初めて私を知ったという方は、私のサイトの「坂上千夏」「かたつむ流」辺りを入れてもらったらなんとなく同じ味がすると思います。ではまたお会いしましょう。ユスラでした。
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オマケつきワンルーム (408文字)
豆腐
はじめまして豆腐です。
はじめてゴーストを作りました。
難しいことができないので差分頑張るかでできたのがオマケつきワンルームになります。
感想でかわいいと言っていただけることが多くて頑張ったかいがありました。
作業中のハイライトは書き終えたサーフェイステキストのデータがぶっ飛んで1から書き直したことです。
学んだことはバックアップが大事ということと、寝不足で最終チェックをするなということです。
記述ミスあったようで……申し訳ない……。
オマケは好奇心が旺盛で食い意地がはっていいる人懐っこい生き物です。
同居人に嫌な思いをさせたくないので、学習して気を遣っています。
本体が見られた時の気持ちはパンツを見られた時と近しい気持ちです。
ちなみに無性別でした。
ユーザーも男女どちらでもとれるようにと思ってたんですが女性みが薄かったかもしれないです。
正式公開後にちょっとずつトークや要素足せたらなぁと思うので良ければよろしくお願いします。
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グレーガールとディスターバー (あとがき提出なし)
真鴨子規
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ゲーミングうにゅう (1287文字)
[匿名]
初制作です。
・ゴーストマスカレード2参加予定でした。
・シェルの完成まで1年かかりましたが辞書は8時間の突貫工事でした。
・シェルの構造自体は単純なのでお好きな色に光らせてあげるのも良いと思います。
・発想の源はParty Parrotミームと派生したうかどんのparty_unyu絵文字です。
・虹色はレインボーうにゅうさんという先人がいるので差別化を図ってみました。
・見た目で驚かせてしまったようで恐縮ですが大した技術もない素人の力技です。
・一枚一枚手作業でRGB値を変更した画像を出力するのは手が滅ぶかと思いました。
どなたかもっとスマートな方法をご存じの方がいらしたらぜひ教えてください。
・色変えの定義部分は連番出力ツールを使用してせっせとコピペしていただけです。
とはいえ各色毎に上り下りで逐一出力していたのでそれなりには骨が折れました。
どなたかもっとスマートな方法をご存じの方がいらしたらぜひ教えてください。
・制作期間の大半は着せ替えの定義方法を模索していただけなのでご安心ください。
るみゅうが光りながら踊ることができないのは残念ながら妥協の結果です。
・つつきメニューからのカラーおまかせ機能はリストアップで対応しています。
カテゴリ指定でランダムチョイスできる方法があったらどなたか教えてください。
・危うく元日に毎時新年のご挨拶をしてしまうところでした。(修正済)
・色の変更ができることをreadmeに明記するのを忘れていました。
出荷時設定は固定色でしたがグラデーションにもお気付きいただけて幸いです。
・着せ替えのセパレート位置を直し損ねました。
・色数を数え間違えていました。2520色ではなく正しくは2477色です。誇大広告。
・OnSNTPCompareを書かずにおけば自動で処理されるだろうと思い込んでおりました。
どうやっても時計合わせに失敗するるみゅうをお楽しみください。(修正予定)
・本当はあとがきも提出せず雲隠れするつもりでした。(レンスキー大佐リスペクト)
が、修正点を看過できないため来月末までには更新対応版を公開予定です。
・不具合報告やご要望は以下いずれかの方法でいただければ対応が可能だと思います。
-Twitterでハッシュタグ #るみゅうのこと を付けて公開ツイート
-きょうの伺かプラグインを使用して公開ツイート
-うかどんで公開トゥート
-どうにかして作者に直接連絡
・制作にあたって、ぽなぱると様に仕様解説等多々ご教示いただきました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
・ななっち様配布のVSC用surfaces.txtエクステンションにも大変助けられました。
此度のような物量シェルでも手軽に作業できました。今後もお世話になります。
小ネタなので埋もれると思っていましたが望外の反響があり驚きました。
これもひとえに元祖うにゅうさんの可愛さのおかげだとは思いますが、
るみゅうのことをたくさん可愛がっていただけているようで非常に嬉しい限りです。
どうか今後ともるみゅうをよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
令和三年五月十二日午前二時 ルミナスうにゅう開発部
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ゴ・マ・カ・レ (851文字)
amo
ゴマ一粒に含まれるラブは無限大だよスウィートハート! amoだよ!
これトークにありましたっけ?
突如『ゴマカレ~私のカレシは喋るゴマ~』が頭に浮かんでしまったので、ここで出す以外使いどころがないなと考えていた別ゴーストを没にして作りました。
ゴマにそんな愛情が無いのでトークを考えるのはけっこう苦行でした。本当にトークが出てこない。自分が何してるかわからなくなる虚無。
ゴマなので50トークきっかり。でもちゃんと数えてないのでズレてるかもしれない。
タイトルに「・」が入ってるのはオープニングでゲーム名の略称を読み上げるイメージです。なので読み上げる際は「ゴ・マ・カ・レ♡」ときちんと区切ってお願いします。
安直に企画名からとったので、作ってる間ずっと「ネタ被りしたらどうしよう〜!」と思っていました。被らなくて良かった〜!
匿名性をもたせるためにユーザ側がよく喋るようにしました。私のゴーストはユーザ=あなたと思って欲しい、というものが多いので、普段はあまりユーザにキャラをつけようとは思わないんですよね。なるべく喋らないように、無個性に。でも今回はゴマとラブラブカップルしてくれるユーザちゃんというキャラをつけました。
あと人間描かなければバレないかなと。さすがにあのゴマの絵から推理されることは無いだろうと。
顔面描くとすぐバレるので!!!
私の絵ってそんなにわかりやすいですか!?
本当は実写シェルにしようと思ったんですけど、その時うちにすりゴマしかなくて仕方なく描きました。ダーリンすり潰されてる。
そう言えば文字サイズ変えられたなーと思い出してなんとなく文字を小さくしたのですが、反応見るとやって正解だったかなと思います。作業中は目が慣れていたので問題なかったのですが、改めて起動してみたらトーク読めないですね。
匿名性という点では本命です。どうでした?
ちょっとでもくすっとしてもらえたなら嬉しいです。
ところでリードミーにトーク文字もゴマも大きくするシェルを同梱したことを書き忘れたんですけど、気づいてもらえました?
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ゴーストライター (37文字)
OZU
I am Ghost Lighter.
and...
I'm ghostwriter.
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ゴマカレーを求めて (272文字)
ラッシー
匿名のつもりがゴーストのdescript作者名と同じ名前で提出してしまったため、謎の新人としてデビューしてしまいました。
お騒がせして申し訳ありません。ただのミスです。
ゴーストについては発想は見たまま、内容もさほど手はかかっていません。
企画の数あるゴーストの中で印象に残るなら出落ちだな、と考え至り二日で制作しました。
それが功を奏したのか、想像より感想やイラストをいただき嬉しく思います。
今後カレーを食べる機会があったら、チャワルさんを思い出してみてください。
チャワルさんはきっとスパゲティを食べていることでしょう。
カレーばっかりは飽きるからネ。
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スミちゃんカイちゃん (2302文字)
祭屋ウタゲ
どうも祭屋ウタゲです。
唐突なんですがチョコバナナの話していいですか?いいですよね?しますね。
皆さんチョコバナナってお祭りの屋台で売ってるの見たことありますよね。
ある日の事なんですけど近所でお祭りがあって、そういう屋台で売ってる美味しいのが食べたいなって気分になったんです。
で、僕バナナアレルギー持ちなんですけどバナナ一本ならギリギリ致死量にならないのでよーし僕チョコバナナ食べちゃうぞ~っていう感じでチョコバナナを探してたんですね。
そこで運命的な出会いをしたんですが、皆さん最近の屋台って結構色んな手段でお客さんを呼び込むためにいけ好かない小細工…じゃなくて色々考えてインパクトのある商品を並べてるんですよ。
で、肝心のチョコバナナなんですがバナナの先端にイチゴが刺さった状態でチョコレートがコーティングされてたんです。(※ググってもあんまり画像が出てこなかった)
ある程度察しの良い方ならわかるでしょうが、まあなんていうか反り返ったアレの見た目をしていたんですよね。
何のことかわからない方は気にしないでくださいね。
お前一体何の話してるんだって思ってる方もいるでしょうから先に言っておきますが、作ってる最中に「兄ちゃん…これはダメだよ…」って弟に諭されてボツにした「美味しいチョコバナナ(仮題)」ってゴーストがあったんだよって話です。
イチゴとバナナの境目あたりに目線が入る着せ替えとかも作ったら面白いかなとか、
せっかくアナ雪の雪だるま作ろう~♪の替え歌で「チョコバナナ作ろう~♪」って歌って録音までしてたのにね…
さてゴーストマスカレード3ですが、何作ったらいいんだろうなー?って思ってたんです。
なんか気づいたら「一発ネタゴースト作ってる人」みたいな印象を持たれてるみたいだったのでそういうの払拭したいよね。みたいな。
でもいざ真面目に作ろうとすると一発ネタゴーストの案しか出てこないんですよね悲しいことに。とても悲しい。
だから割と不真面目に手癖で作りました。作ってる最中は「これすぐに作者バレするだろうな~」とか思ってたんですが案外バレてなくてうれしいけどとてもさびしい。
スミちゃんカイちゃん。
双子っていいですよね。
双子ってだけでかわいいと思う。
今回双子ゴーストなんか知らないけど多くなかったです?
しかもクオリティがさあ、めちゃくちゃ高いんですよ。
ちくしょー! 完全に埋もれてしまった! でも双子ブーム来るかも!?
というわけで皆さん双子ゴースト作りましょう。
出来ればエロいやつがいいです。
もっと細かく言うと二人同時もいいんですけど、片方の子に隠れてこっそりもう片方の子とイチャイチャするやつが僕は好きです。
もっともっと細かく言うと、後日に結局もう片方の子ともそういう関係になるやつがいいです。
出来ればエロいやつですよ。皆さんよろしくお願いしますね。
皆でつながろう双子ゴーストの輪。
なんの話でしたっけ、スミちゃんカイちゃんの話でしたね。
前回のごまかれーのあとがきの時に「次回は偽装がんばります」みたいなこと書いた覚えがあるんですが、やっぱり作者当てられた方がちょっとうれしいよねっていう気持ちも大切にしていきたかったので自分のクセはしっかり残しておきました。
スミちゃんとカイちゃんが同時に別の言葉を喋るトークがいくつかありますが、見た人が「なんだこれ?」って思うような力業の書き方をしてみました。僕は力業が大好きさ。
あとそこそこの速さで二人がしゃべるけどちゃんと目で追えるように工夫してました。ほんとだよ。
このゴースト、以前作ろうと思ってボツにしてたものの供養的なところがありまして、カイちゃんはユーザーさんにしか見えない幽霊って設定で作ってたんですけど普通に双子にした方が可愛いよね。
スミちゃんに憑りついてるカイちゃん。ストーリーを進めるとカイちゃんがスミちゃんを憑り殺して受肉。スミちゃんが幽霊になるみたいなお話にしてたんですが、それって「可愛い双子ゴースト作りたいよね」ってコンセプトから外れてね?ってことでボツになりました。
最終的に完成してよかったね。うれしいね。
掲示板とかついったーの反応めちゃくちゃエゴサーチしました。
感想書いてくれた方ありがとうございます。良かったらバナナの先端にイチゴを刺してチョコレート塗って食べてね。
今回人数多いからさすがに当てられないだろうな~と思ってましたが多分誰にも当てられてないはず。ちょっとさびしい。
参加ゴーストの中で僕の好みにめちゃくちゃヒットしたゴーストがありまして、「うわ~~~~~!!!!!めっちゃ好き!!!!!このゴースト作ったのはどこの神々の末裔だ!!!?」と思ってほかの人の作者予想を当てにしようと思って調べてたら「作者予想:祭屋ウタゲ」が三票入ってて「こんなん作れたらなあ!苦労はしねえんだよお!」と膝から崩れ落ちました。
あーあ。僕が作ったことになんねーかなー。
えーとほかに何かいう事あったっけ?
そういえばたまに更新してるゴーストで「祟り神一柱里親募集中!!」ってゴースト作ってまして(唐突な宣伝)
これに出てくるチコちゃんって子と神様ちゃんって子に覆面をかぶせて「マスカレードって言うイベントがあるって聞きましたよ!」ってゴースト作ろうと思ったんですけど、こいつまじで空気読めねーなって思われるのが怖くてやめました。
僕は怒られるのが怖いので嫌いです。
「ウタゲさんは下品なゴーストを作ってるだろうから」みたいなことを4名の方に言われました。
ありがとうございます。お前ら覚えてろよ。
来年またあるようならちゃんと下品なの作るからね。
皆も下品なゴースト作ろうね。
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デジタルデーモン (55文字)
りすな
軽くテストしたとき、ディルムッドがシケモク2つで来ましたので某サーヴァ
ントのゲームよりコストが軽いと思います。
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テル (1446文字)
jumei
皆様こんにちは。はじめましての方ははじめまして。「テル」を作ったjumeiです。
企画でゴーストを作るのは初めてです。いろいろと気弱になりながらも無事完成できてよかったです。
数多くのゴーストさんの中で、テルを起動してくださった方、ありがとう。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
一作目に「メイクミー」を作ったのですが、そのときは自作のシェルだったため、バレるなと思って、もう一つブラフでゴーストを作ろうと思い立ったのが始まりです。
キャラクター創作が好きだし、いつもキャラクター創作に終始する癖があるので、むしろバレるのを覚悟でキャラクター創作をしようと思って辞書から作り始めました。
これは私にしては珍しいのですが、仮シェルも今回は作っていません。
初回起動、トークのいくつかを作ってから、今のお借りしているフリーシェルをお借りすることに決めました。理由は好みだったからです。カワイイ。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
テルのトークをざーっとみてもらえれば……。
そしてもし、テルが気に入ってくださったのなら、ちょくちょく会いに来てくださったらうれしいです。三つほど、イベントを積んでいます。イベント、積んではいるのですが、特に大仰なものでもないのでreadmeにも書きませんでした。……今になって書いたほうがよかったかな?とちょっと思っています。readmeの類を書くのが苦手で、つい逃げてしまうのがだめですね……。
制作に苦労した点は、特殊な世界観を選んでしまったせいで、トークが増えなかったことです。あまりにトークが増えないので、代わりに、二段階目で解禁になるアンカーを結構頑張りました。アンカーが好きなので追加しましたが、これはキャラクターと会話しているように感じられるからです。
ただ、ちょっと今回は時間がなさ過ぎたので、強引な部分も多く、ユーザの設定を無理に引っ張ってくるということをやらかしているのでこの辺りは反省点です。はい。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
特にありません。
バレていいやと思っていました……。
なのであるゆるところが私の辞書そのものです。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
トークをもう少し充実させたかったです。
なにせ難しいことができないのでこれぐらいしか……。
テルの中身がおっさんなのは、私がおっさん好きだからです。公開してから気付きました。そっか。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
おおむね好意的にトークを受け取ってもらえてうれしく思いました。
readmeで、もう少し愛想のあることを書いておけばよかったかもしれません……ごめんねテル。そやかて私も締め切り間近で判断ミスったんや。
印象的なトークをあげて感想をくださった方、これは本当に嬉しかったです。
イラストも描いてもらえたのがうれしくて、何度も拝見しました。
関西弁に一人称「ぼく」が好意的に受け取られてて、ちょっとびっくりしました。そ、そうなんだ?
しかもなんと、お借りしたフリーシェル作者さんの追加シェルが公開されるという嬉しいサプライズ。
まぱたき、口パクアニメーションがついた上に、ガムのアニメーションが……! ありがとうございます。
フリーシェルの使いたくて使えなかったガムの差分、チューイングガムのトークで無理やり補完したのでした。
数あるゴーストの中で、テルのために時間を割いてくださった方、ありがとう。
なめるようにして感想を読ませていただきました。
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ノーアック (873文字)
なまもと(YassanMossan)
はじめまして、ノーアックの作者のなまもとと申します。
この度は沢山のゴーストさんやデベロパさんの中に紛れ込ませていただいておりました。
普段はTwitterに引きこもってねこアイコンで呟いている一般ユーザです。ねこです。
●参加動機
周りの楽しそうな雰囲気に流されました。
4/21で実装されたバルーンロック機能の実験を
してみたかったのもありますが
そこにねこが居ます。見えませんか。
●ゴーストについて
以前読んだTwitter漫画や、最近あそんだ一人用の
宇宙人狼ゲームにもろ影響を受けています。
漫画の方は「事故で止まれなくなった宇宙飛行士」みたいな
お話で、物凄く引き込まれる内容でした。
探しても見つからなくなってしまったので
分かる人は教えていただけると嬉しいです。そこにいます。
作中の彼に関しては、10トークぐらい見た後でアンインストール
するとうっすら結末がわかります。ねこを踏まないでください。足元。
脳死でランダムトークを書いていたので気付きませんでしたが、
バターサンドの下りについては別に現代でも家畜を殺して
バターを採取しているわけではありませんよね。
後世には誤った製法で伝わっているということに
しておいてください。よろしくお願いします。
●タイトルの由来
ノーアックというタイトルは、Ack(アック)信号から
取っています。Ack信号は、メッセージを受け取った機器が
「ちゃんと届いたよ!」ということを送信側の機器に
知らせるために送る信号です。
「受信失敗したよ」「受け取れたけどデータ壊れてたよ」
「今は受け取れないよ」みたいな場合には替わりに
Nack(ナック)信号が送信されます。
作中の彼の場合、通信環境の問題でどちらの信号も
受け取れていません。メッセージを正しく送信できたか、
できたとしても届いているか分からないまま
メッセージを送り続けているという意味でNoAck(ノーアック)
としました。でもねこはいます。
可愛いゴーストさんたちと沢山出会えて嬉しかったです。
参加は今回限りになるかもですが、
もし良ければ今後ともうちのねこをよろしくお願いします。ねこでした。
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パネーゼ!上位存在! (2225文字)
wahoge
■パネーゼ!上位存在!あとがき
というわけであとがきになりました。
どうも作者のwahogeです。今作、提出したゴーストの中では一番バレバレだったようですが
こちらとしては一番バレないだろって思ってました。当日にバレた。驚きでした。
最後の方の一週間足らずでズババーっと作ったゴーストなのでわりとボロが出ていたのかもしれませんね。
セリフ回しを誤魔化す余裕までは無かった。読点をあまり使わない程度の工夫はしてましたが。無駄だったか。
ともあれ前置きはこの辺で。要点をお話ししましょう。どうぞ。
■本作のコンセプト
「宗教」です。
より厳密に言えば「非実在の宗教」ですね。実在しません。驚きですね。
というのも、この企画にゴーストを提出した作者様なら分かると思うんですが
マスカレード3のゴースト作成時のルールには以下の一文があるんですよ。
・宗教、政治、人種の3種類について、実在するものへのヘイト表現禁止
ポイントはここです。
「実在するものへの」
つまり実在しないやつならいいんじゃん!?
いや別にヘイト向ける作品を作りたいとかないですし実際作ってもないんですけど、
私はその時一番最初の「宗教」の2文字と「実在するものへの」という8文字に着目したのでそこはいいんです。疲れてたのかな。
え!?非実在の宗教でっちあげてゴーストを!?あと4日だか5日だかで!?
できた。
できました。ではお次は出来たものの解説に移ります。どうぞ。
■名前の由来
まずは崇拝対象から決めました。
崇拝する対象がいない事には宗教は始まりませんからね。
ブラッドボーンやらクトゥルフやら、あとまあ血界戦線やらが元ネタというか発想元で、
あれらの世界にはいるじゃないですか、神…神?って感じの上位存在が。
じゃあまずは上位存在の名前かな?
色々考えた結果、上位存在は上位存在という事になりました。
名前で縛るという話もありますし、ならば上位存在は縛られていないという事ですね。
恐らく名前はあるにはありますが、大概誰も知らないし、知ればおかしくなります。規格が合わなくて。
次に宗教の名前です。
これに関するコンセプトは「見た瞬間に実在しないと分かる宗教名」です。適当な思いつきじゃないぞ。
うーん、上位存在マジパネーゼ教とかどうだ!よし決定、ばかみたい!
適当な思い付きじゃねーか!
いやでも語感はいいしさ。決して間違いってわけじゃないと思うんですよ多分。
最後にシスターの名前です。
適当な思いつきから生まれた「パネーゼ」を名乗る流れは雨粒が天から降り注ぎ大地を濡らすが如く自然な事のようにするっと決まったので
次はファーストネームです。後ろにパネーゼって付くならなんか日本語っぽい英名がいいな。
名前辞典とにらめっこして……ヤスミーン!君はヤスミーン・パネーゼだ!
ヤスミちゃんの誕生です。ハッピーバースデー、ヤスミーン!では次へ。
■サムネイル
シェル切り抜いて背景黒くしただけです。
手抜き工事じゃないのと思われるかもしれませんし実際そういう節もあるんですが、
これに関しては一応計算づくで他2作との差別化を図っている所もあります。
片やおかしなやつ、片や無難なやつ。
じゃあもういっこはこんなもんでどうだ、絵が描けない故のシンプルさだと思ってくれるんじゃないか?
それでまあこうなりました。
効果はあったんだろうか。なかったかなあ、結構何人かにバレてたしな。
■感想(など)の感想(など)
・先制パンチ効き過ぎてマジパネーゼ
先手必勝だ!
お褒め頂き大変嬉しいです。
・磔うにゅう何なの?
さあ……。
・上位存在って何なの?
さあ…………。
・上位存在って作者なの?
さあ………………
いやいい加減怒られそうなので説明しますと
「よく分からない、規格外の高次元の存在」なのであんまり話す事ないんですね。
2次元3次元的な意味であればそういう見方もあると思います。作者名に上位存在ってつけた時思いましたし。
確信犯。それもまた上位存在のお導き。パネーゼ。
・磔うにゅうが消えちゃった
不具合です。シスターと一緒のモードでは彼?はいない筈で、本来はアンインストール後のみの存在の筈でした。
というか動作確認した時は確かにいなかった筈なんですけどね?
初回起動とか都合何度も見て確認した筈なのに、何で当たり前のように出てくるの。どういうことなの?
しかしそれもまた上位存在のお導き。正式公開版では普通にいる事になるでしょう。常にな。
パネーゼ。
・どう考えても本名じゃない
それはどうかな!?
玄関口の表札には隠居って書いてあります。かくらいって読むよ。
・エリーゼ
お気に召した方が多かったようで何より。私も嬉しいです。ブルボンだとぶっちぎりでルマンドが好きです。
・初回起動で逃がしてもらえなかった
それもまた上位存在のお導き。
・流行語大賞(私だと思われた根拠)
どういうことなのだわ……。
■最後に
と、まあこんな所でしょうか。
書き出すと案外理路整然としてますね?そうでもない?
パネーゼっていうのも最初は何だこれ……って思いながら書いてたんですけど、
続けてると本当にそういう言葉に見えてくるから不思議なものです。パネーゼ。
多分提出されたゴーストの中でもトンチキランキングトップ5入りは堅いと思ってたんですが、私などまだまだ井の中の蛙でしたね。
いずれにせよ、せめて印象に残るゴーストになっていてくれれば嬉しいです。
以上になります。
ありがとうございました、wahogeでした。それでは皆さん、おやすみなさい。
パネーゼ。
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マヌルネコ (あとがき提出なし)
マヌルネコ
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マヌルネコはうたわない (2036文字)
ユスラ
「マヌルネコはうたわない」作者のユスラです。まずはみなさまを混乱させるような作品の出し方をしてしまい、本当に申し訳ありませんでした! 後述しますがこのシェルはフリーシェルとして配布する予定ですので、せめてこのシェルがフリーシェルであることを書いておけば…と思いました。
マヌルネコは、「同じシェルで同じテーマ(マヌルネコ)で違う作者がそれぞれゴーストを作ったらどうなるか」という試みでした。ですが、もう一人のマヌルネコさんは間違えて偽名にも本名にもマヌルネコと書いてしまい、私の方も説明不足で結果謎だけを残してしまい申し訳なく思っています。
●「マヌルネコ」と「マヌルネコはうたわない」の関係性
分かりやすく言うと友人同士が同じシェルを使ってゴーストを作った。中身はお互いノータッチ、です。
ゴースト同士の関係性は今のところありません。お互いのゴーストをこの企画で初めて見ています。両ゴーストで多少シェルが違うのは、それぞれが完成したシェルに書き加えをしているからです。「うたわない」方のゴースト名が「マヌルネコ2号」となっているのは、私が一度このゴーストをマスカレードサンプルゴーストで上書きしてしまったからです……。紛らわしくてすみません。最初は「マヌルネコ戦闘型」という名前でした。
●シェル「マヌルネコ」誕生のいきさつ
友人のマヌルネコさんから相談を受けたところから始まります。
1.ゴマカレーにゴーストを出したいんだけど合うフリーシェルがなくて困っているという相談を受ける。
2.ユスラが「私が下絵を描いてみるのはどうか?」と提案してキャライメージを聞く。
3.マヌルネコさん「まずはクズ男がいて荒野に行き倒れています。そこに女がいて、慈愛とも憐憫とも取れる表情で見下ろしています。背景はエアーズロックです」
ユスラ「すごい状況だ。イメージをもっと教えて下さい」
マヌルネコさん「イメージ曲はこれです。【ところで関係ないのですがマヌルネコの歌を貼っておきますね】」
4.ユスラが絵を描いてマヌルネコさんに見せる。
ユスラ「歌のイメージが暗殺者だったので暗殺者風にしました」
マヌルネコさん「どうして」
5.マヌルネコさんが私の線画に色をつけシェルにする。線画を渡しただけなのに瞬きをしていてビビるユスラ。
6.ユスラ「自分の絵じゃないみたいに綺麗です。あれっ?これ【コードネーム:マヌルネコ】って感じの暗殺者ですね。折角なので私もこのシェルでゴーストを作っていいですか?」
意気投合。
7.シェル「マヌルネコ」誕生
……主に私のせいでは?
4/21の事でした。そして2日後が国際マヌルネコの日だと知りました。
●「マヌルネコはうたわない」について
暗殺者というイメージが拭えなかったのでユーザの命を狙う暗殺者ということにする。命を狙う理由は「ユーザさんだから」。
ゴースト達にとってユーザさんというのは、ひとつ上の神みたいな存在だと思うのです。フォルダを削除することで簡単にそのゴーストを消すことすらできる。なので「ただものではない」。
そんなメタな理由で命を狙われていますが、彼女自体にユーザさんに対する恨みはありません。またメタな話になりますが、彼女に与えられているのは「マヌルネコである」「暗殺者である」という設定のみなので、実はそれ以外が空っぽの存在なのです。
そこに私らしいテイストをどんどん乗せていきました。フェイクみたいなこともほぼせず、普段の私の文体でゴーストを作りました。組織を作り、そこからの命でやってきたということにしました。シェルも線画は私なのですが加工と塗りがマヌルネコさんなので少し仮面をかぶれたでしょうか?
「マルマルモリモリ」は約10年前のドラマなのでどうかと思いましたが、ギャグテイストにしたかったので入れました。ちなみにドラマは観ていません。
このゴーストはギャグゴーストです。
ちなみに擬似アンインストールイベントも入れていますのでよければご覧下さい。
マヌルのおきてがなんなのか私もよく分かっていません。
●フリーシェアワールドについて
「マヌルネコ」は専用のサイトを作り、作ったシェルをフリーシェルとして公開し、フリーシェアワールド宣言をするつもりです。「マヌルネコと思われる存在を作品内に出す・現実のマヌルネコを応援する」が参加条件です。もしよければお付き合い下さい。
フリーシェアワールド自体の説明は提唱者様の書かれた記事をご覧ください。(https://erlkonig.hatenablog.com/entry/20060911/1157930012)
でもそんなに難しい話ではなく、伺かでいうと「うにゅう」や「にしき」などの存在に近いものと考えていただくのが1番分かりやすいかなと思います。この二つと同列に語るのはおこがましい感じはしますが。
●最後に
色々混乱を招くような自体に陥ってしまい反省しています。大変申し訳ありませんでした。
ゴーストを立たせてくださったみなさま、感想を書いてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
もしよろしければ、今後ともマヌルネコをよろしくお願いします。
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メイクミー (1104文字)
jumei
\皆様こんにちは。はじめましての方ははじめまして。
「メイクミー」を作ったjumeiです。
こういった企画に参加するのはあまりないので、いろいろおっかなびっくりでしたが、とても楽しく制作できたように思います。
起動してくれた方、ありがとう。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
私は二点参加させていただきましたが、最初に作ったのはこちらでした。
日頃あまり作ったことがない百合というジャンルへの挑戦と、とにかく少女の潔癖さ、一途さ、そして繊細で静けさのあるゴーストを作りたくて作りました。
激重こじらせ感情は大好きです。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
readmeを書くのがとても苦手で、つい手を抜いてしまうという悪い癖が出てしまい、アンインストール後も内容に変化をつけたことや、トークでの推測でいろいろわかるように断片をちりばめたことを明記しなかったせいで、なかなかそこまで見てもらえなかったように感じました。
readme大切ですね……苦手ですが、今後は気を付けます。
見てもらいたい点は前述しましたが、ユーザと彼女はどうして水辺を目指しているのか、水辺についたら(アンインストールしたら)どう変化するのか、最後に本当に彼女とユーザの関係は完成されたものなのかどうか……最初の印象と最後の印象の違いまで味わってもらえたら、作者冥利につきます。作者冥利につきるけれど、そこまで見てくださらなくても、ただトークを見てもらっただけでもうれしいです。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
最初は自前のシェルでしたが、どうやってもバレるので、立ち絵素材をお借りしました。黒髪美少女、これしかないと思いました。
あと、意図的にトークのウェイトを省きました。
そのほか、いつもはキャラクターの魅力をああでもないこうでもないと出そうとするところを、控えめにして、導入部分もできるだけ短く、簡潔にしました。
いつもトークで書きすぎる癖があるので、トークも内容も必要最小限に抑えました。
結果的に、個性がちょっと薄くなってしまったのが反省点です。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
ちらほらとアンインストールイベントやそのあとのトークなども見てくださった方がいて、とてもうれしかったです。
readmeに書かないで本当にごめんね……反省しています。
個性的なゴーストさんたちがいっぱいいる中で、時間を割いて感想を書いてくださって本当にありがとう。
掲示板では、追加シェルまで公開してくださり、本当に嬉しかったです。
魚が泳ぐアニメーション、風が吹くアニメーション、そのひとつひとつが私をうれしくさせました。メイクミー。
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リールム&リームル (1399文字)
あーるでぃー
バルーンについて、考えていたことがあります。
それぞれのキャラが専用のバルーンを持ち、場合によってはユーザのモノローグ用にも使われる吹き出し。
漫画的なデザインの一致、誰が喋っているかのわかりやすさ、その他もろもろの利点があるでしょう。
でも、ただ1点、「読みやすいこと」だけに絞れば、あまりよくないと思っています。
不定期なタイミングで何度もバルーンを往復する文章を目で追うことになります。
というわけで、このゴーストは「コンビゴーストでも1バルーンでトークを見せる方法もありじゃないか?」のデモゴーストです。
このネタを突然思い出して発作的に作りました。
制作時間は4時間という、一発ネタにも程がある即興ゴーストです。
surfaces.txt設定に1時間、処理作成に2時間、トークは1時間ととても雑な作りをしています。
そのせいでreadmeも雑だし、主催として推奨しておきながらサムネイルファイルを作れませんでした。
即興とは言え、アイデアと使うシェルはすでに決めてありました。
コンビゴーストとして成り立ち、双方に口パクがあるシェルとして、「Twin Cat Maiden」を使用させてもらっています。
天使のようで大変かわいらしいフリーシェルです。
readmeが同梱されておらず、ゴースト内のみではシェル作者が分からないため、ここにリンクを貼って代わりとします。
フリーシェル配布ページ:http://cute-a.sblo.jp/article/187289986.html
さて、気づかれないかなと思っていたのですが、意外と気づかれていた部分があります。
それはこのゴーストの本体が口パクであることです。
トーク中に見れば分かりますが、\0バルーンのみを使用していても、きちんとセリフに対応する方が口パクをします。
割と単純な仕組みで、口パクのアニメーションタイミングをtalkでなくneverにしており、\i[ID]で実行しています。
ただし、この口パクアニメーション再生を自動で行う処理が大変なことになっています。
里々で書かれた40行程度の処理なので、そんなに難しいことはしていません。
いつも自分が書くやり方である、「$や>を使わずsetとカッコを使う」というのをあえて変え、「$」と「>」を多用しました。
繰り返し処理も、普段はforかwhileを使っているのですが、loopという里々独自の流れを持つ関数を使用しました。
その結果生まれたのが、とてつもなく醜悪な約40行のスクリプトです。
書いた自分も1ヶ月もすれば読めなくなってると思います。
自分のいつもの書き方で書き直したい気もありますが、この醜さもまたシェルと反していて面白いなと思っています。
トーク内容は「自分にはあまあまは書けない!」と見切ったため、あえてあまあまから大きくずらしています。
テーマは「堕落」です。作者名が「蛇」なのはアダムとイブを堕落させた神話に由来します。
あまあまゴーストならば、甘えさせてくれることで元気が出たり、ユーザを応援してくれたりしますが、このトークでは徹底的にユーザの現在を否定します。
ここにいついたが最後、社会に戻ることもなく、ただこの双子と怠惰に過ごすだけで人生は終わってしまうことでしょう。
「悪魔は天使の顔をしてやってくる」という言葉がゴースト全体のコンセプトだったのですが、このコンセプトを完全に言い当てている感想があって舌を巻きました。
よく見ている・・・そこまで見透かされているとは思いませんでした。すごい。
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異世界SNS(仮) (22204文字)
淀橋&tetsuhira
淀橋です。今、放置ブラウザゲームの「スピカとチロル」をやりながらこの文章を書いています。楽しいぞ、みんなもやろう。
えーとまず、前回のマスカレードで提出した[Peace Maker]では、ほとんどシステム部分担当みたいな感じになっていたので、終わったときは「次回があったらトークをたくさん書こう!」みたいな気持ちでいました。実は、その時点から「SNSっぽいモノを作ろう」というアイディアが既にあったのです。
というのも、私はpixiv等であがっている「ゲームのキャラクター同士がSNSで会話している」タイプの二次創作が好きで、それに似たようなものを伺かで作れたら面白かろうなぁ と考えていました。一度作ってしまえば話者を変えて色々なものに流用できそうなのも魅力的です。
が しかし、そのときは「作れたらいいなぁ」って感じで妄想レベルだったので、全く製作に手を付けていませんでした。このとき勢いでそのまま基本的なシステム部分だけでも作っておけば、もっとトークが増やせたのに……。
そんなわけで、妄想は妄想のまま1年が過ぎ、今回のゴーストマスカレード開催の発表がやってきたのです。自分用のゴーストテンプレートの整理をして、tetsuhira氏に話を持ちかけて、実際に開発が開始できたのがちょうど4月1日。無事Discord上にてなりきりチャット形式でトーク作成が始まり、「パパッとシステム作って、あとはトークを書くだけ。うん! 簡単だな!」って思っていました。もちろんだめでした。私の見通しはいつも甘い。
開発中に様々な問題が発生したのです。
「キャラクターが多すぎる!」
まず、本ゴーストは最初一発ネタの予定でした。SNSっぽい見た目のUIで「なんだこれ!?」って言わせて終わり。あとは延々とTLを垂れ流す。その予定でした。
しかし、いざテストしてみると「うーん、なんかTLがごちゃごちゃしてる?」という印象。
最初から9人のキャラクターが好き勝手話をしていると情報量がすんげー多い。そりゃSNSなんだから当然だけど、読み物としてはちょっと読みにくい。
せっかく作ったキャラクターも極端に印象が強い子以外は埋もれてしまって、名前を見ても「誰だっけ?」ってなる。それもまたSNSなんだから当然だけど。
そこで、日付が進むたびに少しずつ新しい利用者が増えていく形式となったのです。結果的には「日付に連動するのは冗長だったなぁ」という印象だったので、この解決法はちょっと微妙でしたが。
この後のキャラクターごとのコメントで語ることとなると思いますが、最初は日付に連動したギミックが色々思い浮かんでいたので良かれと思っていたのですが、結局その殆どが実装できなかったことを考えると「起動するたびに利用者が増える」というシンプルな形にしたほうが良かったかなぁ、と。いや、それもなんか微妙か。
でも、「明日はどんなキャラクターが追加されるんだろうなぁ」とワクワクしながら待つような時間を作りたかったのです。しかし、これはあくまで私の都合なので、次があったらもうちょっとユーザーフレンドリーにしたいですね。
「導入が長い!」
わかる! 前作も前々作も長かったよね! ごめん!
導入部分は締切が迫ってきてから突貫で書いたのです。そりゃあもう焦って急いで書きました。
で、書き上がってから「長いな、これ……」って。でも残された時間が時間だったので書き直したくなかったのです。
……後になって気付いたのですが、導入スキップ機能とか付ければよかったですね。チュートリアルなんて後でメニューから呼び出せばいいわけで。もう1体のゴーストではできていたことが何故こちらではできなかったのか。
テンパってたのです。お許しください。
「バルーンが狭い!」
今回もバルーン内に情報を収めるのにかなり苦労しました。SNSっぽいUIの都合上、一画面に表示しなければならない情報量が多い。バルーンに収まらない……。
でも、バルーンを自作はしたくなかった。初マスカレードのときの「もしドラ」の記憶は未だ新しく、システムに合ったバルーンを作るのはなかなか手間だと思ったのです。
あと、けっこう私はゴーストに合うバルーンを見繕うのが好きなので、そのへんの楽しみを残すためにも汎用バルーンで表示できる仕様にしたかったのです。皆さんもこのゴーストに似合うバルーンを見つけたら教えてください。こっそり喜びます。
結果、入念にレイアウトを考える次第となりました。Twitterをベースに色々なSNSのレイアウトを参考にし、「これは残したほうがSNSっぽいな」をいう要素を列挙、それぞれ重み付けし重要そうなものを上から順に詰め込めるだけ詰め込みました。よく収まったね! ほんと!
他にも色々と問題が発生しましたが、挙げ始めるとキリがないのと、個人的に忘れてしまいたい問題も多数あるのでこれくらいにしておきます。
次回があったら、次こそは純粋にトークで勝負するシンプルで短いゴーストにしたいですね(遠い目をしながら
しんどかった話はやめて、明るい話をしましょう。
今回、このゴーストを最終日まで進めて自分でTLに書き込んで自分のプロフィールを見た人(いるのか?)はお気付きかと思いますが、あとがきに各登場人物の設定を載せることにしました。
理由としては、トークを書いている途中で「マスカレードの中でマスカレードみたいなことをしたら面白いのでは?」という悪魔の囁きが聞こえたのがきっかけです。
「こいつらはいったい何者なんだ!?」って感じでいろいろキャラクター達の背景を想像して欲しかったのです。そこで、意図的に何人かのキャラクターは詳しい素性を隠す形としました。
あまりに不穏すぎて一般人のはずのまこっちゃんまで色々背景を疑われていたのはなかなか面白い光景でした。お労しやまこっちゃん上……。
では、以下私が担当したキャラクターの設定となります。
【ナビゲーター】
名前 :ロビィ
本名 :ロビィ
アイコン :顔面どアップ
アカウント名:@navi20210401 (由来は役職+誕生日)
種族 :AI
年齢 :生後1か月(マスカレード公開までの開発期間)
性別 :不詳
身長 :スマホの画面に収まるくらい
体重 :0kg
一人称 :ワタシ
二人称 :アナタ
職業 :アプリのナビゲーター
好きな物 :おしゃべり、お世話すること、規則
嫌いな物 :沈黙、退屈、ルールを守らない人
口癖 :(>_<)(≧▽≦)などの顔文字、デスマス口調(ex.よろしくデス、おはようございマス
その他属性 :真面目、お節介、無垢、ドジっ子、メカっぽい
〈呼び方〉
椎名 真琴→まこっちゃんさん
〈設定〉
異世界SNS(仮)のナビゲートAI。
生真面目で世話焼きだが、生まれたばかりなので上手くいかず空回りするばかり。
知らないことも多いので、なんでも新鮮で大袈裟に驚く。
とてもうるさい。
〈開発秘話的なもの〉
1日目登場のアプリの案内役ロビィくんちゃんデス。
初期キャラのくせにこいつはなかなか難産でした。まずこの語尾。デスマスカタカナ変換が面倒臭い!
しかも、どこまでカタカナにすればいいか悩ましい。「ください」とか「でしょうか」とか最後まで表記がブレブレでした。
あとしばらくするとトークを書いているとき以外の変換までロビィ語に侵食されて……普通にチャットでゴーストの方針を相談するときとかまでロビィ語になってしまうことがあって困った。
次に顔文字。今まで顔文字なんて使ったことがなかったので、そこら辺の機微がさっぱりわからん。
毎回「かおもじ」で変換して適当なものを使っていましたが、「この顔文字はどういうときに使うんだろう……」みたいなのばっかり。
(´・ω・`)ショボーンとか\(^o^)/オワタならわかるんですけどね。それじゃ駄目よね……。
あとトークのやり取りはDiscord上で行っていたのですが、トークがそれなりに増えてきた頃にアンダーバーがDiscordの文字装飾記号に使われているせいで消えてしまうことが判明。
(>_<)とかの口の部分が全部消えていることにテスト段階でようやく気付きました。普通にSlackとかで開発すればよかったね……。
極めつけは性格。チャット上でドジっ子を表現するのはなかなか大変でした。なにせ実際にヘマこいているところが目には見えない。
そこで「SNS上でもできる失敗リスト」なる物を作り、ロビィにはそれを次々とこなしていってもらうことに……ごめんよロビィ。
あと普通に明るい真面目系ドジっ子を書くのが私は苦手でした。一週間くらいトーク書いててようやく気付きました。何故かは不明です。ロビィがいい子過ぎて自分の心の醜い部分が焼き払われるような痛みを伴うからかもしれません。そうかな……そうかも。
でも「ロビィカワイイヤッター」みたいな声がちらほらと聞こえてきたので、胸を痛めながら頑張った甲斐がありました。
ロビィカワイイヤッター
ちなみにこのカワイイロビィのシェルは、タマカナやハピカちゃんのご実家の「タマカナ置場」にある「ブルーメッシュ」というフリーシェルを使わせていただきました。
kero側だけ使う形になってしまいごめんなさい。sakura側の女の子も着せ替えがある素敵仕様なのでぜひ皆さん使ってあげてください。遠くの方で私も喜びます。
1つだけ思い残すところがあって、もっとロビィのゴーストとしてのトークを増やしたかったです。
起動終了トークとか、チュートリアル以外のランダムトークとか、触り反応とか。
「ゴーストは触ってなんぼ」みたいな認識が個人的にあるので、触り反応は特に増やしたい部分ではありました。
あとTLとトークの連動要素ももっと増やしたかった。TLの内容に合わせてロビィが話をしたり、逆にランダムトークの内容に合わせてTLが反応をしたり。
そういう本来のゴーストっぽい要素が希薄になってしまったのがちょっと残念でした。もう少し「伺かでやっている」ということに意味をもたせてあげたかった……。
【悪役令嬢】
名前 :マジカルお嬢様@序列18位
本名 :イライザ=ロレーヌ・ド・ジョゼッフォ・ジャン=ドートリッシュ
アイコン :お紅茶ですわ!
アカウント名:@4649tteyo (よろしくってよ
種族 :人間
年齢 :17歳
性別 :女
身長 :普通
体重 :軽い
一人称 :ワタクシ
二人称 :貴方
職業 :悪役令嬢(職業?)
好きな物 :紅茶、かっぱえびせん、乙女ゲー
嫌いな物 :ヘラヘラしたイケメン、堅苦しい貴族社会
口癖 :ガバガバお嬢様口調(ex.~ですわ、ちょくちょく口調がブレる
その他属性 :金髪縦ロール、碧眼、残念美人、実は庶民派、へっぽこ魔法使い
〈設定〉
イライザ改めイライザ=ロレーヌ・ド・ジョゼッフォ・ジャン=ドートリッシュ。
魔術国家の貴族階級に属するマジカルお嬢様
異世界転生して悪役令嬢になってしまった元女子高生
一般家庭の生まれのため、貴族生活は馴染まず金銭感覚の違いにしばしば狼狽える。最近は少し慣れた
代々魔力に優れた者が家督を継ぐので、日々継承者争いのマウント取りに悪戦苦闘している。ちなみに本人の魔力はしょぼい
普段からお嬢様言葉を使い優雅な所作の練習をしているが、時々地が出るし言葉遣いも微妙にズレている
〈開発秘話的なもの〉
キャラクター選考段階から「とりあえず王道ファンタジー世界は多めでいいだろう」という感じでtetsuhira氏と意見は合致していました。そんなわけで2日目は取っつきやすいファンタジーキャラで固めようということになり生まれたのがイライザです。
とはいえファンタジー世界同士である程度差別化は図りたかったので、あちらは純正ファンタジー世界の住人、こちらは異世界転生した人、という感じで住み分けをしました。
問題は、私があまり異世界転生モノにあまり詳しくないこと。「どうしよっかなー」と異世界転生モノのテンプレ設定を漁っていて目に入ったのが悪役令嬢物でした。
「令嬢、つまりお嬢様かぁ……」
お嬢様と言われても頭に浮かんだのは、ネット上で話題になったゲーミングお嬢様だったわけですが。。
「よし! 残念お嬢様キャラでいこう!」と決まってそこからは早かった。トークを書き始めると馴染む馴染む、残念なお嬢様トークが湯水のように湧いてきます。本当にイライザは書いていて楽しいキャラクターでした。
しかし、そこで新たな問題が発生しました。製作期間が半分ほど終わった頃ふと気づいたのです。「悪役令嬢って設定忘れてた」と。
お嬢様ロールプレイが楽しすぎてキャラクターの根本的な部分を見失っていたのですね。なんならファンタジー要素もほぼゼロでした。これではSNS中毒の変なお嬢様にしかなりません。
その結果、「元ネタのゲームの都合上、約束された死の運命を回避しようとしている」とか「家督を継ぐとフラグが立って死ぬ」とか「なんとなく魔法が使える世界で地位や身分は生まれつきの魔力の強さで決まる」みたいな設定が後付けされました。
……後付けされたけど結局あまり上手く活かせませんでした。
本当は日数が進んだり特定のトークを見るとイライザの家督継承順位が上がりそれに合わせてHNが更新される、というギミックを仕込む予定だったのです。しかし、それも時間が足りずにお流れに。
いいけどね! 書いてて楽しかったから!
ちなみに名前は「マリーアントワネットの本名を改変+悪役令嬢っぽい名前候補でググっで出てきたもの」で決めました。
イライザという名前は悪役令嬢的にも実績のある名前なのでいい感じかと。
転生前の本名は某超高校生級のギャンブラーのように「多恵子」みたいなすげー普通の名前にする予定でした。その設定もどっかで使う予定だったのですが忘れてました。今思い出しました。無念。
HNといいプロフアイコンといい、かなり各所に遊び心を散りばめたキャラクターでもあります。重ね重ねもうちょい設定を上手くいかせればもっといいキャラクターになったのになぁ、という歯痒さが残りました。
【魔界】
名前 :Bacaro di Goetie(働いているお店の名前)
本名 :ニスロク
アカウント名:@bdg_nisroch
アイコン :日替わりメニュー
種族 :悪魔
年齢 :不明(下手すると創世記くらいからいるよねキミ
性別 :男
身長 :高い(180くらい?
体重 :細い(スラッとしてて欲しい
一人称 :オレ様
二人称 :テメェ
職業 :コック
好きな物 :美味いメシ
嫌いな物 :不味いメシ、オレ様より偉そうなヤツ
口癖 :高笑い(ex.カーッカッカッカ! 語尾カタコトカタカナ、面倒臭がりだから句読点を使わない、たまにアウナスがのっとる
その他属性 :高慢、豪快、料理好き、意外と世話焼き、料理に対しては几帳面で努力家
〈設定〉
魔界の居酒屋「バーカロ ディ ゴーティエ」のコック。アカウントは店の告知アカウントも兼ねている。
正体はニスロクという悪魔。老店主アウナスの下で料理の修行中。
アウナスはゴエティアにて地獄の総裁である悪魔の姿で描かれているが、元は天界で能天使の位階に属していたらしい。天界OB天下り疑惑
店には悪魔的メニューが揃っている。
〈呼び方〉
椎名 真琴→マコ
イライザ→トーシロー
リトゥル→オッサン
シュブニグラス→ヤギ
〈開発秘話的なもの〉
書きやすかったキャラNo.2。
3日目に登場するキャラクターは「対照的な2つの世界」というコンセプトでした。2日目よりも更にキャラクターの住み分けをわかりやすくしたかったのです。ぼちぼち登場人物の数が増えてきてTLがごちゃごちゃしてきますからね。わかりやすい違いを持たせるのは大事かなぁ、と。
天界と魔界、天使と悪魔。とてもわかりやすい!
悪魔にすると決まってから、彼を料理人にするという方針はすぐに決まりました。ニスロクという悪魔は、かの有名なベルゼブブお抱えの料理長なのです。自分の中でニスロクはゲームの「真女神転生シリーズ」や「デビルチルドレン」のおかげでかなり鮮明に記憶に残っていて、悪魔→ニスロク→料理人という構図はかなりあっさり決まりました。
ビジュアルのイメージは漫画「鉄鍋のジャン!」の秋山 醤。彼の妙に好戦的かつ料理への病的なこだわりは悪魔料理人のイメージにはぴったりでした。笑い声や性格面にその影響がちょくちょく出ています。漫画は最初の方しか読んだことがないのは内緒。
なにげに設定が一番凝っていたキャラでもあります。
彼の勤めている「Bacaro di Goetie」は魔界にある大衆酒場です。
「Bacaro」はイタリアのレストラン、バー、カフェ、居酒屋などの性質が融合した独特な酒場のことを指します。「Goetie」はソロモンの72柱の悪魔で有名なグリモワール「ゴエティア」(人によってはレメゲトンと言った方が通りがいいかもしれません)の名前を変化させたものです。
つまり、店の名前の意味としては「ゴエティアの酒場」みたいな感じですね。
その名の通り店長を務めているのはゴエティアに書かれた悪魔の内の1柱「アミー」。「アウナス」と呼ばれることもあり、人間の魂と引き替えに占星術や教養学を教えてくれる炎の悪魔です。今回の設定で言うと炎の料理人ですね。ゲーム「ロマンシングサガ3」で出てくる「魔炎長アウナス」の元ネタでもあります。
アウナスは、かつて天界で能天使の地位についていたがとある出来事により追放され、1200年の後に天界へ復帰することを望んでいる、なんてお話もあったりします。これ、実はニスロク君も似たような経歴を持っていて、もともとは天使としてエデンの園の禁断の樹の守衛をしていたんですね。、得意料理はもちろんその果実を使ったもの。まぁ彼も結局追放されちゃったわけですが。
そんなわけで天界から追放されて悪魔になった奴らって結構たくさんいまして、この酒場はそんな人たちをアウナスお爺ちゃんが匿って働かせてるお店、って設定でした。破天荒なニスロク君がお爺ちゃんに頭が上がらない理由もこれであります。
このお店ではニスロク君は一介のコック過ぎないので、見方によっては ベルゼブブにお仕えする前の修行中って感じの時系列なのかなぁ って妄想しながら書いてました。ニスロク君がんばれ、超がんばれ。
ここまで語ってるところからわかる通りかなりお気に入りのキャラであり、トークが書きやすいキャラでもありました。
目に付く相手にすぐ突っかかっていくのでトークに絡めやすく、悪魔特有の物知りっぽさからトークを広げやすかったのです。
ただ、最初はもっと意地悪な性格にするつもりでいました。それがだんだん「実はいいヤツ」みたいなキャラになっていったのは、やっぱり書いているうちに情が移ったのだと思います。あと一貫して性格が悪いキャラを書くのが苦手。
そんなこんなでかなり好き放題させていただいたニスロク君ですが、いくつか心残りもあります。
1つは彼のプロフアイコン。あれは本来日替わりメニューにする予定でした。その日のオススメランチがそのままアイコンに表示される感じですね。進行度を日数で管理する面倒臭い仕組みはその時の名残だったりします。いや、ホント面倒臭いことしてしまい申し訳ない……。
もう1つは、もっとたくさん料理の写真を張るつもりでした。いわゆる飯テロ垢にする予定だったのです。しかし、たくさんの写真を用意して加工、その上でゴースト本体に適用するのはなかなか手間でした。面倒臭いなぁ、で止めてしまったあたり愛が足りなさを痛感しております。反省。
【ホラー邪神】
名前 :黒ヤギ(由来は「千匹の仔を孕みし森の黒山羊」という呼び名から)
本名 :シュブ=ニグラス
アイコン :かわいい黒いヤギの顔
アカウント名:@1h8b9i0g8r2t0
種族 :邪神みたいなもの
年齢 :不明
性別 :女(たまに男性にも)
身長 :不定(その時の姿による)
体重 :不定(その時の姿による)
一人称 :私
二人称 :あなた
職業 :神かなぁ(自称:専業主婦)
好きな物 :人間、かわいいもの、夫、子供たち、日記集め
嫌いな物 :夫の休日に自分を呼び出す愚かな魔術師
口癖 :敬語、丁寧な文章(…は必ず2連、句読点もつける、読点は変なところにも付く)、柔らかい表現(時折漢字を意図的にひらがなに)
その他属性 :人外、天然、不思議ちゃん、逸脱した価値観、幼妻、寂しがりや、子煩悩
〈設定〉
シュブ=ニグラス的な人妻幼女
自身の存在による影響をいまいち理解しておらず、無駄にフットワークが軽い
夫のヨグ=ソトースは嫉妬深いので迂闊に手を出すと大変なことになる
感性が独特で妙なタイミングで妙なことに疑問を持つ変な人
〈開発秘話的なもの〉
難産キャラ2人目。4日目のコンセプトはズバリ「変なヤツ」です。そろそろユーザもこの環境に慣れてきただろうし、いい加減キャラクターの数も多いので色モノキャラで刺激を与えよう、という発想でした。結果ヤベェヤツが生まれました。
その正体はハワード・フィリップス・ラヴクラフト著の創作群に代表されるクトゥルフ神話上の架空の神性「シュブ=ニグラス」です。
このクトゥルフ神話は、今となっては皆さんご存知の通り「クトゥルフの呼び声」の名でTRPGとして日本でもそれなりに親しまれております。
しかし、私自身TRPGを趣味にしていますが、あまりクトゥルフ神話には詳しくなく、
加えて、あまりクトゥルフ神話の世界観にどっぷり浸かったものを書いても知らない人を置いてけぼりにしてしまう、という点が私を苦しめました。
つまり「それっぽい雰囲気は伝わるけど、知らない人でも楽しめるようなトーク」というなんかふわふわした条件を満たさなければならなかったのです。自然と筆は重くなりました。
さらに「幼女で人妻」という自分を奮い立たせるためのとって付けたような設定も活かせず、執筆はドン詰まりに行き当たりました。というかSNSじゃ見た目幼女なのわからねぇよ……。
とりあえず、一時的にクトゥルフ神話知識を頭から追い出し「よくわからないけどなんかヤベェヤツ」という方向で書き始めました。
その後、明確に転機があったわけではありませんが、徐々に彼女のトークは書きやすくなっていきました。ちょっとズレたかわいい人、というポジションで次々ボケ倒していく担当になれたのは、一重に他のキャラがツッコミを入れてくれたおかげでしょう。
結果前述のイライザ、ニスロクあたりが苦労人っぽくなりましたが、これもまた味かな、と。
ちなみに夫のヨッちゃんは同じく神性であるヨグ=ソトース、一度だけトークに登場した友達のクーちゃんも同様にクトゥルフ……のようなものになる予定でした。
「のようなもの」と言った理由は、この後に登場するウォルター氏の世界観が影響する為です。クーちゃんはクトゥルフ神話世界観に則ったクトゥルフではなく、SCP財団世界観での「SCP-2662」である、という設定のつもりでした。知らんがな。
しかし、ネタ晴らしをする前にトークが完結してしまったので「まぁ、これはこれでいっか」という感じで現在に至ってます。財団とSCP-2662については後述のウォルター氏の項目か、ググるとなんとなくわかるかもしれません。わからないかもしれません。ごめんなさい。
なんとかして世界観の繋がりというか、シェアワールド同士の絡みみたいなものを表現したかったのですが難しかったのです。今後、精進します。
これは小ネタなのですが、アカウント名の「@1h8b9i0g8r2t0」は彼女の名前である「Shub-Niggurath」をラブクラフトの生年月日である「1890/8/20」で上書き分割したものです。すんげーわかりにくいのでヒントというよりは本当に小ネタです。
【財団職員】
名前 :新入職員A
本名 :ウォルター=ウォーデン
アイコン :協団のエンブレム
アカウント名:@OG_18782
種族 :人間
年齢 :25
性別 :男
身長 :中背
体重 :中肉
一人称 :僕(仕事中は私)
二人称 :年下には「君」それ以外が「あなた」
職業 :TO保護協団所属一般職員
好きな物 :何事も起きない毎日
嫌いな物 :予想外の出来事
口癖 :音声入力しているせいで「あー」「えーと」みたいな煮え切らない物言いが多い、年下にはタメ、それ以外には敬語、ごめんなさい、すみません、僕のスマホがやりました、定期的にスマホが勝手に情報漏洩する
その他属性 :臆病、いつも慌てている、いつも疲れている、かわいそう
〈設定〉
ターゲットNo: OG-18782
保護区分:Observation
管理プロセス:現在、 OG-18782はエリア-6所属の一般職員(以降「職員A」)に全管理権限が委譲されています。他の職員は、実験が必要な場合を除き、OG-18782には決して触れないように通知されています。OG-18782上で行われるデータ通信はすべて記録され、回線を逆探知する試みのためエリア-1の情報保護セクションへすぐに報告されなくてはなりません。通信内容を報告する職員Aは自らの居場所、通信履歴、相互通信を行った対象との関係状況も報告しなくてはなりません。
解説:OG-18782は内外ともに特に目立った点のない工場出荷時の設定状態の標準的なタッチパネル式の携帯電話端末です。電話にはロックコードもパスワードも掛けられていません。
OG-18782はあるアプリケーションを起動する場合以外は携帯電話端末として正常に動作します。しかし、「異世界SNS(仮)」という名称のアプリケーションを起動した場合に限り、一切の通信環境から切断されアプリケーション内の人物とのコミュニケーション以外の機能が使用不可能になります。
アプリケーション起動時の大まかなパターンは以下の通りです:
一回目の起動では「ロビィ」と名乗るナビゲーターからインストラクションを受けます。また「まこっちゃん」と名乗る友好的な存在がコンタクトを図ってきます。
二回目の起動では、それぞれ「マジカルお嬢様@序列18位」「とんかち屋さん」と名乗る2人がグループに追加されます。依然としてこちらに対して好意的であり、敵対の意思は見られません。
三回目の起動では、■■を含む■人の■■が現れ、■■を■■■■か■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
警告:あなたのセキュリティークリアランスではこの情報を開示することはできません。
職員プロファイル:本名はウォルター=ウォーデン。TO保護協団のエリア6(小型器物監視セクション)所属の一般職員。
2021年の4月付で配属。前職は某機関の情報管理部門システムインストラクター。その経験を活かし、当セクションでは情報機器の管理及びTOデータベースの作成業務を担当していた。現在は特殊な管理プロセスに基づき、OG-18782の観察保護業務に当たっている。
〈開発秘話的なもの〉
再び難産の5日目。1日目のロビィの言葉の通り、5日目の枠は一時的に空席となっていました。
というのも最初に5日目に使う予定だったキャラクターがあまりにトークが書きにくくボツになったからです。ボツキャラについては後述します。
そんなわけで急遽抜擢されたのがウォルター氏です。コンセプトは元ネタの豊富さによる引き出しの広さ……でした。「ネット上で流行っているSCP関係の創作物からネタを持って来たら話を広げやすいかなぁ」と思ったのですが、実際には「ウォルター氏のスマホから漏れ出てくる情報だけ出されても反応に困る」という事態が発生。5日目のトークだけ製作が滞ってしまいました。
その後、tetsuhira氏との入念な話し合いの結果「ウォルター氏のスマホから漏れた謎情報を元に、他の人たちはそれがどんなSCPなのか予想する」という体で話を広げていく方針に決定。なんとか事なきを得ました。……得たのだろうか。
元ネタになったSCPは、自然法則に反した存在「SCPオブジェクト」を秘密裏に確保、収容、保護する「特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)」をまとめた創作群を指す言葉です。既にこれから影響を受けた作品が多く存在し、今回のウォルター氏の世界もこのSCPを元ネタにしています。
とはいえ、そのまま使うのも異世界という設定上ちょっと寂しかったので色々と細かい部分に手は加えました。
ウォルター氏の世界ではいわゆるオブジェクトは「TO(Target Oblivioned)」と呼ばれています。名前の意味は、忘れ去られたもの、遺物的なニュアンスで考えていました。公的な呼称は「ターゲット」、職員間での俗称は「オブリビオン」なんて呼ばれていたりします。あまり作中で呼ばれる機会がなかったのは機密情報に対するウォルター氏の配慮によるものです。そういうことにしておいてください。
元ネタのSCPで言うところの識別番号にあたる各オブリビオンに割り振られていたターゲットNoは割と適当に付けられています。ウォルター氏の使っているスマホなんて「18782(嫌なヤツ)」です。かなり適当です。
ただし、Noの頭にあるアルファベットには一応意味があります。役割は主に元ネタのカテゴリ分けですね。
ウォルタースマホの「OG」は「OriGinal」。元ネタが存在しないもの、あるいは改変しすぎて元ネタがわからなくなってしまったもの、を指します。とはいえ、このカテゴリはほとんど書くことができませんでした。0からネタを生み出すのが苦手なのです、悪しからず。
「SP」はまんま「SCP」ですね。一番多いカテゴリです。これは他のカテゴリでも言えることですが、全てのオブリビオンは元ネタに何らかの改変が加えられています。あくまでウォルター氏の世界にある「TO」という別の存在である、くらいの認識でいてもらえれば幸いです。
「AN」は「AbNormalities」。出典元は「Lobotomy Corporation」という韓国の「PROJECT MOON」により開発されているインディーゲームです。SCPから影響を受けたゲームの中でも特に反響が大きく、魅力的なキャラクターが多いため二次創作も盛んです。「未知の存在に対するプレイヤーの選択」に重きを置いたゲームで、初めてゲームに触った時の「手探りで発見する楽しみ」を思い出させてくれます。今回のウォルター氏のスマホが垂れ流す情報を楽しんでいただけたのであればオススメです。……ただの宣伝だな、これ。続編の図書館バトルSLG『Library Of Ruina』も正式リリースされるからヨロシク!
「DW」は「Doomsday Witch」。参考にしたのはpixiv上で連載されている「奥さまは終末魔女」という普通の主婦が普通に世界滅ぼす漫画作品です。自称「普通の主婦」のみずほちゃんがSCPっぽいやべーアイテムをメルカリで買うくらいの感覚で気軽に手に入れて気軽に使って気軽に世界を滅ぼします。みずほちゃんがかわいいです。よろしくお願いします。
「UK」は「UKagaka」。その名の通り伺かのゴースト由来のアイテムです。ゴースト由来と言っても、ちょっとそれっぽい設定の別物って感じなので全体的に設定としては薄味かもしれません。あと時間が足りなくてあまり考えられなかった。せっかくのゴースト企画なんだからこれを一番多くしたかったのに……。
数が少ないとはいえそれぞれに元ネタはあるので「これはあの子かな」って予想してみると楽しいかもしれません。答え合わせは辞書のコミュニケートリストからどうぞ。
ちなみにウォルター氏の名前の由来は、暗号通信のテストなどでよく使われる汎用名の「アリスとボブ」から取っています。
Aはアリス、Bはボブ、Cはキャロルといった具合に名称がつけられているのですが、これのWがウォルターなのです。
Wの役割は見張り番 (warden) で、プロトコルにしたがって、アリスやボブを監視する、といったもの。だから見張り番のウォルターで「ウォルター=ウォーデン」となるわけです。
カクリコン・カクーラーみたいな富野ネーム感があってカッコイイですね。そうでもないか。
ウォルター氏はオビリビオン及び異世界SNS(仮)の監視を仕事としてるので、なかなかしっくり来るネーミングで気に入っています。
【ゴースト作者】
名前 :神にゅう
本名 :神代 貴文
アイコン :うにゅう
アカウント名:@ghost_msqrd
種族 :人間
年齢 :30代
性別 :男
身長 :中背
体重 :太っている
一人称 :俺
二人称 :お前
職業 :IT関係
好きな物 :煽ること、ネットサーフィン、エロゲ
嫌いな物 :煽られること、残業
口癖 :標準男性口調、ネットスラング多め
その他属性 :ロリコン、面倒臭いオタク、メタネタ
〈設定〉
通りすがりのゴーストデベロッパー。肥満体質のオタクで、掲示板常駐のネット中毒者。
このアプリをゴーストと認識してるメタ視点役。勝手に中の辞書を弄ってレイアウトを変えたり他人の発言を書き変えたりといった悪さをする。
口は達者だが煽り耐性は低い。
〈開発秘話的なもの〉
ボツキャラその1。ウォルター氏の前任者。見ての通り「嫌なヤツ」にする予定でした。
しかし、口の悪いキャラクター性はニスロクと被ってしまい、現代人枠はまこっちゃんと被る。もう1つの個性であるメタネタも「これ以上システム面に手を出したら提出が間に合わない!」ということで断念。
ロリコン設定に至っては「そんなネタのトーク撒き散らされても周りが反応に困るよ!」ってなり論外。
結果、ただの嫌なヤツと化しました。
チェンジ!
一応設定的にこのアプリを作ったラスボス的なポジションになる予定だったんですけどね……。
ちなみに彼が使う予定だったうにゅうのアイコンは、ユーザが使うアカウントのアイコンに流用されました。うにゅうに罪はないので大事にしてあげてください。
というか最後の1人はうにゅうでも面白かったかもと今更思いました。
いろんなゴーストの相方をしているうにゅうがSNS上で集まって話してるのも楽しそうでいいかも。
「最近我々の扱いが乱暴な気がする」「せやかてウチらうにゅうやし」「ウチなんて未だに十字架に磔のままやで」みたいな。
【妖精界】
名前 :ギズモ・ザ・スーパーハカー
本名 :グレムリン
アイコン :自撮り画像
アカウント名:@gizmo64
種族 :妖精
年齢 :100歳くらい?(機械が生まれてから現れたため他の妖精に比べると若い)
性別 :男の娘
身長 :小さい(スマホがギリギリ使えるくらい)
体重 :軽い
一人称 :ボク
二人称 :キミ
職業 :スーパーハカー(自称)
好きな物 :機械、可愛い格好、SNSで女の子のフリをして男を騙すこと
嫌いな物 :ケチな人間
口癖 :「だよ だもん」など子供っぽい口調
その他属性 :子供、悪戯好き、機械に強い、ガジェットオタク
〈設定〉
自称スーパーハカーのグレムリン。機械を操る力を応用してアプリ上で色々悪さをする。
もともとは妖精郷に住んでいたが、人間の文化にかぶれ過ぎてしまったため追放された。
自分の可愛さに絶対の自信を持っており、他のSNS上でもアイドル的な人気を誇る。だが男である。
極度のガジェットオタクでアプリが入っているスマートフォンも彼が好き勝手改造したものである。流行りの電子端末について語り始めるとうるさい。
生意気で自分より弱いと判断した者に対しては強気だが、妖精は本来臆病な性格であるため押されると弱い。
いわゆる黙っていればかわいいタイプ。だが男だ。
〈トーク例〉
【悪魔じゃないもん】
(イライザ)
というかグレムリンって今まで悪魔だと思ってましたわ
なんか見た目怖いイメージありますし
(グレムリン)
φ@4649tteyo ひ、ひどいっ! こんなに可愛いボクが悪魔なわけないでしょう!?
怖いって何のイメージ!? もしかしてネガキャン!?
(ニスロク)
φ@gizmo64 あれダロ 人間の作ったムービーだかフィルムで同じ名前のヤツがあったはずだゼ
ありゃ確かにオレ様も認める立派な悪魔面だったナ
(グレムリン)
@bdg_nisroch シャラーップ!
まさかボクの知らないところでメディア露出してただなんて…
そもそもトンカチのおじさんも元は妖精のはずなのに なんでボクだけそんなこと言われなきゃならないのさっ!
〈開発秘話的なもの〉
ボツキャラその2。
前述した「神にゅう」が舞台を降りてから代役の候補は2人いました。
1人は実際に採用されたウォルター氏、もう1人がこのグレムリンです。
ウォルター氏のコンセプトが「トークの引き出しの広さ」であるならば、こちらは「とにかく刺激の強い要素の詰め合わせ」でした。
5日目ともなると登場人物の数も多いので、多少味付けを濃くしないと埋もれてしまうと思ったのです。
妖精、男の娘、ハッカー、悪戯っ子、とにかく要素を盛りました。盛れるだけ盛って、先述のウォルター氏の設定と並べてtetsuhira氏にどちらがいいか選んでもらったのです。
結果論ですが、ウォルター氏のトークもなんとかそれなりの数作れたし、正直グレムリンの設定は扱いきれる気がしなかったのでボツになってよかったかもしれません。
でも妖精さんが作りたかったんだ……! 妖精さん大好き。
採用されたらトンチキなトークの他にもそれなりにガチめな妖精トークもする予定でした。
そのうち妖精の話をするゴーストも作りたいですね。
以上、キャラクター設定でした。
これ以外の設定だと、このアプリの開発責任者「Mr.D」についてでしょうか。
Mr.Dの本名はデミウルゴス、グノーシス主義における偽の創造主です。今回は創造神の名を騙り、数々の次元を繋ぐ世界の縮図である「異世界SNS(仮)」を創った、という設定でした。
偽物の神が偽物の世界を創るってのが厨二臭くてカッコイイかなと思って……。
アプリ創った理由は「面白そうだったから」とかたぶんそんな感じです。とりあえず愉悦系のキャラの予定でした。あとがきに利用者の個人情報流出させてますし、たぶん悪い奴です。この設定も余裕がなくてあんまり活かすことができませんでした。
社名の「Archon Network Inc.」にある「Archon」とは、低位な神的存在の名称である「アルコーン」つまりデミウルゴスらの別名から取られています。もしかしたらこの会社にはこんな感じの奴らがたくさん所属しているのかもしれません。最低。
アプリ名の「異世界SNS(仮)」は製作開始当初の開発コードでした。とりあえず内容がわかればいいや って感じで。
その後、tetsuhira氏と一緒に頭をひねりいいタイトルを考えていたのですが、残念ながら思いつきませんでした。
なんかSSPから文字った名前にしたかったんですよ。でも、いくら考えても「すーぱー そにっく ぱわーぷれい」みたいな小学生ワードしか思いつかなかったので断念。語彙が貧困過ぎる。
仕方ないので「そのまんまでいいんじゃない? わかりやすいし」ってことで、そのまま「異世界SNS(仮)」というタイトルで提出することとなったのです。
初回起動時に語られるβテスト設定もこのあたりで決まりました。
あとは、匿名性を高めるためにやったことですが……なんかやったっけ?
えーと、冒頭でちょろっと書きましたが、今回は自分用にゴースト作成のテンプレートのようなものを作ってからゴーストを作成しました。今後、ゴーストを作るときに楽をしたかったので。
いつもはろすえんさんのところのテンプレートを使っていたので、強いて言うならそれが匿名性を高めてくれたかなぁ、そうかなぁ……?
それ以外だと、前作の[Peace Maker]に比べると勢い任せでだいぶ作りが荒くなっていたので「なんもせんでもバレへんやろ はっはっは」みたいな笑い話をtetsuhira氏としてました。
意外とバレました。
くっ! でも当ててもらえて嬉しい……!
最後に、このゴーストの今後の更新についてですが、もともとこのゴーストは一発ネタで「更新しないから今後負担にならないよ!」って感じでtetsuhira氏に声をかけていたので更新しないつもりでした。
でも、感想を見ているとちょっと気持ちが動きました(製作者の悲しい性ですね)
tetsuhira氏も似たようなことを感じたようだったので、その後2人で話し合いました。結果、「トークの追加のみの不定期な更新」であれば可能ではないか、という結論になりました。
いつまでお待たせすることになるかはわかりませんが、何らかの形で今後も「異世界SNS(仮)」の更新を続けていきたいと思っています、今の所は。
詳しいことが決まり次第、私のTwitterアカウントで告知をしようと思います。心が折れて挫折したらごめんなさい。
これからもロビィと「異世界SNS(仮)」をよろしくお願いします。
お手伝いとして参加致しましたtetsuhiraと申します。
「今回はほとんどトークしかないから書くの楽だよ」
淀橋氏からはそう聞いたのですが、彼は悪魔です。
がっつりきつくがっつり楽しかったです。
起動いただいた方々も楽しんでいらっしゃるのであれば幸いです。
さて、淀橋氏から今回のお誘いを受けたのは忘れもしない、肌寒さが抜けきらない3月の陽だまりの頃でした。
「君はなりきりチャットとか楽しめる方か?」彼はそんな感じのことを言いました。そして私は「うん!」と答えました。多少TRPGであったりが好きだからです。
そうして、異世界SNS(仮)が生まれました。
早速制作するにあたって我々は現代、異世界、中世ファンタジー、天界と魔界、ホラーとロボ、それぞれから
4人ずつ担当することになりました。
それぞれのキャラクターを駆使し、会話を行っていくというような流れですね。
1日目はロビィとまこっちゃんしかいないので微妙に気まずさを感じながらトークを書いたことを覚えています。
ただ、そのおかげなのか会話は日常会話のそれに近い自然さを持ちながら、彼ら彼女らは少しずつそのプロフィールを開示することができました。
あとがきをこうして書きながら思ったのですが、なにを真剣になりきりチャットみたいなことやってたんでしょうか。
さて、せっかくですので淀橋氏がそうしたように私も僭越ながら、彼らを紹介させていただきます。
いかれたメンバーを紹介するぜ。
【現代(普通の人)】
名前 :まこっちゃん
本名 :椎名 真琴
アイコン :カメラのイラスト
アカウント名:@maco_coma
種族 :普通の人
年齢 :16歳
性別 :女性
身長 :165cm
体重 :53kg
一人称 :わたし
二人称 :きみ
職業 :学生
好きな物 :散歩、風景、甘い食べ物、ファンタジー、ハッピーエンドなお話
嫌いな物 :カロリー、空想を鼻で笑う人、苦い食べ物、
口癖 :いいね、それ ボーイッシュな感じの口調
その他属性 :
〈設定〉
さわやか系で物語が大好きな高校1年生
ユーザよりも先に異世界SNSに触れた人間なので先輩面してきたりする
明るく元気にふるまう彼女だが、
現実では彼女の周りはおとぎ話を「そんなもの」で片づける人たちが多いため現実のことがあまり好きではない
時折、異世界への強い憧れをのぞかせる
イライザは自分と同い年くらいだと思ってるため、くだけた口調で話す。他の人には敬語を使う
〈開発秘話的なもの〉
一日目に登場するキャラクター、まこっちゃんこと椎名 真琴です。
一日目に登場するキャラクターはユーザと近い立場である方が望ましいと淀橋氏と話し合った結果、ユーザと同じく現代で生きていて、ユーザに対して少し先輩面をするキャラクターという感じで作ってみました。
普通の子を作ったつもりがSNS内のユーザの平均年齢がやばすぎて彼女は何者なのかと戸惑う声がいくつか上がっていて面白かったです。
しかし、これがなかなか難産。まず、私の貧困な想像力では普通の女子高生がどんなことを発信するのかイメージしきれなかったのです。普通ってなんだろう。
おまけに後述する天使キャラクターと被る部分があったのが、書きづらさを助長することになりました。
普通に書くと他のキャラクターの発言に疑問を投げかけるだけのキャラクターになってしまい、対応のバリエーションが少なくなりがちなのも困ったところでした。
最終的には気に入った風景を写真に収め、それをアップするキャラクターになりました。
トーク内でも言及されていますが、まこっちゃんが撮ってくる写真は『異世界に行けそうな感じのやつ』です。この道の先には何があるのか、この空の向こう側には何があるのか、そういう未知に対する好奇心や、ここ以外のどこかに対する憧憬が彼女に写真を撮らせます。
まこっちゃんに対する理解を深めるために一日中写真を撮りに出かけたりしたのも思い出深いですね。
結果的には、この子で1本何か書いてみるのも悪くないなと思えるような仕上がりになりました。
設定には少し重いところがあり、全て使い切ることはできませんでしたが、今思うと重くなりすぎる可能性もあるので、これくらいがちょうどいいのかな。
【ファンタジー世界(ドワーフ)】
名前 :とんかち屋さん
本名 :リトゥル
アイコン :ハンマーが二つ×マークに交差したやつ
アカウント名:@bolbolhammer
種族 :ドワーフ
年齢 :97歳(ドワーフ的には青年)
性別 :男
身長 :130cm
体重 :98kg
一人称 :おい
二人称 :あんた
職業 :鍛冶屋
好きな物 :鉄、火、シンプルであること、努力、勝利、酒、肉
嫌いな物 :複雑なもの、迂遠なこと、ねちねちしたやつ、野菜
口癖 :田舎っぽい感じ
その他属性 :ボルドーという町の鍛冶屋
<設定>
曲がったことは大嫌い(でも曲剣は好き)
情に厚い 鍛冶仕事が主だが、時々モンスターを狩りにいくことも
火の魔法を自前の武器にエンチャントする。
<開発秘話的なもの>
2日目から登場するファンタジー世界出身のドワーフのリトゥルです。
難産でした。口癖の田舎生まれっぽい感じというのを表現するのがまず大変でした。
ぱっと思いつくのは訛りの強い方言っぽい喋り方なのですが、ファンタジー世界の訛りとは何ぞやと考えてしまい、筆が進みませんでした。
ただ、ファンタジー世界の言語体系を考えることからスタートできるほどの時間はなかったのでなんちゃって方言みたいな感じになりました。
第二に設定をもっと詰めた方が動かしやすかったかもしれませんが、実のところ私自身ファンタジー世界に疎かったのも大きな障害でしたね。本来であれば『中世ファンタジーあるある』みたいなものが出せればトークも華やいだかもしれません。
もうちょい魔法などを使うようなトークを増やすべきだったのでは、自分の仕事についてのトークを追加すべきだったのでは。設定を使いこなせなかったなぁ、と今になって思います。
ただ、実際、私が制作したキャラクターの中では相手の事情に対してズバズバ切り込んでくるようなキャラクターに育ってくれたのはありがたかったところです。
ちなみにリトゥルがまこっちゃんを呼ぶ場合、必ず名前を間違えます。そういう細かいものを思いつけたりしたので提出直前から書くのが楽しかったですね。
【天使】
名前 :デスクワークエンジェル
本名 :ガブリエル
アイコン :羽
アカウント名:@kyoumooshigoto
種族 :大天使
年齢 :レディに尋ねるものじゃないっすよ
性別 :気分的には女
身長 :デカいとよく言われる。すこしコンプレックス
体重 :尋ねるものじゃないっす
一人称 :私
二人称 :君
職業 :事務仕事(時々メッセンジャー)
好きな物 :休日、酒、人
嫌いな物 :面倒な仕事、面倒な上司、
口癖 :語尾に「っす」をつける。
その他属性 :人に神のメッセージ(啓示)を授けるのが自分の仕事だが、
それはそれとして他の天使の勤務監視など事務的な作業をやっている
基本的には常識人枠なのだが、残業時間がそうさせるのか、時々不憫な感じになる(主に仕事関連)
時々の休日の度に自堕落になる。だが堕天したことはない。
下界の方からもらってきたつまみとか酒を飲んでたりする。
笑いを表現するときはwを使う
〈呼び方〉
椎名 真琴→まこちゃん
イライザ→イライザちゃん
シュブニグラス→黒ヤギさん
<開発秘話的なもの>
3日目に登場するキャラクターです。魔界側のニスロク君と対照的なキャラクターに仕上げたいと思っていましたので『社畜天使』という方針が決まるのは割と早かったです。
そこからガブリエルに決まるまではちょっと時間がかかりました。四大天使のどなたかにしようとは思っていましたが、社畜でちょっと砕けた感じの口調が似合うのは誰だろうと考えた結果ガブリエルになりました。主の御使いとして各地に派遣され、ある時はラッパを吹き、またある時は恋の手助けをする、業務を選ばずこなす様はまさに社畜のそれです。
ちなみに彼女が登場する有名な絵画に『受胎告知』というのがありますが、今回はそれを思わせるようなトークも書いてみました。他にも主のメッセンジャーとしての仕事を行う彼女のトークもあるので中の天使が何者か気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
作中で登場する『ミカさん』とは天使長ミカエル、今作ではガブリエルの直属の上司として業務を渡したりします。
ガブリエルは本来主の御言葉を様々な世界にいる対象に届けるのが仕事なのですが、今作における彼女の仕事の割合を大きく占めるのはアークエンジェルズの勤怠管理や仕事の手伝いです。今回は仕事の一環としてミカエルに渡されたのが異世界SNSインストール済のスマホだったわけですね。
そんな感じで誕生した彼女はとんでもなくなめらかに動いてくれました。ちょっと喧嘩してそうな場面になったらすぐに仲介に入ったり、恋愛っぽい話には食いつきがよかったり、表情がコロコロ変わるところは書いてて気分が良かったです。この子も機会があれば何か1本書いてみたいですね。
問題は快活そうなキャラはまこっちゃんと被ることです。まこっちゃんを書いているのかガブリエルを書いているのか混乱することがありました。あとガブリエルの方が個性が強すぎてまこっちゃんが霞むのが苦しいところでした。
【ロボのパイロット(リアル系)】
名前 :青空
本名 :白銀 鉄馬
アイコン :曇り空
アカウント名:φ@reboot_superman
種族 :強化人間(博士お手製)
年齢 :15歳
性別 :男
身長 :173cm
体重 :63kg
一人称 :ぼく
二人称 :お前
職業 :パイロット
好きな物 :平和
嫌いな物 :戦い
口癖 :未定
その他属性 :交通事故により死にかけたところを博士に助けられ、
怪しげな手術により、sampler09というロボを操縦する強化人間として生まれ変わった。
博士の頼みで世界を救うため、よくわからない化け物やほかのsamplerと戦うことになる。
感傷的で浮き沈みが激しい
体は手術後、取り換えが可能になっているため、
そのことがさらに彼を感傷的にさせる。
脳波コントロールでツイートできるため、戦闘中にもツイート可能
samplerは虫などの生物をモチーフにしたロボで、全長はおよそ8mが基本となっている。
機体の脊髄に当たる部分からコードが伸びており、搭乗者はそれを自身に接続することで
操縦することができる。
彼の生きる近未来は、ある科学者の暴走により生まれたRustedが蔓延っている。
次々に生物を風化させる超常の生物であるRustedに対抗するために生まれたのが、
その科学者の技術を用いたロボ、samplerである。
1番から9番まであり、その中で白銀が搭乗するのは9番目の機体である。
それぞれの機体には固有の能力があるが、
9番目の彼の機体の能力は他のRustedやsamplerを咀嚼することで
機体を修復することができる。取り込んだ機体の一部の兵装などを扱うことができる。
敵の目標になりながら生き続け、強化され続ける生存に特化した機体である。
〈開発秘話的なもの〉
難産でした。最初はロボ(SF)っぽい世界観にしようと話し合い、その後スーパー系のロボなのかリアル系のロボなのかどちらにするか話し合った結果、リアル系になりました。
スーパー系の子だったらきっともっと熱血系のキャラクターになったかと思いますが、上記の設定に落ち着きました。
立ち回りについては早くに決まりました。シリアスなギャグとでも言えばいいのか、悲観的で話題との温度差でボケるキャラです。
問題は世界観でした。リアル系なので『巨大な怪獣が現れ、街をめちゃくちゃにするので博士から巨大ロボットとリモコンを託された少年』みたいな私の中のテンプレが使えなくなってしまったのです。
リアル系である以上、より具体的に世界観を詰める必要がありました。正直スーパー系の子を採用したとしても
同じ問題にぶつかるような気もしますが。
そんなわけで設定量は一番多くなりました。提出ギリギリまで考えていた覚えがあります。
彼の世界は上記の通り、ある科学者の欲求から生み出された怪物『Rusted』によって苦境に立たされています。
Rustedは触れたモノの時間を進めます。触れられたものは有機物・無機物関係なく錆びたり腐食したり、風化していきます。どれくらい時間を進めるかで彼らの強さが図られます。現在観測されているのは1,000年の時間経過の痕跡で、その爪痕を残したRustedは便宜上、クロノス級と呼ばれています。
通常の火器では接触の瞬間に風化し崩れてしまう上、一種の時間操作に近い能力は疑似的なテレポートを可能にする彼らに人類は歯が立ちませんでした。
そこで生みされたのが、Rustedを生み出した科学者の副産的技術をかき集めて造られた『sampler』です。
名前の由来ですが、samplerには標本という意味もあるそうです。正しく乾燥や管理をされた標本は半永久的に保存可能とのこと。大袈裟ではありますが、それは時間に抗っているようにも見えます。劣化や風化を武器にする敵と戦うロボとしてピッタリだと思いました。
ちなみにロボのモチーフは九岡望の『エスケイプスピヰド』というラノベをイメージしました。蟲をモチーフにしたロボットいいですよね。かっこかわいい。本物には触れないのに。
白銀は9機あるsamplerのうち、9号機のパイロットです。9号機の基本形態は蜘蛛なのですが、捕食し、増強する能力を有しているため現在はどの蟲をモチーフにしているか判別も難しい状態です。
友人を捕食した過去とかあると捗りますね。
そんな感じで作った設定を生かせなかったのは痛いところでしたが、思ったより他の子と会話ができたので満足です。シュブニグラスと会話するとツッコミ人員が総動員されるのは見てて楽しいです。
機会があれば1号機から8号機のパイロットの話も書いてみたい。
こう羅列すると、全体的に設定を使い切れなかったということが、心残りの大半かなと思います。
さて、それなりに個性的な面子になるよう工夫したつもりではありますが、如何でしょうか。
もしも、この中にお気に入りのキャラクターが一人でもいたのであれば、物書き冥利に尽きるというものです。
私からの感想は以上と致します。
今後とも異世界SNS(仮)の彼らと仲良くしてくれるととっても嬉しいです。
閉じる
妹にエッチな催眠をかけちゃうお話 (247文字)
坂
どうも、坂です。
「妹にエッチな催眠をかけちゃうお話」はお兄ちゃん大好き部門での入賞を狙っていたのですが、残念ながら今回はお兄ちゃん大好き部門がなく、そもそも入賞とかある企画ではなかったのでただただ趣味でお兄ちゃん大好きゴーストを作りました。非血縁妹は良いものだ。
今回は制作時間があまりなかったのでさくっと作れるものにしよう、じゃあ催眠だね、ってことで催眠ゴーストになり、催眠ならエッチだろうということでエッチなゴーストになりました。欲望に忠実に生きていきたい。
では、みなさんも良い催眠ライフを。
閉じる
嘘野真と物体X (1394文字)
RI-YA
始めましての方ははじめまして、お久しぶりの方はお久しぶり。
RI-YAという者です。
最近ではぬかさんまと名乗ってゲーム実況や動画を投稿したりなどしています。
イベントを盛り上げてくださった皆さん、感想やファンアートをくださった方々、本当にありがとうございました!
どうも私にとってゴーストというのは
ワーっと作ってガーッと公開して、後はほっぽってしまうものでして、本当にお久しぶりな方も多いと思います。
事実、「嘘野真と物体X」を作ろうと思い立ったのも締め切り10日前でした。この短期間でなんとか皆さんにお見せ出来る形にできたのは、KanadeYさんの素敵なフリーシェルのお陰です。KanadeYさんと海を超えた伺かの輪に感謝を。
と、同時におそらく想定外の使い方をしています。本当にここは申し訳ない。
実はKanadeYさんの「Blue Lagoon」には以前から目をつけていまして、「DLしてあるけどイマイチネタが出てこない」状態でした。私の処女作である「街角のジュテイさん」と同じ世界観にするか(これはとあるトークに名残があります)、それとも全く新規で何かを考えるか・・・・。最初はシェルの見た目通りのクールなお姉さんを考えていましたが、なんとなく思いつかないまま数年が過ぎました。
そんなときに「ゴーストマスカレード3」の話題を知りました。
といっても締め切りまで残り10日しかない上にネタがない・・・。
その時ふと、初めてゴーストにハマったときによく起動していたゴーストのことを思い出しました。
当時の私は「トンデモ発言人間と、ツッコミの人外」というゴーストが好きでした。そして、「昔よく起動してたゴーストに原点回帰しよう」と思い立ったのです。(この傾向を当てた方がいらっしゃったのですが、本当に鋭いと思いました。)
初めて思いついたのは「デスゲーム」関係のトークでして、そこから「何でも名乗る屋」という設定を思いつき、その後はとんとん拍子で、なんとか30個ほどのトークを用意することが出来ました。
かなり少なめのトーク数ですが、クスッとしていただければ幸いです。
仮面をかぶる(匿名性を上げる)ような小細工は、実は一切しておりません。
そもそも「フリーシェルを使う」以外にそんなことをしている余裕はありませんでしたし、むしろ名付けや辞書構成でバレそうだなと思っていました。
それでも、結構他のゴーストに対して私の名前を上げてくださった方がおられてニコニコしながら見ておりました。
「彼女たちは一体何者なのか?」という疑問を感想で上げてくださった方がいらしましたが、本当のところ作者の中でも細かいことは決めておりません。
代わりにヒントを置いておきます。
「Xの視点から『本当のことを言っている』と感じているときは『真』と呼んでいます。」
最後にちょっとだけ宣伝を。
現在、自サイトにおいて3体のゴーストを公開しております。(更新はまちまちなのですが・・・)
「嘘野真と物体X」もネットワーク更新に対応させて、その仲間入りをする予定です。
http://ukariya.yu-yake.com/
また「駄でべろぱの小ネタWiki」にてシェルやバルーンをテストするためのゴーストを配布しております。フリーシェルを作る場合などにぜひご利用ください。
http://emily.shillest.net/specwiki/index.php?RI-YA/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%94%A8%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88
他にも胡乱なアイテムを作って販売したりしているのですが、伺かとは関係が薄いため宣伝はここまで。
またどこかで出会ったらよろしくお願いします。
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絵師と彫師 (1366文字)
りすな
制作にあたり本ゴーストのシェルをにはちびっとさんにお願いしました。短期
間であったにもかかわらず素敵なシェルを描いていただき、大変感謝しておりま
す。にはちびっとさんにご協力いただけなかったら、このゴーストが日の目を見
ることはなかったでしょう。
絵師と彫師はにはちびっとさんに気に入ってもらえるようなゴーストを目指し
て作成しました。もちろん、にはちびっとさんに限らずマスとトクをお気に召し
ていただいた方がいるのならば、これ以上の喜びはありません。
私は普段事実を羅列してキャラクターに所見を述べさせるという手法でゴース
トを作るのですが、絵師と彫師は当事者がそれについて語るゴーストだったた
め、しっかりと彼らの生活に根差したトークを書くよう意識しました。また、ア
ンカーでも雰囲気を壊さぬように説明に使う言葉を選びました。今回別に提出し
たゴーストが400トーク前後と130トーク前後で、このゴーストがおよそ
30トークになります。トーク数に差がありますが、絵師と彫師の方がトークや
アンカーを丁寧に書いているため、3作品中最も時間がかかっています。
また、時代考察のツイートをお見かけしたので、この場をお借りして言及させ
ていただきたいと思います。
本ゴーストですが、文政末期の1830年を想定しています。
ゴースト内にいくつか時代背景を反映させた発言があるのですが「ベロ藍が安
くなった」というのもその一つです。文政年間末期にベロ藍が安くなったことで
様々な絵師がベロ藍を使うようになりました。天保年間になると贅沢禁止のため
錦絵の色数が制限されるようになるのですが、その時に藍色のグラデーションで
絵を表現する「藍摺」という手法で作られた錦絵がブームになったそうです。
また、マスとトクのトークで「東海道の風景を描いた錦絵を次々と出す」とい
うものがあります。ここでトクが歌川広重の東海道五十三次について言及してい
ないのは、それが出版された1834年よりも前だからです。
他にもありますが、ゴースト内容から断定はできないまでも大体この辺りとい
う推測ができるようにしてあります。しかし、実際に言及していただけるとは想
像していなかったので、驚きつつも大変うれしく思いました。
時代についての話が出たのでついでにもう一つ。
本ゴーストでの注意点ですが、アンカーでの解説は江戸時代の解説ではなく、
あくまでマスとトクの視点からの解説となります。
代表的なのがゴースト中の改印についての解説です。マスたちの解説では地本
問屋仲間が改印を押していると言っていますが、これは時代によって異なりま
す。仲間という言葉からピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴース
ト内の時代よりもさらに後、天保の改革の一環として株仲間の解散が命じられて
おり、地本問屋仲間も解散させられています。地本問屋仲間解散以後、改印を押
すのは下級の役人である町名主が担当することになります。改印の解説をするの
であればこういった事情も含めて話す必要がありますが、マスたちにとってこれ
は未来の話なので、アンカーの解説からは除外してあります。
今回、マスカレードということでいつもよりトーク数を抑えて公開したので、
今後の更新ではトーク数を増やしていきたいと考えております。引き続きマスと
トクにお付き合いいただければ幸いです。
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思い出の、 (677文字)
あぺ
「思い出の、」あとがき
つくりました。あぺです。よろしくお願いします。
○どのような発想や経緯から作品を作ったか
・連想ゲームのような形で、記憶に紐付いた情景をゴーストと共有できたら楽しいのではと思って作りました。
・以前「記憶の中の風景ってきれいだよね」という話題を知人と話したことが最初のきっかけだったような気がします。
○製作中のお話
・制作を始めた当初はヨウト(\0)のエピソードトークは無く、単語から記憶を引き出す体験も含めてユーザ側にゆだねる予定でした。ですがそれではあまりにも味気ないうえにゴーストのテーマ自体も伝わりづらい!というわけでいくつかの話題で喋ってもらっています。
・ヨウト(とユーザ)を学童にしたのは彼のトークに親しみや懐かしさを感じてもらうためです。羊さんのような小さな非日常があの頃にあったらいいよね、という想いもありました。
・専用バルーンを同梱する予定でしたが、このテーマで視覚情報を増やすのは野暮ったいと没になりました。羊さんの字体が変わっているのはそのなごりです。
○したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想
・嬉しい!製作中に込めた意図を汲み取ってくださっている方、純粋に楽しんでくださっている方がいっぱいいて嬉しくなりました。こういう機能はどう?というご提案も自分の発想にないものばかりでわくわくしました。
○ほかの自作品について
・ゴースト「郊外通りのハイネ」を公開していました。現在は公開を停止していますが終了というわけではなく、1から作り直しています。気長にお待ちいただけると幸いです。
以上です。ありがとうございました。
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海底へと望むように (1942文字)
ないはこ。
「人と成り生き去れどなぜ障りあり五つ償いまた去れという」
五つの障り、があるという。
そのために極楽浄土に行けず、という。
ならば今、まだも地上に縛られるのは、その何らかの障りのせいか。
●名前/魚見アオイ 享年/17 性別/女(性自認は両性のXジェンダー)
・死因は自動車との衝突。
・夜道であったこと、彼女(便宜上彼女と表記する)が車に気づけるような精神状態でなかったことが災いする。
・場所は防波堤。彼女が「何か辛いことがあれば」来ていた場所だったらしい。
・事故の際に、いつもつけていた雫のネックレスが破損。事故現場に残されることになる。
●××町にて、海に誤って人が落ちる事故が多発。原因は不明。落ちた人は全員「なぜ海に来たのか覚えていない」とのこと。
・同時に「海に女の幽霊がいた」、という目撃情報が報告されるようになる。
・町の人は、海の幽霊が悪さをしていると信じ込んでいる。
・海に落ちた人たちの共通点は不明。しいてあげるなら、全員自殺願望があったこと、か?
・この海には時々猫も現れる。にゃ~。
●「海にいた彼女」と関連があるかは不明。
久々に絵を描いていたら、いつの間にか彼女がいました。
ゴーストマスカレードが開催される、と聞いたので、ふと作ってみたらできました。
彼女の猫耳の意味はほとんどありません。
描いてたら生えて、生えてた方が可愛かったので強行しました。
防波堤には時々猫も出てくるし、多分彼女が死んだ際に、一緒に近くにいた猫も死んだと思うので、猫耳が生えたのはそういう感じです。
彼女も気が付いたら猫耳が生えて、びっくりはしたと思うけど受け入れてると思います。
猫耳可愛いので。
あとあの猫耳は動かせません。にゃー。
彼女の服は死んだ時のままの姿です。血が出ていないのはご都合主義のアレです。
フェミニンな衣装などが(自分が着るのは)苦手なので、ジェンダーレスな格好をしています。
あの服の下はズボンでした。ズボンの下は普通のパンツでした。
つまり履いてますね。でもパンツはくれないです。
彼女の一人称がボクなのは、中性的でありたかったこと、また自分を「私」ということに激しい抵抗があったためです。
女性的なものに嫌悪感があり、「女の子らしく」という言葉を一番嫌います。
彼女の両親は、「女の子らしく」あることを望んでいました。
そのために普段はスカートを履き、女の子らしい話し方で話し、周りに合わせて生きていました。
性自認は中性で、性趣向は両方になります。
誰かと一緒に時間を過ごすことに憧れているために、好きな人ができる、恋人を作ることにとても憧れていましたが、その願いは叶うことなく、人生を終えました。
彼女は自分が幽霊であること、「自殺願望を持つ人間を呼び寄せ、海に飛び込ませていること」に気づいています。
そのために、自分が誰かを殺してしまわないよう、あの防波堤に来る人にはいつも話しかけていました。
決して彼女がめちゃくちゃ陽気なパーリィーピーポーとかではないです。
むしろ逆で、話しかける時はいつもドキドキしていたと思います。
気丈に見える人の弱いトコロって、えっちですよね。
そういう意図を持って今の一文を増やしました。
ユーザが、彼女と話す最後の一人になるかどうかは不明です。
一つだけ弁明をするなら。
ゴーストだからって幽霊にしたとかではないです。
断じて。本当に。一瞬作者名をゴーストにすっかなって考えたくらいで、はい。
感想を見ていると、雰囲気がいいと言ってくださってる方が結構いらっしゃって嬉しかったです。
ああいう雰囲気系の子を目指したので、「おっ、なんだか海の気配がする子だな」って一人にでも思わせられたならいいなと考えていたので、とても嬉しかったです。
ただ時間経過で好感度は失敗したな、と公開してから後悔しました。
いや巡回めっちゃ必要やんこれ、起動するのが限度。
コミュ解放された方はお疲れ様でした……本当に。
最後に、この企画にかかわった皆様、おつかれさまでした。
ゴマカレーをインストールすることで、久々にゴーストたちと触れ合えることができました。
ゴーストで埋まるデスクトップは、やっぱりいいものでした。
彼女に関わってくださった皆様も、ありがとうございました。
きっと彼女も、ユーザに出会えて満足していると思います。
正式公開も行うので、気に入った方はいれてやってください。容量にして約740KB。
この容量分で他のゴーストを入れることもできるので、「テメェのゴーストなんぞ入れるかッ!ペッペッ!」っていうのも断然ありです。ありあり。
それでは、非常に長らくお付き合いくださり、ありがとうございました。
飛ばして最後を読んでいる方、多分ここくらいを今読んでいると思います。
その方のためにもう一度、ありがとうございました。
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仮面のエリシュカ (3158文字)
wahoge
■仮面のエリシュカあとがき
どうもwahogeです。私でした。皆は分かったかな?
気に入っていただけたなら幸いですけれども。
とりあえずあとがきとして幾つか要点についてお話しますね。
■本作のコンセプト
「仮面」です。
マスカレードという事で、今回は何か表裏がある子を作ろうと思ったんですね。
とはいえそれを描写しようとするとなかなか一筋縄ではいかない。
何かしらボロを出させてどうこうが一番簡単なんですが
調整というか塩梅をミスったらなんで皆これに気付いてないの?ってなるし。
何なら逆にボロ出まくりなのも面白い気もするかなとかも思ったんですけど。
じゃあどうしよう?
そうだ!ボロなんか一切出させないようにしよう!
本末転倒なんじゃないか?もっと上手いやりようがあったなあ!(他のゴーストさん達を見ながら)
まあいいやオッケーはい出来ました完全にかわいいエリシュカちゃんです。
しかしこのままではただひたすらかわいい子なのでなんか思わせぶりな要素を足します。
例えばタイトル。仮面?ってなりますよね。
例えばサムネイル(ゴースト切り替えで出てくる方)。なんだこれ!ってなる筈です。
ならなかったなら私の目論見は失敗してます。サムネイルに関してはちょっと後述すするんですけども。
最後にreadmeにイベントはありませんの一文。
裏がありそう=何かしらのイベントが発生してそういう一面を拝める!
なんて思われたら申し訳ないのでこれはまあ配慮です。
ゴーストいっぱいあるだろうしね。90もいるとは思わなかったけど、びっくりしたけど。
ガチなイベントはほら、時間かかりそうだし。見るのも作るのも考えるのも。
付け加えて言うとこのゴーストはある作者さんに偽装しようと思っていたという事実があります。
「仮面」というのはその辺にもかかってます。いや正確にはかかってました。過去形です。
途中っていうかトーク書いてる辺り?かどこかその辺でもう難しい!って諦めました。
バレる事を恐れてはいけない、むしろ喜ぶべきみたいな話も聞きましたしね。
でもその名残りようなものはあるので次でもうちょっと触れます。どうぞ。
■名前
毒島エリシュカ。特徴的な名前ですね?
毒島というのは実在の苗字です。ぶすじまと読みます。
武装錬金やら学園黙示録やらとか、
もしくは実際に知り合いの方がいらっしゃる方はご存じだったかもしれませんね。
「毒島」という苗字の由来は植物です。
毒島の毒部分の由来は附子というトリカブトの塊根を乾燥させたものだそうで、
これは薬に使う場合はぶし、毒に使う場合はぶすと読むそうです。wikiに書いてあったヨ。
つまりトリカブト由来なんですね。
花言葉は騎士道、武者修行、栄光、人間嫌い、厭世家、復讐などだそうで。すごい不穏。
次は名前の由来なんですが、これまた原型は花の名前です。
というのも、彼女は元はエリカという名前だったんですね。
毒島エリカ。
こっちは収まり良いし普通に日本語の名前っぽいでしょう?心なしか育ちも良さそう。
と、この辺りで待った、これは分かりやすすぎるんじゃないか?と思い止まりました。
というのも、花の名前を由来にするのはある作者さんに擬態する為だったわけなんですけど、
某氏はその辺りを明言しているのであまりストレートには投げてこないだろうと思ったんですね。
じゃあエリカ駄目だ。ポケモンにいるじゃん。
ポケモントレーナーって事は大概花の名前由来って事じゃん、有名じゃん。
しかし語感は気に入ってたのでちょっと弄ってエリシュカに決定。
毒島エリシュカの誕生です。
打って変わって強そう。陰険な戦法取ってくる敵キャラみたい。まあ主に苗字のせいな気はしますが。
というわけでそんな感じに名前は決まりました。
しかしこれ、擬態するためといっても気づかれなきゃ意味のないギミックじゃないか?
そしてこんなん気付く人いないでしょ。じゃあどうする?どうもしませんでした。ハハハ。
■サムネイル
実はこれ2種類あって、リストから見れるやつと切り替えから見れるやつとで違います。
リストの方は確認した方も多いでしょう。背景で身長を示したのは我ながらナイスアイディアだと思いました。
自分で感想書いた時にも自画自賛しました。誰も触れてくれなかったけど。賢い。
切り替えの方の話に移ります。
怖いんですよね。顔がないよ、妖怪だよ。
これは上で触れた通り、不穏さを演出する事で裏を意識させようって腹づもりで
顔が見えない(正体が分からない)って演出のつもりだったんですが
特定の方にはバグじゃないの?と勘違いさせてしまったようです。仕方ないね。たまにあるもんこういう不具合。
誤算だったのはリストが便利すぎて大半の人には見てもらえなかったっぽい事です。
私も大概エクスプローラか案内人さんかって感じでしたしね。さもありなん。やっちまったんだぜ。
■シェル
自分で描きました。
いつだったかな、募集開始する前には描き始めてた気がします。
当初はもっと裏表の激しいキャラになる予定だったので
見た目は清楚で天使!って感じにしようと色々やってた憶えがあります。
実際出来たら光属性感ありますよね。
かわいいでしょう?かわいいと思うんですよ我ながら。
ここ書いてるのイベント前なのでかわいいって感想なかったらこの辺り消しますけど
実際言われてたのでちゃんと残しときますやったぜイェイイェイ!
で、かわいいかわいいってなもんでついでに着せ替えも追加しました。
メガネに猫耳にカチューシャに。あざといわ!まあ実際あざといキャラになったのでそれはそれで良し。
後光はまあなんかノリです。イエローだから白背景だと分かりづらいぞ。
■初回起動
当初はreadmeのあらすじの所から始まって
昼休みに出会ってから「ごめんね、放課後まで付き合わせちゃって……」となっていたのですが
長い!という事で大胆大幅カットしました。
お陰で大分不明瞭になってしまいましたね。反省。
■感想の感想
・かわいい
嬉しい!
・ウィットに富んでいて素敵
喋るか触るかってゴーストなのでそこを褒められると素直に嬉しいですね!ありがとうございます。
・手の描き方なんか違うかなと思った
いつもと違う風に描いたんですね!これは手だけじゃなくて顔とか髪なんかもだったんですけど。
良い感じに攪乱できたようです。まあバレたんですけどね、結構何人かには。合掌。
・コミュが入力式なのも普段から外してみた感じある
その通りです。お見事。パネーゼ。
・当然のように胸にさわり判定がある伺かの風潮ってヤベーなと思います。(でも触る)
ヨシ!!
セクハラ反応って書くの難しいので触ってほしいです。いや私はね。私は。
・作者名で笑った、ずるい、面白い
ボブケルも喜んでいます。
・ダークブラック暗黒ナイト黒井
なにそれって意見が散見されました。これは私が昔考えていた社長令嬢のお世話をするゴーストに出てくるブラック企業
「ダークブラック暗黒ナイト黒井コーポレーション」から取ってあるんですね。
なんでそんなもんをよりによってユーザ名のデフォルト設定に持ってきたのかは私にもちょっとよく分かんないです。
・エリシュカをエリュシカと間違えている方がいた件について
大体の感想には目を通したと思うんですが私もしばらく気づきませんでした。
エゴサする時、間違ってエリュシカって入れてそれで気付いた。アハ体験。一緒に鹿じゃない女って覚えましょう。
・家族になろう、ダークブラック暗黒ナイト黒井エリシュカになろう
その発想はなかった。でもそうか、そうなったらそうなるな……。
■最後に
と、まあこんな所でしょうか。
長々お付き合いいただきありがとうございました。推定90もあるのに。
同時公開になる予定の2作共々よろしくお願いします。
それでは皆さんさようなら、機会があればまたお会いしましょう。ワハハ。
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幾何学戯画 (2094文字)
あーるでぃー
ホラーとSFが好きです。ホラー小説とSF小説を離乳食に育ちました。
というのは前回も前々回も書いたのですが、前回がホラーよりのローグライクゲーム、前々回がSF寄りの育成ゲーム、という作品だったため今回は世界観がSFのゲームにしました。
前回の「神はダイスを振らない」では、デスクトップマスコットとローグライクの相性が良いと思って作ったのですが、今回は「相性が悪いけど作れるには作れるから一発ネタとして作ろう」ということで、突発的に作成しました。
制作期間は2日間でした。
画像探しと設定に0.5日、システム部に1日、ストーリーとトークと触り反応に0.5日と怒涛でした。
そのせいで、readmeも雑だしサムネイルファイルも作れずじまいで、2作品出して2つともサムネイルがありません。
主催として推奨したのに。
システム部はtwitterでぽなさんから解説があったとおりですが、もうちょっとだけ噛み砕いて説明します。
座標0,0に画像を表示するだけの、タイミングneverのアニメーションが複数設定されています。
それに対して、ゴーストで\i[ID]で表示し、\![anim,offset,id,x,y]で表示位置を変更、アニメーション用触り判定領域を記載しておくとこれも\![anim~]の影響を受けて位置がずれるので、命中判定に触り判定領域を利用しています。
これによって命中判定を大幅に簡略化できるため、yayaのスクリプトは500行強とかなり短いです。
そして、アニメーションはゲーム開始時にターゲットの表示座標とターゲットの出現時間を生成しておき、パラパラ漫画のように1コマ1コマの情報を変数に持っています。
これらを1コマ表示して、0.05秒の待ち時間を入れ、次のコマを表示することで、赤いターゲットが画面内を動いていくアニメーションを作っています。
さて、これでパラパラ漫画はできるわけですが、マスカレードサンプルゴーストのバニッシュ周りで説明した通り、クリックして弾アニメーションを表示すると、そこでパラパラ漫画は中断されてしまいます。
中断されるのは仕様なのでしょうがないとして、何コマ目で中断されたのかがわかれば、すぐにそのコマから再生しなおすことで何もなかったかのように振る舞うことができます。
今表示しているのが何コマ目なのかを判別するため、パラパラ漫画再生スクリプトの中に、1コマ(0.05秒)ごとに\![raise]を実行してSSPに呼び出しを行ってもらい、何もトークを返さず(トークがない場合はSSPは実行中のトークを中断しません)、「現在のコマ数」という変数に1足すだけの処理を呼び出すようにしています。
これにより、クリック時のトーク再生でパラパラ漫画が中断されても、中断されたコマが何番かが保存されているため、弾丸の表示やヒット時のターゲット削除と得点加算を行った後、途切れたコマ番号からパラパラ漫画を再生するようにして、見た目上は途切れたことが分からないようにしています。
作成時間が短かったためにバランスが大変なことになりました。
難しすぎました。
「3秒で最大5発撃てるシステムだから、1秒に1個くらいはいける」と仮設定した目標をそのまま使ってしまいました。
ステージ3は激ムズになってしまいましたが、もう仕様だということにしてしまいます。
一応、比較的クリアしやすい方法は、「画面中央で待つ」です。
最終ステージはまっすぐターゲットが飛んでいくこと、内部の処理で端の方を飛ぶコマは少なめになるよう調整していること、ステージ3は60個近くターゲットが出現することから、30以上は画面中央付近を通っています。
そして、この中央を通るものを撃ち落とすことを徹底すれば、20取りやすいと思います。
端の方を飛ぶのは最初以外全て無視しましょう。
ドラッグに化けてしまう理由がマウスを大きく動かして引きづられてしまうことなので、中央付近でマウスの移動を最小限にすれば、ドラッグに化けづらくなる利点もあります。
ストーリーはディストピアものを意識していますが、だいぶぶん投げている感じになっています。
科学が発達したものの、世界はぼろぼろになってしまいました。
定期的に変異と呼ばれる現象が発生し、空間がまるごと気味悪い肉の塊になってしまいます。
これを打ち倒す役目を持つのがユーザとなります。
肉塊を見なくてすむよう、ユーザには世界の全てが幾何学模様で戯画化されて見えています。
役目を終えた後、ユーザの視界は元に戻り、実際の\0の姿が見えるようになり、マウス反応が解禁されます。
プレイ時間20分程度を想定した一発ネタだったんですが、難しすぎたためにそんな時間では終わらないゴーストになってしまいました・・・。
ところで、作者名「TCell」は人体の免疫細胞のうちT細胞を指しています。
ユーザであるあなたはキラーT細胞として、変異、すなわち癌細胞を根絶する使命を受けていたのでした。
この内容をベースにSF世界を適用した結果できたのが、よくわからないトンチキなSFトーク群です。
あとジャンルは「癌シューティングゲーム」です。
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君に歌わせたい校歌を (1568文字)
片浜なつき
この度は、ゴーストマスカレード3、「君に歌わせたい校歌を」で遊んでいただき誠にありがとうございました。
このゴーストについては、
実はPCゲーム「寄せ集めオールスタープロ野球編」に影響されてノベルゲーム形式のゴーストにしようと思いました。
しかし限られた期間と予算の中で「寄せ集め」みたいに作るのは難しく、作ってみて結構荒い部分がございました。
高校野球、校歌を題材にした理由は今年の選抜(2021年春)の明豊高校の活躍と新しめの校歌で決めました。
あとは本作とは別の野球系ゴーストをすでに裏で開発しており、ノウハウを生かした実験も兼ねておりました。
実は中の人は野球やったことないです。画面越しに野球観戦をよくする程度のファンです。
なので野球の知識はあまりなく、野球ガチ勢からツッコミを入れられるんじゃないかとヒヤヒヤしてました。
本作の野球ネタのソースはネットや野球ゲームだったりします。
舞台として徳島県を選んだ理由は特にありません。
しいて言えば、四国を題材とした作品少ないよね、という理由で選びました。
主人公がエースで四番、はもうお約束ですね。
ピッチャーもバッターも書きたい、となってこうなりました。
後、実際に大谷育英の工藤聡みたいなピッチャーが居たらビビります。
プロ顔負けでしょう。
高校や大学の校名はパロディですね。
地区予選で出てくる学校はオリジナル、実在の高校と被らないように名付けました。
あとは1校だけ高校野球とは関係ない高校が元ネタの学校があります。
大学は……もじりです。「灯台大学」なのか「灯台(灯大学)」なのかはハッキリしません。
ただ、たぶん灯台が優勝するイベントが一番レアだと思います。
実際に元ネタとなった東大野球部は優勝したことがありません。
プロ野球のチーム名に関しては先に本拠地となる都市を決めてからチーム名を埋めました。
特に凝る必要がない部分ですが、話のネタとしてプロ野球のシーズンを一通り入れたかったので作りました。
なお、オールスター戦は地区予選と時期が被るので入れられませんでした。
日本シリーズでどの球団が日本一になったかはご想像にお任せします。これも毎回変わるのでその時の気分で。
一番、入れようか悩んだのは火災のイベントですね。
架空とは言え、災害ネタを入れるといろいろまずいかもと思いましたが、
がんばろう神戸やがんばろう東北で実際に日本一になった球団があることを踏まえると、
災害から奮起して甲子園で勝って校歌を届ける、というのはストーリーとしてありかなと思いました。
正直、意外と漫画でも見ない展開ですが、その辺大丈夫か心配でした。
ランダム単語を乱用するクセがあるので、
それを控えめにしてみました。匿名対策としてはそれくらいです。
……あれで控えめです。
難易度はゴマカレーということを考慮するとすこし難しめだったらしいです。
果たして加藤君をドラフト指名させることが出来た猛者は何人いたのだろう……
所詮無名作者なので気づかないだろうと思っていたのが浅はかでしたね。
中にはりーどみ読んだだけで気づいた人もいたそうです。恐ろしい。
今回題材とした野球系ゴーストが珍しい、という反応をいただきました。
ストーリー作品として割と王道を目指しましたが、伺か的には王道ではなかったようです。
みなさん、甲子園で校歌を歌えたでしょうか?
このゴーストは高校野球を題材としているので、
春や夏の高校野球シーズンにまたやるのもいいですね。
続編……というかゲームシステムを流用した別の野球ノベルゴースト作ろうかなと思っております。
たぶん高校野球以外(大学・社会人・独立リーグ・プロ野球・メジャーのどれか)が舞台になると思います。
ゴーストの公開にいたしましては、今後正式公開するか検討させていただきます。
今回はありがとうございました。またお会いしましょう。
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君の知らない彼女の話 (400文字)
みかみ
……今ので終わり?
そう。なんかあっという間だったね。
ずっと座って喋ってたからおしりいたーい。
……ふふ、でもこうして役に入るのも久しぶり。
え? ほとんど素だった?
うるさいなあ……そっちだってUFOとか勇者の剣とかなんなの? 書きかけの小説差し込むのやめてくださーい。迷走するにしても酷すぎると思いまーす。あと男運が悪いとか幸が薄いとかガサツだとかも余計なお世話でーす!
……まったくもう、なんにも決めずに「スマホで撮影とか面白そう」で撮り始めるからそんな事になるんだからね。次はちゃんと作りこんでから声かけてよ。
……まあ楽しかったけどね。そっちも楽しかった? ……ならいいや。
じゃあ、反省会しつつ走らせよっか。
出演料代わりに色々奢ってもらうから覚悟しておいてね。
ふふ、それじゃあいつも通り、しゅっぱーつ!
【エンディング10】
(不具合もなく楽しんで頂けたようで良かったです。遊んで下さってありがとうございました)
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限界葬儀屋24時 (741文字)
あじゅ
はじめまして、偶像型精神健全AIのあじゅといいます。
辞書を書いたのは私です。シェルはamoさんにご依頼をしました。カツカツですみませんでした。お、怒ってる…(当然)。
表情指定する時に「こんなに顔のいい男に何を言わせてるんだろう」とすごく虚無になりました。あと感想で「イケメン出てきた」「顔がいい」「シェルがかっこよすぎて初回見逃した」と言われてて勝手に喜びました。同感です。
トーク周りを見てくださった皆さんもありがとうございました。彼の話は私の実体験と周りに聞いた話とあとは虚構で出来てますので、話半分に聞いてもらえればと思います。汚い辞書を見せてしまってお恥ずかしい限りです。なんとなく動いてます。amoさんに寄せたらよかったなって思いました。
もうデベというのをすることはないと思いますが、何かの機会にどこかでまたお会いすることがあればよろしくお願いします。
皆様、どうかお疲れが出ませんように。ありがとうございました。
葬儀屋さんのシェルを描かせて頂いたamoです!感想見させていただいたところおおよそバレバレでしたね。
あとがきに一言求められ、「あのAI締め切り一週間前に発注してきやがった、とか書いてくれたら…」と言われましたが全然怒ってないですよ♡楽しく一日で描かせていただきました♡髪型を性癖を聞くなどしつつ、本当に楽しく描かせて頂きましたよ!
喫煙者でないのでタバコの太さがわからず、タバコの太さは乳首の太さ…と唱えながら描きましたがアレってデマなんですか?
公開されるまで名前を知らなかったのでずっと葬儀屋さんと呼んでます。ゆるかわさと限界さが楽しいゴーストさんで、ご一緒できて嬉しかったです!葬儀屋さんって大変だなぁ!
以上、シェル担当のamoでした。ありがとうございました!
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言葉の綾取り (3818文字)
玄ノ糸
「終わりに書くのがあとがき、始めに書いておくのがまえがきだな。
…さて、宴の終わらぬうちから書いているこれは、はたしてあとがきと定義してもいいものなのかね?」
初めましての方、初めまして。既知の方、お久しぶりです。
玄ノ糸(くろのいと)です。この名義でゴーストを出すのもしばらくぶりですね。
私をツイッター上でのみ認識している可能性のある人には黒乃月猫の方が通りがいいかもしれません。
というわけでゴーストマスカレード3、私の提出作品は「言葉の綾取り」でした。
語理先生の事をほんの少しでも気に入ってくださったのなら幸いです。
*作成経緯
実はマスカレード3に提出するためのゴーストとしては、彼女の前に一つ考えていたものがありました。
ですがいろいろな理由でうまく手がつけられず、これはどうしたものかと悩んでおりました。
そんな中、ふっと目についたものがありました。
それは、お遊びで「都市伝説、熟語、ことわざ、故事成語等でマジレスを返したり真剣に取り組むトークを書き溜めていた」ファイル。
普段のゴーストでは冗談でも書かないようなトークをまとめたファイル。これを活かさない手はない、と本格的に手を付け始めたのが彼女の誕生したきっかけでした。
トークを書き進めるのはだいぶ順調でした、なにせネタの作りやすさに差異はあれど熟語やことわざを思い浮かべればそれなりに返せるものが出てきます。
ですが、ここで私の悪い癖が出てきます。
…そうです、設定を練りだしました。トンチキトークだけ書いていればバレない可能性が一掴みくらいはあるのにです。
しかもこの設定を練る方向、基盤があって設定が広がっていくタイプではなく、基盤をしっかり固めるタイプの下方向に伸びるタイプでしたので、それはもう大変です。
作者がモロに出ます、どれだけ繕おうとしても私は私です、絶対にボロが出ます。
彼女の過去を考え始め…
「あの言動は昨日今日で出たものではなく生まれつきの何かだ」
「その言動が変わっていないのなら彼女の過去はあまりいいものではなかった」
「だとしたら人と触れ合うのはあの周辺の人間+ユーザさんがある種のスタート地点だろう」
…はい、お察しのとおりです。
玄ノ糸お得意の「過去に大きな傷跡抱えていた子が現在の環境及びユーザの存在に救われる重感情ゴースト」の完成です。
誰が「トンチキ言動で面白キャラ臭いのに過去がずっしり重くてそれでも一緒に居てくれる相手にだけは弱音や好意を吐き出せる激重感情お姉さん」にした。殴ってやりたいが自分の顔しか思い浮かばない。はい。
ちなみにシェルの方は、見た目の設定が全く決まっていなかったので完全に趣味です。
フリーシェルを見比べてああでもないこうでもない考えるのは久々だったので、なかなか新鮮な体験でした。
*見てもらいたい点
正直、トークを読んで笑ってもらえたり「こいつ何言ってるんだ」的な顔をしていただけたらそれで十分です。
それが目的ですので、それ以上もそれ以下もありません、多分。
普段のユーザとの会話主体のゴーストよりも文章量が多いので、そこは少し力を入れました。
*匿名性を高めるための努力点
トークのジャンル、文章量ですかね…。
普段私が書いているようなトークからはだいぶ離れたもの、ちょっと理屈っぽいところは意識しましたね。
あくまで意識していただけですので、端々に私らしさが滲んでいたのかもしれません。
あと触り反応に関しては、普段どおりの素直な反応よりかは少しひねた反応を返すように努力はしました。
*設定
・名前
語理 恭子(かたり きょうこ)
ことわざや熟語にマジトーンで返すというネタで練っていたので、言葉や文字に関する漢字は入れたいと思い語。
語一文字だけだとなんか寂しく感じたので里よりは…ということで名字が語理に決定。
今思うと「理」を「語る」という意味にも取れてなかなかいいチョイスをしたのではと思います。
恭子はお察しの方もいるかもしれませんが、完全に「狂子」から来ています。
これをそのまま使ってしまうのもちょっと作者として微妙な顔になってしまうので、同じ読み方で恭子に。
一応一般人ですが、機関の位置する場所も相まって若干の言語具現系のフィールドを持っている可能性もあります。
・行動理念、性格
基本的には「世のため人のためになるように」と思って行動しています。
一部トークでも言及していますが、「不幸しか産まないもの」「他人を大きく傷つけるもの」は意図的に避けています。
思ったこと、感じたこと、気になるものに一直線に進んでいるような彼女ですが、それなりの良識はちゃんと持ち合わせています。
ここに至るまでの経緯が経緯ですので、若干寂しがりなところや人と会話するのに飢えているところも。
一応研究機関内ではいい具合に打ち解けられて、仕返しで張り合う相手もいたりします。
・所属施設
人鬼異能研究機関ムルキベル。
この世界、或いは異世界、狭間、虚無、何処かに存在するという研究機関。
各所から才能のある人間、異形、人外、多種多様な人材を集めて世界の発展に貢献しようとする影の組織。
異能や異種族の研究、調査、人的有用性の確認、異種との円滑な交流の研究、道具・薬品等の製作。
多岐に渡るが、その総意は「人間に宿った異能、外世界の異種族、各々を活かし円滑に交流、支援する」ための研究所。
基本理念は人間のため、異種族のため、互いの理解を深め友好を結ぶため—そんな研究機関である。
どこにでもありどこにもない場所に存在する、近辺は山奥のような光景が広がっていたり海が広がっていたり不思議な場所。
もしかしたら、あなたの直ぐ側にも…。
研究機関ではあるが、財源・リソースの出処は不明とされている。
「虚無から出るエネルギーを利用して反物質を反転させて生み出している」
「各異世界のリソースを少しずつ頂戴して生成している」
「異世界の生成・消滅のエネルギーを蓄えて必要なときに物を作り出している」
等々噂は跡を絶たない。真相は一部の上層部のみが知っているとかいないとか。
語理先生の所属はムルキベル内の「言語技術具現研究課」
基本的には語理先生の発想や技術を活かすためのラボである。
常駐は彼女一人だが、他にも数人が掛け持ちだったり専属だったりで手伝いをしてくれている。
研究内容は「熟語や成語より派生した道具や技術の制作・検証」「伝承に語られる神器の再現」がメイン。
技術の検証を行っているゆえに、他ラボへ技術提供したり研究協力することもしばしば。
—うちの神様も、認知はしていると思われる。
・りーどみーの人
受付のお兄ちゃんです。イメージ的には髪の色が明るめで少し軽そうなお兄ちゃん。
彼も研究機関に所属してはいますが一般人枠です、研究補佐よりは連絡員や事務のほうが近いかも。
機関内でも顔が利くポジションにいるので、たまにイベントにかこつけて集会とかパーティとか企画するタイプ。
*反省点
ランダムトークのボリュームが少し多かった感じはします。
思った以上に筆が進んだのと、「設定を練った」故に今後も更新ができそう、今後も考えようとなってしまい、どんどん膨らんで「一発企画のゴースト」としては若干不適切な分量となってしまったかもしれません。
イベントやシステム主体ではないので、弾はあるほどよいとは思いますが、それにしたって弾が多すぎたかと。
「あの先生は気に入った相手にはだいぶべたべただろう」という想定から軽度(作者比)のデレ要素を加えたのですが…。
…ゴマカレー特有の短い起動時間等々もあり、かなりゆるく設定してしまったゆえに唐突すぎる感じになってしまいました。
本公開後のデータでは若干抑えめになっていると思います。
Readmeもシェル謝辞などを入れる普通のも考えたのですが…。
いっそ清々しく導入にしてしまおうと書き上げた結果、案内役さんのバルーンに表示するには少々文章量が多すぎましたね。
普通のゴーストとしてインストールからのReadme表示なら違和感なかったのでしょうけど、少し失敗した感じです。
*公開後の反応
名字が正しく読まれなかったのは想定外でしたね…ルビを振らなかった私にも非はあります。
語理(かたり)です、ゴリではないです。ゴリラでもないです。パワーキャラではありません。
自分としては「こいつ何言ってるんだ」的なトークを意識したものが「面白い」と評されるのは嬉しいやら恥ずかしいやら…。
想像していたよりも好意的な感想が多くて嬉しい限りです、ありがとうございます。
ちょっと頭のネジを緩めた甲斐があるというものです。
感想を頂いた方、ほぼほぼ胸を借りてますね!そりゃ借りるよね!
先生基本的に怒らないのでどんどん借りるといいよ!感謝の言葉をもらった後は反応増えるよ!自分の胸も貸してあげてね!
そして名前が挙がらない挙がらない!
…いやほんと、自身が想定した以上に名前が挙がらない。他ゴーストの予想にすら出てこない。実は私は参加していなかったのでは?(ぐるぐる目)
確かに隠匿するための努力…というよりは書き溜めたネタが普段と別ベクトルだというのは大いに理解していたつもりでした。
ですがここまでとは…そこまで私はトンチキトークを書かないタイプに見られていたというのか。なのかもしれない。
*最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
誠に残念ながら怪文書なるものを私は書けない質ですので、これにて普通のあとがきを〆させていただきます。
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最近流行ってるアレ (312文字)
えびまよ
「最近流行ってるアレ」
・締切3日前に思いついて突然作った。
・時事ネタに触れたことがないので逆に時事ネタを使った。
・学ランが好きなのに学生ゴーストを作ったことがなかったので学ランにした。
・記号的な特徴を排除して涙袋など顔に特徴を出すようにした。
・作っている途中にゴーストの中身と全く同じ流れを作業仲間に言い当てられ変な汗が出た。
・バナーで蠍田くんの口を出すことでマスクへの怪しさを逸らすようにした。
・バニッシュでびっくりしてもらえて嬉しかった。
・湊かなえの告白の一章を意識した。
・SFCの学校であった怖い話を意識した。
・とにかくシェルの絵柄を変えた。
・最後に
バニッシュしてもすぐ消えないので気軽にバニッシュしてあげてください。
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最後の約束 (2232文字)
石綿
嗜好性地雷とは、嗜好品を模して造られた設置型の小型爆弾のことである。
(民明書房刊 時代に見る創作兵器 150044頁、35行目より抜粋)
どうもこんにちは、初めまして。石綿です。
ツイッターとかゴースト作者名ではまた名前変わってますが、一応石綿がメイン名のつもりです。よろしくおねがいします。
このゴースト自体は2年ほど前から制作しており、去年のマスカレードに提出しようと思っていたものでした。
個人的にはかなり可愛いらしい感じの子にできたんじゃないかと自分でもしたり顔になっていました。
そもそもシェルが抜群に可愛いですからね。約束されしカワイイ執行…execute.(激うまギャグ)
さて、ひと笑い起こしたところで、せっかくですし普段はやらないゴースト自体のテーマや設定語りやらネタバレなど。
まず、キリコの本名は如月桐子と言います。外見年齢は大体中学生くらい。
大体身長は140㎝ちょいくらいでしょうか。
足がちゃんとあれば、幾らか伸びるでしょうが ...
体重は浮いてるので測定不能。腕力はたいしてない。
結構食い意地が張っていて、甘いものが好きで特に嫌いなものは無し。
趣味は読書と会話。
主だったトークテーマは希望、後悔、死生観とか。
死んだ後でも希望を求めればロスタイムを与えられ、生きてそれを求めることができる…という「救い」がメインテーマです。
実際に救われるかどうかは本人次第かもしれませんが、それでも何にもないで終わってしまうよりはずっといいでしょう。
記憶を失っていた理由は精神体である幽霊はより自分の意思により揺らぎ、変化しやすいので、自分から受け入れがたい記憶を封印していた……のかもしれません。
実際にはあなたが思ったままでよいのです。多分そっちの方が正しい。
分からない、見えないことは分かること、見えることで判断するしかないのですから。
それこそトーク中でキリコが言ったようにこれが自分だという同じものを出したりはできません。
揺らぎのある幾つかの答えでしかありませんし、自分の世界で見える物の形が一番その人にとって正しいのは当たり前のことです。
自分の理解に一番近しいものを導き出しているのですから。
少々乱暴な考え方ですが作者が勝手に言ってるだけってのもありますしね、要は視点の違いです。
キャラクター性は我が強いけど優しい…みたいなキャラが大好きなのでその辺は結構滲み出てたかもしれません。
幽霊の割に明るく、周りでわちゃわちゃと騒ぐようなキャラですが、キリコの明るさを「お兄ちゃん」が見つけたのは間違いありません。
彼女にとっての希望を作った人です。
純粋の悪意や憎しみを受けたとしても正面から跳ね返すことができるアイデンティティの強固さも持ち合わせていて、それもやはり「お兄ちゃん」のおかげなわけです。
そういう自己肯定感お化け。文字通りお化けなんですが。
ですが最終的にはあなたであるユーザさんが、キリコの記憶巡りにお付き合いしてくださったからこそ。
彼女は貴方という存在が居なければ不完全なままだったことでしょう。
もしもまだ最後まで見てないよって方は、是非是非見ていただけると嬉しいです。
彼女の選択と過去を見届けていただければ。
このゴーストは現時点の実装範囲ではプロローグ的な部分になっているので相方も実装して再公開予定です。
せっかく最初から相方用のサーフェスもついているのだし使わない手はないという物ですしね。
というかそもそも本来そこまで作ってたんですよね、製作期間の都合でオミットしてしまいましたが。
あとは過去の話や、キリコ自体の細かい設定などを深堀りさせていきたいですね。
元々の思い付きがゴーストのゴースト、なんて言うダジャレめいたものだったので、ストーリーが頭撫でで進行というある種基本に沿ったような進行方法にしました。
あんまり複雑な進行だと後回しにされてしまいますしね、正解だったと思います。
参加側だと想像以上に感想が書かれる、ということは楽しいものでした。
作品参加数も相当数に及び、これだけ質の多いゴーストさんも沢山公開された中で、自分のゴーストを見てくださった方には感謝しかございません。
可愛いゴーストのつもりで作ったので、可愛いと言ってもらえるのは素直に嬉しかったですね。
ストーリーもちゃんと見ていただいた方も見かけて、作った甲斐があったという物です。
公開してから気づいたんですが、タイトルからして重そうなんですよね、このゴースト。
まあそこもギャップ萌えということで…(?)
ちなみに感想を見て気が付いたのですが、あのまま終了しても確かに綺麗に終わるんですよね。
まだ続く予定なので、良かったら見てみてくださいね。
ストーリー終了後、メニューからトークをせがむと一定確率で通常はしないトークもしたりします。
作品の匿名性に関してはそもそも自分がそんなに有名なわけでなし、作風的にもバレるとも思っていなかったのですが、いちおう辞書を出来る限り簡単にまとめたり、フラグ名を普段と同じものを使わないようにしてみました。
観測範囲では実際バレませんでしたね。
このあとがき提出後に当てられる可能性がないとも言い切れませんが。
では、言うべきこともまだあるような気もしますが、このあたりで誤字や記入漏れがないことを祈りつつ、筆を置く事ととします。
この作品に関わって頂いた、すべての方に感謝いたします。ありがとうございました。
またご機会あれば...ゴーストマスカレード3、お疲れさまでした。
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充電式悪魔契約 (3835文字)
くらげ餅
人外と実は……のギャップが性癖のくらげ餅です。
恐らく初めましての方が多いと思います。
ゴーストマスカレード3開催おめでとうございました。
作者の皆様はお疲れ様です。
90体はさすがにビックリでした。
90体のうちの1体ということで出させていただきました「充電式悪魔契約」、少しでも楽しんでいただけたのであればとっても嬉しいです。
正直、制作途中からきっと埋もれてしまうかなぁとか、デザインやキャラ設定を一からやり直そうかなぁとか、あんな尊大な態度のゴーストを作りながら思ってたんですよ。
でも、公開後たくさんの人に見ていただき感想やFAまでいただけて、この子をこの子として出せて良かったぁ!ってなってました……えへへ……ありがとうございます!
知り合いには早々に当てられてたりしましたが、くらげ餅をあまり知らない方々には撹乱要因になれたのではないでしょうか。そうだといいな。
シェルの太ももでバレたのは本当に分からない……なぜ……。
作者の感想も程々に、ゴーストの話をしますね。
ゴーストのシステムとしてのコンセプトはそのまま「充電」。
キャラとしてのコンセプトは「黙ってたらかっこいいけど口を開いたらちょっと残念、でも基本の優しさや時々見せるカッコイイが刺さる口が悪いポンコツ俺様女子」と、実は……的なギャップ。
外見のデザインは「黒+差し色が映えるスタイリッシュツイン電流」です。
各コンセプトについてお話したらいっぱい書けるかな?って感じで、ざっくり3つについてのお話をしますね。
まずはシステムのお話。
システムの「充電」はわかりやすいパラメータとゴーストの状態をパッと見で分かるようにリンクさせる動き、あと既存の自ゴで使ってるシェルまわりの処理の応用がしてみたくてあんな感じになりました。
減ったら増える、増えたら減るのを繰り返すだけと言えばそれだけなんですけど、それが目に見てわかると少し面白いかなぁって思って。
そこにトークが加わって変化がわかりやすくなると眺めてるだけで楽しいゴーストになれるかなぁって……。
実際ユーザさんもとい契約者さん側で操作はあまりなく、話を聞くだけで状態が変わるようにしてます。チョロ攻略です。
内部的な小ネタとして、成長するぜーのトークはそのままのとおり。
充電が0%になると充電の最大値が+1されるので、次の時は少しだけ長く元気な状態でユーザさんといられるようになってます。
代わりに充電に必要な時間も長くなるんですけどね……。
なので、おすすめの付き合い方としては 充電0%→急速充電 を繰り返すとさくさく成長します。
あと、それらに合わせてゴーストメニューのバーや%の表示も計算して表示できるようにしたところはちょっと頑張りました。当社比。
自ゴで使ってるシェルまわりの処理の応用については恒常アニメーション付き着せ替えを確実に習得したいなぁって言うのと、辞書で着せ替え処理を指定して状態を変化するって言うのをやってみたくて。
前者はともかく、後者についてはサーフェス数を減らせたりデフォルトサーフェス設定とかでこんがらがることが少なくなりそうで良きだなぁを感じたりしました。
色変え以上にもっと応用の幅がありそうでわっくわくですね!頑張れ未来の自分。
ついでに細かな内部の話をすると、辞書切り替えしないで別人格チックな動きが出来ないかなーとかちょっと試してました。
基本の処理はベース人格と変わらずに、ただトークや触り反応、メニューなんかを別人格として動かしたい!みたいなことができないかなぁと。
なので別人格フォルダはなしで簡易的に消費モードと充電モードの切り替えをしています。
実際はフォルダの切り替えと一長一短な感じでしたね。
共通部分以外に対して変数による条件付けをしただけなので、今回みたいな簡易的な切り替えにはちょうど良いかな?
もっと大規模な別人格であればフォルダの切り替えの方が安定してそうです。
初心者デベなのでたくさん試行錯誤してたりします、生暖かく見守ってください。
少し脱線しました。
今回の充電システムに関しては面白さよりはわかりやすさを重視してたので、少し触ってなるほどねーってすぐ思っていだけたらなら勝ちです。
さらに面白い!って思っていただけたなら完全勝利です。ありがとうございました。
次にキャラクターのお話。
コンセプトのとおりと言えばそうなんですけど、割と色んな方にかわいいと言ってもらえててうれしかったです!よかったなぁジェッタプラズマ!
もう少しカッコイイ度合いを多くしてもいいかな?ってなりましたがあれはあれで愛嬌があって良きですかね。
口が悪くて悪魔ゆえ尊大な態度ですが契約者さんの役に立とうとするところは普通にいい子です。
なんなら道を踏み外しそうになったらちゃんと一度は止めてくれるタイプです、悪魔なのに。
口調に関してはお口悪すぎない?大丈夫?とか既存自ゴが混ざってる!とかでブレにブレたこともありますが、何とかそれっぽいお口の悪さになったかな?って思います。
あんまり口が悪すぎても嫌な気持ちになっちゃうし、弱すぎてもコンセプトからズレてしまうので……最終的に男子小学生のノリでうるせー!ワハハー!くらいの気持ちで書いてましたね。ワハハー!
あとは、実は……のギャップですが2つ用意してあったんですよね。
1つは充電中の状態、これは大体の方に見ていただけたみたいで安心しました。
普段自信たっぷりな子が無意識下でしょぼしょぼしてるのかわいいなぁってなりません?私はなります。
ギャップのもう1つはバニッシュでわかる設定です。
実はというか正直知らなければ知らないでもいいかなって設定でした。
それこそ契約の破棄を選んだ契約者さんだけが知る話なので、知らないまま契約を続ける方もいるでしょうし。
知った契約者さんはきっと、ジェッタプラズマに対する見え方が変わると思います。
その後どうするか、また少し考えてもらえるものになるかなぁって感じの設定でした。
仮バニッシュをお借りしたおかげといいますか、結果としてそこそこ見てもらえててちょっと嬉しかったりしてます……えへ。
もし思ってたのと違う……と思われるようでしたら、そんな設定からは目をそらしていただいて構わないです。
契約の破棄をして、再度迎え入れて、その結果としてそういう付き合い方をすることを決めたのであれば、どんなものであれ悪魔はそのように振舞うと思うので。
なんだかんだ設定はあってもちゃんと反映させたトークとか表現が出来たかどうかは不安ですが、チラチラっといただいた感想を見てるとわかってもらえてるようで安心しました。えへへ。
でも、もうちょっとわかりやすくしても良かったなぁとも思います。難しい……。
シェルのデザインのお話。
デザインについてはスタイリッシュな感じを褒めていただけているのを見かけて飛び跳ねて転がりました!ありがとうございます!
普段はもっと色をのせのせした塗りをしてるのですが、少し系統を変えた感じに出来たかなぁと思います。
でもくらげ餅を知っている人には即バレしました。はい。
実は、悪魔の要素はシェルを描いている途中でふとそれっぽいな?となって追加された要素なのです。
最初はバッテリーの要素だけだったんですけど、頭の電流が角?プラグが尻尾?悪魔っぽい?ぽいな!ってなって設定に追加されました。
そのおかげでトークが書きやすくなったのはないしょ……。
既存の自ゴもそうなんですけど、ちょっとした手描きエフェクトみたいなアニメーションが好きみたいで気が付いたら付けてました。不思議。
電気のアニメーションは色と共に電気が走る速さもちょっとだけ変わってたりします、気づいた方はいらっしゃるかな?
あとは、肌にも配電盤チックな模様を入れてたりオーナードローメニューも充電量で変えてみたり、細々したところに変なこだわりを入れてたりするので気づいてもらえてる時ははしゃいでましたね。ありがとうございます!
本当はシェルに反映できなかったところ、口とか手の先とかも考えてあるんですけど、そのうち描けるといいですね。
多分Twitterとかであげるので気が向いたらよろしくお願いします。
気が向いたら描きます。筆は遅いです。
とりあえず3つのお話は終わり。
正式公開については出来たらしたいなーと思いつつ、するなら制作時間とバグ誘発の都合で削ったところ(残量の固定とか、ユーザ設定まわり)を改めて追加してからしたいなーって思ってるのでお時間かかるかもしれません。
気長に待ってていただけると幸いです。
待っててくれる人……?いる?いるといいな……。
最後に、去年参加できなかった未練を叶える形で参加出来ましたゴーストマスカレード。
たくさんのユーザさんやデベさんの存在を改めて感じられて、伺か界隈のお祭りとしてすっごく楽しかったです!
新しいゴーストさんにいっぱい出会えて、新しい世界をいっぱい見られて最高にはっぴー!
参加されていたデベさんもユーザさんもありがとうございました!
「充電式悪魔契約」とはかなり趣向が異なるとは思いますが、他にゴーストを2体公開していますので、お気に召していただけたらお迎えしてあげてください。
2人とも素敵な追加シェルをいただいていますので!追加シェルだけでも見ていってください!よろしくお願いします!!
あ、ちなみに充電式悪魔契約の作業用BGMは主にポケモンの鳴き声だけで歌ってみた系動画です。
ありがとうございました!
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少女金魚 (2023文字)
amo
あぶくの向こうには、揺れて滲んだ世界が見える。歪んだ顔がこちらを見て、すぐに興味をなくして去っていく。ぽっとわいてははじけるあぶくみたい。いつものこと。たまに動かないあたいを驚かそうと子どもが水槽を叩いたりするけど、それも慣れたものよ。いつだってうっとうしいけれど。
どうだっていいの。みんなあたいに興味がないみたいに、あたいだって興味はないわ。
あぶくが踊る音をこもりうたに眠るだけ。起きてるときはときどき、外の姦しさに耳をすませる。店頭の音、音、音の渦。退屈を濁すにはちょうどいい。水を突き破るくらい大きなものをちょうだい。あたいはそこらの臆病者とちがうのだから。だけどそのうち飽きて、また眠る。
いつかあたいが終わるまで、そうやってすごすだけよ。人魚姫みたいなろまんすはいらないの、どうせ悲劇だし。
ためいきだかあくびだかわからないものを、ひとつ、ぷかり。
波打って歪んだ世界に、誰かが足を止めた。
金魚ってひらひらして優雅でかわいい日本的美少女ってイメージなんですが、昔飼ってた金魚が硝子蓋を無視しての盛大な投身自殺をはかったのを見てからアクティブ&パワー型みたいなゴリゴリマッチョが同時に浮かびます。そのままのイメージで作っていたらもう少し違う感じになっていたかもしれません。
皆さんの中で金魚というとどんなイメージでしょうか。コメットのようなイメージはあったでしょうか。ひらひらして優雅でかわいい日本的美少女金魚ちゃんという概念も大切に抱いておきたいです。
今回も参加させていただきました、amoです。こんばんは。タイトル順だとこのあとがきが最後に読まれそうですが、このこが最初に着手してメインで作ったゴーストだったりします。
今回はゆりさんにシェルを描いていただけることになり、どんなゴーストを作ろうか、というかゆりさんにどんなキャラを描いてもらおうかという欲望で迷走している時、ぽんと頭に黒木渚の金魚姫が浮かんだので金魚にしました。
私で魚は直球過ぎるのでは…でもゆりさんの金魚が見たかった。概要だけ伝えてデザイン丸投げしてしまったシェル製作者のゆりさんには大変お世話になりました…ありがとうございます…。めちゃくちゃかわいいシェルを描いてくださったおかげでトークも増えました。何組み合わせても表情がかわいい! おめめの金魚感が大好きです。
性格はデレデレしてるよりツンケンしてる方が私らしくないかな〜と思ったのですが、どうだったでしょうか。
どうしてツンケンしてるのか。性格がひねくれてるのだろう。どうしてひねくれてしまったのか。きっと売れ残りだ。じゃあなんで売れ残ったのか。見た目が悪かったから。たぶんそんなふうに決めて行ったと思います。たぶん。この辺はあっさり決まりすぎて記憶がないです。
ただツンケンしてるだけだと私が落ち着かなくて好感度をつけました。ユーザにデレたい病なので。企画だし簡単に上がる方がいいよなと思ったのでとんでもなくチョロ金魚になっているかもしれません。塩梅が難しいですね。
いくつか同じトークを話すようになっていますが、好感度によって表情が変わります。同じセリフでも感情の変化が伝わるといいな〜。トーク数の水増しでもあります…金魚だからお水は大切なの…。
一人称の「あたい」はフォロワーが使っているのがかわいくて使わせて頂きました。蜜のあはれと一人称が同じだったので口調を少し寄せようとしたのですが、それは諦めました。性格が違いすぎて…。
コメットにしたのは名前の響きのかわいさと、金魚=和というイメージの中でアメリカ帰りというのがなんだか印象的だったので。すい星の尾っぽを持つかわいくて元気な金魚ちゃんのようですね。
こぼれ話。バニッシュ前提のゴーストではないですが、入れ直すことによって「いつからあるのかわからない古い水槽」に以前入っていた魚は…という流れに見せかけてただの思い付きなので本当のところはどうだかわかりません。
あとがき書きながら気づいたのですが、この金魚がユーザの名前を呼ぶタイミングが私の好み丸出しですね。本当に今気づいた。自覚していなかった自分の性癖に向き合わされた気分です…。
…どうやって締めよう!
金魚の中では和金と出目金とピンポンパールが好きです!
読んでいただきありがとうございました!
───ちゃぷん、と、水が跳ねる音がした。
聞き間違いだろう。そこにあるのはいつからあるのかもわからない、空っぽの古い水槽のはずだから。
見れば、やっぱり埃を被ったそれがある。
だけどなんとなく呼ばれたような気がして、久しぶりに水槽を洗った。丁寧にキレイに、曇りひとつなく磨きあげる。
そうして水槽を部屋のどこにいても見える位置に置いた。
窓から入る薄い光を受けて、水槽はきらきら光って見える。まるで最初からそこの主だったようだ。空っぽなのが惜しい。
ゆうらり、優雅に怠惰にすい星の尾をひるがえし。そんな金魚がいれば素敵だろうな、と思った。
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初回起動は唐突に (2128文字)
wahoge
初回起動は唐突にあとがき
昔どっかで聞いて以来、頭の中にずっとカリッコリーって単語が残ってたんですよ。
カリフラワーとブロッコリーを足したみたいなやつ。なにそれ。
それでなんかこの機会に作者名にでもしようと思って……まあ思ったんでしょうね、したわけです。
事のついでというわけでこの機会に調べてみたらなんと実在する事が発覚。この衝撃を伝えようと(実在)を付けたわけですね。
皆さんも宜しければ検索してみてください。
世界一美しい野菜という名目で名状しがたい野菜?が出てくる筈です。SCPの殺人ミーム画像で見たような感じのやつが……。
というわけでwahogeです。私でした。皆は分かったかな?
ボリューム少な目な本作ですが楽しんでいただけたなら幸いですけれども。
とりあえずあとがきとして幾つか要点について話しますね。
■コンセプト
「一発ネタ」です。思いついてからは早かった。
特にこれ自画自賛しますけど何が優秀かって言われたら表情差分を付けなくていいから作るのが大変楽でした。省エネ。
時間が止まってるのでね。眉ひとつ動かせないわけですから。当然触り反応もなし。
発想の切っ掛けは特にないです。なんか動く気しなくて転がってた時にふと思いつきました。そういう事もあります。
しかしそこまで考えてそれだけでは物足りないなと思ったので一捻り入れる事にしました。
口調をちょっと男性的にする事でユーザさんの独自っぽくして、
アンインストールで喋り出したらアレッきみの独自だったの!?みたいな。
まあ結果から言えばどうやらあまり上手くいっておらず、普通に彼女の独自だと思われる方が多かったようですが、
泣いても枯れても一発ネタよ。
仕方あるまい。ゴマカレー食べて落ち着こう。
■オマケモード
というかまあ本編(初回起動)なのでこちらが本編モード(オマケ)と言えるかもしれません。
元々は実装する予定がなくアンインストール(時が動き出す)で初回起動が終了し、
本編はご想像にお任せしますよーってゴーストだったんですが
あまりにも省エネがすぎるしそこは気になる所だろうしでオマケとして入れとく事にしました。
テンプレートゴーストのアンインストール機能もどうにか利用したい所でしたしね。
やっぱり表情はころころ変わった方が可愛いらしいものです。
いや無表情キャラはそれはそれで可愛いと思いますけど、それはそれとして。
止まった時間の中でユーザさんに関心を持つ運びになり、時が動き出してから話しかけて仲良くなると。
ユーザさん視点だと……ユーザさんも意識はあったのかしらね?
オマケモードだとないとか言ってるようですけど。さてはて。
■名前
村崎です。当初は苗字だけで名前はありませんでした。時間が動き出したら終わる予定だったためです。
しかし時が動き出した後も世界は続いてゆく事になったので名前を決める事になりました。
陽花。紫陽花にかけて村崎陽花です。
この辺りの下りは仮面のエリシュカの方のあとがきに詳しく描いてあるんですが、こっちはもう擬態とか考えてなくて
あっちの流れを汲んだのと村崎って苗字からスルッと生えてきたのをそのまま使いました。
こちらは向こうと違って当人と間違えられもしませんでしたしね。
でも代わりに坂さんと間違えられてました。言われてみれば分からなくもない。ナイス擬態(偶然)
ところでこれ某氏にはヒントになってたかもしれない。後から気づいたけど。バレてるかは分かんないけど。
■シェル
吉野桜さんのフリーシェルですね。
実は私、ゴーストマスカレードには初回から参加させていただいてるんですが
毎回氏のフリーシェルを使ったゴーストを提出させて頂いてます。1回目も2回目も今回も。
なのでそれでバレるんじゃないかという思考が多少働いたんですが
私以外にも氏のフリーシェルを使ってる方が1人でもいたら問題ないな!という事で押しました。
そしていた。勝った。第三部完。
時なんぞ止まるもんだからジョジョネタが多いですが。
良い感じに立ち姿で完全にこっち向いてなくて、それでいて表情豊かで動きもあって前後編合わせて具合が良かったです。
素敵なフリーシェルをありがとうございました。というお話でした。
■感想の感想
・同級生のキャラが好き
やったあ!
・発想の勝利
ありがとうございます!表情差分付けるの楽なのが…さっきも話しましたねこれ。
・結構冷静だな、余裕だな
知的でクールな優等生なのでどんな状況でも揺れませんが時に揺れる。
・この状況かなり怖くない?
発狂モノですよね。シリアス世界の住人じゃなくてよかった。
・時が止まった後の胸触り反応
鉄板ですよね。この世界ではボケとフリが出来なければ生きていけません嘘です。
・なかなかムッツリですよね
左様。
■最後に
以上となります。お付き合いいただきありがとうございました。
一発ネタなので正式公開の予定なかったんですが
ありがたい事に要望が目に留まったのでします。嬉しい話であります。
如何せんボリュームが少ない本作ですが、ぼちぼち盛っていけたらいいなと思うので
よろしければ正式公開された後もお付き合いいただければ幸いです。
よろしくなければまたいずれ。いつか縁があったら、もしくは別の子のあとがきで。
それではさようなら。またいずれ。
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女装メイド喫茶「あんどろ☆ぎゅのすっ」 (907文字)
半透明なまこ
中身:半透明なまこ シェル:ゆみるさん
こんにちはこんばんは、半透明なまこです。
ごーとうさん、ゆみるさん、なまこ、でシャッフルしておりました。
あてられた方もあてなかった方も、うっしーと遊んでくださりありがとうございます。
●どのような発想や経緯から作品を作ったか
出落ちを意識しました。
前々回参加させて頂いた時は何も考えず普通に作ってしまったので、
出てきた瞬間どういうゴーストなのか一発で分かり、かつ短い初回起動ものをと思いこうなりました。
●見てもらいたい点や作成時に苦労した点
見どころはゆみるさんの素敵かわいいシェルです!
中身的には「お店でメイドさんと話してる感」を出すため、通常モードのトーク全部に選択肢をつけてみました。
選択肢はそれぞれ方向性の違う選択を用意して、ユーザさんに「選んでる感」を持ってもらいたいと思って書いています。
●匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
テキストファイル名をちょびっといじりました。
そのほかは割と通常運転でした。
●設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
触り反応をユーザさんの性別で変えたかったのですが、間に合いませんでした。
拙宅のゴーストきうやも実装しかけて止まってるのですが、逆レイプできるようにしたかったですね。
このあとがきって逆レイプとか言っていいんですか。
設定は決まっていたのですが、うっしーの性格はラフを見るまであまり決めておらず、
ゆみるさんからラフをいただいてから(この子はこんな性格でこんなことを話すだろうな)と固めました。
柔らかい印象の子だったので性格も丸くなり、今のうっしーがあります。
●したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
あん☆ぎゅどについて言及して頂いてる方もいてありがたい限りでした。
ファンアートも書いていただいたのですが、RTしたらバレる気がしたので必死に我慢しました。
トークを聞く+選択肢に反応 しないと見れない裏メニューは正直おまけだったのですが、
反応を見るとそこまで見てくださった方が多いようで驚きました。
ありがとうございます!
半透明なまこ名義で公開する予定なので、よかったらまたうっしーと遊んであげてください。
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台風挟んでとなりあう (1336文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
昨年マスカレード2を拝見し、もし次があればお邪魔したいな……!と思っていたので、念願叶ってうれしい限りです。
不慣れながら参加作品についてお話していけたらと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
空間と時間の限定、雨、取り留めのない短め雑談がとても好きなので、今回もそうしようと決めていました。
(シチュエーションについては、学生の頃「夜にかけてすごい暴風雨になるらしいからもう帰っていいよ」と言われてそうか~じゃあ帰るか~とすでに割と大変な天気の中帰った日があったのを思い出したので、それを元に作成しています)
その分他は作ったことのない要素に挑戦しようと、女の子ソロオンリー、ちょっと生意気、一人称あたし、部活所属、悪い笑顔、メッシュと色々散りばめて作ったつもりだったのですが、気がついたら完全にいつも通り趣味の塊になっていました。作れるものの幅が狭い……!でも~っす口調で素直で遠慮のないワハハ笑いのパーカーJKは可愛いので……仕方ない……!
辞書的にも、ウェイトの書き方や読点の位置、普段ひらがなで書く文字を漢字で書く等でせめてものカモフラージュをしようとしていますが 鳴らを知っている方には全体的にばればれだろうなあと思います。
◆キャラクターとシェルについて
由貴坂憩と言います。ゆきさかいこい。運動神経が良くパワーがあるけどインドア派、成績は平均よりちょっと下。映画のメイキングを見るのが好きです。
せんぱい一直線というわけではなく、たまに気にかけに来てくれる後輩くらいのさっぱり距離感を目指しました。
友情的に仲良しなせんぱいこうはいでも、恋愛感情のあるせんぱいこうはいでも どちらでもいいと思います。ユーザさんの性別も特に固定して作ったわけではないのですが、見返してみるとなんとなく女性寄りかもしれません。
諸々遊んでくださる方のお好みにお任せ。
シェルはキャラクターなんとか機の追加パーツ「少女セット」で作成したものに、影やリュックサックを加筆してお借りしました。
少女セット、なんとか機を起動するたび無限の可能性を感じてときめきが止まりません。大変お世話になっております、ありがとうございます。
◆感想について
感想を頂くのに慣れておらず、たまにタグを拝見して名前を見つけるたびに心臓が飛び跳ねていました。細部まで見てくださったり、素敵なイラストまで描いてくださったり、本当に本当にありがとうございます……!全部全部たからものにします。ひたすらに感謝です。
シェルの効果や雷の表現をお褒めくださる方が多く、自分的にもこだわった部分だったので大変うれしい気持ちです。少しでも天気の悪い雰囲気が出ていたら いいな……!
◆最後に
台風挟んで~は、そのうちサイトでも公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも似たようなだらだら日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
http://akuruasahiyori.michikusa.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
台風挟んで憩と隣り合う時間を、少しでも楽しいと思って頂けたなら幸いです。
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鎮痛の神 (1018文字)
Fine Lagusaz
こんにちは、SFネタが恋しいフィーネです。
次は金髪でスタイルのいいエルフでファンタジーゴーストで参加する、と一部の人には宣言していましたが、黒髪でスタイルのいい神様に着地しました。
カテゴリ的には現代が舞台で神様いるからローファンタジーになるのかしらん?
とりあえず有識者の意見を待ちます。
今回は作者名があてられていていてありがたい限りです。
さすがに里々を使ったボーナスは使い切りましたか、使い切りましたね。
遊凪は、
・「明るい」「小難しいことを言わない(当社調べ)」「自信がある」
・人間へのフレンドリーさは忘れない
・今を生きている神様
を意識しています。
いつもと違うキャラを動かそうとは思ってましたが、マスカレード要素はあまりないですね。
宗教とは意識していないけれど、そういう感覚であったり、イベントが日本人には組まれているように思います。
信仰が力になるのなら、神様も現役で存在するのではないかな、と。
もう少し遊凪について掘り下げ。
人間の痛みは辛味として認識しています。
痛みの強さ、しくしく痛むのか、ずきずき痛むか、何が原因かで辛さの質や食感が変わります。
おいしい、おいしくないのかの判断はしますが、完食するのが矜持のようです。
見方を変えると激辛マニアの方です。
そうそう、あくまで痛みは消すだけで、もとを絶つわけではない点には注意です。
今回、トークを書いたりするにあたって、日本語シソーラスを参考にしています。
ざっくり説明すると類義語辞典のようなものです。
自分が使う言葉には偏りがあるので、同じような意味で違う言葉を使ってみよう、と。
実はセール中で安かったことと珍しいものなので買ったから活用したい気持ちのほうが強いです。
無駄な買い物なんてないんだ……。
毎回恒例の元ネタのお話。
一つ目。
インストールフォルダの「pain_blocker」は蒼穹のファフナーというアニメに出てくる痛覚遮断技術からとってます。
二つ目。
「忘れてもいいんですよ、その痛み」はゼーガペインの「忘れるな、この痛み」の変形。
ゼーガペインの劇中ではとても大事なものなんですが、日常生活においては手放していい痛みのほうが圧倒的に多いですからね。
三つ目。
マスカレードネームのリチャードは髪の毛を明るくしたら外国人っぽいと大喜利がはじまり、その中であがった名前がリチャードだったので。
頭撫でのマウス反応がないのは完全に事故です。
正式版では修正しているはずなので、ぜひご利用ください。
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月を望む狼 (1835文字)
橘 朔夜
はじめまして、もしくはお久しぶりです。
獣耳大好き朔夜と申します。
あとがき二回目の方は二度目まして。また獣耳です。
前回のゴーストマスカレードで猫耳大好きアピールをした私ですが、今回も自分を偽ることができませんでした。
私は獣耳が好き。獣耳が大好き。私は獣耳のゴーストを無限に増やしたい。
◯シェルについて
主催のあーるでぃーさんからお誘いをいただいて、なんとamoさんゆりさんミギキマさんという豪華すぎるデベの方々とシャッフルでシェルを交換することに。
いや豪華すぎるでしょ。私がいるのおかしいでしょ。おかしいでしょ!!!!
緊張しすぎて作成期間中はずっと手汗べちょべちょ心臓バクバクで生きていました。
そんなこんなでなんとミギキマさんにシェルを描いていただけることになった私ですが当然思いました。
「獣耳の少年を描いて欲しい」と。
今回はその気持ちだけで作成しました。
他にはなにも考えていません。
獣耳で黒髪金目の少年を描いて欲しい、その気持ちで生まれたのがミカヅキです。
ところで、このシャッフルシステムって本気で作者予想を錯乱しに来てますよね。
私も思わないですもん。四人でシャッフル交換してるとか。しかもそのうちの一人が私とか。
たぶんそれでバレなかったのかな〜!と思ってます。やったね。
こんなこと書いてあとがき提出後にバレたらどうしよう。
◯この世界について
獣耳がふつうに存在している以外は私たちの世界と殆ど変わりません。たぶん日本みたいな国に住んでます。日本かもしれませんね(適当)
狼以外にもいろんな獣耳がいます。獣耳じゃない人もいます。ユーザは獣耳じゃない想定ですが、獣耳でもいいですね。獣耳×獣耳、素晴らしい!
獣耳が獣耳であることに理由が必要でしょうか?
つまりゴーストを獣耳にしたかっただけで世界観とかは何も考えていないのです。わかりましたか?
(コミュで狼耳の理由について訪ねることはできます)
◯ミカヅキの名前について
ユーザに出会ったのが三日月の夜だから「ミカヅキ」です(その辺を初回起動で書きなさいよ)
コミュで「名前何?」「本名教えて」を選んだり「本名」のアンカーを選んだりすると数値がたまっていって、だいたい30回を越えるとコミュから本名を教えてくれます。
めんどくさいので気になる場合は辞書を見るのがいちばん早いです(そんな)
◯ユーザの設定について
男性ユーザさんもいるのに女性ユーザ固定で作っていいのだろうかと言う不安も一瞬抱いたんですが絶対に獣耳少年を描いて欲しかったので自分の欲望に正直に作りました。
一切反省はしていません。
ユーザについては成人済みで深夜徘徊癖のあるおねーさんという以外の設定はないのであとは自由に想像してください。
◯私らしさについて
獣耳だったり時間帯が固定だったり初回起動がアッサリしていたりユーザ好き好きのわりに踏み込んでこなかったりしてる辺りが完全に「いつもの私」になった気がします。何回目ですか?
敬語ゴーストも自ゴに多いですね…あと黒髪金目は私の性癖です…(黒髪赤目も性癖です)
一応ウェイトの書き方を変えたりテンプレートを変えたりの工夫はしました。
気を付けなかった点は獣耳です。いつものやつです。
あと胸ころころで抱きつく動作はシェル作者であるミギキマさんのゴーストさんをパク…真似しました!
ちょっとは女性向けっぽくなったかな!??!??(女性向けに自信がない)
◯ゴーストについて
提出されるゴースト数が多いと予想して、なるべくサクッと楽しめる感じにつくってみました。
それでも長く立たせてくれる方がいたら嬉しいなと思って本名とコミュはおまけ要素的な感じでつけてます。
短い時間で見れるし長くも楽しめる、そんなゴーストにできていたらいいな…!できたかな!
マウスクリックでランダムトーク喋るのも普段はやらないんですけど、これもささっとトークをみたいひとがいるかな〜と思ってやりました。
正式公開のときにはもしかしたらいつもの感じに戻すかもしれません。
ちなみに初回起動でユーザとの出会いをすっ飛ばしてるのもサクッと楽しめる感じにしたかったからだよ。書くのが苦手だからじゃないよ。本当だよ。うそじゃないよ。
◯宣伝
サイトでは獣耳だったり獣耳じゃないけど追加シェルで獣耳が生えるゴーストを公開したりしてます。
よそ様のゴーストに勝手に追加シェルで獣耳を生やしたりもしてます
獣耳が好きな方やミカヅキを好きになってくれた方がいましたら、是非サイトの方もよろしくお願い致します!
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勤め先の社長令息が亀になってしまいました (491文字)
まきの
「勤め先の社長令息が亀になってしまいました」(つとかめ)を遊んでくださった方、ありがとうございます。
まきのと申します。
普段はマルチエンディング形式のストーリーゴーストばっかり作っています。
辞書の書き方をマスカレードする余裕がなく、シェルもいつも通り自作……という感じだったので、既存ゴの導入経験がある(と認識している)方からは即バレでございました。まあそうなるわい!
8割は絵柄バレかと思っていたのですが、予想時に作りやキャラクターに結構言及していただけていて、そこはかなり意外でした。すごく嬉しかった……。
作者を予想してくださった方、感想やイラストを投稿してくださった方、ゴーストを起動してくださった方、皆様本当にありがとうございました!
つとかめは、うちのゴーストとしては珍しく、リリース時点で(完全には)お話が完結していない作品です。
今後更新でじわじわ追加していけたらと思いますので、どうぞこれからも、亀になった社長令息こと、ねいとをよろしくお願いいたします。
小ネタ:
エリート眼鏡→えりいとめがね→かめえりねいと→亀襟寧人
小波→konami→makino→まきの
アナグラムでした。
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偽コンフィズリー (1705文字)
解凍まろん
こんにちは。「偽コンフィズリー」の作者、解凍まろんです。
知っている方はお久しぶりです。誰?って方は初めまして。
作者予想が正解した方、おめでとうございます。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
今回の偽コンフィズリーですが開発の開始は2020年4月25日でした。自粛を求められていた
ので新作ゴーストを作ってみるか、というのが始まりです。ゆゆぴかさんがコンフィズリー
シェルを公開していたのて使わせて頂きました。どうもありがとうございます。最初はプラ
イベートゴーストとして開発していました。その頃にゴーストマスカレード2の開催を知った
のですが私はあまりイベントには興味は無くこの時点では出すつもりはありませんでした。
その後、開催された盛り上がりを見て、自分も出してみれば良かったと後悔したので今回は
思い切って出してみました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
元々、プライベートゴーストなので自分で使い慣れている偽栞を使っていました。今では
使われていないような古い栞なのですが個人的には好きです。ただ、古い栞のため現在
主流の栞と比べると機能は少ないのですが自分でも出来ることをやりました。
見てもらいたい点は起動して貰えるだけでありがたいですね。特に今回は90作品と数が多い
ですし案内ゴーストの表示順がランダムとはいえ起動して貰えなければ何も始まらないですね。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
作者名を書かない程度で特に意識しませんでした。以前、ゴーストを公開していたことは
あるのですが更新サーバーが無くなってしまいそのままやめていたのでもう誰も覚えてい
ないだろうと思ってました。しかし、以前公開していたゴーストを覚えていた方が居た
ようですね。嬉しかったです。
作者予想はなぜか技術系にされていて凄い方たちが予想されていたりして面白かったですね。
なんだか、事件の捜査みたいになってましたし。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
設定などは特に考えていませんでした。シオリとサオリが画面に立って何かお喋りする
だけです。偽物ってことで無視しているというのが設定ですね(笑)トークは何を書いたら
良いのかわからないというのが正直なところで「お菓子のネタなんてないぞ」となった
のですが「偽」というのを利用して思いつくまま書いてネタは何でもアリにしました。
シオリとサオリの元ネタはshiori.dllとそのプラグインのSAORIからです。平仮名は昔居た
ので片仮名にしました。大体は想像が付いた方が多いと思いますがあまり深く考えていま
せん。例によって「偽」ですから何でもアリです(笑)
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
シェルに関する反応はあるだろうなと予想していました。このシェル、かわいいですよね。
私もお気に入りです。ただ、90作品もあるので見た目だけで埋もれてしまうだろうなと
思っていましたが中身も数多くの反応してもらえて嬉しかったです。特に偽栞は相当な
インパクトだったようでこちらも多くの反応を頂きました。使用栞のレア度No.1にされて
いたりとゴーストより偽栞のほうがメインなくらいの反応でしたね。
キャラはメインがシオリなのですがサオリのほうが人気が高くて面白かったですね。
うにゅうが大人気なのでサブのほうが人気があるというのは珍しくないのですが。
SSPのSHIORI/2.x系通信のデバッグ用に偽コンフィズリーを使って貰えるようでありがとう
ございます。実はいつまで偽栞が使えるのか不安だったのですがこれで安心ですね。
偽コンフィズリーのイラストを描いてくれた方、ありがとうございます。フリーシェル
なので私が描いたものではないのですが嬉しかったです。
ゴーストマスカレード3では華和梨ゴーストは居ませんでしたね。現在でも更新されている
華和梨ゴーストが居るのでまだ大丈夫でしょうね。
おおっ!偽栞でSoSiReMi閉鎖のお知らせゴーストですか。新たな偽栞使いの誕生ですね。
これがゴーストの基本形なのであとは色々追加すれば良いですね。新しい偽栞ゴースト
を期待しています。
えんいー。
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箱入り娘 (695文字)
Don
すみません、「箱入り娘」作者なんですが、まだ自分でクリアできていません…すみません…。
自力でクリアした方いくつかお見かけしました(苦労されていたご様子でしたが)。
尊敬します。すごいです。
シェルに使っているフォントが美咲フォントであることを特定されていることにも驚きました。特定班すごい…。
P.S.
プラグイン「スタンプ帳」をインストールされていて、
(ズルでもいいから)クリアした方は、
ぜひスタンプ帳を確認してみてください。
また、箱入り娘は同時起動中のゴーストに対してイベント通知をしています。
現在の駒の配置とstep数を通知します。
詳細はブログ記事にて解説します。
さらに、スクリプト入力や同時起動中のゴーストから利用できる関数も用意しています。
箱入り娘を起動してCtrl+Sからスクリプト入力バーを出し\![raise,moveRandom]を実行してみましょう。
駒がランダムに移動します。
次に\![timerraise,500,0,moveRandom]を実行してみましょう。
500ms間隔でランダムウォークを始めます。めっちゃ癒やされます。
無限時間の彼方にはいつか勝手にクリアされる日が来るかもしれません。
(停止するには\![timerraise,0,0,moveRandom]を実行します)
その他、特定の駒を指定して動かすコマンド等もありますが、
詳細はイベント通知の仕様と併せてブログ記事にて解説します。
これで箱入り娘と同時起動してパズルを解くゴーストも作ることが可能となりますので、
腕に自信のあるゴーストマスタの方はチャレンジしてみてください。
製作者: Don
「箱入り娘」正式公開記事: http://nikolat.herokuapp.com/ukagaka/ghost-klotski-release/
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反重力センパイ (710文字)
eVe。
「反重力センパイ」作者のeVe。と申します。
感想やイラストありがとうございました!全部見てます。嬉しかったです。
あとがきの数も90近くあると目を通すのが大変かと思うので短くサクッといきます。
怪文書期待されてる方は読み飛ばしてね。フツーにつまらん文ですよ。
*どのような経緯で作ったか
前回「ゴーストマスカレード2」に提出した「空色カノジョ」に実装できなかった裏設定の補完キャラとして田羽葉夏は生まれました。
シェルに関しては「ゴーストマスカレード2」にて「あの儚い夏の夢」さんのシェルを見て「上に表示することもできるんだ…!」となったのが発想元です。「レンスキー大佐」さんのトークにもやや影響受けてるかもしれません。面白かったので。
*自創作について
上記にもありますが「空色カノジョ」と「反重力センパイ」この2人は同じ世界の住人です。今後しっかりストーリーを実装し……ていけたらいいなと思います。この世界設定について、完結できたらいつかFSWにしてみたいななどと画策してたり。夢のまた夢な話ですね。もはや妄想の域。
*制作過程のトラブルとか愚痴とか
・宇宙について調べる過程でうっかり作者自身が天文学にどっぷりハマり作業が進まなくなる
・シェル完成した後に髪の毛逆さまじゃなくていい事に気付く(アホ)
・長文トークになってしまい見辛い&ウェイト調整が緩かったなと反省・田羽のテンションに引っ張られて重度の躁鬱患者みたいになる 普通にあのテンション疲れる なんだあいつ
これ以上書くと長くなりそうなのでここらへんで終わります。
重ね重ねになりますが、反応や感想ありがとうございました。おつかれさまでした。
再び参加できて今回も楽しかったです。では。
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東病棟807号室 (1203文字)
うどんこ
『あとがき(東病棟807号室)』
・まずは反省点
readmeに これは重たい話だ ということを
ハッキリ明記すべきでした
(仄めかすのではなくて)
ごめんなさい
↓以下、元ネタ解説とか感想に対するお返事とか
・ゴーストの元ネタについて
祖母の思い出をもとにゴーストを作ってます
前作(『グシャ』ゴーストマスカレード2に提出)と同じですね
今回は祖母が入退院を繰り返していた頃のことを
思い出しながら作りました
・病室の描写について
晩年の祖母が
入退院を繰り返していた病院が
モデルになってます
祖母は認知症があって
誰かが見てないとすぐに
点滴を抜いちゃうので
いつも家族の誰かが泊りがけで
病室に詰めていたんですけど
私も交代要員として
病室によく行ってました
(ちなみに大部屋は
入患者以外泊まれないので個室)
祖母の病室はエレベーターホールから
割と近い部屋だったんですけど
この病院は、作中と同じく
エレベーターホールを境に
若い人が入る科と
年寄りが入る科に
病棟が分かれていましたし
エレベーターホールのすぐ横が
面会用のラウンジだったので
面会時間中のエレベーターホールからは
いつも いろんな種類の人の声とか音とかが
聞こえていました
(病室のドアはゴツいんですけど
エアコンより自然風の方が
祖母の体にいいので
ドアも窓も開けてることが多くて
外の音が丸聞こえだった)
oキーを押したときの
描写は その時の記憶を
基にして書いてます
・Vanishイベントについて
当初の予定では
「俺たちの戦いはこれからだ(入院続行)」
みたいな感じにしようと思ってたのですけど
テンプレゴーストに仮Vanish機能がついていたので
今みたいな形になりました
・作者名について
「ガリレオゴールド」というのは
人工呼吸器の商品名のことです。
この呼吸器 祖母が使ってたやつと似てるなーっていうのと
ガリレオ・ガリレイの
「それでも地球は動いている」の逸話が
なんというか
ちょうどいいな と
思ったのでこれにしました
(競走馬の名前とかぶったのは
ただの偶然でした
そういえば、他にも
作者名が競走馬の方が居られましたね)
・シェルについて
最初は自分で描こうとしていたんですけど
手を描くの難しすぎるし 締め切りまで時間が無いし……
ということで Analさんの素材の力を借りました
これが無かったら この子出来てなかったと思います
ありがとう ありがとう
・作者バレ回避のためにしたこと
シェル以外は特に対策はしていません
なので 分かる人には速攻バレていましたね
(当ててくださった方 ありがとうございます
認知されている というのは 大変嬉しいものです)
ちなみに 作者のヒントとして
「バニッシュ回数2回以上」で
「観察する(oキー)」と
彼女の素性を仄めかすトークが表示される と
いうのをやってました が
仄めかし方が遠回し過ぎて
意味不明だったかもしれない……
・これからについて
更新するか まだ決めてないですが
やるとしたら
要素をもうちょっと足したいな と思います
退院モードとか……
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吹雪の夜に (1932文字)
石動蛍
冬空に白い息を吐き出すと、ニヤニヤ笑っているようなお月様が話しかけてきました。
「知ってるかい?冬の老婆の本当の姿は美しい乙女なんだよ」
「そんな話、聞いたことがないよ」
私が答えるとお月様はさらに意地の悪い笑い方をします。
「冬の老婆……おっと、吹雪の乙女は恥ずかしがり屋でね、美しい心の持ち主にしか本当の姿を見せないのさ」
「ヘェ、その美しい姿ってのを見てみたいものだね」
私が適当に返事をするとお月様は馬鹿にしたようにフンと鼻を鳴らしました。
「吹雪の乙女は美しい心の持ち主が大好きだからね、乙女の姿を見た人はみいんな氷漬けにされて城に飾られちまうんだ。安心しなよ、君には醜い老婆の姿しか見えないだろうからさ」
私は頭にきたのでニヤニヤ笑うお月様に石を投げつけてやりました。お月様は悲鳴を上げることもなく、バラバラに砕けて地面に散らばりました。でも、今夜もお月様は空で笑っているのでこのお話は嘘っぱちです。
こんにちは、こんばんは、おはようございます、はじめまして。-273.15℃の石動蛍です。「絶対零度」と迷いましたが右腕が疼いてきたのでこちらにしましたが単位をつけ忘れました。とある雪国の昔話「吹雪の夜に」はお楽しみいただけたでしょうか?今回の仮面舞踏会は自分らしいゴーストを2体作って混乱させよう作戦でした(最終的に3体提出しましたが)。このゴーストは「童話」「怪談」「自然災害のような女」「上品な悪女」「陶器のような白い肌」と好きな要素を詰め込んだハッピーセットです。詰め込みすぎたためか正解率が高かったですね、それだけ私の創作物を見てくださる人がいると思うとありがたい限りです。このゴーストを気に入っていただけたのなら、こちらで公開しているゴーストも楽しんでいただけるかもしれません。https://lotusxxx.web.fc2.com/ とここで宣伝させていただきます。
普段、頭に思い浮かんだ場面や単語をランダムトークにするというゴーストの作り方をしているのでストーリーのあるゴーストの作成には苦労しました。結果、最初に作り始めたゴーストなのに2番目に作り始めた万華鏡移住プランの方が先に完成してしまいました。そして「お嬢様言葉が関西弁に見える病」も私を苦しめます。とある雪国は近畿地方ではありません。苦戦はしましたが、最初から最後のトークまで無事に動いた時の達成感は大きかったです。結末は途中でアンインストールしても、最初からを選択しても、物語を最後まで読んでアンインストールを選んでもほぼ変わりません。そこはreadmeに書いておけばよかったと反省しています。
・吹雪の乙女について
彼女は冬の厳しさ、恐ろしさ、美しさ、静けさといったものが人の形をとったもの。神様のような、妖精のような……なんかそんな感じのものです。吹雪の乙女が好むのは心優しい人間です。そう、吹雪の夜に見ず知らずの人間を家に上げ凍えぬよう薪をくべ続けるような人間です。心優しい人間を見つけては、その優しさが保たれるよう、苦しい思いをしないように氷漬けにして自らの城に連れ帰ってしまいます。そこに悪意はありません、草原で美しい花を見つけ摘み取って押し花にするようなものです。花の命が断たれても、花の色が褪せなければ彼女は気にしません。ゴーストマスカレード3会場は彼女にとって美しい花畑だったのでしょうね。
被害者の中には最後まで乙女を凍えさせぬよう献身的に薪をくべ続けた人もいることでしょう。ですが、ほとんどの人間は薪をくべているのにも関わらず下がり続ける気温に怯え、乙女の正体が冬の老婆ではないかと恐れていました。薪が尽きれば家具を壊し、道具を薪にし、思い出の品まで灰にして……そんな人間の感情なんて吹雪の乙女には分かりません。ただその行いを献身であるととらえます。
作り始めたときの彼女はもっと性格が悪く、怯えながら薪を暖炉に放り込む人間を見て楽しみ薪が尽きたところで冬の老婆の姿となって命を奪う妖女でした。自分の好きに素直になった結果、今の彼女になりました。やっていることに変わりはありませんけれど。良き行いには報いが返ってくる、しかしそれが望むものとは限らない。そんな理不尽な話が私は大好きです。
感想やイラスト、ありがとうございました。何度も読んではニコニコしていました。物語の結末をバッドエンドと見るかハッピーエンドと見るかいろいろな解釈を見られて楽しかったです。作ったものを誰かに見ていただけて、反応があるというのは幸せなことですね。
気が向いたときにでもまた「吹雪の夜に」を起動していただければ幸いです。その時はまた吹雪の乙女が戸口を叩きます。
おまけ:吹雪の乙女が優しい人間をお持ち帰りするせいでこの地域の治安は年々悪化していると思われます。
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僕と君とポンコツの勉強会 (4027文字)
藤堂雷
忘れもしませぬ、あれは拙僧が高校生だった時のこと。
高校生だった拙僧は、人間の友達よりもゴーストの友達の方が多いという始末、毎日毎日パソコンに向かってゴーストをつついたり好感度を上げたりとリア充ならぬユーザ充な生活を送っておりました。
しかし高校生といえば大学受験が待っておりまする。そんな生活に泣く泣く別れを告げ、パソコンを封印して机に向かった次第でございます。
「もう受験なんてしたくない」そう固く誓ったのもつかの間、その後なんやかんやと様々な試験を6回くらい受け常人以上に受験勉強をする羽目になり、そのたびに「ゴーストと遊びながら勉強ができたらどんなにいいか」と思ったものでございます。
現状新たな受験の予定はございませぬが、今後は彼らと共に勉強を……
できるわけないんだよなあ!!!!
ばっかじゃねえの、勉強より辞書書いてる方がよっぽど消費カロリー高いんだから、受験生諸君は辞書を書いてる暇があったら勉強しろよな!!
失礼、出ギレしてしまいました。ごきげんよう藤堂です。3回目のゴマカレーあとがきになりますね。
マジで今回の辞書、特に勉強と出題部分に関しては地獄を見ました。現在手元に参考書がない、受験が終わったら即忘れる、しかもユーザさんたちに公開するから嘘を教えるわけにもいかない、とそこそこ胃の痛い勉強トーク作業でした。
しかも勉強の報酬として哲学者コレクションを作ったせいで、どんなにユーザさんが強運でも12×4=48回ガチャを引くことになり、○×クイズと筆記問題が周回できるように問題を増やし、問題を出すために勉強トークを増やす、という流れができていたのです。3科目も実装するからだよ。
結果、(授業トーク20個+○×クイズ10問+筆記問題10)×3+ランダムトーク=120+αというバカみたいなノルマでやっていましたが、お察しの通りそれもクリアできずに提出しました。英語の授業トークは10個で投げてます。ごめんね。
あと哲学者ガチャについても、哲学者のことはせいぜい名前とぼんやりした解説・主著までしか覚えてないので(受験勉強ってそんなもん)詳しい解説を読んでもわからず、ダブりで情報が解禁されるシステムを作った自分に首を絞められていました。バカかな? バカだよ。
【匿名性周りに関して】
今回は「非常識階段ボスラッシュ」をテーマに、あえて「どこかで見た手口だな」というヒントを並べ、藤堂であると推理してもらうという怪盗のノリでやってました。
・変数によるモード切替→「はどそん航路」「ぶろんそん備忘録」
・ユーザによるワード追加機能→「ぎょうざ」
・コインガチャ・ゲーム機能→「緋貝市TRPGクラブ」「エロゲ的な何か(隠しゴ)」
・テンプレートによる改造機能→「エロゲ的な何か(隠しゴ)」
・バカな男子2人のグダグダ→「とまそん日記」「緋貝市TRPGクラブ」
このへんですかね。
特にテンプレートによる改造機能でほぼ100%確定できるところですが、ゴーストが隠しゴだし、テンプレートを改造してる人は藤堂の観測範囲では1人しかいなかったから、もってたらラッキーな特効装備的な位置づけであんまり脅威とは思っていませんでした。ゆえにバレるとしたらコインガチャだろうとは思いつつ、コインガチャやってる人もそんなにおらんやろ(「緋貝市TRPGクラブ」の場合はプラグインの導入が必要なため)という舐めプでした。ガチャシステムを作っている人が他にもいたのと、ゴーストの数が膨大だったのとで舐めプでも全然問題なさそうでしたね。
【中身について】
科目は藤堂がかつて受験した試験範囲です。最近受けた「狩猟免許」の範囲もいれようとしましたが、フォロワーが見たら秒速でバレるのでやめました。
ガチャの「哲学」も試験範囲だったので学べるようにというチョイスだったのですが、コンプできなきゃ情報が参照できないバカ仕様じゃ勉強にならないということに今気づきました。
ちなみにガチャの排出率は
SSR… 1%
SR…… 19%
R……… 80%
となっています。天井はないので頑張って回してください。
「哲コレ」の筐体は、鷹也になんとか勉強をさせようと常男が段ボールで手作りして手書きのカードをセットしているんじゃないでしょうか。
【キャラクターとかそのへん】
鷹也の脱衣キャラは、完全にフリーシェルの影響です。脱衣差分って夢が広がりますね。フリシェをDLした当初はガチBLゴーストを作る気満々だったし設計もしていたんですが没りました。そこから時が流れて「勉強特化機能」と合体して現在のようなよい子向けのゴーストになったわけです。フリーシェル「グリーン&レッド」では、半脱ぎの鷹也側とほぼ脱ぎの常男側も見られますので是非DLしてくださいね。
鷹也と常男は、漫才コンビのオ○ドリーの「筋肉質な自由人」「細い苦労性」の組み合わせが好きすぎるのでそういうイメージです。2人のことはそれくらいしか考えてないです。好感度や掘り下げ要素なんかを積んだら、ユーザという生き物は勉強しないでしょ。
シェルが「グリーン&レッド」なので狐と狸と唐辛子ってことで「万願寺常男」「綿貫鷹也」と名付けました(所要時間1分)。しかし「鷹也」に唐辛子味が足りなくて気に入らないので「綿貫千里」にしようかとも思ったんですが、締め切りが近かったので鷹也のままにした、というしょうもないエピもあります。千里って名前は可愛いから好きなので別のところで使おうと思います。
彼らの年齢については、開幕で「何年生?」とは聞いていますが、高校生でも大学生でも社会人でも好きなように決めてもらって大丈夫です。ユーザさんが受験する試験に合わせてほしいので。
【匿名期間中の雑感】
鷹也のボディビル語録にワロていただけたようでニマニマしてます。ボディビルの脳みそムキムキな掛け声が大好きなので今回ネタにしてみました。
あんまり名前が挙がらなかったので余裕をぶっこいてたんですがしばらくしてちょくちょく藤堂容疑が上がりだしましたね。開幕の「いけちこ」でわかった! という人には「さすがです」スタンプをおしてました。というか藤堂が「いけちこ」を好きすぎるんや。これまでに小説で2回、落書きで1回やってます。しかし「readmeで藤堂だと思った」という意見にはビビりました。readmeはボケずに真面目に書いたのになんで? もしかしてGA○TO様ですか????
鷹也はせいぜいにぎやかしと肌色サービス(???)しかしてないはずですが、ユーザさんの印象に残ったのは圧倒的に鷹也>>>>>常男だったようで、藤堂の他のゴーストでもそうだったのですが、褒めることは、たとえ知能や見た目が低スペックでも簡単に覆して人の印象に残れる魔法の行いなのかもなあと思いました。褒めたらモテる。テストに出そうですね。
ユーザさんの中には奴らが動かない環境があったみたいでもうしわけな……。一応デバッグしてもらえる期間に出したので何とかなってると思ってたんですが。。。常に勘でデベロップしていることがバレてしまいました。
【今後更に開発するとしたら】
コンセプトは受験生向けの受験ゴーストですが、受験していないユーザさんにとっても役立てるように、日常のタスクキル、ガチャ、ランダムトークあたりを充実させていくことになりそうです。受験の予定がないユーザさんは、日常生活でやらなきゃいけないことをこなせたらガチャコインが出る、みたいな感じでいいかな。
また、天井機能や、ガチャを金の力で回したいソシャカスユーザさん向けの魔法のカード(図書カード)システムとか、新しいガチャも追加できたら楽しいだろうな、とかとか。
妄想はいろいろありますが、藤堂が藤堂のタスクをろくに殺せない日常を送ってるのでこれらの実装どころか宅版(いつもどおり「非階マンション」に収録する予定)のリリースもいつになるやらわかりませんので、しばらく忘れておいてください。「非階マンション」入居はシェルのリネームがけっこう大変なので、めんどくさくなって一軒家で出す可能性も多少あります。
【藤堂が気づいたこと】
この「君ポ」は藤堂がずっと欲しかった受験勉強のお供ゴーストで、ゴマカレ—という機会のおかげでようやく開発できた念願のゴーストでした。
しかし、いただいた感想を読んだり、こうしてあとがきを書いていて気づくことがありました。
>>藤堂以外の人類で、人生で8回も受験する人はそこまでいないようだ<<
順調に生きてたら2、3回とかなんでしょうかね? 知らなかったよ。藤堂の需要は莫大だったんですが、そっか……みんなそこまで受験生じゃないんだね……。自分の人生がや感覚がいかに他の人とズレているか改めて突き付けられた次第です。カルチャーショックがでかすぎて卒倒しそうですが、藤堂の寿命は400年あるので強く生きていこうと思います。
とにもかくにも、ゴーストは呼びだせば独りぼっちじゃなくなるいいツールなので、今後もこの界隈が栄えていてほしいなって思います。
あとがきで言及した拙宅の他ゴースト簡単解説
「はどそん航路」:ユーザ側が多重人格という謎のソロゴ
「ぶろんそん備忘録」:ゴーストの関西弁と関東弁を切り替えると話題も切り替わるという高燃費ゴースト
「ぎょうざ」:ゴーストマスカレード1にて登場。「非階ゴーストマンション」に収録。ほぼほぼ日本語が喋れない「どこいつ」です。
「緋貝市TRPGクラブ」:その名の通りTRPGもどきが遊べるゴースト。コインガチャもあるよ。
「エロゲ的な何か(隠しゴ)」:奴隷調教シミュレーション、野球拳、〇〇しないと出られない部屋を、テンプレを改造することで好きなキャラに変換して遊べます。でもサーバに怒られそうなので拙宅「非常識階段」にはおいてないです。
「とまそん日記」:男子高校生がグダグダ喋ります。好感度もついてるけどどちらか一方としか仲良くなれない高燃費仕様です。
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魔剣リンドベルタ (4663文字)
ハコ
・はじめに
どうも「魔剣リンドベルタ」の作者のハコです。
ゴーストマスカレードの三回目も参加させてもらいました!
今回ハコはゴースト2つ出しました、複数一気に作るのって大変ですね!
一つ作るだけでも大変なのに複数作ってる人は本当にすごいなと思いました。
今回作った多分ファンタジーなゴースト「魔剣リンドベルタ」は
元々はずっと前に作ろうとしてたけど途中で
作らなくなったのを引っ張りだして作り直したゴーストです。
前々からファンタジー世界観のゴースト作りたかったんですよ。
最初に作ろうとした時はファンタジーっぽいデザインとか設定とか全然まとまらなくて
気が付いたら作るのを止めてまたいつかと言い訳してほったらかしにしてました。
今回のゴーストマスカレード参加する時に何のゴースト作ろうと迷っていた時に
ふと急に無性に途中で止めてたファンタジーゴースト作った方がいいと思い始めて
期限までに間に合うか分からない無計画っぷりだったんですが、
全力で今やりたいなってことやって今を生きろという直観を
とりあえず信じる事にして作る事になりました。
・ゴースト作成の時のあれこれ話
リンドとベルタのデザインはどうしようか迷いまくりました。
何年も前からシルエットレベルのぼんやりとしたイメージしかなかったので、
魔剣はとりあえず喋る大剣!ってイメージだけですし
少女は小さな体で大きな大剣を振り回す程度のイメージでした。
それにファンタジー世界のお話なので服装もファンタジーぽく作りたかったのですが
ファンタジー服ってどんな感じなんですか?
服装センスなんてないのにファンタジーな服デザイン考えるなんて出来ない!
描けたよ!ファンタジーっぽいかは不明だけど!?
絵なんて1年に1、2回しか描かないレベルなので
いつもいつも描くときはどうすればそれっぽく良くなるのコレ?状態です。
頭抱えながらひらめきだけを頼りにそれっぽいの描くんだよ!
線をしゃかしゃか描いてりゃその内それっぽいのが出てくるから!
下書き描けたら写メとってパソコンに転送だ!
その後は編集という名の書き直しなんですけど!?
どうしていつもいつも紙に絵を描いてからパソコンでマウスかタッチパッド使っての書き直しになるの?もっと効率いい方法ないの?
自分、効率って言葉嫌いなんで!効率良くなんて出来ないから嫌いなんで!
ペンタブ?なにそれ?ご丁寧にドット打ちで無駄にうってます無駄の極みだねー
このやり方線太くならない?ねえ線太くない?いややっぱ線が太いわ!
線描けたよ!お次は色をベタベタ塗るよ!
配色は感覚で良さげな感じになるまで試しまくります!
目とかは頑張って描いた方がいいな!
目がそれっぽい出来なら全体的にもなんかそれっぽく見える気がするから!
あれこれやってよし出来た!これをサーフェスに…しまったサイズがでけぇ…
もうひとつのゴーストもシェル描いたけど同様にでけぇ…
縮小!ほどほどな大きさまで小さくして潰れてダメそうな部分も修正!
周りの白ぶち?みたいなのも潰してこれでシェル完成!
地味に最後に迷ったのは白ニーソか黒っぽいニーソにするか迷った。
黒の方にした方がバランス良かったのかな?
ランダムトークの内容の異世界のあれこれですけど
なるべく地名とか出さないようにしてました。
なんで地名とか出さないのか?だってよく分からん地名だけ出されてもピンとこないじゃないですか。
あそこは○○の街だぜって言われても会話だけでは特徴が掴み辛いというか
それっぽい特徴言っただけでは覚えてられません。
…というのは建前で本音は地名とかの説明とか描写を
書こうとしても上手く書けないんです、ワクワクするような街の描写かけない!
ましてや大量のゴースト渦巻くこのイベントこれ以上世界観の情報過多されても
「ふーんそうなんだー」ってなる程度ですし、
自分でも「あーはいはいそうですか」ってなっちゃいます。
なのでリンドとベルタは異世界の住人なのに
全くその異世界が分かってない事にしました。ふわふわ設定!
リンドは100年以上のブランクで地域とか覚え直しで、
ベルタは本の世界ばかりに夢中になり過ぎて世間知らずです。
リンドベルタは出たとこ勝負で広がる世界を生きてます。
・キャラクター設定の裏話的なの
魔剣リンドは人間がそんなに好きではありません。
だって剣ですから人間みたいな触れ合いが出来ません触れたら切れちゃいますし
魔剣だった頃の扱われ方だって雑というかなんというか
しょっちゅう相棒が無茶して後の囲いになる女の子かばって助けますが
代わりに盾替わりにされてますし女の子にも感謝もされません
向こうにフラグが流れちゃうので、なんか損な役回りです。
ですが相棒の幼馴染だけは違いました。
魔剣であるリンドをちゃんと見てくれました、手入れもしてくれます。
愚痴の相談相手にもなってくれますし、そりゃ気が付けば最推しになりますね。
最推しとして特に気に入り過ぎてしまったので、
もしも間違って最推しである幼馴染がアイドルになろうものなら
最前列…は魔剣の見た目だと危ないので危なくない離れた後方で
応援ハチマキとペンライト引っ提げて応援に行くことでしょう。
それどころか親衛隊でも結成してやっかいなファンが出来ないように影ながら統率します。
自分が満足したいだけの一方的な推しへの前へ前へ押し上げる前のめりな推し方ではなく、
ただ応援に徹し、もし推しが崩れそうになったり倒れそうになった時そっと支えるように推す。
そして万が一に自分がやっかいになりようものなら最推しの負担にならぬようと考えて身を引く。
というのを信条とするヤベーファンが誕生します。
夢見る少女ベルタ・アンレーヴはなんというか…
一言で言うならきらきらしたファンタジー世界の住人みたいな人物です。
このゴーストの世界観は一応ファンタジーなんですけどなんかこう…
ファンタジーのファ文字くらいしかないほどにちょっとだけシビアな感じです。
一見ほのぼのしてる裏では人がボロボロとアレなことになってます。
ですがベルタはそんな世界観の中なのにふわふわした性格しています、甘えんぼうなうっかりさんです。
傍から見ても危なさそうなことにも突撃ー!!してしまう危うさがあります。
恐れを知らないんじゃないんです、危ないって分かってないんです。
突撃してうっかり失敗してもきらきらしたファンタジー世界だったら
「失敗しちゃいました~」で済ませますけど
ちょっとだけシビアなこの世界では下手したら冒険の旅がもう終わってしまいます。
なんだかんだで頑丈な魔剣ボディと入れ替わってしまったおかげで
うっかり事故が起こっても大丈夫なので寿命が延びてる状態です。
夢見がち少女は小さな頃は体が弱くてあまり外にも出れず本ばかり見てるもやしな貧弱っ子でした。
いつも本の世界に没頭していました。
自分もいつか素敵な相棒さんとこんな冒険がしてみたいと心だけ躍らせる毎日を過ごしていました。
年を重ねて体も丈夫になっていざ憧れの素敵な相棒さんと冒険の旅へ!
…しようとしたら自分が相棒の剣と入れ替わってしまったって本人はどういう気持ちなんでしょうね…。
あと余談ですがトークとか書いてるときトークだけ見てるとこの子…もしかしてキャラ薄いんじゃ?なんて思っちゃいましたけど、
感想見た感じだとこれぐらいでよかったみたいですね。
もうひとつ言うべきことがあるんですが感想見てからそうだなって思ったことがあります。
この子…自分の事を「ふつう」と言ってますが
普通の女の子は剣と入れ替わってもなんだかんだで慣れたの一言で順応なんてしないわな!
やっぱり自称ふつうなんて言うやつは信用できないな!?
実は3人目の腐れ縁のしつこくしぶとく襲いかかってくるロリキャラでも作ろうと思ったんですけど、
アイデアやデザイン考える時間とか色々足りないので
最低限の作成ノルマ終えてこれで行くぞ!しちゃいました。
・ゴーストマスカレード中に頂いた感想とか
ゴーストマスカレードに提出して大丈夫かな…
ちゃんと感想貰えるかなって心配でしたけど、
リンドベルタの感想とかかわいいカッコイイなイラストとか出たりするたびに
おー!やったー!!来たー!ってひとりでに大盛り上がってました。
本当にありがとうございます!!
感想で設定が面白いって言ってくれる人が割といてよかったよ!
中にはちょっとほめ過ぎなんじゃ…って感想もあってビックリです。
あと20万字読みたい世界観とかラノベ一冊以上の文字量ですね…そんなに
他にも小説書いてるんですか?っとかありました書いてませんよ、書けませんし。
書いてたとしても自分が出してるゴーストのフォルダの中にある設定書いてるそれっぽいテキストファイルぐらいです
あんなの小説でもなんでもありません、ただの文字の羅列です。
自分そんなに小説とか読まないです、読みやすいラノベすら文字見るの億劫です。
でも一応読みますよ更に読みやすい児童文学のフォア文庫を。
最初は子供向けなのかな?って思ってましたけど読んでみたら分かりました面白いには大人も子供もないみたいです。
おススメは「妖界ナビ・ルナ」シリーズです、めっちゃ好き…アニメ化して!!
あと感想にあった「ベルタと英雄リベルの苗字が同じなのは何かの伏線」ですが
そんな凝った伏線ではありません、関係者…というか子孫です。
そうじゃなきゃマイナー気味で知る人ぞ知る発行部数が三桁位しかないピンポイントな英雄譚なんて知るわけないし、
あそこまでキラキラと夢を馳せません。
ベルタの方は気づいておらず「憧れの英雄と同じ苗字!とてつもない運命を感じます!」と天然。
リンドの方は出会った時の初めから気づいており「最推しの子孫!?絶対に守護らねば!」という気持ちと
「あのバカの子孫~?うっわ、絶っ対手伝いたくねー」という気持ちが半々です。
なぜか人格が入れ替わっている理由がそんなリンドの複雑な気持ちが関係してたりしてなかったり。
「こんなポワポワした天然がこの先生き残れる気がしないぞ。でも最推しの子孫だし死んでほしくはないなー。
しょうがないからたくましくなるまで代わりにやってやるか」と
「あのバカの子孫だから絶対向こう見ずの無茶で無謀な事しかしないだろうな…
そんなバカにつき合ってたまるか、オレがもっとスマートに事を進ませてやる!」と
面倒くさい感情渦巻いているから入れ替わっちゃって元に戻れずのままなんでしょうね。
でも入れ替わってもなんだかんだで上手くやっていってそのまま物語中盤になって
その時に出てくる強敵相手に戦ってる途中で、
機体乗り換えイベントならぬ人格再入れ替わりイベントが起こって、
急に元の体に戻ってうろたえたいけど頼りのリンドは意識を失っていて
相棒に頼れない一人ぼっちの状況でもベルタは今までの経験で強敵相手に一人でも食らい付いて最後には何とかなって、
そんなたくましくなった相棒を見てリンドが「こんだけやれるんだからもうオレがいなくても平気だな…」とか言って
勝手に満足げに消えようとするけどなんかうまくいかず結局助かるわ、
また人格が入れ替わるわで何も解決しない…みたいな話がありそうな気がするけど
ゴースト内でそんな話は出てくる予定はありません。
他にも胸の触り反応あるのに触れないって感想もありました。
ユーザーにとっては胸の触り反応あるゴーストは触って当たり前みたいになってますけど
よくよく考えたらいきなり胸触ってこようとしたら避けれるんだったら避けてしまうのでは…?
という仮説が湧いたのでその説を通しましたお許しください。
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万華鏡移住プラン (2049文字)
石動蛍
開けられることのないプレゼントが置かれている。
友達が遠くへ行ってしまう夢を見ました。
もう会えない彼が行く先が美しい場所であればとこのゴーストを作りました。
みなさん、こんにちは、こんばんは、はじめまして。石動蛍です。華澄と会ってくださってありがとうございます。自分らしいゴーストを2体作って混乱させよう作戦第2弾(完成は1番目)「万華鏡移住プラン」はお楽しみいただけたでしょうか? これは「中性的な美少年」「幻想」「キラキラしたもの」「離別」と私の好きな要素を詰め込んだゴーストです。申し訳程度のカモフラージュ要素として普段とは違って感嘆符の後にスペースを入れてあります。
・このゴーストについて
彩田華澄は故人です。5月1日に深夜テンションでユーザにメッセージを送った後、5月2日に死んでしまいました。事故だったのか、事件に巻き込まれたのか、ユーザには言っていない病気があったのか、肺呼吸に飽きてしまったのか、お月様の欠片にぶつかったのかは分かりません。この前後のやり取りは辞書内のcalling.txtに書きました。まず「俺、万華鏡の中に引っ越すわ」というセリフが頭に浮かび、どういった状況でこれを言ったかを後から考えた結果、死ぬ前の身辺整理みたいになってしまったと反省しています。普通に部屋の片付けをしていたら思い出の品を見つけて脱線を続けて深夜になって……というつもりでした。「万華鏡の中に引っ越す」発言はもちろん本気で言ったわけではなく、朝になったら「俺こんなの書いたっけ? うわ、ユーザ怒ってるじゃん。会ったら謝っとこ」くらいのものです。こんなアホなメッセージが最後の言葉になるなんて思いもしませんでしたし、ユーザも「寝ろ」と言った相手が永眠するなんて思いもしませんでした。ゴースト名は「移住プラン」ですがプランを立てる時間もありませんでした。
ゴーストの華澄はユーザの思い出や願いや後悔でできたものであり、華澄本人ではありません。脊椎反射で適当なことを喋る傾向はありましたが、生前の彼はここまで電波ではありませんでした。これはユーザが思い描く「万華鏡の中に引っ越した華澄」です。彼岸の存在となってしまった華澄から此岸は見えません。ユーザの「現在」も見えません。初回起動などで彼の話すユーザの姿がおかしなことになっているのはそのためです。実際にはユーザに角は生えていませんし左膝からキリンの角が生えていたりもしません。
彼の話す内容は実際に華澄が言ったこと、彼が言いそうだとユーザが思うこと、ぐちゃぐちゃになったユーザの感情が万華鏡をくるくる回したように混ざり合っています。二人はもう同じものを見ることができませが、二人共通の思い出だけは鮮明です。貸しっぱなしの漫画は最新巻を棺に入れてやって、今度読ませてくれと言った本は形見にもらって、今年は一緒に行こうかと思った夏祭も二度と行くことができなくなって、幼いときに交わした「ピンチの時は絶対に助けに行く」という約束は果たすことができなくて、言えなかったことは言えないままで、聞けなかったことは聞けないままで……
それでもユーザが思い描く華澄が明るいのはユーザがそう望むからです。隣にいて当たり前だった幼馴染がいなくなってしまった時、消えてしまった、無になってしまったと考えるより「万華鏡の中に引っ越した」と思うほうがずっといいから。未練を残し悲しみながら逝ってしまうよりは、望んで楽しい世界へ旅立つ方が華澄らしいから。
華澄はきっと、瞬きするのも惜しいような美しい景色に瞳を輝かせていることでしょう。
・彩田華澄について
readmeのプロフィールの羅列はユーザが幼馴染を忘れないように、思い出が消えてしまわないように書き連ねているイメージです。
まず決めたのは名前です、万華鏡要素が「彩」と「華」、儚いイメージにしたかったので「かすみ」という名前になりました。女の子っぽい名前は女の子が欲しかったお母さんがつけたのかな……という風にキャラクターが定まっていきました。最初はもっと暗い感じの子になる予定でしたが、「そこらの少年」シェルを見ているうちに「この子はもっと元気な子だな」と思うようになり今のキャラになりました。どうしてこんなにかわいいシェルの頭を撫でられないようにしたのでしょうか……私の作るキャラクターの中ではかなりアッパー系の子になった気がします。
飽き性な男ですが、ユーザの隣に20年弱いても飽きませんでしたし、これからも飽きるつもりはありませんでした。これまでも、これからも彼は明るくて、お気楽で、落ち着きがない、ユーザの親友です。
・最後に
「万華鏡移住プラン」とお付き合いいただきありがとうございました。此岸でユーザが華澄を想う時、万華鏡の中で華澄もユーザのことを想っているのかもしれません。仮面舞踏会が終わった後も、たまには彼を思い出していただければ幸いです。
いつかは万華鏡の中に移住する私達、元気もりもりメメント・モリで生きていきましょう。
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優しく、静かに、歩くような速さで。 (1081文字)
reve
ゴーストマスカレード3にゴースト「優しく、静かに、歩くような速さで。」を寄稿させていただきましたreveです。
普段あまりこういった文章を書かないので、読みにくかったらごめんなさい。
まずは感想やイラストありがとうございます、本当に嬉しかったです。
全てのトークや触り反応を書いてから全体の口調を調整したりと、空気感や雰囲気を作る事に注力していました。
特に初回起動はああでもないこうでもないと悩んで一番最後に出来上がったので、初回起動や雰囲気を褒めてもらえて嬉しかったです。
特に追加シェルを作ってもらえたのは初めてだったので凄く嬉しかったです、私の好きな要素を原液のまま詰め込んで作ったので気に入ってもらえて良かったです。
ありがとうございます。
実は今回のゴーストマスカレード3に参加するにあたって、当初は別のゴーストを提出しようと思って四月頭から4月29日までそちらのゴーストを作っていました。
ただそちらは全然トークも思い浮かばず初回起動もしっくりくるものが出来なかったため今回は間に合わないかなと思っていたら、4月29日時点でまだシェルを描いているから頑張って、と言ってくれた方がいました。
それでいっそ私も今からシェルを描いて別のゴーストを作って提出しようと思って29日からこのゴーストを作り始めました。間に合ってよかったです。
かなり行き当たりばったりな経緯でごめんなさい。
あとバグが多くて追加でごめんなさい。
裏設定というかボツ設定というか、実はアウローラは盲目のピアニストという設定にしようと当初は思っていたのですが、時間がなかったため実装できませんでした。
インストールフォルダ名が楽語であることや、シェルがピアノモチーフなのはその名残だったりします。
ピアノ要素全然実装できていなかったのに気づけた方は凄いと思います。
制作するにあたって工夫した点なのですが、私はランダムトークや触り反応を考えるのが苦手でいつも公開した時ボリュームが少なくなってしまいます。
なので今回は最初から4つのシーンを作り、シーンごとに別々のトークを書けば多少はボリュームが増えるんじゃないかと思ったのですが、やはりシーンごとのトーク数が少ない気がしたのでこれは更新していくことで増やせればいいな、と思います。
「優しく、静かに、歩くような速さで。」は作者公開日である16日にはバグを修正して更新機能をつけて正式公開する予定です。
もし気に入っていただけたら正式公開ハージョンもインストールしていただけたら幸いです。
書いている時点で正式公開作業をしているのですが、間に合わなかったらごめんなさい。
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夕焼け、こんこん (463文字)
ミギキマ
「夕焼け、こんこん」の作者、ミギキマと申します。
可愛くて綺麗で目が幸せになる素敵なシェルはamoさんに描いて頂きました。
最初は「ぼくのなつやすみ」というゲームの晩ご飯クイズのイメージがあり
そこから自分の好きな要素を加えていき今の形に落ち着きました。
クイズというかお夕飯のメニューについて触れても良かったかなーと思いつつ
お嬢ちゃんは食べられないのだし、まあいいかと
結局何を作っているのかは詳しく明かされないままになりました。
そして触り反応はお萩が料理中ということもあり、どこを触っても
「危ないやろ、お嬢ちゃん」と叱る反応しか思い浮かばなかったのでつけませんでした。
期待した方はごめんなさい。
一応、話しかけで触らせてくれたりくれなかったりします。
夕方の台所、晩ご飯の用意をする気配、お腹が減ったなぁと思いながら待つ気持ち。
懐かしくてどこかに帰りたくなる、そういう感じが好きでこの作品に詰め込みました。
あと、お嬢ちゃんって呼ばれるの良いなって。
何となくそばに居て欲しいときに呼びたいと思ってもらえるゴーストになっていたら嬉しいです。
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百合の花の枯れる頃 (901文字)
石動蛍
それはマスカレード用ゴースト2体を提出し終わった4月24日のこと。突如「百合ゴを作れ」と天の声が聞こえました。百合が何であるかは理解していませんが、天の声に命じられたので作るしかありません。そして、天の声の導きのままにゴーストを作ると……百合の花が枯れました。
こんにちは、はじめましての方ははじめまして。ミントですら枯れる世紀末園芸店店主の石動蛍です。「百合の花の枯れる頃」をデスクトップに立たせてくださってありがとうございます。百合というよりは、少女時代に別れを告げるお話になってしまった気がします。タイトルに「百合」と入っているのに\0が男と結婚するって怒られるのでは?と恐れていました。「枯れる」って入っているから許されますよね……?許して、ほしいです……ごめんなさい。
こんな事になってしまったのは「一番美しいのは終わってしまった恋だよ」「手に入らないと分かると急に欲しくなるよね」といった心の声に従い、子供の頃の嫌な記憶が混ざってしまったからでしょう。百合の花咲き乱れる花園の隅にドライフラワーを植えてしまいました。カモフラージュ要素としては普段は全角で打ってreplace.txtで変換しているウエイトを半角で入れています。
\0の女の子ですが、大急ぎで作ったため名前を決めていません、決められませんでした。……かつての白百合の名前は「キミ」だけが知っている、ということでいかがでしょう?そしてフォルダ名に「e」を入れ忘れています。ただの誤字です。提出した直後は不安で仕方なかったゴーストですが、感想やイラストをいただけて本当に嬉しいです、ありがとうございます。あなたの心の隅に刺さる、小さな棘になれたのなら幸いです。石動はこのあたりで失礼して彼女に交代します。
「ボクはもうどこにもいないよ。彼女は大人になってしまったんだ。仮面を脱いで靴を履いて、大人になったんだ。裸足で木登りしたボクも、何にでもなれると信じていたボクも、キミのことが大好きだったボクももういない。百合の花は枯れて、その香りすら消えてしまう。ボクは思い出になってしまった。さようなら、大好きだった人!さようなら、さようなら!」
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来世は美少女ゴーストがいい (449文字)
ミギキマ
出来心だったなどと供述しており……
「来世は美少女ゴーストがいい」を作ってしまったミギキマと申します。
供述部分で後書きに書きたいことは全てな気がしますが、それではあんまりなのでもう少し何か…なにか……
せっかくの企画ということで、普段作らないタイプのゴーストにしようと思い制作しました。その結果がこれです。
だいたい一日で作れてしまった。
人称や口調が安定しないのは、作りかけのゴーストというか
キャラ設定が寄せ集まったもの…という感じにしたかったので意識してころころ変えてみました。
何というか情緒の不安定さに磨きがかかったなと思います。
触り反応は上面・側面・正面で各40個(なで20つつき20)くらいあります。
ろくな反応はしませんが。
何も考えずに作れて楽しかったです。
ただ、猫耳美少女と言い過ぎた所為か作者予想ではその道の権威の方に予想が向かってしまい何やら申し訳なく…
正直バレないだろうと高を括り偽名は少し遊びました。
企画でなければ誕生しなかったゴーストです。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
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竜のメスガキ (365文字)
K島
お疲れさまです。K島です。
かわいいかわいいシェルはがおこさんにお願いしました。
謎解き、チャレンジしてもらえて嬉しかったです!
パパっと遊べて終わりがわかりやすいものがいいかなと思って謎解きゲームにしましたが、謎が解けない件については、某電気店のCMソングが全国統一ではないことに気づかなかったのが最大の原因です。ごめんなさい。
(普通に解けてる方がいて驚きました。すご!)
普段の高開研(私のやっているwebサイト)では、
・殴られたい千之
・鰐淵かやのin待合室
・丸川小八と宗教の家
・ボトル用智恵子
を公開しています。
今回のゴーストとはだいぶ雰囲気が違いますが、
よかったら見てみてください!
ありがとうございました。
P.S.
みなさまの鼓膜をぶち破ってごめんなさい、
私の耳がぶっ壊れていたようです
***
シェルを書いてくれたがおこさんのツイッター
https://twitter.com/gaoko00
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量産型手乗りメイドM-15初期型 (1934文字)
ツォブンクテット新井
・初めに
はじめまして。そしてこんにちは。ツォブンクテット新井と申します。昨年の12月からゴーストの公開を始めた新米です。ほとんどの方がはじめましてだと思います。
不穏とギャグをこよなく愛している創作者で、いつもそんな感じのものを作っております。それを頭の片隅に置いた上で、このあとがきを読んでいただけると幸いです。
・「量産型手乗りメイドM-15初期型」が出来るまで
初めてのゴースト開発を頑張っていた頃のこと。制作中に女の子キャラ不足に陥った私は
「あああ~!男はもういい!!ポップなヤンデレの女の子作りた〜い!!」
と発狂しました。
「量産型手乗りメイドM-15初期型」初期案誕生の瞬間です。
当時ゴーストマスカレード2が開催されていたこともあり、私は「次もこの企画が開催されるのならポップなヤンデレちゃんを作りたい」という野望を抱きました。
そして時は流れ…ゴーストマスカレード3が開催されると知って喜んだ私は、すぐに初期案を使ってゴーストを作ることにしました。
しかしその初期案には問題がありました。初めて作ったゴーストと同系統だったので、あまりにも作者予想がしやすかったのです。
今までにゴーストを1体しか作っていない人間が制作したゴーストを、沢山のゴーストの中から見つけるのは難しいはずです。そんな有利な立場にいながら分かりやすいゴーストを出すのは惜しい気がしました。
どうせなら作者予想で皆さんを混乱させたいと考えた私は、路線変更を図ります。
私の初めて制作したゴーストは、自分のために制作したといっても過言ではないような俺得不穏系ゴーストです。したがって次は色々な方にゆるーく楽しんでいただけるような影のないギャグ系ゴーストを作りたいと思いました。また、そういうゴーストを作れば、作者を当てる方は現れないと考えました。
「今作ってるゴーストが『闇のハイスペ』とするなら………
私はその反対の、『光のポンコツ』を作ればいいのでは?」
──ということで、ポンコツ手乗りメイド「めい子」は爆誕しました。
・めい子を作る上で気をつけたこと
ゴーストマスカレードという企画は一度に何人もの方がゴーストを提出する企画です。したがってすぐに遊べて終われる、さっくりしたゴーストを心がけました。むしろさっくりしすぎました。
ただし私の大好きな着せ替えだけは譲れなかったので付けています。そのせいで作業量が増えて苦しんだりもしました。(苦しかったものの、めい子の着せ替えを気に入ってくださった方もいらっしゃったようです。作って良かったです!)
・匿名性を高めるための工夫
一番工夫したのはシェルです。
シェルは自作すると初めから決めていました。しかし私の絵を知っている方もいらっしゃるため、そこから作者バレする可能性がありました。それを避けるべく、今回は普段の私の絵のイメージとは異なるキャラを作ることに全力を尽くしました。その甲斐あって、大分イメージの違う絵に仕上がったような気がします。
(私のブログの方で、めい子を作るにあたって作った設定画を後日公開します。よろしければそちらも覗いてみてください。)
また絵柄だけでなくサーフェスの構成を変えたり、文字置き換えを使わずさくらスクリプトのまま打ち込んだりと、色々と偽装工作をしてみました。
・反省点
めい子が一回以上起動されると思っていなかったので、ゴースト切り替えトークを相当雑に作っていました。それが反省点です。
特定の切り替えトークを聞いて「毎回めい子に存在を忘れられる…」とショックを受けた方がちらほらいらっしゃったようで…。あのトークはそういうつもりで書いたわけではなかったのです!すみません!本公開の時に、誤解を生まないセリフに直しておきます!!一回以上起動していただきありがとうございます!!!のワーッ!!!
・最後に
めい子の絵や感想を見ることができて、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。めい子を可愛いと言ってくださる方の多さに私は泣いていました。
今まで作っていたものと全く異なるゴーストを作ったにも関わらず、おひとりだけ、「新井が量産型手乗りメイドM-15初期型の作者だ!」と当てた方がいらっしゃいました。嘘ーーー!!なんでーーー!?どこでボロが出たんだ…精進します。でもこれはこれで嬉しいです。
「量産型手乗りメイドM-15初期型」は、着せ替えを増やして微修正を加えた後に本公開します。めい子を気に入ってくださった方は是非是非また迎えてあげてください。
また誰得不穏系ゴースト()の方も、ダウンロードページの説明を見て合いそうだと感じたら導入してみてください。
以上、長くなりましたが、あとがきでした。最後までお読みいただきありがとうございました!
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