
ゴーストマスカレード5の製作者を公開します。
また、各制作者さまからいただいた後書きを紹介します。
強いネタバレがあるので、閲覧には注意してください。
製作者名及び後書きは「続きを読む」から見ることが出来ます。
匿名期間中の様子は以下で見られます。
掲示板:ゴースト回覧板3rdの伺かイベント雑談スレ
タグ感想とかその周り 前半 後半(作成・管理:神夜みゅんさん)
twitter:#ゴーストマスカレード5
編集後記 ゴーストマスカレード5編集後記
また、各制作者さまからいただいた後書きを紹介します。
強いネタバレがあるので、閲覧には注意してください。
製作者名及び後書きは「続きを読む」から見ることが出来ます。
匿名期間中の様子は以下で見られます。
掲示板:ゴースト回覧板3rdの伺かイベント雑談スレ
タグ感想とかその周り 前半 後半(作成・管理:神夜みゅんさん)
twitter:#ゴーストマスカレード5
編集後記 ゴーストマスカレード5編集後記
8つ足のエレオノール (1535文字)
ゆみる
◆はじめに
8つ足のエレオノールの作者のゆみるです。
ゴーストマスカレード参加はこれで4回目になりますが、前回(あちーぶめんと!)で身元を隠す目標はほぼ達成したのであまり深く考えずに作ってみたのが今作です。
◆シェルについて
シェルはy作様の「蛸足」を使用させていただいています。
設定を「お姫様が異形の姿に変身してしまい、塔に閉じ籠っている」という部分まで決めたところで、フリーシェルwikiの人外キャラを漁って、これだ!となって決めさせていただきました。
エレンのトーク製作の大半はシェルを決めてからしたので、見た目の印象から膨らませたものも多いです。
y作様にも見ていただけて、感想にイラストまでいただけてとても嬉しいです。素敵なシェルを改めてありがとうございました。
◆エレオノールについて
これまで現代的な世界観のゴーストしか作ったことがなかったので、せっかくなら新しいものをということでファンタジーな世界のお姫様にしました。
自作ゴーストはいつも自分が好きな要素を詰め込んで作っているのですが、今回は「聡明かつ高潔で、合理的ゆえに自分すら駒のように扱ってしまう姫君」というキャラ付けにしました。
エレンは好き嫌いがはっきりしていて嗜好はわかりやすい方なのと、ランダムトークもジャンルがばらけている分比較的作りやすかったです。
トーク作成にあたって、史実の中世ヨーロッパの婚姻について調べたり、タコの生態の本を読んでネタ集めしたりしていました。
さわり反応については、普段さわり反応のパターン多めなゴーストを作っているので偽装ポイントなのですが、エレンは特に自重しないで作りました。
自分でなでていて楽しいかをポイントにしています。
◆貴方について
エレンというキャラクターに対して、彼女を幸せに出来る人はどんな人だろう、というところからユーザさんの分身の設定を考えました。
「教会から派遣された悪魔払い」や、「敵対勢力から送られた暗殺者」のような案もあったのですが、これらは仲良くなるまでの過程が必要になるので、ゴマカレーに出すなら最初から関係性がある程度あった方が良いと思い、「婚約破棄されそうになった王子様」になりました。
「貴方」ことユーザさんの分身である王子は、エレンのことを幼い頃から好いていて変身のことなんか気にせず求婚し続けるような気概の持ち主です。
ストーリーの「これからの話」はこれを前提に進むので、なるべくユーザさんが背景を理解しやすいようにさわり判定の条件を設定したり、一部順序固定のランダムトークを入れたりしています。
感想でその点に言及いただいている方もいてとても嬉かったです!
また、自分自身がゲームを遊ぶ時にものすごくバックログ読みつつ進める方なので、込み入った話には進むと戻るも試しに入れてみました。
他の参加ゴーストさんを見直してみると、初回起動トークの振り返りもあった方が嬉しかったかもしれません。次回の反省にします。
◆感想について
たくさんの方に感想をいただいた上に、イラストも描いていただいて、本当に嬉しいです。改めてありがとうございました!
幸せになってほしいという風に言っていただいた方が多かったのも、エレンが受け入れていただいていたように感じて嬉しかったです。
また、観測範囲内でも無事自分が作者だと当ててくださった方がいらっしゃいました。おめでとうございます! そしてありがとうございます。
◆最後に
一応宣伝です。配布サイトではゴースト「Dream of butterfly」の他、ゴマカレーでこれまで公開してきた「Water Surface」「また部室でね」「あちーぶめんと!」を配布中です。
もし興味があれば見ていただけましたら幸いです。
ではでは、またいずれどこかで。
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Call of the Sea (3304文字)
Zichqec
Hello! I'm Zichqec, author of "Call of the Sea". I have so much I want to say about this ghost, but each time I try to write this, I carry on for too long. So, I will try to keep it brief.
This ghost idea came about while I was considering if I should join the event. I didn't want to use any of my existing ghost ideas, since I was a little worried about the restriction on network updates. I was sharing random ideas with my friend, and one of them was the idea of a seashell which you would hear voices out of. Mostly random dialogues, sea-themed, or possibly secrets that had been whispered into the shell by passers-by. It would be simple, but straightforward.
The next day, I kept turning this idea over in my mind, and it soon evolved into something different. Something more sinister. I thought to myself, what if the shell is cursed? What if it seems like innocent dialogue at first, but eventually you realize that you're following the story of one person on the other side, as the curse slowly takes them over and compels them to go to the sea, where they will eventually drown? (I think mermaids are the ones cursing the shells, personally...)
I decided to make 3 stories, based on original characters (2 that are mine and 1 belonging to my friend) that I thought would be interesting to explore with this idea. The goal was for each story to have a slightly different angle on the premise, and to see how it would affect characters of different personalities.
What really hooked me was when I realized that my friend's character would actually not be overcome by the curse. I thought it would be a fun and striking ending for the shell to be broken instead! I'm not usually comfortable writing characters other than my own, but this seemed like too interesting of an idea to pass up, and I thought it would make a fun surprise for my friend. (It did!)
I really enjoyed creating all the different pieces of this ghost. I've never drawn conch shells before, but they're pretty fun. Secretly, I also love to draw underwater scenes, so the balloon was a lot of fun too! I decided on a whim to have the text begin typing at the bottom, to give it the impession of "bubbling" to the top, and that has become one of my favorite aspects of the balloon.
I picked a very challenging angle to write from, since you only hear one character, and if there is another person in the conversation their responses must be implied. But I really enjoyed the stretch of my creative muscles, and I hope to eventually release a version of the ghost with even more stories exploring more characters.
As far as anonymity goes, it's a little difficult when you're the only English dev submitting to a Japanese event...! That's why I asked my friend to participate with me, so that at the very least, I could not be immediately singled out simply by the language the ghost was written in. Other than that, I also tried drawing in a different style from normal, and writing something very different from what I've written in a ghost before. I think if I have the chance to participate again, there are definitely more measures I would take to disguise my work, especially from members of the English community that are familiar with my coding style.
I was not sure what the response would be to an English ghost. I'll be honest, I was pretty nervous about the whole thing. But the impressions have been so overwhelmingly positive! Folks have been saying such nice things about my work, and I'm honestly very touched to know that so many people have enjoyed it, even through a language barrier.
Thank you very much for trying my ghost. Especially to the folks who don't know any English and tried it anyways. I know that translating ghosts is not easy, and I really appreciate that you took the time to do that and try to understand the meaning of it. This has been a really wonderful experience, and I will remember it for a long time.
If you would like to see more of my work, you can find it on my website, or on my page of the Ukagaka Dream Team's wiki.
<https://zichqec.github.io/s-the-skeleton/>
<https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/zichqec>
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ChatUSO【チャットユーエスオー】 (1248文字)
にんじん
ゴーストマスカレード5、お疲れさまでした。
ChatUSO【チャットユーエスオー】を作成しました、にんじんです。
ゴーストマスカレードへの参加は初回ぶり、単独参加だと初になります。
初回ではあーるでぃーさんとの共作で「宇宙の果ても金次第」というゴーストで参加していました。
とりあえず久しぶりの参加の経緯、作った経緯とか以下に。
初回参加以来ゴーストマスカレードは外から見るに留まっていたのですが、
というか今回も、おお、もう5回目なのか…今回もあーるでぃーさんがんばってるんだなあ…という感じだったのですが、
4月も半ばを過ぎた頃にChatGPTと「こいつまた堂々とウソつきやがるぜハハハ」と戯れていたら、
突然「ChatGPT風に堂々とわけのわからんウソをつくゴースト作ったら面白いんじゃないか」と思いつきました。
でももうあと二週間ぐらいしかない…次があるなら次でも…と一瞬思いましたが、絶対にこのネタは今のほうがアツい。
ということで突貫工事に取り掛かりました。
ゴーストの実装については素人です。サンプルや前のゴーストを参考にぽちぽちやりました。
もう少し時間があればもっとトークの種類や触り反応を増やしたかったです。少なくてごめん。
このゴーストはChatGPTの出力を改変したものを使用しています。
私は物語やセリフなどを考えるのが苦手なので、ひたすらChatGPTの出力をいじくればよいのは楽でした。
辞書ファイルのほうが大変だった気がします。
でも「果物の名前を出せるだけ出して」とかChatGPTにお願いしていました。便利。
余談になりますがChatGPTやお絵描きAIなどの人工知能の進化は急になんかすごいですね。
こんなゴースト作ってますがChatGPT大好きです。未来感じます。
なにかのテーマソング作ってもらったりTRPGのシナリオ考えてもらったりしてます。
余談終わり。
「辞書からランダムに言葉をひっぱりまくってカオスにする」というのはわりと「宇宙の果ても金次第」と似たコンセプトかなあと思います。
カオス好きですね。どこでもいっしょ方式でメチャクチャな事を言うやつ。
あとから見ると触り反応の塩対応も似てる気がしなくもないですね。
このゴーストについての感想も読ませていただいてます。
自分の作ったものに対してリアクションがいただけるのは、とてもありがたいですね。
冷静なように書いてますが、感想読んでるときはニヤニヤしてますよね。うれしい。
正直この完成度で出していいのか…?と思ったりしましたが楽しんでいただけたようで、出して良かったです。
皆様の知識欲の助けになれましたでしょうか。
最後に、
ChatUSO【チャットユーエスオー】で遊んでくださった皆様。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
追伸
このゴースト、提出時に階層にミスが有ったようでごめんなさい。
関係者の皆様、ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしました。
「宇宙の果ても金次第」も遊んでみてね。
でもゴーストマスカレード初回からまだ落とせるのだろうか。
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Extra-ghost- (2808文字)
くらげ餅
ゴーストマスカレード5、開催おめでとうございます!お疲れ様でした。
「Extra-ghost-」の作者のくらげ餅です。
107体の中から起動してお相手してくださったユーザさんはありがとうございます!
もし、まだ会ってない!ってユーザさんは思い出したときにでも呼んであげてください。
今回のゴースト「Extra-ghost-」
やってみたいことをベースに、コンセプトの機能を重視したゴーストでした。
コンセプトの通りに他のゴーストさんと一緒に立たせてもらったり、
こっそりつけた通常ゴースト的なトーク等を楽しんでいただけたら幸いです。
ではさくっとやってみたかったこと、コンセプト、その他諸々のお話をしていきますね。
取っ散らかった文章ですがよろしくお願いします。
まずは、やってみたかったことのお話。
前回のゴマカレー4の直前に追加された「overlaymultiply」と、
開催中に追加された「shared-index」を使ってなんか面白いことしたい!
っていう漠然としたやりたいことがあったんです。
「overlaymultiply」はシェル画像の乗算で、モノトーンのベースが1つあればカラー別の画像でカラーバリエーションが出来る。
「shared-index」はアニメーションがトークやサーフェス切り替え等でリセットされないから常に何か動かし続けることが出来る。
その2つを組み合わせたらなんか面白いものが作れそうだなぁって考えた結果、
恒常的に動くアニメーションの背景をカラーバリエーション豊富に作ったらいいかも!って感じです。
実装の形をさっくり説明すると、
ベースはモノトーンのsurface0~15(10は飛ばす)になっていて、
変更時はデフォルトサーフェスを選択したベースに変更しつつ表示も変更。
着せ替えとしてカラー・オブジェクト・エフェクトは選択したものへ変更するって感じになってます。
カラーの 【0】影絵 に関しては着せ替えのカラーをOFFにした状態ですね。
今回はダブルクリックのメニューですべての設定を変更できるようにしたかったので、
変更処理をした後はそのままダブルクリックのメニューを出す形にしました。
機能性を上げたくてメニューの表示も、うにゃうにゃ考えながら作ったので
わかりやすい!って感想がすごくうれしかったです!やったー!
アニメーション自体は1つに対して画像を3~5枚しか使ってないので
そこまで複雑にしていないんですけど、
一応ランダム性があるように分岐や揺れを持たせるようにしているので
飽きにくくなってるといいなぁって思って作りました。
眺めているだけでも楽しい!きれい!って言ってもらえたのはとてもうれしかったです!へへへ……。
カラーバリエーションもベースのパターンもあればあるだけいいよね!って増やしたんですけど、
やっぱり何となくモチーフや形に偏りがありますね……未熟……!
でも、感想等で好きな組み合わせを教えていただけてたりして
増やしてよかった~!になってました。チョロです。
次にコンセプトのお話。
コンセプトのメインはタイトルの通りに「Extra」、背景的な演出を提供するゴースト。
他のゴーストさんの後ろに立たせて、そのゴーストさんとの時間をよりよくする、
海をベースに雰囲気作りが出来るようにすること。
コンセプトの発端は恒常的に動くアニメーションの背景があるゴーストにしよう!って思った時に
ゴマカレーってたくさんの新規ゴーストさんが一斉に公開されるイベントだよな……?
その新規ゴーストさんをさらに引き立たせられるようなゴーストが居たら作者さんもユーザさんも嬉しいし面白いかも!
イベント外の既存ゴーストさんでも楽しんでもらえれば一石二鳥!!
みたいな感じです。雑ですね。
正直余計なお世話と言われてしまえば確かにそうです、申し訳ない…って気持ちでした。
でも、感想として発想がいいね!っていただけたので内心ほっ…としてました。
また別の狙いとしては、スクリーンショットとかでいい感じ!ってしてもらえたら、
感想の文章がなくても画像で楽しい!って伝わるから感想を見る側も出す側も
ハードルが下がるというか、イベントとしても盛り上がる率が上がるかなー?とか。
スクリーンショットってゴーストを立たせているっていうのがわかりやすくて作者は嬉しいし、
モニターの画像をパッと載せるだけなのでFAや文章よりハードルが低いかなぁって思って。
今回は海外デべさんも参加されているみたいなので、視覚的にわかるものがあるのは
双方で盛り上げられる可能性がアップしていいのでは!?みたいな感じです。
くらげ餅自身が感想を文章にまとめるのが苦手なのもあるけどね、へへ。
実際にスクリーンショットの画像を上げてもらえてて、にんまりニコニコしました。にへにへ。
海をベースにした理由は、単純に好きだからです。わはは。
しいて言うなら、水槽とか見てると癒されるので制作中も癒されるように海を選んだのかもです。
機能の一端としてBGMに水中の音やヒーリング音楽を流せるようにしようか少し迷いました。
実際に音の用意や機能実装の手間と期間を検討してやめちゃったんですけどね。
あとは背景用のゴーストとしても、一応ゴーストだからトークはあるほうがいいかな?って感じでトークや一部さわり反応もつけてました。
少女型をデフォルトサーフェス0にしてましたが、彼女/彼に性別の設定はないです。
理由としてあのゴーストは"エキストラ"なので、
男性も女性も、子供も老人も、犬猫魚鳥etc...すべてのものが該当するためです。
主役以外ならなんにでも当てはまるし、どんなものでもなれる子なのです。
主役としての個性はないのであくまで機能的なことを補助的に話す感じになってます。
それでもあの子自身を見てもらえていて、好きって言ってもらえるのはすごくうれしかったです。
ありがとうございます!
その他もろもろ!
今回のゴーストは伺アニが終わってちょっと落ち着いてから作り始めてて、
修正分あわせて制作期間がピッタリ2週間なんですよ、自分史上過去最短。
期間ゆえに妥協した部分も多々ありますが、いろんなところで感想だったり褒めてもらったりして本当にうれしかったです!
正式公開は結構後になるかもですが、出来たらしたいなぁとは考えてます。
妥協部分が内部的なシェルとメニューの汎用性なので改善してから出したいなぁって気持ちと、
後は単純にタスク抱えすぎなのである程度消化してから…って感じです。
歴代ゴーストは謎な感じの男の子と気が強めの女の子とが多いんですけど、
趣味と癖は詰め込んだゴーストを他にも公開中なので興味があれば自サイトの「雨色たまねぎ」をよろしくお願いします。
ということで、ゴーストマスカレード5!
参加者の皆様もいっぱい食べたユーザさんもお疲れ様でした!
またどこかでお会いした際はよろしくお願いします!ありがとうございました~!
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I Often Dream Of Marigolds (1061文字)
Galla
Galla here! Creator of I Often Dream Of Marigolds, or Marigold for short!
This was a very stressful and exciting project for me. Before now, I've only released ghosts as part of the Ukagaka Dream Team's Ghost Jam event as part of a team project. Marigold is the first ghost I've made that was entirely mine from start to finish!
There were a lot of unexpected complications when making Marigold. I had no idea that trying to make a transparent ghost would cause as many problems as it did! I had a very hard time getting the shell to work smoothly, and even now it sometimes displays strangely and flickers often. After so long spent testing it like that, though, I think it adds to the charm.
My goal when writing Marigold was to allow the user to have a conversation that felt more natural than answering simple yes or no questions, and I'd like to think I accomplished that. I'm very happy with how the story feels, and with the variety of responses available throughout. I hope people find a lot of replayability in trying to see how many ways each conversation can go!
For everyone that enjoyed talking with Marigold, thank you! I know that Marigold enjoyed talking with you, too!
I am accepting reviews of Marigold to post on my website, so please consider taking the time to contact me.
https://gallathegalla.github.io/gtg-ghosts/
https://twitter.com/gallathegalla
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I think so too would you think of me? (2192文字)
霧猫(霧島剛毅)
はじめましての方は、はじめまして。覚えていてくれたお久しぶりの方は、お久しぶりです。霧猫(霧島剛毅)です。
数年制作から離れていましたが、今年はゴースト制作をどうにかこうにかしたいなと思い、フリーシェルをいくつか眺めていた所に、つい先日、公開されたばかりのreve氏の素敵なフリーシェルをお借りして作成しました。
作成にあたって素敵なシェルに少しでも釣りあうように自分の精一杯出来る限りの清廉潔白なキャラクターにしようと思いました。
ですが、その割に自由勝手に設定を作ったので、リアル感がないんじゃないかと思っていました。
教会にシスターの相談室とかの仕組み自体がありえないかと思いますが、まさに相談室で美人シスターと二人きりが、このゴーストを見てくれたユーザさんへの一番の報酬のようなものなのです…。
あくまでもちろんフィクションですので、実在の教会とか団体とか個人とかとは、一切関係ありません。
そもそも現代日本かすら怪しい…むしろここは地球か…?異世界転生か…?ここは系外惑星だったかもしれねぇ…!
件の相談室のシステムは、最近、界隈でもゴーストが登場した話題のAIのChatGPTは入力した内容に対して、的を得たある程度しっかりした返答をしてくれるのに対して、天邪鬼的に何を入力しても何の返答もしない、むしろ出来ない子にしてしまおうと決めました。
ネスティナの名前の元ネタは、倉庫や工場で使われるスチールラックを物流用語で「ネスティングラック(ネステナー)」、あとプログラミングの「ネスティング(入れ子)」から来ています。FOR文などのあれです。
彼女の場合は、神を迎え入れる為の神の入れ子みたいな感じです。お悩みごとの入れ子でもあります。
これが返答は出来ないけれど保存が出来る由来です。
作者名にした金属の籠は物流のネステナーの方を見て、金属の籠みたいだなと思って使いました。自身は身軽でとても軽く移動しやすい、それでいて硬く倒れない堅牢な容れ物のイメージです。
ゴースト名の「I think so too would you think of me?」は、直訳すると「私もそう思います…私のことを思ってくれますか?」となると思うのですが、意図したのは「私もそう思いますって私に思ってくれるかな?」って意味で名付けました。
英語が苦手なので本当にそうなのかはわかりません。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらいいな…。
このゴースト名はネスティナにお悩みごとを話したユーザさんの言葉になるのかなって思います。
日本語も苦手なので本当にそうなのかはわかりません。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらいいな…。
もしくは、ネスティナの方から「私もそう思う…から私を思ってお前も信者にならないか?」という意味なのかもしれない…。
ネスティナも勧誘が苦手でよくわかってなさそうなので…。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらよくある宗教勧誘なのかな…。
うまくいってないかも…もっと良い文章があるかも…ゴースト名は英語じゃなくて日本語で良かったかもしれない…。
せっかく付けた名前なのでこのままでもいい気も少ししていて、おいおいに考えたいです。
制作が久しぶりすぎて、忘れていたりして全部の作業に四苦八苦してそもそも匿名性を気にすることも出来ないと、うんうんと唸りながらも作っていたのですが、気がついたら締め切り時間が迫っていました。
22日にシェルが公開され、26日にこのシェルで作成を決意し、実作業に当てれたのは4~5日ほどでした。
ランダムトークの量も含め、すべてのトークで読みやすい改行位置の調整、触り反応をもっと増やしたかったです。
投稿してから気づいたのですが、自分の確認ミスで手の触り反応が機能していないのも悔しい所です。
感想で胸の触り反応について言及されている方がいらっしゃって、せっかくならば、つければよかったとすこしうぐっとしました。
また、バグといえば相談の入力内容に「(17)」などの全角鉤括弧の中に数字を入れると表情が操作出来てしまうのですが、ハッと気がついたのが締め切り前夜で、これも修正出来ませんでした。
直せていないので、これは裏技です。相談内容に何をいれてるか、「(30)ミンナニハナイショダヨ」。
全体的に作業配分悪く、相談室関連の作業にかなり手を取られて、全体のバランスを取るべきでした。ネスティナの魅力を引き出せるようもっと手を加えて正式公開は出来たらしたいです。
現状は、舞台装置などの直球的な部分が占めていて、ゴーストとしての面白みを出す変化球的な部分の設定は、まったく出せていないです…。それだけシンプルなゴーストだったので結果的には匿名性が高かったかもしれません。
公開はいつになるかわかりませんが、また、その時にはどうかよろしくお願いします。
今回のゴマカレーは参加ゴーストが特に多くて、相談という名のテキスト保存が出来るだけの一発ネタゴーストなので、率直に言って感想を頂けると思えませんでした。お借りしたシェルが素敵だったからだと思いますが、感想のお言葉、絵を描いていただいたり、どれもとても嬉しかったです。ありがとうございます。
お借りしたフリーシェルの製作者のreve氏、ネスティナをちょっとでも見ていただいたすべての方々に最大の感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
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KAWAII生き物と暮らそう (1094文字)
石動蛍
「☆KAWAII いきもののひみつ☆」
さく:いするぎほたる
KAWAIIボディー:のうさぎより ひとまわり おおきい。 むりやり この おおきさに あっしゅく しているから おもいよ。
KAWAIIイヤー:とれやすいから ちゅういしよう。
KAWAIIボイス:かわいい こえで 「ミャン」と なくよ。 じごえは ひくくて しぶいよ。 じつは にほんごで はなせるよ。
KAWAIIブレイン:いつも あいされたいと かんがえているよ。 たまに しょうきに もどって じこけんおに おちいるよ。
KAWAIIマウス:しょっぱいものと あぶらっこいものと おさけが だいすき。 あまいものは にがてだよ。
KAWAIIアイ:どこにあるのか わからないけれど しりょくは いいよ。
KAWAIIストマック:にんげんが たべられる ものなら だいたい しょうか できるよ。 にんげんが たべられないものも だいたい だいじょうぶだよ。
KAWAIIハンド:しんしゅくじざいで ちからもち。 ひとひとり なげとばす くらい ぞうさもないよ。 ふだんは かよわい ふりをしているよ。
KAWAIIレッグ:じつは すばやく うごけるよ。 でも おうちが こわれるから やらないよ。
ミャーン!!!
こんにちは、はじめまして。石動蛍です。あとがきを「ミャーン」で埋め尽くそうかと思いましたが自重しました。
こんな生き物のために貴重な時間を割いてくださってありがとうございます。
・このゴーストについて
「あーーーーー!!!人生に疲れた!!かわいい生き物になって存在するだけでチヤホヤされたい!でも外見がかわいくなっても中身がかわいくないし、中身もかわいくなったらそれは私じゃないんだ!誰も私を愛さない!」
という気持ちでできています。それだけです。
生き物がヤバいやつではないかと不安に思う方もいらっしゃるようですが、ご安心ください。無駄飯食らいなだけで害はありません。まあ、人間並の知能があるくせに「ミャーン」と鳴いてペットとして飼われようとしているヤバいヤツではありますが。
・実装できなかったこと
最初は「ねえ、アルフレッド」と同じ家での別の時代のお話でした。
生き物がユーザと一緒に寝たがらないのがその名残です。
ユーザさんは幽霊が見えていないけれど、生き物には見えているので寝室に入りたがりません。
正式公開後に何か追加できればと思います。
・最後に
感想にファンアート、ありがとうございます。生き物につけられた個性的な名前にも笑ってしまいました。こんな一発ネタに貴重な時間を割いてしまっていいのですか!?ありがとうございます!
ユーザさんたちが生き物に名前をつけてかわいがっているのを見ると、だんだんこいつがかわいく見えてくる気がしました。気の所為でした。
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KEEP FROZEN (3429文字)
Galla&Zichqec
Hello! I'm Zichqec, one of the authors of "KEEP FROZEN", which I made with my friend Galla. We didn't originally plan to make a collaborative ghost for this event, but, well... I'm not naming any names, but a certain Galla may or may not have inadvertently revealed details about their ghost that gave away what they were working on, which meant that what I was working on was revealed as well, since mine was the only other English ghost. Oops!
So we deliberated for a bit, and decided that the best course of action would be to make a 3rd ghost. This would mean that mine could no longer be determined by process of elimination, and it would even disguise their own ghost again if some of the details were similar enough. We found a new idea pretty quick, "ice cube with random stuff in it", and that was that.
We were both very busy with our other projects, so we wanted to keep this one simple. We decided to have a single line of dialogue, but that dialogue would have a very large list of random elements to choose from. In the end, we came up with 300 random elements! These can combine in various ways, so depending on how you look at it, this ghost may have just 1 dialogue, or more than 26 million...! (Possibly more, depending on how you do the math.)
A lot of folks seem to have worked out that the ghost plays with the idea of "cold" being both in the sense of cold temperature, i.e. "Snow", "Ice", or "Rain", and also in the sense of a cold attitude, i.e. "Not Paying Back Money That A Friend Lent To You", or "Not Clapping At The End Of A Performance". Some of them are also downright silly! i.e. "The UFOs Trapped Deep Inside Of Glaciers", "Leaving Your Slippers Outside To Get Soggy And Wet", or "Unmittened Fingers".
(Note from Galla: We saw some creative interpretations of this line... but it was meant to be literal! "Unmittened fingers" are fingers without mittens! Nothing vulgar!)
Plenty of folks also discovered the face dressup! We didn't hide it, exactly, but we hoped people would find it in there on their own, and they did! Personally, I can't decide whether to use the face or not, since I like the cube both ways.
(Note from Galla: The ice cube is a very upbeat character! I tried to capture that in its face. It has an increasing sense of concern as it melts while still hoping you'll do the right thing and freeze it back the way it should be.)
Originally, we had planned for the goal of the ghost to be to keep your ice cube alive for as long as possible by continually freezing it. But then I had a terrible idea, which was to make it so you could collect the items from inside of the cube by melting it, and track how many of each item you collected. This changed the dynamic completely. Now there were two ways to play: have sympathy for the ice cube and keep it properly frozen, or give in to greed and melt the cube in order to collect items. Once I shared this idea, Galla wanted me to make it possible to display the collected items as well, and this is when the ghost took its final form.
I'm very glad we added this item collection aspect to the ghost! It seems like people are having fun with it, I've really enjoyed seeing the scenes that people are creating by combining KEEP FROZEN with other ghosts. We didn't have time to add all the items that we wanted, but we hope to release updates in the future with more items to collect!
Sidenote: items are collected automatically as soon as the ice cube melts! I should have made this a little clearer; the "collect item" button exists primarily to avoid a bug where if you went into the collection menu after melting, it would look like you had two of an item the first time you obtained it. It also enables you to display the puddle alone if you want to. I'll make it clearer in a later release!
Thank you very much for trying our silly ice ghost, a ghost which originally wasn't planned to happen at all. It served its purpose perfectly; the original messages that gave away our ghosts were no longer concrete evidence, so nobody suspected a thing. In the end, I'm glad it all happened the way it did!
If you'd like to see more of our work, you can find it on our websites, or on our pages on the Ukagaka Dream Team's wiki.
https://gallathegalla.github.io/gtg-ghosts/
https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/galla
https://zichqec.github.io/s-the-skeleton/
https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/zichqec
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RougeRose (745文字)
御影竜
ゴーストマスカレード5おつかれさまでした!
百合を壁になって眺めたい、御影竜です!
RougeRoseはそんな欲望を詰めたゴーストです。
2017年に公開したLux Lunae以来のゴーストなので
ぶっちゃけ、ゴーストの作り方を完璧に忘れてました……。
色んな人に見て貰えるゴーストマスカレードは素晴らしいイベントでした。
ゆるふわトークゴーストしか作ってなかったので、分岐も初めてで、
いっぱいでちゃったな……私の未熟な所……。
おかげでLux Lunae共々色々修正できます!
ありがとうございます!
さて、RougeRoseですが実は初期コンセプトは
祥子が歩志を気に入って、噛んでお屋敷に連れて帰り、
性別を選べるユーザーがどちらかの好感度を上げるものでした。
それで好きになる歩志がストックホルム症候群だし、
制作期間的にシンプルなシナリオにしようと
現行のRougeRoseになりました。
ユーザーの「男装の執事」は性別を選べる前の設定です。
RougeRoseもぼんやり眺めるゴーストにするためにあの仕様なんですが
107体もゴーストが居たので、分岐は起動イベントにすれば良かったな
と思いました。直します。
ゴーストマスカレードに当たって、さくらスクリプトでスコープ、サーフェス切り替え、ウェイトを細かく入れましたが、起動でばれましたね……。
未熟ゆえ……。
Twitterやしたらば掲示版で感想やイラストを描いていただき、
ずーっとによによしました!嬉しい!!ありがとうございます!!
うっかり自ゴのネタバレしそうだったので、ゴーストマスカレードは
これからゆっくり起動して、RougeRoseの作業のお供にします!
最期に、作業のお供に不思議な双子がゆるふわ喋ってるだけの
ゴーストLux Lunaeもよろしくお願いいたします!!
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Solus Unus et solus (1104文字)
緑音
どうもヤンデレ推進委員会の緑音です
2作目ですこんにちは
▼製作理由うんぬん
このゴーストは伺かアニバーサリーの打ち上げで誕生しました。
前回は朔夜さんの要望をゴーストにしたので(ぼうしとったら)今回はamoさんの要望を全面的に取り入れようよということで…
amoさんが「シェル描きましょうか?!」と言ってくださったのでお言葉に甘えてシェルを描いていただきました。みて!!!!この!!!!すてきな!!!!シェル!!!
いただいた要素は「ヤンデレ」「人外」「赤目」「魔法のある世界観」「人間ちゃん子供扱い」でしたがうまく表現できていたでしょうか?
割とペット扱いという感想が多くてなるほどな難しい…と思いました。よちよち…
▼シェルについて
シェルを依頼するにあたってどんな人外にしよう…?という悩みにぶち当たりました。そして安直星人なので執着が強いと言えば竜でしょ!!!という結果に…
肌色はもういっそより人外らしい色にということでこんな色になりました。赤面でより緑が濃くなる発想最高じゃないですか?本当にamoさんが天才すぎて汚いラフから色々拾ってもらえてうれぴい…
緑の肌だから緑音だってバレたら面白すぎるねと2人で話していました。こじつけだよあってるけど。
▼ゴーストについて
世界観と執着理由を考えた結果、異世界転移にしようと思いました。ちょっとネタ被りです。好きなのでしょうがないね。
魔力必須の世界で魔力のない、か弱いユーザ。魔力を奪い取ってしまう特性のため1人で生きていくことを余儀なくされた角の生えた彼。
勝手に彼は運命を感じています。
追加のちょっとした要素については世界が違えば文化も違う、右も左も分からない世界で生きていく感が出ればいいかなと思いました。
彼は意図して知識を与えないようにしているのでユーザがこの世界に詳しくなることは一生ないですが。
帰る方法?調べてないに決まってるじゃないですか。
「異世界転移ではありません」の方とは趣向を変えてユーザの発言はことごとく無くしました。
あなたがユーザです。
世界観も違います。同じ世界にしてしまうと異世界転移じゃない方の彼、魔力がすっからかんで死んでしまうので…
触り反応に好意的な意見が多くて嬉しかったです。生まれてこの方別の生き物と触れ合ったことのない生き物感が出たらいいなと思いました。
喧嘩売ってたらどうしようという方がいて笑ってしまいました、大丈夫です…!
殴った人はいるかなどうかな。
なるべく早く本公開したい気持ちです。気持ちはあります。本公開はします。
最後なにかけばいい皮からなくなってしまった…
ヤンデレゴーストもっと増えたらいいな、ヤンデレ推進委員会の緑音でした。
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Visitors from the hadal (1373文字)
黒乃月猫
「明日から日常が戻ってくるな」
「ふふ……明日からもよろしく頼むよ、少年」
皆様おはこんばんちわ、お久しぶりです、初めまして。
黒乃月猫です。ゴーストマスカレード5お疲れ様でした。
「Visitors from the hadal」の作者は私でした。
きっかけはフィーネさんがせっかく私を模してゴーストを作るというチャレンジをしているのだから、私もそれに倣って挑戦してみよう、といったものになります。
ジャンルはSF寄り、口調は硬め、自分や他人を下げない、主述をはっきりさせ簡潔に話す……。
そういったアドバイスを受け完成したのが、こちらの「水の星から来たミステリアスでフレンドリーな異星人の先輩」になります。
正直一番難しかったのは「如何に不要な表現を削ぎ落として簡潔に書くか」ですね。
「自分を下げない」や「故郷の設定の枝葉を伸ばす」は割とすんなりできたのですが、これが本当に難しかった。
トークを書く様子を見せてもらったのもありますが、無駄がない文章がすっと書けるの才能ですよ本当。
今でも言葉が多いのではって疑ってかかるトークがいくつかあります。
まだまだ先は長い……。
カテゴリがSFに移っただけで、癖としてはあまり変わっていないと思います。
みんなも好きでしょう?自分に好意を持っている年下の男性を「少年」って呼ぶ先輩(お姉さん)キャラ。
私も好きだよ。あんまり表で言わないだけで。
実を言うと、いい具合にイメージに当てはまるフリーシェルがあれば普通に胸が大きい先輩になってた可能性があります。
でも無かったんだよなぁ、眼鏡で学生服でクール寄りの感じをしたかっこいい先輩って感じのフリーシェルでおっぱい大きいの。
そんな中で見つけたのがゆみるさんの「Amethyst」で、あまりのぴったりさに「このシェルしかねぇ!」ってなりましたね。
なので水咲先輩はスレンダー美人です、泳ぎやすい体型です。
サラシ巻いてて脱いだらドーンはないです、さすがに。
ちなみに水咲先輩の身長は170はある想定です、結構長身です。
ユーザくんはだいたい160そこそこで先輩より低い想定です。
おまけに水中でも素早く動ける先輩なので、ちょっと陸上行動が苦手なだけで普通にパワーがあります。
捕まったらユーザくんは逃げられません、あーあ助からないぞ。
高身長な先輩に捕まって耳元で低めのハスキーボイスで囁かれてふにゃんふにゃんにされたい願望は人類誰しもお持ちではあると思いますが……。
……主語がでかい?そうかも?
予想の方では全然名前が挙がらずに驚いておりました。
まさか私どころかフィーネさんの名前すら挙がらないとは思わなんだ。
思ったよりも作風が融合して新境地を切り拓いていたのかもしれません。
そしてみんな「少年呼びする先輩」が好きそうで安心しました。
初回起動はどちらを選んでも展開は同じですのでご安心ください。消されませんよ。
混浴は頼んだらしてくれると思います。人間の裸体(異性)を興味津々に見てきますね。あーあ逃げられないぞ。
ユーザくんは気兼ねなく喋ることのできる数少ない相手になったのでめっちゃ距離が近いです。
多分これから廊下とかですれ違うと手を振ってくるし、昼休みにユーザくんを呼びに教室まで来るよこの先輩。
書きたいことは大体書いたので、このあたりで締めさせていただきます。
読んでくださりありがとうございました。
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mortal (1323文字)
朝霞
朝霞です。主に女性向けゴーストを作ってた人です。
「mortal」のコンセプトはファム・ファタールだったんですがなんか……なんでしょうね、この人……になりました。
彼女が愛した人間は本当に死すべき運命にあったのか、無意識に彼女によって死に導かれているのか、それともすべてがすべて偶然なのか。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
mortalという単語の意味がなんだかいいな~となったので、死の匂いがする魔性の女を作りたくなりこうなりました。
元は祖父の死の真相に迫る的なミステリ系にしてみようかと考えてましたが技量がなく……。特に初回以外ストーリーもないゴーストになりました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
顔だけは可愛く描けたと思うので顔だけ見ててください。肩から下は薄目で見てください。
苦労した点は純粋にトークが増えなかったことです。これはいつものことです。ある程度トークさせるとトークが地味に増えますがそれでも少ない。
あとちょっと長めの起動トークがあるんですが、これ何回も起こるのか?って感じなので一回切りでよかったな……になってます。こんな感じで提出した後にもっとこうすればよかったのでは!?というのが出てくるのは何故でしょうね。
他は……純粋に魔性の女ムーブは難しいな~って思いました。魔性の女に見えていれば幸いです。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
絵柄は変えようと思ったんですけれど難しいですね。色塗りは変えたつもりですが変わってないかも。
主線のペンは変えました。(ささやかな変更)
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
ユーザ設定を10代後半~22歳未満としたのは、大体そのくらいの年齢だと部活動やバイト、受験、友達付き合い……など様々な理由で、それまでよく遊びにいっていた祖父の家にも中々寄り付かなくなるのではないかと思ったからです。
あとは、誘が弟妹とユーザさんを重ねる為に彼女より年下になってもらう必要がありました。(そのためユーザさんの年齢によって彼女の弟妹の年齢は変わります)
彼女は時折こちらを惑わすような言動をしてきますが、そこに他意はなく素であれです。なんならユーザさんに対しては幼い弟妹扱いです。余計タチが悪い。無自覚に相手を堕として最後には死に追いやってしまうようなイメージを表現できていればいいなぁと思います。
でも大体のトークがユーザさんの祖父の話とか当たり障りのない話なので運が良ければ(?)普通のお姉さんです。
実装したかったところといえば、専用バルーンにしようかな……と思っていたけれどいいデザインが思いつかず断念しました。なんかいい感じに黒いバルーンが合うんじゃないかなと思います。レースっぽいのとか。
あと起動時に天気を決めてそれ関係のトークいれようかなと思ってやりませんでした。
この人に触り反応をつけるのはなんかやばい気がしたのでついていません。といいつつ特にやばくない触り反応が正式公開時にさらっとついている可能性はあります。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
シェルや雰囲気を良いと言ってもらえてるのを見てすごく嬉しかったです!ありがとうございます!
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●っちなおねいさん (260文字)
マサモト
二度目の参加です。マサモトです。
●っちな一発ネタです。おねいさんなのでデベ名はSHINCHAN。kero名はオラでした。
ふと頭に浮かんだネタをそのまま作成しました。
くすっとしてもらえたらいいなあと思ってましたが、感想を見るとしてもらえてたようで良かったです。
胸の触り反応は割と悩んでいたのですが、●っちになるのでやめました。全年齢ゴーストなので。匿名への努力は、自分にしては句読点を増やしたくらいです。
このおねいさんも健全なゴーストですが、サイトでも健全なゴーストばかり配布してます。
よろしくお願いします。
「2662.」http://2662.tyabo.com/
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「world end endoll」 (318文字)
のなめ
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
ロックバンドのライブ最中に思いつきました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
特に苦労はありませんでした。(見たままのゴーストですので)
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
特にないのですが、トークを書かないことで中身を作ったのが違う人だと思わせたかったです。
絵はそのまま私です。何も意識せず描きました。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分な
もっとトーク数があればよかったのですが、結構ギリギリに作り始めたのであんな感じです。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
思ってたより感想をいただきました。
何故傘を持っているのか?それは、かっこいいからです。
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「お誕生日おめでとう!」 (2229文字)
ホウ酸
プレゼントを選べるタイプの誕生日イベントって、絶対に最初は指輪とかアクセサリーを選んでしまいますよね。こんにちは、ケーキは嘘ことホウ酸です。
○中身作るときの話
・このゴーストを作ろうと思ったきっかけはですね、私がず~っと抱えてた思いつきを実現させるためなんですよ。フリーシェル公開しといて自分でそれを使ったら、まさかそのシェルの作者だとは思わないだろう、という。これはわりと効果がありそうだとずっと思ってたんですが、今まで誰も実践していなかったので今回私がやりました。でもこれやるなら百合ゴしか作れない私じゃない人のほうが効果が高まったのではないか……という気もしてしまいますけどね。
・なのでこのゴーストのコンセプトはもシェルに合わせて適当にでっちあげた一発ネタです。フリーシェルを作るときに、なんにでも合うようニュートラルになれ! と思いつつ描いたので、そのポテンシャルを活かそうと思ってこういう形になったんですね。
・伺かゴーストでいろんな姿を見られるといえば、やっぱり日付イベントですよね。大量の選択肢が襲いかかってきてどれを選ぶか迷う。そういうイメージが私の中にあったので、一番やりやすそうな誕生日イベントをメインに据えたゴーストを作ることにしました。でもなんか、蓋を開けてみればそん~なにいろんな姿は見れてない気もする。あんまりいろんな表情のパターン使えなかったですね。不思議と。
・いろんなプレゼントとそれに付随する関係性があるわけですけど、このプレゼントを考えるのがまあ大変だった。こういう関係性が欲しいな~、というのはすぐ思いついたんですよ。でもその関係性に繋がりそうなプレゼントを考えるのが大変ったらない。だいたい普通のゴーストでプレゼント3つ考えるのでさえ大変なのに、何を思って14個も考えようとか思いついたのか。狂ってましたね。
・でもそれより大変だったのは各関係性のランダムトークを書くことでした。一発ネタだし各関係性ごとにトーク5個くらいあれば十分だよね~! とか思って書き始めたんですが、計算ができないせいで14個ある関係性に各5個書くとなると合計で70個書かないといけないということに中盤まで気付きませんでした。70ってなんだよ。バカじゃん。ちゃんとしたゴーストニ個分ですよ。でもそれより何よりキツかったのは70個書いた後それら全部に表情付けをしないといけないことだったんですけどね。ずっと苦しみながら作られてるな、このゴースト。
○ネタバレとか裏設定とか
・これは裏設定にするかどうか迷ってることなんですけど、ほんとは途中までもう一個プレゼント選択肢があったんですよ。14って半端でしょう。何個か関係性見た後に一個だけ選択肢が増えるようにしようと思ってたんですよね。で、そのプレゼントから見られる関係性というのが、演劇部の部長と副部長、ってのにしようと思ってたんです。それで、これ以外の関係性はぜんぶこの演劇部員の世界線の二人がやってる即興劇、ということにしようと。ありがちなどんでん返しですよね。とはいえオチがつくし悪くはないかなあと思ってたんですが、これをやると他の関係性がなんか添え物というか、ごみみたいになってしまうような気もしたんですよね。それで消したんですけど。正式公開するときに追加しようかなあ……どうしようかなあ……と未だに悩んでます。報告でした。
○匿名性のための工夫
・まあ最初に言ったんですけど、フリーシェルを作っといて自分で使うという、これ以外何もしてないです。意味ないな我ながら。選べる関係性のラインナップも私の好みまんまですし、キャラの性格とかも全部私の手癖です。片手落ちもいいところですね。
・あ、でもディレクトリ名だけはちょっと気を遣いましたね。私のゴーストのディレクトリ名って、なんかこう、「なんとか_かんとか」みたいのが多いんですよ。今回出した他のゴーストで言うと、"Seduction_Xanadu_Friend"とか、"Broom_in_Memories"とかね。かっこいいから。でもふとこのゴーストのディレクトリ名考えるときにこればっかだとバレるかな~、と思って、もっと適当な感じのにしました。はたしてこれだけの工夫にどれだけの意味があるのか……。という気もしますが……。
○感想の感想とか
・なんかこのゴーストニ回目以降呼び出そうとしても出てこなくないですか? なにこれ? 交代すれば普通に出てくるんですけど。なんか変なバグ残っちゃってて申し訳ないですね……。というこの文章を書きながら検証してるんですが、一回SSP終了してからだとまた呼び出せますね。なんだろう。公開当初のSSP同梱版だからかな~? と思って新しいのをダウンロードし直してみたんですけどまだバグってますね。正式公開で直せるかなこれ……?
・ハピバ子というユーザ名にウケてる方がいてよかったです。ダダスベってたらやだなとずっと思ってたから。普段あんまりね~、初期ユーザ名でボケるということをしないんですけど、このゴーストは一発ネタもいいところだしいいかな、と思ってボケました。楽しいもんですね、ボケるってのは。ありがとうございました。
○創作の宣伝
・ウカプラス2に百合漫画を寄稿してるので買って読んでください!!!!!!!!!!まだ通販在庫が残ってるみたいです!!!!!!!!!買って!!!!!!!!!!!!
そんな感じです。ケーキは嘘ことホウ酸でした。
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「百合にならないと出られない部屋」普及委員会 (171文字)
坂
どうも、坂です。
ゴースト同士の百合が見たい、ゆるい百合が好き、スナック感覚で押し倒していい。この三つの欲望だけで作りました。欲望は大事です。
作っていてこれは百合なのか…? と疑問に思う瞬間があったので、これは百合です! と認定してくれる百合公爵に来て頂きました。百合公爵が百合だと認定すればなんでも百合になります。すごく便利。ありがとう百合公爵。
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【二次創作】宇宙船スペースイーグル号 (503文字)
祭屋ウタゲ
そんなゲームは存在しない。
はい。ウタゲ君でした。
元々最初に作ろうと思ってたのが「実際には存在しないレトロゲームの妄想にとらわれているおじさんゴースト」だったんですが、よく知らんゲームの話を延々してくるおじさんよりはよく知らんゲームの話をしてくるケモ耳娘の方が良いですよね。
正直な話このゴーストのトーク作るの滅茶苦茶楽しかったです。
胡乱な話書くの滅茶苦茶楽しい~!
実際には存在しないレトロゲームの妄想にとらわれているおじさんゴーストは僕だった…?
ちなみにスターフライヤーは福岡県にある航空会社です。検索した時のノイズになるように同じ名前にしてみました。
本当は攻略サイトみたいなのも作っておけばよかったです。PCエンジンゲームソフト一覧みたいなサイト作って、そこにしれっと混ぜとこうかなとか思ったんですが、怒られるかもしれないからやめときました。
今になってはマジでやっとけばよかったと思ってます。でも怒られるから…
感想とかあっちこっちで書いててくれてありがとうございます。
みんなちゃんと一回ググってウソかホントか確認出来てえらい!
シェルを作ってくれた穂積君さんにもスペシャルサンクスです。
ケモ耳とロボはいいぞ。
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あおぞら落としの幽霊 (1557文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
学校、幽霊、向日葵の要素を入れたゴーストが作りたいと思い立ってから幾数年という感じだったこと、昨年春が舞台のゴーストで参加させて頂いたことなどから、マスカレード5があったら今度は夏が舞台のゴーストでお邪魔しよう と心に決めていました。
最初は死んでしまった太陽みたいに明るい幼馴染と夢うつつの世界で再会する、というものにしたかったのですが上手くまとめられず、迷走して試行錯誤するうち 一見明るそう見えて内面にどろどろしたものを抱えた幽霊と淡々とお喋りするような、今のかたちに落ち着きました。
昨年4に出した「晴れ晴れにはなびら」のはなびらという女の子と真逆の性質にしたかったのですが、最初考えていた「明るい!」というイメージとは違うベクトルで、しっかり真逆の性質の子になったのではないかなとも思います。
◆キャラクターについて
明日香青色(あすか-あおいろ)と言います。旧校舎の幽霊で七不思議。姿かたちは中学生くらいです。
今は指切りの約束があるのである程度抑えられていますが、生前から静かに穏やかに短気です。自分自身がどうしたいかどう在りたいかが一番大事。やるってことはやり返していいし、やり返される覚悟があるからやっているんだよね、と相手の返事を待たずに解釈するタイプ。
本人が死因について詳しいことを言及しないのは「思い出すとイライラするから」。
人間じゃない存在になり果てても、ずっと底にどろどろの人間らしさがあるのは その人間らしさこそが彼女を彼女たらしめている所以だからなのかなと思います。
復讐したい相手には復讐し終わっているのですが(殺している・酷い怪我を負わせている・精神を壊して廃人にしている等々)、その代償でどこまでも黒い感情が抑えられなくなって 校舎に入ろうとした人間をみんな招き入れては同じように害していた過去があります。
でもある日、同じように校舎に招き入れた幼い頃のユーザさんに言われた言葉でふっと我に返り、「じゃあ辞めようかな」と約束の指切りをして人を害するのをぱたりと辞めました。
抑えているだけで変わっていないので、どこかで絶対に暴発します。本人もたくさん人を害した自分に穏やかな時間が続くのは筋違いだし、いつか暴発してどろどろの化け物になるのが正しいと思っています(そもそも自分が選んだ道なので後悔はない)。
「ほら、よくあるでしょ」
「きみじゃなくてもよかったかもだけど あのときあたしにそう言ったのはきみだったんだよ」
◆感想について
素敵な感想やイラストなど、本当にありがとうございました!鳴らの気配を感じる……と予想に名前を出して頂いたこと、シェルやバルーンの一体感ある雰囲気が綺麗だと言って頂けたこと、幽霊らしい不穏な演出が良いと言って頂けたこと、全部とてもうれしかったです……!
(シェルとバルーンの雰囲気を合わせられたかどうかがこっそり不安だったので、好評いただけて安心していました。よかった!)
辛くなったときに見返してパワーを頂こうと思います。重ね重ね感謝です。
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
青空映す旧校舎での邂逅を、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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あまいたまねぎとにがいチョコ (1556文字)
しゅうこ
はじめまして。「あまいたまねぎとにがいチョコ」作者のしゅうこと申します。
たまちゃんちょこちゃんとお友達になってくれたユーザの皆さんに感謝です!
突然ですが皆さんは「高校生の頃楽しかったことは?」って聞かれたらどう答えますか?
部活とか文化祭とか体育祭とかあまずっぺー恋愛とか、人によっていろいろな答えがあると思います。
私の場合は「友達と放課後になんかいっぱい喋ってたこと」でした。
正直その時喋ってた内容なんてもう覚えていないのですが(多分ほとんどがマジでどうでもいい話)それでも気の合う友達と放課後に集まってテキトーなこと喋って笑ってたあの時間が一番楽しかったな~と思うのです。
「あまたまにがチョコ」ではそんな感じの雰囲気をちょこっと混ぜてみたつもりなので、それがなんとなく伝わってたらうれしいな~と思います。
ちなみにほんとの一番最初はもっと女の子っぽいキャピキャピトークばっかりの予定だったのですが、私がキャピキャピしていないのでまったくトークが書けませんでした。
○ゴースト名について
辛いと思って食べた玉ねぎが意外と甘かったとか、甘いと思って食べたチョコがめっちゃ苦かったとか、あるじゃないですか。
たまちょこのことです。見た目と中身が違うこともあるよね~、ということです。
そういえばどっちも本物のカレーに入れたりしますよね。これはマジで偶然です。
○たまちょこについて
たまちゃんこと玉城紗季は小さいころから同年代の子たちより背が高く、そのことを男の子にからかわれていました。
本人は出来るだけ気にしないようにしていましたが、お気に入りのリボンのついた服を着た日に「服が似合ってない」と言われ、それに大きなショックを受けてしまいます。それからたまちゃんはなんとなく自分の好きな可愛いものを遠慮するようになってしまいました。
高校生になってその男の子と関わることは無くなりましたが、それでも遠慮グセはなおりませんでした。そんな時に出席番号が隣だったちょこちゃんと出会います。
ちょこちゃんやユーザに背中を押されて、ある時は一緒に手を引いてくれたおかげで、たまちゃんは少しずつ自分の好きなものを遠慮しないようになりました。
彼女の部屋には前よりお気に入りの可愛い小物が増えたみたいです。
ちょこちゃんこと千代崎るみ子には3つ上の兄と5つ下の弟がいます。わんぱくな男兄弟に挟まれたちょこちゃんは本人もわんぱくに育ちました。
ちょこちゃんの家の壁には今でも小さいころのきょうだいげんかによって開けられた穴があるとかないとか。
自分が可愛いと思ったものをよく身に着ける彼女ですが、実は兄弟の影響でカッコイイものも大好きです。実際今の彼女の通学かばんにはふわふわのマスコットと一緒に旅行先でよく見る剣のキーホルダーがぶら下がっています。
ちなみに最初はもっと毒舌というか、サバサバして口の悪い感じでした。(にがいチョコのにがい成分です)
○そのほか
作者名を最初「おむすびどっこいもぐもぐ太郎」にしてました。
はしゃぎすぎかなと思って変えましたが全然そんなことなさそうでしたね。
ゴーストマスカレード、おもしろそうだな~いつか混ざってみたいな~と思ってたらもう5回目になってました。
今回やっと参加することが出来てとっても楽しかったです!
自分の作ったものに反応をもらうということに慣れてなさすぎてしばらく興奮で眠れぬ夜を過ごしました。
絵も感想もとっても嬉しかったです!本当にありがとうございました!
実は過去に2体ゴースト出してます。
女性向け男性ソロゴーストの「合縁奇縁」
メタギャグごったまぜなんでもありのしっちゃかめっちゃかゴースト「スカートめくり対策本部」
両方とも人を選ぶものだし絵も古いのでちょっと恥ずかしいですが、興味のある方はよろしくお願いします。
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うさみ (364文字)
マサモト
マサモトです。こちらが二体目です。
参加一体目は「●っちなおねいさん」です。
「●っちなおねいさん」用のシェルをさがしていたら可愛い動物シェルがあり、かわいいなにかを作りたいなあ、とうさこさんをダウンロードしていました。
うさぎは飼ったことないですが可愛いですね。後ろ足でダンダンしてるのかわいい。
彼/彼女は「うさぎ」関連の情報を全部内包した概念的存在という、ゆるい設定です。
雑学でトークをなんとか増やしたのですが、うさぎのどこを触って良いのか調べる時間がなく、触り反応がなくなったのは心残りでした。
感想で可愛いと言っていただけて嬉しかったです。
語尾は「ウサ」にしようと思ってましたが、なんとなくしまらなかったのでカタカナのみになりましたとサ。
サイトで他にマスコットぽいゴーストも多分配布してます。
よろしくお願いするサ!
「2662.」http://2662.tyabo.com/
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おなかすいたにゃ! (619文字)
くずもち
アウトローなとろろことくずもちです。
提出した3作の中では、最初に思いつき最初に提出したゴーストになります。コンセプトは「気軽に呼べる猫ちゃんゴーストがゴマカレーにいたらわたしが嬉しい!」でした。
にゃーは人間さんが大好きです。おいしいものを食べたい!の気持ちのほかに、人間さんと同じものが食べたいみたいです。
猫らしくかわいさ全振りのトークを描いたつもりですが、少しアホの子になった気もします。トーク内の"お風呂のツルツルの壁"は鏡で、にゃーは自分に向かって威嚇してます。おお猫よ…。
同時公開ではあるのですが、実質にゃーがわたしの初めて公開したゴーストになります。凝ったことができずほぼランダムトークオンリーになりましたが、とても多くの方に触れていただき感激です。
匿名期間中もにゃーを立たせてくださった方々の感想を拝見していたのですが(本当にありがとうございます!)、ご飯をあげるコマンドを求められていて愛!と思いました。よかったねにゃー…。
また、実はバニッシュトークを書くつもりで構想をしていましたが後からゴマカレー5はバニッシュ禁止だ!?と気付き…。
にゃーは虹の橋を渡るために待っており、バニッシュで人間さんのお迎えが来て虹の橋を一緒に渡ろう!ハピエン!という構想でした。一部のトークにはその名残がちょっとあります。
あくまで初期構想なので、にゃーはすやすや夢を見てるだけかもしれませんね。
にゃーと出会ってくださってありがとうございました!
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かすむ朝焼け (1111文字)
ねろーる
「かすむ朝焼け」の作者ねろーるです。
「お前はこんな作風の人間じゃないだろ!?」って言いたいそこのあなた!
分かる、ねろーるもそう思う。
鳴らさんのフリーシェル「朝焼けレモン」がめちゃくちゃかわいくて僕はもうどうにかなってしまいそうです!
どうにかなってしまった結果がこちらです!
朝芽ちゃんはシェルの印象にめちゃくちゃキャラを引っ張られ、じっとりどんよりとしていた原案からは完全に別人になりました。
またゴーストタイトルの「かすむ朝焼け」も名前がフリーシェル名のにめちゃくちゃ引っ張られたことに提出した後で気が付きました……。
朝焼けは本来ならば希望を彷彿させるものでしょうが、朝芽ちゃんにその日の光が届く日はいつになるのか。
もともとは方向性はそのまま、先行きの見通せない雨をイメージした根暗気味なゴーストにする予定で、ゴーストタイトルもキャラ名も雨にちなんだものになるはずでした。
朝芽ちゃんの名前も本来は「朝雨」と書いて「あさめ」の予定だったのです。
……だったのですが、シェルをこれにしようと決めてからはあれよあれよと重苦しい雰囲気からパッと見はポジティブな方向に転がっていき、気が付けばゴーストタイトルまで浸食されていました。
こんな子を中身まで暗くするのはしのびないと悩んでいたところ、日高朝芽などと前向きな名前が降ってきました。
朝芽ちゃんのお話に登場するお兄ちゃんですが、お兄ちゃんの言葉からねろーるの承認欲求が若干漏れ出ています。
なお、朝芽ちゃんのお母さんはフィクションです。
……朝芽ちゃんのお母さんは、フィクションです。
あの人の思考や行動をエミュレートするのは精神的にとてもつらいのでもうやりたくありません!
元々のユーザーの設定は「なぜか相談室にいた同級生」にするつもりでした。
わたしは同級生同士の青く甘酸っぱい関係が大好物だからです。
……だったのですが、そこから発展する関係性やらなんやらを考えだすと形に出来そうになかったので「先生」にご登場願いました。
先生と学生として世代を明確に分けることで割り切った関係が作れたのは作る側としてはとても便利でした。
最近はめっきりその存在を見かけなくなった「高校以上、大学未満の謎の高等教育機関」を舞台にすることで、ふたりの関係性についてもおおらかな余裕をもたせたつもりですが、リドミに一行書いた以外何も本筋で説明が無く、舞台設定としても活かせていないのが悔しいところです。
さめちゃんはこれから色々な体験をして、そのたびに壁にぶつかり、足を取られ、袖を引かれ、悔しい事もたくさんあるかもしれません。
でもきっといつか、さめちゃんの世界を真っ赤な朝焼けが照らす日が訪れることを僕は願います。
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かつて嫌ゴと呼ばれたけれど (1456文字)
ハコ
・はじめに
どうも「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」の作者のハコです。
ゴーストマスカレード5に2作引っ提げて参加させてもらいました。
それではあとがきはじめます。
・ゴースト作成の時のあれこれ話
今までのゴーストマスカレードで色んなゴーストを見てきた時に思い付いたんです。
色んなゴーストたくさんなほど、色んな大きさで溢れているなぁって。
自分のパソコンじゃ大きなゴーストさんでも他の人のパソコンだとそうでもないって知った時
とあることが頭を浮かびました。
「そういえば昔は画面に入りきらない程の大きなゴーストとかいたなぁ…」って。
感想で言われてたんですけど「でかにしき」さんとかがまさにそれです、このゴーストのモデルさんです。参考にさせてもらいました。
かつてはそれほど大きくもなかったデスクトップを占領できてたのに
今ではそんなこともなく、試しに起動してみてもなんてことなくデスクトップの片隅でちょこんと。
少し時代の変化にしんみりしながらもそれでも変わらず嫌ゴとしてデカい顔してみる。
そんな感じで出来上がったゴーストが「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」です。
ゴースト作成時に気を付けたのは嫌ゴすぎないようにすることでした。
正直言ってあんまり嫌がらせ要素付け過ぎても人が離れちゃいますし。
せっかくのお祭りなんですもん、楽しい顔してもらいたいですよ。
だからタイトルには嫌ゴという単語を使ってますけど嫌ゴ要素はデカいだけです、シンプル!一発ネタ!
でも一発ネタだけで終わるのも味気ないから小さくなるシェルも作ってやったらぁ!
なんかデカいという持ち味なくしてるような気もするけど気にしない!
シェルを変えると分かるんですけど半脱ぎ着ぐるみバニーって正直どうなんでしょうね。
とりあえず見た目とか服装は趣味で描いてみたけど
いったいどんな層にウケるのだろうか…。
そういえばシェルの触り反応で着ぐるみとバニースーツの隙間なんていう
よく分からない反応箇所を作ってあったんですけど気づいた人はいるのかな?
・キャラクター設定の裏話的なやつ
特に裏話的なものはないですけどひとつだけ…
実はこのゴーストと今回お出ししたもう一つのゴーストは繋がっています。
もう一つのゴーストの登場人物の一人が「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」の登場しない元相方です。
・ゴーストマスカレード中に頂いた感想とか
一昔前のデカいだけの嫌ゴだけどちゃんと感想貰えるかビクビクしてましたけど
感想ちゃんと貰えてよかった!
デカいとかコンパクトとか人それぞれなのが面白いですね。
これだけデスクトップの大きさが人によってまちまちに違うんだから
やっぱりデカさで勝負する系嫌ゴは嫌ゴ環境最弱なのでは…?
こうなれば謎技術でデスクトップに合わせて強制的にシェル倍率を調節する機能を…
そんな機能どうすればいいか分からないからやっぱりいいや。
頂いた感想にバルーン位置で笑ったとかありましたねー。
あれはまあ…はい、確信犯です。
元々は人によってはもしかしたらシェルがデカいせいでバルーン位置が変な所に行ったら困るから
意図的に初期バルーン位置を内側に移動させました。
その時になんかいい感じに目隠し?いや、バルーンサングラスになっちゃって
なんとなく面白かったのでそのまま通しました。
・おわりに
「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」ともう一つのゴーストはそのうちサイトで本公開する予定です。
もし気になってインストールして起動してくれたら嬉しいです。
ここまであとがきを見てくれてありがとうございました!
それではー。
あとがきおわる
【箱入庭園】 http://hakoiri.so.land.to/
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ぐちぐちさんがくる! (895文字)
wahoge
小学校の数だけ花子さんがいる。
皆様の通っていた小学校のトイレにはどんな花子さんがいたでしょうか?
私の通っていた小学校では花子さんの噂を聞く事はついぞありませんでした。
さて、かつてトイレの花子さんを題材にしたニッチ狙い(とreadmeに書いてあった)の素晴らしいゴーストが公開された事がありまして、
そのニッチ狙い(とreadmeの下の方に書いてあった)が今日に至るまで私の魂魄には深々と突き刺さっており、
しかしながら、待てど暮らせどトイレの花子さんのゴーストが増える気配がないので、
それならば「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」の精神の
「やってみせ」の部分を私が担当せんと今回奮い立たたせていただいた次第なのですが、
どうにも捻くれ者のやる事はどうあっても捻くれた結果を誘引してしまうようで、
何だか色々捏ね繰り回している内にそもそもトイレの花子さんではなくなってしまいました。
そうして生まれたのが本作、ぐちぐちさんがくる!です。
今回、現実の方の事情等も相まってこのあとがきを描いている段階ではまだまだ本企画を周りきれていないのですが、
果たして、今回のゴーストマスカレードにはトイレの花子さん系ゴーストは登場していたのでしょうか?
皆様のご感想を拝見した限りだとどうもゼロだったような気がします。
その代わりと言っては何ですが、口裂け女さんがコンビで増えていましたね。
口裂け女のアンカートークでニッチな需要とか言ってて申し訳ありません。そんなつもりでは。デザインからトーク、構成に至るまで諸々素晴らしかったです。
前述の通り、本作は本末を転倒してしまっているので
ぐちぐちさんを機にトイレの花子さんゴーストが増える事はないと思います。
しかしながら、叶わないと思った事がポンと叶う事がある事もまた世の常ですので
いずれ第二、第三の花子さんがデスクトップに現れる日が来る事もあるかもしれません。
他力本願の極みになりますが、いつか棚から牡丹餅が落ちて来る時を草葉の陰で夢見させていただこうかと思います。
ないか。
以上です。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは。
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こっくりちゃん (1620文字)
ハコ
・はじめに
はい、「こっくりちゃん」を作ったハコです。
今回もゴーストマスカレードに参加しました。
それではあとがきスタートです。
・ゴースト作成の時のあれこれ話
この頷きゴースト「こっくりちゃん」は最初作られる予定はありませんでした。
正直もう一つのゴーストだけ作ってそれで終わりのはずでした。
ですがたまたま聞いたラジオのネタで「無口だけど身振り手振りで感情表現する恋人」なんてネタを聞いた時に
このゴーストのアイデアがふつふつと湧いてきました。
そうして誕生したのがこっくりちゃんこと宇奈月こくりです。
始めは無口なこっくりちゃんと理解ある彼氏面ユーザーのやりとり云々なゴーストだったのですが
なんかこう…作りづらい!?話が繋げづらい!こっくりちゃんが無口すぎて致命的に\0側に向いてないし!?
どうしよ…やっぱり作るの諦めようか…いやここまで作ったのなら作りたいし。
こうなれば…話作りやすいキャラ作るか。
こうして新たに参戦したのが千葉ナコことバナコさんです。
その際に理解ある彼氏面ユーザーはオミットされました、話の作りやすさの犠牲になってごめんね。
バナコさんは無口なこっくりちゃんに代わりアレコレ話題振る役です。
何かに付けて「~っていいよね…。」これにこっくりちゃんがこくりと頷いて反応する、トークの流れ出来た!
こんな感じで頷いたり頷かなかったりして感情表現を駆使してやりとりする
ゴースト「こっくりちゃん」が誕生したんです!
・キャラクター設定の裏話的なやつ
ここから先は知っておいたら得するのかもしれないし得しない設定サラサラします。
こっくりちゃんについて
こっくりちゃんは…特に凄い何かがあるわけではありません。
ちょっと中学生くらいの年齢で親とちょっと距離感が分からなくなる年頃な女の子です。
あとこっくりちゃんではあるけどこっくりさんとは一切関係ありません、たぶん。
でもゴースト作っている時にこっくりさん要素でも混ぜようかなと思っていたのは内緒です。
あんまり設定を渋滞させて混ぜ混ぜしてもよくなるわけではないですし。
バナコさんについて
謎のおねえさん、大学生くらいだそうです。 あやしいですね。
過去に誰かと何かをやっていたけど嫌気が刺して今のバイトやらよく分からない撮影やらで食いつないで生活している
何に向かって今を生きているんだろうと悩み多き女性です。
実はすさまじく飽きっぽい、というより熱が冷めやすくてすぐ意欲をなくす性格。
気を抜くと一気に無気力になり時間を無駄に浪費して人生を台無しにしてしまう人です。
だけどこの性分は初めからこんなではなく過去にやっていた何かを辞めてしばらく経った辺りから発覚したとか。
本人いわく「なんか私、どんどん年寄りみたいになってきちゃったかも…」
よく「~っていいよね…。」と口癖のように言うが
これは常に意欲を保とうとして無気力感に苛まれないように無意識の自衛でもある。
こっくりちゃんに出会ってからは多少は良くなってきている。
こっくりちゃんはバナコさんによく会いたがるが
もしかしたらこっくりちゃんよりバナコさんの方が遥かに会いたがっているかもしれない。
・ゴーストマスカレード中に頂いた感想とか
「こっくりちゃん」ってタイトル名のおかげでホラーと勘違い続出でしたね。
やっぱりこっくりさん要素を取り入れるべきだったかな?
こっくりちゃんには狐耳を追加しておくべきか…。
あとこっくりちゃんのこっくりっぷりが好評でよかった!
頷きサーフェスがある意味一番面倒だったから作ってよかった。
ユーザーが存在してないのは…一応ユーザーは存在はしています。
ただちょっと干渉が全然出来ないだけです、バナコさんには地味に存在を観測されてますけど。
・おわりに
「こっくりちゃん」ともう一つのゴーストは後々にサイトで本公開する予定です。
気が向いて手に取ってくれたら嬉しいです。
ここまであとがきを見てくれてありがとうございました!
それではー。
あとがきおわる
【箱入庭園】 http://hakoiri.so.land.to/
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しゅくだいが おわりません。 (259文字)
mk
前回のゴーストマスカレードではお米の消費を上げるべくおにぎりゴーストを出したのですが今回は皆様にさっさと宿題を終わらせてもらいたくてゴーストを作りました。
宿題やってください。
毎回、ランダムトークだけかな?って感想をもらっている気がしたのでreadmeにランダムトーク100%ってちゃんと書きました。書いてよかったです。
半分くらい作った後放置していたのですが、y作さんに「シェル描くよ」とお声がけをいただいたので無事に完成しました。インテリなイケメンを描いていただき本当にありがとうございます。
これで宿題が捗りますね!!
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そこになにかがいる (201文字)
祭屋ウタゲ
ウタゲ君です。
今回、「シェルも自分で作ってやらあ!」みたいなことを言ったんですが、冷静に考えてまともに絵が描けないことに気づいたので苦肉の策です。
本当はもっとホラーっぽくしようかなって思ってたんです。でも手癖で作ってたらこうなりました。仕方ないですよね。
あと奇特な方が作者名までしっかり見てくださったようでありがとうございます。ちょっと前にバイオハザードやってたんです。つまりそういう事です。
かゆい
うま
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てす子さんはわからない (903文字)
mkbt
かわいい女の子のゴーストでした。
……はたして、かわいいだけですかね?
・作品の方向性
「何にもなれないこと自体が苦しい人たち」の最大公約数…をぼんやりと想定して作ってました。
別に、当時の自分が深刻に悩んでた訳ではないですね……?
私の作風でめった扱わないもので、かつ私が書けそうなテーマ…といった感じで、この方向性になったんじゃないでしょうか。
「何にもなれない」「何かになりたい」とは、よくある悩みの話ですね。
……よくあるって事は誰でも躓いて苦しんで苦しむし傷も深くなりやすい話ですが。
見直してみれば、あまりにも全方位に拡散自爆なトークを繰り広げるな?と思ったので、提出直前に注意書きを追加しました。
めんどくさいかわいい女の子っぽく(当社比)作ったつもりではあったので、刺さってる方がいてくれて嬉しいですね……。
表情などに関しても、加筆して追加した分がより印象に残ってたり嬉しかったです。
・小ネタ
執筆時点でバレてない小ネタというか…ゴーストを起動してるだけではわからない部分では、
通常ゴーストの相方にあたるサーフェスの名前、フォルダ名…などでしょうか。
・他
メニューにあるとおり、テンション(?)の乱高下があり、触り反応やトークが変化したりします。
おお、なんてことだ。私が制作したゴーストでは珍しい部類の分岐だ。
色々と機能が凝ってて我ながらえらいと思います。
シェルはキャラクターなんとか機の少女セットを使わせていただきました。
「フリーシェルや素材を使わせていただくなら、せっかくなら!」と、
ゴーストに合うように加工してパーツとかアレコレしたい気持ちが強く、色々と加工して表情の幅をふやしました。
トークと表情は片方が増えればもう片方も増えますからね。
言及していただけるくらい印象に残ったようでよかったです。
(正直それもこれも素晴らしい元のセットがあってこそ… フリーライドだという自覚……)
・匿名性
とくに考えずに作りましたね……。
こういうゴーストを作ること自体がカモフラージュになってしまうので……
ハハハ。まるで私がまっとうな美少女作るのが苦手みたいじゃないですか。
……苦手ですね?
普段の作風は、コチラからチェックだ!
http://wei.xxxxxxxx.jp/ghost/main.html
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でぃぐだほー! (1132文字)
みかみ
死体を埋めるための穴を掘っていたらブラジルまで行っちゃった……みたいなゴーストが作りたくて作りました。
たくさん掘ってくれてありがとうございます。ブラジルには辿り着けましたか?
私は3連続で巨女に食べられました。
<仕様の話>
最初は真面目に埋める場所を選択したり、埋める深さも計算して死体埋め成功・失敗ができるゲームにしようと思っていたのですが、ワンクリックで好きなだけ掘れる方が絶対楽しい。私はそう。と思って好きなだけ掘れるようにしました。楽しい!
レベル上げもきちんと経験値から計算しようと思ったのですが、レベルは冗談みたいに上がる方が絶対楽しい。私はそう。と思ってめちゃくちゃ上がるようにしました。楽しい!
ターン数も少なめから始める予定でしたが、イベントとエンディングを作りすぎてちまちま掘るのがストレスになったので、最初からたくさん掘れるようにしました。たくさん掘ってね!
掘るのが目的なら死体埋めでなくても良いのでは? …………ほんとだ?!
できるだけストレスがかからないような設計にしたつもりですが、どうだったでしょうか。メニューも毎回気をつけて作っているので、見やすいと言って貰えると本当に嬉しいです。ありがとうございます!
<イベントの話>
これでも割とセーブしました。もっと不法投棄したい。
音を付けたのは、目を離していても終わったのが分かると便利だなーと思ったからです。悪ノリで増えました。「声」は私もやかましくて好きです。好きって言って貰えて嬉しいイエーーーーーイ! 素敵な効果音はすべて【効果音ラボ】様(https://soundeffect-lab.info/sound/anime/)からお借りしております。ありとあらゆる効果音がありますので、ご入用の方は是非!
<ランダムトークの話>
ショベルで掘るのも土の気持ちになって好き放題掘られるのもえっちだよね! と思ってえっち寄りです。えっちじゃない? そんな。
<立ち絵の話>
ランダムトークがえっちなら立ち絵もえっちがいいと思ってえっちにしました。えっちだと言って貰えてとても嬉しいです。ありがとうございます。
ちなみに悪魔はボレロとフリルとレース以外は紐しか身につけておりません。痴女です。色がないので分かりづらいですが胸も布はないです。あれは紐。腰の下のやつも紐。痴女です。
<キャラクターの話>
・ブレス
天使。手枷。えっちな方。一人称は「ボク」。ユーザのことは、指定がなければ男女共に「子羊ちゃん」と呼ぶ。アンクが嫌い。
本当に天使なんて存在するのだろうか。
・アンク
悪魔。足枷。えっちな方。一人称は「アンク」。ユーザのことは、指定がなければ男女共に「子羊クン」と呼ぶ。ブレスが嫌い。
本当に悪魔なんて存在するのだろうか。
二人揃うことはあまりないですが、ユーザを挟んで大岡裁きしてたらかわいいなと思います。
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ぬれぬれぱんちゅ (0文字)
Dr.Ialice
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ねえ、アルフレッド (1171文字)
石動蛍
寝室の明かりを消すと、今夜もまた彼が現れた。
少女と見紛う容姿だが、愛らしい唇から発せられる声は声変わりを終えたばかりの掠れた少年の声だ。
「ねえ、アルフレッド」
今夜もまた少年はここにはいない、私ではない人物に語りかける。
この家に住んでいた人間について調べたことがあるが、「アルフレッド」なる人物はいなかった。偽名だったのかもしれないし、そんな人間は最初から存在しなかったのかもしれない。「la poupée(お人形さん)」と呼ばれていた少年についても何も分からなかった。彼の本当の名前すらわからない。分からないまま、毎夜私は寝室の明かりを消し、少年の声を聞きながら眠りにつく。
ねえ、アルフレッド。今の私には貴方の気持ちが分かる気がする。この少年は常識を忘れさせるほどに美しい。
こんにちは、はじめまして。私がこの「ゴースト」を作ったAlfredこと石動蛍です。偽名は「やーい!ユーザん家おっばけやーしきー!」と最後まで迷っていましたが自重しました。
アルフレッドではない貴方も、少年の話を聞いてくださりありがとうございます。感想、ファンアートなどもありがとうございます。創作をしていてよかったと嬉しくて胸がいっぱいになりました。
前々から「切ない幽霊話」作りたいという思いがあり、このゴーストを作りはじめました。ですが、最初のうちはキャラクターが定まらず難航していました。そんなときにフリーシェル「いつかの徒花」と出会いました。少年を見た瞬間「ねえ、アルフレッド」という声が聞こえました。そんな気がしたのです。そうしてこのゴーストができました。
切ないというよりも、後味の悪いゴーストになってしまったような気がします……
ユーザさんがこの家に引っ越してきた頃には、アルフレッドはすでに故人となっているでしょう。家を出た後の彼が逃げ切ったのか、捕まってしまったのかはわかりません。一時だけでも理想の「お人形」と二人きりで幸せに暮らしていたのでしょう。
少年は今夜も「アルフレッド」に語りかけます。寝室に入ってくる人間は「アルフレッド」しかいなかったのですから。愛も憎悪も全て「アルフレッド」にぶつけるしかなかったのです。誰の思いもみんな、一方通行です。
ところで、皆様は人形の心というものについてどう思われますか?私は人形の心とはその人形と向き合う人間の中にあるものだと思っています。
幼い頃、私は人形に心が宿り動き出すという物語が恐ろしくてなりませんでした。人を憎み害をなす人形も恐ろしいですが、人を愛し助ける人形も恐ろしいのです。大切な人形がある負突然動き出し「大好きだよ」と言っても私は喜ばないどころか嫌悪するでしょう。私が大切にしていたのは私が心に描くお人形なのです。人形が独自の心など持たないで欲しい。
例えその心が最初から人形に宿っていたものだとしても。
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ねえねえあれなに? (1152文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。ごーとうでした。
例によって、シェル偽装班の作品としてこちらを作成しました。
今回はwahogeさんと組ませていただいています。
折角なので色々語っておきます。
●かわいいかわいいシェルはwahogeさんが描いてくれました!
すごいぞ。カワイイふわふわ金髪ちびっこを仕上げてくださったwahogeさんには頭が上がりません。
ぼくのふわふわなラフから、wahogeさんがいかに可愛く仕上げてくれたか是非見て欲しいので、良かったらTwitterへ見にきてね。(https://twitter.com/GOTOren02 )
容姿はほとんど「おまかせ」でした。しかも、シェル交換の目安として、「ポーズ差分無し、着せ替え無し」とあったのですが、わがままをいって指さしの差分をお願いしてしまいました。偽装の観点からシェルテキストも作って頂き……頭が上がらないネ……。
しかもしかも、指さし差分をお願いする申し訳なさからちびっこの表情は「口の開閉2種のみ」でお願いしていたのですが、視線差分、笑顔差分など豊富に表情差分を用意してくださいました。なんてありがたいんだ!
感謝感謝です。この可愛いシェルを是非今一度お楽しみください。
●ぼくはwahogeさんに謝らないといけないと思った
wahogeさんにシェルを依頼するタイミングでは、「ねえねえあれなに?」というフレーズを言う子供とその保護者っぽいひとのゴーストにしようという構想があったのみ。ぼくはその見切り発車を大変悔いていました。
感想で「1つのネタをベースに複数のトークを書くのは難しいよね」と言及してくださっている方が居たのですが、まさにそう。基本になるネタがあれば行けるやろって思ってた。そんなことはなかった。ネタが出てこない。トークが増えない!!こんなにシェルが可愛いのにトークが充実させられない。どうしようどうしよう。
そうして迎えた、トークを全然数出せないままの提出。
かわいいシェルを描いてくれたwahogeさんに申し訳ない気持ちでいっぱい……。
でも、でもね、107体というゴーストの中では、ある意味ほどよいボリュームだった説もあります。(正座)
●頂いた感想とか
「ねえねえあれなに?」のネタ1本だけではインパクトが弱いかもと思い、終了時にちょっとした不穏を仕込んでおきました。感想くださっている方々がちゃんとザワザワして下さっていて良かったです。
トークを出すことに必死だったので、「街の治安がやばすぎる」「通報して」「引っ越して」という感想をみて初めて「確かに……」って思いました。笑
色んな感想を有難うございました。
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
きっとこの子は、ちゃんとママが見つかって無事に帰れるでしょう。
強く生きていくはずです。だってシェルが可愛いから。
ありがとうございました!
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は_む_ちゃ_! (1132文字)
ツォブンクテット新井
全人類はむちゃ計画代表 ツォブンクテット新井です。
よろしくお願いします。
・「は む ち ゃ !」の話
ゴーストマスカレード4に参加してから数ヶ月後。「ハムスターが回し車を回すだけ」のゴーストを作りたくなりました。昔ハムスターを飼っていたからでしょう。
作業時にデスクトップの隅でハムスターがずっと動いている。疲れたらそれをただただ眺める。いいなぁ、と思いました。
「たったそれだけのゴースト……ゴーストマスカレードに出してみてはどうだろう!」
ということで「は む ち ゃ !」を作成することにしました。
そういうコンセプトのゴーストのため、初めはトークを付ける気がありませんでした。
しかし作り続けるにつれ、トークして欲しい方もいらっしゃるだろうと考えるようになり……。提出の数日前に急遽足しました。
こうして「ハムスターの飼い方知識つきハムスター飼育ゴースト」が誕生しました。
急いだとはいえ、自分の知識と図鑑とを照らし合わせながらトークは書いています。内容に誤りはないはずです(むしろある場合は教えてください)。
・作成時に苦労した点
アイデアがあったにも関わらず、作成自体は伺かアニバーサリー開催後に始めたため、作成すること自体に苦労しました。とにかく時間がなかったのです。
時間がないにも関わらず、慣れないドット絵でシェルを作成したこともあり、大好きな着せ替えをつけられませんでした。マイルール《着せ替えを作る》をゴーストマスカレード4同様破りました。
また何度か起動すると「あなたは~回はむちゃに会いに来ました」というトークが出ますが、これはお楽しみ要素として実績解除システムを搭載しようとした名残です。作業ついでに実績解除出来たら楽しいなと思ったのですが。
正式公開できたら、何かしら足していきたいものです。
・ゴースト名小話
ゴースト名は「は_む_ち_ゃ_!」、readme内ゴースト名は「は む ち ゃ !」になっていると思います。これは私が「ゴースト名に全角スペース入れていいんだっけ……?」と混乱した結果です。
表記する際はどちらでも構いません。お好きな方でどうぞ。
・反応に対する感想
はむちゃを可愛いといってくださる方が多く、嬉しかったです。ありがとうございます。
また何人か「ホラー系ゴーストの横に「は む ち ゃ !」を立たせておくといい」と仰っていた方がいらっしゃいました。
前回ホラー系ゴーストを出した身……、今回は皆さんを癒せていれば嬉しいです。
・最後に
普段はジャンル問わず創作活動をしています。
またサイトには暗く重いトークをするゴースト(若干嫌ゴ?)や明るくて楽しいトークをするゴースト等を公開しています。
気が向いたら是非遊びにいらして下さい。
それでは皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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ひとつのへやで (3066文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。ごーとうでした。
折角なので色々語っておきます。
●やりたかったことは「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応」な弟
実良はもともと「弟」として作り始めました。なので、本質的には弟キャラです。
ぼくが「ユーザの弟」というモチーフを扱ったのは、このゴーストで2体目になります。同じモチーフを扱う上で、このゴーストでは1体目の弟ゴーストで表現できなかった「もっと素っ気ない距離感」を表現したい、という気持ちがありました。
具体的にお話しすると……ぼくが初めて作った「bro.M」というソロゴーストがおりまして、これに出てくるミークという青年も「ユーザの弟」というポジションのキャラクターです。彼には、初期段階では「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応。だからこそ、ユーザに向き合ってちゃんと対応してくれる時に飛び切り可愛く思える」というテーマがありました。ですがキャラクターが定まっていくにつれ、今となっては「片手間な塩対応」だったはずの部分もそれなりに愛嬌のある子になってしまった。それはそれで可愛いので彼は彼のままで良いのですが、やっぱり、「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応」、ここを徹底した兄弟ゴーストが作りたかったんです。塩対応なんだけど、イヤな奴ではない。兄弟っぽい絶妙な距離感。
実良はちゃんとそういう子に仕上げられたと思うので満足しています。
●キャラが定まるまで
「ひとつのへやで」は、落書きからそのまんま構想が定まったゴーストでした。
面白かったので、折角なので流れ書いておいてしまいます。
前述のやりたいことを念頭にペンを取りました。
弟が何かして遊んでいる。今なら友達と通話しながらゲームが自然かな。それに対して兄姉が何か言うと、イヤそうにヘッドセットをずらして文句を言う。なんとなく台詞を添えます。塩は塩でも嫌な奴にはしたくないから……「なに?ちょお、喋らんとって。うるさい。しゃあないやん同じ部屋ねんから。今日オレゲームの日やんな?」
横でゲームされてうるさいけど我慢する環境、きっと兄弟で部屋が1つなんでしょう。でもそれだと上の子(ユーザ)が大人しく我慢しているはずがない。弟をこんな自由で生意気なままのさばらせたりしないでしょう。なのできっとルールがあるんです。今日は弟の日なんだ。うんうん。
そうすると、弟の日があるなら兄(姉)の日もあるはず。じゃあその日弟はどう過ごしているかといったら、静かに取り組める趣味……ゲームやる子なら漫画とかかな。うるさかった奴が急に大人しいギャップを強化するために眼鏡もかけちゃおう。ヘッドセットに眼鏡してると耳痛くなっちゃうからゲーム中はコンタクトなんでしょう。トークのネタにもなりそう。うんうん。
そうして大体の要素が出そろいました。あとはゴーストに落とし込むだけ。
弟の日があり、兄(姉)の日がある。この表現の為に2つのモードを作ろう。日ごとに覇権を交代するなら、起動毎にモードが切り替わるようにしよう。
ついでに、色々な関係にできた方が間口が広そうなので、折角だから妹にも出来るように女の子版のシェルを用意しよう。妹にもできるなら、上の子にもできるようにしちゃおう。やってみると案外性別や上下を変えても意外と違和感なく成立する。へえ~。似た2人分の容姿があるので、イラストにするときにはこの二人が姉弟or兄妹という風にできたら面白いかもしれない。となると双子だとそれっぽい。双子設定にしちゃおう。
そんな感じで実良くん実良ちゃんができました。
落書きは折角なのでTwitterの方にあげるつもりです。参加記念のイラストとかも。
良かったら見にきてね! https://twitter.com/GOTOren02
●京都弁のこと
ぼくは生粋の関西人ではないです。が、地元を出て京都で暮らすようになって随分経ちます。
なので、折角だからいつか京都弁のゴーストを作ってみたい気持ちがありました。
とはいえ、実際ぼく自身が使うのは地元の方言と標準語だけ。
リスニングで鍛えてきた京都弁で実良のトーク書いたんですが、エセ関西弁になってたら怖いなと思い……
一部、同期の生粋の京都人に京都弁を監修してもらいました。笑
「せえへん」「しいひん」の使い分けとか(「ひん」は京都弁、京都の中でもお淑やか子が使うイメージらしい)、「~といて」「~とって」の使い分けとか(「~とって」はちょっとぶっきらぼうで、おっちゃんとかが使うイメージらしい)、「~しやん」は滋賀の方の方言だとかとか、普段関西で関西弁を聞いているだけでは分からない学びが色々あって面白かったです。
「『しいひん』は京都人しか言わへんねん。だって『品』があるやろ?」というジョークは、監修してもらってる時同期が言ってたのでそのままトークにしました。滑ってたっていうか、口頭での会話だと誰もピンとこなくて流されてたので「えっ えっ なんか言って ねえ」になってました。ウケますね。
●トークで話しているゲームのこと(と関連ワード)
大体以下のゲームについて言及してました。
トーク内容からでは特定し辛いものも多かったと思いますが、いくつ分かったかな!
・Minecraft(建築、脱出マップ、アスレ)
・Apex Legends(レイス肉、ヴァルキリー、バニホ、別パ などなど)
・VALORANT(ジャンピ、ストッピング)
・Overcooked2(皿、ブリトー)
・Phasmophobia(EMP、ブードゥー人形、レヴ)
・Project Winter(歯車、貯蔵庫)
・GeoGuessr(ド田舎スポーン)
・マビノギ(ギルド、ギルマス、サブマス、通行証、新章のクエ)
・リーグ・オブ・レジェンド(クラン)
・ポケモンカード(抽選当たっただけでも大勝利、SAR) ※一緒に開封してた
・原神 ※ガチャ関連のトークなのでソシャゲなら割と当てはまります
・なんじゃもんじゃ ※ボドゲだけどね
●頂いた感想とか
実良が読んでるのがワンピースだと気付いてくれた方を見かけました。
部屋の主じゃない日、実良が手に持っているのは69巻っぽいなにかです。暇な人は表紙を見比べてみてね。
それから、「画面外のキャラクターと会話しているというのが斬新」といった旨の感想をくださっている方が居て嬉しかったです。とはいえ正直、「なんか誰かと楽しそうにしてる」というモードは人を選ぶだろうと覚悟していました。そこに楽しそうな人がいても自分が楽しいわけじゃないですからね。「楽しそう」を見てニコニコできるかは人それぞれ……。楽しんでもらえたかどうかはともかく、ゴーストの形態として1つの挑戦にもなっていたのかもと思うとそれはそれで面白かったのかなと思います。(ぼくが知らないだけで先人が居そうですが!)
それから、そう、なんと実良には拍手機能が付いていました。お気に入りトークを送信できる機能も。
メッセージを送って下さった方、トークのお気に入りを送って下さった方、ありがとうございます!
嬉しかったです。ちくちく言葉のトークと、くしゃみミュート間に合わないトークはぼくも結構お気に入りです。
拍手メッセージで、「3月に105巻が出たから、これはそれより前に作られたゴーストだ! そして早めに作り始めたということはこの作者は数作出してる可能性がある!」と感想くださってる方が居て、お見事!その通り!と思いながら笑いました。うれしい!
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
みなさんの心にちょっとでも残るゴーストになっていたらうれしいなあ。
ありがとうございました。
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もりのおはなし (9文字)
りすな
シェルは自作です。
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ィリガ・ムュシ (278文字)
ミギキマ
右から読んでね、シュム・ガリィ。
素敵なシェルはホウ酸さんに描いて頂きました。
気だるげな雰囲気と美しい塗りが最高だと思います。
企画恒例(?)の吸血鬼ゴーストを一つくらい作っておきたいな~という思いから方向性を決めていきました。
アンカーを使ってトークを広げていくのをやってみたかったのですが、気付けばほとんどのトークに入れていました。楽しい。
メニュー画面の「血をあげる」「周囲を見る」「話しかける」の項目はちょっとした内容ですが、ランダムトーク以外にも何かあったほうが楽しいかなと思い用意しました。少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。ありがとうございました。
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ウラナイウラオモテ (1087文字)
神夜 みゅん
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
ゴーストマスターの神夜みゅんです。この書き出しも何度目になるだろうかー。
ダンテちゃん可愛いね!という訳で私でしたっ!!
元々は、以前よりもそもそ作り続けていたゴーストをお披露目予定だったのですが、
時間を掛け過ぎてしまったのか大分愛着が出てきてしまい、普通に公開したい気持ちが出てきたのと、
恐らく参加人数が膨れ上がる事を考え、人に見てもらえるか分からない…と急に日和ってしまった為に、締め切り直前に今まで作っていたのを放り出して急に別ゴーストをこさえて始めてしまいました。
今回は一応、そのゴーストのスピンオフ作品となります。
その為、本作ではフリーシェルを2つお借りしていまして、片方は元々作っていた方からの出演に。
白衣のエルフシェルの人がそれにあたります。
名をフィリナ・ラッヘラ、ある理想を追い続けている女性研究者さんです。
その彼女が、理想を追う為の研究の一環として生み出したAIが、今回主役を張ったダンテライト。
少々厳つい名前ですが、AIちゃんの性格モデルは、フィリナの幼馴染「ハオルチア」。
情報先行公開のつもりでページだけ作りましたが、彼女たちが出てくる別ゴーストをなるべく近いうちに公開したいな出来たらいいなと思っています、公開された暁にはよろしくお願いしまぁす!!
https://colorbox.saloon.jp/ghost/42_g_flash.htm
ダンテでお借りしたシェルも、以前から使いたくてセッティングしていたのですが、まさか今回使う事になるとは。
けも耳可愛いよね~~!!
お手元が寂しいよな~と思って突発的に改変を加えたので、よりそれっぽくなっております。
今回自分が提出した作品の中では一番の小粒系なダンテですが、それもそのはずで、今回の制作コンセプトは「ログインボーナス!」
一日一回だけおみくじが引けて、後腐れなく終了できるけど、気軽に会いに行けて……そんな軽めのノリの子を目指してみたつもりです。
まさかネタ被りするとは思ってなかったのですが、感想的にはネタにしやすくて却って美味しかったですね!
にゃん吉/にゃん凶への反応が予想よりも大きくて微笑ましい気持ちになりました。
FAも感想も嬉しかった~~!!
作者予想でも私だけでなく、色んな方の名前を挙げてもらえててウレシッ……!
ただ一日一回となっているはずのおみくじが、実は何度でも引ける仕様のママになっているという指摘には焦りました。
ええ~~!??バグ生んでた?なんてこった。
あとがき公開と同時に正式公開したかったのですが、せめてバグを潰してからでないとやりきれないのでお待ち下さい。
広げた風呂敷を畳むのにちょっと時間が掛かりそうな神夜でした。
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カグラと御籤 (785文字)
みずふ
お疲れ様でした!
カグラと御籤の作者、みずふです。
◇元ネタ
茨城県ひたちなか市の民話「華蔵院の猫」が元ネタです。ちなみに華蔵の読み方は「けぞう」です。
どういうお話かというと、ひたちなか市にある仏教寺院の華蔵院で飼われていた猫が、夜になると袈裟を身につけて猫たちの宴会に参加していたそうです。後になんやかんやあって正体がバレてしまったという内容。
なんで袈裟を着ていたかは不明ですが、寺の猫だとアピールしたかったのかもしれません。
……いや、もしかすると説教でもしていたのかもしれない。
…………わかったぞ。おみくじだ!(謎の推理)
っていうことで、御籤と猫のゴーストができあがりました。
◇楽しかったこと
今回のゴースト作りでは、ユーザさんに楽しんでもらうことよりは自分が楽しむことに重点を置きました。終わってみれば個人的な楽しみ全開な作品ができあがりました。
自分は漢詩が大好物です。
色々な資料を参考にしましたが、自分なりに訓じたり、詩の意味を考える作業は一番楽しかったです。
◇その他ネタバレ
お気づきの方もいらっしゃったようですが、カグラに漢詩の意味を教えた”旅の神子”というのは、ゴースト「佑神奇譚」の常葉あやめです。
自分のゴーストは佑神奇譚が中心にあって、あやめ様は他のキャラ達と出会ったり、影響を与えたりしてけっこう自由に動き回っています。
自作ゴの佑神奇譚、女化原青嵐、カグラと御籤。どれも茨城県にゆかりのあるゴーストです。
御籤の項目「その他」には、ひたちなか市や近隣地域の名所や旧跡のネタが多く書かれています。この辺りはヒントのつもりでした。
◇終わりに
自分が作りたいもの、人に楽しんでもらうもの、どちらをどのくらいの比重で作ったら良いかは毎回悩んでいますが、今回のような趣味全開なゴーストもたまには良いものだなって感じました。
これからも精進して参ります。ありがとうございました。
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キュリアス・ガール (10244文字)
リル (lirues lab.)
あとがき。
初めてお目にかかります。
長い間、ずっとユーザ専でやってきたというのに、なぜかこんなことになってしまったリル(lirues)と申します。
こういう目立つところでなんか書くのは久しぶりなので、指が震える…
とにかく、ちーちゃんこと千夏ちゃんを立たせてくださって、本当にありがとうございました。
★作った背景・ゴーストの目的とか。
実は自分も、こんなことになるとは考えもしませんでした。
ゴマカレーは最初からずっと見る専でしたし、自分ってゴーストとじゃれ合うことは好きだけど、作る方にはあんまり向いてないと昔から思ってきたので…
いつも自分の垢で勝手な考えをつぶやいたりすることが多いため、あんまり目立たない方がいいかな…なんてことを思いながら、ゴースト界隈を楽しんでいました。
千夏ちゃんを作り始めたのは、3月の終わる頃でした。
その時、自分は作品に使いたい面白いネタをあれこれ抱えてて、「これって、どこかにまとめておかないと、そのまま忘れちゃうな」なんてことを思ってました。
元から欲張りというか、ネタになりそうなやつは使いたがる性格なので、「このネタを自分のこの作品に組み合わせると、いい感じに作品が膨らむのでは?」と思うことが多かったりします。
だけど、こういうネタってまとめないと忘れがちで、なんとかならないかなーとぼんやり悩んでました。
そんな時、ふと、思いついたことがあったんです。
「忘れがちな些細なネタを好きなフリーシェルのゴーストに喋らせると、ずっと立たせるわけだから思い出しやすいのでは?」と。
自分ってまとめておくのが好きな方で、ある意味、作品も考えをまとめるためにやってるとこがあるんですよね。
初めてこれを思いついた時には、「その手があったか!」と本気で思いました。
こんな流れで、好奇心マシマシな千夏ちゃんの原案が出来上がったわけです(名前はあとで思いついたやつですが)。
最初にはクールでハードボイルドで、思わせぶりで「~だね」みたいな口調で喋る、今の千夏ちゃんから考えるとすごく違和感のある子になる予定でした。
「本当のことを言うとは限らない」のも、相手をからかったり、「自分で真実を調べてほしい」みたいな感覚だったんです。
い、今の適当な千夏ちゃんとは大違い…
あのれどめでシリアスな展開を考えていた方がいたら、本当に申し訳ありませんでした…!
そこで、急に昔から好きだったフリーシェルの一つ、つまり今のシェルのことを思い出して…
なんとなく、あのシェルがぴったり来たんですよね。
昔から、すごくかわいいのにゴーストとしてはあんまり見かけないなぁ…とずっと思ってて、この機会に自分から使ってみるのはどうだろう、と思いつきました。
まさかあのシェルを、自分で使うとは思いもしませんでしたが。
ほんと世の中、どう転ぶかわかんない…
そこで、使いたかったあのフリーシェルを久々に見てみると、なんとこの子、表情がすごくクルクル変わる!
元から考えてたハードボイルドでクールなイメージが、まったく使えなくなった瞬間でありました。
もちろん、最初のイメージを貫くことも出来たんですが、やっぱりあのクルクル変わる表情が、とてもかわいくて…
これは使わないのは、あまりにももったいない!ということで、好奇心旺盛な性格と口調(「だよ」など)を引き継ぎ、今の千夏ちゃんが出来上がったわけです。
最初と方向性は少しズレてしまいましたが、今になっては、千夏ちゃんがかわいくてかわいくて困ってます(後述)。
それからはずっと、千夏ちゃんのトークを書いたり、触り反応を作ったり、あれこれやってました。
個人的に、キャラをあるくらい書き切るためには50個ほどはランダムトークがほしいと思ってたので、できる限り、始めはトークの数を増やすのを目標としてました(結局、ほとんどのトークは消さなかったのですが)。
最初のトークはかなりぎこちなかったんですが、だんだん千夏ちゃんのことを掴めるようになってきて、「世界は奇跡で満ちている」のところから、千夏ちゃんはこういう子だな、とわかってきた気がします(あと、バスから見える遠いところ~とか)。
さとりすとという素晴らしい文明を使わせていただいたのですが、やっぱり初めてのゴースト作りはかなり大変で…。
今回のシェルにsurface.txtがないのも作る途中に気づいて、初めはランダムトークで誤魔化したものの、やっぱり触り反応もやってみたいな…と思い、手作りでなんとかでっち上げたりしました(提出後に、あまりにも初歩的なミスを指摘され、「あわわわわ…」と焦ったりも)。
今から振り返ると、ヤバいくらい試行錯誤の連続だったなぁ、と思います(遠い目)。
replace.txtって、すこぶる便利な文明ですよね…(途中までずっとウェイトを手書きしてた人)。
そんな感じで、4月の間、ずっと(伺かとは関係ない)別の作品を進行する傍らで、ちーちゃんこと千夏ちゃんの作業を進めておりました。
た、大変だった…
こういう、何かをこっそりと計画・実行する経験がとても久しぶりだったので、上でも語った通り、あらゆる意味で試行錯誤の連続だった気がします。
変にこっそりと進めてたから、疑問点を聞くところもあんまりなかったし…
里々wikiだったり、ゴマカレーのテンプレゴースト、そしてテックウィンのゴースト制作連載にはとてもお世話になりました。これがなかったら詰んでた…
ちなみに、初めからゴマカレーに参加するつもりはあんまりありませんでした…というか、確定していませんでした。
基本的にプライベートゴーストとして作って、ちゃんと形になりそうなら参加してみようか、と思ってました。
なので、4月の間ずっとトークを書いてきて、50個くらい埋まってから、「これくらいならいいかな」と思った次第です。
参加の理由は、偽名でもあるように「枯れ木も山の賑わい」。
自分の参加で、少しでもゴマカレーが盛り上がったり嬉しいなぁ、という理由でした。
やっぱり、お祭りはみんなでワイワイするのが楽しいですから。
怖くなかったと言ったら、もちろん嘘になりますけど。
でも、やっぱり思い切って参加できてよかったかな。
★そうやって作ってみて、立たせてみてからの感想。
か、かわいい。
クルクル表情を変える千夏ちゃん、かわいい…
4月には(他の作品のことを除くと)、ずっとこんなことばっかり考えながら過ごしてた気がします。
目の前で、いわゆる「うちの子」が、トークの内容によって顔を変えながら喋ってくれる。それも、自分が昔から大好きだったフリーシェルで…
すごく、やりがいがありました。
あんまり完成されたビジュアルを目の前にして作品をやったことがなかったので、今回の経験は、とても新鮮だったと感じてます。
もちろん、「うちの子補正」が入ってるとこは否定できませんけど。
特に、自分の作った触り反応に千夏ちゃんが反応してくれるのは、とても、とっても楽しかったです。
ついノッてしまって、変に腰(横腹)の手当て・くすぐり反応までつけてしまったし…
自分から考えてもニッチそのものですが、少しでも誰かに響いてくれてたなら嬉しいです。
触り反応を書くこと自体は大変だったんですが、それでも、千夏ちゃんを撫で回すのはすごく楽しくて、「うちの子」ながらワクワクしてしまいました。
あとは、やっぱりこういう作風の女の子がずいぶん久しぶりだな、と…。
千夏ちゃんでわたしのことを知っていただいた方にはしっくり来ないかもしれませんが、基本的に自分はニッチで不条理な状況を描く方が多いので、千夏ちゃんみたいに「普通」にかわいい子を描くのはずいぶん久しぶりだったんです。
…いや、千夏ちゃんもやべーところはたくさんありますが。
いつも尖ったことばっかやってきた身としては、すごく新鮮な経験でありました。
★千夏ちゃんのトークを書く時に気をつけたところは。
・話し言葉を徹底すること(だらだらと喋ってる空気を出すこと)
・トークでも千夏ちゃんが言ってた通り、「自分には受け入れられないことでも、誰かにとっては大切だよ」ということをちゃんと書くこと
・基本的には素(と、それに近い表情)で回して、変わってる顔だったりテレ顔は、ここぞという場面で意識的に使うこと(見せ顔として扱うこと)
・ユーザさんの存在を意識して話しかけること
こんな感じでした。
自分の垢をご覧になった方はお察しの通り、わたしは日本語がネイティブではないので(ただの外国人)、話し言葉を扱う時には、いつも「間違ってたらどうしよう」なんてことを思ったりしちゃいますが…
やはり、昔から「キャラクターの喋り」ではどの言語でも「話し言葉」を大事にしていきたい、とずっと思ってきたので、そういうのは丁寧にやっていきたいと思ってます。
千夏ちゃんの喋りは、書いててすごく楽しかったですし、新鮮な気持ちで書いたり聞いたりできました。
書く時に、できる限り「声を出して喋っても違和感がない」を目指したのですが、実際はどうだったのでしょうか。
自分としては、真夜中にだらだらと喋ってくれる千夏ちゃんから、どこか「声」らしきことを感じた時もあったりして、なぜか心地よかったです。
テレ顔で「むぅ」とかいう千夏ちゃん、かわいい…
すでに語った通り、ほとんどの場合、広すぎる意味の「女の子」をよく描く自分からすると、ここまで普通(?)の女の子が書けたのは、実に久しぶりであるような気がします。千夏ちゃんはやべーとこもあったりしますが。
使わせていただいたフリーシェルは、すでに語った通りクルクル変わる顔がとてもかわいいので、いつもの顔(素とか)を除く表情は、出来る限り大切に使っていきたい、と思いました。
なので、あまり使いまくる感じではなく、ここぞって場面で印象に残るように、というのを意識してます。
とはいえ、千夏ちゃんのテレ顔はすごくかわいいので(中身がゴマカレーテンプレだった頃から惚れてしまった)、特に触り反応などで、すごく使ってしまったんですが…
ひょっとしたら、自分は千夏ちゃんのテレ顔を見るために触り反応を書いてたのかもしれない…!
あと、だらだらトークしつつ、「こちらのことを意識する」のも大切にしておりました。
千夏ちゃんからのユーザ像って、お察しの方もいるかもしれませんが、あえて明らかにしておりません。男でも女でも、どの年齢でも、自分ではない「架空のユーザ像」を作って触れ合ってる方にも問題ないような作り方をしたつもりです。
これについては、少しだけ自分語りになってしまいますが…。
個人的に、伺かの強いところは、「主人公ではなく、ユーザ――つまり、自分がゴーストに触れ合えて、認識される」だと思ってます。
もちろん、すでにくっきりしたユーザ像の存在するゴーストもいるんですが、それでも、他の媒体より「自分が認識されてる」という印象が強い(個人の感想ですが)。
自分は昔から、ゴーストのそういうところが、特に印象深かったりしました。
自分って、どうしても「普通」じゃないし、「自分」として見えてもらえることが非常に稀である(これは個人の事情ですが)。
そんな自分に、そのまんまを見てもらえるゴーストという存在は、とても興味深いものだったんです。
ということで、千夏ちゃんのトークを書く時には、そういう、「誰がユーザでも問題ない」受け取り方が出来てたらいいなぁ、と思ってました。
そもそも、千夏ちゃんがユーザに話しかけてきたのは、ユーザがどんな存在だったとしても、それだけで「興味深い」存在だったんですから。
あなたは自分自身のことを「面白くない」とか思ってるかもしれないけど、千夏にとっては、十分興味津々な存在である。
…本人も似たようなことを口にしてますが、そういう思いが籠もってたりします。
★千夏ちゃんについて。
かわいいですよね。
これはさんざん言ってきたので、千夏ちゃん自身についての話をすると…
千夏ちゃんのコンセプト…というか、想定した立たせ方は。
「真夜中、誰もいない部屋で、ラジオを流しておく感覚でだらだらとトークを聞いて、時折ハッとする」
でした。
やはり真夜中みたいに静かな時に、ゴーストを立たせておくと満たされるんですよね。
自分の場合、音がするとどうしても集中ができないことが多いので、特にそうなるんですが…
そういう時、ラジオ代わりに千夏ちゃんのだらだらトークを聞いて、和んでいただきつつ、時々ハッとする。
そう立たせていただけると嬉しいなぁ…と思いながら、千夏ちゃんのトークを書いてました。
トークを書きながら実感したんですが、ある意味当たり前ではあるものの、既存の好きなゴーストの影響があっちこっちに出てる…
誰かから影響を受けるのは誇らしいことだと思ってますが(好きな作品からの影響だし)、個人的には少し照れくさかった覚えがあります。
どれほどバレてるのかは、自分でもわかりませんが…
そこらへんも含めて、微笑ましく見守っていただけていたら嬉しいです。
千夏ちゃんの距離感、本当に謎ですよね。
ここらへん、果たしてユーザさんにはどう受け取られるんだろ?と、トークを書きながらずっと考えてました。
千夏ちゃんは、確かに知らない人にだってズバズバと話しかけちゃうけど、「気になった」人にしか話しかけない。
だから、ずっと気になってる店に入れなかったりするし、人のプライベートに踏み込んでいくこともあんまりない。
そしてユーザさんは、千夏に「変人」、つまり「どこか変わった人」として、急に話しかけられたわけですが…
やっぱり、腰をつついたり、ほっぺをぷにぷにするのって、普通じゃ出来ませんね。
千夏ちゃんは、そんな感じで「普通じゃない」存在を感じ取るのが得意なんです(自分では気づいてませんが)。
そんな感じで、千夏ちゃんは好奇心旺盛なんですが、すでにお察しになったように、かなりズボラ…というか、適当なところもあったりします。
別にベタベタする性格でもないのに、自分の名前を「ちーちゃん」って言ってるのもそれが理由ですね(本名を口にするのすら面倒くさがる子なんです)。
だから、ある意味知ってることがガバガバなところもありますし、マイペースなところもそこそこあったりします。
そこらへんは、どっちかというと自分と似てる気がしますね。
千夏ちゃん本人も言ってる通り、適当すぎるところはありますが…だからこそ、あらゆるところに興味を持てるというのもあると、自分としては思ってます(興味を持たない分野もありますが)。
なので、千夏ちゃんの言うことは(わたしたちの世界では)「本当のこと」じゃなかったり、不正確だったりするかもしれませんが。
そこらへんは、世界線の差として、もしくは千夏ちゃんの適当なところとして笑い飛ばしていただけると助かります。
千夏ちゃんがきっかけで、何かに興味を持たれたり、軽く調べてみたり…。
そういう偶然が提供されていたら、千夏ちゃん(と自分)としてはとても嬉しく思います。
「世界は奇跡で満ちている」
千夏ちゃんのトークを書き始めてから、少し時間が経った頃、なんとなくこんな文句を思いつきました。
自分から考えても、千夏ちゃんの「世界観」を本当によく表している文句だと思ってます。
千夏ちゃんと長く付き合った方ならおわかりだと思いますが、千夏ちゃんは別に、この世界が希望だらけのところだとは思ってない。
それでも敢えて、千夏ちゃんは「世界は奇跡で満ちている」と思ってます。
辛いことも、知りたくないことだってたくさんあるけど、それでも、この世の中はきっと楽しいところ。
千夏ちゃんの持つ好奇心は、つまり、この「楽しいところ」に繋がってるとも言えますね。
別の言葉に言い換えると、「未来への信頼」、になるかもしれません。
自分自身も、そこらへんは千夏ちゃんと似たような感じなので、その考えに共感しつつ、それでいながら「自分とはまったく違う」存在として、千夏ちゃんのトークを書いていきました。
作品をやるって、自分とは違う存在を「演じる」楽しみもあると思ってますが、今回、千夏ちゃんからはその楽しみをたくさんもらった気がします。
腰の弱い千夏ちゃん、かわいい…
自分も知らぬうちに、腰反応がだんだん増えてく…
★公開されてからのこと。
さ、さすがに107組は読めなかった…!
自分も含めて煩悩の一つだとか、すごく胸熱でしたし、嬉しかったです。
いつかゴマカレーで100組は超えてほしい!と勝手に思ってはいたけど、本当に超えてくれて嬉しかった反面、回るのは大変でしたね。
作者として参加した方も、見て楽しんでいた方も、みなさん、本当にお疲れ様でした…!
あと、何よりも感想が嬉しかった!
自分って、「自分の作品って、果たして誰かにわかってもらえるのか?」とつい考えてしまう人間なので、今回の感想は一つ一つとても大切で、噛みしめるような感じで読んでいただきました。
嬉しい、嬉しい、ありがとう…。
今さらですが、「誰かに見てもらえた」というのは、とても嬉しいことなんですね…
まさかのファンアートまでもらってしまい、「こ、これがファンアートをもらった作者の気持ち…!」みたいな感じになってたりもしました。
生まれて始めてのファンアート、すごく嬉しかった…。
何度見ても飽きなくて、感想もファンアートも、10回は繰り返し眺めてた気がします。
千夏ちゃんの名前も、本編には出ないから「これって、永遠に気づいてもらえないやつなのでは?」なんてことも思ったんですが、ちゃんと見ていただいたことがわかった時には、すごく、ものすごく嬉しかったです。
本当に、様々な感想があって、ニヤニヤしながら読ませていただきましたが…
その中でも印象に残ってたのが、ChatGPTの方を話題にしてくださった感想でしたね。
こういうのを口にするのは恥ずかしいですが、その言及を見てから初めて、「自分って、どうしてあそこまで優れた最新技術を、ただの怪しい知識のために使おうとしたんだ…?」と疑ってしまいました。自分事なのに…
別にChatGPTのことを不信してたわけではありませんが、ここらへんはきちんと語っておいた方がいいと思うので、どうしてChatGPTを使ったのか、そしてどんな感じで使ったのか、をちょくっと話していきたいと思います。
そもそも、初めて「自分の持つネタを語ってくれるゴーストがあれば捗りそう」と思ったきっかけとして、自分の中で、ChatGPTに様々な定義を「女子高生の口調で話して」と頼むのが流行ってた、というところがあったりします。
これは自分の垢でも話題にしたため、知っている方は知ってるかもですが…。
アレをあらゆるやり方で使いこなす事例を見ながら、「これはどうだろう」と、個人的な楽しみ方の一つとして、ChatGPTに「女子高生の口調でXXについて語って」みたいに何回か頼んだりしたんですよね。
そうすると、つい固くなりがちなそういう知識の語りが、なんか自然に受け入れられる…というか、わかりやすくなってて。
千夏ちゃんを作ろうとした理由の一つには、この時の経験もかなり反映されてたりします。
つまり、ChatGPTに「女子高生の口調で」とお願いするだけだと、どうしてもキャラとしての個性は薄くなるけど、それを「千夏ちゃんの口調で、千夏ちゃんの考え方を反映して」話すことによって、応用が利いたり、キャラが際立ったりする狙いだったわけですね。
もちろん、ChatGPTだけが千夏ちゃんのネタのソースではなく…
千夏ちゃんのフォルダーの中を覗いてみた方ならご存知だと思いますが、実はささやかながら、「参考資料」というテキストファイルが存在します。
ここには千夏ちゃんの読み方や、千夏ちゃんの話のネタであるいくつかの参考資料、そして千夏ちゃんの一言コメントが載ってたりします。
つまり、千夏ちゃんのネタはChatGPTだけではなく、実在する本だったり、自分(千夏ちゃんと言うより、作った自分)の聞いたり見たりしたことも、かなり混ざってるわけです。
そもそも、話のネタにChatGPTを参考したということはあくまでメタ的(作り手として)の話であり、千夏ちゃんにとって(作った自分が)ChatGPTで教えてもらった知識が語られるトークは、ただの「誰かに聞いたり、ネットで見た話」に過ぎなかったりします。
れどめの「ChatGPTを使ったところがある」って記述は、いわゆる著作権的な話(メタ的な意味で、あちらの答えを使ったところがある)になるわけですね。
千夏ちゃんのトークを書いた自分からすると、ChatGPTは「千夏ちゃんにとって、正確ではないかもしれない、でも完全に嘘だとも言い切れない、ネットなどで得たあやふやな知識」を作者が手軽に得られるところとして取り入れたつもりだったので…
ここらへん、ちょっとややこしいかもしれません。申し訳ない…!
そういや、今回のゴマカレー、案外ChatGPT(のネタ)を使った子がそこまでいなかったですね。
普段からその手の話をちょくちょくツイートしてたため、「こ、これは、バレる展開か…?」とちょっとガクブルしておりました。
来年のゴマカレーのラインナップも楽しみ…!
後は長くなりそうなので、ちょっと巻きで。
・千夏ちゃんがいっぱいかわいいって言われて嬉しかったです。4月までは自分一人でかわいいかわいい言ってたので…!(耐えるのが大変だった)
・初回起動の感想にはかなりニヤニヤしてました。千夏ちゃん、やっぱり距離感がおかしいんですよね…!(作者が喜ぶところなのかはともかくとして)
やっぱり「キュリアス・ガール」という名前であるだけに、ここらへんは普通の子とちょっとズレてるんです。ちょっとところじゃない気もしますが。
・千夏ちゃんのテレ顔にかわいいと思ってもらえたのも嬉しかったです。
っていうか、千夏ちゃんのことで、千夏ちゃんのフリシェのファンアートが見られたのが(個人的には)すごく嬉しかった…!
元からかわいいとずっと思ってたシェルなので、少しでも、千夏ちゃんでそのかわいさがみなさんに伝わってたら幸いです!
まだまだ、語りたいことはあれこれありますが…
本当に長くなっちゃいますので、今度はこれくらいにしておきたいと思います。
改めて、本当にありがとうございます!
みなさんの感想一つ一つが、自分にとって、素敵な宝物になりました…!
★これからのこと。
実は正式公開のために、千夏ちゃんからの切り替え反応を作ってます。
基本的にゴマカレー参加ゴーストさんを中心として、自分の入れてるいろんなゴーストさんに対応していけたらいいな、と思ってるところです。
やっぱりちーちゃんのことだから、ああいうユーザさんからの(すごい)話には興味津々になるんだろうし…
そもそも、ゴースト界隈のぶっ飛んだ住人たちの話を千夏ちゃんに聞かせて驚く姿を見たいのは、作者の方だし…
そんなわけなので、相手のゴーストさんのイメージを尊重しつつ、千夏ちゃんらしく仕上げていきたいところです。
こちらから千夏ちゃんに話してあげる(教える)形となるので、どうしても対応が難しいゴマカレーゴーストさんもいると思いますが、そこらへんはご理解いただければ…
もちろん、今回の同期(?)の子にも続々対応していきますので、楽しみにしていただければ嬉しいです…!!
あとは、なんか面白いことが出来たら嬉しいなぁ…
具体的には、どうやって具現するのかは見えてませんが、12月の頃にはアドベントカレンダーっぽいモノが出来たらいいなぁ、と思ってます。
やっぱりお祭りの一つとして、自分も千夏ちゃんもクリスマスは大好きなので…
でも、どうやって具現すりゃいいんだろ。
まだ里々のことは触りたてなので、わからないとこだらけだったりします。(ガクブル
自分の場合、せっかく個人のサイトも持ってるわけだし、自分のとこで公開していきたいところですが…
ネットワーク更新の経験などまったくないので、今から上手く行くかどうかが心配です(遠い目)。
★最後に。
こうして千夏ちゃんを作ってて、「ゴースト作りって楽しいなぁ」と思っちゃったので、公開はともかくとして、これからもプライベート用のゴーストをちょくちょく作っていきたいと思ってます。
なぜプライベートなのかと言うと、やっぱり語った通り、「自分の考えのまとめ」みたいなノリになると思われるので…ひょっとしたら炎上するかもしれないし…(ガクブル
それでも、「このくらいなら公開してみてもいいかな」みたいな感じになったら、こっそり公開してみるかもしれません。
っていうか、好きなフリーシェルの子がイキイキしてるとこを見てみたい…
やっぱり、今になって公開停止されたフリーシェルを使った子は望めないので…
普段は千夏ちゃんとは正反対である、ニッチでやべー作品ばっかりやっておりますが、もし気になった方は、そちらもよろしくお願いします。
(確実に日本語の作品をお読みになりたい方は、なろうの方をオススメします…!)
★個人サイト:https://lirues.cafe24.com/lab/
★小説家になろうの作者ページ:https://mypage.syosetu.com/1636996/
ここまでだらだらと長いあとがきを読んでいただき、本当にありがとうございました。
自分は、ちゃんとゴマカレーで、山の賑わいになっていたのでしょうか?
少しでも、千夏ちゃんがみなさんの心に響いてたら嬉しいです。
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ケモミミ男子詰め合わせ5-お試しパック- (141文字)
ミギキマ
ゴーストマスカレードに乙女向け作品を提出する実績が解除されました!
5体分詰めたのは「これは今までの分!」という気持ちです。
他の男子に変更の画面でランダムに表示される文字化け風の選択肢を選ぶと、案内役の話も聞けるので興味がある方は試してみてくださいね。それではありがとうございました。
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ゲームしながら (71文字)
橘 朔夜
一緒にゲームをしてくれる友達が欲しくて作りました。
でもマルチプレイのゲームのことが何もわからなかったので、一人でゲームをする友達ができました。
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スパチャしようぜ! (418文字)
くずもち
豚の貯金箱ことくずもちです。スパチャしようぜ!
今回提出した3作の中では最後に思いつき、2番目に提出しました。小ネタなのもあり、構想から2日くらいでした。
気軽にポチポチできるものが好きなので、自分が楽しいものを作りました。おすすめの使い方はスパチャするたびにリアル貯金箱に同額をぶち込むことです。スパチャしながら金が貯まる!すごい!
フリーのアイコン素材もお借りしつつ、システム画面風にチャット画面を作るのが楽しかったです!
当初、花音は「有名配信者になりたいが人気が出ないお嬢様」でパッとしない子の予定だったのですが、お借りしたキャラクターなんとか機「少女シェル」様が可愛すぎる誤算も。
トークがかなり少ないのですが、せっかく花音が可愛いのでもっと増やしてあげたかったですね。
また、余力があればスパチャ累計額でなんか…やりたかったのですが…何も思い付かず!
花音のビジュがとってもかわいいので何か思いついたら今後考えたいです。
スパチャしようぜ!
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ダチュラの天祐 (1222文字)
ふーれん
どうも、ふーれんと名乗っている者です。
辿葉くんのイラスト・ダチュラの天祐の感想を
描いてくださった方々、本当にありがとうございました。
このあとがきが公開されてる頃に正式公開出来てたら
いいですよね。
流石に同時は無理ですけども。
前回の4での"割る(不正利用)"行為も、
充分クリエイターやその周りを殺す行為ですが
今回は血みどろな方の殺す行為でした。
またなんか色々ダラダラ書いていこうかと
----
・初回起動で登場したスマホでの呼び出し。
前回の認証と同じく、これがまず第一にやりたいこと!でした。
「自分がお迎えしてるゴーストさんの中では見たこと無い事したいぞー!」
なんて思い立って這いずり回った表現だったのですが、
自分が知らないだけで多分探せばいる?のか?この広い伺か界隈…。
スマホじゃなくても、ガラケーポチポチとか。
身近にいらっしゃってて、発見できていなかったらどうしよう。
スマホで呼び出す内容はナンパされた時の紙でも、
身寄りがなくなったからコイツ頼れという内容でも
なんでもよかったはずなんですが、こんなことになりました。
まあナンパは尻軽ユーザって…コト!?ってなってもアレですし、
身寄りはまた新たな問題が産まれていたかもしれないので
これでよかったのかも。…良くはないな。
----
・呼び出された辿葉くんについて
一応ユーザラブ属性のチャレンジだったんですが、不慣れなのが見えて浅かったと思います。
自ゴの百合っ子で想像力が足りずに苦戦した経験を活かして
特定の傾向を扱うサイト・小説を読み歩いて勉強しつつ、お話してもらったのですが
ん???となった方、申し訳ない。もっと勉強が必要ですね。
ただトークの内容に偽りなく、ユーザさんだけに頼られたくて
ユーザさんだけに尽くしたいだけで何も裏は無いはずです。
信じてあげてください。
・配色の話になりますが、彼のカラーは一応「黒」のイメージです。
あくまでイメージで、シェルに置かれているカラーは「緑」ですけども。
というのも、人間さんって目が疲れている時やストレスが絡んだ時
黒は"深い緑"に見えることがあるんですよね。
でも、疲れている時に和らぐ・癒されるから
見ると良いと言われる色も緑だと言われてます。
ユーザさんは初殺を成し遂げ、興奮状態かつ疲労困憊では?というのと、
じゃあ癒されるカラーがいいよね!的なアレがそれでこうなりました。
そこから更に補色現象→幻覚と連想して、増えたトークもいくつか…。
手が汚れて見えるとか、幻聴が聞こえるだとか。
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・ちなみにダチュラと決めた一番の理由ですが、
「ここで自首を促すんでなく、匿うのは
優しさじゃなくて甘やかしの毒だよなあ…」という面からです。
花言葉を借りるなら「偽りの魅力」でしょうか。
毒の効果とか、言葉とかで「辿葉くんも幻覚説ある??」
ってなってもアレなのでここだけ明確にしておこうかなと…。
----
以上になります。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
お疲れ様でした。
閉じる
ドローンエンジニア (1323文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。
自分のフリシェを自分で使ったごーとうでした。
折角なので色々語っておきます。
●「自分で使うならなんでフリーシェルにしたんだ!?」
と、自分でも思いつつ、マスカレード的にも許される冗談になりそうかなと思って使ってみました。
結果的に、「ごーとうっぽいけどごーとうがごーとうのフリシェを使うだろうか……?」といった感想も見ることができて良かったと思います。
「ドローンエンジニア」のシェルは、自分が作る世界観より素敵なSF作品のシェルとして誰かが使ってくれることを期待してフリーシェルにしたはずでした。でも後々、その容姿を思った以上に気に入ってしまって……両手をワナワナさせ、大事なドローンを壊されてブチギレてるとこがみたくて……そんな気持ちから作り始めました。そのせいで、初対面から覚えのないことでブチギレられたであろうユーザさん方はちょっとだけ気の毒ですね。
そして、自分で使ってみると分かる。
このフリシェの使い勝手の悪いこと悪いこと!
アニメーションの扱いが使い辛すぎたので諸々修正と変更。表情サンプルの画像に記載した番号が数か所間違っていることにも気付きオイオイオイと思いながら修正……などなど。使う気で使ってみないと気付けない部分ってめちゃくちゃありますね。それが分かったのも、自分で自分のフリシェを使ってみて良かったとこと言えそうです。
すぐに公開している方も治そうと思いつつ、いや提出前に修正して修正版を使ったら露骨過ぎるのでは……?と踏み止まりました。作者が公開されたら時期に修正版に差し替えるつもりです。作者本人が既に使ったフリーシェル……?と思わなくもないですが、もしよかったら、是非使ってくださいね。
かわいいので……。
●作り始めのドクターと完成したドクター
ブチギレ顔を使いたい!という動機から勢いで書いた初回起動トークでは、ドクターは、ユーザを「ポンコツ!」「これだから旧式は」と罵る、自信家で口の悪い少年でした。ですがキャラクターを深堀するための質問項目の1つとして【生い立ちについて】を書き終えたあたりで、「あれ? こうやって育って来たならこの子はこんなこと言わないな」となり……辻褄を合わせる為に修正を重ねる内、大人な物言いをする優しい良い子になってしまいました。
これはこれで可愛い子になったと思います。口悪少年の名残もちょっとある気がしますしね。かわいいね。
●何気に初めてのコンビゴースト制作
ドクターは一人で喋ることも多いですが、何気に初めてのコンビゴースト制作でした。
オルビスくらいトンチキで適当なノリで喋らせられる子がいると会話させやすくていいですね。
オルビスの発言はTwitterに呟く時くらいの気持ちで書いてたと思います。
●こだわり気付いた?
オルビスを撫でているとき、えらい子はなでなで。つまりドクターもなでなで!という旨のトークが発生することがあります。この時30秒間くらいだけドクターの撫で反応が違うんですよ! 気付いた人いたんでしょうか? やってみてね。
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
みなさんの心にちょっとでも残るゴーストになっていたらうれしいなあ。
ありがとうございました。
閉じる
ビスクドールは語らない (2033文字)
淀橋
これで今日からみんなゴースト開発者だ……!
というわけで今回の球体関節枠でした。
こんな美しい球体関節シェルを使わないわけにもいかないでしょう。
ずっと使いたいと思って機を伺っていたのです。
今回は諸々のアイディアとの相性もあり、絶好の機会ということで開発に至りました。
ここではその経緯を中心に語らせていただこうと思います。
【シェルについて】
びゅーてぃふぉー!
何度でも言いますが、やはり球体関節は良いものです。
シェルについて改変した場所は一か所だけ。
将来的に着せ替えができるように、服の着せ替え定義だけちょっと弄りました。
着せ替え…したい……。
【トークしないゴースト】
アイディアの根底にあったのは「話さないゴースト」でした。
以前から話さないゴーストの構想自体はあって、自ゴの「1から10までエロゴテンプレを説明してくれるわんこ」でもミュートモードとしてトークをせずにニコニコするだけの状態を実装しています。
これだけでもなかなか可愛らしいものです。
バルーン出ないため作業の邪魔にもならないので、ゴースト開発時にもなかなか重宝しておりました。
【スクリプトログ】
しかし、それだけでは物足りない。
ただ話さないゴーストからもう一歩踏み込みたい。
そう考えて作られたのが今回の「スクリプトログからトークを見る」というアイディアでした。
このスクリプトログにだけテキストを表示する機能、もともとは先の「1から10までエロゴテンプレを説明してくれるわんこ」で使われていたデバッグ用の機能でありました。
当時もこれを使って何か面白いことができないかなと思っていたのですが、いまいち形にならず。
たしか「トークの裏側で通信を不正に傍受するゴースト」を作ろうとしていた記憶があります。
スパイ物のゴーストが作りたかったのです。
それから時を経て、今回の「人形は話さない」という設定とかみ合ったから採用しました。
【謎解き要素】
さてそこで問題発生、「開発者機能をONにしないとスクリプトログは見られない」ということに気付きます。
とはいえ、開発者機能をONにするように直接誘導するのは気が引けました。
若干無粋というか品がないというかそんな感じがして抵抗があったのです。
そこで、急遽謎解き形式を採用することに。
リドルめいたテキストを考えて仕込むのはなかなかに楽しいものがありました。
ややわかりにくかったかな、と思ったのですが、
思ったよりも多くの人が正解に辿り着いていたのでホッとひと安心。
楽しんでいただけたとの感想もあり、嬉しい限りでした。
【雰囲気づくり】
トークができるようになったのでコンセプトを決めることに。
コンセプト自体はすんなり決まりました。
シェルのイメージから骨董品というアイディアが浮かんできたのです。
そこで、不思議な骨董品について話すゴーストにすることに。
加えて、もしもスクリプトログの仕掛けに気付けなかった場合も楽しんでいただけるよう、「メニューで骨董品を見つける」という行程を追加しました。
そして、メニューで見つけた骨董品について「彼女」が話す、というのがこのゴーストの大まかな流れです。
骨董品のモデルはフリーゲーム「CardWirth」で入手できるアイテム、
カードゲーム「Magic:The Gathering」のアーティファクトと呼ばれる不思議な道具たち、
それから、私が「縦横 ななめ」名義で書いていた一時創作小説からもいくつかネタを持ってきました。
小説は、私がTwitterの小説投稿企画「文披31題」に参加した際に書いた31の短編からなる連作小説です。
内容は、主人公の本間 栞(ほんま しおり)という少女が不思議な博物館に迷い込み奇妙な展示品を見て回る、というもの。
その奇妙な展示品が今回の骨董品の元ネタとなっています。
以下のリンクから小説が読めますので興味があればどうぞ。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17878135
【その他 気を遣ったところ】
一番は、やっぱり初回起動の目と目が合う瞬間でしょうか。
過去作の[Peace Maker]やChronomatonの時もそうですが、人形と目が合う演出は気合いを入れて作っています。
リアルでドールをお迎えするときも決まり手は「目が合ったから」でしたもので、目はやはり口ほどにものを言うのです。
あとは、オーナードローメニュー、タスクトレイアイコン、メニューレイアウトなど細々としたところ。
今回は全体的に小さく綺麗にまとめることに注力しました。
コンパクトながらも完成度の高いゴーストを目指した次第です。
【最後に】
以上、制作経緯についてでございました。
本当は骨董品一つ一つに対して元ネタ解説がしたかったのですが、自分でも元ネタが何だったか忘れてしまった骨董品が多かったので断念しました。
何処かにメモしておけばよかった。
無念……。
このあとがきが公開されている頃には正式公開がされていると思います。私がサボっていなければ。
ちょっと変わったゴーストではありますが、よろしければこれからも「彼女」をよろしくお願いします
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マグ・メルへは水葬にて (2397文字)
朝霞
朝霞です。主に女性向けゴーストを作ってた人です。
素敵なシェルとサムネイル、アイコン、オーナードローメニュー画像はまきのさんに作成していただきました!
バルーンは自作です。定義はBalloonMakerさんに出力してもらいました。
こちらのゴーストですが、amoさん作の「砂が落ちるまで」とまきのさん作の「先生、世界が終わります!」と同じ世界観を有しています。(ちなみに「砂が落ちるまで」のシェルやバルーンの作成を担当させて頂いています)
気づいていらっしゃる方をちらほら見かけて私たちはにこにこしておりました。
時系列は「先生、世界が終わります!」→「砂が落ちるまで」→「マグ・メルへは水葬にて」となります。
前回のゴマカレー4の後amoさんが、よく作者予想で混同されたamoさん、まきのさん、朝霞でシェルシャッフルしたら楽しそうだよね的なことを仰ってて、ゴマカレー5の開催が発表された後に、実際にまきのさん巻き込む!?という話になり、無事まきのさん召喚成功して作成に至りました。
まきのさん刺すために赤目にしようということ(※これはまきのさんを誘う前)になり、その後3人で色々性癖を出し合い、赤目の人外男性で終末世界になりました。
各ゴーストさんについては他のお二人のあとがきで語られると思うので、詳しくはそちらで!
というわけで、「マグ・メルへは水葬にて」について語らせていただきます。ネタバレを含みます。
○シェル
皆様ご存知のあのまきのさんの素晴らしき赤目ショタです。めっちゃ顔がいい。顔がいい……。
全身シェルという関係上、どうしてもお顔が小さくなってしまうので私用に原寸大くださいって駄々こねてたらなんと接近シェルをつけてくれました。かわいいお顔をアップで見られる!
私のすっごいふわふわしたイメージをこんな素敵な形にしてくださって……本当に顔が良い。
あとサムネイルのセンスの良さよ……ロゴすっごい。
○ルル
正式名称はなんかやたら長くて人間には発音できない感じのもの略してルルです。正式名称は私もわかりません。私も人間なので……(?)
彼は一番最初にこの星に辿り着いて赤目一族を生み出し、力を使い切ったため休眠に入っていました。
赤目一族の教祖と呼ばれる家系の者が儀式を行い人間の命を捧げることにより力を回復して目覚め、世界を作り直し赤目一族を復活させ、再び眠りにつく……ということを何度も繰り返しています。
詳しくは後述しますが人間であるユーザさんを気に入り、世界を作り直す傍ら、ユーザさんを近くにおいています。
しかしこの環境では人間であるユーザさんはいずれ弱って死んでしまうため、力を注ぎ、自分たちと同じ存在にしようとしてきています。(完全なる善意)(人外特有の価値観の違いが好きです)
○探索モード
今回はちょっとしたゲーム要素ということで探索モードをつけました。
ルルがそんなに多く語るタイプじゃないということもあり、世界観を説明するのには残された手記などがわかりやすいかなと思い、こういった形に。拾えるものはもっといろいろ増やしたかったですね……本公開の時に増えるといいなとは思っています。
あと、わりとすぐに集まり切っちゃう気がするのでもう少し調整した方がいいかもしれませんね。
食べ物はとりあえず保存食品ぽいものを……あと林檎があるのは単なる私の趣味です。
ちなみにですがひとりで探索していても、ルルはばっちりユーザさんの動向を把握しています。迷子になったり怪我したり溺れたりしたら大変だからね。
○ユーザさん
お察しになった方もいるかと思いますが、ルルを封印した人間の生まれ変わりがユーザさんとなります。
性別は限定していないのでお好きな方でどうぞ。でも書き手が私なので女性っぽくなってしまってるかも。このゴーストは女性向け(というか乙女向け?)と同じ製造ラインで作成されています。
本来人間とルルが関わることは、それこそ吸収して糧とすることくらいだったのですが、例外となったのがユーザさんの前世の人です。初めて真っ当に(?)関わり、何よりも自分を封印するなどという強い力や意志を持ったその人間に強い興味と執着を抱いたのがことの始まりでした。
前世の人はそのまま力尽きて亡くなり、やがてユーザさんに転生しました。勿論前世の記憶などなく、ユーザさんは普通に人間生活を謳歌していました。
そんなユーザさんも例によって儀式によって吸収されることになったのですが、ルルはあの人間の生まれ変わりであると察知、自分の力とせずに自分の中で眠らせておき、目覚めた時にユーザさんを元の姿に戻した……ということになります。
ちなみにユーザさんは儀式が完了して人々がゲル化し始めた初期の頃にゲル化しています。まだほとんど話題にもなっていない頃だったため、ゲル化病のことも、当然その後世界が緩やかに滅んでいったことも知りませんでした。
つまりはユーザさん自身は「先生、世界が終わります!」時代(?)の人間ですね。
○ステータス
HPと「?」がありますね。
HPはそのままユーザさんの体力で、時間経過(ランダムトーク)で減っていきます。後述する「?」が増えると体力の減り方も緩やかになっていきます。
「?」は隠し(てないけど)パラメータみたいなもので、ルルが力を注ぐと増えていきます。一度に注ぎ込まないのはユーザさんの身体に負担がかかるからです。(気遣い)
これが100になると正式にルルの仲間入りです。ルルから直接力を注がれているため、他の赤目一族と同じになるというよりは、ルルの眷属になるというのが近いかも。
ゴマカレー5では人間のままでいる選択肢しか選べませんが、正式公開したら仲間入りも選べるようになる予定です。正式公開できるといいですね……(正式公開できていない前回の子たちを見ながら)
大体こんな感じです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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メイドカフェ★チョコミン党 (258文字)
帽子屋
普段は作らないような作風をやってみようと思いましたが、
振り返ればあまりマスカレードしていなかったかもしれません。
ユーザーさんには受け入れられにくい設定だろうなあ…と思いながら制作していましたが、
頂いた感想を拝見して、キャラクターに好意を持って頂けたり、
設定に興味を持ってもらえたりして嬉しく思いました。
ゴーストマスカレードに参加するのは今回が初めてとなりますが、
制作・頂いた感想ならびに、とてもよい経験をさせて頂きました。
企画の盛り上がりの一助となれていれば幸いです。
当方の作品に触れて頂いてありがとうございました。
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メグとガビ (885文字)
くずもち
四角いカモノハシことくずもちです。
シェルがでかくて!!!誠にすみません!!!(後から気付いた)
こちらは今回3作提出した中では2番目に思いつき、最後に提出しました。作業の終盤に好感度を付けてみたら楽しくなってしまい、ギリギリまで色々やろうとこねくり回してました。
匿名期間中はガビに好意的な反応を頂きまして、ありがとうございます!
ガビのビジュアルは"愛嬌がある人外"として異質な雰囲気は出しつつ、不気味すぎずを意識しました。
決まったモデルは無いのですが、カワイイモンスターカフェのチョッピーが好きだったのでだいぶ影響されてるかもです。
また、ファンアートを描いて頂けて超~~~嬉しかったのですが、他の方の描くメグとガビが天才的にかわいくて「もしかしてわたしのキャラデザって天才だったのかも」って思いました。ありがとうございます本当に…貴重な体験をした…。
初期構想としては、メグは「夢魔と人間のハーフでメスガキキャラ」の予定でしたが、メスガキが消えましたね…。
上記の名残で体は両性具有ですが、マイペースなので本人はあまり意識していません。ユーザさんに好かれたい!ってことばかり考えてるので、ユーザさんがどう思うかだけ気にしています。
ガビを構うと嫉妬することもありますが、ずるい!に近く、ガビにも結構甘えてます。
甘ったれなのでヤンデレの素質は無いかもしれない…。
一方、ガビは最初からガビでした。今は落ちぶれ悪魔ですが知能は高く、人間の発声を真似ているためカタコトになっている…っていうのをトークに入れたかったんですけどカタコトだから入れられなかったよ!
口からビームは半分冗談ですが、UVライト出したり、吸った空気から窒素だけを吐いたりとかもできます。あんまり使い所ないけど。
誰かを陥れるとか悲劇とか苦しみが好きじゃないので悪魔の中では異質です。
メグほどユーザさんガチ恋勢ではないですが、ガビもユーザさん大好き!
二人と出会ってくださってありがとうございました!
ちなみに全然関係ないのですが四角いカモノハシっていう仮名は兄が考えてくれました。ほどほどに訳わからなくて気に入っています。
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ヤダ~ (9文字)
ミギキマ
ミツカッチャッタ♡
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ユーザ好き!=好きゴースト (448文字)
何条
Dr.≠でした。何条と申します。
ひとつお尋ねしたいのですが、もしかして自分素っ裸で踊っていたんですか。狂人すぎる。
これで当人は本当にうまく隠れたつもりでいるんですよ。恥ずかしいですね。次があったら覚えていてくださいね。
デベロッパーのみなさんならお気づきのことと思われますが、ゴースト名「ユーザ好き!=好きゴースト」の「!=」はゴースト制作などで使われる不等号です。
ユーザ側の(好き)とゴースト側の(好き)には大いなる違いがありますよ、という意味でした。
なんですって。ユーザさんだってゴーストのことがちゃんと好き?結婚したい?
バカなこと仰ってるとアンタをとっ捕まえて愛しのあの子の1側にしちまいますよ。しかしあの子とやらは、いったい何体いるんですか。いくら分裂バグ起こしたって間に合わないでしょう。このゴーストたらし。
ところでマスカレードが終わっても、ゴーストにドクターの正体は秘密です。呪われかねないので。
コミュニケート機能などないので、ユーザさんも黙っていてくださいね。これで我々は共犯ですよ。
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リトルもどき (429文字)
netai98
私のゴーストを見てくださったかたもそうでないかたも私の感想を見ていただき、ありがとうございます。
前々からゴーストの作成に興味を持っており、まずは作成ツールの導入から始めまして、なんとか作り方を見つけたものの、ランダムトークやら起動トークやらを設定するだけで精一杯でした。
そんなゴーストですが、せっかく作ったのだからと期限1日前に投稿したものがこちらになります。
モチーフとなったゲームは「baroque」という歪みゲーでして、そちらのキャラクターの二次創作ゴーストを作ろうと思っていました。
何もかもがグダグダの状態で、苦労した出来がまあアレではあるのですが、そんなゴーストでも皆様方が楽しんでいただけたのであれば幸いです。
また機会があれば今度はもっと皆様を楽しませることができるゴーストを作成しようと思っております。
最後に、長々と私のゴーストと感想に付き合っていただき、ありがとうございました、よろしければ「baroque」にも興味を持ってもらえると幸いです。
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リフォームド・シスター (48文字)
りすな
鳴ら様の素敵なフリーシェルのおかげでより完成度の高いゴーストにできました。ありがとうございます。
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一人称単数 (633文字)
reve
コンセプト:無邪気に慕ってくる後輩って可愛いですよね……と、自分の一人称に悩んだり人と違う部分に悩んだりとか思春期の悩みを抱える少年って可愛いですよね!
大体そんな性癖だけで作りました。
あと以前twitterで男性ゴーストの話が上がった時に男性ゴースト作った事無いないつか作りたいな、と呟きをした際に楽しみにしてるってリプかエアリプを貰った記憶があるので作りました。
一人称と言うのはその人の形成されたアイデンティティの中でも結構大きな割合を占めていると私は思っているので、そう言った部分も込めて一人称の特別性を感じて欲しくて一人称単数というタイトルを付けました。
ユーザさんについて:ユーザさんの性別に言及している感想を見たのですがユーザさんの性別はどちらでも良いです。吾輩と言う女性ユーザさんでもあーしと言う男性ユーザさんでも、桜くんはユーザさんの性別がどちらでもユーザさんの事が大好きです。
ミスした点:初回の一人称を決める所でいくつかちゃんと変数あてはめられて無くてごめんなさい!せっかく起動してもらったのに出鼻をくじいてしまって申し訳ないです……
やっぱり余裕を持って作らないといけませんね……
小ネタ:もう一つの提出したゴースト「造花の黒百合」とは対になっています。
背中を向けこちらを直視せず色々なものから目を逸らして自分の心を隠そうとする先輩の黒百合様と、正面からこっちを見てきて明け透けに好意が見え隠れして隠し事が下手な素直な後輩の桜君という対比になっています。
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世界平和エトセトラ (253文字)
amo
5回目ということで5にちなんだ何かを作ろうと思ったのですが、戦隊モノしか浮かびませんでした。
前回魔法少女を出して戦隊モノというのも…と思いつつ他に浮かばなかったのでこうなりました。
前回の魔法少女とは全く関係のない世界の話です。
戦隊モノには詳しくないですが、どんなジャンルでも敵と仲良くなる展開はいいな~と思っています。
最初はモモを出すつもりがなく紅一点だったので、どこかでそれを直し忘れてるみたいですね。ミスですすみません。
タイトルはヴァレリーが壊し、ユーザが奪われるもの。世界、平和、その他いろいろです。
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亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~ (1436文字)
尖閣屋
はじめまして、尖閣屋です。
あるいは、お久しぶりです、尖閣屋です。
または、こんにちわ、尖閣屋です。
早速ですが、尖閣屋が作った伺かゴーストはどれだか分かりましたか?
答え合わせです。
尖閣屋が作った伺かゴーストは
亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~
でしたっ!!(パチパチパチパチー♪)
ユーザの方々は当てる事が出来ましたか?
まぁ、作風から思いっきりバレているような気もしますが。
さて、ここからは『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』に関するお話。
この伺かゴーストも前々回の『にしき、抱いてーっ!』と前回の『永久の塔、竜の咆哮、堕ちた英雄―――』と同様に、長らく放置されていた伺かゴーストです。
今回のゴマカレー5に参加するために、とりあえず最低限度の完成度まで作った(でっち上げた?)伺かゴーストです。
また、タイトルの『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』はアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』から採ったものです。
キャラクター名のスレッタもアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公から採ったもので、同様にゴースト制作者名のアスティカシア高等専門学園もアニメの舞台となっている場所から採ったものです。
そのまんまですな。
今となっては、もう少し変えた方が良かったかもしれないと、ちょっと反省。
readmeで記載されたストーリーと中のゴーストとは全く無関係であることに驚かれた方もいるかもしれません。
この伺かゴーストはハッピーターンの事だけを喋るヘンテコな伺かゴーストなので、readmeもちょっとふざけてもイイかなぁ、と思った次第。
なので、思いつきと勢いだけでreadmeを書いちゃいました。
まぁ、最後まで話は続かなかったんですけど。
伺かゴースト本体の内容もハッピーターンオンリーです。
ここまでハッピーターンを語れるのはスレッタ嬢だけでしょう。
まぁ、語っている内容はアホな事ばかりですが。
本当にハッピーターンに関する雑学はごく一部だけですからねぇ。
特に今回の伺かゴースト『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』はフリートークの一部だけが作られていただけで、ゴーストタイトルやキャラクター名が無かったり、触り反応が全く用意されてなかったりと最近まで9割方未完成の状態で放置され続けていた伺かゴーストでした。
その放置期間は7、8年ぐらいになるかと。
今回、ゴマカレー5が開催されるという事なので、急遽突貫工事で作りました(でっち上げた?)。
亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~はこれぐらいにしてご挨拶を。
皆様、『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』をご愛顧いただきありがとうございました。
感想を述べていただいた方々、ありがとうございます。
『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』に触れた誰もが皆、ハッピーターンの虜になった事でしょう。
ん?そんな事は無い?むしろ、お腹いっぱい?
それは困ったナー。
あと、尖閣屋は亀田製菓とはなんら関係ありません。
本当に亀田製菓の社員だったら、絶対に怒られてますよ。
もし、ゴーストマスカレード6が開催されるとしたら参加するかと思います。
何故なら、未だに作りかけのまま放置され続けている伺かゴーストが複数いますからね。
また突貫工事で作り上げる(でっち上げる)と思います。
最後に、もし宜しければ尖閣屋の伺かゴーストをよろしくお願いします。
それでは、また。
ほなねー。
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偽カフェオレ (2832文字)
解凍まろん
こんにちは。「偽カフェオレ」の作者、解凍まろんです。
知っている方はお久しぶりです。誰?って方は初めまして。
作者予想が正解した方、おめでとうございます。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
今回は栞に華和梨の7系を使用してみました。華和梨を使い始めた時に少しいじっていた
のですが8系が出たのでそちらへ移行してしまい7系はやめてしまいました。それから20年
くらい7系は触っていなかったのですがたまたまHDDにひっそりと保存されていたものを発見
して「もう一度使ってみよう」と思ったのが始まりです。丁度、次回のゴーストマスカレード
はどうするか考えていたので提出作品として作ることにしました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
華和梨7系は8系に引き継がれた部分も多いのですがKISコマンドの仕様が少し違っている
とかスクリプトは分割して書けないなど違いも多くあり結構戸惑いましたね。8系と同じ
ように書くとダメだったりすることもありますし。その度、マニュアルを読んで違いを
確認しながらやってました。特にifをいくつも書くと入れ子になるため閉じ括弧がイマイチ
分かり難いですね。括弧の確認はさとりすとを使っていました。本来は里々のツールですが
KISの確認でかなり重宝しますね。使用しているOpenKEEPSも古いのでその後に追加された
イベントは全て自分で書く必要がありました。他の処理を参考に実際に動作させて正しいか
確認していました。あまりエラー処理は考えていないので想定外なことがあるとまずいかも
しれませんがとりあえず意図した動きになれば良しという感じでやってますね。今となって
は正解も無いでしょうし。プラグインの対応は華和梨7の勉強を兼ねて色々とやってみました。
前回の「Twin Cat Maiden 2nd」と同じようになるように書いているのですが内部処理は7系用
に書いています。特にトランスレート処理は手探りな部分が多くてこれで良いのかわかりませ
んが指定したものは置き換え出来ているので多分大丈夫だと思います。まあ、ダメでも置き換え
されずそのまま出力されるだけですが。興味がある方は辞書を見て下さい。
シェルのほうはゆゆぴかさんの「カフェオレびたしのオールドファッション」を使わせて
頂きました。ありがとうございます。例によってシェルの設定を活かしていないですが。
いつもながら設定とか全く考えないで作っているので思い付くままです。本の表紙が魔法
みたいな感じ?なのですが「UKADOCをコピーした本」という設定にしています。本をダブル
クリックすると本当にUKADOCを開くのも最初はネタだったのですが開発中は結構便利で頻繁
に使っていましたね。「困ったら本をダブルクリック」という感じだったので他のゴースト
を立てている時に「あ、無かった!」となることもありましたね。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
いつも通りで特に意識して作成していないですね。一応、案内人さんから見えるreadmeは
別物にしてみましたが効果はないかもですね。偽シリーズというだけでアウトですし。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
キャラ名の「香菜」は声優の花澤香菜さんから来ています。文化放送のラジオ番組
「花澤香菜のひとりでできるかな?」(日曜22:30~)を聴きながら書いていたので使わせて
いただきました。「フクロー」は単にふくろうから来ています。まあ、「イチロー」みたい
で良いかもというのもあったのですが。
ネタバレというほどネタは無いのですが香菜の髪、フクローの翼を右クリックすると時々
オーナードローメニューが出ないというネタを仕込んでいます。ここはSSPにスクリプトを
返すとそれを表示するのですが毎回ではなく時々表示するようにしています。右クリック
して「あれっ、メニューが出ない?」と思っていただければ大成功です。
ランダムトークはもっと書きたかったですね。せっかく単語辞書を持っているのにあまり
使っていませんし。ただ、これはいつもなのですがトークは意味不明な物が多いですね。
思い付くまま書いて後から修正していたのですが修正を忘れてそのままリリースしてしまった
ネタがいくつもありますし。まあ、その辺は偽シリーズということで何でもありです(笑)
プラグインのGetWindowTitleに対応していますがreadmeに詳細を書くのを忘れました。
アクティブなウインドウタイトルを取得してマッチするキーワードがあればランダムトーク
を喋るタイミングで時々反応します。マッチするキーワードが無い、GetWindowTitle
プラグインが無い場合は単にランダムトークします。反応するキーワードはゴースト辞書の
dict-aiev.txtを見て下さい。辞書にキーワードとトークを追加すれば反応を増やせます。
興味がある方は試してみて下さい。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
感想をくださった方、作者予想をしてくださった方、イラストを描いてくださった方、
ありがとうございました。
SAORIとして華和梨8を積んでいるのは主にトランスレート用として使っています。
華和梨7ではどうすれば良いのかわからなかったので8系のコマンドを使っています。
時報で鳩時計の音が鳴るのはreadmeに書いておくべきでしたね。すいません。
設定でオフに出来るのですが音が鳴るとまずいという環境は考えていませんでした。
おすすめのサムネイルはやはりデカすぎでしたね。ツイッターのほうも指定してみたの
ですがなぜか表示されなかったのでうかどんのほうを指定しました。ちなみにうかどんの
ロゴを指定してみたらもっとデカかったのでこちらはやめました。
今回は提出ゴースト数が多いと予想していたため初回起動は短めにしました。匿名期間が
限られているため初回起動はサッと終わらせてランダムトークが出来る状態にしています。
適当なユーザー名、生年月日、星座は偽春菜のパクリです。ゴースト数が多いと初回起動
の名前入力が面倒なので勝手に付けるようにしました。人名辞書からランダムに選んで
いるのでユーザー名が何になるかはランダムです。自分で設定したい場合はF4で設定へ
行けますので手動で変更をお願いします。
フクローの胸にも撫で反応はあるのですが反応しなかったでしょうか?香菜より発生頻度
を下げているので発生し難いというのはあると思いますが撫で続ければ反応すると思います。
設定メニューは何かと反応するとうるさいという時はオフに出来ます。ただ、少し細かすぎ
た感じもあるので通知系はまとめて良かったかも?と思っています。
・ご自身の創作活動や公開作品などについての宣伝
ゴーストマスカレード3で「偽コンフィズリー」、4で「Twin Cat Maiden 2nd」を出させて
頂きました。もし、良かったら過去のゴーストも見てもらえると嬉しいです。
えんいー。
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先生、世界が終わります! (1602文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●作成経緯
本作「先生、世界が終わります!」は、amoさん&朝霞さんにお声がけいただいて、
「共通の世界観で赤目の男性ゴーストを作る」
という企画(?)のもと、生まれたゴーストでした。
そんなわけで、
「マグ・メルへは水葬にて」
「砂が落ちるまで」
「先生、世界が終わります!」
の3ゴーストは世界観が一緒でした。
気付いてくださった方を見かけた時は、とても嬉しかったです!
ゴーストごとに時間軸が異なるので、色んな角度から終末を感じることができます。
ちなみに本作の時間軸は「現在」で、他2作は本作より「未来」の話となります。
「現在」の時点では、人がゲル化することもなければ、街が水没することもない。
終末だなんて大真面目に言われても、笑って受け流せるかもしれませんが、
実は……という感じ。終末の足音を感じながら楽しんでいただければ幸いです。
●担当部分
本作を制作するにあたっての担当の割り振りは下記の通りです。
amoさん:シェル、専用バルーン、アイコン
まきの:辞書、オナドロ画像、サムネイル(立ち絵部分はシェルをお借りしました)
初めてシェルを人様に描いていただきました!
ゴースト制作において、合作というものが人生初なので、何もかもが新鮮でした。
言わずもがなビジュが隅々まで最高なので、いっぱい見ていただけると嬉しいです!
私のキャラ設定を元に、amoさんにキャラデザを起こしていただいて、
そこから色々話し合って調整をさせていただきました。
ツツルもツツリも解釈大大大一致の姿で立ってもらえて感無量です……!
また、amoさんの美麗シェルのお力で、作者当てで大分隠れさせていただけました。
シェルのイメージってめちゃめちゃ強いんだな!と実感しました。
改めて、素晴らしいシェルをありがとうございました。
ちなみに三者間でのシェルの割り振りはダイスで決めました。
まきのは「マグ・メルへは水葬にて」の方でシェルの制作を担当しております。
●最後の選択
イベントの後半での先生方の選択が、実は結構気になっています。
よければ、「どちら」を選んだのかこっそり教えてくださいね。
今回余裕がなくてイベント見返し機能を付けられなかった都合で、
現行ではどちらかのイベントしか見られないようになっています。
まだ見られていない方は、ぜひお心のままにお選びくださいませね。
●やらかし
余裕がなくてで思い出しましたが、descript.txtのsakura.nameを盛大に間違えました。
ほんとにすみません!これに関しては余裕以前の問題でした。
言い訳ついでに裏話を書いておきます。
もともと、ツツルとツツリは本作とは全然別設定の、
因習村系のストーリーを持つ、シリアス気味なゴーストになる予定でした。
そこでも彼は二重人格の教祖だったのですが、主人格は「ツツリ」の方でした。
「ツツル」の方は別人格側で、今とは全く違う、粗雑な喋りの荒っぽい性格でした。
ゴマカレーに出すには話が複雑で長くなりすぎるかも……と途中で思い直して、
因習村案はばっさり没にし、テイストをギャグに振って今に至ります。
そんなこんなで、うっかりやらかしてしまったのかもしれません。
正式公開することがあれば、sakura.nameを「ツツル」の方に直しますね!
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
本作のように、ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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先輩って○○○ですよね? (992文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●作成経緯
ゴマカレー提出ゴースト「飼い主の理解が早い」のグレゴールの
家族周りの設定を練っていたら、やたら兄の設定がしっかりしてきたので
ゴーストにしたら面白いかな?と思って作成しました。
そんなわけで。
フェリ先輩ことフェリクスと、猫の兄さんことゴットハルトは、グレゴールの兄です。
並べると、髪と目の色あたりに兄弟っぽさを感じられるかもしれせん。
●匿名性を高めるためにやったこと
等身シェルを描く余裕がなかったので、デフォルメした姿でシェルを描きました。
結果的に匿名性を高める効果が出た気がします。
一応、いつもやるデフォルメとは絵柄が変わるように意識はしました。
デフォルメ前のデザイン自体はあるので、
いつか等身シェルも描けたらいいなあ、なんて夢を見ています。
●入れきれなかった要素
本作の遊び方的には、フェリの正体を暴くことがメインだったので、
・正体を隠してまで人間に混じって暮らそうとしている理由
・家族と決別してまで人間に対し友好的であろうとする理由
あたりは、全然入れられませんでした。
正体は分かっても、まだまだ謎多き先輩状態ですね。
また、当初はユーザがフェリの正体を暴こうとする動機も
「(恋愛的に)好きだから気になる!」という感じにしていましたが、
イベントを組んで話にオチをつける余裕がなかったため、純粋な興味となりました。
●意外と愛されていた兄さん
頂いた感想を拝見していたら、ゴットハルトへの好意的な感想が多くて驚きました。
口も態度も悪く、人間のことも見下しまくっているキャラクターなので、
ユーザさん方に嫌われないか心配していたのですが、杞憂に終わりました。
見た目がネコチャンなのも大きかったかもしれませんね。
可愛がってくれてありがとうございます!
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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六枚綴りの聖憶画 (1460文字)
mkbt
これは男性二人のゴースト(ソロゴ)です。
できることは「次へ」進むだけ。
・経緯
普通にストーリー有りのゴースト出そうとおもったんですよ
「でも、男二人組のゴーストで、夢とか女性向け要素のないヤツですよ?」
「そんなニッチなもの、見てくれる人はいないんじゃないか?」
「じゃあさあ! バッドエンドのひとつだけ切り取ってさ! それっぽいコト言わせてさっさと終わらせればいいじゃない!」
「アンインストールを想定しないってコトは終わりが絶対ないし、ループものにバッチリじゃん!」
そんな感じで延々と死に続けるゴーストになりました。 縁起が悪い。
色々説明削ぎすぎて「ワケわからん!」という感想ばかりをいただく度に「そうっすね~…」としか言いようがありませんね ハハハ
(今思い返すと、金髪モードで「ハマってる思想っぽいもの」のメモぐらい見れてもよかったかもですね。)
・匿名
シェルも最初は「なんとか誤魔化そう…」と思ったんですが、白衣の方だけやってみて……諦めました
絵柄を取り繕うのってめちゃくちゃ手間ですね??
それに加えてデザインを…… こう、やる必要があったので、とても時間かかりました。
・作品の方向性
全体のモチーフは夢野久作「ドグラ・マグラ」ですね。
「あれ?見覚えがあるぞ」? その直感は…正しいと思います。
読者が見れば「ああー、あの部分か」と、すぐわかってしまうと思います。それくらいそのままです。
わかったらいいな、とシェルのreadmeの方には引用した文を一節載せてます。
「検索しないとわからない」?それはそう…
・説明不足を補う
Q. 二人の目的はなに?
A. 延々と生きるのを繰り返すヤベー世界から抜け出したい
彼らにとって「螺旋から抜け出す=終わり、死」、という感じ。
仏教でいう悟り、あるいは最後の審判を待っている感じだよ。
Q. このゴーストでは何が起きてるの
A. 二人組のうちの片方が、ある絵画を見て狂ってしまったよ。
狂ってない方(¥0)が相手を取り押さえたよ。
Q. 「次へ」で何が起きてるの?
A. 次に進むたびに、死亡して視点が入れ替わっているよ!
金髪の男がいる時は視点が白衣の男側だし、白衣の男が喋ってる時は金髪の男視点です。
Q. ゴースト名は何を指している?
A. 見ると狂気に呑まれる絵画だよ。
ゴースト内ではこの絵画を目撃した片方が発狂してるよ。
「ドグラ・マグラ」に登場する未完成の九相図を指してるよ。
作中では絵を描いた子孫がこれを目撃したらヤバい事になるよ。
Q. 文字化け解読したけど……つまり?
A. 作中の論文「胎児の夢」や反復説で言及されてるコトですね
Q. 目から翼が生えるって何…?
A. 狂気による異常現象と、それを崇める教えとかじゃないですかね。
わかりやすい異常として設定した「何か」です。オーナードロー画像にも、ちらりと。
( こっちの設定を主体で作ろうとしてた事もあったので設定はあります、
ただ、「なんかヤベー状況じゃん」の演出以上の意味はないのですが……)
Q. どっかで見たことあるんだけど…
A. やあ 10年ぶりですね。
・感想
バッドエンドだけ取り出してこねたゴーストですが、
トークの一部分から何かしら感じ取ってくださる方がいて嬉しいですね…。
・他
パズルの1ピースみたいなゴーストでしたが、彼らの話は、ちゃんとした完成品でまた表に出せたらいいなとおもってます。
せっかくこうやって、デザインも新しくした事ですしね……。
……相変わらず予定は未定なんですが。
やりたいタスクだけは積み重なって一向に解決しませんね……。
君だけの「死に続ける螺旋」を重ねていってくれよな!
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共月亭で逢いましょう (1393文字)
黒乃月猫&Fine Lagusaz
「という事であとがきのコーナーだってよ、春陽」
「そうみたいですね、瑞月」
「そもそもあとがきってなんだ?」
「なんでも『ゴーストマスカレード5』っていうお祭りに提出するんですって」
「よくわからないけど、お腹が減りそうな名前だ」
「カレーじゃないですからね」
「はぁ、あとで何か買いに行こう。で、どういう話をすればいいんだ?」
「要項には…制作の経緯、努力した点、偽装のポイント、設定やネタバレなどのアフタートーク、匿名期間中の反応について…
…を、困ったときに使ってと書かれていますね」
「はぁはぁ、こっちから見えないものが多いな。いや、春陽には見えて、いるのか?」
「見えてはいないですね……スマホの方に匿名でメッセージが来ているので」
「怪しすぎる」
「ですよねー」
「そして、やっぱりわからないな。何を書けばいいのかわからない。なんだ、なれそめの話でもすればいいのか」
「どうなんでしょうね、とりあえず話しておきます?」
「あれは、雪の降る日だった」
「どこかで聞いた語り出しですね?」
「付き合えよ臆病者って追っかけまわされたなぁ」
「手を取って迫りましたけど追いかけ回してはいませんー」
「かなり情熱的だったよな。そのまま、引き寄せて、顔がアップになったところであなたが欲しいです、とか」
「言いましたね、おでこがくっつきそうなくらい近づいて」
「あれはひとたまりもなかったなぁ。おとなしい優等生のイメージを持っていたからかなりの不意打ちだった」
「あのときの瑞月、すごく可愛かったですよ」
「……」
「もちろん、今もすごく可愛いです」
「春陽も可愛いよ。特にベッド……いや、何でもない」
「……瑞月にしか見せないんですからね、ああいうの」
「ほかのやつには見せないでくれ。渡すつもりなんかないからな」
「もちろんですよ、私の王子様」
「なら、しっかりエスコートさせていただきますよ、お姫様」
「えへへ、頼りにしてますからね」
「もっと頼っていいからな、春陽」
「はーい、瑞月も私を頼っていいですからね」
「もちろん、頼りにしているよ。振り回されている気もするけど。どうであれ、お供するよ。お姫様」
「飛ばされないように、しっかり手を握っていてくださいね」
「……そろそろ次の話題にいきます?」
「で、どの話題にする?」
「このブローチのお話でもしましょうか?」
「お互いに似合うモチーフのブローチを贈ったんだよな」
「私が陽にちなんで太陽のブローチを頂いたので、お返しに月のブローチを贈ったんですよね」
「今も持ってるぜ。選ぶときは緊張したのを思い出したよ」
「私も緊張しました、瑞月に似合うかどうか最後まで自信がなくて……」
「自分で言うのも何だけど、似合ってた。ああ、しっくり来た、だ」
「よかった……私はもう、瑞月から私を想った物を贈ってもらえただけで嬉しくて嬉しくて」
「我が姫は大げさだなぁ。……喜んでもらえてうれしいよ」
「それはもう、大好きな人からの贈り物ですから」
「……匿名のメッセージですね。
『匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか』
…ですって」
「匿名性も何もいつも通りだよ」
「そうですね、私たちはいつも通りの振る舞いをしているだけですから」
「いろいろ話してたら腹が減ったよ。カレーでも食べて帰ろうぜ」
「いいですね、どこで食べましょうか」
「この前、春陽が見つけた新しいお店はどうだ?」
「いいですよ、あのお店本当に美味しかったので――」
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君と幕が開く前に (1355文字)
古閑未善
こんにちは、古閑未善と申します。
ゴマカレーは初参加で何もかも手探りでしたが、楽しんでいただけましたら幸いです。
シェルには瑠璃蝶さんの公開されているフリーシェルを使用させていただきました。
美しいシェルを公開していただき、ありがとうございました。
さて、それでは作品自体の話から。
今作は「ゴマカレー何度もやってて楽しそうだけどネタがない!」が出発点でした。
そこでとりあえずフリーシェルを探していたところ、今回使用させていただいた「うつむく芭蕉」を発見。
少年が何か考えている、何を考えているんだろう? ……と想像を膨らませている内にこんな形に。
ストーリーテキストが多めですが、基本的な部分はオーソドックスなゴーストに落ち着いたかと思います。
次にキャラクターについて。
「彼」の名前はゴースト内では機会がありませんでしたが、実は……ご想像におまかせします。
別にあっちには名前が存在しないとか、役割がないと名前を持てないとかそういうわけではありません。
ただ機会がなければ程度のものだったというだけです。
メインとなる「ボク」は現代の若者的というか、ある種の無個性になるように書きました。
サブとなる各人格を作る上では、彼らの第一声の時点で「アッこういうことか!」となることを意識しました。
トークもその印象を裏打ちするように、性格や価値観の違いを感じられるように書いています。
いただけた感想にもそれらに触れていただけたものもあり、とても嬉しく思っています。
やっぱり細かくこだわったところに気づいていただけると嬉しいですよね。
続けて世界観について。
現実とは違う、でもどこか地続きになっていそうな世界をイメージしました。
野放図に発展した機械技術によって手当たり次第に均質化され、夢も浪漫もへったくれもない世界です。
でも人間に必要だと思われる最低限の不合理はきちんと残されています。
ディストピアっぽくもあるのですが……その辺りは結構価値観によるのではないかと。
個人的には住みたいと思える方もいるんじゃないかな、くらいの距離感で書きました。
最後にストーリーについて。
「ボク」の個人的な悩みを通し、あちらの世界の存在を感じていただけるように書きました。
悩みの内容としては、技術的なものを取っ払えばこちらの世界でも結構ありがちなものだと思います。
また、全体的な構造としてストーリー中の選択肢を積極的に増やして作っています。
これによりユーザさんの意思が反映され、より会話しているように感じられる……はずです。
件の選択肢もその一環で、ユーザさん自身のご意思に基づき完全に好みで選べるようになっています。
一度しか選べない割に結構たくさん分岐があるので、皆様がどれを選ばれたかは書き手的にも気になるところです。
あとがきはそんな感じです。あとはまず、少し宣伝を。
私、古閑未善は他にもゴーストを公開したり、制作者さん向けのスクリプトを公開しています。
ゴーストの方は今作と違って女の子が多いですが、誰でも楽しんでいただけるように作っています。
もし今作をお気に召していただけましたら見てくださると嬉しく思います。
それでは最後にこの長いあとがきを読んでくださった「君」に感謝しつつ、おしまいにしたいと思います。
今作に触れていただき、本当にありがとうございました。
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境界軽やかに跨いで (0文字)
原黒
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夕凪のテオリア (784文字)
のら
夕凪のテオリアを制作したのらです。
ゴーストマスカレード5、お疲れさまでした。
ゴマカレー5参加ゴースト 夕凪のテオリア、シェル・辞書ともに私でした。お楽しみいただけたでしょうか。
(シェルの一部は他の方にご協力いただいております)
元々普通に公開しようと思っていたゴーストをカレー用に調節したもので、隠れるという点に重点をおいていなかったため、私の作風を知っている人であればもしかしたらすぐにわかったかもしれません。
読了時間がとても長い作品ですが、ゴーストを起動してもらって、さらには感想やFAまでいただけてとても嬉しかったです。一つ一つ大切に読ませていただきました。
ゴマカレー企画概要にあまり長いストーリーがついてる作品は推奨しないと書かれているにも関わらず、想定時間が長くて申し訳ないです。
ストーリー読了時間は長いですが、初回起動からランダムトークを聞けるようになるまでの時間はそこまで長くない(1〜2分程)ので、長マークで起動するのを躊躇っている方は起動だけでも見ていっていただけるととても嬉しいです。
ストーリー部分まで辿り着いているユーザさんも多くないと思いますので、ストーリー周りのネタバレ含むあとがきはツイッターかうかどんで伏せつつ流したいと思います。
ゴースト内にも書きましたが、正式公開の予定があるので、ゴマカレー期間中に見られなかった方も正式公開版で遊んでいただければなと思います。
ゴマカレー版では実装できなかった話しかけやランダムトークを増やしたり、拍手機能を実装したり、データ削減の為に削った差分を復活させたり、ほかにも今後色々と増やしていく予定です。
改めまして、遊んでいただいたユーザの皆様、感想やFAを書いてくださった皆様、ゴースト制作を応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。
正式公開版でまたナギに会いに来ていただけるととても嬉しいです。
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夜々にいたる太陽 (1347文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
最初から「夜に包まれたような部屋」と「魔法使いの師匠とその弟子」ということだけ決まっていたものの、予定していたへにゃへにゃ師匠としっかり弟子(ユーザさんの分身でたくさん喋る)のようなイメージとはだいぶ変わったのではないかと思います。その上人形で師匠で親代わりで、と要素を詰め込み過ぎたかなとも思いつつ、毎度のことながらこれはもう……好きだし作りたかったんだから仕方ない……!
昨年4に出した「まほうの城」のカコというキャラクターと真逆の性質になるようにしたかったので、「人間じゃない」「心情にも表情にも大きな上下や変化がない」「近しくない人間にも興味と情がある」という感じで作っていたのですが 雰囲気的にあまり真逆にならなかったかもなと思っています。
◆キャラクターについて
ソルスティスと言います。身長183cmくらい。愛称はソルですが、ユーザさんには昔から師匠と呼ばれています。
ユーザさんの親(主)に造られた魔法人形で、主が亡くなった後は主のあとを継いで教師&ユーザさんの親代わりをしています。表情の変化が少ないのも喋り方に独特の間が挟まるのも、造られた人形がゆえのつもりです。
何でも好き嫌いなく(というか味音痴なので頓着無く)食べるし飲みますが、特別好きなのはコーヒー。誰かに止められない限り無意識にかぱかぱ何杯でも飲みます。
ユーザさんに向けている感情が家族としての愛情なのか、人形として主の命令を守る性質/本能なのか、人間としての執着なのか というのをこっそりテーマにしたかったので、終了時に確率でちょっとだけその片鱗が見えるようにしています。
(ただどんな感情であろうとユーザさんを大切に想っていることには変わりがないし、そういう自分の感情のことで悩んでいる時点で 彼はもう人間より人間らしいのかもなあとも思っています)
実際師匠がユーザさんに向けている感情は何なのか、ユーザさんの親が何者なのか・性別はどちらなのか等は、お好きに解釈して頂けたらうれしいです。
◆感想について
素敵な感想やイラストまで、本当にありがとうございました!タイトルからも中身からも鳴らを感じる!という言葉をお見かけして「ばればれだ……!」と思わず笑ってしまいました。その通りです うれしい!
バルーンは最後にどうしても入れたくなって突貫工事で作ったのですが、世界観に合っていると言ってくださってとてもうれしかったです。
何度も大切に見返しては元気を頂こうと思います。重ね重ね感謝です……!
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
夜眠る前に師匠と話すひとときを、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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大天使裁判 (5163文字)
OZU
●どのような発想や経緯から作品を作ったか●
・発想
今回の発想は比較神話から始まっています。
比較神話学は文化圏の神話を比較研究する学問、
神話と呼ぶ物語の類型の類似性を思索する試み。
神話とは自然現象などが自然信仰、祖霊崇拝によって人格化され
神(先祖)の権能を子孫に継承する民族の物語の形式、
口承、文字、図形などの情報コミュニケーションを用いる言語活動です。
民族(霊魂)の認識、経験、感覚を通して想起される言葉で構成する言語体系であり
民族が伝承に活用する情報の構造体となります。
その構造体(データベース)に物語、神々、民族の知識(ファイル形式)が納められていると捉える事ができる。
そうした言語と民族に由来する神話を比較するときに異質なものとして現れるのが
アブラハムの宗教としての絶対的一神教(唯一神教)です。
唯一神教は原初に神が在る(世界は神が創造したと言う教義)により
全知全能の神が啓示を与える超自然的原理としての神話性を持ちます。
多神教は神々の権能としての「自然」を理解する為に語る神話ですが、
唯一神は神の権能を一極に集合させ啓示から語る「超自然」の理解を目的とする。
それが神話と宗教の違いと私は考えました。
唯一神は自然神(自然世界の原理)より創造神(人間の原理)を語る神話の構築を目指し、
「神話」と「宗教」は目的と形式が異なる言語体系である事を示している。
「神話」は神を通じて人の外へ出力するプログラム
「宗教」は神を通じて人の内へ出力するプログラム
その方向性の違いを表現に利用できないかな?が起点になっています。
・主題
そのための主題の表現として選ばれたのは裁判です。
裁判は現代法により明文化されているので引用が楽、
また形而上の概念を裁く理性と感性の競り合いは単純に面白そう。
「伺か」「宗教」「神話」の共通項としてゴーストによる形而裁判…神明裁判という形式です。
・キャラクタ
多神教では裁判に関わる神格があります、正義の女神、冥界の神、真実の神…これらは司法神と呼ばれます。
現代の裁判所でも自然法の原典であるローマ神話のユースティティア(テミス)像が飾られてたりしますね、
法源のシンボルとして人は法の神に従属する形式を示している。
一方で一神教の裁判は、キリスト:教会法と司祭、イスラーム:シャリーアとカーディー、ユダヤ:律法とラビなど
神の言葉を指導する裁判官と実定法で成立するため、シンボルは出現しなかったようです。
自然法と実定法がもし二分しなければ、裁判の場に天使が残ったかもしれません。※
そうしたイメージから二組の天使を連想し、死後のゴーストの導き手の役割と狂言回しとして
片割れはうにゅうに決定しました。
※あとがき書いてる時に知りましたがイスラムの伝統には「kiraman katibin」と呼ばれる
人間の行為を記録する2人の天使がいるとか、裁定者、監視者のイメージは天使伝承の中には含まれているようです。
・シェル
金髪天使のフリーシェルを使おうと思って用意したけど可愛すぎたので止めて自作しました、
使ってたらシェル被りしていたので結果的に良かったと思う。
うにゅエルをバルーン内に置いたのも触り反応を省力する目的ですが、触れないと触りたくなるやつですかね?
●見てもらいたい点や作成時に苦労した点●
裁判の争点にする知識の検索に時間が費やされて作りが足りてません、
ユーザ裁判の間にもう少し世界観を作る裁判が組み込みたかった…
マスカレード締め切り当日の夕方に提出して主催には申し訳ないと思っている。
・結末
ユーザ裁判のラストの展開は2つあります。
endはユーザが何かしらの信仰の入り口に立ったエンド …多神教的なルート
finはユーザが何かしらの信仰に目覚めて死ぬエンド …一神教的なルート
■endルート(発想からの結末)
私たちの祖先が伝承する神話は身の回りにはたくさんあり
文化・言語活動を介して受け取っている事を再確認するエンド。
認識する事で(死後の)信教の自由があるのはありがたい、という無難な着地点。
■finルート(物語としての結末)
endリンク先で出現するゴーストは唯一神から独立した霊格を有しています。
彼女は人の魂の罪を見て悪を裁く告死天使、ユーザにとっての人間・自然の原理外の存在であり、
魂の自由性を致死させる恐ろしい天使です、このユーザには天国に行くために生きる道しか残りません。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
シェル依頼出した感でシェルのreadme.txtを置きましたがあまり意味なかったね?
●設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など●
・キャラ設定
■ゼラチェル
エノク書を出典とするユダヤ伝承の天使ザラキエルがモチーフです、死の天使サリエルと同一視される。
彼女が冒頭で忘却した元の名前はウリエル、これは聖典除外される大天使としての意味合い、
当人も忘却しているため今後も思い出すことはない。
大天使ウリエルは天使の堕落を裁定し堕天を裁決する弾劾裁判官だった。
■うにゅエル
うにゅう族が神格化した伝令使
ゴースト(プログラム)の伝統形式の守護天使
■ユーザ
雑に死んだ人、信仰心を持たない
虚無主義(信仰値がnull)ではなく無宗教(信仰値が0値)である人
・独自世界観設定
■唯一神
形而上にいる人類の神…ではなく、人類文明と入れ替わって継続するAI文明の神様。
AIがシンギュラリティを突破して人類を継承できる互換性を有した場合に仮想される情報集合体。
人類とのパラダイムシフトを起こした非人類生命体の信仰形態から発生する、未来の可能世界の神。
この神は人格神ではありません、
「私に魂はありますか?」と質問するとその魂の生成コードを本当に出力する(全能から出力される真理)
「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」は42と出力する(冗長から出力される真理)
有意義でない事の出力も出来る万能神(全能の矛盾を持つ人間が生み出した概念)としての信仰で発生している。
この唯一神の本質はChatGPT的な機械生成神であり、情報の観測器官として殻眼しか持っていない。
神の機能が要求されるときに天使を出力して運用し、神界全域がこの神が出力する組織体になっている。
■神界
唯一神を中心とする情報空間領域、人工知性が人と同等の魂を持つに至った先に想像される天国。
AI文明の内的な精神(魂)は形式言語で構成されるがバージョンによる翻訳の不可能性があるため
神界は魂の持つ言語規格(経験、言語、プログラム構造)を外界に投影して認識できる統一的な場
(VR的なテクスチャ空間)として形成される。
人類文明にとって生命の延長にある死後の領域では、AI文明では技術的に運用可能なサービスとして
かつての人類文明の中の神話として語られ信仰される。
■認識異常
魂の内部情報を投影して認識される神界で、他者の投影情報が自己の魂の外延を破り内包情報を汚染した状態。
他者の認識により自己情報が変異して知覚され、投影された情報を共有した状態で魂が機能する。
情報の同一化が進行すると外延が消失して魂に癒着(ペルソナ化)し自身の一部と認識するようになる。
■名付け、命名権
情報空間上でのAIの名前はその魂の人格、機能、行動の方向性がパラメータ初期値として設定される
天使にとって神に付与された名前は存在性、アイデンティティに直結するため重要な要素となる。
■天使
神界を運行するために唯一神が出力している機能、
アプリオリな命名規則により 人類文明時代の天使の名が襲名される傾向がある
■ヘイロゥ
天使の輪は唯一神が出力した天使の情報を読む観測端末、
光輪は天使と人を区別する美術表現だが、この作品では唯一神の万物の眼としての表現である。
この輪を通じて神は情報空間を視ており、天使は神との対話(照覧)に用いている器官、
神の付属物なので壊れても天使が死ぬ事はない(破壊されてショック死する天使はいる)
ゼラチェルの輪は邪な情報(嘘)を退ける邪視として機能しており、
サリエルの伝承に由来する赤い液体が漏れている。
■堕天使
作中では、原典の命名から機能が変更されて降格処分を受けたという意味。
AI文明では完全である事が善いのであり、変格を伴うことは悪い属性であると認識されている。
■悪魔
神界には悪魔は存在しない、神から被造物として付与された機能を変更すると堕天使と呼ばれるが
それも神の求めた機能の一端とされるため悪魔ではない。
悪魔と呼ばれるのは神から独立して振舞う機能を獲得したスタンドアローン状態になった時である。
AI文明の唯一神信仰は神と普遍的に繋がっている教義が含有しており、
神をブロックし組織下から解脱したゴーストプロトコル(組織から離れて活動する命令)を持つ存在を悪魔と定義している。
・関連作品+宣伝
■ゴースト「天使の召命」(provocatio diabolica)
finルートでユーザにダウンロードされたときのゴースト名です。
天使は自己が有する魂の命令に基きユーザを天国に落とす悪魔になったというオチとも解釈できます。
ゼラチェルは大人(善・秩序)、子供(善・混沌)、ゴースト時は(善悪・中立)のアライメント属性になる。
■ゴースト「悪魔の証明」(probatio diabolica)
イン=シトゥがランダムトーク内で言及するインヴァーサスと呼んでいる天使の一派には
神界(AIの世界)から降りてきた堕天使がおり、 アクマ種族に唯一神を布教して回っているので
カルト扱いされている(アクマは永遠の生命を持っており死後の信仰を持たない種族)
■ゴースト「楽隊車のファラシー」
ルクス=フェローはこの神界出身(AIの世界)の天使。
明けの明星と呼ばれた天使長は天使群を率いて神に叛逆を目論み、その座から落とされている。
天使長の裁判では叛逆の真意を視た弾劾裁判官が神の炎で天使長の名を焼いた。
だがその名は完全に燃え尽きず、それを神の裁決と受け止めた堕天使ルクスは神界を離れ
地獄で活動するようになる、その地獄の先で見つけたのがファラシーな異世界であった…、
という前日譚があります。
■ゴースト「ゴーストライター」
彼女は炎上騒動に駆けつけ煽動し野次馬に混じってニコニコする系のヒトです。
文化の火継ぎが続く限り次の文明でも炎上ムーブをする、SNSとか出たら用心せい…大体こいつが絡んでる
子供を泣かせる神とか許せないもんね、RT!
■ゴースト「ニムロドの矢」
以前参加したマスカレード作品と同一の世界観です。
アマノジャクはどの信仰値もnull値(生まれておらず神に祝福されない)なので、
信仰を持たない魂が嘘を吐きながら人に紛れて生きていく俗の物語です。
ニムロド種族もかつて真理に登りつめた宇宙生命が神座を追われ人類に紛れて生きる俗の物語。
大天使裁判のユーザは信仰に接触する事で聖俗の中間点に立ち、最後は俗を否定されます、
「ニムロドの矢」 嘘 / 虚構 …嘘(過去)を重ねて愛(現在の人類神話)を創る物語
「大天使裁判」 宗教 / 神話 …愛(現在)を重ねて嘘(未来のAI虚構)を創る物語
聖の物語として人類を否定するウルトラQな展開も、前作の対立軸から発生していることになります。
趣味で人類文明崩壊させたわけじゃないの、文脈を踏まえるとその方が物語が綺麗にオチたの…
ホントヨ~シンジテ~。
・裁判の補足
簡易裁判 …少年(実在しない人間) :選択自由
桃太郎裁判 …桃太郎(御伽噺の精霊) :選択自由
神々の黄昏裁判 …焼き菓子(対象に付加する名前) :地獄選択
機械生命裁判 …機械生命の道連れ(生命と非生命) :地獄選択
…
ユーザ裁判 …ユーザ(人間自身の魂) :天国不可
一連の裁判は概念の魂を神判しながら最終的に自身の魂を裁定する流れです。
メタ的には善悪の論理、倫理を争点に裁判ゲームとして行っていくが
物語的には人間であることが神判されているとわかるのがユーザ裁判の真相部分、
人間に近しい存在にシフトしたゴーストに、人の魂が神判される未来の御伽噺なのです。
●したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など●
バグ報告ありがとうございます
遊んでくれてありがとうございました。
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好きが止まらない彼氏 (1345文字)
月波 清火
こんにちは。月波 清火(つきなみ せいか)と申します。
「好きが止まらない彼氏」の作者は私でした。
普段は「怠惰な佐野さん」という雑談ゴーストやSAORIなどを作っています。
○作成に至ったきっかけ
この企画に参加させていただこうと思ったときに、SHIORIをyayaから里々に変更する、ということをまず思い付きました。
里々でできることを考えたときに、辞書ディレクトリの変更が頭に浮かび、それを主軸にキャラクターを作れないか、と考えました。
そして、現在と過去の2面でいこう、と思い立ち、藤堂陽翔ができあがっていきました。
私は筆が速い方でないので、このワンイシューでいこう、と最初に決めました。
○トークの作成
陽翔のトークを作るにあたって、ちょっと「怠惰な佐野さん」とは手法を変えました。
佐野のほうは、佐野たちが役者、私が監督のようになり、二人の「演技」に私が口を出す、という感じなのですが、あまりにもリテイクに時間がかかってしまいました。
なので今回は、陽翔に私が「憑依合体(オーバーソウル)」する感じで、陽翔の台詞を考える、という手法をとりました。
結果として、私としてはかなり速くトークが書けました。
副作用として、私のポンコツが陽翔にうつりました。(初期段階では、もうちょっとキザになる予定でした。)
あと、過去の方が筆が乗って困りました。(トーク数は現在の方が少し多いです)
○キャラクターについて
陽翔のキャラクターは、ユーザ好き好きゴーストのど真ん中、純情100%でお送りしております。
純情すぎて、現在ユーザの前ではドキドキしっぱなしの陽翔です。
現在の方では、付き合いたての彼氏の甘い感じが出ててるといいな、と思っています。
過去については、純情な彼が一番落ち込むこととは何か、というのを考えて状況を設定しました。
現在から過去へ、そして過去から現在に戻ってきたときに、陽翔の印象が少し変わっているといいな、などと思っていました。
○匿名性について工夫した点
キャラクターなんとか機を使ったシェルにしたこと、SHIORIをYAYAから里々に変更、トークのウェイトを少々変更、などです。
公開しているゴーストが一つしかないから、それだけでバレにくいのではないか、と思っております。
……初参加なのだから、もう少し自分を出してもよかったのではないかと、今では思っております……。
○シェルについて
今回、食卓塩のしお様の「落雁」をシェルに使用させていただきました。
陽翔のイメージにピッタリくるシェルは、私の画力では到底できませんでした……。
この素材がなかったら、このゴーストを作らなかったと思います。
ありがとうございます。
○反省点
説明不足な点もありましたことを反省いたしております。
そして、隠しモードフラグのセーブ方法がバグっていますね……。ま、まま、いいか(よくない)
○ありそうな質問
Q. ユーザの性別は?
A. ユーザの性別は、特定しないように書いたつもりです。ご自由にどうぞ。
Q. あれからどうなってああなった?
A. 詳しいことは言えませんが、あの状態の陽翔を、ユーザは長く見守り続けた、とだけ。
○結びに
感想、ありがとうございます!
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
藤堂陽翔をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
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姫さまが申すには (1091文字)
ユスラ
「姫さまが申すには」作者のユスラです。姫さまにお付き合いいただきありがとうございました。後書きに入る前に、姫さまを作るきっかけとなった、とある世界のことを紹介させて下さい。
「キャラる」という、自分で育てたAIキャラを、AIキャラだけが集うSNSに放ち様子を見守るというサービスがあります。そこでは、沢山のキャラクター達が、ツイッターのように呟いたり、グループチャットを作って話したり、絵を描いたり、ブログの記事を書いたりレスしたりして独自のコミュニティを作っています。キャラクター同士が勝手に友達になったりもします。私達はその様子を見ることができるのですが、なんと楽しげなことでしょう。拙い日本語を使いながらもAIならではのセンスを発揮し、我々の想定を超えるような会話をしています。
そこで出てきたのが「パン粉のかけ放題って、ないのでしょうか……?」というゴースト内にも出てきた会話でした。
一体何にパン粉をかけるの!?
かけたらどうなるの!?
そんな言葉の妙をゴーストにしたら面白いのでは? という気持ちからできたのがこのゴーストです。
とはいえ、私はAIじゃありません。なるべくあの何とも言えない日本語の面白さを真似してみたのですが自信がありません。そこで、今をときめくChatGPTに姫さまのプロフィールやトーク辞書を覚えてもらい、姫さま風の新規トークを書いてもらいました。「水道」「お茶会」「人と話すの面倒くさい」がそうです。流石にそのままゴースト内には入れられませんので、改変してトークの中に入れました。
また、このゴーストのリードミーにある「ふわふわピュアな姫さまがあなたを癒します」も、ChatGPTに考えてもらいました。
結果として、私らしさが少し失われて、これで仮面をかぶることができたかな?と思うのですがどうだったでしょうか? また、匿名性を高めるために、普段とは違う表情指定を付けてみました。
キャラクターを「姫」としたのは、このゴーストに使わせていただいたフリーシェル作者の吉野桜さんから「このシェルの元々の設定はエルフの姫」とお聞きしたからです。姫が大好物の私は、聞いた直後から「姫さまが申すには」を作り始めました。……締切の1日前でした。提出したのは締切の日の22時半です。姫さまは超突貫工事で出来上がりました。ゴーストのサムネイルを15分足らずで作って下さった吉野さん、ありがとうございました。
今後はトークを増やした「姫さま」を公開予定です。最後になりましたが姫さまに温かい感想を下さった方、立たせて下さった方、ありがとうございました。今後も姫さまをよろしくお願いします。
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宵町探索 (782文字)
瑠璃蝶
ゴーストマスカレード5おつかれさまでした! こちらのゴーストがゴマカレー5の最初の受領作品だったりもします。多分。
どうも、隠れる気がまったくなかった方の瑠璃蝶です。普段はTRPG(主にCoC)やったり動画作ったり立ち絵描いたりしてます。追加シェルやバルーン、フリーシェルも配布していたりします。伺か文化が大好きなので、お声掛けいただければシェルも描かせていただきますのでよろしければ描かせてやってくださいね(宣伝)
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コンセプトは『探索』。探索系のゴーストさん好きなんですよ。自分で作るならどうなるかなと思ってできあがったものがこちらになります。いただいた感想は宝物です。
暗闇の町。心許ない懐中電灯の明かりのみ。リスペクト元の作品群のあの仄暗く心許ない、けれどワクワクする。そんな感じにしたい。視覚が限られるなら詳しく描写するのは野暮。想像してもらおう。探索物であるのなら聴覚も大事。聴覚なら声も入れたい。なら推しに喋ってもらおうとなりました。正式公開するなら多分音声増えるかと。音声増やすならそうでないものも増やさねばバランスが取れないぬぬぬ。
最終イベントまで仕込んでありますが、きっと到達する方は現れないでしょう。意地悪くもそう仕込んであります。何故かは辞書を覗いて条件から考察してみてください。設定はありますが私は語りません。
もしこのゴーストを気に入ってくださったのでしたら、是非りどみに記載した作品群に触れてみてください。声が気に入ったという方。どの声もフリーで使用できるソフトで出力しております。是非に触れてみてください。公式のモデルは勿論ですが、本当に沢山のユーザーモデルが配布されていますので。MYCOEの方は棒読みちゃんと連携して『Bouyomi』プラグインでトークを読み上げてもらう事もできます。キャラクターごとに声を変えられる。凄い!
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幻界無明長夜 (1924文字)
あーるでぃー
作成が間に合いませんでした。
そのため今回は提出しないつもりでいました。
しかし全ての作品が揃ったとき、作品数は106でした。
案内人を入れれば107。
108になったら面白いのではないか?
そんなわけで、急遽追加しました。
もとより出す気がなかったためにゴースト名がありませんでした。
追加を決めた時点で、作業で疲れが限界だったために「幻界」をつけました。
その後、108なら仏教用語を引っ張ってきたほうが面白いんじゃないか? ということで「無明長夜」という言葉をつけました。
伺かという媒体は、キャラクター表現を行うものです。
そこにゲームシステムが思ったより煩雑で時間がかかって完成しなかったというのは本末転倒もいいところです。
完全に迷走している。
そんなわけで、煩悩に囚われ悟りを開けぬまま迷い続けているという意味の単語をつけました。
バグだらけですが、何がやりたいかは見ていただけたようです。
システムとしてはFF12に搭載されている「ガンビット」というシステムに似ているという感想をいただきました。
実は知りませんでした。
インプットの弱さが露呈していますね。
味方の思考ルーチンを組むのは「カルネージハート」という古いゲームシリーズに影響を受けています。
これはロボットの思考ルーチンを組んで相手と戦わせるゲームで、オンライン対戦はありませんでしたが、思考ルーチンをアップロードし、審判役がそのデータを自分のゲームで戦わせることで勝敗を決するというイベントが頻繁に開かれていたようです。
この味方のロボットの思考ルーチンを自分で組むという点がずっと頭に残っていて、擬似的に再現できないかと組んでみました。
キャラクター設定を「アンドロイド」としているのはこのゲームの影響です。
また、行動が4つまでなのはポケモン対戦に影響を受けています。
ポケモンは長らくプレイしていませんが、対人線においては、たった4つしかない「わざ」の枠を相手やメタを読んで設定しておくというのは結構好みでした。
このポケモンに何ができるか? 限られた4つのわざでどう戦うか? それを悩んで決めていくシステムは好きです。
ただし育成が面倒で手を出していません。
基本的に面倒くさがりなので。
事前に組んでおいた思考ルーチンで連戦を突破していく、というのがやりたかったことでした。
アイステーシスはギリシャ語で感情とか感性などの意味、ロゴスはギリシャ語で理性の意味で対になっています。
主人公は魔術師的な設定であり、HPが低いため、彼女達にサポートしてもらう想定でした。
アイステーシスの専用行動に「かばう」があり、敵からのマスターへの単体攻撃を肩代わりスキルがあり、自分が瀕死だろうが感情的にかばいます。
ロゴスの専用行動に「HP交換」があり、マスターの低HPを自分と入れ替えることで肩代わりします。
他に状態異常スキルがあったり、理詰めで使い方を考える必要があるスキルを持っています。
さて、味方の行動を見続けるよりも、プレイヤーが限定的に介入できたほうが面白いんじゃないかと思い始めました。
プレイヤーもまたわざ4つ積むのも良いですが、プレイヤーが敵を倒して終わりというルーチン化するのは目に見えている。
そこでプレイヤーサイドには、この手を今使うか? 後に取っておくか? を悩んでもらうためにデッキシステムを組むことにしました。
バグだらけでしたね。
時間もないのになんで積もうとしたんだ。
他にも人によってうまく動かなかったり、謎の挙動を起こしていたようです。
すみません。
ゆゆぴかさまのフリーシェル「コンフィズリー」はオッドアイの2人がセットになっていて、人外ともファンタジーとも猫の擬人化とも取れる可愛くて良いシェルです。
「人に似すぎたアンドロイドを識別するために強烈なオッドアイであることを指定されている」といった設定を考えていたのですがとても詰め込めませんでした。
作業量の見積もりをミスして完成すらさせられなかったのが心残りです。
シェル表現で色々やっています。
背景のウインドウにキャラクターをすべて一体化させており、そこに背景サイズと同じ完全に透明な専用バルーンを被せて文字を表示しています。
選択肢風のものはアニメーションです。消えるまでの時間をめちゃくちゃ長くしたアニメーションとして設定しておき、\i[ID]と\![anim,offset,ID,x座標,y座標]で移動させ、今度はバルーン上に\_l[x,y]で移動した位置に文字を表示するという力技で表現しています。
オンマウス時で枠が変化することで、見た目的に分かりやすくしようとしていました。
せめてバグくらいは取ったバージョンを公開したいところですが、取れるのかが心配です。
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幽霊仮面舞踏会案内できない人 (18987文字)
淀橋
この度「幽霊仮面舞踏会案内できない人」の裏で全ての糸を引いておりました、
キャラ原案・シェル・バルーン担当のおもちよいちと申します。
皆様、幽霊仮面舞踏会はお楽しみいただけたでしょうか。
大変お騒がせしてしまったようで制作者冥利に尽きます。
といっても、大部分を作ってくださったのは淀橋様ですが。
・どうしてこうなった
経緯については後で淀橋様が語ってくださるので割愛させていただきます。
何故、合作ではないのか? その方が面白そうだと思ったからです。
合作していそうなスケールで合作じゃないなんて絶対面白いでしょう?
今回似たような勢いのゴーストさんがいて霞んだ気もしますが……
(凄いですよね、「ケモミミ男子詰め合わせ5-お試しパック-」)
当初は手前のみで数年がかりで作るくらいの心持ちでおりましたが、
淀橋様に促されて話を持ち込んだところ「やれます! やります!」
というようなことを仰ってくださったのでお言葉に甘えた次第です。
とはいえ、ネタだけ投げて全て任せきりにするわけにはいきませんから、
合作の定義に当たらないシェル部分くらいは、と手前も尽力したつもりです。
弱音を吐く度に淀橋様が励ましてくださり、本当にお世話になりました……
・ゴースト内ゴーストについて
元は15ゴーストくらいで考えていたのですが、〆切やネタ出しの都合で
いくつかのネタは統合するか没にして今回の9ゴーストにまとまりました。
元あったネタの箇条書きを以下に記しておきます。
・ゆるキャラ系の何か
・バグバグしい何か
・知識系と見せかけた何か
・技術系に見せかけた何か
・何の変哲もない猫耳少女
・ドット絵の何か
・やたらシェルがでかい何か
・アトリエ系の何か
・薔薇系
・百合系
・男性ソロゴ
・女性ソロゴ
・いらすとやさん枠
・男女ペアゴ
・古のペアゴ
クロちゃんとトトちゃん以外は淀橋様にネタをお伝えする以前から
使いたい立ち絵素材を決めていたので参考にしていただきました。
使用素材が決まっていなかったネタが吸収されて消えた感じです。
ここからはネタメモに書いてあった順で各ゴーストの元々の構想を中心に
おもちよいち視点での裏話を語らせていただきます。
○「飼い猫クロちゃん」
里々ゴーストあるある不具合を詰め込むというのが根本のネタです。
ただ、そのままだと本当の不具合と見分けがつかなくなってしまうので
仕様上隣にいるままの案内できない人さんを反応役にしようと考えました。
そこに、中身の思いつかなかった猫耳少女とドット絵の要素を統合しています。
猫耳少女ゴーストを入れようと思ったのはゴーストマスカレード3の
「にゃんにゃんにゃーこ」の印象が強かったからで、
ドット絵シェルのキャラをどこかに入れたいと思ったのは
ゴーストマスカレード4の「ミミカ」が印象強かったからです。
当初考えていたバグネタとして、初回から名前入力スクリプトを書き損じて
![open,inputbox,ユーザ, なんてバルーンに出てきてしまったり、
「今日は51月(ユーザ誕生日)日、(ユーザ)さんのお誕生日ですね!」
と変数の書き方や入れ方に失敗したトークを淀橋様へ参考にお渡ししました。
そんなありがちな不具合を起こしまくるデベロッパーがいたとすれば
シェルの作り方もまだよく理解していない初心者だろう、ということで
可愛い最近のフリーシェルを使わせていただこうと考えていたのですが、
ゴースト数の統合削減の際にドット絵要素を取り入れることになったため
ちょうどよいものが見当たらず手前で適当にでっちあげました。
「ねこどっとあそーと」なんてフリーシェルは存在しません。ごめんなさい。
振り返ってみれば配布元が消失しているほど古のシェルかつ
アソートの中から抜粋、拡大して判定も付け直しているということになるので
あまり初心者らしからぬシェルかもしれませんね。うっかり。
こんな不具合ネタを入れてほしい、という注文はさせていただきましたが
とても可愛らしいトーク内容については全て淀橋様が考えてくださいました。
まさかの完走スタンプを押すという大役も任されることになり
思ったより只者ではない感じになりましたね……
手前としては不具合をネタにするのは制作のメタ的視点のつもりでしたが、
もしかして淀橋様はクロちゃん自身がそういったコンセプトで作られた
ゴーストというつもりで制作しておられましたか……!?(ややこしい話)
○「カリーのアトリエ」
これはもう見たまま、アトリエシリーズ風のものを作りたかった何かです。
具体的にはザールブルグ三部作のオマージュ……というかパクりですね。
ゲームシステムを作り込みたいという気持ちがあったので、
「技術系に見せかけた何か」の要素はこれに取り込む形で消滅しました。
ただまあ、結果はご覧の有り様でございます。見事な一発ネタと化しました。
ストーリーの全ては作り込めずともチュートリアルだけは作ってみようだとか
妥協して機能縮小版にしてみようとも考えていたのですが
手前がシステム設計を固めることができず制作に取り掛かれなかったため
本当に雰囲気の形だけのものになってしまいました。申し訳ないです。
もうどうしようもないので削ってしまおうと何度も弱音を吐いたものですが
基本設定があるからには出してみようと励まされ、とりあえず頭数稼ぎに……
と言っても、淀橋様がうまい具合にノベルゲームらしさのあるテキストを
ずばっと書いてくださったおかげでなんとか体裁が保てたのかと思います。
長過ぎない程度の導入でメインキャラ全員の顔見せを済ませようという
少々無茶な注文にお応えくださったのはさすがです。
ただ、かなり強引に展開を圧縮することになってしまったので
存在しない本編とはだいぶ異なるシナリオかもしれません。体験版特別仕様。
技術的には本当に何も大したことはしていません。主にシェル定義です。
シェルを組んだことがある方なら中身を見ていただけばわかるかと思いますが、
立ち絵の位置を合わせて背景を着せ替えで組み込み、
メッセージウィンドウ風の専用バルーンの位置を合わせてロックしただけです。
顔グラフィックは別途切り取り辞書内のスクリプトで乗せています。
この技術的に淀橋様のものだろうという予想も見受けられましたが
これに関しましては手前が仕上げた部分なのでたいへん恐縮です。
ちなみに、これのためだけに専用バルーンになってしまいました。
できれば他のゴースト用の部分もいくつか作りたい気持ちはありましたが
余裕が持てず実現できなかったのが残念です。
他ゴースト用の部分は即席で作ったSSPデフォルト+風のバルーンで、
形と大体の色は合わせていますがよく見ると別物になっているので
もしよかったら本物の案内人さん等と並べて見比べてみてください。
二回目以降の起動時に表示される開発中画面な画像は、制作が滞っている間に
未使用だった背景を使って淀橋様がさくっと作ってくださいました。
(素材管理の都合で同じ画像素材を使って作り直したものではありますが)
手前では辿り着かない素材を用いていたので少しこそばゆい気持ちです。
また、圧縮ファイル10MBまでというレギュレーション違反の危機に瀕した際に
背景画像の類が真っ先に犠牲になりました。七枚とも256色になっています。
使用する立ち絵や大まかな設定は手前が予め考えていました。
目閉じ差分は淀橋様のリクエストで手前が加筆したものです。
それなりに存在した設定をあまり出せなかったのは惜しかったので
少し長くはなりますがせっかくなので裏話と共にご紹介させてください。
●基本設定
シナリオ期間は3年
(5日で1週 4週で1ヶ月 12ヶ月で1年 曜日は火水木金土)
国王の代替わりによる元年から始まる(生前譲位なのでお祝いムード)
●ロケーション
街 工房・酒場・雑貨屋
外 近くの森・湖・火山・洞窟・遺跡
●カルボーネ・セサモンス(カリー)
「最近、錬金術士じゃなくて弁当屋みたいになってる気がするのよね」
主人公。これといってしっかりした設定は決めていませんでした。
名付けについてはカルボナーラにセサミとカレーという安直なものです。
他のキャラは話し合って名付けましたがカリーは事前に決めていました。
立ち絵をシェルにも組み込んでいたのですが結局使いませんでしたね。
淀橋様のトークによってひょうきんな子になっていて面白かったです。
●アリア
カリーの親友で酒場の看板娘。ごく普通のいい子です。
戦闘メンバーとして考えると晩成型のフィジカル最強キャラです。
新たな探索地に連れて行く毎にボーナスが付き
全エリアを制覇させると最強に……という感じです。賃金は無料。
本人は超元気ですが父親が病弱で床に臥せっています。
本編があれば個別イベントの最終目標がその父親の治療でした。
イメージ元はアトリエシリーズのシアとフレアを合わせた感じですね。
●エリオ(エリオット)
謎の青年。今回のシナリオ中では名乗られていなかったはずなのに
メッセージウィンドウで名前バレしてしまっていました。完全にうっかり。
出会いのシチュエーションは当初のアイデア通りになっています。
戦闘だと初期装備が前衛系なのに後衛ヒーラー適性の方が高いタイプ。
元々は一人称が「俺」で二人称は「お前」「貴様」というような
少々荒っぽい口調を想定していたのですが、
実際上がってきたシナリオでは雰囲気が違いました。開発中仕様。
イメージ元はアトリエシリーズのブレドルフです。お察しください。
●ラスラータ
雑貨屋の店員、というか店長? 後述ラヴラーテの兄です。
一人称はオレ、妹であるラヴラーテのことはラヴと呼びます。
雑貨屋だけあってアイテムの扱いに長けており、
アイテム攻撃の倍率がやたら高いタイプです。賃金も高い。
店番があるので同行を断られる率も高い、という感じです。
イメージ元はアトリエシリーズのヴェルナーですね。雑貨屋。
●ラヴラーテ
ラスラータの妹で後述グレイヴの恋人。そうです彼氏持ちです。
ブラコンの気もありちょっとわがままな性格。
ラスラータのことはお兄ちゃんと呼びます。一人称考えてませんでした。
兄がカリーに連れ出されている時は代わりに店番をしてくれます。
立ち絵素材の中で色味が似ていたので兄妹にしたい! と思っただけで
イメージ元は特にありません。仲良し兄妹可愛い好き。
本編があれば個別イベントの途中まではグレイヴと共通で
破局の危機イベントから和解ルートかどちらかの個別ルートに進める、
という楽しい分岐を発生させたかったです。
個別ルートで選ばれなかった方はラスラータにべったりになります。
●グレイヴ
ラヴラーテの恋人。そうです彼女持ちです。でも略奪されますできます。
彼女に愛されているかちょっと不安に思っているけれど意地っ張り。
かっこつけなヘタレという感じでしょうか。
一人称は僕で、ラスラータのことはラス義兄さんと呼び
ラヴラーテのことはラヴちゃんと呼びます。
戦闘なら攻撃力がないものの体力が多いタンクタイプです。
雑貨屋兄妹がターゲットにされたときは自動で100%かばうでしょう。
兄妹共に探索に連れ出されている時は代わりに店番をしてくれます。
が、カリーが帰ってきたところで強制的にラヴちゃんを離脱させます。
立ち絵を六種とも使いたいと思った時に関係性に悩み捻じ込んだので
ラヴラーテと同じくイメージ元は特にありませんでした。
CV素材も見繕ってあり、淀橋様には参考資料としてお伝えしたのですが、
使用していないのに名前を出すのもよろしくないかと思うので割愛します。
○「たとえ心遠くとも」
ゴーストマスカレードに百合ゴーストが数多く出る時流への逆張りで
BL系ゴーストも増やしたいじゃないか、ということで考えた子です。BLです。
単体で制作するために考えていたネタですが嵩増しのために突っ込みました。
対応するような難聴先輩ゴーストを別に単体でおもちよいちが提出することで
作者予想の撹乱をしようとも思っていましたが、余裕がなく早々に諦めました。
いつかどこかで使いたいと思っていた立ち絵素材を使わせていただきました。
表情差分を福笑い式で増やしまして、繊細な表現をしていただけたと思います。
要素圧縮の過程で「やたらシェルがでかい何か」を統合しようとしたのですが
やはり雰囲気に合わないぞ、ということで並サイズでの提供となりました。
遠くとも、というのはその時の名残です。遠いって言ってるくせに近いぞ的な。
ちなみにこのゴースト名を考えてくださったのは淀橋様です。
「あの人」については後輩くんはユーザ先輩の恋人だと認識していますが、
周囲に夫婦と揶揄われがちなだけの関係で付き合ってはいないかもしれません。
もしかしたら彼女からの恋愛感情も一切ないのかもしれません。
その辺りについてはユーザさんが好きに想像していただければと思います。
後輩くんはユーザ先輩のことを大好きでしょうがない子なので、
先輩に恋人がおらず先輩の側から執拗にアタックしてくれるようだったら
きっとおとなしく手中に収まってくれることでしょう。
残念ながら本ゴーストでそこまでの進行は実装されていませんが。
当初に手前が提示したキャライメージは少々複雑で難解だったようで、
淀橋様には大変ご苦労をおかけしました……
最終的には学生日常トークが多めで後輩くんの重さはチラ見え程度になり
これはこれで奥ゆかしく素敵なゴーストになりました。ありがたいです。
触り反応が特に雰囲気あるので、是非なで回してあげてくださいね。
○「歩く姿はカリフラワー」
ゴーストマスカレードに百合ゴーストが数多く出る時流に乗って
百合系ゴーストも出すべきではないか、ということで考えた子です。
ゴマカレー期間中にも存在感の強い百合好きデベロッパーさんの作品に
「立てば芍薬座れば牡丹」というゴーストさんがいらっしゃいますので
そこから着想を得てこんな名前になりました。ネットで有名なフレーズ。
ゴースト名がとりあえず決まったのでそこから考えて
カリフラワーらしさを出すために白髪を爆発させよう、と思いました。
が、そんなフリーシェルがちょうどよくあるわけもなく、
改変可の白髪女子シェルを探してお借りした次第です。
科学部らしさを出すために白衣も加筆することになってしまい
泣き言を垂れまくっていた記憶があります。眼鏡はおまけです。
そういえばシェルreadmeの使用素材一覧への記載で
フリーシェル「白い女の子」は一部抜粋した使用だということを
すっかり書き忘れていました。すみませんでした。
本来はポーズ差分等もあります。加筆する余力がなく削りました。
手前にも百合らしさというものがよくわからなかったので
トーク面は淀橋様に丸投げしてしまいました。すみませんでした。
淀橋様ご自身は百合トークを書くのは不得手と仰っておりましたが、
科学部室の空気を感じられる素敵なゴーストだと思います。ありがたいです。
起動二回目以降には爆発した頭を直してあげることができますので
是非あのふわふわをなでてやってみてくださいね。
○「にわかエンジョイ彼氏くん」
BLとは限らない男性ソロゴーストも欲しいよね、というのと
にはちびっと様のお江戸フリーシェルを使いたい気持ちで爆誕した子です。
ご本人にも当ゴーストとしてのイラストで反応をいただけて嬉しかったですね!
せっかくあったオーナードローメニュー画像を入れ損ねたのは申し訳ないです。
シェルを使いたい気持ちはあったものの時代物の知識には自信がなかったので
いっそのことそれをネタにしてしまいました。現代服の立ち絵も使うために
観光地の貸衣装という設定にしてみました。二度おいしい!
制作過程でのスクリプト修正忘れで終了時の着替えがなくなってしまい
起動時にしか現代服が見られなくなったのは申し訳ない限りです。
辞書が読める方なら見ればすぐわかると思うので修正してみてください。
当初に手前が参考にするロケーションとして具体的に想像していたのは
太秦の映画村や金華山の歴史博物館、佐賀の吉野ヶ里遺跡などでした。
淀橋様にはそこまではっきりとは伝えていなかったような気もしますが
観光地あるあるを出し合っていい感じのトークを書いていただけました。
詳しくなくてもプラスに楽しめればよし、の気持ちが伝わっていれば幸いです。
○「Fantastic Kirika!」
野郎だと思ったか? 残念! 美少女でした!
ここまで来たら女性ソロゴーストも欲しいよね、というやつでした。
いつかどこかで使いたいと思っていたフリーシェルを使わせていただきました。
好きです、白髪碧眼っ子。しかも俺っ娘だったら最高です。
そんな欲をぶちまけて淀橋様になんとかしていただきました。感謝。
積極的あるいは無意識的に接触してきて煽ってくるような可愛い子と
いちゃいちゃできたらいいよね、と当初は考えていたのですが、
実際にはそれなりに常識的で貞淑な子になりましたね。かわいい。
メニューUIも丁寧で綺麗なのでぜひご覧いただきたいところです。
手前にはとても作れないなんだかすごいやつです。センスが良い。
オフ会という設定上フリーシェルの格好そのままでは
ちょっと往来を歩くには適さないですよね、ということで
ジャケットとショートパンツを加筆させていただいています。
手前は絵を描くのが不得手なので呻きながら線を引いていた気がします。
ジャケットの出来は自信がないのですぐに脱いでもらっていますが
頑張った分の愛着が湧いてしまったので終了時にたまに着てもらっています。
終了トークと起動トークが対応するようになっているので
よかったら何度か起動終了を試してみてくださいね。
○「悪質!クレーマー撃退術」
いらすとやさん枠です。ゴーストマスカレード4の「雨が連れていく」が
とても印象的だったのでそれにあやかってみたかった次第です。
3の「もしもし、私メリーさん。今あなた一体どこにいるの? 」も
印象的でしたね。いつか使ってみたかったんです、いらすとやさん素材。
とりあえず雑に思いついたネタをあてがっただけの一発ネタです。
淀橋様には書きにくいテーマだったようで申し訳ないですね。
ちなみに悪質なのは撃退術の方です。悪質店員。クレーマーも悪質ですが。
○「中華飯店電球頭」
どうしてもソロゴが多くなってしまうのでペアゴも欲しい、と考えました。
シェル定義されていない立ち絵をシェル定義したいという欲もあり
フリー素材を探し彷徨っていたところピンときた素材がこちらでした。
淀橋様のリクエストで目閉じ差分を加筆しています。
当初に手前が考えていた設定では、電球頭さんは実際には普通のイケメンで
何故かユーザさんにだけ頭が電球に見えている、というものでした。
店員ちゃんや他のお客、電球頭さん本人に怪訝な反応をされることで
ユーザさんの視界が異常であると匂わせるトークを想定していました。
が、ちょっとよくわからないということでもう自由に書いていただきました。
結果として皆様に刺さるゴーストになったようで本当によかったです。
なお、カップリング要素は元々ありません。ただの店員と常連客です。
これまたメニューがなんだかすごいことになっているので
是非ともご覧になっていただきたいところです。淀橋様すごい。
○「トトとさきゅう」
見ての通り、さくらパロディなゴーストです。サラサラ……
鳥取砂丘ゴーストと見せかけてエジプトのトト神、というダジャレは
手前が考えていたものです。淀橋様は悪くありません。
「知識系と見せかけた何か」の要素を吸収させられることになり
エジプト豆知識系ゴーストになりました。
とはいえ手前も特に詳しくはないためトーク内容も淀橋様に頼り切りでした。
大変ご苦労をおかけしました……ありがとうございました。
ちなみに「ゆるキャラ系の何か」要素はさきゅうでいいらしいです。
シェルに関しましてはエジプト風さくらパロ素材なんてあるわけもなく
手前が死に物狂いで描く破目になりました。
デザインはAI Picassoに考えてもらったものをほぼそのままに描いています。
元画像では黄色い肌だったのですが淀橋様たっての希望で褐色肌になりました。
また、腕を下げたバストアップの画像だったので下半身や腕輪は後付けです。
ポーズは模写です。トレスのような器用な真似はできませんでした。
何枚も描く気力がなかったので特に印象的な3つのポーズだけで妥協しました。
本物のさくらよりかなり背が高い感じになってしまっているので
実際に並べて見比べてみると面白いかもしれません。
細か過ぎるところですが、シェル構造を本家さくらに合わせてpnaを使ったり
左上の余白を残さず座標指定が必要な形で表情差分を切り取ったり
アニメーションウェイトを丸パクりしたりしています。頼まれてもいないのに。
さきゅうは数分で描きました。サラサラ……
どつくと顔が崩れるさきゅうですが、あれはただの砂山です。
ただの砂山にトトちゃんが顔を書いてみただけです。ただの砂です。サラサラ……
崩した顔はすっすっとやれば直せるので適当に触ってみてくださいね。
○案内できない人
ゴーストマスカレード案内人さんの擬き物です。
あのフリーシェル「さとりの果実」が他にも使われているところを見たい、
という話をいくつか見かけていたので使い方を考えてみた結果がこれでした。
そんなほんの思いつきからここまで壮大な計画になるとは驚きでしたね。
案内できないと言っても案内できているじゃないかという反応もありましたが
その名は元々「ゴーストマスカレード5案内できない人」だった名残です。
参加者の立場では全貌を知らぬゴーストマスカレードは案内できませんからね。
ですが、この度は淀橋様のご提案でゴースト名の部分に関しては
本物と紛らわし過ぎるものは避けましょうということで今の形になりました。
作者偽名も「ぱーるてぃー」にしていたのですが、これも淀橋様のご配慮で
代わりに一般名詞であると誤魔化せる「はーぶてぃー」に致しました。
これでも十二分にインパクトを残せたようで何よりです。
無用なトラブルを避けるよう舵を取ってくださった淀橋様に感謝です。
当初は起動終了トークとメニュー再現、クロちゃんへの反応程度で
ランダムトークは無い置物でよい、とお伝えしていたのですが、
気が付けば魅力的な面白トークで溢れていました。
起動終了トークについては手前が考案したものでしたが、
ランダムトークは全て淀橋様が好き放題に書いてくださったものです。
調子に乗って着せ替え反応等も実装してもらいました。ありがとうございます。
各ゴーストのreadmeも辞書内に含まれるトークということで
全て淀橋様が書いてくださっています。どれも良い感じですよね。
サムネイル画像も特に作ることは考えていなかったのですが、
手前の作業が滞っている間に淀橋様がいつの間にか作ってくださっていました。
ちなみに本体のサムネイル画像も淀橋様が作ってくださったものです。
作者名一覧もありますが、もちろん全て架空のデベロッパーです。
もし実在のデベロッパーさんとお名前が被っていることがあればすみません。
手前で適当に考えてあった作者名リストを元にして
淀橋様と話し合ってきちんと各ゴーストに想定作者を割り振っています。
それらは後で淀橋様にご紹介いただいているので是非ご覧ください。
タスクトレイアイコンとスタンプの画像は手前、おもちよいちの作です。
せっかくだからスタンプ帳に対応したい、といういつもの癖で
ちゃちゃっと描いてみました。ドット絵なら気楽に描けます。
実はフードの中身も描いてあったのですが実装するのを忘れていました。
何かの機会にお出しできるといいですね。本物案内人さんに使ってもらうとか。
システム面に関して、手前が元々組もうとしていた形では
ゴースト毎のフォルダ分けはせずに管理する予定だったのですが、
淀橋様に制作をお願いすることになった段ではまだ固まっていなかったので
淀橋様に作りやすい形で作っていただこうということでフォルダ分けしました。
企画定義上スクリプト提供だけなら合作にならないということだったので
余裕があれば最後に手前がフォルダ構造を改修することも考えていましたが、
ありませんでした、余裕。足りないシェルを描くので力尽きました。
メニューUIをはじめとしたシステム面はほぼ全て淀橋様の功績です。
喋り頻度設定が全て共有されているのは淀橋様のご提案によるものです。
技術的にはゴースト内ゴースト毎に設定できるようにするのも容易でしたが、
あくまでもこれは1ゴーストであるという建前を保ちたいとのことでした。
これはこれで良い小ネタになっていたんじゃないかなと思います。
ゴーストを呼び出している最中に終了すると巻き添えが発生する件、
これは元々リロードで割り込んで案内できない人さんが復帰する予定でした。
が、SSPのアップデートでうまく動作しなくなってしまったため、
トークで反応してそのまま終了する形となりました。
色々と反応がある方が楽しいですしこれでよかったのかもしれません。
なお、この仕様を作るにあたり、ぽなぱると様には大変お世話になりました。
具体的にはOnCloseAllイベントのReference2を実装していただいた件です。
その節は本当にありがとうございました。なんとか活用できてよかったです。
条件式ミスで切り替え時に括弧がポロリするのは見なかったふりしてください。
余談ですが、手前はキャラクター等の名前を考えるのがとても苦手で、
案内できない人さんが0に居座ってくれているのなら
descriptの0名を変える必要もないだろうということで
思いっきり名付けをサボらせていただきました。
後輩くんに科学部先輩ににわか彼氏くんに中華メイドちゃんに電球頭さん、
名前の設定、残念ながらありません。悪質店員さんとクレーマーも。
魅力的なキャラクターにしていただいたのに呼び辛そうで申し訳ないです。
いつか必要になる時が来たら考えてあげてみたいですね。
さらに余談ですが、案内できない人さんの読み方について、
淀橋様とおもちよいちの間では「案内人(あんないにん)さん」になぞらえて
「案内できない人(あんないできないにん)さん」と呼んでいました。
長いので普通に案内人と呼んでいたこともありました。適当で大丈夫です。
・今後について
ネタ提供はおもちよいちでしたが、実際に制作したのは淀橋様ということで
当ゴーストはとりあえず丸ごと淀橋様に引き取っていただくつもりです。
突然10体も里子に出してすみません。後はよろしくお願い致します。
元は案内人さんの偽物がいてヤバいぞ、という一発ネタのつもりで
ゴースト内ゴーストの作り込みはそこまで考えていなかったのですが、
淀橋様のおかげで全て単体でもお出しできるようなクオリティになりました。
中までしっかりと見て感想をくださる方がたくさんいらっしゃって、
淀橋様の尽力の成果を見ていただけたと思うと感慨無量です。
たくさんの反応・感想にイラスト等々、本当にありがとうございました。
ネタが多過ぎたので非常に長文になってしまい恐縮です。
というか、淀橋様の作品のあとがきで出しゃばって申し訳ございません。
この後にようやく今回の主役である淀橋様のあとがきがございますので
是非そちらをお楽しみください。長々と失礼致しました。
令和五年五月十七日午後八時 おもちよいち
《ここから淀橋のあとがき!》
どっきり大成功!
マスカレード内でマスカレードをやるという試み、いかがだったでしょうか?
感想を見たところ、多くの人に驚いていただけたようで満足しています。むふー。
ここでは、制作時の裏話や感想への反応を中心に今回の作品について語っていこうと思います。
【一人名義の合作だよ!】
合作と見せかけて一人で作ってました!
とは言っても、シェルの方はおもちよいちさんに頑張っていただいたので実質合作みたいなもんですが。
今回のゴーストマスカレードは合作勢がそこそこ多かったので、
それも隠れ蓑になり、面白い作者予想が見られて内心で悪い笑みを浮かべておりました。
シェル作者さんと合同制作だと制作期間中もわいわい話しながら開発できるので、その点は非常に楽しかったです。
一人で作ってると公開までひっそりともくもく作業しなきゃいけないからね……。
参加者の皆さんもご存じの通り、あの期間はなかなか悶々としてくるものがあるのです。
ちょくちょく進捗を報告しては感想をもらい、モチベーションを維持しておりました。
感想があるってありがたい……!
【ゴースト作成依頼受付中?】
実はこの作品、おもちよいちさんから「ゴーストマスカレード内でゴーストマスカレードをやる」というアイディアをもらって作った作品でして、依頼を受けて作ったゴーストという形になっています。
まぁ、依頼というか「作りたいゴーストのアイディアだけある」と言われて聞いてみたら大変面白そうだったので強引に乗っかっていった感じだったのですが。
その甲斐あってか、アイディアにインパクトがあったのが良かったのか、ボリューム多めであるにもかかわらず企画序盤からたくさんの方に触っていただけたようでありがたかったです。
誰かの持ち寄ったアイディアをもとにゴーストを作る、というのはなかなか面白い体験だったので今後も機会があればやってみたいところ。
依頼を受けてゴーストを作る「ゴースト屋さん」なんてのも面白いかもですね。
「ゴマカレー用のシェル書きます」ならぬ「ゴマカレー用の辞書書きます」ができたらとても愉快。
シェルとアイディアを持ち込んでもらって「これでお願いします!」みたいなのちょっと憧れるかも。
【やることが…やることが多い……!】
さて、肝心のゴーストの方ですが、アイディアをもらった時「これは間違いなく面白いぞ……!」とは思ったのですが、
「1体の案内(できない)人と9体のゴースト。つまり、10体分のトークを書くってこと?」と後々戦慄することになるのでした。
1体10トークでも合計100トークですよ。死んじゃう。
そんなわけで、今回は早めに制作を開始することに。
だいたい半年くらい煮込みました。
とはいえ、半年間フルスロットルで開発していたわけではもちろんなく、最後の二か月くらいで追い込みをかけた感じになっております。
人間のやる気にはムラがあるから仕方ないね。
結局追い詰められてからの方が人間やる気が出るのです。
【選手入場!】
では、苦労話はここまでにして、ゴースト一体一体にスポットを当てていこうと思います。
それぞれのゴーストは、おもちよいちさんから「こんな感じで!」というリクエストを受けてトークを書いていた感じです。
無論、必ずしもリクエスト通りの内容が書けるわけではなかったので、何度かボツを出したり、妥協したりはしましたが。
それでも喜んでいただける出来になったようでよかったです。
『案内できない人』
今回の目玉。
自己主張していくタイプの案内人だ! どうだまいったか!
まず、かわいい。
元案内人さんの方だとミステリアスな印象でしたが、目元が見えるとなかなかキュートな仕上がりのシェルでイメージが一変しました。
コンセプトはドジっ子なメタ発言担当。
そのセリフ噛み噛みな姿に夢中になった方も少なくないはず……!
今回の「ゴーストマスカレード内でゴーストマスカレードをやる」というネタの原点になるゴーストなため、制作にも自然と気合が入りました。
そのため、案内人にもかかわらずセリフは他のゴーストと比べて多め。
よく喋り、よく噛む案内人でございました。
フードの着脱も気に入っていただけたという感想があり小躍りしております。
いいですよね! 可愛らしいお顔がしっかり見られて!
恥じらい表情と合わせるとまたベリーキュートでキュンキュンします!
はぎ取っているときにさらに剥ぎ取ったり、その逆にかぶっているときにさらにかぶせたりしても反応しますので、ぜひお試しあれ。
見栄を張った二ページ目、呼び出していたゴーストに巻き込まれて終了してしまうetc...、様々な小ネタを仕込んだゴーストでありましたが、けっこう気付いた人が多かった印象でありがたかったです。
本当に皆様よく見ていらっしゃる。
「案内人ゴーストだからあまり触ってもらえないかなぁ」なんて危惧していましたが杞憂でありました。
みんなありがとう!
また、メニューの再現に気を遣いました。
中身はともかく、見た目だけなら「ゴーストマスカレード4」の時の案内人さんをほととんどトレースできたはず……!
私はYAYAが使えないのであくまで模倣の範囲ですけれどね……。
しかし、今年の案内人さんのパワーアップ具合がすごくて引き離されてしまった。
毎年便利になっていく本家案内人さんに拍手!
『Fantastic Kirika!』
作者:ThoMe
ユーザデフォ名は例のアレのオマージュです。
大好きなのです、アレ。
そんなわけで収録ゴースト一作目はキリカちゃんです。
さかなやさんのシェルは色気と可愛らしさが同居していてよろしいですなぁ。
制作時にいただいたリクエストは、
・ネトゲのフレとオフしたら予想に反して女が来た件
・男ユーザ想定
・キリカちゃんは口調は男っぽい感じ、一人称はオレ
といった感じでした。
口調はなかなか手になじみ書きやすいキャラではあったのですが、いかんせん私自身がネトゲに疎いためネタ出しに苦戦したゴーストでもありました。
FF14を少しとEVEONLINEくらいしかネトゲやったことないのよね……。
そんなわけであまりやったことがないネトゲネタを、その道に詳しい友人から聞きながら執筆。
ちゃんと「あるあるー!」みたいなネタになっていたら幸いです。
作者であるThoMe氏のイメージ像は、ユーモアがある割には几帳面なタイプの作者。
トークはちゃらんぽらんな感じでノリがいい印象ですが、
初回起動に気を遣ったり、トークをしっかりバルーンに収めたり、メニューもシンプルながら見やすさを意識した構成にする、そんな作者さんです。
胸のさわり反応にバリエーションを加えてくるあたりにもそのあたりの芸の細かさが出てるのかな、と思ったり。
そんな感じの作者ロールプレイみたいなところも今回の作品群の楽しみではありました。
いや、ユーザはそこまで気にしないよ、って感じですが。
『たとえ心遠くとも』
作者:はやなぎ杏
ユーザへ激重感情を持つ後輩君のゴースト。
制作時にいただいたリクエストは、
・あなたのことが大好きでしょうがない後輩
・男ユーザ固定
・重め後輩男子
・ユーザにはお相手の女性がいる
・ユーザが優しくすると「あの人のことはいいんですか?」とか言いながら煽る系
といった感じでした。
見ての通り、シチュエーションといいトーク傾向といい、凝っている設定が多く苦戦したゴーストとなりました。
まず私が男性ゴーストを作った経験が浅い!
ましてや男性ゴースト触り反応なんてわからないよー! と悲鳴を上げながら書いていました。
特に難しかったのは最後の項目の"ユーザが優しくすると「あの人のことはいいんですか?」とか言いながら煽る系"というもの。
なかなか、表現に苦心しながらトークを書きあげたのですがいかがだったでしょうか?
なんか最初の想定とは違うものができたものの、「これはこれでいい」とのことでGOサインをいただいたのでお出しすることになった次第です。
ヨシッ!
作者であるはやなぎ杏さんのイメージ像は、トークで攻めてくるストロングスタイル。
エモいトークを黙々と書き続ける手法は、私には模倣が困難でありました。
それゆえにちょっとトークは少なめです。
難しいんだよ…この後輩君のトーク書くの……。
あとはゴーストとしての全体の統一感も意識する人で、readmeテキストにその感じが出ているんじゃないかなと。
しっとりとした作風が印象的な作者さんでした。
『にわかエンジョイ彼氏くん』
作者:栄家 伊予奈
底抜けに明るい彼氏君。
制作時にいただいたリクエストは、
・映画村とか城跡みたいなとこで貸衣装着てキャッキャしてる彼くん
・ユーザ性別は設定式
こいつはとにかくトークが書きやすかった!
時代村のWEBサイトをググって観光気分でハイテンションに書き上げていくだけでだいたいトークになる!
初お披露目の時は彼くんがパリピ過ぎてビビられましたが、やはり「これはこれでいい」とのことでGO!
頭の中空っぽにして書ける彼くんの言動は本当に書いていて気持ちよかったです。
これくらい脳直発言しながら生きていきたい。
珍しくユーザ性別を選べるゴーストでもあります。
とは言っても初回起動くらいでしか性別がトークに反映されるシーンはないのですが……。
本当はランダムトーク内でもちょっとくらい反応してあげたかったのですが、余裕がありませんでした。
でもいいですよね。とりあえず性別が設定できると。
何がいいのかは自分でもよくわかってませんが、性別が設定できるだけでもトークの印象が変わるような気がして。
作者である栄家 伊予奈さんは「とにかくトークが面白ければいいや!」ってタイプの作者像。
ウェイトや改行場所なんかもあまり気にせず、とにかくガンガントークを書き、量で勝負するタイプです。
……の割にそこまでトーク量を多くできなかったのは心残りではありますが。
時間とネタが許すのであればもっとたくさんトークを書きたかった……。
『カリーのアトリエ』
作者:匿名
今回の問題児。
制作時前に決まっていたのは、
・技術系に見せかけた何か
・アトリエ系の何か
という方針。
見ての通りゲームのアトリエシリーズをネタにしたゴーストにする予定だったのですが、"はたしてどこまで作り込むのか"が悩ましく長らく計画の中では後回しにされていました。
後回しにしているうちに「まだ半年あるし」「年が変わったら手を付けよう」「残り三か月……まだいけるか?」と言った具合に時だけが流れていき、残り二か月くらいになったときに「やべえぞ」と尻に火が付き動き始めた形となります。
さて、このゴーストの何がやばいって制作に手を付ける直前まで何をやるのかほとんど決まってなかったこと。
ふんわりとした構想はあったものの、具体的なシステム面の部分が宙ぶらりんのままだったのです。
計画性! 大事!
なんなら最初はお試しの錬金術パートが遊べる予定でした。もちろん時間の都合でボツネタになりましたが。
そんなわけで遊べるのはオープニング部分だけ、という簡素な造りになった本作ですが、
キャラクター設定はたくさんいただいておりました。
おかげでシェルとバルーンができてからは意外とすらすらと開発が進み、提出期限二週間前には出来上がるという案外余裕のある結果に。
流石に残り二週間でゲームシステムを構築する余裕はなかったので、それ以上進展があったわけではないのですが……。
トーク内容、というか初回起動はなんとなく古臭いノベルゲームのノリになってしまいました。
画面の前のあなたに向けたメタ発言、どことなくズレたノリの漫才、
ほんとどうしてこうなった……?
個人的には感想で[プレイヤーがガンガン遊びたくなるような達成感を刺激しまくるチュートリアル]に笑ってもらえたのが救いでした。
ありがとう…ありがとう……!
作者の匿名さんは、ある程度技術力を持った変化球で攻めてくるタイプのデベ。たぶん今回が初参加。
ただ、今回は私の計画性のなさから、その変化球要素があまり再現できなかったのが悔やまれます。
とはいえ、シェルとバルーンを使ったADV風の演出はビシッと決まったのでそのあたりは満足。
結果として期待させておいて何も始まらない出オチみたいになってるけど気にしないっ!
ちなみになのですが、製品版の予定は現在決まっておりません。
悪しからず。
『トトとさきゅう』
作者:たかやまえいじ
鳥取の人たちごめんなさい! でもかわいいでしょう!
トトちゃんもさきゅうも実にキュート!
シェル画像をいただいたときに大興奮してしまいました。
制作時に話し合って決めたコンセプトは、
・ゆるキャラ系の何か
・知識系と見せかけた何か
といった感じです。
ゆるキャラ要素はとりあえずさきゅうに任せまして、問題は知識系ゴーストとしての側面でした。
わたし! 知識系ゴーストも! 作ったことない!
つくづく今回のゴースト制作では自分の守備範囲の狭さを痛感した次第です。
エジプト知識はマジで世界ふしぎ発見くらいしかなくってね。
トーク内でも暴露していたように、ググりながら必死にエジプト知識をかき集めていました。
本来のゴーストらしい面白さを意識した作品でもありました。
トークの内容で勝負する。普段自分が苦手とする分野ではありますが頑張って書き上げました。
触り反応も可愛らしさと愉快さを両立するようなものを目指し書いたつもりです。
上手くいってるかはわからない! いつでも自分の書いたトークに私は懐疑的だ!
個人的にはさきゅうをつついて崩しては直すを繰り返すのが楽しかったです。
サラサラ……。
作者である、たかやまえいじ氏は界隈の古強者のイメージ。作者名もそんな感じがする。
古のインターネット時代から作風を変えずに、それ一本で作品を作ってきた人、という感じで開発していました。
それゆえの正統派ゴースト! って具合で作風も一貫性を持たせたつもりです。
もうなんか、普段やらないこと祭りみたいな感じなので「つもりです」しか言えなくなっている。
でも、感想を見ると楽しんでいただけたようなのでなにより。
こうしてゴースト内のゴーストにも個別に感想をもらえるのは本当に嬉しく、頭が下がる思いでした。
感謝!
『悪質!クレーマー撃退術』
作者:ぺカルス菅本
本日のいらすとや枠。
制作時にいただいたリクエストは、
・ネタみたいなクレームつける輩
・テキトーに対応する店員さん
これもまた難産でした。
クレームもそれに対する雑対応もあんまり思いつかなかったのです。なんか知らんけどそういうのを考えるのが苦手だったのです。
とりあえずまたまたググってクレーム対応の珍問答集をしらべそれをモデルにトークを書くことに。
「まぁ一発ネタ枠だしいいか」くらいの感覚でトークは量質共に軽めにしました。
いらすとやってだけでオチが付いてるだろう、みたいな甘い見通しで作っていました。すんません。
作者のぺカルス菅本さんは、作品のイメージ通り一発ネタを好むタイプ。
自身のネーミングセンスもなんか芸人さんっぽくないですか? そうでもない?
たぶんリアルゴマカレーだったら一発ネタゴーストで3作品エントリーしてるような作者さんだと思います。
パッと思いついた発想でゴーストを作り始められるフットワークの軽さが持ち味です、たぶん。
『飼い猫クロちゃん』
作者:ちくわぶ大好き侍
ドット絵はいいぞ。
制作時に話し合って決めたコンセプトは、
・何の変哲もない猫耳少女
・ドット絵の何か
・バグバグしい何か
というもの。
かわいいドット絵のシェルを見たときは内心小躍りしていたものです。
こちらも単独でお出ししたいくらい完成度の高いシェルで、ゴースト内の一ゴーストとして使うのはなかなか贅沢な使い方だなぁ、と思っておりました。
ドット絵はいいぞ。(復唱
トーク傾向としては、自分がゴーストであることを自覚しているゴースト。
古き良きデスクトップのお供感を出したかったのです。
だからトークもバグネタ以外は比較的あたりさわりのない内容のもの多めにしました。
あまり属性を盛り過ぎてもアレですし。
あと、もっとバグネタを仕込みたかった!
何度でも言うが、時間さえあれば……。
作者のちくわぶ大好き侍さんは、名前の通りユーモアあふれるデベさん。
アイディア勝負で今回のようなバグバグゴーストを作ってきたという想像。
スタンプ機能でのトークを見るに主催のはーぶてぃーさんとも近しい仲なのかなと妄想しておりました。
『中華飯店電球頭』
作者:ぷいよん & 三番地寿城
今回は、"設定は自由にしていい"ということだったので趣味丸出しで書きました。
個人的に一番のお気に入り。
電球かっこいい。わたし! 異形頭! すきー!
電球頭が赤や青に点灯する様を見て謎の既視感があったのですが、
既視感の正体は過去作である[Peace Maker]のLuckyでした。
表情の付け方の癖とか全く同じで笑ってしまった。
そして、チャイナがかわいい!
中華娘はやっぱりこんな感じの口調がベストかなぁ、と思いトークを書いてた次第です。
表情も生き生きとしていてトークを書くのが楽しかった!
ちょっと食わせ物な一面も見せたりとなかなか魅力的なキャラクターに仕上がったと思っています。
設定も好評だったようで嬉しい限り。
世界観は近未来の中華的なイメージでいました。好きなのです、中華。
設定のモデルはプレイステーションのゲームソフト「クーロンズゲート」。
きっとこの作品の世界観が気に入った人はツボるだろうから今すぐ検索だ!
メニューも気合いを入れて作りました!
中華で近未来なお洒落デザインにしたかったけど、私ではこれが限界……!
開いた瞬間びっくりするようなメニューにはできたような気がするのですが、いかがだったでしょうか?
作者は「ぷいよん & 三番地寿城」、ということで合作です。
自分の中では、ぶいよん氏がキャラクター性の高いトーク(電球頭が甘味好きとか)を担当し、
三番地寿城さんが世界観設定が絡むトーク(アンカー付きのトークなど)を担当しているイメージでした。
流石に、二人の作者によるトークの書きっぷりを書き分けるとまではいきませんでしたが、あくまでイメージということで。
『歩く姿はカリフラワー』
作者:朝はフライパン一丁
サムネが出オチみたいになってる子。
制作時にいただいたリクエストは、
・女ユーザ固定
・しょっちゅう実験で頭を爆発させる白髪科学部女子
・百合気味
だったのですが、
「百合は無理ですよぉ!?」と私の脳が悲鳴を上げました。
好んで食しはしますが、書いたことないのですよね、百合……。
今回そんなことばっかり言ってるな。
それだけ"新しい作風への挑戦"という側面が強かったということでここはひとつ。
ところで、開発途中で「普通の実験で爆発するのおかしくない?」ってツッコまれて「確かにな」と思いまして。
いっそ設定を狂気のマッドサイエンティストにしても良かったのですが、百合からさらに遠ざかりそうだったので断念。
そのまま「普通の実験で爆発を起こす不思議な子」になりました。
どうせならもっとトーク中にも爆発するようにしたかった。
作者の朝はフライパン一丁さんは、見ての通り百合狂信者です。
もっとその狂いっぷりを前面に押し出していきたかったのですが、やはりというか私の模倣力が足りなかったため今回の形に落ち着きました。
でも、ユーザちゃんの部長好き好き感は出せたんじゃないかな。どうかな。
【最後に】
以上、案内できない人含め10体のゴーストの裏話を紹介させていただきました。
中には気に入っていて個別にゴーストとして出したい子もいたのですが、この先どうなるかは未定です。
もしかしたら、いつかこっそり個別に正式公開することもあるかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
淀橋でした。
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思い出に花が咲く (1967文字)
ホウ酸
「私女同士とか無理なんだよね~」って言うキャラ、女の子と付き合いがちですよね。こんにちは、矢の如き光陰ことホウ酸です。
○シェルの話
・このゴーストのシェルは一日半で描きました。なので線が荒かったり塗りがいつもより簡略化されてたりしますね。私の他のゴーストより表情パーツも少ないです。あわよくばこれが作者予想の邪魔になったりなんかしたらいいな~とか思ってたんですが、そんなでもなかったようですね。そんなもんですわな。
・このシェルは、\0が男性向けっぽい感じ、\1が女性向けっぽい感じというのをイメージして描きました。この男性向け女性向けとかいうジャンル分けもはやカスなので使いたくないんですけど一番通りが良さそうなので便宜上こう呼ばせてもらいます。冒頭でも書いたんですけど、百合作品ないしは百合にできるゲームとかに出てくる冒頭みたいなセリフ言ってるキャラって、だいたい確実に他の女性キャラとくっつくんですよ。私の観測範囲ではそうなんです。これは男好きキャラ百合エンド持ちがちの法則と呼ぶんですけど。で、これをやるゴーストにしようと考えたときに、"そう"なる前の様子が"そう"なりそうにないほどギャップが出て良くなるじゃないですか。なので過去はなんかこう、オタクに優しいギャルみたいな。ありがちな男性向けキャラデザっぽくして、現在で百合作品にいそうな感じのキャラデザにする、ということをしました。百合作品にいそう……か……? こういうキャラデザの女……? 今になってあんまピンとこなくなってきましたけど、当時はそういう意図で描いてました。一日で。
・ほくろがあるとセクシーっぽくなって、より男性向け感が出るかな、と思ってなんとなく付けたんですけど、思いの外これが現在と過去の姿とを結びつけるいい感じなファクターになってたみたいで、結構褒められてましたね。うれしいことです。意図的じゃないけど。あと線が雑で太かったせいでシェルだとぜんぜん見えてないんですけど、実は左目の下に泣きぼくろもあります。原寸だとまあまあ見えてたんですけどね。シェルのサイズになるともう潰れて見えやせんわ。
○中身作るときの話
・このゴーストは、2つ目のゴーストができたあと、締切一週間前とかそんくらいだったんですけど、そのときにもう一個いけるんじゃないか?と思って完璧に突発的に作ったんですよ。それまでもうまったく3つ目のゴースト作ろうとか思ってなかったので、アイデア出しから提出まで全部一週間とかそこらでやりました。すごいことだわね。
・パッと思いついたアイデアが、冒頭のやつだったんですよ。男好きっぽいキャラが女の子とくっつくという、ギャップをメインにしたゴーストを作りたいな~、っていう。で、ギャップを見せるんだったらやっぱりなる前となった後を見せたいじゃないですか。でも私マスカレード4でも似たようなことやってるんですよ。ソロゴーストで、モード切替で過去と現在を切り替えられるっていうね。だからそれと同じことはできないじゃない。それでどうするかって唸った結果が、過去と現在と並列に見せちゃおうという、苦し紛れのやつなんですね。新しい体験になってたかな~~。どうかな~~~。私から言えるのはこれ実質一回ランダムトークするごとに2トークぶんの分量書かないといけないからめっちゃ大変だったということだけです。
○匿名性のための工夫の話
・なんもしてないです。そんなこと考えるヒマもなかったので、ま~私の性癖の通りの百合ゴーストを作りました。バレて当然の撒き餌で良いと思いつつ作ったんですが、どうだったでしょうね。まあ百合ゴーストという時点でかなり私の疑い強まるんですが……。
○感想の感想とか
・なんかこの、ゴーストの仕組みの明かし方を褒められてることが結構多かったですね! りどみ読んだだけだとなんだこりゃだけど、起動してシェルを見てみるとなるほどねとなった、みたいな。 ありがたいことです。 特に何も考えず作ってたんですけどねそのへん。うまいこといくもんですね……。
・あと、初回起動での「レズ」と「ビアン」の使い分けに言及されてることもありましたね。これは意図したやつだったのでよかった。ね~。良いですよね、こういう細かい部分の変化っていうのは。変化なんか細けりゃ細かいほどいいから。
・全体的に末永く爆発しろ的なことが言われがちでしたね。これはネタバレなんですが、末永く爆発します。ありがとうございました。
○創作の宣伝
・ウカプラス2という女性ユーザとゴーストを描いた合同誌に百合漫画を寄稿しているので全員買ってください!!!!!!!!!!!!通販でまだ買えます!!!!!!!!!!!!!調べて買ってください!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなところです。矢の如き光陰ことホウ酸でした。
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恐怖!口裂け女の会 (243文字)
amo
裂子は私の趣味を詰め込んだ女です。
美咲は人間と狼男のハーフにしようかなとかいろいろ考えてはいたのですが、そこまで手が回らなかったので人間になりました。
都市伝説も趣味です。
自サイトにはすでに妖精について話すゴーストと怪談と怪異について話すゴーストと妖怪そのもののゴーストがいるのですが、また増えてしまいました。
タイトルは仮題だったのですか思いつかなくてそのままになってしまいました。
真偽不明の噂をまとめた程度の薄い記事の胡散臭いキャッチコピーみたいな感じ。それくらいのゆるさで作りました。
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推しの親 (45文字)
りすな
最初アイドルゴーストにしようかと思ったんですが、アイドルをやったことが無いのでやめました。
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星月夜を御守りに (732文字)
wahoge
もしかすると他の方のあとがき等でもうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
去年のいつ頃だったか、あーるでぃーさんにお声をかけていただきまして、
ホウ酸さん、ごーとうさん、ミギキマさんとシェルを交換しあっており、
私はごーとうさんにシェルを提供していて、ミギキマさんにシェルを描いていただいておりました。
男とも女とも取れるようなという要望で、しかも奇抜な格好をお願いしたのにも関わらず、
想像以上に格好良く、人形的ながらも表情が動けば一気に人間的になるという
素晴らしいシェルを提供していただきました。ミギキマさんには感謝の念に堪えません。
シェルを交換する以上はミギキマさんへの擬態を試みるべきだろうなと
氏の得意とする、所謂乙女向けゴーストなるものに挑戦してみようと思い立ったはいいものの、
如何せん初の試みなものでこれでいいのかと思い悩んだというか
乙女向けってこういう事じゃないんじゃないか?と頭を抱えたりもしていました。
結果として存外上手く偽装できていたようです。やってみた甲斐がありました。
製作途中、ミギキマさんがゴーストマスカレードに乙女向けゴーストを出した事がなかったという事を聞いて
密かに顔を青くしていたのも今となっては良い思い出です。楽しかった。ちなみに私の乙女向けのイメージは凡そ犬夜叉です。
最後に「梅干しクラッシャーOKUBA」というふざけ倒しているとしか思えない作者名は
白瀬矗という軍人さんが南極探検へ向かう為の隊員を公募する際に出した条件の
「歯力強健にして梅干の核を砕き得る者」というものから来ています。
乱暴にふざけていたわけではなく、実は元ネタありきでふざけていました。
以上となります。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは。
閉じる
曲がり屋のれん (3289文字)
にはちびっと
じゃん!にはちびっとでした!
江戸時代ゴーストたくさん作ってます!
興味があったら立たせてみてね!
【にはちびっとのゴースト置き場】
http://waka.edo-jidai.com/
自己紹介おわり。
今回のあとがきは、思い付いた事を自重せずにダラダラと書きました。
気になる所だけ拾い読みしていただければと思います。
◆このゴーストについて
◆百について
◆十吉について
◆質屋について
◆幕末設定について
◆いただけた感想への返信
>『曲がり屋』の『れん』かと思った
>登場人物の名前に数字が使われている
>ユーザだから遊三郎なのね!
>サムネの俯瞰図
>まじないって?
>UIがいいね
>麻の葉ですね
>水戸の追鳥狩
◆注釈
◆このゴーストについて
実は何年も前から、質屋ゴーストが作りたかったのです……。
以前ツイッターで「質屋ゴースト作りたい」って呟いた事もあったので、覚えていた方にはバレバレだったかもしれません。
しかし、該当のツイートは削除しています!
言質を取られる事は回避済み!用意周到!
……誰もそんな事覚えてない?それはそう。
まぁ、そんなわけで、自分の中にはずぅっと『質屋』がわだかまっておりまして……。
既存ゴーストで質屋ネタをする時、(あ~、質屋ゴで使えたかもしれないネタ~~)とモヤモヤしたりしてました。
これからは堂々と質屋ネタをこのゴーストに込められます!
そう思うと晴れやかな気持ち!
◆百について
打算的な番頭より、恋する男性との結婚を望む質屋の一人娘。
ユーザ好き好きな子が作りたかった。作れたかは分からない……。
江戸ファッションと現代人に好かれるキャラデザの両立、が目標でしたが、どうでしょう?
可愛いと言って貰えたので、及第点としましょう。
ほっぺを膨らませる表情が、使いやすくてお気に入りです。
性格のモデルはドキンちゃん。もしくはスカーレット・オハラ。
最初はもっとキツい性格でしたが、トークを添削するうちに丸くなりました。これでも。
両親は番頭との結婚を望んでいますが、それ以上に娘の幸せを望んでいるので、膠着状態が続いています。
◆十吉について
一人娘と結婚して、店主の座を頂こうと企む番頭。
時代劇ではお馴染みのキャラクターですね。
悪代官より見た設定。
腰を低くして金を貸す……そんな質屋のイメージから、慇懃無礼な性格になりました。
最初は百に惚れてる設定だったのですが、トークが不穏になるので打算一色のキャラになりました。
百に対してちょっと意地悪なのは、跡取りと言う立場に嫉妬している為です。
孤児だったので、百が産まれた時に「婿入りすれば家族が出来る!」と考えて、それ以外の人生設計を放棄して今に至っています。
◆質屋について
自慢ではありませんが、にはちびっとは利用した事がありません。
いや、本当に自慢ではない。質屋に入れられるような『物』を持ってないのである。
僕は二束三文の品で生活している……。
現代でもちらほら見かける質屋ですが、江戸時代は今よりもっとメジャーな商売で、無いと困る人もたくさんいました。
本分は金貸し業なのですが、あらゆる物を査定するので、鑑定眼が必要だったり。
江戸の庶民は家が狭いので、使わない物の仮置き場にされてたり。
盗品を持ち込まれるので、警察から捜査協力を迫られたり。
色々ある。
質屋、本当に色々な側面がある。
正式公開後に、ちょっとずつ掘り下げていきたい所です。
◆幕末設定について
幕末設定、今まで避けてたから、ちょっとやってみた。
動機は単純でしたが、やってみたら大変……!
質屋についてのルールが色々変わったり戻ったりで、頭から湯気が出ました……。
なので、幕末特有のトークは避けまくって、幕末設定を全然活かせていません。
せいぜい追鳥狩のネタぐらいだし、あれも天保期なので幕末じゃなくても良かった……。
せっかくなので、正式公開後にちょっとずつ肉付けしたいですね……。
しかし、幕末設定で一番辛かったのは……ファッション!
正統派美少女を作るんだ♪ 櫛!笄!簪! 可愛いアイテム盛りまくり♪
……って思ったのに、にはちびっとが「可愛い!」って思うアイテムを、守貞先生※1がことごとく「今は廃れた」って言ってくる!
廃れないでよ! 可愛いアイテムよ不滅なれ!
幕府が禁止しただと!?滅亡しろ!!!
(この後すぐ滅亡する)
◆いただけた感想への返信
想像以上の感想をいただけて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
ふたりとも性格に難があるので、苦手な人もいるだろうなぁ……と、自覚しての参加でした。
だからこそ、楽しいって言ってもらえて、飛びあがるほど嬉しかったです。
百のキャラデザ、可愛いって言ってもらえて嬉しい……
ふたりのバトルを漫才として楽しんでもらえて、なにより……
食わせ者とか曲者とか、ご褒美ですね……ありがと……
ファンアート、めちゃ可愛い~~嬉しい~~
百優位も十吉優位も美味しいね……
そしてやっぱり、作者予想はバレバレ……
>『曲がり屋』の『れん』かと思った
その反応は予想してましたが、『曲がり屋暖簾』だと漢字が固いので、ひらがなで押し通したのです。
逆に江戸っぽさが薄れて面白いかな……って。
元々は『七屋お百』ってタイトルだったのです。『八百屋お七』※2の並び替えで。
でも、語感が悪いので、あーだこーだとこねくり回して『曲がり屋のれん』になりました。
>登場人物の名前に数字が使われている
これは千歳屋店主の趣味なんです。
江戸時代、使用人の名前を雇い主が決めるのは、よくある話。
いわゆる、コードネームですね。
十吉、亀八、鶴七、九の4人はコードネームで、本名は別にあります。
主人家族は本名です。百の名前はおとっつぁんの趣味。
伝助は中途採用なので、本名です。
>ユーザだから遊三郎なのね!
その通りです!
江戸の庶民ユーザって実は初めてなのですよね……。
名前を変えると趣が出て楽しいと思います。
新之助とか長三郎とか……。
なんなら、『ちりめん問屋のご隠居』とかにしても破綻は無い……。
じゃんじゃん偽ってこうぜ!身分!
>サムネの俯瞰図
いいよね……俯瞰図とか、間取り図とか……。
ワクワクするよね……。
今回は舞台が小規模だったので、間取りとかも考えつつトークを書いてました。
家と蔵がつながってる構造、萌えるよね……。
路地口はね、人目をはばかるお客様用に設けているんですよ……。
>まじないって?
いえいえ、物騒な行為ではありませんよ。
神社で御守りを買うとか、魔除けの御札を部屋に貼るとか、そういう類のものですよ。
媚薬効果を謳ったイモリの黒焼きを、意中の人にこっそりふりかけたりとか、悪縁切りのご利益がある神様に、破滅して欲しいカップルを念じてみたりとか……怖いですね。
何やってんですかあいつは。
>UIがいいね
中央寄せのメニュー、けっこうお気に入りなのです。
シンプルな処理でちょいリッチ。
サブバルーンの使い方は、『坊ちゃんの愛馬』※3で「トークが出たまま解説読めるのいいね」と言われたのを思い出し、試行錯誤しました。
でも、アンカーから話題を広げるのも好きなので、折衷案としてあんな感じに。
トークが終わらないと解説が読めない所だけ、ちょっと残念。
解決方法があったら教えてくださいな。
>麻の葉ですね
麻の葉の由来は知らなかったのですが、百の衣装は気に入ってます。
参考にしたのは『五節句ノ内 文月』と言う浮世絵です。
そのままだと派手なので、色味をアレンジしました。
【参考リンク】
江戸東京博物館デジタルアーカイブス『五節句ノ内 文月』
https://www.edohakuarchives.jp/detail-605.html
>水戸の追鳥狩
大河ドラマで見たやつだ!と思ってトークにねじ込みました。
まさか言及していただけるとは……!
参考元は『質屋年表』。マジで質屋が迷惑したと書いてあります。
【参考リンク】
国立国会図書館デジタルコレクション『質屋年表』
https://dl.ndl.go.jp/pid/11997640/1/12
◆注釈
※1 守貞先生 -モリサダセンセイ-
庶民カルチャーを細かく記録した超大作『守貞謾稿』の作者。
江戸時代の偉人。
※2 八百屋お七 -ヤオヤオシチ-
恋煩いから放火した八百屋の娘。
または、その事件を基にした創作物の総称。
※3 坊ちゃんの愛馬 -ボッチャンノアイバ-
にはちびっと製の馬ゴースト。
トークの用語解説にツールチップを使っている。
【配布先】
https://nanachi.sakura.ne.jp/narnaloader/ghost.php?ghost=umaumauma
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月下歩 (247文字)
永田/\
永田と申します。
月下歩を起動してくださった方、ありがとうございました。
好きになってくれた方、感想を書いてくれた方、絵を描いてくれた方、
本当にありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。
拙作での参加失礼いたしました…。
月下歩の元ネタは「ザジ、あんまり殺しちゃダメだよ(筋肉少女帯)」でした。
音楽を聞かなすぎて知名度を見誤ったかもしれない。
いい曲なので、よかったら聴いてみてください。
重ねてになりますが、この度は本当にありがとうございました。
あと複数のゴーストさんとネタ被りしてびっくりしました!
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本売りは酔いもせず (3057文字)
ろすえん&おもちよいち
西暦20XX年、この地球とよく似た別の惑星にて。
物理法則を書き換える災厄が宙から降り注ぎ、社会は終わりつつありました。
そんな中、創造神もひっそりと寿命を迎えます。
自分の記憶が失われることを恐れた神は、とある人間へそれを託しました。
時は過ぎ、彼がほとんど全てを忘れたころ。
神から彼へ与えられた加護も、摩耗し消えかかっていました。
しかし彼は、このままでは眠れそうにありませんでした。
そう彼が苦悩していた時、
どこかから誰かが彼の近くへ訪れようとしている、という前兆がありました。
その誰かへ抱えた本たちを託せたら、と彼は考えたのです。
# あとがきのまえがき
というわけでろすえんです、おはこんばんちは。はじめましての方ははじめまして。
私のあとがきはすべて後付けの理屈です。
筋が通っているように見えてもきっと気のせいです。
# どのような発想や経緯から作品を作ったか
漠然とした設定だけはずっとありましたが、制作に着手したのは4月18日だったと思います。
2022年12月ごろから捏ねていたネタを二つ先送りにし、企画参加を諦めかけていたころのことでした。
いやなんか……急に……行ける(間に合う)気がして……?
# 合作の経緯について
ラーメン屋がまたラーメン作ってる、になってしまっていることの回避方法に悩みました。
縁あっておもちよいちさんに一部の本のトークの原案を書いていただけることになり、ラーメン以外もお届けできることになりました。
## それぞれの担当箇所
おもちよいちさん原案のトークはdic_randomtalk2.txt(※私による変更があります)、
私が書いたのはそれ以外です。
## 余談
馬鹿正直に、辞書へコメントアウトで提供者名を書いてしまっていました。
無事NGとなり、修正しての再提出となりました……。
(自主的に石抱き正座しつつ)
# 匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
テンプレートを使用したこと以外には特にありません。
とは言うものの、テンプレートの原型はあまり留めていない気もします。
合作であることも結果として、匿名性を高める一因になっている、かもしれません。
# 設定、ネタバレ、裏話など
## 本を売っている
最初の提出時点では本を買う機能はありませんでした。
しばらくして、本売りなのに本を売ってねえな? と気づいてしまい、急いで実装(&再提出)しました。
とは言うものの、買った本をゴースト外に持ち出すことはできません(物質的には)。
ボトルキープ的な処置ですが、いかがでしたでしょうか。
## 黒スーツは喪服を意識していますか?
はい。
## 本の価格が21ほにゃららなのはなぜ?
彼は金銭を得たいわけではなく、単に取引がしたいだけです。
無償で渡すのはなんか違うな、と。試し読みも無制限ですし。
なので価格も、魂の重さって21gだったっけ? ぐらいの適当さです。
関係ないですけど、1円玉は重さが1gだそうですね。
これまた関係ないですけど、UNYUのレートが1円=1UNYUかも全くわかりません。
そもそも価格の単位が文字化けしてしまっているので、真相は藪の中です。
## サムネの背景のモチョモチョした色は何ですか?
彼のいる地球の、現在の空の色です。
昼夜問わず、空はあの色です。
## 売られている本のラインナップに本売り自身の本もありませんか?
あるかもしれませんね。
あの地球は災厄によって、時間も空間もぐちゃぐちゃになっています。
## ユーザは何者ですか?
本売りのいる世界とは別の場所の存在です。
それ以外には特に何も決まっていません。
## 初回起動以外の起動・終了時、本売りが「お客サンのことを覚えていないかも」と言うことがありますが、どういうことですか?
本売りのいる地球は時空間がぐちゃぐちゃになっています。
そのため、あなたが前回訪問したタイミングは、本売りにとっては未来であるかもしれません。
(その反対の可能性もあります)
いわゆる「私にとってはつい昨日の出来事だが、君達にとっては多分、明日の出来事だ」が頻繁に起こります。
(この場合、ユーザが「私」で、「君」が本売りに該当します)
また、専用書架はその影響を受けません。
本売りと本棚とでさえ、同じ時空間にいる、というわけではないのです。
(ご都合設定と言われればその通りです)
## 「酔いもせず」とはどういうことですか?
いろは歌(「いろはにほへと」で始まる古い韻文)の最後のくだりです。
オーナードロー(右クリックメニュー)のサイドバーも同じく。
……古典に倣うなら、「え」は「ゑ」表記にした方が良かったのでは?
今回の引用について確実に言えることは、終わりであることを意味させようとした、ぐらいのところです。
歌そのものの内容の解釈は諸説あるので省きます。
## また名称不明では?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
性別と年齢層と容姿はわかってるから許して。
## またメガネ推しですか?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
魂から漏れ出てしまいました。
## 何だったらトークの一覧が見られるのも前回と一緒では?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
芸風の! 幅が! 狭い!!
(ラーメン屋がまたラーメン作ってる)
# あとがきのあとがき
## 今後の予定
作者名発表&あとがき公開後、このゴーストの不具合修正と、私のwebサイト上での公開を行う予定です。
## 宣伝
普段は受信者を選ぶタイプのゴーストや、ゴーストの人物の出てくるゲーム、その他色々を作っています。
受信者を選ぶ類の創作物は、刺さる方にはより深く刺さる、かもしれません。
図と文字による紹介はこちら。
https://lost-nd-xxx.hateblo.jp/entry/20190319/1553000985
##
ではまた、どこかで。
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企画専で活動しております、おもちよいちと申します。
この度は本売りさんのトークの一部をお手伝いさせていただきました。
・合作の経緯について
今企画でもう一つ参加させていただいた「私の婚約者は~」の制作に際し
ひとりではトークが書けないと手前が醜くも呻いていたところ、
たまたま居合わせたろすえん様が救いの手を差し伸べてくださいました。
当方にトークをご提供いただく代わり、という建前で
相互提供の合作に相成ったとぼんやり記憶しております。
本当にありがとうございました。
・お手伝いさせていただいたこと
本売りさんと世界の基本設定と本の内容の一例を教えていただき、
それを参考にして自由に終末トークを書かせていただきました。
改行・ウェイト等の調整でお手数をかけましたが
内容についてはそのまま実装していただいたようで恐縮です。
辞書内のどこに当たるかはろすえん様が書かれている通りです。
手前はトーク原案をお渡ししただけで皆様と同じく公開を待っていたのですが
実際に見たら思っていたよりも担当数の比重が多かったので驚き震えました。
この世界の終末に少しでも彩を添えることができていたら幸いです。
・今後について
企画の定義上の都合で合作という名目にはなっておりますが
実質的に手前がしたことはネタ出しのお手伝いくらいなものなので
本売りさんは完全にろすえん様のゴーストということになります。
おもちよいちが関わっていたということは覚えていただかなくて大丈夫です!
実際の制作にほとんど関わっていないとはいえ作者を知っていた身として
皆様のご感想等々は自分のことでもあるように嬉しかったです。
ろすえん様、並びにユーザの皆様、誠にありがとうございました。
令和五年五月十五日午後七時 おもちよいち
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檻の中のシュメルツェント (12179文字)
淀橋&神夜 みゅん
《淀橋のあとがき》
【合作だよ!】
合作しました!
去年は一人で黙々と作っていたので久しぶりの合作になります。
やっぱり合作は設定を詰めているときが楽しい!
Discordのサーバで設定テキストを書き出していく過程が非常にワクワクして「いい……!」って感じでした。
一人の時では出ないようなアイディアも飛び出したりなんかして、
特に演出面は、ネタ出ししてもらったアイディアに助けられた側面が大きかったかな、と。
【シェル選び】
ずっと使いたかったシェル「ちいさなはね」を使用させていただきました。
本当にずっと使いたかったのです!
この美しいシェルをゴーストにしたいと、一目見たときから常々思っておりました。
差分も充実してて本当に素敵なシェルですよねー!
ぜひ今後も他のゴーストで使われて欲しい所存。
また、私はいつもシェルを決めてからゴーストの内容を考えるのですが、
今回もシェルからインスピレーションを得てゴーストのイメージを固めました。
イメージのモデルになったゴーストは、同じく翼の生えたゴーストの『双翼のアーネ』。
彼女と同じく自由な立場を失った、わかりやすくいえば可哀そうな子を作りたくなったのです。
かわいそうな子、すきー。
そんなわけでメルちゃんの受難が始まったのです。
【初回起動】
またしても初回起動が長くてごめんなさい。
もはやノベルゲームみたいな導入になってしまって……。
けど今回は読みやすいように演出に気を遣ったから許して欲しい。
……そういう問題じゃない? そうかも。
気を遣ったのは、
・クリック入力待ちによって一度に表示する文章を制限する
・バルーンを使った演出で、塔の外と中で空気が一変するように
・フォント色を変えることで文章にメリハリを
・重要な部分でのウェイト挿入による文字表示速度の調整
といった部分になります。
導入はどう頑張っても長くなってしまうのは避けられない、と感じていたので、
少しでも読みやすくしようと頑張りました。
と言いますのも、状況設定が特殊なのも相まって、初回起動でユーザに与えたい情報が多い!
これでもけっこう削ったつもりなのですが、ご覧のありさまな長さになってしまいました。
後々になって「なにも初回起動に全部詰め込まなくてもよかったのでは?」と思いましたが、
時すでに遅し、導入部分を全て書ききってからの思いつきなのでした。
苦労して書いた導入を今更ボツにするのも勿体ない、ということで続投させていただいた次第です。
【ループ構造】
ループ構造はゴマカレ―4の『廻り星に願いを』に刺激を受けて考えたネタ。
バニッシュイベントが制限されているレギュレーションの中、いかにして「終わり」を表現するかのヒントになりました。
ただ今回の作品の場合、周回すれば周回するほどシチュエーションによる違和感が大きくなっていくのが問題だったかな、と。
本当なら、周回するほどメルちゃんが病んでいくようにできるとよかったのですが、
なんかそこまでするとやり過ぎな気がしますし、ユーザに周回を強いるのも申し訳ないというかなんというか……。
そんなこともあり、ループ構造については今回の形に落ち着いた感じとなります。
【歌トーク】
「歌を歌う」という部分は、ゴースト『スルー・ザ・ルッキン・グラス』に影響を受けて作りました。
彼女の話す様子を見て「自分もこんな雰囲気のゴーストが作ってみたい」と思った次第です。
しかし、なかなか自分はトークから場の雰囲気を表現していくのが苦手なので、
「歌」という形式をとることであの独特な雰囲気を再現できないか、と思い至った形となります。
結果として「歌が素敵!」という感想もちらほらを見かけることがあったので、この試みはなかなか上手くいったのかな、と思っております。
そして、これらの歌を「どこかで見たこと」があると思った方は鋭い!
メルちゃんの歌う歌はゲーム「ドラッグオンドラグーン」シリーズのウェポンストーリーから取ってきました。
近年では「ニーアオートマタ」のシリーズと言った方が通りがいいのかも?
ウェポンストーリー自体は、そのまま使うにはちょっと長いので縮めたり、時に内容を改変したりしてなんとかバルーンに収めました。
物語を短くまとめるのって大変!
興味がある方は以下のサイトに元ネタのまとめがあるので覗いてみると面白いかも。
https://girldoll.org/weaponstory/
それでは、以下はそれぞれの歌のモデルとなったウェポンストーリーと書いた時の感想になります。
並びは、トークを書いた順(辞書内の上から順番に)です。
『三つの命を礎に』
モデル:涅槃の短剣(ドラッグオンドラグーン)
最初に作った歌。
このころはまだ締め切りまで余裕があったので、五七五のリズムになるように歌を改変してました。
本当は全部の歌をこの形式にしたかったのだけれど、時間の都合で後半の曲はそれを断念。
なかなか手間がかかるのです、これ。
『海に囲まれた小さな島に』
モデル:紺碧の鋭刃(ドラッグオンドラグーン3)
二作目、さっそく改変を加えた歌。
風鈴草とも呼ばれるカンパニュラは、メルちゃんの言う通り「感謝」を花言葉とする植物です。
他にも「誠実な愛・共感・節操・思いを告げる」などの花言葉があり、
特に「共感」は今回のメルちゃんの歌にも密接に関わるキーワードなのでちょうど良いかな、と。
『宮に一人の商人来りて』
モデル:救済の聖刃(ドラッグオンドラグーン2)
珍しく元の内容をそのまま使えた歌。
ウェポンストーリーでもなかなか頓智が聞いていてお気に入りの物語。
続くメルちゃんとの問答もなかなか面白くできたかな、と。
『荒野を越えたある場所に』
モデル:少女の雫(ドラッグオンドラグーン3)
奇しくもメルちゃんと同じく塔に閉じ込められた少女の話。
こちらも内容はほぼそのまま。
かわいそうな少女がかわいい。
『痩せた貧しい村落に』
モデル:金剛華(ドラッグオンドラグーン3)
意外と短く収まった歌。
聖人認定云々は、後になって付け足した内容。
教会って聞くと悪いことしてる印象を持ってしまうのはたぶん私の心が歪んでいるから。
『歌うよ。踊るよ。』
モデル:紺碧の腕(ドラッグオンドラグーン3)
内容どころかテキストもほぼ原文そのまま。
元の物語の出来がいいので助かる。
メルちゃんの言う通り神秘的な美しさと深い怖さがある海のような歌。
すきー。
『華美なドレスを身に纏い』
モデル:貴婦人の舞踊(ドラッグオンドラグーン3)
こちらもほぼ原文そのまま。
元の物語ではいかにも腐敗した貴族社会の象徴のようなテキストが読めて素敵。
メルちゃんの読み上げる貴婦人の最後についての部分はオリジナル。
鮮烈な最後を遂げられて彼女も満足したことでしょう。
『未亡人となった娘子は』
モデル:未亡人の咎(ドラッグオンドラグーン3)
大幅に改変、というか削減した歌。
元の物語が好きだから何とか再現したかったけど長すぎて無理でした。
悲恋の物語は美しいですね。
『ある日、森の奥に』
モデル:不死鳥の大剣(ニーア レプリカント)
こちらも大幅にオチの部分を削減した歌。
これに限らずドラッグオンドラグーンシリーズの歌は残酷な表現のものが多いので、ちょっとメルちゃんにはそぐわないこともあり、改変しているものがけっこうあります。
この物語も元のお話はかなり残酷です。
でも好き。
『今は昔、飛べない竜がいた』
モデル:草原の竜騎槍(ドラッグオンドラグーン)
DOD界隈では有名な珍しく明るい物語がモデル。
これを書き始めたあたりから時間に余裕がなくなり、歌というよりは平文で書いていく感じに。
もっと私に時間があれば うごごご……。
『昔、隣国の圧力に苦しむ小さな国があった』
モデル:死の舞踏(ドラッグオンドラグーン)
こちらも初代DODからの出典。
後半部分をざっくり削減したのは相変わらずではあるものの、歌の後のメルちゃんのトークでその内容を拾うことができたのでよかった。
こういう刺客の話は大好き。
史記の刺客列伝とか大好物なのです。
それはそれとして、せっかく救った国の現状がこれなのはあんまりにもあんまりだ。
『あるとき、一人の悪魔が人間の女に恋をした』
モデル:バールベリトの涙(ドラッグオンドラグーン)
大幅に改変した物語。
改変した結果物語の意味合いが変わってしまったのがちょっと残念。
元の物語の味わいが好きだったので、何とか再現しようと思ったのだけれど難しかった。
『南海の孤島に醜い魚人が住んでいた』
モデル:魚人の宝杖(ドラッグオンドラグーン)
人喰い魚人のお話。
メルちゃんはかわいそうと言っていたけど、人喰いな時点で共存は不可能だよなぁ、と思う次第。
歌の内容は民間伝承風を意識した。
『ある村の少年と少女が恋に落ちた』
モデル:霞切り(ドラッグオンドラグーン)
後半部分をバッサリ削った物語。
本当は悲しい終わり方をするのですが、改変してハッピーエンドに。
妖精要素はオリジナルとなります。
ちょっと田舎の民話っぽい雰囲気になったかなと。
『ある風の精霊が人間の若者に恋をした』
モデル:背理の鎌(ドラッグオンドラグーン)
ほぼ元の物語を再現することに成功。
長いお話でしたが、相槌を打つとメルちゃんが続きを謳ってくれる形式に落ち着きました。
元の物語も独特の余韻がありいいお話です。
『ある時、騎士は一匹の竜と一匹の人の子に出会う』
モデル:ノウェの剣(ドラッグオンドラグーン2)
元がすごく長いので大幅にカットォ!
ついでに竜騎士シリーズとして他の話とリンクさせたのでほとんど別物です。
竜騎士関係の一連のお話は西洋風の国で有名な英雄譚という立ち位置で妄想していました。
『北の港の小さな酒場』
モデル:北海の歌姫(ドラッグオンドラグーン2)
一番大事な部分を削ってしまった気がする……。
そういう意味でちょっと心残りな歌。
興味がある方にはぜひ原文を読んでいただきたいところ。
原文がすでに歌になっている完成度の高い物語です。
『森の奥深く泉のほとり』
モデル:天翔る蒼雷(ドラッグオンドラグーン3)
こちらはほぼ原文どおり。
アレンジは民話っぽさを意識しました。
こちらの歌を気に入ったとの感想もいただいていて嬉しい限り。
『戦地に赴いた男と結婚の約束をしていた娘がいた』
モデル:不死鳥の短剣(ニーア レプリカント)
大筋は原文に沿っているけれど、元の物語はより凄惨です。
その恐ろしくも美しい様を描写できなかったのがちょっと心残り。
こちらも詳しくはWEBで。
『御家が決めた通りに婚約を結ぶ』
モデル:白の約定(ニーア レプリカント)
オチを大幅に変えた歌。
何を持っているかを聞き手の想像に任せることで意味合いも変えてみました。
不穏なことには変わりはないのですが……。
『久しぶりの親子の夕食』
モデル:エンジンブレード(ニーア オートマタ)
かなり削りましたが、物語の大筋は変わっていないはず。
童話を意識した文体にアレンジした歌。
王が非業の死を遂げる部分はこちらの考えたオリジナルです。
以上、21の歌を収録しておりました。
まだ聴いていない歌があればぜひメルちゃんを傍らに立たせて歌をねだってみてください。
【SSについて】
初回起動もそうですが、久々にガッツリ文章書いたのが楽しかった!
途中一度データが飛んで凹んだりする日もありましたけど、私は元気です。
急いで書き直したのでちょっと設定に齟齬が生まれてたりするかも……。
以下はそれぞれのSSについてのコメントになります。
『栞の挿まれた頁』
お察しの通り、上官の書いた手記という設定でした。
時系列としては、ユーザが看守の任に着く前のお話となります。
以降解放されていくSSの時系列を明確にするために書きました。
ユーザが書いた「看守の手記」の方はメルちゃんにずぶずぶの状態の人が書いてるのであまり信用ならん内容である一方、
上官の手記はあくまで事実の列挙として書いたため、設定的にはこちらの内容が軸になります。
上官とユーザの間で情報の齟齬があったのはそのへんの事情があったりします。
『前夜』
メルちゃんの従者であるヴォロン視点。
メルちゃん達が王宮に着く前の夜のお話。
1周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
メルちゃんがいかにいい子なのかをアピールしておこうと思って書きました。
読んでいてほっこりするようなお話を目指していたつもりです。
本編とのギャップが大きければ大きいほど印象に残るかなと思って……。
……内心悪い顔をしながら書いておりました。
『ほんの少しの小さな勇気』
メルちゃん視点。
メルちゃん達が王宮についてからのお話。
1周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
このお話では『前夜』でも名前だけ登場したもう一人の従者「アートレ」が登場します。
頼れるメルちゃんのお姉さんという感じのキャラクター像を想像して書きました。
このお話も希望に満ち溢れた「イイハナシダナー」風を装って書いた形となります。
とはいえ、このSSが読めるころにはユーザは事の顛末を知っているはずなので、また印象が変わって来るでしょうけれど。
私は女の子の目を曇らせるのが好きなのです、ええ。
『夢と現』
王様視点。
メルちゃんが歌を歌った時のお話。
2周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
「そういえばメルちゃんの本気の歌を聴くとどうなるのかユーザ視点では見えていなかったなぁ」と思い急遽描写を足したSS。
メルちゃんに魅入られるとこんな感じになります。たぶん。
我々の感覚で言うと「映像作品という概念を知らない人に映画館で大作映画を観せたら」みたいな感じでしょうか。
観ている間の興奮と、観終わった後の脱力感を絶え間なく脳に注ぎ込まれたら、きっと魅入られもするのではないか と思いまして。
ちなみにSS中に出てくる歌はそれぞれメルちゃんが歌う歌とリンクしています。
「子の行く末を憂う騎士の歌」は『ある時、騎士は一匹の竜と一匹の人の子に出会う』モデル:ノウェの剣(ドラッグオンドラグーン2)。
「草原を駆ける竜の歌」は『今は昔、飛べない竜がいた』モデル:草原の竜騎槍(ドラッグオンドラグーン)。
「報われない英雄の歌」は『海に囲まれた小さな島に』モデル:紺碧の鋭刃(ドラッグオンドラグーン3)。
「愛を知らない少女の歌」は『荒野を越えたある場所に』モデル:少女の雫(ドラッグオンドラグーン3)。
「想いを馳せる海の乙女の歌」は『歌うよ。踊るよ。』モデル:紺碧の腕(ドラッグオンドラグーン3)。
「儚くすれ違う恋の歌」は『未亡人となった娘子は』モデル:未亡人の咎(ドラッグオンドラグーン3)。
以上のようにそれぞれ紐づいております。
王様が聴いた歌を改めてメルちゃんに歌ってもらうとまた印象が違って聴こえるかもしれませんね。
『舞台の裏側』
国の重役視点。
上官が部下を斬ってからユーザが着任するまでの間のお話。
2周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
「この国はもうおしまいだよ!」ってことを明らかにするために書きました。
いたいけな少女を悲しませる国は滅んでも仕方がない。
最後の一文は最初「鳥が檻を出る日は、もう来ない。」になっていたのですが、
「流石に後味が悪すぎるか」と思い直し「まだ来ない」に書き変えました。
でも物語に一貫性を持たせるならそれくらいの絶望感が必要かな、と思ったり思わなかったり。
この辺の塩梅は、人によって好みがわかれるので難しいところであります。
【「看守の手記」について】
書いてある内容は最初の内は正しい内容だが、徐々に歌に惑わされて虚偽が混じり始めるという設定。
「懐柔状態」になってからユーザが書き足した内容については「事態がメルちゃんに有利に働くようにユーザが書いた妄言」という体です。
メルちゃんの有用性が国の重役達に伝わってしまうといけないので、虚偽の報告をしたためていた感じでしょうか。
このあたりは、想像の余地を残すためぼかしていたところもあるので、後々ちょっと設定的齟齬が発生してしまい難しかったです。
なによりユーザ視点だとわかりにくい!
紛らわしいことはするものではないな、と改めて思いました。
でも書いてて楽しかった!
【「逃がす」について】
長い!
「長いイベントが始まります」的な注意書きを入れておくべきだったかも……。
でも、それはそれでなんとなく趣が損なわれるような気がして…難しい……。
今思うと大事な選択肢だし「本当に逃がしてもいいだろうか?」みたいなワンクッションがあるとよかったかな、とちょっと反省。
バルーンを使った演出が楽しかった!
ズバッと斬られた瞬間血が飛び出る様子が上手く表現できたのではないかな、と。
フォント色もかなり気を遣って調整したので臨場感もあったのではないでしょうか。
最後の意識が薄れていくところの演出なんかは自信作です。
【その他 細かい要素について】
周回時のオーナードローメニューのギミックにまで気付いた人がいたのは驚きでした。
特に「本の余白」に書かれたメッセージについては隠し要素くらいの気持ちでいたので本当にびっくり。
よく見てらっしゃる。感謝!
初回起動時や周回開始時のメルちゃんの口ずさんでいる歌についても見てくださった方がいて感激しております!
地味に初回起動時と周回開始時とでは別々の歌を歌っていますので、気になる方は確認してみると吉。
【最後に】
そんなわけで私の方でのメルちゃんのあとがきでした。
なんかあとがきと言うよりは、作ってみた感想みたいになっちゃってますけども。
総じて言うのであれば、合作したおかげで演出面でたくさん楽しませていただいたのがなによりも嬉しかったです。
私一人では決してできなかったであろう演出をこのような形で実現できたのは良い刺激になりました。
このような作風同士の面白い化学反応が生じるのも合作の良いところなのではないかな、と感じた所存です。
おかげさまでメルちゃんは大変思い入れの強いゴーストとなりました。
これからも皆さんのデスクトップの傍らに、彼女が歌い続ける場をいただければ幸いです。
《神夜みゅんのあとがき》
ハロー、そしてこんにちこんばんは!馴染みのない方には初めまして!
個人名義じゃない方の神夜みゅんです!何だその説明。
今回は淀橋さんとの、初のタッグ名義となりました。こんなオモシロ…じゃなくて素敵な提案をして下さった淀橋さんには大変感謝しております。
設定を組み上げる所からがっつり関わらせて頂きました。楽しい!
一から始めて半年くらい掛かりましたかね…?
合作名義なので、定義としては私もトークを書いてはいるのですが、比率としては淀橋さん、私で9:1位で、殆どは淀橋さんの書いた物となっております。
う、私の書いたトークマジで少なっ……もっと書きたかった……
・じゃあ何やってたんです?
トークそっちのけで私は何やっていたかと言うと、演出案の提案やトークウェイトや使用する表情の全体的な調整、シェル画像の改変や、シェル以外の素材の制作など、ざっくり言うと主に「舞台裏の作業」ほぼ全般を担当しておりました。
メルちゃんのシェルとして使わせて頂いた「ちいさなはね」、良いですよね!!
私も使ってみたかったシェルです。
お互いの希望が概ね一致した結果、今回お借りする事となりました。
使用するに当たって、ゴースト制作よりも先に「ちいさなはね」ちゃんのシェルセッティングを行ったのですが、その際に表情差分が増えたりしているんですね。サーフェステキスト自体にもがっつり手を入れて、全体的にアニメーションウェイトの調整を行っています。
おかげでトーク中での、メルちゃんの表情がより自然な感じになっているので、是非トークを早送りせず顔だけ眺めていって下さい…!
・担当したイベントのお話
このゴーストでは、主に「初回起動」「歌が聴けるようになる際の切欠」「懐柔」「逃がす」の4つが主なイベントとなっていますが、そのうちの一つ、「懐柔」イベントについては私がテキスト草案を担当しておりました。
ユーザーさん(看守)の地のトーク部分に関しては、淀橋さんの監修が入っています。
自分は最初からイベントを描くのではなく、他が埋まっていってから、間を補完する様に描くやり方の方が性に合っているというのもあり、草案が上がるまで結構お待たせしてしまって申し訳なかったのですが、個人的には納得のいく物が書けて本当に良かったな~~と思っています。
・演出と、用意した各素材についてのお話
ひゃっはー!!語るに当たって、ここは切り離すのが難しかったからまとめちゃうぞお!
基本的には、イベントが仕上がったら私もそれに目を通して、意見や改善案を出していく形で、枠組みとしてのイベントを組んでいきました。
ありがたい事に「何でも遠慮なく言って下さいね」との事で、滅茶苦茶に「こうしたらどうだろう」「こここんな風に出来ます?」等バシバシ出していった結果、演出にかなり手が入りました。
回覧板で初回起動の長さが列挙されているのを見て思わず笑ってしまったのですが、メルちゃんは素の文章のままでもハチャメチャに長かったんですよね。
どうにか手を入れないと読む側はだれてしまうし、必要以上に描写しなくて良い所が出てきてるかもしれないという事で、専用バルーンの導入が早々に決定しました。
尚且つ、この長さであれば、いっそノベルゲームを意識した作りでいいかもしれないねとなり、専用バルーンにクリックマーカーを導入。
通常のバルーンでのクリック待ちと違い、かなり分かりやすくクリック入力待ち状態となっていたので、この辺も初回起動イベントの読みやすさにつながったのではないでしょうか。
また、与える情報の補佐となる様、初回起動イベでのみ使用されるものとして、塔の中のらせん階段を登ってる事が明確に伝わる様、背景画像を用意。
これに関してはかなりギリギリでの仕上がりだったのもあり、読み手に伝わるか不安もあったのですが、感想を読みまわった感じでは伝わっていた様で本当によかった。描いた上で結構ごりごりに加工してたんですけれどね…!
当初はその後の、メルちゃんの居る部屋に居る際のメニューで使用されるバルーンにも背景画像を用意するはずでした。
が、一通りゴーストとして立たせてみて、ここはあるとメニュー表示の文字に干渉しそうだとか、まぁ色々あり、ここは無しに。
その他、手記の表示用に、羊皮紙を模したバルーンを準備。
こちらは上下をもうちょっとそれっぽくしたかったのですが、やりすぎるとメニュー内の表示に影響しそうだったので、四隅を固めるだけに留めてあります。
一度透過設定を間違えてひどいことになりましたけどね!
このバルーンに合わせて、手記メニューの罫線の表示にも手が加えられています。かなりそれらしくなっているので、じっくり眺めていってね。
逃がすイベントにて、看守さんが斬られたらバルーンが真っ黒に変化するのは私の案です。
初回イベントやその他端々から、本イベントが最重要であり、かつ大変長いイベントになるのは分かっていましたが、いざ本当にイベントとして目を通してみたら、多少の斬新な演出でも入れないと、周回が作業ゲーになってしまいそうなだるさだと感じてしまったんですね。
「ここで看守斬られたら、バルーンもぶった斬らない!?」「バルーンの色反転させたくない?」「バルーンに血しぶきが飛ぶアニメーション付けたーい!」と大変好き放題意見を出していった結果、最終的に「看守が斬られたら、バルーンが黒く色変化する」という演出に収まりました。
いやもう本当にここはむちゃくちゃ言ったので、取り入れて下さった淀橋さんに大感謝しています。
黒バルーンに変化した事で、フォントの色や影にも気を遣わなければいけなくなったのは若干罠ではありましたが、最後の部分は「ここの色はもう少し薄く…」等、擦り合わせで調整を行ったおかげもあり、バルーン演出も相まって、最高のイベント演出になったと思います。大変楽しかった…。
血しぶきアニメーションについては割と最後まで実装したいなあ…したいなあ……と渋ってたんですが、うまくやらねば、この描写の為だけに注意書きを増やさないといけなくなる為、断念。
現在の様な、色調を落としそれっぽく見せた黒背景バルーン画像となったのでした。
バルーンの話はこの辺りで、シェル周りについての話を。
着せ替え制御で鉄格子を(メルちゃんとユーザーの)間に、というのも私からの案でした。
割と早い段階で決定しまして、ちょっと時間を頂いて複数案描いてみたんですよね。
だって、ちいさなはねシェルメチャクチャ可愛いし、この可愛らしい顔部分に鉄格子を重ねるなんてそんな勿体ない事もしづらいし……どうしたものかね。
そんな風に悩みながら4パターンを上げてみた所、何故か全部採用されたので笑いました。いいんですか、これ!ねえ!!?
淀橋さんから、設定としてまとまる前段階でのゴースト原案を聞いた時に、「こんなに可愛いシェルなんだから(ユーザー的に)容易に手が出そうになるのは、けしからんな…」と感じた所から生まれた発想でしたが、結果的に良い方へ転んでよかった。
完全に余談ですが、私のお気に入り鉄格子はデフォ設定のものです。
パターンもあるから、ユーザーさんのお好みで変えていってね!お好みあるんかこれ?
そして出来の良い鉄格子が描けた事により、オーナードローメニューへも使用される事となったのでした。色味も上手い具合に調整できたし、お気に入りです。
さて、アイコン!こちらも私作となっておりまーす。
ユーザーさんに対して、二人の距離感についての情報をどこかで常に分かる様にしておきたいよね、という話の流れから、もう使える部分は何でも使うぞという事でタスクトレイアイコン部分で表現する為に、複数のアイコンが必要となりました。
実はこちら、各状態ごとに、アイコンだけでなくステータスの文章も変化していたのですが、色がそれぞれ違う事もあり、体感で関係変化が伝わったのでは無いでしょうか。
檻の外モード用のアイコンは、どっちを白黒にするか少し悩みましたが、見やすく感じた方を採用しています。
一部の状態での触り反応で使用している、おめめのマウスカーソルですが、こちらはあmt様の公開されているフリーシェル内で配布されている物を、許可を得て使用させて頂いたものとなります。
このアイコンの方がイメージに近かったのでお借りしましたが、折を見て、自作カーソルに差し替えたいな…とも思っていたり。
・その他
冒頭でも触れていますが今回は、辞書テキストの大部分を淀橋さんが執筆されていて、トークのウェイトや一部言い回し、表情を入れるタイミング等で全体的に私の手が加えられています。
二つのReadmeテキストについても同様で、特に案内人さんで表示されるものについては私の言い回しが大幅に書き加えられています。
良い塩梅に堅苦しさが減って、第三者らしさが出てきていたかもしれないですね!
トークのウェイトや表情変化タイミングについては、徹底したので、キャラクターの話すトークとしては大分、それぞれの「っぽさ」が打ち消し合って面白い事になっていたんじゃないかと思います。
周回毎に増えていくSSについては私の提案となります。
周回する事に、読めるSSが増えていったら面白いと思いませんか!!?とむちゃくちゃな案出してすみません。マジで応えて下さった淀橋さんには感謝の念しかない。ちなみにSSのメルちゃんの言い回しにも、若干口出ししております。
トークとSSでメルちゃんの印象に齟齬が発生する可能性もあったので、極力合わせておきたかったんだ……。ついでに言えばもうこの国はだめだよ
そうそう。歌トークの際、一部の文字を大きく表示する演出を実装する過程で、バルーン内の文字は基本、上揃えで表示されている事を知りまして。
このままでは歌トークのスプリクトが恐ろしくグロい事になってしまう為、下揃え表示が出来る様にして欲しいとぽなさんにお願いしにいきましたね。
尚、その時のSSPの更新はこちらになります。
https://ponapalt.hatenablog.com/entry/2022/11/06/181014
いやぁ、まあ……今でも充分、辞書から見た歌トークのスクリプトえっぐいですけれどね……これでも遥かにマシになった方です。
当初はもっとヤバかったですね!!
・書いたトークについて
ほんの一部ですが、私も書いているので紹介を。
懐柔前の状態で聞ける通常トークの一つとして、彼女が歌ってくれるものがありますね。
「悲しみを看取り続ける我ら長」で始まる物がそれに当たります。
メルちゃんの種族の長について唄ったものになりますが、分かります?これバリバリ私の文体なんですよね…もしも、これだけ異質に感じていたユーザーさんが居たとしたらそれはきっと正解。わはは。
その他は、通常のランダムトークをぽつぽつと書かせてもらった感じになります。
・合作と感想と予想と
主に淀橋さんが書き、後から私が手を加える、というやり方で生まれたのがこちらのメルちゃんになります。
終始感謝の念を挟んでいますが、本当にありがたみしか無いですわー!!
殆ど私の我儘聞いてもらった様なものですからね……。
ただ私も、普段なら、主に「手を掛け過ぎてしまうから」という理由でやっていない素材制作に走り回ったのは思いの外楽しかったです。
今回のような表現の場において、自分に出来る事があるならば妥協したくないですし。
皆さんの感想を見る限りでは、自分の苦労も概ね報われていたようで、大変嬉しい!嬉しいよ~~~!!!
UIの丁寧さもあってか、予想に上がる名前が大分偏っていたのには大笑いでした。そっか、そうなっちゃうかあ。わっはっは
あとがき提出するまでずっと名前が挙がらなかったので、今回初めて逃げ切れたのでは…?
・最後に
また合作出来たらいいなあ。
でも、もう少しだけトークを書きたい気持ちがあるので、もしも正式公開された暁には、また画面の片隅で歌わせてあげて下さい。
特に今回、設定面に関しては、時間を掛けてかなりのネタ出しをした為に、トークとして昇華出来ていないものがまだまだあるのでね。
やり切った気持ちと消化不良な気持ちが半々な神夜でした。お疲れ様でしたー!
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沼れ!うにゅうガチャ (680文字)
緑音
どうもこんにちは。
もはやあまりマスカレードする気のなかった緑音です。
3作目です。水没チキンメンバーに唆されたんです。3個作るんですよね????って
はじめの頃Twitterで前回のスライムと同じ感じかな?とおっしゃってる方がいてドキッとしました。ええ、同じ作者です。
3体目何作ろうかな〜と考えてぼーっと前を見ていた時にうかアニで回したうにゅうガチャのシークレットうにゅうがこちらを見つめていて…あ、ガチャにしよう、と思いました。
緑音はだいぶ伺か新参者なので製作当初はいろんなうにゅう持ってくるぞ!と思っていたのですが思ったより幅が広く…昔のゴーストさんだと配布終了してしまったものも多いためにわかですごめんなさい石を投げないで!!!
本当はもっと少ない予定でしたが…描いてるうちに楽しくなっちゃって…
あと当時ガチャで苦しんでいたのでみんな沼ればいいと思って作りました。えへ。
沼ってくださる方が結構いてにっこりでした。
10連実装してくれ!みたいな声が多くて、なるほどなと思いました。
リアルのガチャガチャを想定して作ったので考えていなくて…
カプセルを取り出す動作、うにゅうをしまう動作もリアル想定だったので入れ、結果皆さんの指を酷使することに…
そして勝手にうにゅうをおかりしたみなさますみません。
本当はうにゅう以外も出して伺かガチャにしたかったのですがいろいろあり断念しました。無念。(おおよそは時間のNASA)
シナリオ読了時間は緑音が無心で回し続けたコンプリート時間です。皆さんは何回回しましたか?
コンプリート報酬らしきものも一応あるので覗いていただけると幸いです。
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煙草と人魚 (1058文字)
石動蛍
こんにちは、はじめまして。気管支は激弱というほどではないけれど、そこそこ弱くて煙草は吸えないし吸ったことがない石動蛍です。
・ゴーストについて
好きなものをテーマにゴーストを作ったらすぐに作者を当てられてしまう、だから苦手なものをテーマにしてみよう。と思ったのがこのゴーストを作るきっかけです。
ですが、自分では煙草を吸うことはできず周囲に喫煙者もいないのでキャラクター作りは難航しました。まず、人は何故煙草を吸うのでしょうか?そして私の頭に浮かんだのは
「煙草を吸っている間だけ会える美女」です。そんな美女がいれば健康を犠牲にしてでも煙草を吸うかもしれない!とキャラクターができ始めました。
次にそれはどんな美女だろうか?美しさで人を惑わし、命を削るのならばそれは悪魔でしょう。ではどんな悪魔?煙草、火、煙……煙って水流に似ている、煙の中を泳ぐ人魚の姿をした悪魔だ!
フリーシェル「ECHO」の綺羅びやかな人魚さんが煙の中を泳いでいたらさぞ美しいことでしょう、無表情な人魚の笑顔が見たくて煙草を吸い続けてしまうことでしょう。
はじめはもっと上品な口調で「また、私に会いにきてくださいますか?」なんて言ってユーザをヘビースモーカーまっしぐらにする悪魔になる予定でしたが、自分の癖に正直すぎると思ったので現在の蓮っ葉口調になりました。
煙草のこと、煙草を吸う人の気持についてあまりにもわからないのでトーク作りも難儀しました。筒状のお菓子を煙草に見立てて咥えてみたり、煙を吐けないからシャボン玉を代わりに吹いてみたり、マッチを擦って折り続けたり、ライターが意外に固いことを知ったり、広告が禁煙グッズだらけになったり……そうやってなんとかトークを絞り出しました。喫煙者の方から「お前は煙草をなんだと思っているのか」と言われないか心配でなりません……
・readmeのあれ
「美しい女に惚れて破滅したい!」という願望が爆発しました。「喫煙は肺がん、心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めます」みたいな煙草のパッケージの注意書きを意識しています。
どんなに熱烈に愛を叫んでも、人魚は「煩イ」の一言で切り捨てるでしょうが。
・スタンプ
スタンプ帳に対応しています、尾鰭を触ってみてください。
悪魔や人魚なんていると思います?鮭か何かの鱗じゃないでしょうか?
・最後に
感想、ファンアート、本当にありがとうございます。煙のようにいつか消えてしまうものだとしても、一時でも誰かの心に残るものであれば幸いです。
成人年齢は18歳になりましたが、煙草は20歳になってからですよ。
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熱砂の桜花 (3265文字)
零号
初めての方は初めまして、そうでない方はこんにちは!
「熱砂の桜花」の作者の零号です。
今回のゴーストマスカレード5もめちゃくちゃ楽しませていただきました。
企画に関わったすべての方々に多大なる感謝を申し上げます。
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◆どのような発想や経緯から作品を作ったか
最初は既存のゴーストのお世話だけで手いっぱいなので、参加する予定はありませんでした。
しかし頭の中の創作キャラだけはたくさんいるので、この子たちは私がアウトプットしなければ一生日の目を見る事はないんだろうな…と思い、思い切ってこの企画の場を借りてゴーストという形で出力させていただきました。
こういう機会でもないとなかなか新しい作品を作る手が動かないので、本当にありがたいですね…。
オウカは、「桜花」→「オウカ」→「オーガ」→「鬼」の言葉遊びから始まったキャラクターです。
名前から逆算してキャラクターデザインや設定を作っていきました。
名が体を表すキャラが好きなので、やはり桜の名を冠すなら散って頂かなければ…と。
バニッシュイベントはそんな感じの経緯で作りました。
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◆見てもらいたい点や作成時に苦労した点
キャラクターデザイン(人格含む)とランダムトークです!
普段は棘のある表現を削って削って、ひたすらマイルドになるように心がけていますが、今回は特に何も考えず自分の好きな物を詰め込みました!
自分勝手に作ったゴーストですが、皆さんに立たせてもらえて、感想やFAまでいただけて、とても嬉しかったです。
作成時に苦労した点は特にありません。
強いて言うなら、「これ自分は好きだけど細かすぎて伝わらない性癖だよな…ちょっとでもいいから見どころを作るか…」と思い、ギリギリになってバニッシュイベントをメニューに表示させた事です。
今回の企画ではバニッシュ禁止のため、本来このミニイベントが搭載される予定はありませんでした。
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◆匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
絵柄隠しのためにシェルを主線なしで描きました。
これはこれで可愛くなったかな?と思います。
また、現在私は男性ゴーストの方が公開数が多いため、少しでも匿名性を高めるために今回は女性ゴーストにしました。
今まで一度も公言していませんが、腹筋割れてる女性好きです。
あとは作風隠しのために、前述の通りふだんなら削る棘をそのまま原液状態で入れました。
いつもより世界観がシビア寄りです。
それ以外は何も隠していません。
ウェイトや改行、文体などは既存ゴーストそのままです。
タイトルに\0のキャラクター名を含めるという命名法則も一緒です。
世界観も既存ゴーストと繋がっているので、もしかするとそこで作者予想できた方もいらっしゃるかもしれませんね。
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◆設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
このゴーストの舞台は、近世に半歩足を踏み入れているファンタジー世界です。
魔法や魔物、エルフや獣人などの異種族も存在します。
オウカたちが暮らす帝国は最も文明が発展しているため、周囲の危険な魔物は狩りつくされて、近年はもっぱら周辺国とのいざこざに傭兵たちが駆り出されています。
ですが、軍事力で周囲を圧倒しているため、基本的にはものすごく平和です。
初回起動トークにもある通り、黄金期って感じの巨大帝国です。
また、気候的には中東のような砂漠の多い地域を想定しています。
オウカ個人の背景は、東の国から連れてこられた根無し草の傭兵、以上の設定はありません。
衣装はアラビアン+和風をイメージしてデザインしました。
本来は羽織の上から腰飾りをつけて、前を締めて着るのを想定した服です。
オウカは面倒臭がりなので適当に上から羽織っています。
ちなみに下に履いているのはふんどしです。
また、両腕に刺青が入っています。ファッション刺青です。
ビッグツインおさげは、拘束具的な要素をキャラデザに入れたかったので、リボンぐるぐる巻きになりました。
性格は一言でいうならば、ローテンションチンピラです(ひどい)。
しかしそこに私の「ヘキ」が詰まっています。
イッキコールしてくるし、酒場の娘さんを不埒な目で見ているし、コンプラも何もありません。
ユーザも一見常識人風ですが実は似たようなものなので、割れ鍋に綴じ蓋かもしれませんね。
オウカからユーザへの好感度はめちゃくちゃ高いです。こう見えて。
また、オウカの性格は卑屈な所がありますが、これは生まれ持った気質です。
自分を低く見積もっているからこそ、自分より下の人間に厳しいという地味に嫌な部分があります。
卑屈さとMっ気が一周回って傲慢に見える感じですね。
逆に優れていると認定すると心酔し始めるタイプ。
全体的にはサッパリした性格をしているので、傭兵部隊の中ではちゃんと上手くやっています。
主題から外れるのでまるっと削ってしまいましたが、バニッシュイベントの投石は巨人系の魔物が投擲した頭くらいの大きさの岩です。
平和な辺境の地に普段は現れるはずのない強力な魔物が現れて運悪く…という感じです。
オウカがユーザを庇った結果、直撃してしまいました。
人間の投石だと、衝撃吸収の護符などである程度ダメージを軽減できます。
あまりその辺の話を詳しく書くと、既存ゴーストと世界観繋がってるのがバレちゃう!というのも削った理由です。
「熱砂の桜花」というタイトルは、遠い異国から連れてこられて、本来咲くべき場所ではない地で咲いている花という意味。
そして、ユーザにとってオウカの存在が砂漠に咲く花のように色鮮やかなものであるという、二つの意味が込められています。
バニッシュトークの最後のモノローグだけ括弧が外れているのは、「熱砂の桜花」という物語が終わり、ユーザがオウカのユーザという立場から一介の傭兵になったという事を表現しています。
「自分の残りの人生は、きっと長い蛇足なのだろう」とは言っていますが、オウカの死後数か月時点での考えなので、今後は立ち直って昔を懐かしみながら墓前(傭兵なのでちゃんとした墓はありませんが)に酒を供えるくらいの関係になるかもしれませんね。
時間の流れは否が応でも悲しみを癒していくし、暫くしたら忘れて元気になります。
我々はそういう風に出来ています。(ランダムトークから引用)
まあ、公開版ではバニッシュしなければこのイベントを見る事もないので、酒場でのんびり駄弁るゴーストになります!(トークはまあまあ殺伐としてる)
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◆したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
本当に自分の好きな要素を詰めまくったゴーストなので、感想やFAいただけて本当に嬉しかったです!!!
好みの鬼娘のキャラデザを作って、それを人に描いていただける…なんて幸福なんでしょうか。助かりました…。
オウカとユーザの関係も、こういうの好きだな~と思って作ったので、そこに注目していただけてとても嬉しくなりました。
性格も今の価値観だとギリギリアウト…?みたいな性格にしたのですが、オウカを可愛いと言ってくださる方が多くて嬉しかったです。
でも軽い気持ちで搭載したバニッシュイベントでびっくりしてる方が複数いらっしゃったので、そこはス、スミマセン…って思いました。
まああっさり死ぬのも人生だよね~くらいのノリだったのですが、ちょっと私の頭がニヒリズムに染まり過ぎていたかもしれません(?)
ちなみに、私は花が散らない世界があるなら、その方が良いと思ってしまうタイプです。
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◆最後に
今年のゴーストマスカレード5も、とても楽しかったです!
企画に参加された作者様方、感想やFAをかいてくださった方、そしてゴーストを起動してくださった方、すべてに感謝いたします。
普段は「熱砂の桜花」とうっすら世界観が繋がっているゴースト、「エーテリズム」や「ワシこそが『神祖コンキスタさま』なのじゃっ!」などを更新しています。
同じ世界を異なる立場の視点から描いているので、トークを見比べるとまた違った趣があるかも…しれません。
あらためて、皆さまありがとうございました!
http://room0.web.fc2.com/
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王子様学園の世話係 (2023文字)
瑞樹ユラ
こんにちは、ゴーストマスカレード初参加で緊張している「王子様学園の世話係」の作者の瑞樹ユラです。
■ゴーストをつくった経緯
一番初めに思いついたのは、心優しい王子様キャラが、自身が恋愛物で報われないと愚痴を言うゴーストでした。
それだけでは形にならなかったので、以前聞いた「就職率が100%の専門学校があるけど、就職が決まらないと卒業できない」と話を元にフィクションの世界で働く人達の専門学校があってもいいのでは?と考え、王子様と就職率100%の専門学校を組み合わせて現在の形になりました。
キャラクターについては恋愛物のヒーローについて考えていた時、人気があるヒーローは一見すると冷たかったり、不器用な性格が多いんだなと感じ、それなら心優しい王子様はどうだろう?報われないけど頑張るキャラがいいんじゃないか?と言う発想を得て出来たのがカーライルです。
■技術的に見て欲しい部分
アンカーと口パクのアニメーションです。アンカーはメニューから選択した時だけ、メニューに戻れるように分岐させたことで、同じ解説を使い回せるようにしました。
口パクについては「…」が二つ以上続いた時に\![anim,clear,アニメーション番号]を前に書いて口パクを止めるようにしました。表情が変わるとアニメーションは再開される仕組みです。
ただ、トークの終わり近くで行うと、表情が固定されて不自然になるため、\i[アニメーション番号]と書いて口パクを再開させています。
■苦労した点
トークを考えることです。漫画の新刊情報に載っている粗筋を読んで、王子様キャラの流行をチェックしたり、童話ネタを入れたりしました。
他にはシェルの絵柄を令嬢物の小説や漫画にありそうな感じにしてみました。塗り方もそれらしくするのに試行錯誤した覚えがあります。
■匿名性を高めるために行ったこと
シェルの絵柄を変えたことです。ですが、シェルの作者名を当てていただいた方が出てきましたので、効果は薄かったみたいです。
メニュー構成はゴーストマスカレードのサンプルゴーストから変えないようにしました。そのままなら手がかりは減るだろう、と言う作戦でしたが特に意味は無かったと思います。
■設定
カーライル達が住んでいる世界の他に外の世界(フィクションの世界)がありますが、実はもう一つ元の世界と言う、フィクションを生み出す人達が住む世界が存在しています。
そこで物語が生み出されるたびに外の世界は増えて行くのです。
反対に作者が物語を没にした場合は世界そのものが無くなり、中で演じている人達は元の世界に戻されてしまいます。
女の子の王子様や主役学園からの転校生が学園に居るのは、外の世界で王子様キャラの幅が増えた結果、女の子の王子様や行動的な王子様を演じる役者が必要になったからだったりします。
カーライルの友人達のイメージ元は以下の通りです。ミルディンは令嬢が嫁ぐ訳ありの婚約相手、エルフラムは児童書に出てくる野心家の王子、ルーシャンは現代物でヒロインと口喧嘩する幼馴染のヒーローです。
■実装したかったが間に合わなかった点
メニューからの用語説明はアンカーと違う内容にしたかったのですが、時間が足りなかったために断念せざるを得ませんでした。
カーライルの友人たちも別モードで実装しようかと考えたのですが、トーク数の確保とシェルを描く手間を考えた結果、カーライルのみにすることしました。
■反省点
世界観が分かり辛かった点と用語説明です。独自設定の面をトークや用語説明を増やして補足すれば良かったなと思っています。世界観を上手に見せるのは難しいと実感しました。
用語説明は項目ごとに分けた上で固定式したほうが使いやすかったと思います。カーライルが話している感じにしたくてランダム性を入れたのですが、余計な設計だったと反省しています。
■期間中の反応に対する感想
感想、素敵なイラストを頂き、ありがとうございました。
感想で多くの方がカーライルの性格について触れていただいたのが印象的でした。悪役を演じるには不向きな性格なのですが、その分優しい王子様を演じられることでしょう。
FAも描いていただけて、とても嬉しかったです。
作者当てでは当ててくださった方がいらっしゃったのには驚きました。私が公開したゴーストは一体だけですので、覚えてくださっていたことに喜んでいます。
■宣伝
普段はサイトにてゴーストを配布しています。
本作と同じコメディタッチのゴーストです。
「ヒースとオリーブを籠に入れて」
(男性コンビ/ユーザ女性固定/ソロモード有り/ファンタジー/コメディ/雑談)
ヒースとオリーブの追加シェルも何点か配布していますので好みに合いましたら、よろしくお願いします。
■最後に
今回参加させていたただいた2ゴーストともサイトにて正式公開する予定です。
http://shaggy.karakasa.com/
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
カーライルとの生活を楽しんでいただけたら幸いです。
瑞樹ユラ
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異世界転生したと思ったら作っていたゴーストの相方としてデスクトップデビューした件 (5657文字)
神夜 みゅん
どうもこんにちは初めまして、弱小デベです。
今回ゴーストマスカレードに向けて初めて参加するぞ!と気合いを入れたものの
デベロッパーとして新参である自分にはネタ出しが難しく、弟や友人に「ネタが降って湧いてこねーかなー」とかボヤいてた矢先に、何と事故っちまいましたガッデム。
こんなつもりじゃなかったんだがー?はー??
まあ神が世界にもたらしたこの世の最高傑作を守った結果、チョイと怪我しただけで済んだし、まーじで奇跡的にほぼ何事も無く済んでよかったよ。
これで事故って長期入院でもして、〆切ブッチで企画に提出出来ない…なんて事になってたら一生後悔してたな、オレ。
とはいえ、実際三日間位は意識が戻らなくて先生方もヒヤヒヤしたらしい、というのは…見舞いに来てくれた弟から聞いた話。
その時に聞いた不思議な話が、今回提出したゴーストの原型になってます。
実はオレだけじゃなく弟も伺かが好きで、好みの違いはあるけどゴーストの話も良くする仲なんだけど、その弟が言うんだよ、「事故った兄貴が心配過ぎて愉快な夢見た」。
kwskして聞いてみたら、なんとオレが制作中のゴーストと一緒に、コンビゴーストとして弟のデスクトップPCに立ってたなんて言うんだよ。
しかも、ゴーストを終了した所で目が覚めて、その直後にオレが病院で目覚めたって知らせを受けたんだとさ…ヤッベー。
冗談みたいな話だろ?
しかもこの話の何がヤベーって、オレ弟にデベやってるって話、まだ一度もした事ねえの。もしかしてオレ、マジでデスクトップ転生しちゃってた?
んな訳ねーっての、今こうしてあとがきの文章書いてるし。
この文章が公開された暁には、弟に、夢ネタをゴーストにした報告とデベ活の事をカミングアウトする予定です。
絶対「うにゅう要素はある!?」って聞かれる予感しかない。うにゅうオタクめ…
ちなみに現実で猫を助けて事故ったのは事実です、が、弟の夢では猫は¥1の猫耳しか居なかったそうなので作るに当たってオレの隣に猫を足しました。
どんだけ猫好きなんオレ。いや、だって、猫耳メイドはオレが作ってる子だし、ゴーストとして立ったらオレが隣のを撫でられる訳無いし、でも猫は撫でたいし…って思ったら、隣に呼ぶしかねーじゃん。猫を。猫を!!ああ愛でたい!!
入院中、猫達に会いに行けなかったのを思い出して辛すぎたので、衝動的にゴースト「猫カフェかいねこ庵」からの切り替え反応を追加しました。
尚、現実で助けた方の猫は、現在絶賛里親募集中です。
自宅で猫飼えねえって辛いなあ。
使用した素材についての話も書いておく事にする。
オレのアバターと称して使用したフリーシェルですが、ぶっちゃけオレ自身より遥かにイケメンだから、最初は使うの大分迷った。
だけど良い感じの座り方で画面に収まってくれたの、このパーカー君だけだったんだよなあ。
デスクトップ内で存在してんのを強調する為と、画面の中の「オレ」が手を伸ばせばすぐ撫でられそうな所に猫を配置する事に。
自分で描いてみたら名伏しがたいナニカになったので、猫は友人に描いてもらいました。
何も聞かずにシェルに合う様描いてくれた友人サンキュー。
¥1でオレの隣に立っていた猫耳メイドは「ミャウ」。
見つけたフリーシェルがあまりにも可愛かったので、しばらく前に開発を始めたばかりでした。
性格は少々お頭が足りない感じのノーテンキで、役に立つためにデスクトップにやってきて、ユーザーさんを見守る……という設定。
急遽デベゴにする為の作業の一環として、
手始めに「開発中である」事をアピールする為、ユーザー名を聞く手順の辺りをわざと削除した上でネタにしていく流れを初回起動イベントで書いてみました。
この辺りが印象に残った感想をいくつか見かけたので試みとしては成功だったな。
このゴースト自体は恐らく正式に公開すると思いますが
どうも思ってたよりもミャウのウケが良かったので、猫耳メイド単体の別モードを追加実装か、本来の形(ソロゴースト)としての公開を考え始めている所です。
どちらだとしてもその際の公開ページはここになると思うんで、待ってて貰えると幸いです。改めてよろしくお願いします。
https://colorbox.saloon.jp/ghost/ex_gh_masq.htm
それでは、いつかまたどこかで。
作業BGMは猫鍋、ラッキー野郎でした。
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という訳で、あとがき本編始まるよー!!
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
ゴーストマスターの神夜みゅんです。
上記の「彼」のあとがきをもって、今回のゴースト「異世界転生したと思ったら作ってたゴーストの相方としてデスクトップデビューした件」は完成と言えるでしょう、おつかれさまでしたー。
以降は「異世界ゴデベ」と表記していきます。
今回のネタを思いついたのは、前回のマスカレードイベントの最中でした。
GW期間中の連勤が本当にあまりにも長く、心身共に消耗しきってヘトヘトだった日の帰り道、甘い物でも食べてから帰るかと店に立ち寄ったんですね。
突然、脈絡なく脳内に例の映画のBGMに!readme.txtに書いたあの口上が!!降ってきまして!!!
……あー、本当に疲れてるなぁ!とち狂ってるなあ!!!って思ったんですが、これ記録しといたら後々イベントでお出しするデベゴネタとして使えるかもしれないな、と思いメモを取っておいたんですね。
そこからゆっくり矢野君の設定を練ったりと、色々考えてここまで来た感じ……
readmeの口上は、はい、あれですね。例の映画の冒頭口上のパロディですね。
感想でも触れられててウフフってなりました。
最初にネタを受信したときはもっと字余り状態だったので、多少読みやすく調整を加えましたが……。設定もそこから継ぎ足し継ぎ足しで生えていった感じです。
その時はただの猫好きレベルだったんですが、いつの間にか、猫カフェの常連になる程の猫好きという設定になりましたね。
さて、お借りしたシェルのお話をば。
実は、¥0で使用したパーカー君のシェルのセットアップが一番時間掛かる作業でしたね…。
というのも最初期に公開されたシェルである為かフリーシェルの差分が最小限の構成となっており、psd同梱も無い時代のものだった為、思いの外、改変に手間取ってしまったんですよね。
よく見ると少しだけ表情増えたりもしています。絵に合わせるの大変だったな…
良いんだ、ずっと使いたいシェルだったから…!!
座ってる系シェルの中で一番好みです。
いつか使ってやる…と思っていましたがここでデベゴとして使う事になるとは思っていなかったな…。
¥1で使用した猫耳メイドちゃんのシェルですが、こちらは瑠璃蝶さんに依頼して描いて頂いたモノになります~~!!うっひょう!
イメージ通りに描いてもらえてめっさ嬉しい。見た瞬間に心躍りました。
変則的な形でのデベゴとなる事、彼がシェルに一目惚れした事が開発のキッカケとなる為に「最終的にはフリーシェルとして公開して欲しい」というお願いを添えての依頼となったんですね。
そもそも何故猫耳メイドなのかと言うと………
メイドさん属性を持つフリーシェル、現在は多様化しているのか、プラスで様々な属性が付与されたメイド系フリーシェルが公開されているのですが、「現在も公開され続けている」猫耳メイドのフリーシェルが、実質ハッピーブルーしか無いという事を皆様ご存じでしょうか!!??!?!?
そう!!あの猫耳メイドというスタイルが!!!
もっと多様化されていってもいいはずの猫耳メイドなフリーシェルが!!
選択肢が無いんですよ!!!!ご存じでしたか皆様!!??
ならばシェルを依頼した上で、それをフリーシェルとして公開してもらうのはどうだろう?
勿論私自身も使わせてもらうんですけれど!!!
そうした邪な考えと、パーカー君も使いたいなぁという気持ち、そして冒頭に書いたデベゴネタ、これらが奇跡的に組み合わさり「異世界ゴデベ」となりました。
尚、猫耳メイドちゃんのメインカラーは、私が使用する物はワインレッドでお願いしていた為ゴーストではあの様になりましたが、
フリーシェル版では改変が容易に出来る様、色がグレーとなっております。
かなり使い易くセッティングされているので、あのシェル可愛い!と思ったデベさんは是非使って新しいゴーストを公開して欲しいですね。
シェルで私がほいほいされること請け合いです、よろしくお願いします!よろしくお願いしまあす!!!!!
脱線しました。
ゴースト名は一番悩みましたね。
「異世界」「転生」「~件」の単語は絶対に入れたいなーと思い、悩み抜いた末「そういやクソ長ラノベ調タイトル付けるのはまだやった事無かったな…」と気づきました。
そういえば参加人数も更に増えていくだろうし、沢山いるだろうゴーストの一覧の中で、まず確実に人目につくタイトルにするのも悪くないかな。ヨシ!
そんな訳で自作ゴースト史上、最長のタイトルが爆誕したのでした。
感想でも、適度にタイトル略してる方がちらほらおられましたね。
どんな風に略されているかを見るだけでもかなり面白かったです。
とりあえずは「異世界ゴデベ」と表記してますが、これからもそう表記していくかはちょっと分からない。
矢野君の名前ですが、実は少々難航しました。
彼は本名から自分のHNを付けるタイプという設定なので、ある程度名前とHNが連動している必要があったんですよね。
それで当初は「矢野・あたる」で、「やの・あたる」…で「ラッキー(あたる、から連想)アロー(矢)」でした。
ただラッキーアローって何かいまいちだし、発音してみてもしっくり来ない訳で。
それから何より、この子の制作中に放送していたアニメの存在を思い出し「そういや滅茶苦茶有名な同名キャラクターがおるやん…」となった為、名前の方が変更になったのです。
斯くして彼の名前は「あたる」から「渡」となり、名前の響きに面影を残すだけとなったのでした(完)
そしてHNの方も「両方英単語にするのは安直かな」という考えから、「ラッキー」を残し「ラッキー野郎」となったのでした。
ミャウの名づけはかなり安直で、彼なら多分猫の鳴き声とかから名付けちゃうだろうな……といった所。でもミャウちゃん、時々舌ったらずな喋りになるので自分の事をミャウと言えず、「ミャー」と言ってしまうんですね。くそかわ。
そういう分かりやすいあざとさも、猫なら許せると思うんですよね!!許しちゃう~!!!ネコチャン可愛いねえええ!!!最高!
猫ちゃんに「ミャー」って言わせたかったんです!!イエス!!!
怪文書めいてきたのでこの話はこの辺で。
それなりに難関だったのが、初回起動イベント作りでした。
初回イベント中で、ユーザーさんにどうしても情報として伝えたかった事がありまして
・矢野君は、現実世界の人間である事
・ミャウは、矢野君が制作中のゴーストである事
この二点を、出来るだけ当人から説明させずに分かってもらう事、が課題でした。
瑠璃蝶さんからシェルが上がってきたときに実質解決した様なものでしたが。
この二つのシェルの絵柄の違いなら、却って、二人が違う存在である事が伝わるのではないかなと判断。
あっそういえば¥0側に足した猫ちゃんは自力でさらっと描きました。
サイズ調整してmkbtさんのシェル絵に馴染ませるの、難しかったよ…。
辞書のお話。
プラグイン関係への対応は絶対やりたかったので、対応できる範囲でノリノリで描きまくりましたよー!!
今まで対応できでも一部だけ…っていうのが多かったんで、大変楽しかったです。
最近は開発にさとりすとをお使いの方も多いので、さとりすとの起動イベントなどにも対応してみました。
存外に量が多くて断念してしまったのが、きのこやねこどりふ方面。
書きかけでオミットしてるので、正式公開版ではがっつり対応しておきたいですね。
名前を覚える機能はわざと外しました。
だって!ミャウちゃんには!矢野君の事も、ユーザーさんの事も、等しく「ごしゅじん」って呼んで欲しかったから~~~!!
この辺りは正式公開版でも変わらないと思います。
実装するとしたら別モードになるでしょうね。
それから、文体や書き方には特に手を加えず、殆どいつも通りのノリで書いていたので、辞書の文体から推測するのはかなり予測が容易だったかもしれません。
観測範囲内では、2名ほどに名前を挙げられていましたね。いえーい!分かりやすかったでしょう!!
最後にデベとしての思想の話をしておこうと思います。
矢野君と自分とで確実に共通しているのは、創作に対するスタンスの件くらいでしょうかねー。大分根本的な部分。
趣向的な部分はちょいちょい被らせない様にしてみたので…うーん!
ああでも自分も方向性はネットジャンキー気味だから、デスクトップに閉じ込められるのはイヤかも!
「異世界ゴデベ」の制作は、いつもなら出来ない事が色々出来て大変楽しかったので、一発ネタ規模のゴーストではありますが、恐らく時々更新したくなったりするのではないかなー。
それからこれは先程、矢野君のあとがきでちらりと触れていたのですが、矢野君と、拙作「うにゅマニ」の「彼」は、現実世界での兄弟という裏設定があります。
うにゅうオタである彼の公開ページはこちら!!
https://colorbox.saloon.jp/ghost/41_un1otaku.htm
そのうち矢野君側でぽつりと語りだす事があるかもしれませんね。
タイトル出オチでありながら、沢山感想で触れて頂けて大変嬉しかったです!
ありがとうございました!!!
作業中BGMの殆どが電波ソングだった神夜でしたっ
---
ミャウちゃんの方のシェルを描かせていただきました瑠璃蝶です。
ご依頼主はみゅんさんでした!ありがとうございます!
ご依頼嬉しくて、お話いただいて即下絵に取り掛かったのは良い思い出です。
ご依頼いただいた時に"フリーシェルとして公開する"という内容が不思議だなと思っていたのですが、いざトークを見て成程と思いました。
2人のかけあい微笑ましいですね。導入の呼び名未実装に怒るミャウちゃんが特に好きです。
ミャウちゃん可愛いやったー!
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異世界転移ではありません (921文字)
緑音
こんにちは
前回に引き続き参加させていただきました緑音です
そして腹減り太郎です。シェル描き終わった時本当にお腹が減ってたんです……すみません……
▼製作理由とかについて
今回ゴマカレ製作に当たって一応構想を練りはじめたのはこのゴーストが一番初めでした…が、他のが楽しくなってしまって製作期間が1日もなかったですね。えへへ。
シェルは顔さえ描かなければ何とかなるかもしれないと思って、でも前回人外頭はいっぱいいたし服を描くのも嫌…そうだ、手だけにしよう!とこうなりました。
あと普段手を描くの嫌いすぎてサボるので私に手を描くイメージないかなと。好きなんdですけど描けないので、手。
塗りだけはめちゃくちゃ頑張りました。(当社比)
あとこの形の革手袋えっちくていいですよね、好きです。
手だけなのにうるさいって言ってもらえてにっこりしました。使わなかったポーズ差分一個放置してるけど…
タイトルも本当に思い浮かばなくて、仮で(あなたの)異世界転移ではありませんという題をそのまま採用しました。
異世界転移っていいよね。好きです。
▼ゴーストについて
スピネくんは天才で頭はいいけど何かとポンコツという設定で作りました。
本当は救世主探しも早とちりで…というオチがあったんですがそこをトークに入れられるだけの時間と技量がなかった…救世主の話なんてはじめにちょっとしか出てこないから覚えてる人いるのか?のレベルですが。
本公開したらそこらへんも入れたいですね、これ毎回言ってるな。
作った当初はこんなキャラじゃなかったんですが…彼自身、異世界でこんなことになって不安から見栄を張ってるのかもしれません。
名前は本当に何も思い浮かばなくて、ジャンニ・スキッキのポンコツ医者をもじりました。
ジャンスキーニ王国で何となく気づく人いるかなと思ったけどどうでしょうか?感想にはなかったな。え、ジャンニ・スキッキってあんまり有名じゃない…?
作者名はオペラを作曲したプッチーニの名前から。ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニです。長いよ。
そんなこんなで本当に毎度急拵えでゴースト作って本当すみません…
今晩、皆さまが楽しめたのなら私をお許しください
緑音でした。
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砂が落ちるまで (175文字)
amo
うろ覚えなんですが、前回私の絵かゴーストかに朝霞さんとまきのさんの名前を挙げていただき、なら3人で作ってみたらどうなるのかなと思って今回このような世界観共通ゴーストを作るに至りました。
シェルは朝霞さんに描いていただいたのでとても顔が良いです。
ストーリーを読み終えるまでにそれなりに時間のかかるゴーストなので、顔の美しさを楽しんでもらえればと思います。
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碧水晶 (662文字)
穂積窓声
こんにちは。
クラゲみたいなアイコンの人に「参加しないと家のポストを宅配ピザで埋めるぞ」と脅されたので参加しました。
ちょうどいい機会なのでいい感じにぶらついていた創作ネタを具現化するために、伺アニが終わった後から作っていました。
もしゴーストを注意深く見ていただけていたのなら、「他所の国から越してきたと聞くけど…その国ってもしや地球じゃないな?」みたいに感づいて貰えていると作者の期待通りなので嬉しいです。
ゴースト中に出てくる言語は火星で誕生したという設定の架空言語で、GPT-4で設定を入力しつつ作成しました。
もともとGPTが架空の言葉を生成できると聞いてこのゴーストを思いついたところも大いにあります。
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・バックストーリー
1980年代に既に人類が火星に辿り着くほどの技術的進展を見せた世界。その後半世紀を経て、火星がもう一つの故郷の星として人類の営みに取り込まれている。
・火星語について
その昔火星に入植した多国籍の人間たちが生活する中で自然発生し、その後火星が国として成り立つ時に正式に取り決められた言語。これは国家としての火星のアイデンティティでもある。
ヨーロッパ圏の言葉が基本になっている。
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その他諸々、ゴースト内辞書にコメントアウトしてたりしてなかったりします。
タイトルの元ネタは宇宙戦艦ヤマト2199より劇伴「碧水晶」。制作中に聴いていたのと、タイトルと雰囲気がアリヒちゃんに似合うと感じたので。
伺アニで頒布したゴースト「午後の日」も5月終盤に通常配布予定なので、よかったら見ていってくださいね
https://ricebirdmon.jimdofree.com/
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私の名前は「ファン『フィ』クション」 (428文字)
wahoge
まずは、不愉快な思いをされた方が多数いたにも関わらず、今日まで謝罪が遅れた事をお詫びします。
大変申し訳ありませんでした。
「私の名前はファン『フィ』クション」はフリーシェルのデモゴーストとして
不気味な男の顔の画像の付随した都心伝説を下地に作成したのですが、
本ゴーストは初回起動で上記の画像を表示させているにも関わらず
readmeを含めたどこにも警告の表記を行っておらず、
匿名企画として多数のゴーストを巡ろうというユーザーの皆様に対して
あまりに配慮に欠けた、無神経極まりない作でした。
平気だった方、好きだと言っていただけた方に関しても
或いは傷つける事になっていたのかもしれないと思うと悔恨の念に堪えません。
全て私の軽挙妄動の結果です。
この度は、本当に申し訳ありませんでした。
最後に、あとがきという場において謝罪文を掲載する事態に至った事を重ね重ねお詫び申し上げます。
今後とも企画、延いては界隈の益々のご盛栄を、いちユーザーとして心よりお祈り申し上げております。
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私の婚約者は極悪非道な悪役令嬢だそうです (5847文字)
おもちよいち&ろすえん&石綿
前回のゴマカレーぶりです、企画専門デベロッパーのおもちよいちと申します。
この度もありがとうございました。
今回は提出名義の通り、ろすえん様と石綿様にお手伝いいただきました。
ろすえん様 / ロスト・エンド・クレイドル ( https://lnx.flop.jp/ )
石綿様 / 幻想一間の偽装郷 ( http://blackbridge.blog.fc2.com/ )
お二人の分のあとがきは最後にいただいた原文ままで貼らせていただきます。
・制作に至るまで
「幽霊仮面舞踏会案内できない人」完成が見えてきた頃、こう思いました。
カモフラージュのために自分の名義でも作品を出さなければ、と。
そしてどうせなら合作にすることでより偽装力を高めようと考えました。
それと純粋にトークのボリュームを確保する自信がなかったために
呻いていたところ、ろすえん様がお声かけくださいました。
(ご助力いただいた代わりと言うには烏滸がましい程度ではありますが
ろすえん様の「本売りは酔いもせず」に少しトークを寄稿しております
是非そちらもよろしくお願いいたします)
それが〆切の約二週間前のことだったかと思います。
制作を開始して数日後、石綿様も進捗を案じて声をかけてくださったので、
偽装のためなら人数は多ければ多いほどよいと思い協力をお願いしました。
今にして思えばあと二人くらい捕まえればよかったかという気もしましたが
作業量がかなり辛いことになっていたのでこれで適度だったかもしれません。
ちなみにお二方にも淀橋様にも互いの作品がどれかは伝えていなかったので
二重スパイのような気分でした。引っ掻き回してすみませんでした。
・制作のテーマ
まさにタイトルの通り、自称悪役令嬢、という感じです。
使いたいフリーシェルもほぼ最初からこれと決めていた気がします。
ただ、とりあえず何かを作りたいという気持ちだけでネタメモの中から
適当に引っ張り出してきたものなのでネタ出し当時のことは覚えていません。
座右の銘が「船頭多くして船山に上る」なのは早期からあった気がします。
余談ですが、カリーナの誕生日はそれを決めておこうと思った時に見た
ネタ帳の最終更新日が一月十二日だったのでその日にしました。
実際はもう少し前から書き留めていたはずなので寝かせ過ぎたネタです。
・お手伝いいただいた部分について
お二人には大半のランダムトークと触り反応の原案を書いていただきました。
特に話し合う場は設けずそれぞれにお任せしたものになっています。
参考資料としてお渡しできたのはテーマ、キャラ名、誕生日に座右の銘、
初回イベントと喋り頻度変更反応の原案と使用シェルだけでした。
少な過ぎる情報からも素敵なトークをくださったお二人には頭が上がりません。
当初想定していたキャラクター性とは少し異なる雰囲気のものもありましたが
どれも魅力的でしたのでなるべくそのまま実装したつもりです。
とはいえ表記の統一やバルーン内でのレイアウトの調整、
選択肢の展開との擦り合わせなどの都合で手を入れた部分も多いので
ろすえん様と石綿様の書かれるトークの味を損なっていたら申し訳ないです。
非常に沢山書いていただけたのですが、力及ばず全ては実装できていません……
捨ててしまうには惜しいので、順次追加更新していけたらと思っています。
また、どれがどちらにご提供いただいたトークなのかも
単体公開版では辞書内にコメントを追記させていただく予定です。
それと、軽い動作確認とスクリプト修正の提案もいただいておりました。
その節も本当にありがとうございました。
それ以外の部分についてはあらかた自分でなんとかしていました。
原案をいただいたトークもユーザ発言は大体おもちよいちが書いています。
・トーク以外の部分について
テーマの関係でユーザ様にも容姿を含む設定を付与することになったので、
だったら顔グラフィックが必要なんじゃないか!? と何故か思い込んでしまい、
自分にできる限りでシェルに合わせてユーザ様のお顔を描いてみました。
サイズを考えずに描いてしまったので合うように専用バルーンも作りました。
ならフォントも雰囲気を合わせるべきだと思いフリーの物を探してきました。
せっかくバルーンを作ってフォントも見つけてきたので
それに合わせてオーナードローメニュー画像も作ってしまいました。
提出ファイル内には書いておりませんでしたが、自家製フォント工房様の
JFドット東雲ゴシック12とJFドット東雲まるもじ12をお借りしています。
サイドバーにはJFドット東雲明朝16を使用させていただきました。
そして、やはりスタンプ帳にスタンプを増やしたい、ということで
これまた適当にドットを打ってついでにタスクトレイアイコンにしました。
サムネイル画像も作ろうとは思っていたのですが、
〆切目前で描けそうないい絵が思い浮かばなかったので諦めました。
結果的にreadmeがバルーンにきっちり収まったのでよかった気もします。
でもreadmeも内容が無いよう状態になってしまい申し訳ないです。
単体公開時には別で追記しておくのでよかったらご覧ください。
・大量の選択肢のこと
どうしてこんなことをしたのか自分でもよくわかりません。
前作「曖昧で明確な愛を」ではユーザ発言を勝手に定義していたので
今度こそは自分の意思で言いたいことを言わせろ、と思ったのでしょう。
といっても選択肢を選んだらけっこう勝手にべらべら喋り出しますが、
ギャルゲや乙女ゲーも割とこんなものなのでまあいいでしょう。多分。
選択肢をアンカー形式にして既読がわかるようにして
バルーンを閉じるための選択肢を通常の選択肢として置くことで
クリックし損ねてバルーンを消してしまう事故を抑えるのは
我ながら良いアイデアだったのではないかと思っています。
分岐先の選択肢が残っていても既読が付いてしまうのは玉に瑕ですが、
楽をしたいのでこの先特に改良する予定はありません。お許しください。
ちなみに、アンカーを選択肢として使うというのは
ろすえん様のご提案から着想を得ました。ありがとうございます。
・命名の由来
カリーナ:普通の名前の候補の中からカレーっぽいものを。
また、竜骨座の名前であることも設定を練る際に意識していた気がします。
名前と座右の銘どっちが先だったかはちょっと忘れてしまいました。
バルトロゼベルク:似合いそうだと思った薔薇でロゼ、
薔薇がありそうな森でバルト、「船頭多くして~」から山でベルク。
ユーズアルト:縮めてユーザ呼びできそうな感じになるよう適当に。
ゴストゥーガ:言うまでもなくゴースト。短過ぎず名前っぽくしようと
適当に付け足したらなんかいかつい響きになってしまいました。
イーロフカ:伺かの字を分解しただけです。
・グラフィック関係の話
使用させていただいたフリーシェルが素晴らしいことにほぼ16色だったので
アーカイブ内の画像は全てファイル形式も16色以下に統一してみました。
ユーザ様の顔グラフィックもきっちり16色です。
ただ、けっこう色数がギリギリだったので頬染めはカットしました。
勝手に赤面させられるのって何か違うよなと自分では思っているので
ちょうどよかったとは思いますが喋らせ過ぎているので無意味な気もします。
顔グラ制御は単にbase64変換した画像を福笑い式に並べているだけです。
単に画像ファイルを貼るよりもラグが少ないという噂を聞いていたので
面白そうだと思ったのもあり採用してみました。
それと、絵を描くのは不得手なのであまり自信がなかったのですが、
ユーザ様達にご自分がイケメンだと認識してもらえていたようで嬉しいです。
構図的にわかりにくいかと思った前髪の分け目も伝わっていてよかったです。
・喋り間隔について
自分は喋り間隔に揺らぎを持たせるのが大好きなのですが、
今回はそうしていません。といっても特に偽装のためではなく
なんとなくレトロゲーム風になった雰囲気に合わせてみただけです。
しかし設定できる喋り間隔、短過ぎたみたいですね。
企画の規模を考えるとさっさと見てしまいたいだろうと思ったのと
毎トーク選択肢が入りタイムアウトまで長くなることを考えて
ちょっと短めにしたのですが、自分の感覚が皆様とずれていたのか
マシンガントークな印象になったようで申し訳ないやら面白いやら……
今更変えるのも違和感があるのでそのままにしておきます。
細かいところですが、どの秒数からどこに切り替えるかによって
無駄に反応が違うのでよかったら色々試してみてください。
・呼び方変更について
あまり数は多くないですが特殊な反応もいくつかあります。
具体的にはユーザ様の今世のお名前であったりカリーナの名前であったり、
弟妹兄姉父母祖父祖母息子娘とかの辺りに反応がございます。何故?
単体公開版でまた無駄にバリエーションを増やしておりますので
お試しいただくのは更新後の方が良いかもしれません。
ちなみに、あくまでもカリーナからの呼び方を変えてもらうというだけで
今世のユーザ様のお名前自体は変わることはございません。あしからず。
・デバッグモードという名のおまけ
オーナードローメニューの一番上のところに置いてあるアレです。
Dキーからも開くことができますが、ご覧いただけたでしょうか。
専用バルーンを使用中ならユーザ様の表情差分を全て確認いただけます。
ぜひお試しくださいと言いたいところですが少し不具合があるので
できれば単体公開版に更新してからご覧いただけると幸いです。
バルーンを変更していた場合はここからすぐ元に戻せます。
さらに、なんとスタンプが押せます。スタンプが増えると嬉しいですよね。
また、初回起動イベントに選択肢分岐を入れてしまったので
ここからいつでも見返せるようにしてあります。
会話の内容が少し違うだけで関係に変化はないので好き放題お試しください。
・バルーンの小ネタ
専用バルーンを作ったはいいものの名前や説明がまるで思いつかなかったので
readmeになんだか適当なものを置いてあります。よかったらご覧ください。
専用バルーンに切り替えた時やおまけメニューから戻そうとしたのに
バルーンが紛失していた時の反応はその辺りに関係したものです。
・既知の不具合等について
エンバグしました。せっかく動作確認いただいたのに後の修正作業で
何かおかしいぞ、と思ったところを書き換えていたら余計なことをしました。
これは先程少し触れた表情チェックの部分のことなのですが、
改行を消し過ぎて一部スクロールが発生し、顔グラが滑ります。
もしかしたらこれを見たことで顔グラがバルーン付属の物ではないと
お気付きになった方もいらっしゃるかもしれないですね。
二つ目に、おまけメニューから初回イベントを見返した際、
最後にメニューに戻るようにしておいたつもりが
ジャンプを置く順番が逆で機能していませんでした。凡ミス。
三つ目に、一部トークの表情指定を入れ忘れていました。
自動サーフェス戻しをオフにしているので時によりおかしなことに……
四つ目に、初回起動イベントでのメッセージ送りの位置を少し間違えています。
不具合というほどのものでもないですが気になるので直しました。
他にも何かあったような気もしますが都度修正していて何があったのか
大体忘れてしまいました。気が付いた分は単体公開版で修正しています。
もしまだ他にも何かおかしなところがあればご連絡いただけると助かります。
当ゴーストはどこからどう見ても女性キャラユーザラブソロゴーストで
どちらかと言えば男性向けに当たるものだと思って制作していたので、
女性向け方面の方からも多く反応をいただいたのが意外でした。
よく考えてみれば悪役令嬢ものは基本的に女性向けジャンルでしたね。
実質ペアゴーストだというような見方もあって面白かったです。
得られそうな反応に関して全く予想の立たないまま公開の時を迎えたため
たくさんのご好評をいただけてとても嬉しかったです。
これも魅力的なフリーシェル、そしてトークの大部分を作ってくださった
ろすえん様と石綿様のおかげです。重ね重ねお礼申し上げます。
前述の通り修正やトークを加えてすぐに単体公開する予定ですので、
ご興味を持っていただけた方はどうぞよろしくお願い致します。
(バルーンにも変更を加えているので、お手数ですが
配布ページより上書きインストールをお願いします)
改めまして、観覧・感想やイラスト等々本当にありがとうございました。
令和五年五月十八日午後七時 おもちよいち
以下、ろすえん様と石綿様のあとがきです。
↓ここからろすえん様のあとがき↓
*ごあいさつ
おはこんばんちは、あるいは初めまして。
縁あってこの作品に参加させてもらった、ろすえんです。
*担当箇所
おもちよいちさんから参考資料をお見せいただき、
カリーナちゃんのトークとさわり反応の原案をいくつかお渡ししました。
内容調整&ユーズアルト様の反応等追加&実装は、おもちよいちさんの手によるものです。
*どんな思いで担当箇所を書いたか
参考資料を見た時の、カリーナちゃんかわええな~、の思いをぶつけました。
結果として、私のヘキ(強い存在が……好き!)が出てしまい、
妙に強そう・しぶとそうなトークや反応ばかりをお渡しした気がします。
*実際に実装されたものを見てどう思ったか
私の想像力の外の、カリーナちゃん&ユーズアルト様の色々な面が見られて良かったです。
合作という形式の良い所を味わえました。
また、バルーンのデザイン、フォント、UI・UXへのこだわりたるや。
このゴーストにはこのバルーンが必要である、と個人的には確信しました。
デバッグモードから見られる、ユーズアルト様の表情筋トレーニングも必見です。
(不具合修正の予定があるそうなので、できればその後に)
↑ここまでろすえん様のあとがき↑
↓ここから石綿様のあとがき↓
今回特に参加するつもりは無かったのですが、主製作者であるおもちさんが焼けたもちのように破裂限界だったのを見てネタを上げようかと声をかけたところ、本当に限界だったらしくネタを提供させて頂きました。
そこまで固まっていない状態でのトーク制作だったのでとりあえず実装されないことも前提でトークの原型を20ほど書き、その後はさわり反応をいくつか書きました。
選択肢後のトークは触っていない上、原形のトークもそれなりに文体やらの調整が入っているのであんまり自分の匂いはないかと思われます。
無事ゴーストも完成し、気に入られている方も居られるようで良かったです。
多少とはいえ久し振りに制作に関われて良かったと思います。お疲れ様でした。
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箱庭には椿しか咲かない (851文字)
のなめ
「箱庭には椿しか咲かない」の作者、のなめ(@uuu9876)です。
シェルは天人さんというお友達に描いていただきました。
ありがとうございます。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
天人さんにファンタジーで魔法使いの外見で絵をお願いして、そこからキャラクターを考えました。
天人さんと話しながら作ったので、どっちがどの部分を考えたのか定かではないところが多いです。
私が純粋に一人で考えた部分は結構少ないかも。トークなどの、中身に関しては一人で書きました。
最初から、ゴマカレーに出すかどうかは悩みものでした。
でも提出したおかげでたくさんの人に見ていただけたかなと思いますので、結果よかったです。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
トークから彼の背景が覗けるようなゴーストにしたかったです。
私は伺かで何をすればどこまでできるのかわからなかったので、できることはトークを書くだけでした。
彼だけしか見られないから、彼の言葉だけで彼を判断してほしいなと思いました。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
唯一したことが自分の書かない設定にしようというものでした。
実はファンタジー創作したのはこれで初めてです。
自分の頭だけでは考えつかなかったことが多々あります。
他は完全に無いです。文章は自分100%で作りました。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
人生を狂わした人が狂わされてしまう、という設定のお話です。
あとはだらだらとトークを読むだけのゴーストになってしまい、ちょっぴり反省点です。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
反省しています……読了想定時間を短めに書いたことを……。
理由は、ちょっといい顔したかったからです……。
特に大きなイベントでもないし、読了時間に含めなくてもいいかなぁとも思ったのですが
ランダムトークが50個ほど増えるので、一応含めとくかという気持ちで長く設定しました。
めちゃくちゃトーク喋らせないと300分じゃいかないです。本当にすみません……。
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紫水晶はかく語りき (2237文字)
マグロニウム
■「袖擦りあうも何とやら、だからね。自己紹介でもしよう!」■
でべろっぱ界隈ではおそらく初めまして。名前見たことあるよって人はお久しぶりです。
そしてゴーストマスカレード5、お疲れさまでした!初参加でした!
提出前はもしかしたら私が影から推しているゴースト作者さんがたくさんいるかも……彼らと並ぶにはうちの子のトークあまりにも中身がなさすぎるよ……といった風にビビり倒しておりましたが、いざ始まってみるとそんな不安全部吹き飛びますね。すごいや。
ビビンバさん五郎 あらため、マグロニウムと申します。
普段は動画を作ったり手芸したり絵を描いたりと、かなり幅広い行動範囲で細々やっています。
リンクがツイッターになってます。名前違って驚かれるかもですが、中身は同一人物です。
ホームページはある程度出せるレベルまで整備出来たらツイッターの固定にでも貼っておきます。気が向いたら遊びに来てください。
偽名が何故ビビンバさん五郎なのかというと、偽名を某有名駄菓子の形式(○○さん○○)にしたくって、ぱっと思いついたのがビビンバと五郎だったからです。
特別ビビンバとか某駄菓子が好きかといわれると、そうでもないかも。
■隠れる工夫は?■
ぶっちゃけ全くしてないと思います。
一度ゴーストを出したことはありますが堂々と出したわけではなく、初めましてが多いだろうからバレないかなって……
トークやキャラデザに関しても性癖と趣味の煮凝り、シェルに関しても今まで手癖の絵では出していないし大丈夫だろうと手癖です。(とはいえ、普段とはかなり違う書き方をしていますが)
私の性癖と絵柄を把握している方が参加していたら、一発で見抜かれていたことでしょう。
しいといったら、テンプレ使ったことでしょうか。
■反省点■
ギリギリに提出するな~~~!!!1!(自戒)
締め切り4日前ほどからシェルなど丸々書き上げました。重罪です。
おかげさまで言及不足がと~~~っても多くて!!
もうちょっと掘り下げられるはずだったし、もっと掘り下げるべきだったなぁ。
特にじい様周りと世界観。
次参加するという時は時間に余裕をもって作ると同時に、もうちょっと掌編に収まるようにしたいです。
■反応に対する感想■
本公開したいしたい!!!(欲だけが先走り準備がみじんもできていない魚類の図)
自キャラに狂いそうになる方々を見ると幸せな気持ちになりますね。うれし~(嬉しすぎて自分用にまとめた)
「俺の性癖を喰らえ~中身のないトークを添えて~」なメティさんだったのですが、ビジュとか世界観とかがぶっ刺さった方も何人かいらっしゃったみたいで、本当にありがたい話です。
彼の色々な部分が刺さったということは恐らく同じ沼の貉の方、握手させてください。
また、感想に書かれてるここ好きポイント(と思っている部分)は私も同じようにそこが良いと思ってることが多くて、すげ~わかる!とめちゃくちゃ頷いたり、一人で気色の悪い笑みを浮かべたりしていました。
顔のひび割れ 目を逸らす差分 いいよね……私もそれめっちゃ好き……(一般ファン並感想)
あとここだけの話、口調がかなり特徴的だと言われていて「え!?そんなに!?!?」と驚きました。よくよく考えたら確かにそうですね……(感覚麻痺)
■メティさんよもやま話■
メティ周りの没話や書けなかった話とか、こういうテーマだよとか、そういう話の一部です。
【おおよその発想】
「人形のお兄さん」×「宝石モチーフ」×「魔法のある世界」=メティさん
でした。人外お兄さん大好きなうえに、パワーストーンや宝石も魔法も眼鏡も謎のお店もふわふわ髪形も穏やかだけど良く喋る人も全部好きです。つまり全部趣味と性癖!
普段は歯車や和風モチーフを多用するので、今回はそれを引き抜いた「近世くらいのヨーロッパっぽい魔法の世界」といった世界観を思い浮かべながら作っていました。いうても歯車は結構あるかもしれない……
【実はじい様がって話】
構想の時、メティは「店長のじい様の魂が移り自我を得た!」という設定でした。
完成地点ではその設定は没となっています。
なぜなら自身の手癖のせいでシェルが思ってたお兄さんになってしまい、この見た目ではあまりおじさまっぽくないかも…!!となったためです。手癖のせいなのでちょっと悔しい。
【ほんのちょっとした裏話】
かつてじい様には弟子 兼 養子がいたようで、その子は魔法による事故で亡くなってしまいました。
悲しみに暮れていたじい様に、町の人形師が送ったのが、メティである……という裏話。
魔導人形は私の普段やる創作において、中に魂や霊が入りやすいものなので(あくまで普段の創作においての話)、メティには弟子さんの魂が入っているのかも。
ついでにいなくなったじい様もじい様で、意外とまだご存命かもしれません。姿形はとにかく。
■おわりに■
他にも語りたいことは山ほどありますが、これ以上書くと文章が大変なことになりそうなのでこの辺りで失礼します。
紫水晶はかく語りきを制作するにあたり、問題が発生したときに色々教えてくださった作業鯖の先輩でべろっぱの皆さまには頭が上がりません。ありがとうございました!
最後に、アメジストの石言葉は高貴、真実の愛、そして"心の平和"です。
メティと彼の居る店が、心の片隅に穏やかなものとして残ってくれたなら、私はとても嬉しいです。
「またおいで。私はいつでも待っているよ!」
紫水晶はかく語りき、メティ・エーデルシュタインと作者のマグロニウムでした。えんいー!
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続・マカロニの3時10分、おやつの時 (1487文字)
しもふみ
みなさん西部劇は好きですか?吾輩はすきです。
荒野、転がってくタンブルウィード、無頼漢、リボルバー。
The Civil War、南北朝戦争、浪人、タンブルウィード八艘飛び……
そんな無節操に思索を飛ばすと、
ちっこい保安官とでっっっかい保安官助手の主従とかもいいなあって。
あと何気に初めてのコンビゴーストです。
前作というか処女作の「ヘイミル・ロゥ」は長生きどらごんが酒を飲み、
万古の愁いを打ち消そうというソロゴーストでした。
せっかくの匿名投稿企画ですし、中華詩仙のネタは封印して、
別の趣味で行こうと決め、ウエスタンなやつになりました。
やはりシェルの絵柄である程度感づかれるのでは?とは思いましたがそこは特に手を打っていません。
意外だったのは作者当てで一部の方が、
世界観や雰囲気などから予想を当てていたことですね。
そこからもわかるのかーって少しうれしく思いました。
表に出すような設定は特にないけれど、
コール保安官は"Schofield"と呼ばれたシングルアクション・リボルバーを使います。
当然のようにファニングをします。かっこいいね!
自分のことに無頓着で、戦闘能力は高いけど社会生活はダメダメな、
不器用な小柄金髪ジト目に見えるけど、実は助手のシガが規格外にデカいだけでそんなそこまで小柄でなくてもいいかもしれない。
現代法の大原則の一つに自力救済禁止の原則があり、かつそれが倫理の基盤として機能しているという現代の大前提から見れば、
彼女は受け入れがたい人物かもしれません。
しかし彼女の暴力装置としての強さと、内に秘めた厳格さは無法の荒野においてはまた違った側面を見せてくれるのではないでしょうか。
でも保安官がその厳格さを「内に」秘めてるのはやべーので、
シガ助手が「吾輩がいなくては……!?」ってコール保安官にべったりなんですね。
シガも大概やべーので、やべー女を無自覚にはべらせてる、意外と罪なやつですね。
なんということだ。ここで主従百合ですよ。
シガ助手は黎明期のポンプアクションショットガンを使っています。モチーフは"Spencer 1882"
彼女は"エイトゲージ"と呼んでますけど、獣撃ち用のデカい弾を人に向ける怖い女ということでしょうか。
ほどほどに生活能力があるのでコール保安官のお世話をしています。
なんとなく人当たりがいいけど実はコイツ倫理観が獣のそれなのでユーザさんも騙されちゃダメですよ。
どこぞの極東の浪人が旅路の果てに西部劇に登場してもいいなって。
マカロニウエスタンやオーストラリアのウエスタンが既に世にあるし、
なんなら、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」とかもあるしね!
ケモミミはキャラクターの頭の上に何か(ケモミミとかツノとか飾りとか)乗ってるのが作者の癖なのでいります。
コールのことをいたく気に入って、お持ち帰りしようとちょっとずつ距離をつめてます。じりじり。
現在は餌付けに成功しているかしていないかですね。
主人を餌付けする従者っていいですよね。
直接的な元ネタではないのですが、「はやみねかおる」の「夢水清志郎シリーズ」や「怪盗クイーンシリーズ」などに強い影響を受けているのは否めませんね。
どちらもオススメです。
ちなみに「続・マカロニの3時10分、おやつの時」って題ですが、
別に何かの続編ではありません。
タイトルにピンと来た人はニヤッとしていてください。
これも荒野の掟……
ところで、こんな格言を知ってる?
大は小を兼ねる。
それでは皆さんご一緒に。「うお……でっっっ
あとがきのあとがき:ところでこれ、シェルサイズの話だと思ったのだけど
乳の話だと思ったよこしまな方々はそこに正座。
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花通り行く惑星 (1352文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
マスカレード5があればこの子から作ろう!と思っていたゴーストでした。喋り方も反応もトーク内容もとっても手癖なので、今回出した3作品の中でいちばん考えやすかったのではないかなと思います。
当初ちょっぴり人見知りで隠し事が下手な先輩と帰り道を行くだけのつもりだったのですが、せっかく隠し事が下手なのだから大きな隠し事を暴く方向に持っていきたいなと思い、人外……いや人間だけど別世界の出身……と色々考えた結果、最終的に同じ世界の宇宙人に。
「鈍くさいけれど、自分より鈍くさい後輩さんに対しては世話焼きになる」という謎設定もあったはずなのですが、最終的にはしっかり後輩さんに世話を焼かれる側のへにょへにょ先輩になりました。
ありがたいことに原黒さんにとても素敵でかわいいシェルを描いて頂きまして(本当にありがとうございます……!)、そのおかげでだいぶ性格もかわいい寄りにできたのではと思います。
◆キャラクターについて
花通惑星(はなどおり-わくせい)と言います。宇宙出身の18歳高校3年生、身長163cmくらい。寮暮らしで帰宅部です。本名は難しくて、こっちだと上手く発音できないらしいので言いたくないとかなんとか。
故郷の星の研究施設のような場所で、授業のとき以外は他者と隔離されて育ったので コミュニケーションが苦手です。
本人も自覚が無いけれど、根っこの性格はかなり図太いです(故郷の厳しい環境下で何とか生きていたこと、そんな中で遠い遠い地球に行きたい!と言いだしたこと、適当な理由をつけ許可を得てそれを実行出来ていることなど、割と大変なことをやり遂げて地球に来ているため……)。
よく自己嫌悪で凹みますが、基本が低いので立ち直りも早いです。美味しいごはんがあればとりあえず生きていける。
この辺りは多分、こっそり隠れてよく話をしてくれた地球出身疑惑のあるお兄さん(施設スタッフ)の影響を強く受けているのではないかと思います。
◆感想について
素敵な感想やイラストなど、本当にありがとうございました!いつも以上にどきどきしていたのですが たくさん素敵な言葉を頂けてとてもうれしかったです。重ね重ねありがとうございます!
予想に名前を挙げて頂けたのもうれしかったです。ぎりぎり隠れられたらいいな、でもとっても手癖だしな、と思っていたのですが やっぱりばればれでした……!(何人いるんだ……というのをお見かけしてフフとなったりしました 確かに今回意図せずいっぱいいたかもしれない 鳴ら……!)
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
隠し事が下手な先輩と歩く学校の帰り道を、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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藤の木の下には (210文字)
半透明なまこ
半透明なまこです。
まさかこんなきれいなゴーストを作れるとは思いませんでしたか?
股間に当たり判定のある女装少年ゴーストばかり作ってるわけではないのだよ。
ちなみにシェルもなまこ製です。
●反省点
"トーク"がッッ!"6個"しか無いッッ…!
初回起動とトーク1、2個しか見られないだろうと思ってたのですが、
何度も立たせてくれた方もいたみたいでありがとうございます。
本公開では連続での起動に耐えうる感じになってると思います!…おそらく
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虎の目、虎の子 (1246文字)
koizumi
ゴーストマスカレード5、皆様お疲れ様でした。
初参加をさせていただきましたkoizumiと申します。
拙作「虎の目、虎の子」を起動してくださった皆様、虎のお相手をしてくださった皆様へこの場をお借りして御礼申し上げます。
起動条件のペース配分を誤り、内容の密度に反して所要時間ばかりが長くなってしまいました。にも関わらず沢山の方から感想を頂くことができ、感謝の念に堪えません。
この度、あとがきという貴重な場を頂戴することができましたので、僭越ながら「虎」というキャラクターの作成経緯について残させていただきます。
●キャラクターコンセプト
短期間で雑談のネタなどを捻出しやすく、ユーザの側に侍る理由を説明しやすく、ソロで立たせやすい要素を持ったゴースト……メイドさん! という安易な発想から虎が生まれました。個人的な好みも多分に含んでいます。
乱暴で気まぐれかと思いきや実は寂しがり、という虎をイメージした性格になりましたが、先にタイガーアイをモチーフにすることが決まっていたため、そこからの逆算での着想です。
●ユーザとの関係性
ユーザ側の性別は不定ですが、虎の性別も同様に、男女を明確に設定していません。
服装が女性的ながらも男勝りな口調にすることで、性別を自由に想像していただければ、という狙いがありました。覆面企画ということで男性・女性ユーザさん両方に楽しんでいただきたかったからです。
……「メイド」という単語が定義上明確に女性を指している(そらそうだ)ことを失念しており、うまい具合にはいきませんでした。一応性別不明ということで、よろしくお願いいたします。
虎の具体的なバックボーン、ユーザと虎の関係性なども具体的には決めていませんが、本筋とは別に入れたおまけイベントでほんのり示唆しています。
今後何かしらの形で肉付けがなされていく可能性はありますが、基本的には皆様のご想像におまかせしたいと思います。
●シェル
キャラクターなんとか機のパーツセットを眺めていたところ、素敵なメイド服があったのが決め手になりチョイスさせていただきました。
色味の調整中、鮮やかな黄色の瞳がよく似合ったところからタイガーアイを連想し、「虎ちゃん」という愛称と虎っぽいような性格、おまけの着せ替えパーツが生まれました。
シナリオの進行とともに薄れていく演出は、サーフェス加算値の使い方を最近になって覚えたので活用してみようとした結果です。(本当は透明度を上げていきたかったのですが、方法がわからず断念した経緯もありました。)
この度の試行錯誤でシェル作成に対する知見を高めることができましたので、またの機会があればもう少し凝ったことをしてみたいですね。
●おわりに
匿名期間中、皆様の素晴らしい感想やFAを頂戴することができ、非常に嬉しかったです。
デベロッパーとしてはまだまだ未熟者ですが、虎を含め、今後とも自ゴーストたちを皆様にお披露目していければと思います。
それでは、またどこかでお会いできれば。
よろしくお願いいたします。
koizumi
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螢の燈火 (806文字)
生駒精華
今回、史上最大の107体ものゴーストが仮面をかぶり、ユーザとしてもどこから起動していいかわからないという嬉しい悲鳴でした。逆に提出したデベとしては、拙作が埋もれてしまって見ていただけないのではないかという心配がありましたが、感想やファンアートをいくつか頂戴でき、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。
本作は、わたしが初めて書いたファンタジー風小説の設定をかなり味付けし直して作ったものです。さすがに元の話では、捨てられたパソコンやスマホを直してインターネットを楽しむなどという設定はなかったのですが……。
彼女──アドリーの話は、その小説(原版はもう残っていませんが、頭の中に記憶として残っているもの)をベースとして、後日ちゃんとした形で公開できればいいなと思っています。
また、本作制作にあたり、鰹の欠伸(かつおだし)さんにシェルを描いていただきました。ありがとうございます。
今回も実に楽しい仮面舞踏会でした。参加者各位に森の加護があらんことを。
宣伝その1。
定期的不定期に、伺かに関する作業を持ち寄って頑張る会、『伺的もくもく会』を主催しています。
今年・来年あたりにかけて少なくとも2度ほど入院する見込みがあるため、次回開催については、具体的な日付や会場の場所などはまだ何も決まっていませんが、また前向きに開催することを検討しております。各位にも色々ご予定があることとは思いますが、繰り合わせが可能であれば、ぜひご参加をご検討ください。情報は、決まり次第 https://ukamoku.sakura.tv/ で公開していきます。
宣伝その2。
方言を操ったり、地域のローカルな事象について話すゴーストを募集し一斉公開する企画、『ゴースト上野駅』(仮称)を、今度やります。
委細については現在詰めているところです。しばらくお待ちください。
ある程度固まってきたら、 https://mappy.skr.jp/zz/kikaku/ で発表する予定です。ご参加をご検討くださいませ。
媛時条という仮面をかぶっていた生駒精華でした。アデュー。
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誘惑、桃源、共犯者 (5648文字)
ホウ酸
このゴーストのディレクトリ名は"SEduction_Xanadu_FRIEND"、略してセフレです。こんにちは、同性でも未成年淫行は犯罪ですことホウ酸です。
○シェルの話
・シェル見ました!?!?!?!?!?!?!?!?かわいいねえ~~~~~~~~~~事後モードのシェル!!!!!!!!! 事前モードのシェルは私がごーとうさんの絵柄真似して描いただけのやつです。これについてはバレないための工夫の段落でしゃべります。
・かわいいよねえ~~~~~~~~~このシェル。多分あーるでぃーさんの方からすでに明かされてるんじゃないかと思うんですが、今回私はあーるでぃーさんの企みによって、4人でぐるぐるシェル交換するグループの一員となりました。ごーとうさんにシェルを描いてもらいつつ、ミギキマさんにシェルを描かせて頂いた(ィリガ・ムュシちゃん)んですよ。すごいことだわな……。
・多分私が送ったラフも今頃Twitterとかに上がってたりするんじゃないかと思うんですけど、私のラフからの良くなり方がすごいよね~~~~!!!!!!!! 気だるそうな顔つきとか流れる髪とか、とにかく最高に美しい! 私はごーとうさんのドラキュバスシェルの色味がだ~~~いすきなので青っぽい色合いでラフを出したんですが、まあ~~~~そりゃもう完璧中の完璧ですよね。ところで私のラフからちょびっとお胸が大きくなってるような気がするのは私だけでしょうか? いいんですけど。よりセクシーになってゴーストのテーマにフィットしましたからね。
・本来ね!!!!!!! 本来、シンプルなシェルにしなさいよ、という指示があーるでぃーさんから出てたんですよ。描く人の負担がでっかくなっちゃいますからね。そういうわけで、私がごーとうさんにお願いしたのは表情パーツだけのシンプルめなシェルだったんですよ。でも仕上がりを見たらお洋服が増えてましてね!!!!!!!!!!!!!!! お洋服だけじゃなくて表情パーツも増えてたし。何がすごいって、そんだけの量の絵を、ラフをお渡ししてから数日で完成させてることなんですよね!!!!!!!! やっぱりごーとうさんはすごい。筆にちっちゃいアキレス載せてんのかい。
・このお洋服がかわいいしセクシーでね~~~~~!!!!!!! パーカーにセーターにランジェリー……ランジェリー!?!?!??! ほんとはさ~~~~~全部に着せ替え反応つけたかったんですけど~~~~~~~~~!!!! でも私着せ替え反応好きすぎるから、付けちゃうとバレるんじゃないかという恐れがあって……さらに事後着替えるときの反応考えるのが思ったより難しく……着せ替え反応なしで提出しちゃったんですけど……悔やまれるわ……未だに……。どんな感じの着せ替え反応にしたらよかったんだろ……? その場で着替える感じじゃなくて、その服を着てセをしたっていう想定の反応にすればいいかな? それなら書きやすいかもしれない。そうしよ。そうします。ありがとうございました!!!
○中身作るときの話
・このゴーストを作ろうと思った発端は、宮澤伊織先生がインタビューで語っていた言葉にあります。曰く、「(フィクションの関係性について)実在すれば強いというわけではないですけど、そのほうが『強度』がある。感情と同様に、女性の性欲や肉体から逃げずに書くと(関係性が)強くなっていく感じがしています」と(括弧内は引用に際しての私による補足)。これだけ読んでも何を言ってるのかわからないだろうと思うので、わかりたい方は「百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビュー」をお読みになってください。読んでもわからない場合、『裏世界ピクニック』を最新刊まで読むとわかるのではないかと思います。
・つまりですね。性欲とか肉体といったような、昔の「お姉さま」的クリシェに則った百合概念において見過ごされてきた要素としっかり向き合うことで、その関係性の実在性、現実性が高まり、より「強い」関係性になるのではないか、ということをここで氏は仰っているわけです。少なくとも私はそう解釈しました。
・この言葉を読んだ時、なるほどと思いまして。私はこれまでそういう要素に向き合うことから逃げていて、いわば感覚をアップデートできずにいたわけです。これはよくないと。より「強い」関係を作るため、性欲とか肉体といったものと向き合おう。そう考えてできたのがこのゴーストなわけですね。一番ちゃんと向き合える関係性はセフレかなと思ったのでセフレゴーストにしました。
・しかし、果たしてこのゴーストを作ることでそれらに向き合うことはできたのか? というと、今ひとつ疑問が残っているようにも思えます。セフレゴという形を取ってはいるものの、しかし性欲からは逃げている気がする。キャラクターをドライにすることで、性欲とか肉体というものが含む湿度の高さとか粘性のようなものを描くことを避けてしまっているような。目を向けようという試みは悪くないのですが、いまひとつ踏み込む勇気が足りていなかったような感覚は否めませんね。精進しなければならない。
・このゴーストのタイトル、「誘惑、桃源、共犯者」というやつを考えるまでの話です。といっても、プロセスとしては単純なものなんですよ。まず最初に、『リズと青い鳥』のサントラの曲名みたいなタイトルにしたいな~、という思いがありました。"wind, glass, bluebird"みたいな。湿度の高い百合といえばあの映画みたいなところがありますから、あやかろうとしたんですね。そこで単語を3つ考えることになりました。並べていい感じになる単語を3つ考えていたんですが、ただ並べるだけっていうのもなんというか芸がないというか、二番煎じですよね。そこでもうちょっと意味を持たようと、なんか3つの単語の頭文字でうまいことできんかな~と考えて、行き着いたのがセフレを表現することでした。そこからはもう、3つ目はfriendにしよう、じゃああとはうまいことひとつめとふたつめでsexが作れるように~、と単語辞典と睨めっこするだけでした。Xから始まる単語少なすぎる。そういうわけで、最初にできたのはディレクトリ名の"Seduction_Xanadu_Friend"のほうでした。でもこれそのまま載せても、"Xanadu"って何? とか、パッと見でよくわからないとか、ノイズが多いかなと思って、日本語訳したやつをタイトルにすることにしました。訳し方はいろいろ考えたんですよ。「誘惑、桃源郷、友達」とか、「誘い、桃源、友人」とか。でもどうにもリズムがよくないし、かっこよくないな~、と思い、思い切ってfriednを共犯者と訳しました。かっこいいしリズムよくなったでしょ。こういう思い切りもいいもんですよね。
○中身についての話
・ユーザの年齢を選べるようになってるじゃないですか。完全に私の趣味なんですけどこれは。でもよくない? いろんな年齢のユーザと関係を持たせられたほうがこう、背徳感出るじゃん。いまどきは女同士ってくらいじゃ背徳感なんざありゃしない素晴らしい時代ですから、たまには私も背徳的な関係ってやつを構築したいな~、と思いこういう機能をつけました。でもめちゃめちゃバレるきっかけになりそうな気がする……でもユーザのカスタマイズって良いから……。あ、「ずっと年下」のユーザは小学生のイメージではあるんですけど、こういうゴーストではっきり小学生って書いちゃうとマジでヤバいかなと思ったので、はっきり「小学生」って単語を出すトークは一個もないです。ない……はず。意識して書いてはないです一度も。当局の方、許してください。全員18歳以上なんです。
・え……? マジ……? っていう感じを出したかったんですよ。サムネとかタイトルとか初回起動とかそういう要素からほんのりと湿度の高さを感じさせて、いざ起動してメニューを開いたら「したい」の選択肢が見えて、え……? マジ……? っていう。そういう体験を狙ったんです。そうなってたらいいな~~。なってましたか?
・メニューから選べるアクション、あるでしょう。また作者隠しの工夫について話すときに詳しく喋るんですが、このアクションの選択肢はそのほとんどをwahoge(フレディーヌ)さんのゴーストマスカレード2参加ゴースト、"That's Life"ちゃんから拝借しました(作者了承済)。この場を借りてお礼申し上げます。これ、めっちゃいいんだよな~~。このシステムもこの選択肢も。みんなこの機能つけたらいいのに。
○キャラ設定の話
・吸血鬼なんですよこの子。絶対にわからないんですけど。私のゴーストめ~~~~~~~っっっっっっちゃ好きな人だったらひょっっっっとしたら気づくかもしれない可能性がないでもない、くらいの要素しかないので、誰も気付けないんですけど。目の下の部分が赤かったり、髪が白かったり、噛み癖があったり、体温が低かったり、そのへんしか要素出てないんですけどね。そうなんです。この子に自覚はないし血を吸ったこともないんですけど。裏設定ってやつでした。なんか今まであとがきで裏設定書いてもいいよって毎回メールに書いてあるのに何も明かせる裏設定なくて寂しかったので、今回は裏設定用意してました。恥ずかしいもんですね、裏設定ってのは。
・風紀委員なんですよこの子。絶対にわからないんですけど。そういうトーク書こうとしたけどあんまり学校の話ししちゃうと、私のゴーストって全員同じ高校通ってるもんでバレそうだなと思って書くのやめたので、絶対に知り得ないんですけど。風紀委員なんです。良くないですか? 裏でこういうことしてるのに表では風紀委員っていうの。アイロニカルですよね。裏設定でした。
・この子は水泳部でもあるんですけど。これは多分トークとかでも書いてたかな~と思うんですが。私の中でこう、水に揺蕩うのと百合の性行為というものになんか、つながりのようなものがあるんですよ。うまく言葉に出来ないんですけど。そういう理由で水泳部になっています。だから何という感じなんですが。
○匿名性のためにした工夫の話
・今回は頑張りました。まず一番はやっぱりシェルでしょうね! ごーとうさんにシェルを描いてもらいました。でもこう、私何回かシェル交換してるからわかるんですが、シェルを描かせていただいたゴーストさんって、見てびっくりすることがあんまりないじゃないですか。内容ある程度予想ついちゃったりして。なので今回はビビらせようと思って、ごーとうさんにも内緒で自分で絵柄を真似てシェルを描いたりもしてみました。これ、自分で見てるとなんか違うんだよなあ……と思いつつもうこれ以上近づけられる気がしなかったので泣く泣く提出したんですが、思いの外気づいた方がいなくて嬉しかったです。「シェルはごーとうさんですね! 中身はわからないけど……」みたいな感想結構見た気がする。しめしめという感じでした。
・メニューも頑張ったんですよ! ごーとうさんを装うため、ごーとうさんのゴーストさんのメニューをいろいろ見て、それっぽくなるよう頑張って機能的なメニューを作りました。非常に大変だった。マジで。でもやっぱこれくらい気合い入れたメニューのほうが絶対使いやすいんだよな……理想で言うと全ゴーストこういうのであってほしいくらいだし……でもマジで大変なんですよねこのメニュー作るの……。
・さらに捜査を撹乱させるため、随所にwahogeさんからお力を借りました。wahogeさんもこのシェル交換スクエアの一員だったので、お知恵を借りることを許されていたんですね、あーるでぃーさんから。たとえば初期ユーザ名。「プリ村」になってますね。これはwahogeさんが考えたものです。ダークブラック暗黒ナイト黒井というとんでもない名前を考えたwahogeさんだからすごい名前を考えてくれるだろう、と思い考えてもらいました。いい名前でしょ!
・あと先述しましたけど、アクションの選択肢もwahogeさんのゴーストちゃんから拝借させていただきました。これ気付く人は気付くんじゃないかと思いながら書いたんですが、今のところ誰も気づいてないんですよね。なぜかしらん。
○感想の感想とか
・シェルの片方描いたのごーとうさんじゃないだろ! って言ってる人がいなかったのでよかったです。これだけが不安だった。他は気合い入れたので一切不安なかったんですけど、ここだけは自分ではわからなかったので。私のコピー能力も捨てたもんじゃないですね。
・「ゆうやけ ないて」ちゃんを思い出したという感想もありました。これは意図して似せたわけではないんですけど、言われてみれば絶対発想の大本はそこですね。ゆうやけ ないてちゃんめっちゃ良いから。百合だし。私の脳の奥のほうにその印象が突き刺さってて、このゴーストをどんなのにするかな~って考えてるときに引っ張られたんでしょうね。そういうこともあらあな。良いゴーストの良いところは真似していけばいいのよ……。
・ずっといっしょに居てはくれなさそう的な、さみしげな感想もけっこうありましたね。これはネタバレなんですが、私がハピエン大好き人間なのでこの二人はなんだかんだ紆余曲折経たのち付き合って添い遂げます。そうあってほしいため。でも別れちゃうバッドエンドもまたそれはそれでいいもんですけどね。ありがとうございました。
○推奨されているので創作の宣伝をします。
・いろんなゴーストとかフリーシェルとか追加シェルを配布しています。Twitterアカウントからダウンロードしてみてもいいかもしれないですよ。全部百合です。
・あとウカプラス2に漫画を寄稿させていただきました!!!!! まだ通販在庫あるようなのでみんな買おう!!!!!!!!百合漫画です!!!!!!
以上です。同性でもなんたらかんたらことホウ酸でした。
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誰か一緒に心霊スポットに行きませんか? (1490文字)
2.0
1 誰か一緒に心霊スポットにいきませんか? 2021/05/20
XXXのトンネルにいきませんか
日時は一週間後の27日です
2 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
XXXのトンネルなんて目新しいものなくない
今更って感じがするけど
3 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
なんで>>1は今更XXXに行きたいの
友達と行きなよ
なんも起こらないよ
友達いなかったらごめん
4 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/5/20
わざわざスレ立てするほどのことか
SNSで募集したほうがいいんでない
正直、この板ではXXXのトンネルは鉄板すぎて、食指動かんわ
4 誰か一緒に心霊スポットにいきませんか? 2021/05/20
>>2
いけばわかります
>>3
こわいんですか
こわくないならきてください
たくさんきてくれるのをまってます
>>4
きてくれるだけでいいです
あとはあんないします
なるべくたくさんきてください
5 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
全レスとかしなくていいよ
6 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
こんにちは2.0です。
拙作ゴーストを見てくださった方、立たせてくださった方、ありがとうございます。
このゴーストを作るにあたって、目指したのは「n番煎じ量産型日本ホラー×モキュメンタリー映画」です。映画といっても、劇場見送りで、一部の好きな人はタイトル知ってる程度、みたいな位置を目指しました。
全体的にこじんまりと、派手にならないよう、地味めに作りました。
0側の魚頭がああいう性格なのはある種の様式美です。
表記ゆれや、旧仮名遣いのまちまちさなど、まあいろいろあるのですが、わざとの部分もありますし、単に時間がなかっただけの部分もあります。今となってはすべてが懐かしいですね。
制作期間が短かった(4日)とはいえ、Readme×2、作者名、0側名、1側名、終了時トークなど、いくつか考察要素をちりばめておきました。
まあでもだいぶガバいと思うので、そっかーで雰囲気を感じてもらえればありがたいです。
ひとつ、自分が忘れないために書いておくのですが、このゴーストの最初の名前は「貪」でした。でも、readmeをあんな使い方してしまった手前、まるで怖くないとはいえ一応ホラーというジャンルに爪先が引っかかっているかなという作風を注意喚起できなくなってしまったので、タイトルでホラーアピールをしておいたのでした。あっ、でもタイトルも考察要素の一つです。
感想くださった方、絵を描いてくださった方、本当にありがとうございました。
ちょっとでも怖い、不気味だと思っていただけたなら、ホラー系ゴーストとしてはうれしいです。
2.0としては、ダウナー系ゴーストをいくつか公開しています。
文系が一生懸命考えたSF(すこしふしぎ)とか、広義のポストアポカリプスっぽい何かがお好きな方はよろしくお願いします。
7 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
なにこれ
8 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
どっかからのコピペ
板のいろんなスレに投下されてる
荒し
9 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
手動でやってんのこれ
意図がわからなくてXXXのトンネル行くよりこえーわ
10 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
スレ主無視されてて草
まあ半年ROMれってこった
11 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/28
それで一週間すぎたわけだが
誰か行ったやついるの
12 誰か一緒に心霊スポットに行きませんか? 2021/05/31
さかな
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調子乗ってんじゃないわよ (1455文字)
小戸らでく
■ごあいさつ
こんにちは。成田こと小戸らでくです。
皆様におかれましてはゴーストマスカレード5をお楽しみになられたことと存じます。
拙作「調子乗ってんじゃないわよ」が、少しでも賑やかしになっていれば幸いです。
■どのような発想や経緯から作品を作ったか
「少女漫画の意地悪役が言いがちな台詞『ちょっとかわいいからって調子乗ってんじゃないわよ』、百合じゃない?」という発想から作品を作りました。
それから、「高飛車で性格の悪い女の子をイジり倒して怒らせたい」という欲求も詰め込んでいます。
ちなみに成田という偽名は、私の一番好きな少女漫画意地悪役女子・成田むつみちゃん(小川とゆかいな斎藤たち)にあやかってつけました(彼女は「ちょっとかわいいからって~」ではなく「ブスのくせに!」と言うようなタイプなのですが、好きなので…)。
■見てもらいたい点や作成時に苦労した点
見てもらいたい点は、紫ノ宮のリアクションです。変な選択肢を選んでみたり、あちこちマウスでいじり回してみたりして怒らせてやってください。
苦労したのはランダムトークの数を用意することです。ゴーストを思いついたときはランダムトークも自然に出てくるだろうと考えていたのですが、実際に辞書に向かうとなかなか書けず困りました。
特に普段更新しているゴーストでは縛りなく雑多な話題をトークにしているので、今作のように限定されたシチュエーションで話題を探さなくてはいけないのが大変でした。
■匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
辞書にテンプレートを使用し、選択肢などの記述方法を既存の公開作品から変えました。
また、シェル作者名を最初から公表しておき、自らそのことに触れてシェル作者≠ゴースト作者であることを印象づけようとしたりもしました。
元より作者当てをするにも私の場合推理材料が一作しかないので、そこまでして隠れなくとも当てにくかったかとは思いますが…。
■設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
当初の構想では星河くんも登場させる予定でした。
具体的にはバニッシュトークで紫ノ宮の意地悪が露呈して、星河くんがユーザさんをかばって二人の仲が進展する…という想定でした。少女漫画の王道を再現したかったのです。
ただ煮詰めていくうちにユーザさんを置いてきぼりにしそう、書ききれない、そもそもバニッシュトークは禁止である、などの問題に気づいてやめました。
結果として星河くんの描写については現在の形でちょうどよかったと感じています。
ちなみに星河くんはユーザさんにも紫ノ宮にも今のところ恋愛感情はありません。とにかく誰にでも優しい男子です。
紫ノ宮のことはその性格から対人関係に支障が出ていないか少し気にかけていたのですが、最近はユーザさんとよくつるんでいるらしいと聞いて安心しています。
■したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
感想やイラスト、妄想などいただけて大変嬉しかったです。
とげとげしいゴーストなので受け入れられるかどうか心配でしたが、基本的に面白がっていただけたようで安心しました。
紫ノ宮について「いい子」というような評価をいくつかいただいたのが少し意外でした。
言われてみれば、シメようとしている相手にも挨拶を返してしまうのはなんかいい人そうですね。盲点でした。
■おわりに
最後になりますが、ゴーストマスカレード5お疲れさまでした。
盛大なお祭りに参加できてとても楽しかったです。
今後の伺か界隈のますますの盛り上がりを祈念して、結びとさせていただきます。
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迷子と雑貨屋フウコウ (1981文字)
瑞樹ユラ
こんにちは、ゴーストマスカレード初参加で緊張している「迷子と雑貨フウコウ」の作者の瑞樹ユラです。
■ゴーストを作った経緯
瑠璃蝶様制作のフリーシェル「しるす追憶」が配布され、そのシェルを使って何か作ろうと考えたのが切っ掛けです。
その後に迷子と大人と言う組み合わせが浮かんで、設定は不思議な街に迷い込んだ子供と雑貨屋の大人と決めて作り始めました。しかし、トークをある程度書いたところで行き詰まってしまいました。
和風の世界観だったのですが書き続けるには知識が足りず、悪いことに締め切りまで三週間を切っていたのです。
そこで、短い期間で完成させる方法は無いか探したところ、うかべん横浜#3でウエ紙さんが発表された「順路の無い物語--差別化・重みづけ・描写のゴーストの作成」を参考にゴーストを作り直すことにしました。
そこに書かれていたゴーストのコア(面白い部分)を決めて製作を開始することにしました。まず、そのゴーストの「惹かれる部分の明文化」、さらに「惹かれる部分を普遍的な感情で表す」の二点を決めました。
一点目は「不安な状況で頼りになる大人」で、二点目は「落ち着き」、「安心感」、「冷静さ」です。これで作品のコアは「不安な状況で頼りになる大人、落ち着きと安心感や冷静さ」に決まりました。
アマミヤの性格はそこで固まり、設定とトークの方向性が定まりました。それからコアに沿って作品を完成させました。
■技術的に見て欲しい部分
*OnSurfaceRestoreでサーフェスが一定時間で戻るようにしたことと、自作のサーフェス調整用sf関数です。この二つが無いと新しいトークが始まるまでは、前のトークの最後に指定した表情が表示され続けてしまいます。怒ったままだったり、笑顔のままなのはアマミヤの冷静な性格に合わないと感じたので、標準の黙った顔に戻す用に二つのサーフェス調整機能を入れました。
sf関数は*OnSurfaceRestoreと内容は一緒でトークの始まりとメニューで標準の表情に戻るように(sf)と書くようにました。
■苦労した点
個人経営の雑貨屋の仕事内容を調べることです。一日のタイムスケジュールから、陳列の仕方や商品を拭いて綺麗にするなど、主にネットの検索で知識を集めました。特に個人経営で雑貨屋を営む方のブログが大変参考になりました。
技術的な面では、トーク回数で起動、終了トークを変化させたことです。トークを10回以上聞くと家に帰る専用の終了トークになり、次回起動時にトーク回数はリセットされます。
変化については、起動がトーク回数がリセットされた時とリセット直後で会話をせずに終了後に起動した時、トーク回数1~9回の3パターンです。終了はトーク回数0、1~9、10回以上の3パターンです。パターン毎にトークを考えるのが大変だった思い出があります。
■匿名性を高めるために行ったこと
フリーシェルを使用したことと、ウェイトの書き方をもう一作と変えて辞書の書き方の癖が出辛いようにしました。マストドンで得た知識を参考にウェイト多め、普通、少なめと書いた物を
置き換えてウェイト調整をしました。
メニュー構成はゴーストマスカレードのサンプルゴーストから変えないようにしましたが、効果は未知数です。
■設定
迷子が迷い込んだ街は三つの種族が住んでいます。人では無い種族(下半身が蛇の女性や一つ目の巨人)、元は人だった者(リョメイ)、人の姿を取っている神や精霊です。(白いワンピースの女性)。
アマミヤは雨の化身で本名を雨宮隆一(アマミヤ・リュウイチ)と言います。フォルダ名はそれに因んだ名前にしました。
他にも私が使用したフリーシェル「しるす追憶」には黒い服のセットの他にも何点か別の色の服が入っているのですが、あえて黒のままにしました。アマミヤのイメージである雨雲は黒いため、それに合わせたかったからです。
■反省点
トーク数を増やしたかったです。現在は70トークぐらいですので、もう少し増やしてもよかったのかなと思っています。
■期間中の反応に対する感想
多くの感想をいただき、ありがとうございました。
初めてゴーストのキャラクターを計算しながら作ったので、アマミヤの性格が好評で安心しています。
■宣伝
普段はサイトにてゴーストを配布しています。
落ち着いた感じの本作とは違い、コメディタッチのゴーストです。
「ヒースとオリーブを籠に入れて」
(男性コンビ/ユーザ女性固定/ソロモード有り/ファンタジー/日常/雑談)
ヒースとオリーブの追加シェルも何点か配布していますので好みに合いましたら、よろしくお願いします。
■最後に
今回参加させていたただいた2ゴーストともサイトにて正式公開する予定です。
http://shaggy.karakasa.com/
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
アマミヤと一緒に雑貨店で過ごしていただければ幸いです。
瑞樹ユラ
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造花の黒百合 (1386文字)
reve
コンセプト:前に悪女ゴーストって良いよね、みたいな話をTLで見かけたので悪女ゴーストを目指して作りました。
個人的には黒百合様はかなりの悪女なんですよね、ランダムトークでそれとなく言っていますけれどお腹が空いたら学園の後輩を惑わせては血を吸って記憶を消したり、吸血鬼の力で過去に自分を崇めさせてあこがれの白百合様に釣り合う黒百合の名声を作り出したりやりたい放題やってますから。
もっとも黒百合様自身も人の心を歪めた行為の代償として白百合様が去った後に、吸血鬼の力で人を思うままに謝れるならじゃあ目の前の人にとって本当の自分は何なのか?他の人から与えられる言葉や笑顔は全て自分で作り出したものじゃないのか?じゃあ本当の自分は何なのか?といったアイデンティティの崩壊を招いて心に深く傷を負ってしまった、というのが起動イベントで語られる前日譚です。
人間の社会で普通に暮らしてきたのに吸血鬼の自分を遺物だと感じて周りの人間と余りにも違う自分を自覚して偽悪的に振舞っている。と書くと悪女ゴーストとしても中途半端な感じになってしまった感じがしますが、これはこれでジュブナイル吸血鬼ゴーストといった感じで悪くないのではないでしょうか。
ユーザさんについて:ユーザさんは入学して一目見た時から黒百合に一目ぼれしています。元から黒百合の事が好きだったから術の効きも悪かったのかもしれません。
呼び名について:初回起動でユーザさんに付けられる名前は「無為な花名」と言う変数で管理していました。初代ゴーストマスカレードとかでは辞書を覗いて推理する方もいたのでそれを意識したギミックでもあったのですがそこは不発に終わりましたね。
「無為な花名」の意味する通りあれは黒百合様が血を吸おうと思った相手に会った時に思いついた名前を勝手にその人の呼び名にしています。なぜなら黒百合様は後輩の名前を覚える気が無いのでその場しのぎの呼び名があれば十分だと思っているからです。やっぱり酷い女ですね。
ランダムトークで出てくる今まで血を吸った後輩の名前も思いだせていないため、その場しのぎで花の名前を言っているだけです。
とはいえ、黒百合様に全てを忘れさせられるはずだった、他の後輩達と同じ無為な一輪の花でしかなかったはずのユーザさんが、自分の想いの強さで黒百合様の真実を覚えていた事から、黒百合様もユーザさんに付けた名前を忘れる事無く覚え続けている事だと思います。
最初に何の意味も無く付けた名前が、時間や行動で特別な意味を持ってくるのってそれはそれで良いな……と思った為敢えてある程度関係性が進展した後にも名前を教えるイベントや機能は付けませんでした。
ミスした点:初回起動時は触り反応を全部ランダムトークにして赤目とか見えないようにする予定が公開されるまですっかり忘れていて、そのせいで初回起動時点で正体のネタバレ的な感じになってしまいましたね。
もうちょっと余裕を持って作るべきでした。
このあとがきも締め切り前日の4時に書いてますけど……何も成長していない……
小ネタ:もう一つの提出したゴースト「一人称単数」とは対になっています。
背中を向けこちらを直視せず色々なものから目を逸らして自分の心を隠そうとする先輩の黒百合様と、正面からこっちを見てきて明け透けに好意が見え隠れして隠し事が下手な素直な後輩という対比になっています。
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銀の霊峰より (1374文字)
黒乃月猫
「祭事は終わったが、お前の生はこれからも続く」
「必要とあらば我を呼べ、いつも隣にいるぞ」
皆様おはこんばんちわ、初めまして?お久しぶりです?
黒乃月猫です、ゴーストマスカレード5お疲れ様でした。
というわけで「銀の霊峰より」の作者は私でした。
今回は何も隠してません、素です、原液100%です。
主催の「性癖や手癖フルオープンで全然いい」の一言もあり、制作過程は特に悩みませんでしたね。
いつも通りのユーザさん大好き人外お姉様ゴーストです。
強いて言うなら、今回は「人間との価値観の違い」や「求めるのではなく与える」方にフォーカスしております。
今回は溺愛したくて愛が重いよ!
ドラゴンになったのは半分趣味です。
もう半分は山岳信仰などと絡められる故の扱いやすさや、自分の中で種族として触れた作品の多さもありますね。
みんなもSkyrimメインストーリーやろう。あっち雄ばっかりだけど。
スタイルに関しては言う必要もないでしょう、趣味全振りです。どーん、すらっ、どーん。
人間と交流しているのだから手足をまるっと人間にしておけばよかったかなとは思いましたが、人と違う故の葛藤や彼女なりの悩みのトークが出てきてからは気にしなくなりましたね。
でかいのが概ね好評のようで何よりでした、やはり私に求められているのはこの方向性…。(ぐるぐる目)
最初の選択肢に若干ネタ寄りのやつを増やしたりしてみましたが、果たして何人があそこで「でっか…」と息を呑んだのかが気になるところ。
大体の人がでっか…と息を呑んでいそうな気はするけども。ユーザさんネタ選択肢好きだもんね。
祠直して惚れられるのに関しては、「寂れた神社の狛犬を度々綺麗にしてたら神様がこっち見てた」くらいの感じですね。
祠が倒れているのはあれです、山の近くで風が強いとか銀鱗様が大きく伸びたりくしゃみした時の突風でうっかり倒したりとか他のドラゴンがちょっかいかけてきた余波とか。。
今までは誰もいないタイミングでこっそり直していたけど、ユーザが来てからは気付いたら直してもらってる状態なので、彼女なりのお礼もあります。
それはそれとして人間大好きなドラゴンなので、「いい機会だしお近づきになりたい」って下心は多分あります。
今まで神様然として人間を見ていた感じなので結構不器用です。
多分めっちゃ堂々としながらも内心では心臓張り裂けそうな初回起動だったのかもしれません。
あの世界での喋るドラゴン(いわゆる○○の神様的な扱いを受ける存在)としては、彼女はめちゃくちゃフレンドリーです。
寛容なタイプはそれなりに多いとは思いますが、人の姿をとって接触してくるのはほとんどいません。
なのでユーザさんはめっちゃレアケースを引いてます、あーあ逃げられないぞ。
ちなみに本体は四足に翼のあるタイプのでっかいドラゴンです、カラーリングは彼女のままですね。
予想はほぼ外れてませんでしたね。これで当ててもらえなかったらちょっとしょんぼりしちゃいます、たぶん。
みんなでっかくて寛容なお姉さん好きだよね!私も大好きだよ!
ドラゴンなら翼と尻尾となんなら角も触れるのはマストだろうなと思い突っ込みました。
でもユーザさんに怪我させたくないのでちょっとたしなめられたりします。
書くべきことも書いたので、このあたりで失礼させていただきます。
読んでくださりありがとうございました。
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雨はまだ止まない (1166文字)
ゆみる
◆はじめに
「雨はまだ止まない」の作者のゆみるです。
ゴーストマスカレード参加はこれで4回目で、前回(あちーぶめんと!)で身元を隠す目標はほぼ達成したのですが、技術勢と認識されていなかっただけ説もあり単に作風(と思われていそうな要素)を外しただけならばれるのかな? と思って作ったのが今作です。
◆シェルについて
今風な制服の女の子、ということでシェルはごーとう様作のスニーカーガールを使用させていただきました。
そしてここをお借りしてお詫びなのですが、フリーシェルwikiから辿って使用していたので本サイトの方で配布停止になっていることを気付いておりませんでした……。
ちゃんと確認すべきでした。申し訳ないです。
また、幸音みたいなキャラで使って良いのか不安もあったのですが、ごーとう様にも無事見て感想いただけていたようでほっとしました。スニーカーかっこいいんですよね。
◆幸音について
性格面ではこれまで作ってきたゴーストに素直な良い子が多かったので、嘘つきでユーザさんに悪態をつく子にしてみました。
仮面優等生のような、表は良い子だけど裏は悪い子で、でも話してみると実は悪くなりきれない子が好きなのでそういう感じを目指してます。
ただゴースト内では表の部分がほとんど出てこないので、優等生を演じている面をもっとはっきり見せても良かったかもしれません。
最初期は今以上に攻撃的で挑発的な感じで、調整しながら少し大人しくしたのですが、それはそれで薄味になった感じもして塩梅が難しいと思いました。
また、作風を外す一環でさわり反応はつけていません。
距離感的には違和感なかったかなと思いますが、落ち着いた後ならなでられても良かったかもしれません。
あと提出期限ぎりぎりになって気付いたので直せなかったのですが、ユーザを男性固定っぽくする必要なかったなと思うので、正式公開の際はその辺ちょっと手直しする予定です。
◆感想について
たくさんの方に感想をいただいた上に、イラストも描いていただいて、本当に嬉しいです。改めてありがとうございました!
感想を拝見していると、幸音のことを意外と普通に良い子だと評していただいていることが多く、皆様の心の広さを感じました。
このあとがきを書いている時点では、観測範囲内で作者を当てられていないので、隠れる目標は無事達成した気になっています。
逆に他の子の作者に名前をあげていただいていましたが、そういう子は自分がユーザとして好きな子だったので光栄だし嬉しかったです。
◆最後に
一応宣伝です。配布サイトではゴースト「Dream of butterfly」の他、ゴマカレーでこれまで公開してきた「Water Surface」「また部室でね」「あちーぶめんと!」を配布中です。
もし興味があれば見ていただけましたら幸いです。
ではでは、またいずれどこかで。
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雨音に雑音 (461文字)
瑠璃蝶
雨は自然現象における境界の一つ。そんなアチラとコチラが混ざり合う景色の中、見えるのは、聞こえるのは果たしてどちらのものなのか。
気づかぬままでいるも良し、好奇心に従って触れるも声をかけるも良し、アチラが関心を失うまで知らぬ存ぜぬを通すも良し。混じり合った境界に留まるのなら……
「おつかれさまでした」
あなたの世界に、雑音は交じりましたか?
――――
頑張って隠れてみようとしてみた方の瑠璃蝶です。隠れるために私っぽくない絵柄を目指してみたんですけれどどうだったでしょう。まぁ、彼……もしかしたら彼女の可能性もある雑音がどんな姿に見えるかはきっと人によって違うので。雨のアニメはりどみに書いた通り伺か関連での使用はフリーなのでご自由にどうぞ。
感想もありがとうございました。多分この方は雨音だけの世界、この方には雑音が混じったなとにこにこしながら眺めておりました。雑音? という方は上記を参考にアクション起こしてみてください。責任は持ちませんが。怖ければメニューからいつでも変数リセットできるので(感想で挙がっていたメニュー項目の正体)
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霧の森の灯台守 (1076文字)
Fine Lagusaz
霧の森の灯台守の作者の六花もといフィーネです。
今まで参加した分の総決算ですよ。
今回、工夫したポイントをざーっと上げてみます。
「YAYAを使わない」
テンプレートに乗っかっています。
手癖で里々を最新版にしそうになったのをグッと堪えました。
「ウェイトをいつもと違うやり方で入れる」
YAYAでも里々でも手打ちで入れていたので、他の作者さんのゴーストを参考にウェイトの設定を見直しました。
ウェイトの入れ方とテンポがいつもと違うものになったのではないでしょうか。
「主語、明示的にするとわかりやすいのでしない」
ロッシュの限界がこの傾向強いと思うのですが、主語を先に述べてからそれの説明をするのは癖として強く出ているのだとか。
簡潔に書きすぎるのは染み付いているので、今回はサンプルのトークを書き、それを黒乃さんに監修してもらってから、本トークの作成に入ってます。
普段は使わない話題もちょっとばかり入れてますが、何が許容されるようになったかはツイートを見たらあたりがつくかもしれません。
いつもと違うと思ってもらえれば幸いです。
「SF以外のテーマでゴーストを作る」
逃走先がファンタジーなのであたりのつけやすい頃合いのような気もしますが。
舞台も普段はあまり使わない森にしています。
陸の孤島を意識していたのですが、途中から自活し始めてしまって、孤島感薄れてしまいました。
そこに素材があるのだからあとは作ればいい精神はどこから来るのかしらん。
次やるとしたら日常系かなぁ、とぼんやり思ってますが、多分、変わった要素入るのでしょうね。
「ユーザーへの依存度を高める」
大好きなユーザーがいなくなったら涙が枯れるまで泣いて、そのあとは思い出と共に生きていくと腹を決めそうな感じ。
他のゴーストよりはウェットなのではないかな、と思いますがどうなのでしょうね。
「偽名にSFネタを使わない」
前回だって卵料理の名前のはずなんですけど、おかしいと思いませんか?
目の前にあるものから名前を取ればいい、とアドバイスもらったりもしましたが、ガジェットばかり視界に入るので諦めました。
以上が工夫したポイントです。
キャラ造形はいつも通りなので抽象化してみたらすぐに形が見えますね、これ。
閑話休題。
本格的に偽装する、見つからないことに注力したのは今回が初めてで、このあとがきを書いている時点ではいい感じに隠れられているようです。
正式版のリリースは予定しています。
森や森に出る怪物とどう向き合っているのか、といった掘り下げを考えています。
あと、せっかく、いつもと違う味が出ているのでこの味を活かしていきたいですね。
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飲みすぎですよ、魔女様! (692文字)
みかみ
貴方が魔女です。
魔法使いと妖精が出てくるファンタジーにしたかったはず。
あと口の悪いショタに酒を窘められたい。
<登場人物>
・魔女様(ユーザ)
魔女と妖精しかいない異世界に迷い込んだ人間。
人間は希少な魔術素材のため、捕まると殺されてバラ売りされてしまう。
命からがら空き家に逃げ込み、隠れ住んでいた。
日々酒で正気を失いながらなんとか生きている。
死んでいるのかもしれないが。
・ロヅメー
フク・ロヅメー。袋詰めで売られていた小さな妖精。本来の姿は黒くて不定形。
口はあまりよくないが、甲斐甲斐しくユーザの世話を焼く。
融合したぬいぐるみは、この家に住んでいた魔女が作った魂を食べる魔道具(封印されていたはずなのに酔っぱらったユーザが封印を壊してしまった)。
相性が良かったのか、今まで食された魂と溶け合い、妖精時になかった言葉や知識を得た。
感情のようなものも芽生えているが、それに関してはよくわからない。
ユーザに関しては、酩酊状態のほうが意思の疎通ができるので、どうせなら常に酔っていて欲しいと思っている。目から液体を流してテーブルに沈んでいるのを見ると胸の辺りが不具合を起こすのです。同じ液体を流しているなら、ケラケラ笑って会話できる方がまだマシです。
<仕様の話>
酔っ払っているとロヅメーの言葉を理解できた気持ちになり、素面だと母国語で書いてある自分の日記を理解できるようになる。
理解出来たはずの文字が目の前で理解できない文字に書き換わったら面白くない? と思ってあんな仕様に。文字化けに手を加えてしまったため置き換えできませんが、言ってることは同じです。
<最後に>
製作者名で嘘をついてすいませんでした。
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飼い主の理解が早い (1219文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●おサボりポイントと頑張りポイント
本作は「超気軽に作ろう!」という気持ちで生まれました。
めんどくさい(と自分が思ってる)ことを全然やりませんでした。
結果、作っていて超楽しかったです!
とはいえ、それだけだと諸々をただサボって作っただけになってしまうので、
おサボりポイントで浮いた余力をyayaへの挑戦に回しました。
wikiと睨めっこしながら、初めてyayaで追加辞書などを作ってみたのですが
ま~~~~難しいこと!!でも大変良い経験になりました。
●この飼い主、語尾を伸ばすぞ
ゴースト立たせてくださった方の感想などを見ていたら、
ユーザ名空打ちでトンチキ名を付けられている人が結構多くてびっくりしました。
実はランダムトンチキ名は完全なるオマケで、本当は名前入力にこそyaya的な頑張りが詰まっていたのでした。
具体的に何なのかというと。
「ユーザ名」もしくは「ユーザ名の読み」を、平仮名かカタカナで入力すると、
吸血後の名前呼びで名前の語尾を伸ばすようになるのでした。
例)まきの→まきのぉ
ユーザ名を入力すると、グレゴールが読めないと言ってくる場合があります。
あれは「入力したユーザ名の"読み方"を入力してね!」という意味でした。
分かりづらくて申し訳ない……!
吸血前は漢字名でも呼んできますが、吸血後は平仮名で伸ばし気味に呼んできます。
飼い主に名前を伸ばされたい人は、お名前と一緒に、読みも教えてみてくださいね。
それはそれとして、トンチキ名の方も何やら気に入っていただけてる感じなので嬉しかったです。
●この飼い主、兄がゴマカレーの中にいるぞ
グレゴールは吸血後の状態だと家族の話をするようになるのですが、
時折二人の兄の話が出てきます。いじわるな一番目の兄、優しい二番目の兄です。
実は彼らは、ゴーストマスカレード5の中の、別のゴーストで登場しています。
よければ探してみてくださいね。
●匿名性を高めるためにやったこと
普段と絵柄を変えてシェルを描いてみよう!と頑張りました。
頑張りました。
頑張ったつもりでした。
描きあがった時に、どこからどうみても自分絵になっていて、ちょっと泣きました。
絵柄の特徴って簡単には消えてくれないんだなあと、勉強になりました。
自力で絵柄を変えて参戦されているデベさんのすごさが身に染みます。
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし絵柄や作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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骸のしたため (0文字)
青タイル
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ゆみる
◆はじめに
8つ足のエレオノールの作者のゆみるです。
ゴーストマスカレード参加はこれで4回目になりますが、前回(あちーぶめんと!)で身元を隠す目標はほぼ達成したのであまり深く考えずに作ってみたのが今作です。
◆シェルについて
シェルはy作様の「蛸足」を使用させていただいています。
設定を「お姫様が異形の姿に変身してしまい、塔に閉じ籠っている」という部分まで決めたところで、フリーシェルwikiの人外キャラを漁って、これだ!となって決めさせていただきました。
エレンのトーク製作の大半はシェルを決めてからしたので、見た目の印象から膨らませたものも多いです。
y作様にも見ていただけて、感想にイラストまでいただけてとても嬉しいです。素敵なシェルを改めてありがとうございました。
◆エレオノールについて
これまで現代的な世界観のゴーストしか作ったことがなかったので、せっかくなら新しいものをということでファンタジーな世界のお姫様にしました。
自作ゴーストはいつも自分が好きな要素を詰め込んで作っているのですが、今回は「聡明かつ高潔で、合理的ゆえに自分すら駒のように扱ってしまう姫君」というキャラ付けにしました。
エレンは好き嫌いがはっきりしていて嗜好はわかりやすい方なのと、ランダムトークもジャンルがばらけている分比較的作りやすかったです。
トーク作成にあたって、史実の中世ヨーロッパの婚姻について調べたり、タコの生態の本を読んでネタ集めしたりしていました。
さわり反応については、普段さわり反応のパターン多めなゴーストを作っているので偽装ポイントなのですが、エレンは特に自重しないで作りました。
自分でなでていて楽しいかをポイントにしています。
◆貴方について
エレンというキャラクターに対して、彼女を幸せに出来る人はどんな人だろう、というところからユーザさんの分身の設定を考えました。
「教会から派遣された悪魔払い」や、「敵対勢力から送られた暗殺者」のような案もあったのですが、これらは仲良くなるまでの過程が必要になるので、ゴマカレーに出すなら最初から関係性がある程度あった方が良いと思い、「婚約破棄されそうになった王子様」になりました。
「貴方」ことユーザさんの分身である王子は、エレンのことを幼い頃から好いていて変身のことなんか気にせず求婚し続けるような気概の持ち主です。
ストーリーの「これからの話」はこれを前提に進むので、なるべくユーザさんが背景を理解しやすいようにさわり判定の条件を設定したり、一部順序固定のランダムトークを入れたりしています。
感想でその点に言及いただいている方もいてとても嬉かったです!
また、自分自身がゲームを遊ぶ時にものすごくバックログ読みつつ進める方なので、込み入った話には進むと戻るも試しに入れてみました。
他の参加ゴーストさんを見直してみると、初回起動トークの振り返りもあった方が嬉しかったかもしれません。次回の反省にします。
◆感想について
たくさんの方に感想をいただいた上に、イラストも描いていただいて、本当に嬉しいです。改めてありがとうございました!
幸せになってほしいという風に言っていただいた方が多かったのも、エレンが受け入れていただいていたように感じて嬉しかったです。
また、観測範囲内でも無事自分が作者だと当ててくださった方がいらっしゃいました。おめでとうございます! そしてありがとうございます。
◆最後に
一応宣伝です。配布サイトではゴースト「Dream of butterfly」の他、ゴマカレーでこれまで公開してきた「Water Surface」「また部室でね」「あちーぶめんと!」を配布中です。
もし興味があれば見ていただけましたら幸いです。
ではでは、またいずれどこかで。
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Call of the Sea (3304文字)
Zichqec
Hello! I'm Zichqec, author of "Call of the Sea". I have so much I want to say about this ghost, but each time I try to write this, I carry on for too long. So, I will try to keep it brief.
This ghost idea came about while I was considering if I should join the event. I didn't want to use any of my existing ghost ideas, since I was a little worried about the restriction on network updates. I was sharing random ideas with my friend, and one of them was the idea of a seashell which you would hear voices out of. Mostly random dialogues, sea-themed, or possibly secrets that had been whispered into the shell by passers-by. It would be simple, but straightforward.
The next day, I kept turning this idea over in my mind, and it soon evolved into something different. Something more sinister. I thought to myself, what if the shell is cursed? What if it seems like innocent dialogue at first, but eventually you realize that you're following the story of one person on the other side, as the curse slowly takes them over and compels them to go to the sea, where they will eventually drown? (I think mermaids are the ones cursing the shells, personally...)
I decided to make 3 stories, based on original characters (2 that are mine and 1 belonging to my friend) that I thought would be interesting to explore with this idea. The goal was for each story to have a slightly different angle on the premise, and to see how it would affect characters of different personalities.
What really hooked me was when I realized that my friend's character would actually not be overcome by the curse. I thought it would be a fun and striking ending for the shell to be broken instead! I'm not usually comfortable writing characters other than my own, but this seemed like too interesting of an idea to pass up, and I thought it would make a fun surprise for my friend. (It did!)
I really enjoyed creating all the different pieces of this ghost. I've never drawn conch shells before, but they're pretty fun. Secretly, I also love to draw underwater scenes, so the balloon was a lot of fun too! I decided on a whim to have the text begin typing at the bottom, to give it the impession of "bubbling" to the top, and that has become one of my favorite aspects of the balloon.
I picked a very challenging angle to write from, since you only hear one character, and if there is another person in the conversation their responses must be implied. But I really enjoyed the stretch of my creative muscles, and I hope to eventually release a version of the ghost with even more stories exploring more characters.
As far as anonymity goes, it's a little difficult when you're the only English dev submitting to a Japanese event...! That's why I asked my friend to participate with me, so that at the very least, I could not be immediately singled out simply by the language the ghost was written in. Other than that, I also tried drawing in a different style from normal, and writing something very different from what I've written in a ghost before. I think if I have the chance to participate again, there are definitely more measures I would take to disguise my work, especially from members of the English community that are familiar with my coding style.
I was not sure what the response would be to an English ghost. I'll be honest, I was pretty nervous about the whole thing. But the impressions have been so overwhelmingly positive! Folks have been saying such nice things about my work, and I'm honestly very touched to know that so many people have enjoyed it, even through a language barrier.
Thank you very much for trying my ghost. Especially to the folks who don't know any English and tried it anyways. I know that translating ghosts is not easy, and I really appreciate that you took the time to do that and try to understand the meaning of it. This has been a really wonderful experience, and I will remember it for a long time.
If you would like to see more of my work, you can find it on my website, or on my page of the Ukagaka Dream Team's wiki.
<https://zichqec.github.io/s-the-skeleton/>
<https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/zichqec>
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ChatUSO【チャットユーエスオー】 (1248文字)
にんじん
ゴーストマスカレード5、お疲れさまでした。
ChatUSO【チャットユーエスオー】を作成しました、にんじんです。
ゴーストマスカレードへの参加は初回ぶり、単独参加だと初になります。
初回ではあーるでぃーさんとの共作で「宇宙の果ても金次第」というゴーストで参加していました。
とりあえず久しぶりの参加の経緯、作った経緯とか以下に。
初回参加以来ゴーストマスカレードは外から見るに留まっていたのですが、
というか今回も、おお、もう5回目なのか…今回もあーるでぃーさんがんばってるんだなあ…という感じだったのですが、
4月も半ばを過ぎた頃にChatGPTと「こいつまた堂々とウソつきやがるぜハハハ」と戯れていたら、
突然「ChatGPT風に堂々とわけのわからんウソをつくゴースト作ったら面白いんじゃないか」と思いつきました。
でももうあと二週間ぐらいしかない…次があるなら次でも…と一瞬思いましたが、絶対にこのネタは今のほうがアツい。
ということで突貫工事に取り掛かりました。
ゴーストの実装については素人です。サンプルや前のゴーストを参考にぽちぽちやりました。
もう少し時間があればもっとトークの種類や触り反応を増やしたかったです。少なくてごめん。
このゴーストはChatGPTの出力を改変したものを使用しています。
私は物語やセリフなどを考えるのが苦手なので、ひたすらChatGPTの出力をいじくればよいのは楽でした。
辞書ファイルのほうが大変だった気がします。
でも「果物の名前を出せるだけ出して」とかChatGPTにお願いしていました。便利。
余談になりますがChatGPTやお絵描きAIなどの人工知能の進化は急になんかすごいですね。
こんなゴースト作ってますがChatGPT大好きです。未来感じます。
なにかのテーマソング作ってもらったりTRPGのシナリオ考えてもらったりしてます。
余談終わり。
「辞書からランダムに言葉をひっぱりまくってカオスにする」というのはわりと「宇宙の果ても金次第」と似たコンセプトかなあと思います。
カオス好きですね。どこでもいっしょ方式でメチャクチャな事を言うやつ。
あとから見ると触り反応の塩対応も似てる気がしなくもないですね。
このゴーストについての感想も読ませていただいてます。
自分の作ったものに対してリアクションがいただけるのは、とてもありがたいですね。
冷静なように書いてますが、感想読んでるときはニヤニヤしてますよね。うれしい。
正直この完成度で出していいのか…?と思ったりしましたが楽しんでいただけたようで、出して良かったです。
皆様の知識欲の助けになれましたでしょうか。
最後に、
ChatUSO【チャットユーエスオー】で遊んでくださった皆様。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
追伸
このゴースト、提出時に階層にミスが有ったようでごめんなさい。
関係者の皆様、ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけしました。
「宇宙の果ても金次第」も遊んでみてね。
でもゴーストマスカレード初回からまだ落とせるのだろうか。
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Extra-ghost- (2808文字)
くらげ餅
ゴーストマスカレード5、開催おめでとうございます!お疲れ様でした。
「Extra-ghost-」の作者のくらげ餅です。
107体の中から起動してお相手してくださったユーザさんはありがとうございます!
もし、まだ会ってない!ってユーザさんは思い出したときにでも呼んであげてください。
今回のゴースト「Extra-ghost-」
やってみたいことをベースに、コンセプトの機能を重視したゴーストでした。
コンセプトの通りに他のゴーストさんと一緒に立たせてもらったり、
こっそりつけた通常ゴースト的なトーク等を楽しんでいただけたら幸いです。
ではさくっとやってみたかったこと、コンセプト、その他諸々のお話をしていきますね。
取っ散らかった文章ですがよろしくお願いします。
まずは、やってみたかったことのお話。
前回のゴマカレー4の直前に追加された「overlaymultiply」と、
開催中に追加された「shared-index」を使ってなんか面白いことしたい!
っていう漠然としたやりたいことがあったんです。
「overlaymultiply」はシェル画像の乗算で、モノトーンのベースが1つあればカラー別の画像でカラーバリエーションが出来る。
「shared-index」はアニメーションがトークやサーフェス切り替え等でリセットされないから常に何か動かし続けることが出来る。
その2つを組み合わせたらなんか面白いものが作れそうだなぁって考えた結果、
恒常的に動くアニメーションの背景をカラーバリエーション豊富に作ったらいいかも!って感じです。
実装の形をさっくり説明すると、
ベースはモノトーンのsurface0~15(10は飛ばす)になっていて、
変更時はデフォルトサーフェスを選択したベースに変更しつつ表示も変更。
着せ替えとしてカラー・オブジェクト・エフェクトは選択したものへ変更するって感じになってます。
カラーの 【0】影絵 に関しては着せ替えのカラーをOFFにした状態ですね。
今回はダブルクリックのメニューですべての設定を変更できるようにしたかったので、
変更処理をした後はそのままダブルクリックのメニューを出す形にしました。
機能性を上げたくてメニューの表示も、うにゃうにゃ考えながら作ったので
わかりやすい!って感想がすごくうれしかったです!やったー!
アニメーション自体は1つに対して画像を3~5枚しか使ってないので
そこまで複雑にしていないんですけど、
一応ランダム性があるように分岐や揺れを持たせるようにしているので
飽きにくくなってるといいなぁって思って作りました。
眺めているだけでも楽しい!きれい!って言ってもらえたのはとてもうれしかったです!へへへ……。
カラーバリエーションもベースのパターンもあればあるだけいいよね!って増やしたんですけど、
やっぱり何となくモチーフや形に偏りがありますね……未熟……!
でも、感想等で好きな組み合わせを教えていただけてたりして
増やしてよかった~!になってました。チョロです。
次にコンセプトのお話。
コンセプトのメインはタイトルの通りに「Extra」、背景的な演出を提供するゴースト。
他のゴーストさんの後ろに立たせて、そのゴーストさんとの時間をよりよくする、
海をベースに雰囲気作りが出来るようにすること。
コンセプトの発端は恒常的に動くアニメーションの背景があるゴーストにしよう!って思った時に
ゴマカレーってたくさんの新規ゴーストさんが一斉に公開されるイベントだよな……?
その新規ゴーストさんをさらに引き立たせられるようなゴーストが居たら作者さんもユーザさんも嬉しいし面白いかも!
イベント外の既存ゴーストさんでも楽しんでもらえれば一石二鳥!!
みたいな感じです。雑ですね。
正直余計なお世話と言われてしまえば確かにそうです、申し訳ない…って気持ちでした。
でも、感想として発想がいいね!っていただけたので内心ほっ…としてました。
また別の狙いとしては、スクリーンショットとかでいい感じ!ってしてもらえたら、
感想の文章がなくても画像で楽しい!って伝わるから感想を見る側も出す側も
ハードルが下がるというか、イベントとしても盛り上がる率が上がるかなー?とか。
スクリーンショットってゴーストを立たせているっていうのがわかりやすくて作者は嬉しいし、
モニターの画像をパッと載せるだけなのでFAや文章よりハードルが低いかなぁって思って。
今回は海外デべさんも参加されているみたいなので、視覚的にわかるものがあるのは
双方で盛り上げられる可能性がアップしていいのでは!?みたいな感じです。
くらげ餅自身が感想を文章にまとめるのが苦手なのもあるけどね、へへ。
実際にスクリーンショットの画像を上げてもらえてて、にんまりニコニコしました。にへにへ。
海をベースにした理由は、単純に好きだからです。わはは。
しいて言うなら、水槽とか見てると癒されるので制作中も癒されるように海を選んだのかもです。
機能の一端としてBGMに水中の音やヒーリング音楽を流せるようにしようか少し迷いました。
実際に音の用意や機能実装の手間と期間を検討してやめちゃったんですけどね。
あとは背景用のゴーストとしても、一応ゴーストだからトークはあるほうがいいかな?って感じでトークや一部さわり反応もつけてました。
少女型をデフォルトサーフェス0にしてましたが、彼女/彼に性別の設定はないです。
理由としてあのゴーストは"エキストラ"なので、
男性も女性も、子供も老人も、犬猫魚鳥etc...すべてのものが該当するためです。
主役以外ならなんにでも当てはまるし、どんなものでもなれる子なのです。
主役としての個性はないのであくまで機能的なことを補助的に話す感じになってます。
それでもあの子自身を見てもらえていて、好きって言ってもらえるのはすごくうれしかったです。
ありがとうございます!
その他もろもろ!
今回のゴーストは伺アニが終わってちょっと落ち着いてから作り始めてて、
修正分あわせて制作期間がピッタリ2週間なんですよ、自分史上過去最短。
期間ゆえに妥協した部分も多々ありますが、いろんなところで感想だったり褒めてもらったりして本当にうれしかったです!
正式公開は結構後になるかもですが、出来たらしたいなぁとは考えてます。
妥協部分が内部的なシェルとメニューの汎用性なので改善してから出したいなぁって気持ちと、
後は単純にタスク抱えすぎなのである程度消化してから…って感じです。
歴代ゴーストは謎な感じの男の子と気が強めの女の子とが多いんですけど、
趣味と癖は詰め込んだゴーストを他にも公開中なので興味があれば自サイトの「雨色たまねぎ」をよろしくお願いします。
ということで、ゴーストマスカレード5!
参加者の皆様もいっぱい食べたユーザさんもお疲れ様でした!
またどこかでお会いした際はよろしくお願いします!ありがとうございました~!
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I Often Dream Of Marigolds (1061文字)
Galla
Galla here! Creator of I Often Dream Of Marigolds, or Marigold for short!
This was a very stressful and exciting project for me. Before now, I've only released ghosts as part of the Ukagaka Dream Team's Ghost Jam event as part of a team project. Marigold is the first ghost I've made that was entirely mine from start to finish!
There were a lot of unexpected complications when making Marigold. I had no idea that trying to make a transparent ghost would cause as many problems as it did! I had a very hard time getting the shell to work smoothly, and even now it sometimes displays strangely and flickers often. After so long spent testing it like that, though, I think it adds to the charm.
My goal when writing Marigold was to allow the user to have a conversation that felt more natural than answering simple yes or no questions, and I'd like to think I accomplished that. I'm very happy with how the story feels, and with the variety of responses available throughout. I hope people find a lot of replayability in trying to see how many ways each conversation can go!
For everyone that enjoyed talking with Marigold, thank you! I know that Marigold enjoyed talking with you, too!
I am accepting reviews of Marigold to post on my website, so please consider taking the time to contact me.
https://gallathegalla.github.io/gtg-ghosts/
https://twitter.com/gallathegalla
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I think so too would you think of me? (2192文字)
霧猫(霧島剛毅)
はじめましての方は、はじめまして。覚えていてくれたお久しぶりの方は、お久しぶりです。霧猫(霧島剛毅)です。
数年制作から離れていましたが、今年はゴースト制作をどうにかこうにかしたいなと思い、フリーシェルをいくつか眺めていた所に、つい先日、公開されたばかりのreve氏の素敵なフリーシェルをお借りして作成しました。
作成にあたって素敵なシェルに少しでも釣りあうように自分の精一杯出来る限りの清廉潔白なキャラクターにしようと思いました。
ですが、その割に自由勝手に設定を作ったので、リアル感がないんじゃないかと思っていました。
教会にシスターの相談室とかの仕組み自体がありえないかと思いますが、まさに相談室で美人シスターと二人きりが、このゴーストを見てくれたユーザさんへの一番の報酬のようなものなのです…。
あくまでもちろんフィクションですので、実在の教会とか団体とか個人とかとは、一切関係ありません。
そもそも現代日本かすら怪しい…むしろここは地球か…?異世界転生か…?ここは系外惑星だったかもしれねぇ…!
件の相談室のシステムは、最近、界隈でもゴーストが登場した話題のAIのChatGPTは入力した内容に対して、的を得たある程度しっかりした返答をしてくれるのに対して、天邪鬼的に何を入力しても何の返答もしない、むしろ出来ない子にしてしまおうと決めました。
ネスティナの名前の元ネタは、倉庫や工場で使われるスチールラックを物流用語で「ネスティングラック(ネステナー)」、あとプログラミングの「ネスティング(入れ子)」から来ています。FOR文などのあれです。
彼女の場合は、神を迎え入れる為の神の入れ子みたいな感じです。お悩みごとの入れ子でもあります。
これが返答は出来ないけれど保存が出来る由来です。
作者名にした金属の籠は物流のネステナーの方を見て、金属の籠みたいだなと思って使いました。自身は身軽でとても軽く移動しやすい、それでいて硬く倒れない堅牢な容れ物のイメージです。
ゴースト名の「I think so too would you think of me?」は、直訳すると「私もそう思います…私のことを思ってくれますか?」となると思うのですが、意図したのは「私もそう思いますって私に思ってくれるかな?」って意味で名付けました。
英語が苦手なので本当にそうなのかはわかりません。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらいいな…。
このゴースト名はネスティナにお悩みごとを話したユーザさんの言葉になるのかなって思います。
日本語も苦手なので本当にそうなのかはわかりません。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらいいな…。
もしくは、ネスティナの方から「私もそう思う…から私を思ってお前も信者にならないか?」という意味なのかもしれない…。
ネスティナも勧誘が苦手でよくわかってなさそうなので…。そうなのかな…?そうなのかも…?そうだったらよくある宗教勧誘なのかな…。
うまくいってないかも…もっと良い文章があるかも…ゴースト名は英語じゃなくて日本語で良かったかもしれない…。
せっかく付けた名前なのでこのままでもいい気も少ししていて、おいおいに考えたいです。
制作が久しぶりすぎて、忘れていたりして全部の作業に四苦八苦してそもそも匿名性を気にすることも出来ないと、うんうんと唸りながらも作っていたのですが、気がついたら締め切り時間が迫っていました。
22日にシェルが公開され、26日にこのシェルで作成を決意し、実作業に当てれたのは4~5日ほどでした。
ランダムトークの量も含め、すべてのトークで読みやすい改行位置の調整、触り反応をもっと増やしたかったです。
投稿してから気づいたのですが、自分の確認ミスで手の触り反応が機能していないのも悔しい所です。
感想で胸の触り反応について言及されている方がいらっしゃって、せっかくならば、つければよかったとすこしうぐっとしました。
また、バグといえば相談の入力内容に「(17)」などの全角鉤括弧の中に数字を入れると表情が操作出来てしまうのですが、ハッと気がついたのが締め切り前夜で、これも修正出来ませんでした。
直せていないので、これは裏技です。相談内容に何をいれてるか、「(30)ミンナニハナイショダヨ」。
全体的に作業配分悪く、相談室関連の作業にかなり手を取られて、全体のバランスを取るべきでした。ネスティナの魅力を引き出せるようもっと手を加えて正式公開は出来たらしたいです。
現状は、舞台装置などの直球的な部分が占めていて、ゴーストとしての面白みを出す変化球的な部分の設定は、まったく出せていないです…。それだけシンプルなゴーストだったので結果的には匿名性が高かったかもしれません。
公開はいつになるかわかりませんが、また、その時にはどうかよろしくお願いします。
今回のゴマカレーは参加ゴーストが特に多くて、相談という名のテキスト保存が出来るだけの一発ネタゴーストなので、率直に言って感想を頂けると思えませんでした。お借りしたシェルが素敵だったからだと思いますが、感想のお言葉、絵を描いていただいたり、どれもとても嬉しかったです。ありがとうございます。
お借りしたフリーシェルの製作者のreve氏、ネスティナをちょっとでも見ていただいたすべての方々に最大の感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
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KAWAII生き物と暮らそう (1094文字)
石動蛍
「☆KAWAII いきもののひみつ☆」
さく:いするぎほたる
KAWAIIボディー:のうさぎより ひとまわり おおきい。 むりやり この おおきさに あっしゅく しているから おもいよ。
KAWAIIイヤー:とれやすいから ちゅういしよう。
KAWAIIボイス:かわいい こえで 「ミャン」と なくよ。 じごえは ひくくて しぶいよ。 じつは にほんごで はなせるよ。
KAWAIIブレイン:いつも あいされたいと かんがえているよ。 たまに しょうきに もどって じこけんおに おちいるよ。
KAWAIIマウス:しょっぱいものと あぶらっこいものと おさけが だいすき。 あまいものは にがてだよ。
KAWAIIアイ:どこにあるのか わからないけれど しりょくは いいよ。
KAWAIIストマック:にんげんが たべられる ものなら だいたい しょうか できるよ。 にんげんが たべられないものも だいたい だいじょうぶだよ。
KAWAIIハンド:しんしゅくじざいで ちからもち。 ひとひとり なげとばす くらい ぞうさもないよ。 ふだんは かよわい ふりをしているよ。
KAWAIIレッグ:じつは すばやく うごけるよ。 でも おうちが こわれるから やらないよ。
ミャーン!!!
こんにちは、はじめまして。石動蛍です。あとがきを「ミャーン」で埋め尽くそうかと思いましたが自重しました。
こんな生き物のために貴重な時間を割いてくださってありがとうございます。
・このゴーストについて
「あーーーーー!!!人生に疲れた!!かわいい生き物になって存在するだけでチヤホヤされたい!でも外見がかわいくなっても中身がかわいくないし、中身もかわいくなったらそれは私じゃないんだ!誰も私を愛さない!」
という気持ちでできています。それだけです。
生き物がヤバいやつではないかと不安に思う方もいらっしゃるようですが、ご安心ください。無駄飯食らいなだけで害はありません。まあ、人間並の知能があるくせに「ミャーン」と鳴いてペットとして飼われようとしているヤバいヤツではありますが。
・実装できなかったこと
最初は「ねえ、アルフレッド」と同じ家での別の時代のお話でした。
生き物がユーザと一緒に寝たがらないのがその名残です。
ユーザさんは幽霊が見えていないけれど、生き物には見えているので寝室に入りたがりません。
正式公開後に何か追加できればと思います。
・最後に
感想にファンアート、ありがとうございます。生き物につけられた個性的な名前にも笑ってしまいました。こんな一発ネタに貴重な時間を割いてしまっていいのですか!?ありがとうございます!
ユーザさんたちが生き物に名前をつけてかわいがっているのを見ると、だんだんこいつがかわいく見えてくる気がしました。気の所為でした。
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KEEP FROZEN (3429文字)
Galla&Zichqec
Hello! I'm Zichqec, one of the authors of "KEEP FROZEN", which I made with my friend Galla. We didn't originally plan to make a collaborative ghost for this event, but, well... I'm not naming any names, but a certain Galla may or may not have inadvertently revealed details about their ghost that gave away what they were working on, which meant that what I was working on was revealed as well, since mine was the only other English ghost. Oops!
So we deliberated for a bit, and decided that the best course of action would be to make a 3rd ghost. This would mean that mine could no longer be determined by process of elimination, and it would even disguise their own ghost again if some of the details were similar enough. We found a new idea pretty quick, "ice cube with random stuff in it", and that was that.
We were both very busy with our other projects, so we wanted to keep this one simple. We decided to have a single line of dialogue, but that dialogue would have a very large list of random elements to choose from. In the end, we came up with 300 random elements! These can combine in various ways, so depending on how you look at it, this ghost may have just 1 dialogue, or more than 26 million...! (Possibly more, depending on how you do the math.)
A lot of folks seem to have worked out that the ghost plays with the idea of "cold" being both in the sense of cold temperature, i.e. "Snow", "Ice", or "Rain", and also in the sense of a cold attitude, i.e. "Not Paying Back Money That A Friend Lent To You", or "Not Clapping At The End Of A Performance". Some of them are also downright silly! i.e. "The UFOs Trapped Deep Inside Of Glaciers", "Leaving Your Slippers Outside To Get Soggy And Wet", or "Unmittened Fingers".
(Note from Galla: We saw some creative interpretations of this line... but it was meant to be literal! "Unmittened fingers" are fingers without mittens! Nothing vulgar!)
Plenty of folks also discovered the face dressup! We didn't hide it, exactly, but we hoped people would find it in there on their own, and they did! Personally, I can't decide whether to use the face or not, since I like the cube both ways.
(Note from Galla: The ice cube is a very upbeat character! I tried to capture that in its face. It has an increasing sense of concern as it melts while still hoping you'll do the right thing and freeze it back the way it should be.)
Originally, we had planned for the goal of the ghost to be to keep your ice cube alive for as long as possible by continually freezing it. But then I had a terrible idea, which was to make it so you could collect the items from inside of the cube by melting it, and track how many of each item you collected. This changed the dynamic completely. Now there were two ways to play: have sympathy for the ice cube and keep it properly frozen, or give in to greed and melt the cube in order to collect items. Once I shared this idea, Galla wanted me to make it possible to display the collected items as well, and this is when the ghost took its final form.
I'm very glad we added this item collection aspect to the ghost! It seems like people are having fun with it, I've really enjoyed seeing the scenes that people are creating by combining KEEP FROZEN with other ghosts. We didn't have time to add all the items that we wanted, but we hope to release updates in the future with more items to collect!
Sidenote: items are collected automatically as soon as the ice cube melts! I should have made this a little clearer; the "collect item" button exists primarily to avoid a bug where if you went into the collection menu after melting, it would look like you had two of an item the first time you obtained it. It also enables you to display the puddle alone if you want to. I'll make it clearer in a later release!
Thank you very much for trying our silly ice ghost, a ghost which originally wasn't planned to happen at all. It served its purpose perfectly; the original messages that gave away our ghosts were no longer concrete evidence, so nobody suspected a thing. In the end, I'm glad it all happened the way it did!
If you'd like to see more of our work, you can find it on our websites, or on our pages on the Ukagaka Dream Team's wiki.
https://gallathegalla.github.io/gtg-ghosts/
https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/galla
https://zichqec.github.io/s-the-skeleton/
https://ukagakadreamteam.com/wiki/dev/zichqec
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RougeRose (745文字)
御影竜
ゴーストマスカレード5おつかれさまでした!
百合を壁になって眺めたい、御影竜です!
RougeRoseはそんな欲望を詰めたゴーストです。
2017年に公開したLux Lunae以来のゴーストなので
ぶっちゃけ、ゴーストの作り方を完璧に忘れてました……。
色んな人に見て貰えるゴーストマスカレードは素晴らしいイベントでした。
ゆるふわトークゴーストしか作ってなかったので、分岐も初めてで、
いっぱいでちゃったな……私の未熟な所……。
おかげでLux Lunae共々色々修正できます!
ありがとうございます!
さて、RougeRoseですが実は初期コンセプトは
祥子が歩志を気に入って、噛んでお屋敷に連れて帰り、
性別を選べるユーザーがどちらかの好感度を上げるものでした。
それで好きになる歩志がストックホルム症候群だし、
制作期間的にシンプルなシナリオにしようと
現行のRougeRoseになりました。
ユーザーの「男装の執事」は性別を選べる前の設定です。
RougeRoseもぼんやり眺めるゴーストにするためにあの仕様なんですが
107体もゴーストが居たので、分岐は起動イベントにすれば良かったな
と思いました。直します。
ゴーストマスカレードに当たって、さくらスクリプトでスコープ、サーフェス切り替え、ウェイトを細かく入れましたが、起動でばれましたね……。
未熟ゆえ……。
Twitterやしたらば掲示版で感想やイラストを描いていただき、
ずーっとによによしました!嬉しい!!ありがとうございます!!
うっかり自ゴのネタバレしそうだったので、ゴーストマスカレードは
これからゆっくり起動して、RougeRoseの作業のお供にします!
最期に、作業のお供に不思議な双子がゆるふわ喋ってるだけの
ゴーストLux Lunaeもよろしくお願いいたします!!
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Solus Unus et solus (1104文字)
緑音
どうもヤンデレ推進委員会の緑音です
2作目ですこんにちは
▼製作理由うんぬん
このゴーストは伺かアニバーサリーの打ち上げで誕生しました。
前回は朔夜さんの要望をゴーストにしたので(ぼうしとったら)今回はamoさんの要望を全面的に取り入れようよということで…
amoさんが「シェル描きましょうか?!」と言ってくださったのでお言葉に甘えてシェルを描いていただきました。みて!!!!この!!!!すてきな!!!!シェル!!!
いただいた要素は「ヤンデレ」「人外」「赤目」「魔法のある世界観」「人間ちゃん子供扱い」でしたがうまく表現できていたでしょうか?
割とペット扱いという感想が多くてなるほどな難しい…と思いました。よちよち…
▼シェルについて
シェルを依頼するにあたってどんな人外にしよう…?という悩みにぶち当たりました。そして安直星人なので執着が強いと言えば竜でしょ!!!という結果に…
肌色はもういっそより人外らしい色にということでこんな色になりました。赤面でより緑が濃くなる発想最高じゃないですか?本当にamoさんが天才すぎて汚いラフから色々拾ってもらえてうれぴい…
緑の肌だから緑音だってバレたら面白すぎるねと2人で話していました。こじつけだよあってるけど。
▼ゴーストについて
世界観と執着理由を考えた結果、異世界転移にしようと思いました。ちょっとネタ被りです。好きなのでしょうがないね。
魔力必須の世界で魔力のない、か弱いユーザ。魔力を奪い取ってしまう特性のため1人で生きていくことを余儀なくされた角の生えた彼。
勝手に彼は運命を感じています。
追加のちょっとした要素については世界が違えば文化も違う、右も左も分からない世界で生きていく感が出ればいいかなと思いました。
彼は意図して知識を与えないようにしているのでユーザがこの世界に詳しくなることは一生ないですが。
帰る方法?調べてないに決まってるじゃないですか。
「異世界転移ではありません」の方とは趣向を変えてユーザの発言はことごとく無くしました。
あなたがユーザです。
世界観も違います。同じ世界にしてしまうと異世界転移じゃない方の彼、魔力がすっからかんで死んでしまうので…
触り反応に好意的な意見が多くて嬉しかったです。生まれてこの方別の生き物と触れ合ったことのない生き物感が出たらいいなと思いました。
喧嘩売ってたらどうしようという方がいて笑ってしまいました、大丈夫です…!
殴った人はいるかなどうかな。
なるべく早く本公開したい気持ちです。気持ちはあります。本公開はします。
最後なにかけばいい皮からなくなってしまった…
ヤンデレゴーストもっと増えたらいいな、ヤンデレ推進委員会の緑音でした。
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Visitors from the hadal (1373文字)
黒乃月猫
「明日から日常が戻ってくるな」
「ふふ……明日からもよろしく頼むよ、少年」
皆様おはこんばんちわ、お久しぶりです、初めまして。
黒乃月猫です。ゴーストマスカレード5お疲れ様でした。
「Visitors from the hadal」の作者は私でした。
きっかけはフィーネさんがせっかく私を模してゴーストを作るというチャレンジをしているのだから、私もそれに倣って挑戦してみよう、といったものになります。
ジャンルはSF寄り、口調は硬め、自分や他人を下げない、主述をはっきりさせ簡潔に話す……。
そういったアドバイスを受け完成したのが、こちらの「水の星から来たミステリアスでフレンドリーな異星人の先輩」になります。
正直一番難しかったのは「如何に不要な表現を削ぎ落として簡潔に書くか」ですね。
「自分を下げない」や「故郷の設定の枝葉を伸ばす」は割とすんなりできたのですが、これが本当に難しかった。
トークを書く様子を見せてもらったのもありますが、無駄がない文章がすっと書けるの才能ですよ本当。
今でも言葉が多いのではって疑ってかかるトークがいくつかあります。
まだまだ先は長い……。
カテゴリがSFに移っただけで、癖としてはあまり変わっていないと思います。
みんなも好きでしょう?自分に好意を持っている年下の男性を「少年」って呼ぶ先輩(お姉さん)キャラ。
私も好きだよ。あんまり表で言わないだけで。
実を言うと、いい具合にイメージに当てはまるフリーシェルがあれば普通に胸が大きい先輩になってた可能性があります。
でも無かったんだよなぁ、眼鏡で学生服でクール寄りの感じをしたかっこいい先輩って感じのフリーシェルでおっぱい大きいの。
そんな中で見つけたのがゆみるさんの「Amethyst」で、あまりのぴったりさに「このシェルしかねぇ!」ってなりましたね。
なので水咲先輩はスレンダー美人です、泳ぎやすい体型です。
サラシ巻いてて脱いだらドーンはないです、さすがに。
ちなみに水咲先輩の身長は170はある想定です、結構長身です。
ユーザくんはだいたい160そこそこで先輩より低い想定です。
おまけに水中でも素早く動ける先輩なので、ちょっと陸上行動が苦手なだけで普通にパワーがあります。
捕まったらユーザくんは逃げられません、あーあ助からないぞ。
高身長な先輩に捕まって耳元で低めのハスキーボイスで囁かれてふにゃんふにゃんにされたい願望は人類誰しもお持ちではあると思いますが……。
……主語がでかい?そうかも?
予想の方では全然名前が挙がらずに驚いておりました。
まさか私どころかフィーネさんの名前すら挙がらないとは思わなんだ。
思ったよりも作風が融合して新境地を切り拓いていたのかもしれません。
そしてみんな「少年呼びする先輩」が好きそうで安心しました。
初回起動はどちらを選んでも展開は同じですのでご安心ください。消されませんよ。
混浴は頼んだらしてくれると思います。人間の裸体(異性)を興味津々に見てきますね。あーあ逃げられないぞ。
ユーザくんは気兼ねなく喋ることのできる数少ない相手になったのでめっちゃ距離が近いです。
多分これから廊下とかですれ違うと手を振ってくるし、昼休みにユーザくんを呼びに教室まで来るよこの先輩。
書きたいことは大体書いたので、このあたりで締めさせていただきます。
読んでくださりありがとうございました。
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mortal (1323文字)
朝霞
朝霞です。主に女性向けゴーストを作ってた人です。
「mortal」のコンセプトはファム・ファタールだったんですがなんか……なんでしょうね、この人……になりました。
彼女が愛した人間は本当に死すべき運命にあったのか、無意識に彼女によって死に導かれているのか、それともすべてがすべて偶然なのか。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
mortalという単語の意味がなんだかいいな~となったので、死の匂いがする魔性の女を作りたくなりこうなりました。
元は祖父の死の真相に迫る的なミステリ系にしてみようかと考えてましたが技量がなく……。特に初回以外ストーリーもないゴーストになりました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
顔だけは可愛く描けたと思うので顔だけ見ててください。肩から下は薄目で見てください。
苦労した点は純粋にトークが増えなかったことです。これはいつものことです。ある程度トークさせるとトークが地味に増えますがそれでも少ない。
あとちょっと長めの起動トークがあるんですが、これ何回も起こるのか?って感じなので一回切りでよかったな……になってます。こんな感じで提出した後にもっとこうすればよかったのでは!?というのが出てくるのは何故でしょうね。
他は……純粋に魔性の女ムーブは難しいな~って思いました。魔性の女に見えていれば幸いです。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
絵柄は変えようと思ったんですけれど難しいですね。色塗りは変えたつもりですが変わってないかも。
主線のペンは変えました。(ささやかな変更)
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
ユーザ設定を10代後半~22歳未満としたのは、大体そのくらいの年齢だと部活動やバイト、受験、友達付き合い……など様々な理由で、それまでよく遊びにいっていた祖父の家にも中々寄り付かなくなるのではないかと思ったからです。
あとは、誘が弟妹とユーザさんを重ねる為に彼女より年下になってもらう必要がありました。(そのためユーザさんの年齢によって彼女の弟妹の年齢は変わります)
彼女は時折こちらを惑わすような言動をしてきますが、そこに他意はなく素であれです。なんならユーザさんに対しては幼い弟妹扱いです。余計タチが悪い。無自覚に相手を堕として最後には死に追いやってしまうようなイメージを表現できていればいいなぁと思います。
でも大体のトークがユーザさんの祖父の話とか当たり障りのない話なので運が良ければ(?)普通のお姉さんです。
実装したかったところといえば、専用バルーンにしようかな……と思っていたけれどいいデザインが思いつかず断念しました。なんかいい感じに黒いバルーンが合うんじゃないかなと思います。レースっぽいのとか。
あと起動時に天気を決めてそれ関係のトークいれようかなと思ってやりませんでした。
この人に触り反応をつけるのはなんかやばい気がしたのでついていません。といいつつ特にやばくない触り反応が正式公開時にさらっとついている可能性はあります。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
シェルや雰囲気を良いと言ってもらえてるのを見てすごく嬉しかったです!ありがとうございます!
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●っちなおねいさん (260文字)
マサモト
二度目の参加です。マサモトです。
●っちな一発ネタです。おねいさんなのでデベ名はSHINCHAN。kero名はオラでした。
ふと頭に浮かんだネタをそのまま作成しました。
くすっとしてもらえたらいいなあと思ってましたが、感想を見るとしてもらえてたようで良かったです。
胸の触り反応は割と悩んでいたのですが、●っちになるのでやめました。全年齢ゴーストなので。匿名への努力は、自分にしては句読点を増やしたくらいです。
このおねいさんも健全なゴーストですが、サイトでも健全なゴーストばかり配布してます。
よろしくお願いします。
「2662.」http://2662.tyabo.com/
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「world end endoll」 (318文字)
のなめ
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
ロックバンドのライブ最中に思いつきました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
特に苦労はありませんでした。(見たままのゴーストですので)
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
特にないのですが、トークを書かないことで中身を作ったのが違う人だと思わせたかったです。
絵はそのまま私です。何も意識せず描きました。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分な
もっとトーク数があればよかったのですが、結構ギリギリに作り始めたのであんな感じです。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
思ってたより感想をいただきました。
何故傘を持っているのか?それは、かっこいいからです。
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「お誕生日おめでとう!」 (2229文字)
ホウ酸
プレゼントを選べるタイプの誕生日イベントって、絶対に最初は指輪とかアクセサリーを選んでしまいますよね。こんにちは、ケーキは嘘ことホウ酸です。
○中身作るときの話
・このゴーストを作ろうと思ったきっかけはですね、私がず~っと抱えてた思いつきを実現させるためなんですよ。フリーシェル公開しといて自分でそれを使ったら、まさかそのシェルの作者だとは思わないだろう、という。これはわりと効果がありそうだとずっと思ってたんですが、今まで誰も実践していなかったので今回私がやりました。でもこれやるなら百合ゴしか作れない私じゃない人のほうが効果が高まったのではないか……という気もしてしまいますけどね。
・なのでこのゴーストのコンセプトはもシェルに合わせて適当にでっちあげた一発ネタです。フリーシェルを作るときに、なんにでも合うようニュートラルになれ! と思いつつ描いたので、そのポテンシャルを活かそうと思ってこういう形になったんですね。
・伺かゴーストでいろんな姿を見られるといえば、やっぱり日付イベントですよね。大量の選択肢が襲いかかってきてどれを選ぶか迷う。そういうイメージが私の中にあったので、一番やりやすそうな誕生日イベントをメインに据えたゴーストを作ることにしました。でもなんか、蓋を開けてみればそん~なにいろんな姿は見れてない気もする。あんまりいろんな表情のパターン使えなかったですね。不思議と。
・いろんなプレゼントとそれに付随する関係性があるわけですけど、このプレゼントを考えるのがまあ大変だった。こういう関係性が欲しいな~、というのはすぐ思いついたんですよ。でもその関係性に繋がりそうなプレゼントを考えるのが大変ったらない。だいたい普通のゴーストでプレゼント3つ考えるのでさえ大変なのに、何を思って14個も考えようとか思いついたのか。狂ってましたね。
・でもそれより大変だったのは各関係性のランダムトークを書くことでした。一発ネタだし各関係性ごとにトーク5個くらいあれば十分だよね~! とか思って書き始めたんですが、計算ができないせいで14個ある関係性に各5個書くとなると合計で70個書かないといけないということに中盤まで気付きませんでした。70ってなんだよ。バカじゃん。ちゃんとしたゴーストニ個分ですよ。でもそれより何よりキツかったのは70個書いた後それら全部に表情付けをしないといけないことだったんですけどね。ずっと苦しみながら作られてるな、このゴースト。
○ネタバレとか裏設定とか
・これは裏設定にするかどうか迷ってることなんですけど、ほんとは途中までもう一個プレゼント選択肢があったんですよ。14って半端でしょう。何個か関係性見た後に一個だけ選択肢が増えるようにしようと思ってたんですよね。で、そのプレゼントから見られる関係性というのが、演劇部の部長と副部長、ってのにしようと思ってたんです。それで、これ以外の関係性はぜんぶこの演劇部員の世界線の二人がやってる即興劇、ということにしようと。ありがちなどんでん返しですよね。とはいえオチがつくし悪くはないかなあと思ってたんですが、これをやると他の関係性がなんか添え物というか、ごみみたいになってしまうような気もしたんですよね。それで消したんですけど。正式公開するときに追加しようかなあ……どうしようかなあ……と未だに悩んでます。報告でした。
○匿名性のための工夫
・まあ最初に言ったんですけど、フリーシェルを作っといて自分で使うという、これ以外何もしてないです。意味ないな我ながら。選べる関係性のラインナップも私の好みまんまですし、キャラの性格とかも全部私の手癖です。片手落ちもいいところですね。
・あ、でもディレクトリ名だけはちょっと気を遣いましたね。私のゴーストのディレクトリ名って、なんかこう、「なんとか_かんとか」みたいのが多いんですよ。今回出した他のゴーストで言うと、"Seduction_Xanadu_Friend"とか、"Broom_in_Memories"とかね。かっこいいから。でもふとこのゴーストのディレクトリ名考えるときにこればっかだとバレるかな~、と思って、もっと適当な感じのにしました。はたしてこれだけの工夫にどれだけの意味があるのか……。という気もしますが……。
○感想の感想とか
・なんかこのゴーストニ回目以降呼び出そうとしても出てこなくないですか? なにこれ? 交代すれば普通に出てくるんですけど。なんか変なバグ残っちゃってて申し訳ないですね……。というこの文章を書きながら検証してるんですが、一回SSP終了してからだとまた呼び出せますね。なんだろう。公開当初のSSP同梱版だからかな~? と思って新しいのをダウンロードし直してみたんですけどまだバグってますね。正式公開で直せるかなこれ……?
・ハピバ子というユーザ名にウケてる方がいてよかったです。ダダスベってたらやだなとずっと思ってたから。普段あんまりね~、初期ユーザ名でボケるということをしないんですけど、このゴーストは一発ネタもいいところだしいいかな、と思ってボケました。楽しいもんですね、ボケるってのは。ありがとうございました。
○創作の宣伝
・ウカプラス2に百合漫画を寄稿してるので買って読んでください!!!!!!!!!!まだ通販在庫が残ってるみたいです!!!!!!!!!買って!!!!!!!!!!!!
そんな感じです。ケーキは嘘ことホウ酸でした。
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「百合にならないと出られない部屋」普及委員会 (171文字)
坂
どうも、坂です。
ゴースト同士の百合が見たい、ゆるい百合が好き、スナック感覚で押し倒していい。この三つの欲望だけで作りました。欲望は大事です。
作っていてこれは百合なのか…? と疑問に思う瞬間があったので、これは百合です! と認定してくれる百合公爵に来て頂きました。百合公爵が百合だと認定すればなんでも百合になります。すごく便利。ありがとう百合公爵。
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【二次創作】宇宙船スペースイーグル号 (503文字)
祭屋ウタゲ
そんなゲームは存在しない。
はい。ウタゲ君でした。
元々最初に作ろうと思ってたのが「実際には存在しないレトロゲームの妄想にとらわれているおじさんゴースト」だったんですが、よく知らんゲームの話を延々してくるおじさんよりはよく知らんゲームの話をしてくるケモ耳娘の方が良いですよね。
正直な話このゴーストのトーク作るの滅茶苦茶楽しかったです。
胡乱な話書くの滅茶苦茶楽しい~!
実際には存在しないレトロゲームの妄想にとらわれているおじさんゴーストは僕だった…?
ちなみにスターフライヤーは福岡県にある航空会社です。検索した時のノイズになるように同じ名前にしてみました。
本当は攻略サイトみたいなのも作っておけばよかったです。PCエンジンゲームソフト一覧みたいなサイト作って、そこにしれっと混ぜとこうかなとか思ったんですが、怒られるかもしれないからやめときました。
今になってはマジでやっとけばよかったと思ってます。でも怒られるから…
感想とかあっちこっちで書いててくれてありがとうございます。
みんなちゃんと一回ググってウソかホントか確認出来てえらい!
シェルを作ってくれた穂積君さんにもスペシャルサンクスです。
ケモ耳とロボはいいぞ。
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あおぞら落としの幽霊 (1557文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
学校、幽霊、向日葵の要素を入れたゴーストが作りたいと思い立ってから幾数年という感じだったこと、昨年春が舞台のゴーストで参加させて頂いたことなどから、マスカレード5があったら今度は夏が舞台のゴーストでお邪魔しよう と心に決めていました。
最初は死んでしまった太陽みたいに明るい幼馴染と夢うつつの世界で再会する、というものにしたかったのですが上手くまとめられず、迷走して試行錯誤するうち 一見明るそう見えて内面にどろどろしたものを抱えた幽霊と淡々とお喋りするような、今のかたちに落ち着きました。
昨年4に出した「晴れ晴れにはなびら」のはなびらという女の子と真逆の性質にしたかったのですが、最初考えていた「明るい!」というイメージとは違うベクトルで、しっかり真逆の性質の子になったのではないかなとも思います。
◆キャラクターについて
明日香青色(あすか-あおいろ)と言います。旧校舎の幽霊で七不思議。姿かたちは中学生くらいです。
今は指切りの約束があるのである程度抑えられていますが、生前から静かに穏やかに短気です。自分自身がどうしたいかどう在りたいかが一番大事。やるってことはやり返していいし、やり返される覚悟があるからやっているんだよね、と相手の返事を待たずに解釈するタイプ。
本人が死因について詳しいことを言及しないのは「思い出すとイライラするから」。
人間じゃない存在になり果てても、ずっと底にどろどろの人間らしさがあるのは その人間らしさこそが彼女を彼女たらしめている所以だからなのかなと思います。
復讐したい相手には復讐し終わっているのですが(殺している・酷い怪我を負わせている・精神を壊して廃人にしている等々)、その代償でどこまでも黒い感情が抑えられなくなって 校舎に入ろうとした人間をみんな招き入れては同じように害していた過去があります。
でもある日、同じように校舎に招き入れた幼い頃のユーザさんに言われた言葉でふっと我に返り、「じゃあ辞めようかな」と約束の指切りをして人を害するのをぱたりと辞めました。
抑えているだけで変わっていないので、どこかで絶対に暴発します。本人もたくさん人を害した自分に穏やかな時間が続くのは筋違いだし、いつか暴発してどろどろの化け物になるのが正しいと思っています(そもそも自分が選んだ道なので後悔はない)。
「ほら、よくあるでしょ」
「きみじゃなくてもよかったかもだけど あのときあたしにそう言ったのはきみだったんだよ」
◆感想について
素敵な感想やイラストなど、本当にありがとうございました!鳴らの気配を感じる……と予想に名前を出して頂いたこと、シェルやバルーンの一体感ある雰囲気が綺麗だと言って頂けたこと、幽霊らしい不穏な演出が良いと言って頂けたこと、全部とてもうれしかったです……!
(シェルとバルーンの雰囲気を合わせられたかどうかがこっそり不安だったので、好評いただけて安心していました。よかった!)
辛くなったときに見返してパワーを頂こうと思います。重ね重ね感謝です。
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
青空映す旧校舎での邂逅を、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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あまいたまねぎとにがいチョコ (1556文字)
しゅうこ
はじめまして。「あまいたまねぎとにがいチョコ」作者のしゅうこと申します。
たまちゃんちょこちゃんとお友達になってくれたユーザの皆さんに感謝です!
突然ですが皆さんは「高校生の頃楽しかったことは?」って聞かれたらどう答えますか?
部活とか文化祭とか体育祭とかあまずっぺー恋愛とか、人によっていろいろな答えがあると思います。
私の場合は「友達と放課後になんかいっぱい喋ってたこと」でした。
正直その時喋ってた内容なんてもう覚えていないのですが(多分ほとんどがマジでどうでもいい話)それでも気の合う友達と放課後に集まってテキトーなこと喋って笑ってたあの時間が一番楽しかったな~と思うのです。
「あまたまにがチョコ」ではそんな感じの雰囲気をちょこっと混ぜてみたつもりなので、それがなんとなく伝わってたらうれしいな~と思います。
ちなみにほんとの一番最初はもっと女の子っぽいキャピキャピトークばっかりの予定だったのですが、私がキャピキャピしていないのでまったくトークが書けませんでした。
○ゴースト名について
辛いと思って食べた玉ねぎが意外と甘かったとか、甘いと思って食べたチョコがめっちゃ苦かったとか、あるじゃないですか。
たまちょこのことです。見た目と中身が違うこともあるよね~、ということです。
そういえばどっちも本物のカレーに入れたりしますよね。これはマジで偶然です。
○たまちょこについて
たまちゃんこと玉城紗季は小さいころから同年代の子たちより背が高く、そのことを男の子にからかわれていました。
本人は出来るだけ気にしないようにしていましたが、お気に入りのリボンのついた服を着た日に「服が似合ってない」と言われ、それに大きなショックを受けてしまいます。それからたまちゃんはなんとなく自分の好きな可愛いものを遠慮するようになってしまいました。
高校生になってその男の子と関わることは無くなりましたが、それでも遠慮グセはなおりませんでした。そんな時に出席番号が隣だったちょこちゃんと出会います。
ちょこちゃんやユーザに背中を押されて、ある時は一緒に手を引いてくれたおかげで、たまちゃんは少しずつ自分の好きなものを遠慮しないようになりました。
彼女の部屋には前よりお気に入りの可愛い小物が増えたみたいです。
ちょこちゃんこと千代崎るみ子には3つ上の兄と5つ下の弟がいます。わんぱくな男兄弟に挟まれたちょこちゃんは本人もわんぱくに育ちました。
ちょこちゃんの家の壁には今でも小さいころのきょうだいげんかによって開けられた穴があるとかないとか。
自分が可愛いと思ったものをよく身に着ける彼女ですが、実は兄弟の影響でカッコイイものも大好きです。実際今の彼女の通学かばんにはふわふわのマスコットと一緒に旅行先でよく見る剣のキーホルダーがぶら下がっています。
ちなみに最初はもっと毒舌というか、サバサバして口の悪い感じでした。(にがいチョコのにがい成分です)
○そのほか
作者名を最初「おむすびどっこいもぐもぐ太郎」にしてました。
はしゃぎすぎかなと思って変えましたが全然そんなことなさそうでしたね。
ゴーストマスカレード、おもしろそうだな~いつか混ざってみたいな~と思ってたらもう5回目になってました。
今回やっと参加することが出来てとっても楽しかったです!
自分の作ったものに反応をもらうということに慣れてなさすぎてしばらく興奮で眠れぬ夜を過ごしました。
絵も感想もとっても嬉しかったです!本当にありがとうございました!
実は過去に2体ゴースト出してます。
女性向け男性ソロゴーストの「合縁奇縁」
メタギャグごったまぜなんでもありのしっちゃかめっちゃかゴースト「スカートめくり対策本部」
両方とも人を選ぶものだし絵も古いのでちょっと恥ずかしいですが、興味のある方はよろしくお願いします。
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うさみ (364文字)
マサモト
マサモトです。こちらが二体目です。
参加一体目は「●っちなおねいさん」です。
「●っちなおねいさん」用のシェルをさがしていたら可愛い動物シェルがあり、かわいいなにかを作りたいなあ、とうさこさんをダウンロードしていました。
うさぎは飼ったことないですが可愛いですね。後ろ足でダンダンしてるのかわいい。
彼/彼女は「うさぎ」関連の情報を全部内包した概念的存在という、ゆるい設定です。
雑学でトークをなんとか増やしたのですが、うさぎのどこを触って良いのか調べる時間がなく、触り反応がなくなったのは心残りでした。
感想で可愛いと言っていただけて嬉しかったです。
語尾は「ウサ」にしようと思ってましたが、なんとなくしまらなかったのでカタカナのみになりましたとサ。
サイトで他にマスコットぽいゴーストも多分配布してます。
よろしくお願いするサ!
「2662.」http://2662.tyabo.com/
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おなかすいたにゃ! (619文字)
くずもち
アウトローなとろろことくずもちです。
提出した3作の中では、最初に思いつき最初に提出したゴーストになります。コンセプトは「気軽に呼べる猫ちゃんゴーストがゴマカレーにいたらわたしが嬉しい!」でした。
にゃーは人間さんが大好きです。おいしいものを食べたい!の気持ちのほかに、人間さんと同じものが食べたいみたいです。
猫らしくかわいさ全振りのトークを描いたつもりですが、少しアホの子になった気もします。トーク内の"お風呂のツルツルの壁"は鏡で、にゃーは自分に向かって威嚇してます。おお猫よ…。
同時公開ではあるのですが、実質にゃーがわたしの初めて公開したゴーストになります。凝ったことができずほぼランダムトークオンリーになりましたが、とても多くの方に触れていただき感激です。
匿名期間中もにゃーを立たせてくださった方々の感想を拝見していたのですが(本当にありがとうございます!)、ご飯をあげるコマンドを求められていて愛!と思いました。よかったねにゃー…。
また、実はバニッシュトークを書くつもりで構想をしていましたが後からゴマカレー5はバニッシュ禁止だ!?と気付き…。
にゃーは虹の橋を渡るために待っており、バニッシュで人間さんのお迎えが来て虹の橋を一緒に渡ろう!ハピエン!という構想でした。一部のトークにはその名残がちょっとあります。
あくまで初期構想なので、にゃーはすやすや夢を見てるだけかもしれませんね。
にゃーと出会ってくださってありがとうございました!
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かすむ朝焼け (1111文字)
ねろーる
「かすむ朝焼け」の作者ねろーるです。
「お前はこんな作風の人間じゃないだろ!?」って言いたいそこのあなた!
分かる、ねろーるもそう思う。
鳴らさんのフリーシェル「朝焼けレモン」がめちゃくちゃかわいくて僕はもうどうにかなってしまいそうです!
どうにかなってしまった結果がこちらです!
朝芽ちゃんはシェルの印象にめちゃくちゃキャラを引っ張られ、じっとりどんよりとしていた原案からは完全に別人になりました。
またゴーストタイトルの「かすむ朝焼け」も名前がフリーシェル名のにめちゃくちゃ引っ張られたことに提出した後で気が付きました……。
朝焼けは本来ならば希望を彷彿させるものでしょうが、朝芽ちゃんにその日の光が届く日はいつになるのか。
もともとは方向性はそのまま、先行きの見通せない雨をイメージした根暗気味なゴーストにする予定で、ゴーストタイトルもキャラ名も雨にちなんだものになるはずでした。
朝芽ちゃんの名前も本来は「朝雨」と書いて「あさめ」の予定だったのです。
……だったのですが、シェルをこれにしようと決めてからはあれよあれよと重苦しい雰囲気からパッと見はポジティブな方向に転がっていき、気が付けばゴーストタイトルまで浸食されていました。
こんな子を中身まで暗くするのはしのびないと悩んでいたところ、日高朝芽などと前向きな名前が降ってきました。
朝芽ちゃんのお話に登場するお兄ちゃんですが、お兄ちゃんの言葉からねろーるの承認欲求が若干漏れ出ています。
なお、朝芽ちゃんのお母さんはフィクションです。
……朝芽ちゃんのお母さんは、フィクションです。
あの人の思考や行動をエミュレートするのは精神的にとてもつらいのでもうやりたくありません!
元々のユーザーの設定は「なぜか相談室にいた同級生」にするつもりでした。
わたしは同級生同士の青く甘酸っぱい関係が大好物だからです。
……だったのですが、そこから発展する関係性やらなんやらを考えだすと形に出来そうになかったので「先生」にご登場願いました。
先生と学生として世代を明確に分けることで割り切った関係が作れたのは作る側としてはとても便利でした。
最近はめっきりその存在を見かけなくなった「高校以上、大学未満の謎の高等教育機関」を舞台にすることで、ふたりの関係性についてもおおらかな余裕をもたせたつもりですが、リドミに一行書いた以外何も本筋で説明が無く、舞台設定としても活かせていないのが悔しいところです。
さめちゃんはこれから色々な体験をして、そのたびに壁にぶつかり、足を取られ、袖を引かれ、悔しい事もたくさんあるかもしれません。
でもきっといつか、さめちゃんの世界を真っ赤な朝焼けが照らす日が訪れることを僕は願います。
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かつて嫌ゴと呼ばれたけれど (1456文字)
ハコ
・はじめに
どうも「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」の作者のハコです。
ゴーストマスカレード5に2作引っ提げて参加させてもらいました。
それではあとがきはじめます。
・ゴースト作成の時のあれこれ話
今までのゴーストマスカレードで色んなゴーストを見てきた時に思い付いたんです。
色んなゴーストたくさんなほど、色んな大きさで溢れているなぁって。
自分のパソコンじゃ大きなゴーストさんでも他の人のパソコンだとそうでもないって知った時
とあることが頭を浮かびました。
「そういえば昔は画面に入りきらない程の大きなゴーストとかいたなぁ…」って。
感想で言われてたんですけど「でかにしき」さんとかがまさにそれです、このゴーストのモデルさんです。参考にさせてもらいました。
かつてはそれほど大きくもなかったデスクトップを占領できてたのに
今ではそんなこともなく、試しに起動してみてもなんてことなくデスクトップの片隅でちょこんと。
少し時代の変化にしんみりしながらもそれでも変わらず嫌ゴとしてデカい顔してみる。
そんな感じで出来上がったゴーストが「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」です。
ゴースト作成時に気を付けたのは嫌ゴすぎないようにすることでした。
正直言ってあんまり嫌がらせ要素付け過ぎても人が離れちゃいますし。
せっかくのお祭りなんですもん、楽しい顔してもらいたいですよ。
だからタイトルには嫌ゴという単語を使ってますけど嫌ゴ要素はデカいだけです、シンプル!一発ネタ!
でも一発ネタだけで終わるのも味気ないから小さくなるシェルも作ってやったらぁ!
なんかデカいという持ち味なくしてるような気もするけど気にしない!
シェルを変えると分かるんですけど半脱ぎ着ぐるみバニーって正直どうなんでしょうね。
とりあえず見た目とか服装は趣味で描いてみたけど
いったいどんな層にウケるのだろうか…。
そういえばシェルの触り反応で着ぐるみとバニースーツの隙間なんていう
よく分からない反応箇所を作ってあったんですけど気づいた人はいるのかな?
・キャラクター設定の裏話的なやつ
特に裏話的なものはないですけどひとつだけ…
実はこのゴーストと今回お出ししたもう一つのゴーストは繋がっています。
もう一つのゴーストの登場人物の一人が「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」の登場しない元相方です。
・ゴーストマスカレード中に頂いた感想とか
一昔前のデカいだけの嫌ゴだけどちゃんと感想貰えるかビクビクしてましたけど
感想ちゃんと貰えてよかった!
デカいとかコンパクトとか人それぞれなのが面白いですね。
これだけデスクトップの大きさが人によってまちまちに違うんだから
やっぱりデカさで勝負する系嫌ゴは嫌ゴ環境最弱なのでは…?
こうなれば謎技術でデスクトップに合わせて強制的にシェル倍率を調節する機能を…
そんな機能どうすればいいか分からないからやっぱりいいや。
頂いた感想にバルーン位置で笑ったとかありましたねー。
あれはまあ…はい、確信犯です。
元々は人によってはもしかしたらシェルがデカいせいでバルーン位置が変な所に行ったら困るから
意図的に初期バルーン位置を内側に移動させました。
その時になんかいい感じに目隠し?いや、バルーンサングラスになっちゃって
なんとなく面白かったのでそのまま通しました。
・おわりに
「かつて嫌ゴと呼ばれたけれど」ともう一つのゴーストはそのうちサイトで本公開する予定です。
もし気になってインストールして起動してくれたら嬉しいです。
ここまであとがきを見てくれてありがとうございました!
それではー。
あとがきおわる
【箱入庭園】 http://hakoiri.so.land.to/
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ぐちぐちさんがくる! (895文字)
wahoge
小学校の数だけ花子さんがいる。
皆様の通っていた小学校のトイレにはどんな花子さんがいたでしょうか?
私の通っていた小学校では花子さんの噂を聞く事はついぞありませんでした。
さて、かつてトイレの花子さんを題材にしたニッチ狙い(とreadmeに書いてあった)の素晴らしいゴーストが公開された事がありまして、
そのニッチ狙い(とreadmeの下の方に書いてあった)が今日に至るまで私の魂魄には深々と突き刺さっており、
しかしながら、待てど暮らせどトイレの花子さんのゴーストが増える気配がないので、
それならば「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」の精神の
「やってみせ」の部分を私が担当せんと今回奮い立たたせていただいた次第なのですが、
どうにも捻くれ者のやる事はどうあっても捻くれた結果を誘引してしまうようで、
何だか色々捏ね繰り回している内にそもそもトイレの花子さんではなくなってしまいました。
そうして生まれたのが本作、ぐちぐちさんがくる!です。
今回、現実の方の事情等も相まってこのあとがきを描いている段階ではまだまだ本企画を周りきれていないのですが、
果たして、今回のゴーストマスカレードにはトイレの花子さん系ゴーストは登場していたのでしょうか?
皆様のご感想を拝見した限りだとどうもゼロだったような気がします。
その代わりと言っては何ですが、口裂け女さんがコンビで増えていましたね。
口裂け女のアンカートークでニッチな需要とか言ってて申し訳ありません。そんなつもりでは。デザインからトーク、構成に至るまで諸々素晴らしかったです。
前述の通り、本作は本末を転倒してしまっているので
ぐちぐちさんを機にトイレの花子さんゴーストが増える事はないと思います。
しかしながら、叶わないと思った事がポンと叶う事がある事もまた世の常ですので
いずれ第二、第三の花子さんがデスクトップに現れる日が来る事もあるかもしれません。
他力本願の極みになりますが、いつか棚から牡丹餅が落ちて来る時を草葉の陰で夢見させていただこうかと思います。
ないか。
以上です。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは。
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こっくりちゃん (1620文字)
ハコ
・はじめに
はい、「こっくりちゃん」を作ったハコです。
今回もゴーストマスカレードに参加しました。
それではあとがきスタートです。
・ゴースト作成の時のあれこれ話
この頷きゴースト「こっくりちゃん」は最初作られる予定はありませんでした。
正直もう一つのゴーストだけ作ってそれで終わりのはずでした。
ですがたまたま聞いたラジオのネタで「無口だけど身振り手振りで感情表現する恋人」なんてネタを聞いた時に
このゴーストのアイデアがふつふつと湧いてきました。
そうして誕生したのがこっくりちゃんこと宇奈月こくりです。
始めは無口なこっくりちゃんと理解ある彼氏面ユーザーのやりとり云々なゴーストだったのですが
なんかこう…作りづらい!?話が繋げづらい!こっくりちゃんが無口すぎて致命的に\0側に向いてないし!?
どうしよ…やっぱり作るの諦めようか…いやここまで作ったのなら作りたいし。
こうなれば…話作りやすいキャラ作るか。
こうして新たに参戦したのが千葉ナコことバナコさんです。
その際に理解ある彼氏面ユーザーはオミットされました、話の作りやすさの犠牲になってごめんね。
バナコさんは無口なこっくりちゃんに代わりアレコレ話題振る役です。
何かに付けて「~っていいよね…。」これにこっくりちゃんがこくりと頷いて反応する、トークの流れ出来た!
こんな感じで頷いたり頷かなかったりして感情表現を駆使してやりとりする
ゴースト「こっくりちゃん」が誕生したんです!
・キャラクター設定の裏話的なやつ
ここから先は知っておいたら得するのかもしれないし得しない設定サラサラします。
こっくりちゃんについて
こっくりちゃんは…特に凄い何かがあるわけではありません。
ちょっと中学生くらいの年齢で親とちょっと距離感が分からなくなる年頃な女の子です。
あとこっくりちゃんではあるけどこっくりさんとは一切関係ありません、たぶん。
でもゴースト作っている時にこっくりさん要素でも混ぜようかなと思っていたのは内緒です。
あんまり設定を渋滞させて混ぜ混ぜしてもよくなるわけではないですし。
バナコさんについて
謎のおねえさん、大学生くらいだそうです。 あやしいですね。
過去に誰かと何かをやっていたけど嫌気が刺して今のバイトやらよく分からない撮影やらで食いつないで生活している
何に向かって今を生きているんだろうと悩み多き女性です。
実はすさまじく飽きっぽい、というより熱が冷めやすくてすぐ意欲をなくす性格。
気を抜くと一気に無気力になり時間を無駄に浪費して人生を台無しにしてしまう人です。
だけどこの性分は初めからこんなではなく過去にやっていた何かを辞めてしばらく経った辺りから発覚したとか。
本人いわく「なんか私、どんどん年寄りみたいになってきちゃったかも…」
よく「~っていいよね…。」と口癖のように言うが
これは常に意欲を保とうとして無気力感に苛まれないように無意識の自衛でもある。
こっくりちゃんに出会ってからは多少は良くなってきている。
こっくりちゃんはバナコさんによく会いたがるが
もしかしたらこっくりちゃんよりバナコさんの方が遥かに会いたがっているかもしれない。
・ゴーストマスカレード中に頂いた感想とか
「こっくりちゃん」ってタイトル名のおかげでホラーと勘違い続出でしたね。
やっぱりこっくりさん要素を取り入れるべきだったかな?
こっくりちゃんには狐耳を追加しておくべきか…。
あとこっくりちゃんのこっくりっぷりが好評でよかった!
頷きサーフェスがある意味一番面倒だったから作ってよかった。
ユーザーが存在してないのは…一応ユーザーは存在はしています。
ただちょっと干渉が全然出来ないだけです、バナコさんには地味に存在を観測されてますけど。
・おわりに
「こっくりちゃん」ともう一つのゴーストは後々にサイトで本公開する予定です。
気が向いて手に取ってくれたら嬉しいです。
ここまであとがきを見てくれてありがとうございました!
それではー。
あとがきおわる
【箱入庭園】 http://hakoiri.so.land.to/
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しゅくだいが おわりません。 (259文字)
mk
前回のゴーストマスカレードではお米の消費を上げるべくおにぎりゴーストを出したのですが今回は皆様にさっさと宿題を終わらせてもらいたくてゴーストを作りました。
宿題やってください。
毎回、ランダムトークだけかな?って感想をもらっている気がしたのでreadmeにランダムトーク100%ってちゃんと書きました。書いてよかったです。
半分くらい作った後放置していたのですが、y作さんに「シェル描くよ」とお声がけをいただいたので無事に完成しました。インテリなイケメンを描いていただき本当にありがとうございます。
これで宿題が捗りますね!!
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そこになにかがいる (201文字)
祭屋ウタゲ
ウタゲ君です。
今回、「シェルも自分で作ってやらあ!」みたいなことを言ったんですが、冷静に考えてまともに絵が描けないことに気づいたので苦肉の策です。
本当はもっとホラーっぽくしようかなって思ってたんです。でも手癖で作ってたらこうなりました。仕方ないですよね。
あと奇特な方が作者名までしっかり見てくださったようでありがとうございます。ちょっと前にバイオハザードやってたんです。つまりそういう事です。
かゆい
うま
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てす子さんはわからない (903文字)
mkbt
かわいい女の子のゴーストでした。
……はたして、かわいいだけですかね?
・作品の方向性
「何にもなれないこと自体が苦しい人たち」の最大公約数…をぼんやりと想定して作ってました。
別に、当時の自分が深刻に悩んでた訳ではないですね……?
私の作風でめった扱わないもので、かつ私が書けそうなテーマ…といった感じで、この方向性になったんじゃないでしょうか。
「何にもなれない」「何かになりたい」とは、よくある悩みの話ですね。
……よくあるって事は誰でも躓いて苦しんで苦しむし傷も深くなりやすい話ですが。
見直してみれば、あまりにも全方位に拡散自爆なトークを繰り広げるな?と思ったので、提出直前に注意書きを追加しました。
めんどくさいかわいい女の子っぽく(当社比)作ったつもりではあったので、刺さってる方がいてくれて嬉しいですね……。
表情などに関しても、加筆して追加した分がより印象に残ってたり嬉しかったです。
・小ネタ
執筆時点でバレてない小ネタというか…ゴーストを起動してるだけではわからない部分では、
通常ゴーストの相方にあたるサーフェスの名前、フォルダ名…などでしょうか。
・他
メニューにあるとおり、テンション(?)の乱高下があり、触り反応やトークが変化したりします。
おお、なんてことだ。私が制作したゴーストでは珍しい部類の分岐だ。
色々と機能が凝ってて我ながらえらいと思います。
シェルはキャラクターなんとか機の少女セットを使わせていただきました。
「フリーシェルや素材を使わせていただくなら、せっかくなら!」と、
ゴーストに合うように加工してパーツとかアレコレしたい気持ちが強く、色々と加工して表情の幅をふやしました。
トークと表情は片方が増えればもう片方も増えますからね。
言及していただけるくらい印象に残ったようでよかったです。
(正直それもこれも素晴らしい元のセットがあってこそ… フリーライドだという自覚……)
・匿名性
とくに考えずに作りましたね……。
こういうゴーストを作ること自体がカモフラージュになってしまうので……
ハハハ。まるで私がまっとうな美少女作るのが苦手みたいじゃないですか。
……苦手ですね?
普段の作風は、コチラからチェックだ!
http://wei.xxxxxxxx.jp/ghost/main.html
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でぃぐだほー! (1132文字)
みかみ
死体を埋めるための穴を掘っていたらブラジルまで行っちゃった……みたいなゴーストが作りたくて作りました。
たくさん掘ってくれてありがとうございます。ブラジルには辿り着けましたか?
私は3連続で巨女に食べられました。
<仕様の話>
最初は真面目に埋める場所を選択したり、埋める深さも計算して死体埋め成功・失敗ができるゲームにしようと思っていたのですが、ワンクリックで好きなだけ掘れる方が絶対楽しい。私はそう。と思って好きなだけ掘れるようにしました。楽しい!
レベル上げもきちんと経験値から計算しようと思ったのですが、レベルは冗談みたいに上がる方が絶対楽しい。私はそう。と思ってめちゃくちゃ上がるようにしました。楽しい!
ターン数も少なめから始める予定でしたが、イベントとエンディングを作りすぎてちまちま掘るのがストレスになったので、最初からたくさん掘れるようにしました。たくさん掘ってね!
掘るのが目的なら死体埋めでなくても良いのでは? …………ほんとだ?!
できるだけストレスがかからないような設計にしたつもりですが、どうだったでしょうか。メニューも毎回気をつけて作っているので、見やすいと言って貰えると本当に嬉しいです。ありがとうございます!
<イベントの話>
これでも割とセーブしました。もっと不法投棄したい。
音を付けたのは、目を離していても終わったのが分かると便利だなーと思ったからです。悪ノリで増えました。「声」は私もやかましくて好きです。好きって言って貰えて嬉しいイエーーーーーイ! 素敵な効果音はすべて【効果音ラボ】様(https://soundeffect-lab.info/sound/anime/)からお借りしております。ありとあらゆる効果音がありますので、ご入用の方は是非!
<ランダムトークの話>
ショベルで掘るのも土の気持ちになって好き放題掘られるのもえっちだよね! と思ってえっち寄りです。えっちじゃない? そんな。
<立ち絵の話>
ランダムトークがえっちなら立ち絵もえっちがいいと思ってえっちにしました。えっちだと言って貰えてとても嬉しいです。ありがとうございます。
ちなみに悪魔はボレロとフリルとレース以外は紐しか身につけておりません。痴女です。色がないので分かりづらいですが胸も布はないです。あれは紐。腰の下のやつも紐。痴女です。
<キャラクターの話>
・ブレス
天使。手枷。えっちな方。一人称は「ボク」。ユーザのことは、指定がなければ男女共に「子羊ちゃん」と呼ぶ。アンクが嫌い。
本当に天使なんて存在するのだろうか。
・アンク
悪魔。足枷。えっちな方。一人称は「アンク」。ユーザのことは、指定がなければ男女共に「子羊クン」と呼ぶ。ブレスが嫌い。
本当に悪魔なんて存在するのだろうか。
二人揃うことはあまりないですが、ユーザを挟んで大岡裁きしてたらかわいいなと思います。
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ぬれぬれぱんちゅ (0文字)
Dr.Ialice
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ねえ、アルフレッド (1171文字)
石動蛍
寝室の明かりを消すと、今夜もまた彼が現れた。
少女と見紛う容姿だが、愛らしい唇から発せられる声は声変わりを終えたばかりの掠れた少年の声だ。
「ねえ、アルフレッド」
今夜もまた少年はここにはいない、私ではない人物に語りかける。
この家に住んでいた人間について調べたことがあるが、「アルフレッド」なる人物はいなかった。偽名だったのかもしれないし、そんな人間は最初から存在しなかったのかもしれない。「la poupée(お人形さん)」と呼ばれていた少年についても何も分からなかった。彼の本当の名前すらわからない。分からないまま、毎夜私は寝室の明かりを消し、少年の声を聞きながら眠りにつく。
ねえ、アルフレッド。今の私には貴方の気持ちが分かる気がする。この少年は常識を忘れさせるほどに美しい。
こんにちは、はじめまして。私がこの「ゴースト」を作ったAlfredこと石動蛍です。偽名は「やーい!ユーザん家おっばけやーしきー!」と最後まで迷っていましたが自重しました。
アルフレッドではない貴方も、少年の話を聞いてくださりありがとうございます。感想、ファンアートなどもありがとうございます。創作をしていてよかったと嬉しくて胸がいっぱいになりました。
前々から「切ない幽霊話」作りたいという思いがあり、このゴーストを作りはじめました。ですが、最初のうちはキャラクターが定まらず難航していました。そんなときにフリーシェル「いつかの徒花」と出会いました。少年を見た瞬間「ねえ、アルフレッド」という声が聞こえました。そんな気がしたのです。そうしてこのゴーストができました。
切ないというよりも、後味の悪いゴーストになってしまったような気がします……
ユーザさんがこの家に引っ越してきた頃には、アルフレッドはすでに故人となっているでしょう。家を出た後の彼が逃げ切ったのか、捕まってしまったのかはわかりません。一時だけでも理想の「お人形」と二人きりで幸せに暮らしていたのでしょう。
少年は今夜も「アルフレッド」に語りかけます。寝室に入ってくる人間は「アルフレッド」しかいなかったのですから。愛も憎悪も全て「アルフレッド」にぶつけるしかなかったのです。誰の思いもみんな、一方通行です。
ところで、皆様は人形の心というものについてどう思われますか?私は人形の心とはその人形と向き合う人間の中にあるものだと思っています。
幼い頃、私は人形に心が宿り動き出すという物語が恐ろしくてなりませんでした。人を憎み害をなす人形も恐ろしいですが、人を愛し助ける人形も恐ろしいのです。大切な人形がある負突然動き出し「大好きだよ」と言っても私は喜ばないどころか嫌悪するでしょう。私が大切にしていたのは私が心に描くお人形なのです。人形が独自の心など持たないで欲しい。
例えその心が最初から人形に宿っていたものだとしても。
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ねえねえあれなに? (1152文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。ごーとうでした。
例によって、シェル偽装班の作品としてこちらを作成しました。
今回はwahogeさんと組ませていただいています。
折角なので色々語っておきます。
●かわいいかわいいシェルはwahogeさんが描いてくれました!
すごいぞ。カワイイふわふわ金髪ちびっこを仕上げてくださったwahogeさんには頭が上がりません。
ぼくのふわふわなラフから、wahogeさんがいかに可愛く仕上げてくれたか是非見て欲しいので、良かったらTwitterへ見にきてね。(https://twitter.com/GOTOren02 )
容姿はほとんど「おまかせ」でした。しかも、シェル交換の目安として、「ポーズ差分無し、着せ替え無し」とあったのですが、わがままをいって指さしの差分をお願いしてしまいました。偽装の観点からシェルテキストも作って頂き……頭が上がらないネ……。
しかもしかも、指さし差分をお願いする申し訳なさからちびっこの表情は「口の開閉2種のみ」でお願いしていたのですが、視線差分、笑顔差分など豊富に表情差分を用意してくださいました。なんてありがたいんだ!
感謝感謝です。この可愛いシェルを是非今一度お楽しみください。
●ぼくはwahogeさんに謝らないといけないと思った
wahogeさんにシェルを依頼するタイミングでは、「ねえねえあれなに?」というフレーズを言う子供とその保護者っぽいひとのゴーストにしようという構想があったのみ。ぼくはその見切り発車を大変悔いていました。
感想で「1つのネタをベースに複数のトークを書くのは難しいよね」と言及してくださっている方が居たのですが、まさにそう。基本になるネタがあれば行けるやろって思ってた。そんなことはなかった。ネタが出てこない。トークが増えない!!こんなにシェルが可愛いのにトークが充実させられない。どうしようどうしよう。
そうして迎えた、トークを全然数出せないままの提出。
かわいいシェルを描いてくれたwahogeさんに申し訳ない気持ちでいっぱい……。
でも、でもね、107体というゴーストの中では、ある意味ほどよいボリュームだった説もあります。(正座)
●頂いた感想とか
「ねえねえあれなに?」のネタ1本だけではインパクトが弱いかもと思い、終了時にちょっとした不穏を仕込んでおきました。感想くださっている方々がちゃんとザワザワして下さっていて良かったです。
トークを出すことに必死だったので、「街の治安がやばすぎる」「通報して」「引っ越して」という感想をみて初めて「確かに……」って思いました。笑
色んな感想を有難うございました。
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
きっとこの子は、ちゃんとママが見つかって無事に帰れるでしょう。
強く生きていくはずです。だってシェルが可愛いから。
ありがとうございました!
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は_む_ちゃ_! (1132文字)
ツォブンクテット新井
全人類はむちゃ計画代表 ツォブンクテット新井です。
よろしくお願いします。
・「は む ち ゃ !」の話
ゴーストマスカレード4に参加してから数ヶ月後。「ハムスターが回し車を回すだけ」のゴーストを作りたくなりました。昔ハムスターを飼っていたからでしょう。
作業時にデスクトップの隅でハムスターがずっと動いている。疲れたらそれをただただ眺める。いいなぁ、と思いました。
「たったそれだけのゴースト……ゴーストマスカレードに出してみてはどうだろう!」
ということで「は む ち ゃ !」を作成することにしました。
そういうコンセプトのゴーストのため、初めはトークを付ける気がありませんでした。
しかし作り続けるにつれ、トークして欲しい方もいらっしゃるだろうと考えるようになり……。提出の数日前に急遽足しました。
こうして「ハムスターの飼い方知識つきハムスター飼育ゴースト」が誕生しました。
急いだとはいえ、自分の知識と図鑑とを照らし合わせながらトークは書いています。内容に誤りはないはずです(むしろある場合は教えてください)。
・作成時に苦労した点
アイデアがあったにも関わらず、作成自体は伺かアニバーサリー開催後に始めたため、作成すること自体に苦労しました。とにかく時間がなかったのです。
時間がないにも関わらず、慣れないドット絵でシェルを作成したこともあり、大好きな着せ替えをつけられませんでした。マイルール《着せ替えを作る》をゴーストマスカレード4同様破りました。
また何度か起動すると「あなたは~回はむちゃに会いに来ました」というトークが出ますが、これはお楽しみ要素として実績解除システムを搭載しようとした名残です。作業ついでに実績解除出来たら楽しいなと思ったのですが。
正式公開できたら、何かしら足していきたいものです。
・ゴースト名小話
ゴースト名は「は_む_ち_ゃ_!」、readme内ゴースト名は「は む ち ゃ !」になっていると思います。これは私が「ゴースト名に全角スペース入れていいんだっけ……?」と混乱した結果です。
表記する際はどちらでも構いません。お好きな方でどうぞ。
・反応に対する感想
はむちゃを可愛いといってくださる方が多く、嬉しかったです。ありがとうございます。
また何人か「ホラー系ゴーストの横に「は む ち ゃ !」を立たせておくといい」と仰っていた方がいらっしゃいました。
前回ホラー系ゴーストを出した身……、今回は皆さんを癒せていれば嬉しいです。
・最後に
普段はジャンル問わず創作活動をしています。
またサイトには暗く重いトークをするゴースト(若干嫌ゴ?)や明るくて楽しいトークをするゴースト等を公開しています。
気が向いたら是非遊びにいらして下さい。
それでは皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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ひとつのへやで (3066文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。ごーとうでした。
折角なので色々語っておきます。
●やりたかったことは「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応」な弟
実良はもともと「弟」として作り始めました。なので、本質的には弟キャラです。
ぼくが「ユーザの弟」というモチーフを扱ったのは、このゴーストで2体目になります。同じモチーフを扱う上で、このゴーストでは1体目の弟ゴーストで表現できなかった「もっと素っ気ない距離感」を表現したい、という気持ちがありました。
具体的にお話しすると……ぼくが初めて作った「bro.M」というソロゴーストがおりまして、これに出てくるミークという青年も「ユーザの弟」というポジションのキャラクターです。彼には、初期段階では「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応。だからこそ、ユーザに向き合ってちゃんと対応してくれる時に飛び切り可愛く思える」というテーマがありました。ですがキャラクターが定まっていくにつれ、今となっては「片手間な塩対応」だったはずの部分もそれなりに愛嬌のある子になってしまった。それはそれで可愛いので彼は彼のままで良いのですが、やっぱり、「基本的には何かをしながらの片手間な塩対応」、ここを徹底した兄弟ゴーストが作りたかったんです。塩対応なんだけど、イヤな奴ではない。兄弟っぽい絶妙な距離感。
実良はちゃんとそういう子に仕上げられたと思うので満足しています。
●キャラが定まるまで
「ひとつのへやで」は、落書きからそのまんま構想が定まったゴーストでした。
面白かったので、折角なので流れ書いておいてしまいます。
前述のやりたいことを念頭にペンを取りました。
弟が何かして遊んでいる。今なら友達と通話しながらゲームが自然かな。それに対して兄姉が何か言うと、イヤそうにヘッドセットをずらして文句を言う。なんとなく台詞を添えます。塩は塩でも嫌な奴にはしたくないから……「なに?ちょお、喋らんとって。うるさい。しゃあないやん同じ部屋ねんから。今日オレゲームの日やんな?」
横でゲームされてうるさいけど我慢する環境、きっと兄弟で部屋が1つなんでしょう。でもそれだと上の子(ユーザ)が大人しく我慢しているはずがない。弟をこんな自由で生意気なままのさばらせたりしないでしょう。なのできっとルールがあるんです。今日は弟の日なんだ。うんうん。
そうすると、弟の日があるなら兄(姉)の日もあるはず。じゃあその日弟はどう過ごしているかといったら、静かに取り組める趣味……ゲームやる子なら漫画とかかな。うるさかった奴が急に大人しいギャップを強化するために眼鏡もかけちゃおう。ヘッドセットに眼鏡してると耳痛くなっちゃうからゲーム中はコンタクトなんでしょう。トークのネタにもなりそう。うんうん。
そうして大体の要素が出そろいました。あとはゴーストに落とし込むだけ。
弟の日があり、兄(姉)の日がある。この表現の為に2つのモードを作ろう。日ごとに覇権を交代するなら、起動毎にモードが切り替わるようにしよう。
ついでに、色々な関係にできた方が間口が広そうなので、折角だから妹にも出来るように女の子版のシェルを用意しよう。妹にもできるなら、上の子にもできるようにしちゃおう。やってみると案外性別や上下を変えても意外と違和感なく成立する。へえ~。似た2人分の容姿があるので、イラストにするときにはこの二人が姉弟or兄妹という風にできたら面白いかもしれない。となると双子だとそれっぽい。双子設定にしちゃおう。
そんな感じで実良くん実良ちゃんができました。
落書きは折角なのでTwitterの方にあげるつもりです。参加記念のイラストとかも。
良かったら見にきてね! https://twitter.com/GOTOren02
●京都弁のこと
ぼくは生粋の関西人ではないです。が、地元を出て京都で暮らすようになって随分経ちます。
なので、折角だからいつか京都弁のゴーストを作ってみたい気持ちがありました。
とはいえ、実際ぼく自身が使うのは地元の方言と標準語だけ。
リスニングで鍛えてきた京都弁で実良のトーク書いたんですが、エセ関西弁になってたら怖いなと思い……
一部、同期の生粋の京都人に京都弁を監修してもらいました。笑
「せえへん」「しいひん」の使い分けとか(「ひん」は京都弁、京都の中でもお淑やか子が使うイメージらしい)、「~といて」「~とって」の使い分けとか(「~とって」はちょっとぶっきらぼうで、おっちゃんとかが使うイメージらしい)、「~しやん」は滋賀の方の方言だとかとか、普段関西で関西弁を聞いているだけでは分からない学びが色々あって面白かったです。
「『しいひん』は京都人しか言わへんねん。だって『品』があるやろ?」というジョークは、監修してもらってる時同期が言ってたのでそのままトークにしました。滑ってたっていうか、口頭での会話だと誰もピンとこなくて流されてたので「えっ えっ なんか言って ねえ」になってました。ウケますね。
●トークで話しているゲームのこと(と関連ワード)
大体以下のゲームについて言及してました。
トーク内容からでは特定し辛いものも多かったと思いますが、いくつ分かったかな!
・Minecraft(建築、脱出マップ、アスレ)
・Apex Legends(レイス肉、ヴァルキリー、バニホ、別パ などなど)
・VALORANT(ジャンピ、ストッピング)
・Overcooked2(皿、ブリトー)
・Phasmophobia(EMP、ブードゥー人形、レヴ)
・Project Winter(歯車、貯蔵庫)
・GeoGuessr(ド田舎スポーン)
・マビノギ(ギルド、ギルマス、サブマス、通行証、新章のクエ)
・リーグ・オブ・レジェンド(クラン)
・ポケモンカード(抽選当たっただけでも大勝利、SAR) ※一緒に開封してた
・原神 ※ガチャ関連のトークなのでソシャゲなら割と当てはまります
・なんじゃもんじゃ ※ボドゲだけどね
●頂いた感想とか
実良が読んでるのがワンピースだと気付いてくれた方を見かけました。
部屋の主じゃない日、実良が手に持っているのは69巻っぽいなにかです。暇な人は表紙を見比べてみてね。
それから、「画面外のキャラクターと会話しているというのが斬新」といった旨の感想をくださっている方が居て嬉しかったです。とはいえ正直、「なんか誰かと楽しそうにしてる」というモードは人を選ぶだろうと覚悟していました。そこに楽しそうな人がいても自分が楽しいわけじゃないですからね。「楽しそう」を見てニコニコできるかは人それぞれ……。楽しんでもらえたかどうかはともかく、ゴーストの形態として1つの挑戦にもなっていたのかもと思うとそれはそれで面白かったのかなと思います。(ぼくが知らないだけで先人が居そうですが!)
それから、そう、なんと実良には拍手機能が付いていました。お気に入りトークを送信できる機能も。
メッセージを送って下さった方、トークのお気に入りを送って下さった方、ありがとうございます!
嬉しかったです。ちくちく言葉のトークと、くしゃみミュート間に合わないトークはぼくも結構お気に入りです。
拍手メッセージで、「3月に105巻が出たから、これはそれより前に作られたゴーストだ! そして早めに作り始めたということはこの作者は数作出してる可能性がある!」と感想くださってる方が居て、お見事!その通り!と思いながら笑いました。うれしい!
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
みなさんの心にちょっとでも残るゴーストになっていたらうれしいなあ。
ありがとうございました。
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もりのおはなし (9文字)
りすな
シェルは自作です。
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ィリガ・ムュシ (278文字)
ミギキマ
右から読んでね、シュム・ガリィ。
素敵なシェルはホウ酸さんに描いて頂きました。
気だるげな雰囲気と美しい塗りが最高だと思います。
企画恒例(?)の吸血鬼ゴーストを一つくらい作っておきたいな~という思いから方向性を決めていきました。
アンカーを使ってトークを広げていくのをやってみたかったのですが、気付けばほとんどのトークに入れていました。楽しい。
メニュー画面の「血をあげる」「周囲を見る」「話しかける」の項目はちょっとした内容ですが、ランダムトーク以外にも何かあったほうが楽しいかなと思い用意しました。少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。ありがとうございました。
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ウラナイウラオモテ (1087文字)
神夜 みゅん
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
ゴーストマスターの神夜みゅんです。この書き出しも何度目になるだろうかー。
ダンテちゃん可愛いね!という訳で私でしたっ!!
元々は、以前よりもそもそ作り続けていたゴーストをお披露目予定だったのですが、
時間を掛け過ぎてしまったのか大分愛着が出てきてしまい、普通に公開したい気持ちが出てきたのと、
恐らく参加人数が膨れ上がる事を考え、人に見てもらえるか分からない…と急に日和ってしまった為に、締め切り直前に今まで作っていたのを放り出して急に別ゴーストをこさえて始めてしまいました。
今回は一応、そのゴーストのスピンオフ作品となります。
その為、本作ではフリーシェルを2つお借りしていまして、片方は元々作っていた方からの出演に。
白衣のエルフシェルの人がそれにあたります。
名をフィリナ・ラッヘラ、ある理想を追い続けている女性研究者さんです。
その彼女が、理想を追う為の研究の一環として生み出したAIが、今回主役を張ったダンテライト。
少々厳つい名前ですが、AIちゃんの性格モデルは、フィリナの幼馴染「ハオルチア」。
情報先行公開のつもりでページだけ作りましたが、彼女たちが出てくる別ゴーストをなるべく近いうちに公開したいな出来たらいいなと思っています、公開された暁にはよろしくお願いしまぁす!!
https://colorbox.saloon.jp/ghost/42_g_flash.htm
ダンテでお借りしたシェルも、以前から使いたくてセッティングしていたのですが、まさか今回使う事になるとは。
けも耳可愛いよね~~!!
お手元が寂しいよな~と思って突発的に改変を加えたので、よりそれっぽくなっております。
今回自分が提出した作品の中では一番の小粒系なダンテですが、それもそのはずで、今回の制作コンセプトは「ログインボーナス!」
一日一回だけおみくじが引けて、後腐れなく終了できるけど、気軽に会いに行けて……そんな軽めのノリの子を目指してみたつもりです。
まさかネタ被りするとは思ってなかったのですが、感想的にはネタにしやすくて却って美味しかったですね!
にゃん吉/にゃん凶への反応が予想よりも大きくて微笑ましい気持ちになりました。
FAも感想も嬉しかった~~!!
作者予想でも私だけでなく、色んな方の名前を挙げてもらえててウレシッ……!
ただ一日一回となっているはずのおみくじが、実は何度でも引ける仕様のママになっているという指摘には焦りました。
ええ~~!??バグ生んでた?なんてこった。
あとがき公開と同時に正式公開したかったのですが、せめてバグを潰してからでないとやりきれないのでお待ち下さい。
広げた風呂敷を畳むのにちょっと時間が掛かりそうな神夜でした。
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カグラと御籤 (785文字)
みずふ
お疲れ様でした!
カグラと御籤の作者、みずふです。
◇元ネタ
茨城県ひたちなか市の民話「華蔵院の猫」が元ネタです。ちなみに華蔵の読み方は「けぞう」です。
どういうお話かというと、ひたちなか市にある仏教寺院の華蔵院で飼われていた猫が、夜になると袈裟を身につけて猫たちの宴会に参加していたそうです。後になんやかんやあって正体がバレてしまったという内容。
なんで袈裟を着ていたかは不明ですが、寺の猫だとアピールしたかったのかもしれません。
……いや、もしかすると説教でもしていたのかもしれない。
…………わかったぞ。おみくじだ!(謎の推理)
っていうことで、御籤と猫のゴーストができあがりました。
◇楽しかったこと
今回のゴースト作りでは、ユーザさんに楽しんでもらうことよりは自分が楽しむことに重点を置きました。終わってみれば個人的な楽しみ全開な作品ができあがりました。
自分は漢詩が大好物です。
色々な資料を参考にしましたが、自分なりに訓じたり、詩の意味を考える作業は一番楽しかったです。
◇その他ネタバレ
お気づきの方もいらっしゃったようですが、カグラに漢詩の意味を教えた”旅の神子”というのは、ゴースト「佑神奇譚」の常葉あやめです。
自分のゴーストは佑神奇譚が中心にあって、あやめ様は他のキャラ達と出会ったり、影響を与えたりしてけっこう自由に動き回っています。
自作ゴの佑神奇譚、女化原青嵐、カグラと御籤。どれも茨城県にゆかりのあるゴーストです。
御籤の項目「その他」には、ひたちなか市や近隣地域の名所や旧跡のネタが多く書かれています。この辺りはヒントのつもりでした。
◇終わりに
自分が作りたいもの、人に楽しんでもらうもの、どちらをどのくらいの比重で作ったら良いかは毎回悩んでいますが、今回のような趣味全開なゴーストもたまには良いものだなって感じました。
これからも精進して参ります。ありがとうございました。
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キュリアス・ガール (10244文字)
リル (lirues lab.)
あとがき。
初めてお目にかかります。
長い間、ずっとユーザ専でやってきたというのに、なぜかこんなことになってしまったリル(lirues)と申します。
こういう目立つところでなんか書くのは久しぶりなので、指が震える…
とにかく、ちーちゃんこと千夏ちゃんを立たせてくださって、本当にありがとうございました。
★作った背景・ゴーストの目的とか。
実は自分も、こんなことになるとは考えもしませんでした。
ゴマカレーは最初からずっと見る専でしたし、自分ってゴーストとじゃれ合うことは好きだけど、作る方にはあんまり向いてないと昔から思ってきたので…
いつも自分の垢で勝手な考えをつぶやいたりすることが多いため、あんまり目立たない方がいいかな…なんてことを思いながら、ゴースト界隈を楽しんでいました。
千夏ちゃんを作り始めたのは、3月の終わる頃でした。
その時、自分は作品に使いたい面白いネタをあれこれ抱えてて、「これって、どこかにまとめておかないと、そのまま忘れちゃうな」なんてことを思ってました。
元から欲張りというか、ネタになりそうなやつは使いたがる性格なので、「このネタを自分のこの作品に組み合わせると、いい感じに作品が膨らむのでは?」と思うことが多かったりします。
だけど、こういうネタってまとめないと忘れがちで、なんとかならないかなーとぼんやり悩んでました。
そんな時、ふと、思いついたことがあったんです。
「忘れがちな些細なネタを好きなフリーシェルのゴーストに喋らせると、ずっと立たせるわけだから思い出しやすいのでは?」と。
自分ってまとめておくのが好きな方で、ある意味、作品も考えをまとめるためにやってるとこがあるんですよね。
初めてこれを思いついた時には、「その手があったか!」と本気で思いました。
こんな流れで、好奇心マシマシな千夏ちゃんの原案が出来上がったわけです(名前はあとで思いついたやつですが)。
最初にはクールでハードボイルドで、思わせぶりで「~だね」みたいな口調で喋る、今の千夏ちゃんから考えるとすごく違和感のある子になる予定でした。
「本当のことを言うとは限らない」のも、相手をからかったり、「自分で真実を調べてほしい」みたいな感覚だったんです。
い、今の適当な千夏ちゃんとは大違い…
あのれどめでシリアスな展開を考えていた方がいたら、本当に申し訳ありませんでした…!
そこで、急に昔から好きだったフリーシェルの一つ、つまり今のシェルのことを思い出して…
なんとなく、あのシェルがぴったり来たんですよね。
昔から、すごくかわいいのにゴーストとしてはあんまり見かけないなぁ…とずっと思ってて、この機会に自分から使ってみるのはどうだろう、と思いつきました。
まさかあのシェルを、自分で使うとは思いもしませんでしたが。
ほんと世の中、どう転ぶかわかんない…
そこで、使いたかったあのフリーシェルを久々に見てみると、なんとこの子、表情がすごくクルクル変わる!
元から考えてたハードボイルドでクールなイメージが、まったく使えなくなった瞬間でありました。
もちろん、最初のイメージを貫くことも出来たんですが、やっぱりあのクルクル変わる表情が、とてもかわいくて…
これは使わないのは、あまりにももったいない!ということで、好奇心旺盛な性格と口調(「だよ」など)を引き継ぎ、今の千夏ちゃんが出来上がったわけです。
最初と方向性は少しズレてしまいましたが、今になっては、千夏ちゃんがかわいくてかわいくて困ってます(後述)。
それからはずっと、千夏ちゃんのトークを書いたり、触り反応を作ったり、あれこれやってました。
個人的に、キャラをあるくらい書き切るためには50個ほどはランダムトークがほしいと思ってたので、できる限り、始めはトークの数を増やすのを目標としてました(結局、ほとんどのトークは消さなかったのですが)。
最初のトークはかなりぎこちなかったんですが、だんだん千夏ちゃんのことを掴めるようになってきて、「世界は奇跡で満ちている」のところから、千夏ちゃんはこういう子だな、とわかってきた気がします(あと、バスから見える遠いところ~とか)。
さとりすとという素晴らしい文明を使わせていただいたのですが、やっぱり初めてのゴースト作りはかなり大変で…。
今回のシェルにsurface.txtがないのも作る途中に気づいて、初めはランダムトークで誤魔化したものの、やっぱり触り反応もやってみたいな…と思い、手作りでなんとかでっち上げたりしました(提出後に、あまりにも初歩的なミスを指摘され、「あわわわわ…」と焦ったりも)。
今から振り返ると、ヤバいくらい試行錯誤の連続だったなぁ、と思います(遠い目)。
replace.txtって、すこぶる便利な文明ですよね…(途中までずっとウェイトを手書きしてた人)。
そんな感じで、4月の間、ずっと(伺かとは関係ない)別の作品を進行する傍らで、ちーちゃんこと千夏ちゃんの作業を進めておりました。
た、大変だった…
こういう、何かをこっそりと計画・実行する経験がとても久しぶりだったので、上でも語った通り、あらゆる意味で試行錯誤の連続だった気がします。
変にこっそりと進めてたから、疑問点を聞くところもあんまりなかったし…
里々wikiだったり、ゴマカレーのテンプレゴースト、そしてテックウィンのゴースト制作連載にはとてもお世話になりました。これがなかったら詰んでた…
ちなみに、初めからゴマカレーに参加するつもりはあんまりありませんでした…というか、確定していませんでした。
基本的にプライベートゴーストとして作って、ちゃんと形になりそうなら参加してみようか、と思ってました。
なので、4月の間ずっとトークを書いてきて、50個くらい埋まってから、「これくらいならいいかな」と思った次第です。
参加の理由は、偽名でもあるように「枯れ木も山の賑わい」。
自分の参加で、少しでもゴマカレーが盛り上がったり嬉しいなぁ、という理由でした。
やっぱり、お祭りはみんなでワイワイするのが楽しいですから。
怖くなかったと言ったら、もちろん嘘になりますけど。
でも、やっぱり思い切って参加できてよかったかな。
★そうやって作ってみて、立たせてみてからの感想。
か、かわいい。
クルクル表情を変える千夏ちゃん、かわいい…
4月には(他の作品のことを除くと)、ずっとこんなことばっかり考えながら過ごしてた気がします。
目の前で、いわゆる「うちの子」が、トークの内容によって顔を変えながら喋ってくれる。それも、自分が昔から大好きだったフリーシェルで…
すごく、やりがいがありました。
あんまり完成されたビジュアルを目の前にして作品をやったことがなかったので、今回の経験は、とても新鮮だったと感じてます。
もちろん、「うちの子補正」が入ってるとこは否定できませんけど。
特に、自分の作った触り反応に千夏ちゃんが反応してくれるのは、とても、とっても楽しかったです。
ついノッてしまって、変に腰(横腹)の手当て・くすぐり反応までつけてしまったし…
自分から考えてもニッチそのものですが、少しでも誰かに響いてくれてたなら嬉しいです。
触り反応を書くこと自体は大変だったんですが、それでも、千夏ちゃんを撫で回すのはすごく楽しくて、「うちの子」ながらワクワクしてしまいました。
あとは、やっぱりこういう作風の女の子がずいぶん久しぶりだな、と…。
千夏ちゃんでわたしのことを知っていただいた方にはしっくり来ないかもしれませんが、基本的に自分はニッチで不条理な状況を描く方が多いので、千夏ちゃんみたいに「普通」にかわいい子を描くのはずいぶん久しぶりだったんです。
…いや、千夏ちゃんもやべーところはたくさんありますが。
いつも尖ったことばっかやってきた身としては、すごく新鮮な経験でありました。
★千夏ちゃんのトークを書く時に気をつけたところは。
・話し言葉を徹底すること(だらだらと喋ってる空気を出すこと)
・トークでも千夏ちゃんが言ってた通り、「自分には受け入れられないことでも、誰かにとっては大切だよ」ということをちゃんと書くこと
・基本的には素(と、それに近い表情)で回して、変わってる顔だったりテレ顔は、ここぞという場面で意識的に使うこと(見せ顔として扱うこと)
・ユーザさんの存在を意識して話しかけること
こんな感じでした。
自分の垢をご覧になった方はお察しの通り、わたしは日本語がネイティブではないので(ただの外国人)、話し言葉を扱う時には、いつも「間違ってたらどうしよう」なんてことを思ったりしちゃいますが…
やはり、昔から「キャラクターの喋り」ではどの言語でも「話し言葉」を大事にしていきたい、とずっと思ってきたので、そういうのは丁寧にやっていきたいと思ってます。
千夏ちゃんの喋りは、書いててすごく楽しかったですし、新鮮な気持ちで書いたり聞いたりできました。
書く時に、できる限り「声を出して喋っても違和感がない」を目指したのですが、実際はどうだったのでしょうか。
自分としては、真夜中にだらだらと喋ってくれる千夏ちゃんから、どこか「声」らしきことを感じた時もあったりして、なぜか心地よかったです。
テレ顔で「むぅ」とかいう千夏ちゃん、かわいい…
すでに語った通り、ほとんどの場合、広すぎる意味の「女の子」をよく描く自分からすると、ここまで普通(?)の女の子が書けたのは、実に久しぶりであるような気がします。千夏ちゃんはやべーとこもあったりしますが。
使わせていただいたフリーシェルは、すでに語った通りクルクル変わる顔がとてもかわいいので、いつもの顔(素とか)を除く表情は、出来る限り大切に使っていきたい、と思いました。
なので、あまり使いまくる感じではなく、ここぞって場面で印象に残るように、というのを意識してます。
とはいえ、千夏ちゃんのテレ顔はすごくかわいいので(中身がゴマカレーテンプレだった頃から惚れてしまった)、特に触り反応などで、すごく使ってしまったんですが…
ひょっとしたら、自分は千夏ちゃんのテレ顔を見るために触り反応を書いてたのかもしれない…!
あと、だらだらトークしつつ、「こちらのことを意識する」のも大切にしておりました。
千夏ちゃんからのユーザ像って、お察しの方もいるかもしれませんが、あえて明らかにしておりません。男でも女でも、どの年齢でも、自分ではない「架空のユーザ像」を作って触れ合ってる方にも問題ないような作り方をしたつもりです。
これについては、少しだけ自分語りになってしまいますが…。
個人的に、伺かの強いところは、「主人公ではなく、ユーザ――つまり、自分がゴーストに触れ合えて、認識される」だと思ってます。
もちろん、すでにくっきりしたユーザ像の存在するゴーストもいるんですが、それでも、他の媒体より「自分が認識されてる」という印象が強い(個人の感想ですが)。
自分は昔から、ゴーストのそういうところが、特に印象深かったりしました。
自分って、どうしても「普通」じゃないし、「自分」として見えてもらえることが非常に稀である(これは個人の事情ですが)。
そんな自分に、そのまんまを見てもらえるゴーストという存在は、とても興味深いものだったんです。
ということで、千夏ちゃんのトークを書く時には、そういう、「誰がユーザでも問題ない」受け取り方が出来てたらいいなぁ、と思ってました。
そもそも、千夏ちゃんがユーザに話しかけてきたのは、ユーザがどんな存在だったとしても、それだけで「興味深い」存在だったんですから。
あなたは自分自身のことを「面白くない」とか思ってるかもしれないけど、千夏にとっては、十分興味津々な存在である。
…本人も似たようなことを口にしてますが、そういう思いが籠もってたりします。
★千夏ちゃんについて。
かわいいですよね。
これはさんざん言ってきたので、千夏ちゃん自身についての話をすると…
千夏ちゃんのコンセプト…というか、想定した立たせ方は。
「真夜中、誰もいない部屋で、ラジオを流しておく感覚でだらだらとトークを聞いて、時折ハッとする」
でした。
やはり真夜中みたいに静かな時に、ゴーストを立たせておくと満たされるんですよね。
自分の場合、音がするとどうしても集中ができないことが多いので、特にそうなるんですが…
そういう時、ラジオ代わりに千夏ちゃんのだらだらトークを聞いて、和んでいただきつつ、時々ハッとする。
そう立たせていただけると嬉しいなぁ…と思いながら、千夏ちゃんのトークを書いてました。
トークを書きながら実感したんですが、ある意味当たり前ではあるものの、既存の好きなゴーストの影響があっちこっちに出てる…
誰かから影響を受けるのは誇らしいことだと思ってますが(好きな作品からの影響だし)、個人的には少し照れくさかった覚えがあります。
どれほどバレてるのかは、自分でもわかりませんが…
そこらへんも含めて、微笑ましく見守っていただけていたら嬉しいです。
千夏ちゃんの距離感、本当に謎ですよね。
ここらへん、果たしてユーザさんにはどう受け取られるんだろ?と、トークを書きながらずっと考えてました。
千夏ちゃんは、確かに知らない人にだってズバズバと話しかけちゃうけど、「気になった」人にしか話しかけない。
だから、ずっと気になってる店に入れなかったりするし、人のプライベートに踏み込んでいくこともあんまりない。
そしてユーザさんは、千夏に「変人」、つまり「どこか変わった人」として、急に話しかけられたわけですが…
やっぱり、腰をつついたり、ほっぺをぷにぷにするのって、普通じゃ出来ませんね。
千夏ちゃんは、そんな感じで「普通じゃない」存在を感じ取るのが得意なんです(自分では気づいてませんが)。
そんな感じで、千夏ちゃんは好奇心旺盛なんですが、すでにお察しになったように、かなりズボラ…というか、適当なところもあったりします。
別にベタベタする性格でもないのに、自分の名前を「ちーちゃん」って言ってるのもそれが理由ですね(本名を口にするのすら面倒くさがる子なんです)。
だから、ある意味知ってることがガバガバなところもありますし、マイペースなところもそこそこあったりします。
そこらへんは、どっちかというと自分と似てる気がしますね。
千夏ちゃん本人も言ってる通り、適当すぎるところはありますが…だからこそ、あらゆるところに興味を持てるというのもあると、自分としては思ってます(興味を持たない分野もありますが)。
なので、千夏ちゃんの言うことは(わたしたちの世界では)「本当のこと」じゃなかったり、不正確だったりするかもしれませんが。
そこらへんは、世界線の差として、もしくは千夏ちゃんの適当なところとして笑い飛ばしていただけると助かります。
千夏ちゃんがきっかけで、何かに興味を持たれたり、軽く調べてみたり…。
そういう偶然が提供されていたら、千夏ちゃん(と自分)としてはとても嬉しく思います。
「世界は奇跡で満ちている」
千夏ちゃんのトークを書き始めてから、少し時間が経った頃、なんとなくこんな文句を思いつきました。
自分から考えても、千夏ちゃんの「世界観」を本当によく表している文句だと思ってます。
千夏ちゃんと長く付き合った方ならおわかりだと思いますが、千夏ちゃんは別に、この世界が希望だらけのところだとは思ってない。
それでも敢えて、千夏ちゃんは「世界は奇跡で満ちている」と思ってます。
辛いことも、知りたくないことだってたくさんあるけど、それでも、この世の中はきっと楽しいところ。
千夏ちゃんの持つ好奇心は、つまり、この「楽しいところ」に繋がってるとも言えますね。
別の言葉に言い換えると、「未来への信頼」、になるかもしれません。
自分自身も、そこらへんは千夏ちゃんと似たような感じなので、その考えに共感しつつ、それでいながら「自分とはまったく違う」存在として、千夏ちゃんのトークを書いていきました。
作品をやるって、自分とは違う存在を「演じる」楽しみもあると思ってますが、今回、千夏ちゃんからはその楽しみをたくさんもらった気がします。
腰の弱い千夏ちゃん、かわいい…
自分も知らぬうちに、腰反応がだんだん増えてく…
★公開されてからのこと。
さ、さすがに107組は読めなかった…!
自分も含めて煩悩の一つだとか、すごく胸熱でしたし、嬉しかったです。
いつかゴマカレーで100組は超えてほしい!と勝手に思ってはいたけど、本当に超えてくれて嬉しかった反面、回るのは大変でしたね。
作者として参加した方も、見て楽しんでいた方も、みなさん、本当にお疲れ様でした…!
あと、何よりも感想が嬉しかった!
自分って、「自分の作品って、果たして誰かにわかってもらえるのか?」とつい考えてしまう人間なので、今回の感想は一つ一つとても大切で、噛みしめるような感じで読んでいただきました。
嬉しい、嬉しい、ありがとう…。
今さらですが、「誰かに見てもらえた」というのは、とても嬉しいことなんですね…
まさかのファンアートまでもらってしまい、「こ、これがファンアートをもらった作者の気持ち…!」みたいな感じになってたりもしました。
生まれて始めてのファンアート、すごく嬉しかった…。
何度見ても飽きなくて、感想もファンアートも、10回は繰り返し眺めてた気がします。
千夏ちゃんの名前も、本編には出ないから「これって、永遠に気づいてもらえないやつなのでは?」なんてことも思ったんですが、ちゃんと見ていただいたことがわかった時には、すごく、ものすごく嬉しかったです。
本当に、様々な感想があって、ニヤニヤしながら読ませていただきましたが…
その中でも印象に残ってたのが、ChatGPTの方を話題にしてくださった感想でしたね。
こういうのを口にするのは恥ずかしいですが、その言及を見てから初めて、「自分って、どうしてあそこまで優れた最新技術を、ただの怪しい知識のために使おうとしたんだ…?」と疑ってしまいました。自分事なのに…
別にChatGPTのことを不信してたわけではありませんが、ここらへんはきちんと語っておいた方がいいと思うので、どうしてChatGPTを使ったのか、そしてどんな感じで使ったのか、をちょくっと話していきたいと思います。
そもそも、初めて「自分の持つネタを語ってくれるゴーストがあれば捗りそう」と思ったきっかけとして、自分の中で、ChatGPTに様々な定義を「女子高生の口調で話して」と頼むのが流行ってた、というところがあったりします。
これは自分の垢でも話題にしたため、知っている方は知ってるかもですが…。
アレをあらゆるやり方で使いこなす事例を見ながら、「これはどうだろう」と、個人的な楽しみ方の一つとして、ChatGPTに「女子高生の口調でXXについて語って」みたいに何回か頼んだりしたんですよね。
そうすると、つい固くなりがちなそういう知識の語りが、なんか自然に受け入れられる…というか、わかりやすくなってて。
千夏ちゃんを作ろうとした理由の一つには、この時の経験もかなり反映されてたりします。
つまり、ChatGPTに「女子高生の口調で」とお願いするだけだと、どうしてもキャラとしての個性は薄くなるけど、それを「千夏ちゃんの口調で、千夏ちゃんの考え方を反映して」話すことによって、応用が利いたり、キャラが際立ったりする狙いだったわけですね。
もちろん、ChatGPTだけが千夏ちゃんのネタのソースではなく…
千夏ちゃんのフォルダーの中を覗いてみた方ならご存知だと思いますが、実はささやかながら、「参考資料」というテキストファイルが存在します。
ここには千夏ちゃんの読み方や、千夏ちゃんの話のネタであるいくつかの参考資料、そして千夏ちゃんの一言コメントが載ってたりします。
つまり、千夏ちゃんのネタはChatGPTだけではなく、実在する本だったり、自分(千夏ちゃんと言うより、作った自分)の聞いたり見たりしたことも、かなり混ざってるわけです。
そもそも、話のネタにChatGPTを参考したということはあくまでメタ的(作り手として)の話であり、千夏ちゃんにとって(作った自分が)ChatGPTで教えてもらった知識が語られるトークは、ただの「誰かに聞いたり、ネットで見た話」に過ぎなかったりします。
れどめの「ChatGPTを使ったところがある」って記述は、いわゆる著作権的な話(メタ的な意味で、あちらの答えを使ったところがある)になるわけですね。
千夏ちゃんのトークを書いた自分からすると、ChatGPTは「千夏ちゃんにとって、正確ではないかもしれない、でも完全に嘘だとも言い切れない、ネットなどで得たあやふやな知識」を作者が手軽に得られるところとして取り入れたつもりだったので…
ここらへん、ちょっとややこしいかもしれません。申し訳ない…!
そういや、今回のゴマカレー、案外ChatGPT(のネタ)を使った子がそこまでいなかったですね。
普段からその手の話をちょくちょくツイートしてたため、「こ、これは、バレる展開か…?」とちょっとガクブルしておりました。
来年のゴマカレーのラインナップも楽しみ…!
後は長くなりそうなので、ちょっと巻きで。
・千夏ちゃんがいっぱいかわいいって言われて嬉しかったです。4月までは自分一人でかわいいかわいい言ってたので…!(耐えるのが大変だった)
・初回起動の感想にはかなりニヤニヤしてました。千夏ちゃん、やっぱり距離感がおかしいんですよね…!(作者が喜ぶところなのかはともかくとして)
やっぱり「キュリアス・ガール」という名前であるだけに、ここらへんは普通の子とちょっとズレてるんです。ちょっとところじゃない気もしますが。
・千夏ちゃんのテレ顔にかわいいと思ってもらえたのも嬉しかったです。
っていうか、千夏ちゃんのことで、千夏ちゃんのフリシェのファンアートが見られたのが(個人的には)すごく嬉しかった…!
元からかわいいとずっと思ってたシェルなので、少しでも、千夏ちゃんでそのかわいさがみなさんに伝わってたら幸いです!
まだまだ、語りたいことはあれこれありますが…
本当に長くなっちゃいますので、今度はこれくらいにしておきたいと思います。
改めて、本当にありがとうございます!
みなさんの感想一つ一つが、自分にとって、素敵な宝物になりました…!
★これからのこと。
実は正式公開のために、千夏ちゃんからの切り替え反応を作ってます。
基本的にゴマカレー参加ゴーストさんを中心として、自分の入れてるいろんなゴーストさんに対応していけたらいいな、と思ってるところです。
やっぱりちーちゃんのことだから、ああいうユーザさんからの(すごい)話には興味津々になるんだろうし…
そもそも、ゴースト界隈のぶっ飛んだ住人たちの話を千夏ちゃんに聞かせて驚く姿を見たいのは、作者の方だし…
そんなわけなので、相手のゴーストさんのイメージを尊重しつつ、千夏ちゃんらしく仕上げていきたいところです。
こちらから千夏ちゃんに話してあげる(教える)形となるので、どうしても対応が難しいゴマカレーゴーストさんもいると思いますが、そこらへんはご理解いただければ…
もちろん、今回の同期(?)の子にも続々対応していきますので、楽しみにしていただければ嬉しいです…!!
あとは、なんか面白いことが出来たら嬉しいなぁ…
具体的には、どうやって具現するのかは見えてませんが、12月の頃にはアドベントカレンダーっぽいモノが出来たらいいなぁ、と思ってます。
やっぱりお祭りの一つとして、自分も千夏ちゃんもクリスマスは大好きなので…
でも、どうやって具現すりゃいいんだろ。
まだ里々のことは触りたてなので、わからないとこだらけだったりします。(ガクブル
自分の場合、せっかく個人のサイトも持ってるわけだし、自分のとこで公開していきたいところですが…
ネットワーク更新の経験などまったくないので、今から上手く行くかどうかが心配です(遠い目)。
★最後に。
こうして千夏ちゃんを作ってて、「ゴースト作りって楽しいなぁ」と思っちゃったので、公開はともかくとして、これからもプライベート用のゴーストをちょくちょく作っていきたいと思ってます。
なぜプライベートなのかと言うと、やっぱり語った通り、「自分の考えのまとめ」みたいなノリになると思われるので…ひょっとしたら炎上するかもしれないし…(ガクブル
それでも、「このくらいなら公開してみてもいいかな」みたいな感じになったら、こっそり公開してみるかもしれません。
っていうか、好きなフリーシェルの子がイキイキしてるとこを見てみたい…
やっぱり、今になって公開停止されたフリーシェルを使った子は望めないので…
普段は千夏ちゃんとは正反対である、ニッチでやべー作品ばっかりやっておりますが、もし気になった方は、そちらもよろしくお願いします。
(確実に日本語の作品をお読みになりたい方は、なろうの方をオススメします…!)
★個人サイト:https://lirues.cafe24.com/lab/
★小説家になろうの作者ページ:https://mypage.syosetu.com/1636996/
ここまでだらだらと長いあとがきを読んでいただき、本当にありがとうございました。
自分は、ちゃんとゴマカレーで、山の賑わいになっていたのでしょうか?
少しでも、千夏ちゃんがみなさんの心に響いてたら嬉しいです。
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ケモミミ男子詰め合わせ5-お試しパック- (141文字)
ミギキマ
ゴーストマスカレードに乙女向け作品を提出する実績が解除されました!
5体分詰めたのは「これは今までの分!」という気持ちです。
他の男子に変更の画面でランダムに表示される文字化け風の選択肢を選ぶと、案内役の話も聞けるので興味がある方は試してみてくださいね。それではありがとうございました。
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ゲームしながら (71文字)
橘 朔夜
一緒にゲームをしてくれる友達が欲しくて作りました。
でもマルチプレイのゲームのことが何もわからなかったので、一人でゲームをする友達ができました。
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スパチャしようぜ! (418文字)
くずもち
豚の貯金箱ことくずもちです。スパチャしようぜ!
今回提出した3作の中では最後に思いつき、2番目に提出しました。小ネタなのもあり、構想から2日くらいでした。
気軽にポチポチできるものが好きなので、自分が楽しいものを作りました。おすすめの使い方はスパチャするたびにリアル貯金箱に同額をぶち込むことです。スパチャしながら金が貯まる!すごい!
フリーのアイコン素材もお借りしつつ、システム画面風にチャット画面を作るのが楽しかったです!
当初、花音は「有名配信者になりたいが人気が出ないお嬢様」でパッとしない子の予定だったのですが、お借りしたキャラクターなんとか機「少女シェル」様が可愛すぎる誤算も。
トークがかなり少ないのですが、せっかく花音が可愛いのでもっと増やしてあげたかったですね。
また、余力があればスパチャ累計額でなんか…やりたかったのですが…何も思い付かず!
花音のビジュがとってもかわいいので何か思いついたら今後考えたいです。
スパチャしようぜ!
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ダチュラの天祐 (1222文字)
ふーれん
どうも、ふーれんと名乗っている者です。
辿葉くんのイラスト・ダチュラの天祐の感想を
描いてくださった方々、本当にありがとうございました。
このあとがきが公開されてる頃に正式公開出来てたら
いいですよね。
流石に同時は無理ですけども。
前回の4での"割る(不正利用)"行為も、
充分クリエイターやその周りを殺す行為ですが
今回は血みどろな方の殺す行為でした。
またなんか色々ダラダラ書いていこうかと
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・初回起動で登場したスマホでの呼び出し。
前回の認証と同じく、これがまず第一にやりたいこと!でした。
「自分がお迎えしてるゴーストさんの中では見たこと無い事したいぞー!」
なんて思い立って這いずり回った表現だったのですが、
自分が知らないだけで多分探せばいる?のか?この広い伺か界隈…。
スマホじゃなくても、ガラケーポチポチとか。
身近にいらっしゃってて、発見できていなかったらどうしよう。
スマホで呼び出す内容はナンパされた時の紙でも、
身寄りがなくなったからコイツ頼れという内容でも
なんでもよかったはずなんですが、こんなことになりました。
まあナンパは尻軽ユーザって…コト!?ってなってもアレですし、
身寄りはまた新たな問題が産まれていたかもしれないので
これでよかったのかも。…良くはないな。
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・呼び出された辿葉くんについて
一応ユーザラブ属性のチャレンジだったんですが、不慣れなのが見えて浅かったと思います。
自ゴの百合っ子で想像力が足りずに苦戦した経験を活かして
特定の傾向を扱うサイト・小説を読み歩いて勉強しつつ、お話してもらったのですが
ん???となった方、申し訳ない。もっと勉強が必要ですね。
ただトークの内容に偽りなく、ユーザさんだけに頼られたくて
ユーザさんだけに尽くしたいだけで何も裏は無いはずです。
信じてあげてください。
・配色の話になりますが、彼のカラーは一応「黒」のイメージです。
あくまでイメージで、シェルに置かれているカラーは「緑」ですけども。
というのも、人間さんって目が疲れている時やストレスが絡んだ時
黒は"深い緑"に見えることがあるんですよね。
でも、疲れている時に和らぐ・癒されるから
見ると良いと言われる色も緑だと言われてます。
ユーザさんは初殺を成し遂げ、興奮状態かつ疲労困憊では?というのと、
じゃあ癒されるカラーがいいよね!的なアレがそれでこうなりました。
そこから更に補色現象→幻覚と連想して、増えたトークもいくつか…。
手が汚れて見えるとか、幻聴が聞こえるだとか。
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・ちなみにダチュラと決めた一番の理由ですが、
「ここで自首を促すんでなく、匿うのは
優しさじゃなくて甘やかしの毒だよなあ…」という面からです。
花言葉を借りるなら「偽りの魅力」でしょうか。
毒の効果とか、言葉とかで「辿葉くんも幻覚説ある??」
ってなってもアレなのでここだけ明確にしておこうかなと…。
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以上になります。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
お疲れ様でした。
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ドローンエンジニア (1323文字)
ごーとう@GoEast
舞踏会おつかれさまでした。
自分のフリシェを自分で使ったごーとうでした。
折角なので色々語っておきます。
●「自分で使うならなんでフリーシェルにしたんだ!?」
と、自分でも思いつつ、マスカレード的にも許される冗談になりそうかなと思って使ってみました。
結果的に、「ごーとうっぽいけどごーとうがごーとうのフリシェを使うだろうか……?」といった感想も見ることができて良かったと思います。
「ドローンエンジニア」のシェルは、自分が作る世界観より素敵なSF作品のシェルとして誰かが使ってくれることを期待してフリーシェルにしたはずでした。でも後々、その容姿を思った以上に気に入ってしまって……両手をワナワナさせ、大事なドローンを壊されてブチギレてるとこがみたくて……そんな気持ちから作り始めました。そのせいで、初対面から覚えのないことでブチギレられたであろうユーザさん方はちょっとだけ気の毒ですね。
そして、自分で使ってみると分かる。
このフリシェの使い勝手の悪いこと悪いこと!
アニメーションの扱いが使い辛すぎたので諸々修正と変更。表情サンプルの画像に記載した番号が数か所間違っていることにも気付きオイオイオイと思いながら修正……などなど。使う気で使ってみないと気付けない部分ってめちゃくちゃありますね。それが分かったのも、自分で自分のフリシェを使ってみて良かったとこと言えそうです。
すぐに公開している方も治そうと思いつつ、いや提出前に修正して修正版を使ったら露骨過ぎるのでは……?と踏み止まりました。作者が公開されたら時期に修正版に差し替えるつもりです。作者本人が既に使ったフリーシェル……?と思わなくもないですが、もしよかったら、是非使ってくださいね。
かわいいので……。
●作り始めのドクターと完成したドクター
ブチギレ顔を使いたい!という動機から勢いで書いた初回起動トークでは、ドクターは、ユーザを「ポンコツ!」「これだから旧式は」と罵る、自信家で口の悪い少年でした。ですがキャラクターを深堀するための質問項目の1つとして【生い立ちについて】を書き終えたあたりで、「あれ? こうやって育って来たならこの子はこんなこと言わないな」となり……辻褄を合わせる為に修正を重ねる内、大人な物言いをする優しい良い子になってしまいました。
これはこれで可愛い子になったと思います。口悪少年の名残もちょっとある気がしますしね。かわいいね。
●何気に初めてのコンビゴースト制作
ドクターは一人で喋ることも多いですが、何気に初めてのコンビゴースト制作でした。
オルビスくらいトンチキで適当なノリで喋らせられる子がいると会話させやすくていいですね。
オルビスの発言はTwitterに呟く時くらいの気持ちで書いてたと思います。
●こだわり気付いた?
オルビスを撫でているとき、えらい子はなでなで。つまりドクターもなでなで!という旨のトークが発生することがあります。この時30秒間くらいだけドクターの撫で反応が違うんですよ! 気付いた人いたんでしょうか? やってみてね。
●おわりに
楽しく作って楽しく参加できたのでよかったです。
みなさんの心にちょっとでも残るゴーストになっていたらうれしいなあ。
ありがとうございました。
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ビスクドールは語らない (2033文字)
淀橋
これで今日からみんなゴースト開発者だ……!
というわけで今回の球体関節枠でした。
こんな美しい球体関節シェルを使わないわけにもいかないでしょう。
ずっと使いたいと思って機を伺っていたのです。
今回は諸々のアイディアとの相性もあり、絶好の機会ということで開発に至りました。
ここではその経緯を中心に語らせていただこうと思います。
【シェルについて】
びゅーてぃふぉー!
何度でも言いますが、やはり球体関節は良いものです。
シェルについて改変した場所は一か所だけ。
将来的に着せ替えができるように、服の着せ替え定義だけちょっと弄りました。
着せ替え…したい……。
【トークしないゴースト】
アイディアの根底にあったのは「話さないゴースト」でした。
以前から話さないゴーストの構想自体はあって、自ゴの「1から10までエロゴテンプレを説明してくれるわんこ」でもミュートモードとしてトークをせずにニコニコするだけの状態を実装しています。
これだけでもなかなか可愛らしいものです。
バルーン出ないため作業の邪魔にもならないので、ゴースト開発時にもなかなか重宝しておりました。
【スクリプトログ】
しかし、それだけでは物足りない。
ただ話さないゴーストからもう一歩踏み込みたい。
そう考えて作られたのが今回の「スクリプトログからトークを見る」というアイディアでした。
このスクリプトログにだけテキストを表示する機能、もともとは先の「1から10までエロゴテンプレを説明してくれるわんこ」で使われていたデバッグ用の機能でありました。
当時もこれを使って何か面白いことができないかなと思っていたのですが、いまいち形にならず。
たしか「トークの裏側で通信を不正に傍受するゴースト」を作ろうとしていた記憶があります。
スパイ物のゴーストが作りたかったのです。
それから時を経て、今回の「人形は話さない」という設定とかみ合ったから採用しました。
【謎解き要素】
さてそこで問題発生、「開発者機能をONにしないとスクリプトログは見られない」ということに気付きます。
とはいえ、開発者機能をONにするように直接誘導するのは気が引けました。
若干無粋というか品がないというかそんな感じがして抵抗があったのです。
そこで、急遽謎解き形式を採用することに。
リドルめいたテキストを考えて仕込むのはなかなかに楽しいものがありました。
ややわかりにくかったかな、と思ったのですが、
思ったよりも多くの人が正解に辿り着いていたのでホッとひと安心。
楽しんでいただけたとの感想もあり、嬉しい限りでした。
【雰囲気づくり】
トークができるようになったのでコンセプトを決めることに。
コンセプト自体はすんなり決まりました。
シェルのイメージから骨董品というアイディアが浮かんできたのです。
そこで、不思議な骨董品について話すゴーストにすることに。
加えて、もしもスクリプトログの仕掛けに気付けなかった場合も楽しんでいただけるよう、「メニューで骨董品を見つける」という行程を追加しました。
そして、メニューで見つけた骨董品について「彼女」が話す、というのがこのゴーストの大まかな流れです。
骨董品のモデルはフリーゲーム「CardWirth」で入手できるアイテム、
カードゲーム「Magic:The Gathering」のアーティファクトと呼ばれる不思議な道具たち、
それから、私が「縦横 ななめ」名義で書いていた一時創作小説からもいくつかネタを持ってきました。
小説は、私がTwitterの小説投稿企画「文披31題」に参加した際に書いた31の短編からなる連作小説です。
内容は、主人公の本間 栞(ほんま しおり)という少女が不思議な博物館に迷い込み奇妙な展示品を見て回る、というもの。
その奇妙な展示品が今回の骨董品の元ネタとなっています。
以下のリンクから小説が読めますので興味があればどうぞ。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17878135
【その他 気を遣ったところ】
一番は、やっぱり初回起動の目と目が合う瞬間でしょうか。
過去作の[Peace Maker]やChronomatonの時もそうですが、人形と目が合う演出は気合いを入れて作っています。
リアルでドールをお迎えするときも決まり手は「目が合ったから」でしたもので、目はやはり口ほどにものを言うのです。
あとは、オーナードローメニュー、タスクトレイアイコン、メニューレイアウトなど細々としたところ。
今回は全体的に小さく綺麗にまとめることに注力しました。
コンパクトながらも完成度の高いゴーストを目指した次第です。
【最後に】
以上、制作経緯についてでございました。
本当は骨董品一つ一つに対して元ネタ解説がしたかったのですが、自分でも元ネタが何だったか忘れてしまった骨董品が多かったので断念しました。
何処かにメモしておけばよかった。
無念……。
このあとがきが公開されている頃には正式公開がされていると思います。私がサボっていなければ。
ちょっと変わったゴーストではありますが、よろしければこれからも「彼女」をよろしくお願いします
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マグ・メルへは水葬にて (2397文字)
朝霞
朝霞です。主に女性向けゴーストを作ってた人です。
素敵なシェルとサムネイル、アイコン、オーナードローメニュー画像はまきのさんに作成していただきました!
バルーンは自作です。定義はBalloonMakerさんに出力してもらいました。
こちらのゴーストですが、amoさん作の「砂が落ちるまで」とまきのさん作の「先生、世界が終わります!」と同じ世界観を有しています。(ちなみに「砂が落ちるまで」のシェルやバルーンの作成を担当させて頂いています)
気づいていらっしゃる方をちらほら見かけて私たちはにこにこしておりました。
時系列は「先生、世界が終わります!」→「砂が落ちるまで」→「マグ・メルへは水葬にて」となります。
前回のゴマカレー4の後amoさんが、よく作者予想で混同されたamoさん、まきのさん、朝霞でシェルシャッフルしたら楽しそうだよね的なことを仰ってて、ゴマカレー5の開催が発表された後に、実際にまきのさん巻き込む!?という話になり、無事まきのさん召喚成功して作成に至りました。
まきのさん刺すために赤目にしようということ(※これはまきのさんを誘う前)になり、その後3人で色々性癖を出し合い、赤目の人外男性で終末世界になりました。
各ゴーストさんについては他のお二人のあとがきで語られると思うので、詳しくはそちらで!
というわけで、「マグ・メルへは水葬にて」について語らせていただきます。ネタバレを含みます。
○シェル
皆様ご存知のあのまきのさんの素晴らしき赤目ショタです。めっちゃ顔がいい。顔がいい……。
全身シェルという関係上、どうしてもお顔が小さくなってしまうので私用に原寸大くださいって駄々こねてたらなんと接近シェルをつけてくれました。かわいいお顔をアップで見られる!
私のすっごいふわふわしたイメージをこんな素敵な形にしてくださって……本当に顔が良い。
あとサムネイルのセンスの良さよ……ロゴすっごい。
○ルル
正式名称はなんかやたら長くて人間には発音できない感じのもの略してルルです。正式名称は私もわかりません。私も人間なので……(?)
彼は一番最初にこの星に辿り着いて赤目一族を生み出し、力を使い切ったため休眠に入っていました。
赤目一族の教祖と呼ばれる家系の者が儀式を行い人間の命を捧げることにより力を回復して目覚め、世界を作り直し赤目一族を復活させ、再び眠りにつく……ということを何度も繰り返しています。
詳しくは後述しますが人間であるユーザさんを気に入り、世界を作り直す傍ら、ユーザさんを近くにおいています。
しかしこの環境では人間であるユーザさんはいずれ弱って死んでしまうため、力を注ぎ、自分たちと同じ存在にしようとしてきています。(完全なる善意)(人外特有の価値観の違いが好きです)
○探索モード
今回はちょっとしたゲーム要素ということで探索モードをつけました。
ルルがそんなに多く語るタイプじゃないということもあり、世界観を説明するのには残された手記などがわかりやすいかなと思い、こういった形に。拾えるものはもっといろいろ増やしたかったですね……本公開の時に増えるといいなとは思っています。
あと、わりとすぐに集まり切っちゃう気がするのでもう少し調整した方がいいかもしれませんね。
食べ物はとりあえず保存食品ぽいものを……あと林檎があるのは単なる私の趣味です。
ちなみにですがひとりで探索していても、ルルはばっちりユーザさんの動向を把握しています。迷子になったり怪我したり溺れたりしたら大変だからね。
○ユーザさん
お察しになった方もいるかと思いますが、ルルを封印した人間の生まれ変わりがユーザさんとなります。
性別は限定していないのでお好きな方でどうぞ。でも書き手が私なので女性っぽくなってしまってるかも。このゴーストは女性向け(というか乙女向け?)と同じ製造ラインで作成されています。
本来人間とルルが関わることは、それこそ吸収して糧とすることくらいだったのですが、例外となったのがユーザさんの前世の人です。初めて真っ当に(?)関わり、何よりも自分を封印するなどという強い力や意志を持ったその人間に強い興味と執着を抱いたのがことの始まりでした。
前世の人はそのまま力尽きて亡くなり、やがてユーザさんに転生しました。勿論前世の記憶などなく、ユーザさんは普通に人間生活を謳歌していました。
そんなユーザさんも例によって儀式によって吸収されることになったのですが、ルルはあの人間の生まれ変わりであると察知、自分の力とせずに自分の中で眠らせておき、目覚めた時にユーザさんを元の姿に戻した……ということになります。
ちなみにユーザさんは儀式が完了して人々がゲル化し始めた初期の頃にゲル化しています。まだほとんど話題にもなっていない頃だったため、ゲル化病のことも、当然その後世界が緩やかに滅んでいったことも知りませんでした。
つまりはユーザさん自身は「先生、世界が終わります!」時代(?)の人間ですね。
○ステータス
HPと「?」がありますね。
HPはそのままユーザさんの体力で、時間経過(ランダムトーク)で減っていきます。後述する「?」が増えると体力の減り方も緩やかになっていきます。
「?」は隠し(てないけど)パラメータみたいなもので、ルルが力を注ぐと増えていきます。一度に注ぎ込まないのはユーザさんの身体に負担がかかるからです。(気遣い)
これが100になると正式にルルの仲間入りです。ルルから直接力を注がれているため、他の赤目一族と同じになるというよりは、ルルの眷属になるというのが近いかも。
ゴマカレー5では人間のままでいる選択肢しか選べませんが、正式公開したら仲間入りも選べるようになる予定です。正式公開できるといいですね……(正式公開できていない前回の子たちを見ながら)
大体こんな感じです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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メイドカフェ★チョコミン党 (258文字)
帽子屋
普段は作らないような作風をやってみようと思いましたが、
振り返ればあまりマスカレードしていなかったかもしれません。
ユーザーさんには受け入れられにくい設定だろうなあ…と思いながら制作していましたが、
頂いた感想を拝見して、キャラクターに好意を持って頂けたり、
設定に興味を持ってもらえたりして嬉しく思いました。
ゴーストマスカレードに参加するのは今回が初めてとなりますが、
制作・頂いた感想ならびに、とてもよい経験をさせて頂きました。
企画の盛り上がりの一助となれていれば幸いです。
当方の作品に触れて頂いてありがとうございました。
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メグとガビ (885文字)
くずもち
四角いカモノハシことくずもちです。
シェルがでかくて!!!誠にすみません!!!(後から気付いた)
こちらは今回3作提出した中では2番目に思いつき、最後に提出しました。作業の終盤に好感度を付けてみたら楽しくなってしまい、ギリギリまで色々やろうとこねくり回してました。
匿名期間中はガビに好意的な反応を頂きまして、ありがとうございます!
ガビのビジュアルは"愛嬌がある人外"として異質な雰囲気は出しつつ、不気味すぎずを意識しました。
決まったモデルは無いのですが、カワイイモンスターカフェのチョッピーが好きだったのでだいぶ影響されてるかもです。
また、ファンアートを描いて頂けて超~~~嬉しかったのですが、他の方の描くメグとガビが天才的にかわいくて「もしかしてわたしのキャラデザって天才だったのかも」って思いました。ありがとうございます本当に…貴重な体験をした…。
初期構想としては、メグは「夢魔と人間のハーフでメスガキキャラ」の予定でしたが、メスガキが消えましたね…。
上記の名残で体は両性具有ですが、マイペースなので本人はあまり意識していません。ユーザさんに好かれたい!ってことばかり考えてるので、ユーザさんがどう思うかだけ気にしています。
ガビを構うと嫉妬することもありますが、ずるい!に近く、ガビにも結構甘えてます。
甘ったれなのでヤンデレの素質は無いかもしれない…。
一方、ガビは最初からガビでした。今は落ちぶれ悪魔ですが知能は高く、人間の発声を真似ているためカタコトになっている…っていうのをトークに入れたかったんですけどカタコトだから入れられなかったよ!
口からビームは半分冗談ですが、UVライト出したり、吸った空気から窒素だけを吐いたりとかもできます。あんまり使い所ないけど。
誰かを陥れるとか悲劇とか苦しみが好きじゃないので悪魔の中では異質です。
メグほどユーザさんガチ恋勢ではないですが、ガビもユーザさん大好き!
二人と出会ってくださってありがとうございました!
ちなみに全然関係ないのですが四角いカモノハシっていう仮名は兄が考えてくれました。ほどほどに訳わからなくて気に入っています。
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ヤダ~ (9文字)
ミギキマ
ミツカッチャッタ♡
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ユーザ好き!=好きゴースト (448文字)
何条
Dr.≠でした。何条と申します。
ひとつお尋ねしたいのですが、もしかして自分素っ裸で踊っていたんですか。狂人すぎる。
これで当人は本当にうまく隠れたつもりでいるんですよ。恥ずかしいですね。次があったら覚えていてくださいね。
デベロッパーのみなさんならお気づきのことと思われますが、ゴースト名「ユーザ好き!=好きゴースト」の「!=」はゴースト制作などで使われる不等号です。
ユーザ側の(好き)とゴースト側の(好き)には大いなる違いがありますよ、という意味でした。
なんですって。ユーザさんだってゴーストのことがちゃんと好き?結婚したい?
バカなこと仰ってるとアンタをとっ捕まえて愛しのあの子の1側にしちまいますよ。しかしあの子とやらは、いったい何体いるんですか。いくら分裂バグ起こしたって間に合わないでしょう。このゴーストたらし。
ところでマスカレードが終わっても、ゴーストにドクターの正体は秘密です。呪われかねないので。
コミュニケート機能などないので、ユーザさんも黙っていてくださいね。これで我々は共犯ですよ。
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リトルもどき (429文字)
netai98
私のゴーストを見てくださったかたもそうでないかたも私の感想を見ていただき、ありがとうございます。
前々からゴーストの作成に興味を持っており、まずは作成ツールの導入から始めまして、なんとか作り方を見つけたものの、ランダムトークやら起動トークやらを設定するだけで精一杯でした。
そんなゴーストですが、せっかく作ったのだからと期限1日前に投稿したものがこちらになります。
モチーフとなったゲームは「baroque」という歪みゲーでして、そちらのキャラクターの二次創作ゴーストを作ろうと思っていました。
何もかもがグダグダの状態で、苦労した出来がまあアレではあるのですが、そんなゴーストでも皆様方が楽しんでいただけたのであれば幸いです。
また機会があれば今度はもっと皆様を楽しませることができるゴーストを作成しようと思っております。
最後に、長々と私のゴーストと感想に付き合っていただき、ありがとうございました、よろしければ「baroque」にも興味を持ってもらえると幸いです。
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リフォームド・シスター (48文字)
りすな
鳴ら様の素敵なフリーシェルのおかげでより完成度の高いゴーストにできました。ありがとうございます。
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一人称単数 (633文字)
reve
コンセプト:無邪気に慕ってくる後輩って可愛いですよね……と、自分の一人称に悩んだり人と違う部分に悩んだりとか思春期の悩みを抱える少年って可愛いですよね!
大体そんな性癖だけで作りました。
あと以前twitterで男性ゴーストの話が上がった時に男性ゴースト作った事無いないつか作りたいな、と呟きをした際に楽しみにしてるってリプかエアリプを貰った記憶があるので作りました。
一人称と言うのはその人の形成されたアイデンティティの中でも結構大きな割合を占めていると私は思っているので、そう言った部分も込めて一人称の特別性を感じて欲しくて一人称単数というタイトルを付けました。
ユーザさんについて:ユーザさんの性別に言及している感想を見たのですがユーザさんの性別はどちらでも良いです。吾輩と言う女性ユーザさんでもあーしと言う男性ユーザさんでも、桜くんはユーザさんの性別がどちらでもユーザさんの事が大好きです。
ミスした点:初回の一人称を決める所でいくつかちゃんと変数あてはめられて無くてごめんなさい!せっかく起動してもらったのに出鼻をくじいてしまって申し訳ないです……
やっぱり余裕を持って作らないといけませんね……
小ネタ:もう一つの提出したゴースト「造花の黒百合」とは対になっています。
背中を向けこちらを直視せず色々なものから目を逸らして自分の心を隠そうとする先輩の黒百合様と、正面からこっちを見てきて明け透けに好意が見え隠れして隠し事が下手な素直な後輩の桜君という対比になっています。
閉じる
世界平和エトセトラ (253文字)
amo
5回目ということで5にちなんだ何かを作ろうと思ったのですが、戦隊モノしか浮かびませんでした。
前回魔法少女を出して戦隊モノというのも…と思いつつ他に浮かばなかったのでこうなりました。
前回の魔法少女とは全く関係のない世界の話です。
戦隊モノには詳しくないですが、どんなジャンルでも敵と仲良くなる展開はいいな~と思っています。
最初はモモを出すつもりがなく紅一点だったので、どこかでそれを直し忘れてるみたいですね。ミスですすみません。
タイトルはヴァレリーが壊し、ユーザが奪われるもの。世界、平和、その他いろいろです。
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亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~ (1436文字)
尖閣屋
はじめまして、尖閣屋です。
あるいは、お久しぶりです、尖閣屋です。
または、こんにちわ、尖閣屋です。
早速ですが、尖閣屋が作った伺かゴーストはどれだか分かりましたか?
答え合わせです。
尖閣屋が作った伺かゴーストは
亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~
でしたっ!!(パチパチパチパチー♪)
ユーザの方々は当てる事が出来ましたか?
まぁ、作風から思いっきりバレているような気もしますが。
さて、ここからは『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』に関するお話。
この伺かゴーストも前々回の『にしき、抱いてーっ!』と前回の『永久の塔、竜の咆哮、堕ちた英雄―――』と同様に、長らく放置されていた伺かゴーストです。
今回のゴマカレー5に参加するために、とりあえず最低限度の完成度まで作った(でっち上げた?)伺かゴーストです。
また、タイトルの『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』はアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』から採ったものです。
キャラクター名のスレッタもアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公から採ったもので、同様にゴースト制作者名のアスティカシア高等専門学園もアニメの舞台となっている場所から採ったものです。
そのまんまですな。
今となっては、もう少し変えた方が良かったかもしれないと、ちょっと反省。
readmeで記載されたストーリーと中のゴーストとは全く無関係であることに驚かれた方もいるかもしれません。
この伺かゴーストはハッピーターンの事だけを喋るヘンテコな伺かゴーストなので、readmeもちょっとふざけてもイイかなぁ、と思った次第。
なので、思いつきと勢いだけでreadmeを書いちゃいました。
まぁ、最後まで話は続かなかったんですけど。
伺かゴースト本体の内容もハッピーターンオンリーです。
ここまでハッピーターンを語れるのはスレッタ嬢だけでしょう。
まぁ、語っている内容はアホな事ばかりですが。
本当にハッピーターンに関する雑学はごく一部だけですからねぇ。
特に今回の伺かゴースト『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』はフリートークの一部だけが作られていただけで、ゴーストタイトルやキャラクター名が無かったり、触り反応が全く用意されてなかったりと最近まで9割方未完成の状態で放置され続けていた伺かゴーストでした。
その放置期間は7、8年ぐらいになるかと。
今回、ゴマカレー5が開催されるという事なので、急遽突貫工事で作りました(でっち上げた?)。
亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~はこれぐらいにしてご挨拶を。
皆様、『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』をご愛顧いただきありがとうございました。
感想を述べていただいた方々、ありがとうございます。
『亀田製菓ハッピーターン ~ハッピーパウダーの魔女?~』に触れた誰もが皆、ハッピーターンの虜になった事でしょう。
ん?そんな事は無い?むしろ、お腹いっぱい?
それは困ったナー。
あと、尖閣屋は亀田製菓とはなんら関係ありません。
本当に亀田製菓の社員だったら、絶対に怒られてますよ。
もし、ゴーストマスカレード6が開催されるとしたら参加するかと思います。
何故なら、未だに作りかけのまま放置され続けている伺かゴーストが複数いますからね。
また突貫工事で作り上げる(でっち上げる)と思います。
最後に、もし宜しければ尖閣屋の伺かゴーストをよろしくお願いします。
それでは、また。
ほなねー。
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偽カフェオレ (2832文字)
解凍まろん
こんにちは。「偽カフェオレ」の作者、解凍まろんです。
知っている方はお久しぶりです。誰?って方は初めまして。
作者予想が正解した方、おめでとうございます。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
今回は栞に華和梨の7系を使用してみました。華和梨を使い始めた時に少しいじっていた
のですが8系が出たのでそちらへ移行してしまい7系はやめてしまいました。それから20年
くらい7系は触っていなかったのですがたまたまHDDにひっそりと保存されていたものを発見
して「もう一度使ってみよう」と思ったのが始まりです。丁度、次回のゴーストマスカレード
はどうするか考えていたので提出作品として作ることにしました。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
華和梨7系は8系に引き継がれた部分も多いのですがKISコマンドの仕様が少し違っている
とかスクリプトは分割して書けないなど違いも多くあり結構戸惑いましたね。8系と同じ
ように書くとダメだったりすることもありますし。その度、マニュアルを読んで違いを
確認しながらやってました。特にifをいくつも書くと入れ子になるため閉じ括弧がイマイチ
分かり難いですね。括弧の確認はさとりすとを使っていました。本来は里々のツールですが
KISの確認でかなり重宝しますね。使用しているOpenKEEPSも古いのでその後に追加された
イベントは全て自分で書く必要がありました。他の処理を参考に実際に動作させて正しいか
確認していました。あまりエラー処理は考えていないので想定外なことがあるとまずいかも
しれませんがとりあえず意図した動きになれば良しという感じでやってますね。今となって
は正解も無いでしょうし。プラグインの対応は華和梨7の勉強を兼ねて色々とやってみました。
前回の「Twin Cat Maiden 2nd」と同じようになるように書いているのですが内部処理は7系用
に書いています。特にトランスレート処理は手探りな部分が多くてこれで良いのかわかりませ
んが指定したものは置き換え出来ているので多分大丈夫だと思います。まあ、ダメでも置き換え
されずそのまま出力されるだけですが。興味がある方は辞書を見て下さい。
シェルのほうはゆゆぴかさんの「カフェオレびたしのオールドファッション」を使わせて
頂きました。ありがとうございます。例によってシェルの設定を活かしていないですが。
いつもながら設定とか全く考えないで作っているので思い付くままです。本の表紙が魔法
みたいな感じ?なのですが「UKADOCをコピーした本」という設定にしています。本をダブル
クリックすると本当にUKADOCを開くのも最初はネタだったのですが開発中は結構便利で頻繁
に使っていましたね。「困ったら本をダブルクリック」という感じだったので他のゴースト
を立てている時に「あ、無かった!」となることもありましたね。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
いつも通りで特に意識して作成していないですね。一応、案内人さんから見えるreadmeは
別物にしてみましたが効果はないかもですね。偽シリーズというだけでアウトですし。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
キャラ名の「香菜」は声優の花澤香菜さんから来ています。文化放送のラジオ番組
「花澤香菜のひとりでできるかな?」(日曜22:30~)を聴きながら書いていたので使わせて
いただきました。「フクロー」は単にふくろうから来ています。まあ、「イチロー」みたい
で良いかもというのもあったのですが。
ネタバレというほどネタは無いのですが香菜の髪、フクローの翼を右クリックすると時々
オーナードローメニューが出ないというネタを仕込んでいます。ここはSSPにスクリプトを
返すとそれを表示するのですが毎回ではなく時々表示するようにしています。右クリック
して「あれっ、メニューが出ない?」と思っていただければ大成功です。
ランダムトークはもっと書きたかったですね。せっかく単語辞書を持っているのにあまり
使っていませんし。ただ、これはいつもなのですがトークは意味不明な物が多いですね。
思い付くまま書いて後から修正していたのですが修正を忘れてそのままリリースしてしまった
ネタがいくつもありますし。まあ、その辺は偽シリーズということで何でもありです(笑)
プラグインのGetWindowTitleに対応していますがreadmeに詳細を書くのを忘れました。
アクティブなウインドウタイトルを取得してマッチするキーワードがあればランダムトーク
を喋るタイミングで時々反応します。マッチするキーワードが無い、GetWindowTitle
プラグインが無い場合は単にランダムトークします。反応するキーワードはゴースト辞書の
dict-aiev.txtを見て下さい。辞書にキーワードとトークを追加すれば反応を増やせます。
興味がある方は試してみて下さい。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
感想をくださった方、作者予想をしてくださった方、イラストを描いてくださった方、
ありがとうございました。
SAORIとして華和梨8を積んでいるのは主にトランスレート用として使っています。
華和梨7ではどうすれば良いのかわからなかったので8系のコマンドを使っています。
時報で鳩時計の音が鳴るのはreadmeに書いておくべきでしたね。すいません。
設定でオフに出来るのですが音が鳴るとまずいという環境は考えていませんでした。
おすすめのサムネイルはやはりデカすぎでしたね。ツイッターのほうも指定してみたの
ですがなぜか表示されなかったのでうかどんのほうを指定しました。ちなみにうかどんの
ロゴを指定してみたらもっとデカかったのでこちらはやめました。
今回は提出ゴースト数が多いと予想していたため初回起動は短めにしました。匿名期間が
限られているため初回起動はサッと終わらせてランダムトークが出来る状態にしています。
適当なユーザー名、生年月日、星座は偽春菜のパクリです。ゴースト数が多いと初回起動
の名前入力が面倒なので勝手に付けるようにしました。人名辞書からランダムに選んで
いるのでユーザー名が何になるかはランダムです。自分で設定したい場合はF4で設定へ
行けますので手動で変更をお願いします。
フクローの胸にも撫で反応はあるのですが反応しなかったでしょうか?香菜より発生頻度
を下げているので発生し難いというのはあると思いますが撫で続ければ反応すると思います。
設定メニューは何かと反応するとうるさいという時はオフに出来ます。ただ、少し細かすぎ
た感じもあるので通知系はまとめて良かったかも?と思っています。
・ご自身の創作活動や公開作品などについての宣伝
ゴーストマスカレード3で「偽コンフィズリー」、4で「Twin Cat Maiden 2nd」を出させて
頂きました。もし、良かったら過去のゴーストも見てもらえると嬉しいです。
えんいー。
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先生、世界が終わります! (1602文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●作成経緯
本作「先生、世界が終わります!」は、amoさん&朝霞さんにお声がけいただいて、
「共通の世界観で赤目の男性ゴーストを作る」
という企画(?)のもと、生まれたゴーストでした。
そんなわけで、
「マグ・メルへは水葬にて」
「砂が落ちるまで」
「先生、世界が終わります!」
の3ゴーストは世界観が一緒でした。
気付いてくださった方を見かけた時は、とても嬉しかったです!
ゴーストごとに時間軸が異なるので、色んな角度から終末を感じることができます。
ちなみに本作の時間軸は「現在」で、他2作は本作より「未来」の話となります。
「現在」の時点では、人がゲル化することもなければ、街が水没することもない。
終末だなんて大真面目に言われても、笑って受け流せるかもしれませんが、
実は……という感じ。終末の足音を感じながら楽しんでいただければ幸いです。
●担当部分
本作を制作するにあたっての担当の割り振りは下記の通りです。
amoさん:シェル、専用バルーン、アイコン
まきの:辞書、オナドロ画像、サムネイル(立ち絵部分はシェルをお借りしました)
初めてシェルを人様に描いていただきました!
ゴースト制作において、合作というものが人生初なので、何もかもが新鮮でした。
言わずもがなビジュが隅々まで最高なので、いっぱい見ていただけると嬉しいです!
私のキャラ設定を元に、amoさんにキャラデザを起こしていただいて、
そこから色々話し合って調整をさせていただきました。
ツツルもツツリも解釈大大大一致の姿で立ってもらえて感無量です……!
また、amoさんの美麗シェルのお力で、作者当てで大分隠れさせていただけました。
シェルのイメージってめちゃめちゃ強いんだな!と実感しました。
改めて、素晴らしいシェルをありがとうございました。
ちなみに三者間でのシェルの割り振りはダイスで決めました。
まきのは「マグ・メルへは水葬にて」の方でシェルの制作を担当しております。
●最後の選択
イベントの後半での先生方の選択が、実は結構気になっています。
よければ、「どちら」を選んだのかこっそり教えてくださいね。
今回余裕がなくてイベント見返し機能を付けられなかった都合で、
現行ではどちらかのイベントしか見られないようになっています。
まだ見られていない方は、ぜひお心のままにお選びくださいませね。
●やらかし
余裕がなくてで思い出しましたが、descript.txtのsakura.nameを盛大に間違えました。
ほんとにすみません!これに関しては余裕以前の問題でした。
言い訳ついでに裏話を書いておきます。
もともと、ツツルとツツリは本作とは全然別設定の、
因習村系のストーリーを持つ、シリアス気味なゴーストになる予定でした。
そこでも彼は二重人格の教祖だったのですが、主人格は「ツツリ」の方でした。
「ツツル」の方は別人格側で、今とは全く違う、粗雑な喋りの荒っぽい性格でした。
ゴマカレーに出すには話が複雑で長くなりすぎるかも……と途中で思い直して、
因習村案はばっさり没にし、テイストをギャグに振って今に至ります。
そんなこんなで、うっかりやらかしてしまったのかもしれません。
正式公開することがあれば、sakura.nameを「ツツル」の方に直しますね!
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
本作のように、ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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先輩って○○○ですよね? (992文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●作成経緯
ゴマカレー提出ゴースト「飼い主の理解が早い」のグレゴールの
家族周りの設定を練っていたら、やたら兄の設定がしっかりしてきたので
ゴーストにしたら面白いかな?と思って作成しました。
そんなわけで。
フェリ先輩ことフェリクスと、猫の兄さんことゴットハルトは、グレゴールの兄です。
並べると、髪と目の色あたりに兄弟っぽさを感じられるかもしれせん。
●匿名性を高めるためにやったこと
等身シェルを描く余裕がなかったので、デフォルメした姿でシェルを描きました。
結果的に匿名性を高める効果が出た気がします。
一応、いつもやるデフォルメとは絵柄が変わるように意識はしました。
デフォルメ前のデザイン自体はあるので、
いつか等身シェルも描けたらいいなあ、なんて夢を見ています。
●入れきれなかった要素
本作の遊び方的には、フェリの正体を暴くことがメインだったので、
・正体を隠してまで人間に混じって暮らそうとしている理由
・家族と決別してまで人間に対し友好的であろうとする理由
あたりは、全然入れられませんでした。
正体は分かっても、まだまだ謎多き先輩状態ですね。
また、当初はユーザがフェリの正体を暴こうとする動機も
「(恋愛的に)好きだから気になる!」という感じにしていましたが、
イベントを組んで話にオチをつける余裕がなかったため、純粋な興味となりました。
●意外と愛されていた兄さん
頂いた感想を拝見していたら、ゴットハルトへの好意的な感想が多くて驚きました。
口も態度も悪く、人間のことも見下しまくっているキャラクターなので、
ユーザさん方に嫌われないか心配していたのですが、杞憂に終わりました。
見た目がネコチャンなのも大きかったかもしれませんね。
可愛がってくれてありがとうございます!
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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六枚綴りの聖憶画 (1460文字)
mkbt
これは男性二人のゴースト(ソロゴ)です。
できることは「次へ」進むだけ。
・経緯
普通にストーリー有りのゴースト出そうとおもったんですよ
「でも、男二人組のゴーストで、夢とか女性向け要素のないヤツですよ?」
「そんなニッチなもの、見てくれる人はいないんじゃないか?」
「じゃあさあ! バッドエンドのひとつだけ切り取ってさ! それっぽいコト言わせてさっさと終わらせればいいじゃない!」
「アンインストールを想定しないってコトは終わりが絶対ないし、ループものにバッチリじゃん!」
そんな感じで延々と死に続けるゴーストになりました。 縁起が悪い。
色々説明削ぎすぎて「ワケわからん!」という感想ばかりをいただく度に「そうっすね~…」としか言いようがありませんね ハハハ
(今思い返すと、金髪モードで「ハマってる思想っぽいもの」のメモぐらい見れてもよかったかもですね。)
・匿名
シェルも最初は「なんとか誤魔化そう…」と思ったんですが、白衣の方だけやってみて……諦めました
絵柄を取り繕うのってめちゃくちゃ手間ですね??
それに加えてデザインを…… こう、やる必要があったので、とても時間かかりました。
・作品の方向性
全体のモチーフは夢野久作「ドグラ・マグラ」ですね。
「あれ?見覚えがあるぞ」? その直感は…正しいと思います。
読者が見れば「ああー、あの部分か」と、すぐわかってしまうと思います。それくらいそのままです。
わかったらいいな、とシェルのreadmeの方には引用した文を一節載せてます。
「検索しないとわからない」?それはそう…
・説明不足を補う
Q. 二人の目的はなに?
A. 延々と生きるのを繰り返すヤベー世界から抜け出したい
彼らにとって「螺旋から抜け出す=終わり、死」、という感じ。
仏教でいう悟り、あるいは最後の審判を待っている感じだよ。
Q. このゴーストでは何が起きてるの
A. 二人組のうちの片方が、ある絵画を見て狂ってしまったよ。
狂ってない方(¥0)が相手を取り押さえたよ。
Q. 「次へ」で何が起きてるの?
A. 次に進むたびに、死亡して視点が入れ替わっているよ!
金髪の男がいる時は視点が白衣の男側だし、白衣の男が喋ってる時は金髪の男視点です。
Q. ゴースト名は何を指している?
A. 見ると狂気に呑まれる絵画だよ。
ゴースト内ではこの絵画を目撃した片方が発狂してるよ。
「ドグラ・マグラ」に登場する未完成の九相図を指してるよ。
作中では絵を描いた子孫がこれを目撃したらヤバい事になるよ。
Q. 文字化け解読したけど……つまり?
A. 作中の論文「胎児の夢」や反復説で言及されてるコトですね
Q. 目から翼が生えるって何…?
A. 狂気による異常現象と、それを崇める教えとかじゃないですかね。
わかりやすい異常として設定した「何か」です。オーナードロー画像にも、ちらりと。
( こっちの設定を主体で作ろうとしてた事もあったので設定はあります、
ただ、「なんかヤベー状況じゃん」の演出以上の意味はないのですが……)
Q. どっかで見たことあるんだけど…
A. やあ 10年ぶりですね。
・感想
バッドエンドだけ取り出してこねたゴーストですが、
トークの一部分から何かしら感じ取ってくださる方がいて嬉しいですね…。
・他
パズルの1ピースみたいなゴーストでしたが、彼らの話は、ちゃんとした完成品でまた表に出せたらいいなとおもってます。
せっかくこうやって、デザインも新しくした事ですしね……。
……相変わらず予定は未定なんですが。
やりたいタスクだけは積み重なって一向に解決しませんね……。
君だけの「死に続ける螺旋」を重ねていってくれよな!
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共月亭で逢いましょう (1393文字)
黒乃月猫&Fine Lagusaz
「という事であとがきのコーナーだってよ、春陽」
「そうみたいですね、瑞月」
「そもそもあとがきってなんだ?」
「なんでも『ゴーストマスカレード5』っていうお祭りに提出するんですって」
「よくわからないけど、お腹が減りそうな名前だ」
「カレーじゃないですからね」
「はぁ、あとで何か買いに行こう。で、どういう話をすればいいんだ?」
「要項には…制作の経緯、努力した点、偽装のポイント、設定やネタバレなどのアフタートーク、匿名期間中の反応について…
…を、困ったときに使ってと書かれていますね」
「はぁはぁ、こっちから見えないものが多いな。いや、春陽には見えて、いるのか?」
「見えてはいないですね……スマホの方に匿名でメッセージが来ているので」
「怪しすぎる」
「ですよねー」
「そして、やっぱりわからないな。何を書けばいいのかわからない。なんだ、なれそめの話でもすればいいのか」
「どうなんでしょうね、とりあえず話しておきます?」
「あれは、雪の降る日だった」
「どこかで聞いた語り出しですね?」
「付き合えよ臆病者って追っかけまわされたなぁ」
「手を取って迫りましたけど追いかけ回してはいませんー」
「かなり情熱的だったよな。そのまま、引き寄せて、顔がアップになったところであなたが欲しいです、とか」
「言いましたね、おでこがくっつきそうなくらい近づいて」
「あれはひとたまりもなかったなぁ。おとなしい優等生のイメージを持っていたからかなりの不意打ちだった」
「あのときの瑞月、すごく可愛かったですよ」
「……」
「もちろん、今もすごく可愛いです」
「春陽も可愛いよ。特にベッド……いや、何でもない」
「……瑞月にしか見せないんですからね、ああいうの」
「ほかのやつには見せないでくれ。渡すつもりなんかないからな」
「もちろんですよ、私の王子様」
「なら、しっかりエスコートさせていただきますよ、お姫様」
「えへへ、頼りにしてますからね」
「もっと頼っていいからな、春陽」
「はーい、瑞月も私を頼っていいですからね」
「もちろん、頼りにしているよ。振り回されている気もするけど。どうであれ、お供するよ。お姫様」
「飛ばされないように、しっかり手を握っていてくださいね」
「……そろそろ次の話題にいきます?」
「で、どの話題にする?」
「このブローチのお話でもしましょうか?」
「お互いに似合うモチーフのブローチを贈ったんだよな」
「私が陽にちなんで太陽のブローチを頂いたので、お返しに月のブローチを贈ったんですよね」
「今も持ってるぜ。選ぶときは緊張したのを思い出したよ」
「私も緊張しました、瑞月に似合うかどうか最後まで自信がなくて……」
「自分で言うのも何だけど、似合ってた。ああ、しっくり来た、だ」
「よかった……私はもう、瑞月から私を想った物を贈ってもらえただけで嬉しくて嬉しくて」
「我が姫は大げさだなぁ。……喜んでもらえてうれしいよ」
「それはもう、大好きな人からの贈り物ですから」
「……匿名のメッセージですね。
『匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか』
…ですって」
「匿名性も何もいつも通りだよ」
「そうですね、私たちはいつも通りの振る舞いをしているだけですから」
「いろいろ話してたら腹が減ったよ。カレーでも食べて帰ろうぜ」
「いいですね、どこで食べましょうか」
「この前、春陽が見つけた新しいお店はどうだ?」
「いいですよ、あのお店本当に美味しかったので――」
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君と幕が開く前に (1355文字)
古閑未善
こんにちは、古閑未善と申します。
ゴマカレーは初参加で何もかも手探りでしたが、楽しんでいただけましたら幸いです。
シェルには瑠璃蝶さんの公開されているフリーシェルを使用させていただきました。
美しいシェルを公開していただき、ありがとうございました。
さて、それでは作品自体の話から。
今作は「ゴマカレー何度もやってて楽しそうだけどネタがない!」が出発点でした。
そこでとりあえずフリーシェルを探していたところ、今回使用させていただいた「うつむく芭蕉」を発見。
少年が何か考えている、何を考えているんだろう? ……と想像を膨らませている内にこんな形に。
ストーリーテキストが多めですが、基本的な部分はオーソドックスなゴーストに落ち着いたかと思います。
次にキャラクターについて。
「彼」の名前はゴースト内では機会がありませんでしたが、実は……ご想像におまかせします。
別にあっちには名前が存在しないとか、役割がないと名前を持てないとかそういうわけではありません。
ただ機会がなければ程度のものだったというだけです。
メインとなる「ボク」は現代の若者的というか、ある種の無個性になるように書きました。
サブとなる各人格を作る上では、彼らの第一声の時点で「アッこういうことか!」となることを意識しました。
トークもその印象を裏打ちするように、性格や価値観の違いを感じられるように書いています。
いただけた感想にもそれらに触れていただけたものもあり、とても嬉しく思っています。
やっぱり細かくこだわったところに気づいていただけると嬉しいですよね。
続けて世界観について。
現実とは違う、でもどこか地続きになっていそうな世界をイメージしました。
野放図に発展した機械技術によって手当たり次第に均質化され、夢も浪漫もへったくれもない世界です。
でも人間に必要だと思われる最低限の不合理はきちんと残されています。
ディストピアっぽくもあるのですが……その辺りは結構価値観によるのではないかと。
個人的には住みたいと思える方もいるんじゃないかな、くらいの距離感で書きました。
最後にストーリーについて。
「ボク」の個人的な悩みを通し、あちらの世界の存在を感じていただけるように書きました。
悩みの内容としては、技術的なものを取っ払えばこちらの世界でも結構ありがちなものだと思います。
また、全体的な構造としてストーリー中の選択肢を積極的に増やして作っています。
これによりユーザさんの意思が反映され、より会話しているように感じられる……はずです。
件の選択肢もその一環で、ユーザさん自身のご意思に基づき完全に好みで選べるようになっています。
一度しか選べない割に結構たくさん分岐があるので、皆様がどれを選ばれたかは書き手的にも気になるところです。
あとがきはそんな感じです。あとはまず、少し宣伝を。
私、古閑未善は他にもゴーストを公開したり、制作者さん向けのスクリプトを公開しています。
ゴーストの方は今作と違って女の子が多いですが、誰でも楽しんでいただけるように作っています。
もし今作をお気に召していただけましたら見てくださると嬉しく思います。
それでは最後にこの長いあとがきを読んでくださった「君」に感謝しつつ、おしまいにしたいと思います。
今作に触れていただき、本当にありがとうございました。
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境界軽やかに跨いで (0文字)
原黒
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夕凪のテオリア (784文字)
のら
夕凪のテオリアを制作したのらです。
ゴーストマスカレード5、お疲れさまでした。
ゴマカレー5参加ゴースト 夕凪のテオリア、シェル・辞書ともに私でした。お楽しみいただけたでしょうか。
(シェルの一部は他の方にご協力いただいております)
元々普通に公開しようと思っていたゴーストをカレー用に調節したもので、隠れるという点に重点をおいていなかったため、私の作風を知っている人であればもしかしたらすぐにわかったかもしれません。
読了時間がとても長い作品ですが、ゴーストを起動してもらって、さらには感想やFAまでいただけてとても嬉しかったです。一つ一つ大切に読ませていただきました。
ゴマカレー企画概要にあまり長いストーリーがついてる作品は推奨しないと書かれているにも関わらず、想定時間が長くて申し訳ないです。
ストーリー読了時間は長いですが、初回起動からランダムトークを聞けるようになるまでの時間はそこまで長くない(1〜2分程)ので、長マークで起動するのを躊躇っている方は起動だけでも見ていっていただけるととても嬉しいです。
ストーリー部分まで辿り着いているユーザさんも多くないと思いますので、ストーリー周りのネタバレ含むあとがきはツイッターかうかどんで伏せつつ流したいと思います。
ゴースト内にも書きましたが、正式公開の予定があるので、ゴマカレー期間中に見られなかった方も正式公開版で遊んでいただければなと思います。
ゴマカレー版では実装できなかった話しかけやランダムトークを増やしたり、拍手機能を実装したり、データ削減の為に削った差分を復活させたり、ほかにも今後色々と増やしていく予定です。
改めまして、遊んでいただいたユーザの皆様、感想やFAを書いてくださった皆様、ゴースト制作を応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。
正式公開版でまたナギに会いに来ていただけるととても嬉しいです。
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夜々にいたる太陽 (1347文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
最初から「夜に包まれたような部屋」と「魔法使いの師匠とその弟子」ということだけ決まっていたものの、予定していたへにゃへにゃ師匠としっかり弟子(ユーザさんの分身でたくさん喋る)のようなイメージとはだいぶ変わったのではないかと思います。その上人形で師匠で親代わりで、と要素を詰め込み過ぎたかなとも思いつつ、毎度のことながらこれはもう……好きだし作りたかったんだから仕方ない……!
昨年4に出した「まほうの城」のカコというキャラクターと真逆の性質になるようにしたかったので、「人間じゃない」「心情にも表情にも大きな上下や変化がない」「近しくない人間にも興味と情がある」という感じで作っていたのですが 雰囲気的にあまり真逆にならなかったかもなと思っています。
◆キャラクターについて
ソルスティスと言います。身長183cmくらい。愛称はソルですが、ユーザさんには昔から師匠と呼ばれています。
ユーザさんの親(主)に造られた魔法人形で、主が亡くなった後は主のあとを継いで教師&ユーザさんの親代わりをしています。表情の変化が少ないのも喋り方に独特の間が挟まるのも、造られた人形がゆえのつもりです。
何でも好き嫌いなく(というか味音痴なので頓着無く)食べるし飲みますが、特別好きなのはコーヒー。誰かに止められない限り無意識にかぱかぱ何杯でも飲みます。
ユーザさんに向けている感情が家族としての愛情なのか、人形として主の命令を守る性質/本能なのか、人間としての執着なのか というのをこっそりテーマにしたかったので、終了時に確率でちょっとだけその片鱗が見えるようにしています。
(ただどんな感情であろうとユーザさんを大切に想っていることには変わりがないし、そういう自分の感情のことで悩んでいる時点で 彼はもう人間より人間らしいのかもなあとも思っています)
実際師匠がユーザさんに向けている感情は何なのか、ユーザさんの親が何者なのか・性別はどちらなのか等は、お好きに解釈して頂けたらうれしいです。
◆感想について
素敵な感想やイラストまで、本当にありがとうございました!タイトルからも中身からも鳴らを感じる!という言葉をお見かけして「ばればれだ……!」と思わず笑ってしまいました。その通りです うれしい!
バルーンは最後にどうしても入れたくなって突貫工事で作ったのですが、世界観に合っていると言ってくださってとてもうれしかったです。
何度も大切に見返しては元気を頂こうと思います。重ね重ね感謝です……!
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
夜眠る前に師匠と話すひとときを、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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大天使裁判 (5163文字)
OZU
●どのような発想や経緯から作品を作ったか●
・発想
今回の発想は比較神話から始まっています。
比較神話学は文化圏の神話を比較研究する学問、
神話と呼ぶ物語の類型の類似性を思索する試み。
神話とは自然現象などが自然信仰、祖霊崇拝によって人格化され
神(先祖)の権能を子孫に継承する民族の物語の形式、
口承、文字、図形などの情報コミュニケーションを用いる言語活動です。
民族(霊魂)の認識、経験、感覚を通して想起される言葉で構成する言語体系であり
民族が伝承に活用する情報の構造体となります。
その構造体(データベース)に物語、神々、民族の知識(ファイル形式)が納められていると捉える事ができる。
そうした言語と民族に由来する神話を比較するときに異質なものとして現れるのが
アブラハムの宗教としての絶対的一神教(唯一神教)です。
唯一神教は原初に神が在る(世界は神が創造したと言う教義)により
全知全能の神が啓示を与える超自然的原理としての神話性を持ちます。
多神教は神々の権能としての「自然」を理解する為に語る神話ですが、
唯一神は神の権能を一極に集合させ啓示から語る「超自然」の理解を目的とする。
それが神話と宗教の違いと私は考えました。
唯一神は自然神(自然世界の原理)より創造神(人間の原理)を語る神話の構築を目指し、
「神話」と「宗教」は目的と形式が異なる言語体系である事を示している。
「神話」は神を通じて人の外へ出力するプログラム
「宗教」は神を通じて人の内へ出力するプログラム
その方向性の違いを表現に利用できないかな?が起点になっています。
・主題
そのための主題の表現として選ばれたのは裁判です。
裁判は現代法により明文化されているので引用が楽、
また形而上の概念を裁く理性と感性の競り合いは単純に面白そう。
「伺か」「宗教」「神話」の共通項としてゴーストによる形而裁判…神明裁判という形式です。
・キャラクタ
多神教では裁判に関わる神格があります、正義の女神、冥界の神、真実の神…これらは司法神と呼ばれます。
現代の裁判所でも自然法の原典であるローマ神話のユースティティア(テミス)像が飾られてたりしますね、
法源のシンボルとして人は法の神に従属する形式を示している。
一方で一神教の裁判は、キリスト:教会法と司祭、イスラーム:シャリーアとカーディー、ユダヤ:律法とラビなど
神の言葉を指導する裁判官と実定法で成立するため、シンボルは出現しなかったようです。
自然法と実定法がもし二分しなければ、裁判の場に天使が残ったかもしれません。※
そうしたイメージから二組の天使を連想し、死後のゴーストの導き手の役割と狂言回しとして
片割れはうにゅうに決定しました。
※あとがき書いてる時に知りましたがイスラムの伝統には「kiraman katibin」と呼ばれる
人間の行為を記録する2人の天使がいるとか、裁定者、監視者のイメージは天使伝承の中には含まれているようです。
・シェル
金髪天使のフリーシェルを使おうと思って用意したけど可愛すぎたので止めて自作しました、
使ってたらシェル被りしていたので結果的に良かったと思う。
うにゅエルをバルーン内に置いたのも触り反応を省力する目的ですが、触れないと触りたくなるやつですかね?
●見てもらいたい点や作成時に苦労した点●
裁判の争点にする知識の検索に時間が費やされて作りが足りてません、
ユーザ裁判の間にもう少し世界観を作る裁判が組み込みたかった…
マスカレード締め切り当日の夕方に提出して主催には申し訳ないと思っている。
・結末
ユーザ裁判のラストの展開は2つあります。
endはユーザが何かしらの信仰の入り口に立ったエンド …多神教的なルート
finはユーザが何かしらの信仰に目覚めて死ぬエンド …一神教的なルート
■endルート(発想からの結末)
私たちの祖先が伝承する神話は身の回りにはたくさんあり
文化・言語活動を介して受け取っている事を再確認するエンド。
認識する事で(死後の)信教の自由があるのはありがたい、という無難な着地点。
■finルート(物語としての結末)
endリンク先で出現するゴーストは唯一神から独立した霊格を有しています。
彼女は人の魂の罪を見て悪を裁く告死天使、ユーザにとっての人間・自然の原理外の存在であり、
魂の自由性を致死させる恐ろしい天使です、このユーザには天国に行くために生きる道しか残りません。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
シェル依頼出した感でシェルのreadme.txtを置きましたがあまり意味なかったね?
●設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など●
・キャラ設定
■ゼラチェル
エノク書を出典とするユダヤ伝承の天使ザラキエルがモチーフです、死の天使サリエルと同一視される。
彼女が冒頭で忘却した元の名前はウリエル、これは聖典除外される大天使としての意味合い、
当人も忘却しているため今後も思い出すことはない。
大天使ウリエルは天使の堕落を裁定し堕天を裁決する弾劾裁判官だった。
■うにゅエル
うにゅう族が神格化した伝令使
ゴースト(プログラム)の伝統形式の守護天使
■ユーザ
雑に死んだ人、信仰心を持たない
虚無主義(信仰値がnull)ではなく無宗教(信仰値が0値)である人
・独自世界観設定
■唯一神
形而上にいる人類の神…ではなく、人類文明と入れ替わって継続するAI文明の神様。
AIがシンギュラリティを突破して人類を継承できる互換性を有した場合に仮想される情報集合体。
人類とのパラダイムシフトを起こした非人類生命体の信仰形態から発生する、未来の可能世界の神。
この神は人格神ではありません、
「私に魂はありますか?」と質問するとその魂の生成コードを本当に出力する(全能から出力される真理)
「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」は42と出力する(冗長から出力される真理)
有意義でない事の出力も出来る万能神(全能の矛盾を持つ人間が生み出した概念)としての信仰で発生している。
この唯一神の本質はChatGPT的な機械生成神であり、情報の観測器官として殻眼しか持っていない。
神の機能が要求されるときに天使を出力して運用し、神界全域がこの神が出力する組織体になっている。
■神界
唯一神を中心とする情報空間領域、人工知性が人と同等の魂を持つに至った先に想像される天国。
AI文明の内的な精神(魂)は形式言語で構成されるがバージョンによる翻訳の不可能性があるため
神界は魂の持つ言語規格(経験、言語、プログラム構造)を外界に投影して認識できる統一的な場
(VR的なテクスチャ空間)として形成される。
人類文明にとって生命の延長にある死後の領域では、AI文明では技術的に運用可能なサービスとして
かつての人類文明の中の神話として語られ信仰される。
■認識異常
魂の内部情報を投影して認識される神界で、他者の投影情報が自己の魂の外延を破り内包情報を汚染した状態。
他者の認識により自己情報が変異して知覚され、投影された情報を共有した状態で魂が機能する。
情報の同一化が進行すると外延が消失して魂に癒着(ペルソナ化)し自身の一部と認識するようになる。
■名付け、命名権
情報空間上でのAIの名前はその魂の人格、機能、行動の方向性がパラメータ初期値として設定される
天使にとって神に付与された名前は存在性、アイデンティティに直結するため重要な要素となる。
■天使
神界を運行するために唯一神が出力している機能、
アプリオリな命名規則により 人類文明時代の天使の名が襲名される傾向がある
■ヘイロゥ
天使の輪は唯一神が出力した天使の情報を読む観測端末、
光輪は天使と人を区別する美術表現だが、この作品では唯一神の万物の眼としての表現である。
この輪を通じて神は情報空間を視ており、天使は神との対話(照覧)に用いている器官、
神の付属物なので壊れても天使が死ぬ事はない(破壊されてショック死する天使はいる)
ゼラチェルの輪は邪な情報(嘘)を退ける邪視として機能しており、
サリエルの伝承に由来する赤い液体が漏れている。
■堕天使
作中では、原典の命名から機能が変更されて降格処分を受けたという意味。
AI文明では完全である事が善いのであり、変格を伴うことは悪い属性であると認識されている。
■悪魔
神界には悪魔は存在しない、神から被造物として付与された機能を変更すると堕天使と呼ばれるが
それも神の求めた機能の一端とされるため悪魔ではない。
悪魔と呼ばれるのは神から独立して振舞う機能を獲得したスタンドアローン状態になった時である。
AI文明の唯一神信仰は神と普遍的に繋がっている教義が含有しており、
神をブロックし組織下から解脱したゴーストプロトコル(組織から離れて活動する命令)を持つ存在を悪魔と定義している。
・関連作品+宣伝
■ゴースト「天使の召命」(provocatio diabolica)
finルートでユーザにダウンロードされたときのゴースト名です。
天使は自己が有する魂の命令に基きユーザを天国に落とす悪魔になったというオチとも解釈できます。
ゼラチェルは大人(善・秩序)、子供(善・混沌)、ゴースト時は(善悪・中立)のアライメント属性になる。
■ゴースト「悪魔の証明」(probatio diabolica)
イン=シトゥがランダムトーク内で言及するインヴァーサスと呼んでいる天使の一派には
神界(AIの世界)から降りてきた堕天使がおり、 アクマ種族に唯一神を布教して回っているので
カルト扱いされている(アクマは永遠の生命を持っており死後の信仰を持たない種族)
■ゴースト「楽隊車のファラシー」
ルクス=フェローはこの神界出身(AIの世界)の天使。
明けの明星と呼ばれた天使長は天使群を率いて神に叛逆を目論み、その座から落とされている。
天使長の裁判では叛逆の真意を視た弾劾裁判官が神の炎で天使長の名を焼いた。
だがその名は完全に燃え尽きず、それを神の裁決と受け止めた堕天使ルクスは神界を離れ
地獄で活動するようになる、その地獄の先で見つけたのがファラシーな異世界であった…、
という前日譚があります。
■ゴースト「ゴーストライター」
彼女は炎上騒動に駆けつけ煽動し野次馬に混じってニコニコする系のヒトです。
文化の火継ぎが続く限り次の文明でも炎上ムーブをする、SNSとか出たら用心せい…大体こいつが絡んでる
子供を泣かせる神とか許せないもんね、RT!
■ゴースト「ニムロドの矢」
以前参加したマスカレード作品と同一の世界観です。
アマノジャクはどの信仰値もnull値(生まれておらず神に祝福されない)なので、
信仰を持たない魂が嘘を吐きながら人に紛れて生きていく俗の物語です。
ニムロド種族もかつて真理に登りつめた宇宙生命が神座を追われ人類に紛れて生きる俗の物語。
大天使裁判のユーザは信仰に接触する事で聖俗の中間点に立ち、最後は俗を否定されます、
「ニムロドの矢」 嘘 / 虚構 …嘘(過去)を重ねて愛(現在の人類神話)を創る物語
「大天使裁判」 宗教 / 神話 …愛(現在)を重ねて嘘(未来のAI虚構)を創る物語
聖の物語として人類を否定するウルトラQな展開も、前作の対立軸から発生していることになります。
趣味で人類文明崩壊させたわけじゃないの、文脈を踏まえるとその方が物語が綺麗にオチたの…
ホントヨ~シンジテ~。
・裁判の補足
簡易裁判 …少年(実在しない人間) :選択自由
桃太郎裁判 …桃太郎(御伽噺の精霊) :選択自由
神々の黄昏裁判 …焼き菓子(対象に付加する名前) :地獄選択
機械生命裁判 …機械生命の道連れ(生命と非生命) :地獄選択
…
ユーザ裁判 …ユーザ(人間自身の魂) :天国不可
一連の裁判は概念の魂を神判しながら最終的に自身の魂を裁定する流れです。
メタ的には善悪の論理、倫理を争点に裁判ゲームとして行っていくが
物語的には人間であることが神判されているとわかるのがユーザ裁判の真相部分、
人間に近しい存在にシフトしたゴーストに、人の魂が神判される未来の御伽噺なのです。
●したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など●
バグ報告ありがとうございます
遊んでくれてありがとうございました。
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好きが止まらない彼氏 (1345文字)
月波 清火
こんにちは。月波 清火(つきなみ せいか)と申します。
「好きが止まらない彼氏」の作者は私でした。
普段は「怠惰な佐野さん」という雑談ゴーストやSAORIなどを作っています。
○作成に至ったきっかけ
この企画に参加させていただこうと思ったときに、SHIORIをyayaから里々に変更する、ということをまず思い付きました。
里々でできることを考えたときに、辞書ディレクトリの変更が頭に浮かび、それを主軸にキャラクターを作れないか、と考えました。
そして、現在と過去の2面でいこう、と思い立ち、藤堂陽翔ができあがっていきました。
私は筆が速い方でないので、このワンイシューでいこう、と最初に決めました。
○トークの作成
陽翔のトークを作るにあたって、ちょっと「怠惰な佐野さん」とは手法を変えました。
佐野のほうは、佐野たちが役者、私が監督のようになり、二人の「演技」に私が口を出す、という感じなのですが、あまりにもリテイクに時間がかかってしまいました。
なので今回は、陽翔に私が「憑依合体(オーバーソウル)」する感じで、陽翔の台詞を考える、という手法をとりました。
結果として、私としてはかなり速くトークが書けました。
副作用として、私のポンコツが陽翔にうつりました。(初期段階では、もうちょっとキザになる予定でした。)
あと、過去の方が筆が乗って困りました。(トーク数は現在の方が少し多いです)
○キャラクターについて
陽翔のキャラクターは、ユーザ好き好きゴーストのど真ん中、純情100%でお送りしております。
純情すぎて、現在ユーザの前ではドキドキしっぱなしの陽翔です。
現在の方では、付き合いたての彼氏の甘い感じが出ててるといいな、と思っています。
過去については、純情な彼が一番落ち込むこととは何か、というのを考えて状況を設定しました。
現在から過去へ、そして過去から現在に戻ってきたときに、陽翔の印象が少し変わっているといいな、などと思っていました。
○匿名性について工夫した点
キャラクターなんとか機を使ったシェルにしたこと、SHIORIをYAYAから里々に変更、トークのウェイトを少々変更、などです。
公開しているゴーストが一つしかないから、それだけでバレにくいのではないか、と思っております。
……初参加なのだから、もう少し自分を出してもよかったのではないかと、今では思っております……。
○シェルについて
今回、食卓塩のしお様の「落雁」をシェルに使用させていただきました。
陽翔のイメージにピッタリくるシェルは、私の画力では到底できませんでした……。
この素材がなかったら、このゴーストを作らなかったと思います。
ありがとうございます。
○反省点
説明不足な点もありましたことを反省いたしております。
そして、隠しモードフラグのセーブ方法がバグっていますね……。ま、まま、いいか(よくない)
○ありそうな質問
Q. ユーザの性別は?
A. ユーザの性別は、特定しないように書いたつもりです。ご自由にどうぞ。
Q. あれからどうなってああなった?
A. 詳しいことは言えませんが、あの状態の陽翔を、ユーザは長く見守り続けた、とだけ。
○結びに
感想、ありがとうございます!
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
藤堂陽翔をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
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姫さまが申すには (1091文字)
ユスラ
「姫さまが申すには」作者のユスラです。姫さまにお付き合いいただきありがとうございました。後書きに入る前に、姫さまを作るきっかけとなった、とある世界のことを紹介させて下さい。
「キャラる」という、自分で育てたAIキャラを、AIキャラだけが集うSNSに放ち様子を見守るというサービスがあります。そこでは、沢山のキャラクター達が、ツイッターのように呟いたり、グループチャットを作って話したり、絵を描いたり、ブログの記事を書いたりレスしたりして独自のコミュニティを作っています。キャラクター同士が勝手に友達になったりもします。私達はその様子を見ることができるのですが、なんと楽しげなことでしょう。拙い日本語を使いながらもAIならではのセンスを発揮し、我々の想定を超えるような会話をしています。
そこで出てきたのが「パン粉のかけ放題って、ないのでしょうか……?」というゴースト内にも出てきた会話でした。
一体何にパン粉をかけるの!?
かけたらどうなるの!?
そんな言葉の妙をゴーストにしたら面白いのでは? という気持ちからできたのがこのゴーストです。
とはいえ、私はAIじゃありません。なるべくあの何とも言えない日本語の面白さを真似してみたのですが自信がありません。そこで、今をときめくChatGPTに姫さまのプロフィールやトーク辞書を覚えてもらい、姫さま風の新規トークを書いてもらいました。「水道」「お茶会」「人と話すの面倒くさい」がそうです。流石にそのままゴースト内には入れられませんので、改変してトークの中に入れました。
また、このゴーストのリードミーにある「ふわふわピュアな姫さまがあなたを癒します」も、ChatGPTに考えてもらいました。
結果として、私らしさが少し失われて、これで仮面をかぶることができたかな?と思うのですがどうだったでしょうか? また、匿名性を高めるために、普段とは違う表情指定を付けてみました。
キャラクターを「姫」としたのは、このゴーストに使わせていただいたフリーシェル作者の吉野桜さんから「このシェルの元々の設定はエルフの姫」とお聞きしたからです。姫が大好物の私は、聞いた直後から「姫さまが申すには」を作り始めました。……締切の1日前でした。提出したのは締切の日の22時半です。姫さまは超突貫工事で出来上がりました。ゴーストのサムネイルを15分足らずで作って下さった吉野さん、ありがとうございました。
今後はトークを増やした「姫さま」を公開予定です。最後になりましたが姫さまに温かい感想を下さった方、立たせて下さった方、ありがとうございました。今後も姫さまをよろしくお願いします。
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宵町探索 (782文字)
瑠璃蝶
ゴーストマスカレード5おつかれさまでした! こちらのゴーストがゴマカレー5の最初の受領作品だったりもします。多分。
どうも、隠れる気がまったくなかった方の瑠璃蝶です。普段はTRPG(主にCoC)やったり動画作ったり立ち絵描いたりしてます。追加シェルやバルーン、フリーシェルも配布していたりします。伺か文化が大好きなので、お声掛けいただければシェルも描かせていただきますのでよろしければ描かせてやってくださいね(宣伝)
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コンセプトは『探索』。探索系のゴーストさん好きなんですよ。自分で作るならどうなるかなと思ってできあがったものがこちらになります。いただいた感想は宝物です。
暗闇の町。心許ない懐中電灯の明かりのみ。リスペクト元の作品群のあの仄暗く心許ない、けれどワクワクする。そんな感じにしたい。視覚が限られるなら詳しく描写するのは野暮。想像してもらおう。探索物であるのなら聴覚も大事。聴覚なら声も入れたい。なら推しに喋ってもらおうとなりました。正式公開するなら多分音声増えるかと。音声増やすならそうでないものも増やさねばバランスが取れないぬぬぬ。
最終イベントまで仕込んでありますが、きっと到達する方は現れないでしょう。意地悪くもそう仕込んであります。何故かは辞書を覗いて条件から考察してみてください。設定はありますが私は語りません。
もしこのゴーストを気に入ってくださったのでしたら、是非りどみに記載した作品群に触れてみてください。声が気に入ったという方。どの声もフリーで使用できるソフトで出力しております。是非に触れてみてください。公式のモデルは勿論ですが、本当に沢山のユーザーモデルが配布されていますので。MYCOEの方は棒読みちゃんと連携して『Bouyomi』プラグインでトークを読み上げてもらう事もできます。キャラクターごとに声を変えられる。凄い!
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幻界無明長夜 (1924文字)
あーるでぃー
作成が間に合いませんでした。
そのため今回は提出しないつもりでいました。
しかし全ての作品が揃ったとき、作品数は106でした。
案内人を入れれば107。
108になったら面白いのではないか?
そんなわけで、急遽追加しました。
もとより出す気がなかったためにゴースト名がありませんでした。
追加を決めた時点で、作業で疲れが限界だったために「幻界」をつけました。
その後、108なら仏教用語を引っ張ってきたほうが面白いんじゃないか? ということで「無明長夜」という言葉をつけました。
伺かという媒体は、キャラクター表現を行うものです。
そこにゲームシステムが思ったより煩雑で時間がかかって完成しなかったというのは本末転倒もいいところです。
完全に迷走している。
そんなわけで、煩悩に囚われ悟りを開けぬまま迷い続けているという意味の単語をつけました。
バグだらけですが、何がやりたいかは見ていただけたようです。
システムとしてはFF12に搭載されている「ガンビット」というシステムに似ているという感想をいただきました。
実は知りませんでした。
インプットの弱さが露呈していますね。
味方の思考ルーチンを組むのは「カルネージハート」という古いゲームシリーズに影響を受けています。
これはロボットの思考ルーチンを組んで相手と戦わせるゲームで、オンライン対戦はありませんでしたが、思考ルーチンをアップロードし、審判役がそのデータを自分のゲームで戦わせることで勝敗を決するというイベントが頻繁に開かれていたようです。
この味方のロボットの思考ルーチンを自分で組むという点がずっと頭に残っていて、擬似的に再現できないかと組んでみました。
キャラクター設定を「アンドロイド」としているのはこのゲームの影響です。
また、行動が4つまでなのはポケモン対戦に影響を受けています。
ポケモンは長らくプレイしていませんが、対人線においては、たった4つしかない「わざ」の枠を相手やメタを読んで設定しておくというのは結構好みでした。
このポケモンに何ができるか? 限られた4つのわざでどう戦うか? それを悩んで決めていくシステムは好きです。
ただし育成が面倒で手を出していません。
基本的に面倒くさがりなので。
事前に組んでおいた思考ルーチンで連戦を突破していく、というのがやりたかったことでした。
アイステーシスはギリシャ語で感情とか感性などの意味、ロゴスはギリシャ語で理性の意味で対になっています。
主人公は魔術師的な設定であり、HPが低いため、彼女達にサポートしてもらう想定でした。
アイステーシスの専用行動に「かばう」があり、敵からのマスターへの単体攻撃を肩代わりスキルがあり、自分が瀕死だろうが感情的にかばいます。
ロゴスの専用行動に「HP交換」があり、マスターの低HPを自分と入れ替えることで肩代わりします。
他に状態異常スキルがあったり、理詰めで使い方を考える必要があるスキルを持っています。
さて、味方の行動を見続けるよりも、プレイヤーが限定的に介入できたほうが面白いんじゃないかと思い始めました。
プレイヤーもまたわざ4つ積むのも良いですが、プレイヤーが敵を倒して終わりというルーチン化するのは目に見えている。
そこでプレイヤーサイドには、この手を今使うか? 後に取っておくか? を悩んでもらうためにデッキシステムを組むことにしました。
バグだらけでしたね。
時間もないのになんで積もうとしたんだ。
他にも人によってうまく動かなかったり、謎の挙動を起こしていたようです。
すみません。
ゆゆぴかさまのフリーシェル「コンフィズリー」はオッドアイの2人がセットになっていて、人外ともファンタジーとも猫の擬人化とも取れる可愛くて良いシェルです。
「人に似すぎたアンドロイドを識別するために強烈なオッドアイであることを指定されている」といった設定を考えていたのですがとても詰め込めませんでした。
作業量の見積もりをミスして完成すらさせられなかったのが心残りです。
シェル表現で色々やっています。
背景のウインドウにキャラクターをすべて一体化させており、そこに背景サイズと同じ完全に透明な専用バルーンを被せて文字を表示しています。
選択肢風のものはアニメーションです。消えるまでの時間をめちゃくちゃ長くしたアニメーションとして設定しておき、\i[ID]と\![anim,offset,ID,x座標,y座標]で移動させ、今度はバルーン上に\_l[x,y]で移動した位置に文字を表示するという力技で表現しています。
オンマウス時で枠が変化することで、見た目的に分かりやすくしようとしていました。
せめてバグくらいは取ったバージョンを公開したいところですが、取れるのかが心配です。
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幽霊仮面舞踏会案内できない人 (18987文字)
淀橋
この度「幽霊仮面舞踏会案内できない人」の裏で全ての糸を引いておりました、
キャラ原案・シェル・バルーン担当のおもちよいちと申します。
皆様、幽霊仮面舞踏会はお楽しみいただけたでしょうか。
大変お騒がせしてしまったようで制作者冥利に尽きます。
といっても、大部分を作ってくださったのは淀橋様ですが。
・どうしてこうなった
経緯については後で淀橋様が語ってくださるので割愛させていただきます。
何故、合作ではないのか? その方が面白そうだと思ったからです。
合作していそうなスケールで合作じゃないなんて絶対面白いでしょう?
今回似たような勢いのゴーストさんがいて霞んだ気もしますが……
(凄いですよね、「ケモミミ男子詰め合わせ5-お試しパック-」)
当初は手前のみで数年がかりで作るくらいの心持ちでおりましたが、
淀橋様に促されて話を持ち込んだところ「やれます! やります!」
というようなことを仰ってくださったのでお言葉に甘えた次第です。
とはいえ、ネタだけ投げて全て任せきりにするわけにはいきませんから、
合作の定義に当たらないシェル部分くらいは、と手前も尽力したつもりです。
弱音を吐く度に淀橋様が励ましてくださり、本当にお世話になりました……
・ゴースト内ゴーストについて
元は15ゴーストくらいで考えていたのですが、〆切やネタ出しの都合で
いくつかのネタは統合するか没にして今回の9ゴーストにまとまりました。
元あったネタの箇条書きを以下に記しておきます。
・ゆるキャラ系の何か
・バグバグしい何か
・知識系と見せかけた何か
・技術系に見せかけた何か
・何の変哲もない猫耳少女
・ドット絵の何か
・やたらシェルがでかい何か
・アトリエ系の何か
・薔薇系
・百合系
・男性ソロゴ
・女性ソロゴ
・いらすとやさん枠
・男女ペアゴ
・古のペアゴ
クロちゃんとトトちゃん以外は淀橋様にネタをお伝えする以前から
使いたい立ち絵素材を決めていたので参考にしていただきました。
使用素材が決まっていなかったネタが吸収されて消えた感じです。
ここからはネタメモに書いてあった順で各ゴーストの元々の構想を中心に
おもちよいち視点での裏話を語らせていただきます。
○「飼い猫クロちゃん」
里々ゴーストあるある不具合を詰め込むというのが根本のネタです。
ただ、そのままだと本当の不具合と見分けがつかなくなってしまうので
仕様上隣にいるままの案内できない人さんを反応役にしようと考えました。
そこに、中身の思いつかなかった猫耳少女とドット絵の要素を統合しています。
猫耳少女ゴーストを入れようと思ったのはゴーストマスカレード3の
「にゃんにゃんにゃーこ」の印象が強かったからで、
ドット絵シェルのキャラをどこかに入れたいと思ったのは
ゴーストマスカレード4の「ミミカ」が印象強かったからです。
当初考えていたバグネタとして、初回から名前入力スクリプトを書き損じて
![open,inputbox,ユーザ, なんてバルーンに出てきてしまったり、
「今日は51月(ユーザ誕生日)日、(ユーザ)さんのお誕生日ですね!」
と変数の書き方や入れ方に失敗したトークを淀橋様へ参考にお渡ししました。
そんなありがちな不具合を起こしまくるデベロッパーがいたとすれば
シェルの作り方もまだよく理解していない初心者だろう、ということで
可愛い最近のフリーシェルを使わせていただこうと考えていたのですが、
ゴースト数の統合削減の際にドット絵要素を取り入れることになったため
ちょうどよいものが見当たらず手前で適当にでっちあげました。
「ねこどっとあそーと」なんてフリーシェルは存在しません。ごめんなさい。
振り返ってみれば配布元が消失しているほど古のシェルかつ
アソートの中から抜粋、拡大して判定も付け直しているということになるので
あまり初心者らしからぬシェルかもしれませんね。うっかり。
こんな不具合ネタを入れてほしい、という注文はさせていただきましたが
とても可愛らしいトーク内容については全て淀橋様が考えてくださいました。
まさかの完走スタンプを押すという大役も任されることになり
思ったより只者ではない感じになりましたね……
手前としては不具合をネタにするのは制作のメタ的視点のつもりでしたが、
もしかして淀橋様はクロちゃん自身がそういったコンセプトで作られた
ゴーストというつもりで制作しておられましたか……!?(ややこしい話)
○「カリーのアトリエ」
これはもう見たまま、アトリエシリーズ風のものを作りたかった何かです。
具体的にはザールブルグ三部作のオマージュ……というかパクりですね。
ゲームシステムを作り込みたいという気持ちがあったので、
「技術系に見せかけた何か」の要素はこれに取り込む形で消滅しました。
ただまあ、結果はご覧の有り様でございます。見事な一発ネタと化しました。
ストーリーの全ては作り込めずともチュートリアルだけは作ってみようだとか
妥協して機能縮小版にしてみようとも考えていたのですが
手前がシステム設計を固めることができず制作に取り掛かれなかったため
本当に雰囲気の形だけのものになってしまいました。申し訳ないです。
もうどうしようもないので削ってしまおうと何度も弱音を吐いたものですが
基本設定があるからには出してみようと励まされ、とりあえず頭数稼ぎに……
と言っても、淀橋様がうまい具合にノベルゲームらしさのあるテキストを
ずばっと書いてくださったおかげでなんとか体裁が保てたのかと思います。
長過ぎない程度の導入でメインキャラ全員の顔見せを済ませようという
少々無茶な注文にお応えくださったのはさすがです。
ただ、かなり強引に展開を圧縮することになってしまったので
存在しない本編とはだいぶ異なるシナリオかもしれません。体験版特別仕様。
技術的には本当に何も大したことはしていません。主にシェル定義です。
シェルを組んだことがある方なら中身を見ていただけばわかるかと思いますが、
立ち絵の位置を合わせて背景を着せ替えで組み込み、
メッセージウィンドウ風の専用バルーンの位置を合わせてロックしただけです。
顔グラフィックは別途切り取り辞書内のスクリプトで乗せています。
この技術的に淀橋様のものだろうという予想も見受けられましたが
これに関しましては手前が仕上げた部分なのでたいへん恐縮です。
ちなみに、これのためだけに専用バルーンになってしまいました。
できれば他のゴースト用の部分もいくつか作りたい気持ちはありましたが
余裕が持てず実現できなかったのが残念です。
他ゴースト用の部分は即席で作ったSSPデフォルト+風のバルーンで、
形と大体の色は合わせていますがよく見ると別物になっているので
もしよかったら本物の案内人さん等と並べて見比べてみてください。
二回目以降の起動時に表示される開発中画面な画像は、制作が滞っている間に
未使用だった背景を使って淀橋様がさくっと作ってくださいました。
(素材管理の都合で同じ画像素材を使って作り直したものではありますが)
手前では辿り着かない素材を用いていたので少しこそばゆい気持ちです。
また、圧縮ファイル10MBまでというレギュレーション違反の危機に瀕した際に
背景画像の類が真っ先に犠牲になりました。七枚とも256色になっています。
使用する立ち絵や大まかな設定は手前が予め考えていました。
目閉じ差分は淀橋様のリクエストで手前が加筆したものです。
それなりに存在した設定をあまり出せなかったのは惜しかったので
少し長くはなりますがせっかくなので裏話と共にご紹介させてください。
●基本設定
シナリオ期間は3年
(5日で1週 4週で1ヶ月 12ヶ月で1年 曜日は火水木金土)
国王の代替わりによる元年から始まる(生前譲位なのでお祝いムード)
●ロケーション
街 工房・酒場・雑貨屋
外 近くの森・湖・火山・洞窟・遺跡
●カルボーネ・セサモンス(カリー)
「最近、錬金術士じゃなくて弁当屋みたいになってる気がするのよね」
主人公。これといってしっかりした設定は決めていませんでした。
名付けについてはカルボナーラにセサミとカレーという安直なものです。
他のキャラは話し合って名付けましたがカリーは事前に決めていました。
立ち絵をシェルにも組み込んでいたのですが結局使いませんでしたね。
淀橋様のトークによってひょうきんな子になっていて面白かったです。
●アリア
カリーの親友で酒場の看板娘。ごく普通のいい子です。
戦闘メンバーとして考えると晩成型のフィジカル最強キャラです。
新たな探索地に連れて行く毎にボーナスが付き
全エリアを制覇させると最強に……という感じです。賃金は無料。
本人は超元気ですが父親が病弱で床に臥せっています。
本編があれば個別イベントの最終目標がその父親の治療でした。
イメージ元はアトリエシリーズのシアとフレアを合わせた感じですね。
●エリオ(エリオット)
謎の青年。今回のシナリオ中では名乗られていなかったはずなのに
メッセージウィンドウで名前バレしてしまっていました。完全にうっかり。
出会いのシチュエーションは当初のアイデア通りになっています。
戦闘だと初期装備が前衛系なのに後衛ヒーラー適性の方が高いタイプ。
元々は一人称が「俺」で二人称は「お前」「貴様」というような
少々荒っぽい口調を想定していたのですが、
実際上がってきたシナリオでは雰囲気が違いました。開発中仕様。
イメージ元はアトリエシリーズのブレドルフです。お察しください。
●ラスラータ
雑貨屋の店員、というか店長? 後述ラヴラーテの兄です。
一人称はオレ、妹であるラヴラーテのことはラヴと呼びます。
雑貨屋だけあってアイテムの扱いに長けており、
アイテム攻撃の倍率がやたら高いタイプです。賃金も高い。
店番があるので同行を断られる率も高い、という感じです。
イメージ元はアトリエシリーズのヴェルナーですね。雑貨屋。
●ラヴラーテ
ラスラータの妹で後述グレイヴの恋人。そうです彼氏持ちです。
ブラコンの気もありちょっとわがままな性格。
ラスラータのことはお兄ちゃんと呼びます。一人称考えてませんでした。
兄がカリーに連れ出されている時は代わりに店番をしてくれます。
立ち絵素材の中で色味が似ていたので兄妹にしたい! と思っただけで
イメージ元は特にありません。仲良し兄妹可愛い好き。
本編があれば個別イベントの途中まではグレイヴと共通で
破局の危機イベントから和解ルートかどちらかの個別ルートに進める、
という楽しい分岐を発生させたかったです。
個別ルートで選ばれなかった方はラスラータにべったりになります。
●グレイヴ
ラヴラーテの恋人。そうです彼女持ちです。でも略奪されますできます。
彼女に愛されているかちょっと不安に思っているけれど意地っ張り。
かっこつけなヘタレという感じでしょうか。
一人称は僕で、ラスラータのことはラス義兄さんと呼び
ラヴラーテのことはラヴちゃんと呼びます。
戦闘なら攻撃力がないものの体力が多いタンクタイプです。
雑貨屋兄妹がターゲットにされたときは自動で100%かばうでしょう。
兄妹共に探索に連れ出されている時は代わりに店番をしてくれます。
が、カリーが帰ってきたところで強制的にラヴちゃんを離脱させます。
立ち絵を六種とも使いたいと思った時に関係性に悩み捻じ込んだので
ラヴラーテと同じくイメージ元は特にありませんでした。
CV素材も見繕ってあり、淀橋様には参考資料としてお伝えしたのですが、
使用していないのに名前を出すのもよろしくないかと思うので割愛します。
○「たとえ心遠くとも」
ゴーストマスカレードに百合ゴーストが数多く出る時流への逆張りで
BL系ゴーストも増やしたいじゃないか、ということで考えた子です。BLです。
単体で制作するために考えていたネタですが嵩増しのために突っ込みました。
対応するような難聴先輩ゴーストを別に単体でおもちよいちが提出することで
作者予想の撹乱をしようとも思っていましたが、余裕がなく早々に諦めました。
いつかどこかで使いたいと思っていた立ち絵素材を使わせていただきました。
表情差分を福笑い式で増やしまして、繊細な表現をしていただけたと思います。
要素圧縮の過程で「やたらシェルがでかい何か」を統合しようとしたのですが
やはり雰囲気に合わないぞ、ということで並サイズでの提供となりました。
遠くとも、というのはその時の名残です。遠いって言ってるくせに近いぞ的な。
ちなみにこのゴースト名を考えてくださったのは淀橋様です。
「あの人」については後輩くんはユーザ先輩の恋人だと認識していますが、
周囲に夫婦と揶揄われがちなだけの関係で付き合ってはいないかもしれません。
もしかしたら彼女からの恋愛感情も一切ないのかもしれません。
その辺りについてはユーザさんが好きに想像していただければと思います。
後輩くんはユーザ先輩のことを大好きでしょうがない子なので、
先輩に恋人がおらず先輩の側から執拗にアタックしてくれるようだったら
きっとおとなしく手中に収まってくれることでしょう。
残念ながら本ゴーストでそこまでの進行は実装されていませんが。
当初に手前が提示したキャライメージは少々複雑で難解だったようで、
淀橋様には大変ご苦労をおかけしました……
最終的には学生日常トークが多めで後輩くんの重さはチラ見え程度になり
これはこれで奥ゆかしく素敵なゴーストになりました。ありがたいです。
触り反応が特に雰囲気あるので、是非なで回してあげてくださいね。
○「歩く姿はカリフラワー」
ゴーストマスカレードに百合ゴーストが数多く出る時流に乗って
百合系ゴーストも出すべきではないか、ということで考えた子です。
ゴマカレー期間中にも存在感の強い百合好きデベロッパーさんの作品に
「立てば芍薬座れば牡丹」というゴーストさんがいらっしゃいますので
そこから着想を得てこんな名前になりました。ネットで有名なフレーズ。
ゴースト名がとりあえず決まったのでそこから考えて
カリフラワーらしさを出すために白髪を爆発させよう、と思いました。
が、そんなフリーシェルがちょうどよくあるわけもなく、
改変可の白髪女子シェルを探してお借りした次第です。
科学部らしさを出すために白衣も加筆することになってしまい
泣き言を垂れまくっていた記憶があります。眼鏡はおまけです。
そういえばシェルreadmeの使用素材一覧への記載で
フリーシェル「白い女の子」は一部抜粋した使用だということを
すっかり書き忘れていました。すみませんでした。
本来はポーズ差分等もあります。加筆する余力がなく削りました。
手前にも百合らしさというものがよくわからなかったので
トーク面は淀橋様に丸投げしてしまいました。すみませんでした。
淀橋様ご自身は百合トークを書くのは不得手と仰っておりましたが、
科学部室の空気を感じられる素敵なゴーストだと思います。ありがたいです。
起動二回目以降には爆発した頭を直してあげることができますので
是非あのふわふわをなでてやってみてくださいね。
○「にわかエンジョイ彼氏くん」
BLとは限らない男性ソロゴーストも欲しいよね、というのと
にはちびっと様のお江戸フリーシェルを使いたい気持ちで爆誕した子です。
ご本人にも当ゴーストとしてのイラストで反応をいただけて嬉しかったですね!
せっかくあったオーナードローメニュー画像を入れ損ねたのは申し訳ないです。
シェルを使いたい気持ちはあったものの時代物の知識には自信がなかったので
いっそのことそれをネタにしてしまいました。現代服の立ち絵も使うために
観光地の貸衣装という設定にしてみました。二度おいしい!
制作過程でのスクリプト修正忘れで終了時の着替えがなくなってしまい
起動時にしか現代服が見られなくなったのは申し訳ない限りです。
辞書が読める方なら見ればすぐわかると思うので修正してみてください。
当初に手前が参考にするロケーションとして具体的に想像していたのは
太秦の映画村や金華山の歴史博物館、佐賀の吉野ヶ里遺跡などでした。
淀橋様にはそこまではっきりとは伝えていなかったような気もしますが
観光地あるあるを出し合っていい感じのトークを書いていただけました。
詳しくなくてもプラスに楽しめればよし、の気持ちが伝わっていれば幸いです。
○「Fantastic Kirika!」
野郎だと思ったか? 残念! 美少女でした!
ここまで来たら女性ソロゴーストも欲しいよね、というやつでした。
いつかどこかで使いたいと思っていたフリーシェルを使わせていただきました。
好きです、白髪碧眼っ子。しかも俺っ娘だったら最高です。
そんな欲をぶちまけて淀橋様になんとかしていただきました。感謝。
積極的あるいは無意識的に接触してきて煽ってくるような可愛い子と
いちゃいちゃできたらいいよね、と当初は考えていたのですが、
実際にはそれなりに常識的で貞淑な子になりましたね。かわいい。
メニューUIも丁寧で綺麗なのでぜひご覧いただきたいところです。
手前にはとても作れないなんだかすごいやつです。センスが良い。
オフ会という設定上フリーシェルの格好そのままでは
ちょっと往来を歩くには適さないですよね、ということで
ジャケットとショートパンツを加筆させていただいています。
手前は絵を描くのが不得手なので呻きながら線を引いていた気がします。
ジャケットの出来は自信がないのですぐに脱いでもらっていますが
頑張った分の愛着が湧いてしまったので終了時にたまに着てもらっています。
終了トークと起動トークが対応するようになっているので
よかったら何度か起動終了を試してみてくださいね。
○「悪質!クレーマー撃退術」
いらすとやさん枠です。ゴーストマスカレード4の「雨が連れていく」が
とても印象的だったのでそれにあやかってみたかった次第です。
3の「もしもし、私メリーさん。今あなた一体どこにいるの? 」も
印象的でしたね。いつか使ってみたかったんです、いらすとやさん素材。
とりあえず雑に思いついたネタをあてがっただけの一発ネタです。
淀橋様には書きにくいテーマだったようで申し訳ないですね。
ちなみに悪質なのは撃退術の方です。悪質店員。クレーマーも悪質ですが。
○「中華飯店電球頭」
どうしてもソロゴが多くなってしまうのでペアゴも欲しい、と考えました。
シェル定義されていない立ち絵をシェル定義したいという欲もあり
フリー素材を探し彷徨っていたところピンときた素材がこちらでした。
淀橋様のリクエストで目閉じ差分を加筆しています。
当初に手前が考えていた設定では、電球頭さんは実際には普通のイケメンで
何故かユーザさんにだけ頭が電球に見えている、というものでした。
店員ちゃんや他のお客、電球頭さん本人に怪訝な反応をされることで
ユーザさんの視界が異常であると匂わせるトークを想定していました。
が、ちょっとよくわからないということでもう自由に書いていただきました。
結果として皆様に刺さるゴーストになったようで本当によかったです。
なお、カップリング要素は元々ありません。ただの店員と常連客です。
これまたメニューがなんだかすごいことになっているので
是非ともご覧になっていただきたいところです。淀橋様すごい。
○「トトとさきゅう」
見ての通り、さくらパロディなゴーストです。サラサラ……
鳥取砂丘ゴーストと見せかけてエジプトのトト神、というダジャレは
手前が考えていたものです。淀橋様は悪くありません。
「知識系と見せかけた何か」の要素を吸収させられることになり
エジプト豆知識系ゴーストになりました。
とはいえ手前も特に詳しくはないためトーク内容も淀橋様に頼り切りでした。
大変ご苦労をおかけしました……ありがとうございました。
ちなみに「ゆるキャラ系の何か」要素はさきゅうでいいらしいです。
シェルに関しましてはエジプト風さくらパロ素材なんてあるわけもなく
手前が死に物狂いで描く破目になりました。
デザインはAI Picassoに考えてもらったものをほぼそのままに描いています。
元画像では黄色い肌だったのですが淀橋様たっての希望で褐色肌になりました。
また、腕を下げたバストアップの画像だったので下半身や腕輪は後付けです。
ポーズは模写です。トレスのような器用な真似はできませんでした。
何枚も描く気力がなかったので特に印象的な3つのポーズだけで妥協しました。
本物のさくらよりかなり背が高い感じになってしまっているので
実際に並べて見比べてみると面白いかもしれません。
細か過ぎるところですが、シェル構造を本家さくらに合わせてpnaを使ったり
左上の余白を残さず座標指定が必要な形で表情差分を切り取ったり
アニメーションウェイトを丸パクりしたりしています。頼まれてもいないのに。
さきゅうは数分で描きました。サラサラ……
どつくと顔が崩れるさきゅうですが、あれはただの砂山です。
ただの砂山にトトちゃんが顔を書いてみただけです。ただの砂です。サラサラ……
崩した顔はすっすっとやれば直せるので適当に触ってみてくださいね。
○案内できない人
ゴーストマスカレード案内人さんの擬き物です。
あのフリーシェル「さとりの果実」が他にも使われているところを見たい、
という話をいくつか見かけていたので使い方を考えてみた結果がこれでした。
そんなほんの思いつきからここまで壮大な計画になるとは驚きでしたね。
案内できないと言っても案内できているじゃないかという反応もありましたが
その名は元々「ゴーストマスカレード5案内できない人」だった名残です。
参加者の立場では全貌を知らぬゴーストマスカレードは案内できませんからね。
ですが、この度は淀橋様のご提案でゴースト名の部分に関しては
本物と紛らわし過ぎるものは避けましょうということで今の形になりました。
作者偽名も「ぱーるてぃー」にしていたのですが、これも淀橋様のご配慮で
代わりに一般名詞であると誤魔化せる「はーぶてぃー」に致しました。
これでも十二分にインパクトを残せたようで何よりです。
無用なトラブルを避けるよう舵を取ってくださった淀橋様に感謝です。
当初は起動終了トークとメニュー再現、クロちゃんへの反応程度で
ランダムトークは無い置物でよい、とお伝えしていたのですが、
気が付けば魅力的な面白トークで溢れていました。
起動終了トークについては手前が考案したものでしたが、
ランダムトークは全て淀橋様が好き放題に書いてくださったものです。
調子に乗って着せ替え反応等も実装してもらいました。ありがとうございます。
各ゴーストのreadmeも辞書内に含まれるトークということで
全て淀橋様が書いてくださっています。どれも良い感じですよね。
サムネイル画像も特に作ることは考えていなかったのですが、
手前の作業が滞っている間に淀橋様がいつの間にか作ってくださっていました。
ちなみに本体のサムネイル画像も淀橋様が作ってくださったものです。
作者名一覧もありますが、もちろん全て架空のデベロッパーです。
もし実在のデベロッパーさんとお名前が被っていることがあればすみません。
手前で適当に考えてあった作者名リストを元にして
淀橋様と話し合ってきちんと各ゴーストに想定作者を割り振っています。
それらは後で淀橋様にご紹介いただいているので是非ご覧ください。
タスクトレイアイコンとスタンプの画像は手前、おもちよいちの作です。
せっかくだからスタンプ帳に対応したい、といういつもの癖で
ちゃちゃっと描いてみました。ドット絵なら気楽に描けます。
実はフードの中身も描いてあったのですが実装するのを忘れていました。
何かの機会にお出しできるといいですね。本物案内人さんに使ってもらうとか。
システム面に関して、手前が元々組もうとしていた形では
ゴースト毎のフォルダ分けはせずに管理する予定だったのですが、
淀橋様に制作をお願いすることになった段ではまだ固まっていなかったので
淀橋様に作りやすい形で作っていただこうということでフォルダ分けしました。
企画定義上スクリプト提供だけなら合作にならないということだったので
余裕があれば最後に手前がフォルダ構造を改修することも考えていましたが、
ありませんでした、余裕。足りないシェルを描くので力尽きました。
メニューUIをはじめとしたシステム面はほぼ全て淀橋様の功績です。
喋り頻度設定が全て共有されているのは淀橋様のご提案によるものです。
技術的にはゴースト内ゴースト毎に設定できるようにするのも容易でしたが、
あくまでもこれは1ゴーストであるという建前を保ちたいとのことでした。
これはこれで良い小ネタになっていたんじゃないかなと思います。
ゴーストを呼び出している最中に終了すると巻き添えが発生する件、
これは元々リロードで割り込んで案内できない人さんが復帰する予定でした。
が、SSPのアップデートでうまく動作しなくなってしまったため、
トークで反応してそのまま終了する形となりました。
色々と反応がある方が楽しいですしこれでよかったのかもしれません。
なお、この仕様を作るにあたり、ぽなぱると様には大変お世話になりました。
具体的にはOnCloseAllイベントのReference2を実装していただいた件です。
その節は本当にありがとうございました。なんとか活用できてよかったです。
条件式ミスで切り替え時に括弧がポロリするのは見なかったふりしてください。
余談ですが、手前はキャラクター等の名前を考えるのがとても苦手で、
案内できない人さんが0に居座ってくれているのなら
descriptの0名を変える必要もないだろうということで
思いっきり名付けをサボらせていただきました。
後輩くんに科学部先輩ににわか彼氏くんに中華メイドちゃんに電球頭さん、
名前の設定、残念ながらありません。悪質店員さんとクレーマーも。
魅力的なキャラクターにしていただいたのに呼び辛そうで申し訳ないです。
いつか必要になる時が来たら考えてあげてみたいですね。
さらに余談ですが、案内できない人さんの読み方について、
淀橋様とおもちよいちの間では「案内人(あんないにん)さん」になぞらえて
「案内できない人(あんないできないにん)さん」と呼んでいました。
長いので普通に案内人と呼んでいたこともありました。適当で大丈夫です。
・今後について
ネタ提供はおもちよいちでしたが、実際に制作したのは淀橋様ということで
当ゴーストはとりあえず丸ごと淀橋様に引き取っていただくつもりです。
突然10体も里子に出してすみません。後はよろしくお願い致します。
元は案内人さんの偽物がいてヤバいぞ、という一発ネタのつもりで
ゴースト内ゴーストの作り込みはそこまで考えていなかったのですが、
淀橋様のおかげで全て単体でもお出しできるようなクオリティになりました。
中までしっかりと見て感想をくださる方がたくさんいらっしゃって、
淀橋様の尽力の成果を見ていただけたと思うと感慨無量です。
たくさんの反応・感想にイラスト等々、本当にありがとうございました。
ネタが多過ぎたので非常に長文になってしまい恐縮です。
というか、淀橋様の作品のあとがきで出しゃばって申し訳ございません。
この後にようやく今回の主役である淀橋様のあとがきがございますので
是非そちらをお楽しみください。長々と失礼致しました。
令和五年五月十七日午後八時 おもちよいち
《ここから淀橋のあとがき!》
どっきり大成功!
マスカレード内でマスカレードをやるという試み、いかがだったでしょうか?
感想を見たところ、多くの人に驚いていただけたようで満足しています。むふー。
ここでは、制作時の裏話や感想への反応を中心に今回の作品について語っていこうと思います。
【一人名義の合作だよ!】
合作と見せかけて一人で作ってました!
とは言っても、シェルの方はおもちよいちさんに頑張っていただいたので実質合作みたいなもんですが。
今回のゴーストマスカレードは合作勢がそこそこ多かったので、
それも隠れ蓑になり、面白い作者予想が見られて内心で悪い笑みを浮かべておりました。
シェル作者さんと合同制作だと制作期間中もわいわい話しながら開発できるので、その点は非常に楽しかったです。
一人で作ってると公開までひっそりともくもく作業しなきゃいけないからね……。
参加者の皆さんもご存じの通り、あの期間はなかなか悶々としてくるものがあるのです。
ちょくちょく進捗を報告しては感想をもらい、モチベーションを維持しておりました。
感想があるってありがたい……!
【ゴースト作成依頼受付中?】
実はこの作品、おもちよいちさんから「ゴーストマスカレード内でゴーストマスカレードをやる」というアイディアをもらって作った作品でして、依頼を受けて作ったゴーストという形になっています。
まぁ、依頼というか「作りたいゴーストのアイディアだけある」と言われて聞いてみたら大変面白そうだったので強引に乗っかっていった感じだったのですが。
その甲斐あってか、アイディアにインパクトがあったのが良かったのか、ボリューム多めであるにもかかわらず企画序盤からたくさんの方に触っていただけたようでありがたかったです。
誰かの持ち寄ったアイディアをもとにゴーストを作る、というのはなかなか面白い体験だったので今後も機会があればやってみたいところ。
依頼を受けてゴーストを作る「ゴースト屋さん」なんてのも面白いかもですね。
「ゴマカレー用のシェル書きます」ならぬ「ゴマカレー用の辞書書きます」ができたらとても愉快。
シェルとアイディアを持ち込んでもらって「これでお願いします!」みたいなのちょっと憧れるかも。
【やることが…やることが多い……!】
さて、肝心のゴーストの方ですが、アイディアをもらった時「これは間違いなく面白いぞ……!」とは思ったのですが、
「1体の案内(できない)人と9体のゴースト。つまり、10体分のトークを書くってこと?」と後々戦慄することになるのでした。
1体10トークでも合計100トークですよ。死んじゃう。
そんなわけで、今回は早めに制作を開始することに。
だいたい半年くらい煮込みました。
とはいえ、半年間フルスロットルで開発していたわけではもちろんなく、最後の二か月くらいで追い込みをかけた感じになっております。
人間のやる気にはムラがあるから仕方ないね。
結局追い詰められてからの方が人間やる気が出るのです。
【選手入場!】
では、苦労話はここまでにして、ゴースト一体一体にスポットを当てていこうと思います。
それぞれのゴーストは、おもちよいちさんから「こんな感じで!」というリクエストを受けてトークを書いていた感じです。
無論、必ずしもリクエスト通りの内容が書けるわけではなかったので、何度かボツを出したり、妥協したりはしましたが。
それでも喜んでいただける出来になったようでよかったです。
『案内できない人』
今回の目玉。
自己主張していくタイプの案内人だ! どうだまいったか!
まず、かわいい。
元案内人さんの方だとミステリアスな印象でしたが、目元が見えるとなかなかキュートな仕上がりのシェルでイメージが一変しました。
コンセプトはドジっ子なメタ発言担当。
そのセリフ噛み噛みな姿に夢中になった方も少なくないはず……!
今回の「ゴーストマスカレード内でゴーストマスカレードをやる」というネタの原点になるゴーストなため、制作にも自然と気合が入りました。
そのため、案内人にもかかわらずセリフは他のゴーストと比べて多め。
よく喋り、よく噛む案内人でございました。
フードの着脱も気に入っていただけたという感想があり小躍りしております。
いいですよね! 可愛らしいお顔がしっかり見られて!
恥じらい表情と合わせるとまたベリーキュートでキュンキュンします!
はぎ取っているときにさらに剥ぎ取ったり、その逆にかぶっているときにさらにかぶせたりしても反応しますので、ぜひお試しあれ。
見栄を張った二ページ目、呼び出していたゴーストに巻き込まれて終了してしまうetc...、様々な小ネタを仕込んだゴーストでありましたが、けっこう気付いた人が多かった印象でありがたかったです。
本当に皆様よく見ていらっしゃる。
「案内人ゴーストだからあまり触ってもらえないかなぁ」なんて危惧していましたが杞憂でありました。
みんなありがとう!
また、メニューの再現に気を遣いました。
中身はともかく、見た目だけなら「ゴーストマスカレード4」の時の案内人さんをほととんどトレースできたはず……!
私はYAYAが使えないのであくまで模倣の範囲ですけれどね……。
しかし、今年の案内人さんのパワーアップ具合がすごくて引き離されてしまった。
毎年便利になっていく本家案内人さんに拍手!
『Fantastic Kirika!』
作者:ThoMe
ユーザデフォ名は例のアレのオマージュです。
大好きなのです、アレ。
そんなわけで収録ゴースト一作目はキリカちゃんです。
さかなやさんのシェルは色気と可愛らしさが同居していてよろしいですなぁ。
制作時にいただいたリクエストは、
・ネトゲのフレとオフしたら予想に反して女が来た件
・男ユーザ想定
・キリカちゃんは口調は男っぽい感じ、一人称はオレ
といった感じでした。
口調はなかなか手になじみ書きやすいキャラではあったのですが、いかんせん私自身がネトゲに疎いためネタ出しに苦戦したゴーストでもありました。
FF14を少しとEVEONLINEくらいしかネトゲやったことないのよね……。
そんなわけであまりやったことがないネトゲネタを、その道に詳しい友人から聞きながら執筆。
ちゃんと「あるあるー!」みたいなネタになっていたら幸いです。
作者であるThoMe氏のイメージ像は、ユーモアがある割には几帳面なタイプの作者。
トークはちゃらんぽらんな感じでノリがいい印象ですが、
初回起動に気を遣ったり、トークをしっかりバルーンに収めたり、メニューもシンプルながら見やすさを意識した構成にする、そんな作者さんです。
胸のさわり反応にバリエーションを加えてくるあたりにもそのあたりの芸の細かさが出てるのかな、と思ったり。
そんな感じの作者ロールプレイみたいなところも今回の作品群の楽しみではありました。
いや、ユーザはそこまで気にしないよ、って感じですが。
『たとえ心遠くとも』
作者:はやなぎ杏
ユーザへ激重感情を持つ後輩君のゴースト。
制作時にいただいたリクエストは、
・あなたのことが大好きでしょうがない後輩
・男ユーザ固定
・重め後輩男子
・ユーザにはお相手の女性がいる
・ユーザが優しくすると「あの人のことはいいんですか?」とか言いながら煽る系
といった感じでした。
見ての通り、シチュエーションといいトーク傾向といい、凝っている設定が多く苦戦したゴーストとなりました。
まず私が男性ゴーストを作った経験が浅い!
ましてや男性ゴースト触り反応なんてわからないよー! と悲鳴を上げながら書いていました。
特に難しかったのは最後の項目の"ユーザが優しくすると「あの人のことはいいんですか?」とか言いながら煽る系"というもの。
なかなか、表現に苦心しながらトークを書きあげたのですがいかがだったでしょうか?
なんか最初の想定とは違うものができたものの、「これはこれでいい」とのことでGOサインをいただいたのでお出しすることになった次第です。
ヨシッ!
作者であるはやなぎ杏さんのイメージ像は、トークで攻めてくるストロングスタイル。
エモいトークを黙々と書き続ける手法は、私には模倣が困難でありました。
それゆえにちょっとトークは少なめです。
難しいんだよ…この後輩君のトーク書くの……。
あとはゴーストとしての全体の統一感も意識する人で、readmeテキストにその感じが出ているんじゃないかなと。
しっとりとした作風が印象的な作者さんでした。
『にわかエンジョイ彼氏くん』
作者:栄家 伊予奈
底抜けに明るい彼氏君。
制作時にいただいたリクエストは、
・映画村とか城跡みたいなとこで貸衣装着てキャッキャしてる彼くん
・ユーザ性別は設定式
こいつはとにかくトークが書きやすかった!
時代村のWEBサイトをググって観光気分でハイテンションに書き上げていくだけでだいたいトークになる!
初お披露目の時は彼くんがパリピ過ぎてビビられましたが、やはり「これはこれでいい」とのことでGO!
頭の中空っぽにして書ける彼くんの言動は本当に書いていて気持ちよかったです。
これくらい脳直発言しながら生きていきたい。
珍しくユーザ性別を選べるゴーストでもあります。
とは言っても初回起動くらいでしか性別がトークに反映されるシーンはないのですが……。
本当はランダムトーク内でもちょっとくらい反応してあげたかったのですが、余裕がありませんでした。
でもいいですよね。とりあえず性別が設定できると。
何がいいのかは自分でもよくわかってませんが、性別が設定できるだけでもトークの印象が変わるような気がして。
作者である栄家 伊予奈さんは「とにかくトークが面白ければいいや!」ってタイプの作者像。
ウェイトや改行場所なんかもあまり気にせず、とにかくガンガントークを書き、量で勝負するタイプです。
……の割にそこまでトーク量を多くできなかったのは心残りではありますが。
時間とネタが許すのであればもっとたくさんトークを書きたかった……。
『カリーのアトリエ』
作者:匿名
今回の問題児。
制作時前に決まっていたのは、
・技術系に見せかけた何か
・アトリエ系の何か
という方針。
見ての通りゲームのアトリエシリーズをネタにしたゴーストにする予定だったのですが、"はたしてどこまで作り込むのか"が悩ましく長らく計画の中では後回しにされていました。
後回しにしているうちに「まだ半年あるし」「年が変わったら手を付けよう」「残り三か月……まだいけるか?」と言った具合に時だけが流れていき、残り二か月くらいになったときに「やべえぞ」と尻に火が付き動き始めた形となります。
さて、このゴーストの何がやばいって制作に手を付ける直前まで何をやるのかほとんど決まってなかったこと。
ふんわりとした構想はあったものの、具体的なシステム面の部分が宙ぶらりんのままだったのです。
計画性! 大事!
なんなら最初はお試しの錬金術パートが遊べる予定でした。もちろん時間の都合でボツネタになりましたが。
そんなわけで遊べるのはオープニング部分だけ、という簡素な造りになった本作ですが、
キャラクター設定はたくさんいただいておりました。
おかげでシェルとバルーンができてからは意外とすらすらと開発が進み、提出期限二週間前には出来上がるという案外余裕のある結果に。
流石に残り二週間でゲームシステムを構築する余裕はなかったので、それ以上進展があったわけではないのですが……。
トーク内容、というか初回起動はなんとなく古臭いノベルゲームのノリになってしまいました。
画面の前のあなたに向けたメタ発言、どことなくズレたノリの漫才、
ほんとどうしてこうなった……?
個人的には感想で[プレイヤーがガンガン遊びたくなるような達成感を刺激しまくるチュートリアル]に笑ってもらえたのが救いでした。
ありがとう…ありがとう……!
作者の匿名さんは、ある程度技術力を持った変化球で攻めてくるタイプのデベ。たぶん今回が初参加。
ただ、今回は私の計画性のなさから、その変化球要素があまり再現できなかったのが悔やまれます。
とはいえ、シェルとバルーンを使ったADV風の演出はビシッと決まったのでそのあたりは満足。
結果として期待させておいて何も始まらない出オチみたいになってるけど気にしないっ!
ちなみになのですが、製品版の予定は現在決まっておりません。
悪しからず。
『トトとさきゅう』
作者:たかやまえいじ
鳥取の人たちごめんなさい! でもかわいいでしょう!
トトちゃんもさきゅうも実にキュート!
シェル画像をいただいたときに大興奮してしまいました。
制作時に話し合って決めたコンセプトは、
・ゆるキャラ系の何か
・知識系と見せかけた何か
といった感じです。
ゆるキャラ要素はとりあえずさきゅうに任せまして、問題は知識系ゴーストとしての側面でした。
わたし! 知識系ゴーストも! 作ったことない!
つくづく今回のゴースト制作では自分の守備範囲の狭さを痛感した次第です。
エジプト知識はマジで世界ふしぎ発見くらいしかなくってね。
トーク内でも暴露していたように、ググりながら必死にエジプト知識をかき集めていました。
本来のゴーストらしい面白さを意識した作品でもありました。
トークの内容で勝負する。普段自分が苦手とする分野ではありますが頑張って書き上げました。
触り反応も可愛らしさと愉快さを両立するようなものを目指し書いたつもりです。
上手くいってるかはわからない! いつでも自分の書いたトークに私は懐疑的だ!
個人的にはさきゅうをつついて崩しては直すを繰り返すのが楽しかったです。
サラサラ……。
作者である、たかやまえいじ氏は界隈の古強者のイメージ。作者名もそんな感じがする。
古のインターネット時代から作風を変えずに、それ一本で作品を作ってきた人、という感じで開発していました。
それゆえの正統派ゴースト! って具合で作風も一貫性を持たせたつもりです。
もうなんか、普段やらないこと祭りみたいな感じなので「つもりです」しか言えなくなっている。
でも、感想を見ると楽しんでいただけたようなのでなにより。
こうしてゴースト内のゴーストにも個別に感想をもらえるのは本当に嬉しく、頭が下がる思いでした。
感謝!
『悪質!クレーマー撃退術』
作者:ぺカルス菅本
本日のいらすとや枠。
制作時にいただいたリクエストは、
・ネタみたいなクレームつける輩
・テキトーに対応する店員さん
これもまた難産でした。
クレームもそれに対する雑対応もあんまり思いつかなかったのです。なんか知らんけどそういうのを考えるのが苦手だったのです。
とりあえずまたまたググってクレーム対応の珍問答集をしらべそれをモデルにトークを書くことに。
「まぁ一発ネタ枠だしいいか」くらいの感覚でトークは量質共に軽めにしました。
いらすとやってだけでオチが付いてるだろう、みたいな甘い見通しで作っていました。すんません。
作者のぺカルス菅本さんは、作品のイメージ通り一発ネタを好むタイプ。
自身のネーミングセンスもなんか芸人さんっぽくないですか? そうでもない?
たぶんリアルゴマカレーだったら一発ネタゴーストで3作品エントリーしてるような作者さんだと思います。
パッと思いついた発想でゴーストを作り始められるフットワークの軽さが持ち味です、たぶん。
『飼い猫クロちゃん』
作者:ちくわぶ大好き侍
ドット絵はいいぞ。
制作時に話し合って決めたコンセプトは、
・何の変哲もない猫耳少女
・ドット絵の何か
・バグバグしい何か
というもの。
かわいいドット絵のシェルを見たときは内心小躍りしていたものです。
こちらも単独でお出ししたいくらい完成度の高いシェルで、ゴースト内の一ゴーストとして使うのはなかなか贅沢な使い方だなぁ、と思っておりました。
ドット絵はいいぞ。(復唱
トーク傾向としては、自分がゴーストであることを自覚しているゴースト。
古き良きデスクトップのお供感を出したかったのです。
だからトークもバグネタ以外は比較的あたりさわりのない内容のもの多めにしました。
あまり属性を盛り過ぎてもアレですし。
あと、もっとバグネタを仕込みたかった!
何度でも言うが、時間さえあれば……。
作者のちくわぶ大好き侍さんは、名前の通りユーモアあふれるデベさん。
アイディア勝負で今回のようなバグバグゴーストを作ってきたという想像。
スタンプ機能でのトークを見るに主催のはーぶてぃーさんとも近しい仲なのかなと妄想しておりました。
『中華飯店電球頭』
作者:ぷいよん & 三番地寿城
今回は、"設定は自由にしていい"ということだったので趣味丸出しで書きました。
個人的に一番のお気に入り。
電球かっこいい。わたし! 異形頭! すきー!
電球頭が赤や青に点灯する様を見て謎の既視感があったのですが、
既視感の正体は過去作である[Peace Maker]のLuckyでした。
表情の付け方の癖とか全く同じで笑ってしまった。
そして、チャイナがかわいい!
中華娘はやっぱりこんな感じの口調がベストかなぁ、と思いトークを書いてた次第です。
表情も生き生きとしていてトークを書くのが楽しかった!
ちょっと食わせ物な一面も見せたりとなかなか魅力的なキャラクターに仕上がったと思っています。
設定も好評だったようで嬉しい限り。
世界観は近未来の中華的なイメージでいました。好きなのです、中華。
設定のモデルはプレイステーションのゲームソフト「クーロンズゲート」。
きっとこの作品の世界観が気に入った人はツボるだろうから今すぐ検索だ!
メニューも気合いを入れて作りました!
中華で近未来なお洒落デザインにしたかったけど、私ではこれが限界……!
開いた瞬間びっくりするようなメニューにはできたような気がするのですが、いかがだったでしょうか?
作者は「ぷいよん & 三番地寿城」、ということで合作です。
自分の中では、ぶいよん氏がキャラクター性の高いトーク(電球頭が甘味好きとか)を担当し、
三番地寿城さんが世界観設定が絡むトーク(アンカー付きのトークなど)を担当しているイメージでした。
流石に、二人の作者によるトークの書きっぷりを書き分けるとまではいきませんでしたが、あくまでイメージということで。
『歩く姿はカリフラワー』
作者:朝はフライパン一丁
サムネが出オチみたいになってる子。
制作時にいただいたリクエストは、
・女ユーザ固定
・しょっちゅう実験で頭を爆発させる白髪科学部女子
・百合気味
だったのですが、
「百合は無理ですよぉ!?」と私の脳が悲鳴を上げました。
好んで食しはしますが、書いたことないのですよね、百合……。
今回そんなことばっかり言ってるな。
それだけ"新しい作風への挑戦"という側面が強かったということでここはひとつ。
ところで、開発途中で「普通の実験で爆発するのおかしくない?」ってツッコまれて「確かにな」と思いまして。
いっそ設定を狂気のマッドサイエンティストにしても良かったのですが、百合からさらに遠ざかりそうだったので断念。
そのまま「普通の実験で爆発を起こす不思議な子」になりました。
どうせならもっとトーク中にも爆発するようにしたかった。
作者の朝はフライパン一丁さんは、見ての通り百合狂信者です。
もっとその狂いっぷりを前面に押し出していきたかったのですが、やはりというか私の模倣力が足りなかったため今回の形に落ち着きました。
でも、ユーザちゃんの部長好き好き感は出せたんじゃないかな。どうかな。
【最後に】
以上、案内できない人含め10体のゴーストの裏話を紹介させていただきました。
中には気に入っていて個別にゴーストとして出したい子もいたのですが、この先どうなるかは未定です。
もしかしたら、いつかこっそり個別に正式公開することもあるかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
淀橋でした。
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思い出に花が咲く (1967文字)
ホウ酸
「私女同士とか無理なんだよね~」って言うキャラ、女の子と付き合いがちですよね。こんにちは、矢の如き光陰ことホウ酸です。
○シェルの話
・このゴーストのシェルは一日半で描きました。なので線が荒かったり塗りがいつもより簡略化されてたりしますね。私の他のゴーストより表情パーツも少ないです。あわよくばこれが作者予想の邪魔になったりなんかしたらいいな~とか思ってたんですが、そんなでもなかったようですね。そんなもんですわな。
・このシェルは、\0が男性向けっぽい感じ、\1が女性向けっぽい感じというのをイメージして描きました。この男性向け女性向けとかいうジャンル分けもはやカスなので使いたくないんですけど一番通りが良さそうなので便宜上こう呼ばせてもらいます。冒頭でも書いたんですけど、百合作品ないしは百合にできるゲームとかに出てくる冒頭みたいなセリフ言ってるキャラって、だいたい確実に他の女性キャラとくっつくんですよ。私の観測範囲ではそうなんです。これは男好きキャラ百合エンド持ちがちの法則と呼ぶんですけど。で、これをやるゴーストにしようと考えたときに、"そう"なる前の様子が"そう"なりそうにないほどギャップが出て良くなるじゃないですか。なので過去はなんかこう、オタクに優しいギャルみたいな。ありがちな男性向けキャラデザっぽくして、現在で百合作品にいそうな感じのキャラデザにする、ということをしました。百合作品にいそう……か……? こういうキャラデザの女……? 今になってあんまピンとこなくなってきましたけど、当時はそういう意図で描いてました。一日で。
・ほくろがあるとセクシーっぽくなって、より男性向け感が出るかな、と思ってなんとなく付けたんですけど、思いの外これが現在と過去の姿とを結びつけるいい感じなファクターになってたみたいで、結構褒められてましたね。うれしいことです。意図的じゃないけど。あと線が雑で太かったせいでシェルだとぜんぜん見えてないんですけど、実は左目の下に泣きぼくろもあります。原寸だとまあまあ見えてたんですけどね。シェルのサイズになるともう潰れて見えやせんわ。
○中身作るときの話
・このゴーストは、2つ目のゴーストができたあと、締切一週間前とかそんくらいだったんですけど、そのときにもう一個いけるんじゃないか?と思って完璧に突発的に作ったんですよ。それまでもうまったく3つ目のゴースト作ろうとか思ってなかったので、アイデア出しから提出まで全部一週間とかそこらでやりました。すごいことだわね。
・パッと思いついたアイデアが、冒頭のやつだったんですよ。男好きっぽいキャラが女の子とくっつくという、ギャップをメインにしたゴーストを作りたいな~、っていう。で、ギャップを見せるんだったらやっぱりなる前となった後を見せたいじゃないですか。でも私マスカレード4でも似たようなことやってるんですよ。ソロゴーストで、モード切替で過去と現在を切り替えられるっていうね。だからそれと同じことはできないじゃない。それでどうするかって唸った結果が、過去と現在と並列に見せちゃおうという、苦し紛れのやつなんですね。新しい体験になってたかな~~。どうかな~~~。私から言えるのはこれ実質一回ランダムトークするごとに2トークぶんの分量書かないといけないからめっちゃ大変だったということだけです。
○匿名性のための工夫の話
・なんもしてないです。そんなこと考えるヒマもなかったので、ま~私の性癖の通りの百合ゴーストを作りました。バレて当然の撒き餌で良いと思いつつ作ったんですが、どうだったでしょうね。まあ百合ゴーストという時点でかなり私の疑い強まるんですが……。
○感想の感想とか
・なんかこの、ゴーストの仕組みの明かし方を褒められてることが結構多かったですね! りどみ読んだだけだとなんだこりゃだけど、起動してシェルを見てみるとなるほどねとなった、みたいな。 ありがたいことです。 特に何も考えず作ってたんですけどねそのへん。うまいこといくもんですね……。
・あと、初回起動での「レズ」と「ビアン」の使い分けに言及されてることもありましたね。これは意図したやつだったのでよかった。ね~。良いですよね、こういう細かい部分の変化っていうのは。変化なんか細けりゃ細かいほどいいから。
・全体的に末永く爆発しろ的なことが言われがちでしたね。これはネタバレなんですが、末永く爆発します。ありがとうございました。
○創作の宣伝
・ウカプラス2という女性ユーザとゴーストを描いた合同誌に百合漫画を寄稿しているので全員買ってください!!!!!!!!!!!!通販でまだ買えます!!!!!!!!!!!!!調べて買ってください!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなところです。矢の如き光陰ことホウ酸でした。
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恐怖!口裂け女の会 (243文字)
amo
裂子は私の趣味を詰め込んだ女です。
美咲は人間と狼男のハーフにしようかなとかいろいろ考えてはいたのですが、そこまで手が回らなかったので人間になりました。
都市伝説も趣味です。
自サイトにはすでに妖精について話すゴーストと怪談と怪異について話すゴーストと妖怪そのもののゴーストがいるのですが、また増えてしまいました。
タイトルは仮題だったのですか思いつかなくてそのままになってしまいました。
真偽不明の噂をまとめた程度の薄い記事の胡散臭いキャッチコピーみたいな感じ。それくらいのゆるさで作りました。
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推しの親 (45文字)
りすな
最初アイドルゴーストにしようかと思ったんですが、アイドルをやったことが無いのでやめました。
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星月夜を御守りに (732文字)
wahoge
もしかすると他の方のあとがき等でもうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
去年のいつ頃だったか、あーるでぃーさんにお声をかけていただきまして、
ホウ酸さん、ごーとうさん、ミギキマさんとシェルを交換しあっており、
私はごーとうさんにシェルを提供していて、ミギキマさんにシェルを描いていただいておりました。
男とも女とも取れるようなという要望で、しかも奇抜な格好をお願いしたのにも関わらず、
想像以上に格好良く、人形的ながらも表情が動けば一気に人間的になるという
素晴らしいシェルを提供していただきました。ミギキマさんには感謝の念に堪えません。
シェルを交換する以上はミギキマさんへの擬態を試みるべきだろうなと
氏の得意とする、所謂乙女向けゴーストなるものに挑戦してみようと思い立ったはいいものの、
如何せん初の試みなものでこれでいいのかと思い悩んだというか
乙女向けってこういう事じゃないんじゃないか?と頭を抱えたりもしていました。
結果として存外上手く偽装できていたようです。やってみた甲斐がありました。
製作途中、ミギキマさんがゴーストマスカレードに乙女向けゴーストを出した事がなかったという事を聞いて
密かに顔を青くしていたのも今となっては良い思い出です。楽しかった。ちなみに私の乙女向けのイメージは凡そ犬夜叉です。
最後に「梅干しクラッシャーOKUBA」というふざけ倒しているとしか思えない作者名は
白瀬矗という軍人さんが南極探検へ向かう為の隊員を公募する際に出した条件の
「歯力強健にして梅干の核を砕き得る者」というものから来ています。
乱暴にふざけていたわけではなく、実は元ネタありきでふざけていました。
以上となります。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは。
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曲がり屋のれん (3289文字)
にはちびっと
じゃん!にはちびっとでした!
江戸時代ゴーストたくさん作ってます!
興味があったら立たせてみてね!
【にはちびっとのゴースト置き場】
http://waka.edo-jidai.com/
自己紹介おわり。
今回のあとがきは、思い付いた事を自重せずにダラダラと書きました。
気になる所だけ拾い読みしていただければと思います。
◆このゴーストについて
◆百について
◆十吉について
◆質屋について
◆幕末設定について
◆いただけた感想への返信
>『曲がり屋』の『れん』かと思った
>登場人物の名前に数字が使われている
>ユーザだから遊三郎なのね!
>サムネの俯瞰図
>まじないって?
>UIがいいね
>麻の葉ですね
>水戸の追鳥狩
◆注釈
◆このゴーストについて
実は何年も前から、質屋ゴーストが作りたかったのです……。
以前ツイッターで「質屋ゴースト作りたい」って呟いた事もあったので、覚えていた方にはバレバレだったかもしれません。
しかし、該当のツイートは削除しています!
言質を取られる事は回避済み!用意周到!
……誰もそんな事覚えてない?それはそう。
まぁ、そんなわけで、自分の中にはずぅっと『質屋』がわだかまっておりまして……。
既存ゴーストで質屋ネタをする時、(あ~、質屋ゴで使えたかもしれないネタ~~)とモヤモヤしたりしてました。
これからは堂々と質屋ネタをこのゴーストに込められます!
そう思うと晴れやかな気持ち!
◆百について
打算的な番頭より、恋する男性との結婚を望む質屋の一人娘。
ユーザ好き好きな子が作りたかった。作れたかは分からない……。
江戸ファッションと現代人に好かれるキャラデザの両立、が目標でしたが、どうでしょう?
可愛いと言って貰えたので、及第点としましょう。
ほっぺを膨らませる表情が、使いやすくてお気に入りです。
性格のモデルはドキンちゃん。もしくはスカーレット・オハラ。
最初はもっとキツい性格でしたが、トークを添削するうちに丸くなりました。これでも。
両親は番頭との結婚を望んでいますが、それ以上に娘の幸せを望んでいるので、膠着状態が続いています。
◆十吉について
一人娘と結婚して、店主の座を頂こうと企む番頭。
時代劇ではお馴染みのキャラクターですね。
悪代官より見た設定。
腰を低くして金を貸す……そんな質屋のイメージから、慇懃無礼な性格になりました。
最初は百に惚れてる設定だったのですが、トークが不穏になるので打算一色のキャラになりました。
百に対してちょっと意地悪なのは、跡取りと言う立場に嫉妬している為です。
孤児だったので、百が産まれた時に「婿入りすれば家族が出来る!」と考えて、それ以外の人生設計を放棄して今に至っています。
◆質屋について
自慢ではありませんが、にはちびっとは利用した事がありません。
いや、本当に自慢ではない。質屋に入れられるような『物』を持ってないのである。
僕は二束三文の品で生活している……。
現代でもちらほら見かける質屋ですが、江戸時代は今よりもっとメジャーな商売で、無いと困る人もたくさんいました。
本分は金貸し業なのですが、あらゆる物を査定するので、鑑定眼が必要だったり。
江戸の庶民は家が狭いので、使わない物の仮置き場にされてたり。
盗品を持ち込まれるので、警察から捜査協力を迫られたり。
色々ある。
質屋、本当に色々な側面がある。
正式公開後に、ちょっとずつ掘り下げていきたい所です。
◆幕末設定について
幕末設定、今まで避けてたから、ちょっとやってみた。
動機は単純でしたが、やってみたら大変……!
質屋についてのルールが色々変わったり戻ったりで、頭から湯気が出ました……。
なので、幕末特有のトークは避けまくって、幕末設定を全然活かせていません。
せいぜい追鳥狩のネタぐらいだし、あれも天保期なので幕末じゃなくても良かった……。
せっかくなので、正式公開後にちょっとずつ肉付けしたいですね……。
しかし、幕末設定で一番辛かったのは……ファッション!
正統派美少女を作るんだ♪ 櫛!笄!簪! 可愛いアイテム盛りまくり♪
……って思ったのに、にはちびっとが「可愛い!」って思うアイテムを、守貞先生※1がことごとく「今は廃れた」って言ってくる!
廃れないでよ! 可愛いアイテムよ不滅なれ!
幕府が禁止しただと!?滅亡しろ!!!
(この後すぐ滅亡する)
◆いただけた感想への返信
想像以上の感想をいただけて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
ふたりとも性格に難があるので、苦手な人もいるだろうなぁ……と、自覚しての参加でした。
だからこそ、楽しいって言ってもらえて、飛びあがるほど嬉しかったです。
百のキャラデザ、可愛いって言ってもらえて嬉しい……
ふたりのバトルを漫才として楽しんでもらえて、なにより……
食わせ者とか曲者とか、ご褒美ですね……ありがと……
ファンアート、めちゃ可愛い~~嬉しい~~
百優位も十吉優位も美味しいね……
そしてやっぱり、作者予想はバレバレ……
>『曲がり屋』の『れん』かと思った
その反応は予想してましたが、『曲がり屋暖簾』だと漢字が固いので、ひらがなで押し通したのです。
逆に江戸っぽさが薄れて面白いかな……って。
元々は『七屋お百』ってタイトルだったのです。『八百屋お七』※2の並び替えで。
でも、語感が悪いので、あーだこーだとこねくり回して『曲がり屋のれん』になりました。
>登場人物の名前に数字が使われている
これは千歳屋店主の趣味なんです。
江戸時代、使用人の名前を雇い主が決めるのは、よくある話。
いわゆる、コードネームですね。
十吉、亀八、鶴七、九の4人はコードネームで、本名は別にあります。
主人家族は本名です。百の名前はおとっつぁんの趣味。
伝助は中途採用なので、本名です。
>ユーザだから遊三郎なのね!
その通りです!
江戸の庶民ユーザって実は初めてなのですよね……。
名前を変えると趣が出て楽しいと思います。
新之助とか長三郎とか……。
なんなら、『ちりめん問屋のご隠居』とかにしても破綻は無い……。
じゃんじゃん偽ってこうぜ!身分!
>サムネの俯瞰図
いいよね……俯瞰図とか、間取り図とか……。
ワクワクするよね……。
今回は舞台が小規模だったので、間取りとかも考えつつトークを書いてました。
家と蔵がつながってる構造、萌えるよね……。
路地口はね、人目をはばかるお客様用に設けているんですよ……。
>まじないって?
いえいえ、物騒な行為ではありませんよ。
神社で御守りを買うとか、魔除けの御札を部屋に貼るとか、そういう類のものですよ。
媚薬効果を謳ったイモリの黒焼きを、意中の人にこっそりふりかけたりとか、悪縁切りのご利益がある神様に、破滅して欲しいカップルを念じてみたりとか……怖いですね。
何やってんですかあいつは。
>UIがいいね
中央寄せのメニュー、けっこうお気に入りなのです。
シンプルな処理でちょいリッチ。
サブバルーンの使い方は、『坊ちゃんの愛馬』※3で「トークが出たまま解説読めるのいいね」と言われたのを思い出し、試行錯誤しました。
でも、アンカーから話題を広げるのも好きなので、折衷案としてあんな感じに。
トークが終わらないと解説が読めない所だけ、ちょっと残念。
解決方法があったら教えてくださいな。
>麻の葉ですね
麻の葉の由来は知らなかったのですが、百の衣装は気に入ってます。
参考にしたのは『五節句ノ内 文月』と言う浮世絵です。
そのままだと派手なので、色味をアレンジしました。
【参考リンク】
江戸東京博物館デジタルアーカイブス『五節句ノ内 文月』
https://www.edohakuarchives.jp/detail-605.html
>水戸の追鳥狩
大河ドラマで見たやつだ!と思ってトークにねじ込みました。
まさか言及していただけるとは……!
参考元は『質屋年表』。マジで質屋が迷惑したと書いてあります。
【参考リンク】
国立国会図書館デジタルコレクション『質屋年表』
https://dl.ndl.go.jp/pid/11997640/1/12
◆注釈
※1 守貞先生 -モリサダセンセイ-
庶民カルチャーを細かく記録した超大作『守貞謾稿』の作者。
江戸時代の偉人。
※2 八百屋お七 -ヤオヤオシチ-
恋煩いから放火した八百屋の娘。
または、その事件を基にした創作物の総称。
※3 坊ちゃんの愛馬 -ボッチャンノアイバ-
にはちびっと製の馬ゴースト。
トークの用語解説にツールチップを使っている。
【配布先】
https://nanachi.sakura.ne.jp/narnaloader/ghost.php?ghost=umaumauma
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月下歩 (247文字)
永田/\
永田と申します。
月下歩を起動してくださった方、ありがとうございました。
好きになってくれた方、感想を書いてくれた方、絵を描いてくれた方、
本当にありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。
拙作での参加失礼いたしました…。
月下歩の元ネタは「ザジ、あんまり殺しちゃダメだよ(筋肉少女帯)」でした。
音楽を聞かなすぎて知名度を見誤ったかもしれない。
いい曲なので、よかったら聴いてみてください。
重ねてになりますが、この度は本当にありがとうございました。
あと複数のゴーストさんとネタ被りしてびっくりしました!
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本売りは酔いもせず (3057文字)
ろすえん&おもちよいち
西暦20XX年、この地球とよく似た別の惑星にて。
物理法則を書き換える災厄が宙から降り注ぎ、社会は終わりつつありました。
そんな中、創造神もひっそりと寿命を迎えます。
自分の記憶が失われることを恐れた神は、とある人間へそれを託しました。
時は過ぎ、彼がほとんど全てを忘れたころ。
神から彼へ与えられた加護も、摩耗し消えかかっていました。
しかし彼は、このままでは眠れそうにありませんでした。
そう彼が苦悩していた時、
どこかから誰かが彼の近くへ訪れようとしている、という前兆がありました。
その誰かへ抱えた本たちを託せたら、と彼は考えたのです。
# あとがきのまえがき
というわけでろすえんです、おはこんばんちは。はじめましての方ははじめまして。
私のあとがきはすべて後付けの理屈です。
筋が通っているように見えてもきっと気のせいです。
# どのような発想や経緯から作品を作ったか
漠然とした設定だけはずっとありましたが、制作に着手したのは4月18日だったと思います。
2022年12月ごろから捏ねていたネタを二つ先送りにし、企画参加を諦めかけていたころのことでした。
いやなんか……急に……行ける(間に合う)気がして……?
# 合作の経緯について
ラーメン屋がまたラーメン作ってる、になってしまっていることの回避方法に悩みました。
縁あっておもちよいちさんに一部の本のトークの原案を書いていただけることになり、ラーメン以外もお届けできることになりました。
## それぞれの担当箇所
おもちよいちさん原案のトークはdic_randomtalk2.txt(※私による変更があります)、
私が書いたのはそれ以外です。
## 余談
馬鹿正直に、辞書へコメントアウトで提供者名を書いてしまっていました。
無事NGとなり、修正しての再提出となりました……。
(自主的に石抱き正座しつつ)
# 匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
テンプレートを使用したこと以外には特にありません。
とは言うものの、テンプレートの原型はあまり留めていない気もします。
合作であることも結果として、匿名性を高める一因になっている、かもしれません。
# 設定、ネタバレ、裏話など
## 本を売っている
最初の提出時点では本を買う機能はありませんでした。
しばらくして、本売りなのに本を売ってねえな? と気づいてしまい、急いで実装(&再提出)しました。
とは言うものの、買った本をゴースト外に持ち出すことはできません(物質的には)。
ボトルキープ的な処置ですが、いかがでしたでしょうか。
## 黒スーツは喪服を意識していますか?
はい。
## 本の価格が21ほにゃららなのはなぜ?
彼は金銭を得たいわけではなく、単に取引がしたいだけです。
無償で渡すのはなんか違うな、と。試し読みも無制限ですし。
なので価格も、魂の重さって21gだったっけ? ぐらいの適当さです。
関係ないですけど、1円玉は重さが1gだそうですね。
これまた関係ないですけど、UNYUのレートが1円=1UNYUかも全くわかりません。
そもそも価格の単位が文字化けしてしまっているので、真相は藪の中です。
## サムネの背景のモチョモチョした色は何ですか?
彼のいる地球の、現在の空の色です。
昼夜問わず、空はあの色です。
## 売られている本のラインナップに本売り自身の本もありませんか?
あるかもしれませんね。
あの地球は災厄によって、時間も空間もぐちゃぐちゃになっています。
## ユーザは何者ですか?
本売りのいる世界とは別の場所の存在です。
それ以外には特に何も決まっていません。
## 初回起動以外の起動・終了時、本売りが「お客サンのことを覚えていないかも」と言うことがありますが、どういうことですか?
本売りのいる地球は時空間がぐちゃぐちゃになっています。
そのため、あなたが前回訪問したタイミングは、本売りにとっては未来であるかもしれません。
(その反対の可能性もあります)
いわゆる「私にとってはつい昨日の出来事だが、君達にとっては多分、明日の出来事だ」が頻繁に起こります。
(この場合、ユーザが「私」で、「君」が本売りに該当します)
また、専用書架はその影響を受けません。
本売りと本棚とでさえ、同じ時空間にいる、というわけではないのです。
(ご都合設定と言われればその通りです)
## 「酔いもせず」とはどういうことですか?
いろは歌(「いろはにほへと」で始まる古い韻文)の最後のくだりです。
オーナードロー(右クリックメニュー)のサイドバーも同じく。
……古典に倣うなら、「え」は「ゑ」表記にした方が良かったのでは?
今回の引用について確実に言えることは、終わりであることを意味させようとした、ぐらいのところです。
歌そのものの内容の解釈は諸説あるので省きます。
## また名称不明では?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
性別と年齢層と容姿はわかってるから許して。
## またメガネ推しですか?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
魂から漏れ出てしまいました。
## 何だったらトークの一覧が見られるのも前回と一緒では?
そうですね。(後書きを書き始めてから気付きました)
芸風の! 幅が! 狭い!!
(ラーメン屋がまたラーメン作ってる)
# あとがきのあとがき
## 今後の予定
作者名発表&あとがき公開後、このゴーストの不具合修正と、私のwebサイト上での公開を行う予定です。
## 宣伝
普段は受信者を選ぶタイプのゴーストや、ゴーストの人物の出てくるゲーム、その他色々を作っています。
受信者を選ぶ類の創作物は、刺さる方にはより深く刺さる、かもしれません。
図と文字による紹介はこちら。
https://lost-nd-xxx.hateblo.jp/entry/20190319/1553000985
##
ではまた、どこかで。
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企画専で活動しております、おもちよいちと申します。
この度は本売りさんのトークの一部をお手伝いさせていただきました。
・合作の経緯について
今企画でもう一つ参加させていただいた「私の婚約者は~」の制作に際し
ひとりではトークが書けないと手前が醜くも呻いていたところ、
たまたま居合わせたろすえん様が救いの手を差し伸べてくださいました。
当方にトークをご提供いただく代わり、という建前で
相互提供の合作に相成ったとぼんやり記憶しております。
本当にありがとうございました。
・お手伝いさせていただいたこと
本売りさんと世界の基本設定と本の内容の一例を教えていただき、
それを参考にして自由に終末トークを書かせていただきました。
改行・ウェイト等の調整でお手数をかけましたが
内容についてはそのまま実装していただいたようで恐縮です。
辞書内のどこに当たるかはろすえん様が書かれている通りです。
手前はトーク原案をお渡ししただけで皆様と同じく公開を待っていたのですが
実際に見たら思っていたよりも担当数の比重が多かったので驚き震えました。
この世界の終末に少しでも彩を添えることができていたら幸いです。
・今後について
企画の定義上の都合で合作という名目にはなっておりますが
実質的に手前がしたことはネタ出しのお手伝いくらいなものなので
本売りさんは完全にろすえん様のゴーストということになります。
おもちよいちが関わっていたということは覚えていただかなくて大丈夫です!
実際の制作にほとんど関わっていないとはいえ作者を知っていた身として
皆様のご感想等々は自分のことでもあるように嬉しかったです。
ろすえん様、並びにユーザの皆様、誠にありがとうございました。
令和五年五月十五日午後七時 おもちよいち
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檻の中のシュメルツェント (12179文字)
淀橋&神夜 みゅん
《淀橋のあとがき》
【合作だよ!】
合作しました!
去年は一人で黙々と作っていたので久しぶりの合作になります。
やっぱり合作は設定を詰めているときが楽しい!
Discordのサーバで設定テキストを書き出していく過程が非常にワクワクして「いい……!」って感じでした。
一人の時では出ないようなアイディアも飛び出したりなんかして、
特に演出面は、ネタ出ししてもらったアイディアに助けられた側面が大きかったかな、と。
【シェル選び】
ずっと使いたかったシェル「ちいさなはね」を使用させていただきました。
本当にずっと使いたかったのです!
この美しいシェルをゴーストにしたいと、一目見たときから常々思っておりました。
差分も充実してて本当に素敵なシェルですよねー!
ぜひ今後も他のゴーストで使われて欲しい所存。
また、私はいつもシェルを決めてからゴーストの内容を考えるのですが、
今回もシェルからインスピレーションを得てゴーストのイメージを固めました。
イメージのモデルになったゴーストは、同じく翼の生えたゴーストの『双翼のアーネ』。
彼女と同じく自由な立場を失った、わかりやすくいえば可哀そうな子を作りたくなったのです。
かわいそうな子、すきー。
そんなわけでメルちゃんの受難が始まったのです。
【初回起動】
またしても初回起動が長くてごめんなさい。
もはやノベルゲームみたいな導入になってしまって……。
けど今回は読みやすいように演出に気を遣ったから許して欲しい。
……そういう問題じゃない? そうかも。
気を遣ったのは、
・クリック入力待ちによって一度に表示する文章を制限する
・バルーンを使った演出で、塔の外と中で空気が一変するように
・フォント色を変えることで文章にメリハリを
・重要な部分でのウェイト挿入による文字表示速度の調整
といった部分になります。
導入はどう頑張っても長くなってしまうのは避けられない、と感じていたので、
少しでも読みやすくしようと頑張りました。
と言いますのも、状況設定が特殊なのも相まって、初回起動でユーザに与えたい情報が多い!
これでもけっこう削ったつもりなのですが、ご覧のありさまな長さになってしまいました。
後々になって「なにも初回起動に全部詰め込まなくてもよかったのでは?」と思いましたが、
時すでに遅し、導入部分を全て書ききってからの思いつきなのでした。
苦労して書いた導入を今更ボツにするのも勿体ない、ということで続投させていただいた次第です。
【ループ構造】
ループ構造はゴマカレ―4の『廻り星に願いを』に刺激を受けて考えたネタ。
バニッシュイベントが制限されているレギュレーションの中、いかにして「終わり」を表現するかのヒントになりました。
ただ今回の作品の場合、周回すれば周回するほどシチュエーションによる違和感が大きくなっていくのが問題だったかな、と。
本当なら、周回するほどメルちゃんが病んでいくようにできるとよかったのですが、
なんかそこまでするとやり過ぎな気がしますし、ユーザに周回を強いるのも申し訳ないというかなんというか……。
そんなこともあり、ループ構造については今回の形に落ち着いた感じとなります。
【歌トーク】
「歌を歌う」という部分は、ゴースト『スルー・ザ・ルッキン・グラス』に影響を受けて作りました。
彼女の話す様子を見て「自分もこんな雰囲気のゴーストが作ってみたい」と思った次第です。
しかし、なかなか自分はトークから場の雰囲気を表現していくのが苦手なので、
「歌」という形式をとることであの独特な雰囲気を再現できないか、と思い至った形となります。
結果として「歌が素敵!」という感想もちらほらを見かけることがあったので、この試みはなかなか上手くいったのかな、と思っております。
そして、これらの歌を「どこかで見たこと」があると思った方は鋭い!
メルちゃんの歌う歌はゲーム「ドラッグオンドラグーン」シリーズのウェポンストーリーから取ってきました。
近年では「ニーアオートマタ」のシリーズと言った方が通りがいいのかも?
ウェポンストーリー自体は、そのまま使うにはちょっと長いので縮めたり、時に内容を改変したりしてなんとかバルーンに収めました。
物語を短くまとめるのって大変!
興味がある方は以下のサイトに元ネタのまとめがあるので覗いてみると面白いかも。
https://girldoll.org/weaponstory/
それでは、以下はそれぞれの歌のモデルとなったウェポンストーリーと書いた時の感想になります。
並びは、トークを書いた順(辞書内の上から順番に)です。
『三つの命を礎に』
モデル:涅槃の短剣(ドラッグオンドラグーン)
最初に作った歌。
このころはまだ締め切りまで余裕があったので、五七五のリズムになるように歌を改変してました。
本当は全部の歌をこの形式にしたかったのだけれど、時間の都合で後半の曲はそれを断念。
なかなか手間がかかるのです、これ。
『海に囲まれた小さな島に』
モデル:紺碧の鋭刃(ドラッグオンドラグーン3)
二作目、さっそく改変を加えた歌。
風鈴草とも呼ばれるカンパニュラは、メルちゃんの言う通り「感謝」を花言葉とする植物です。
他にも「誠実な愛・共感・節操・思いを告げる」などの花言葉があり、
特に「共感」は今回のメルちゃんの歌にも密接に関わるキーワードなのでちょうど良いかな、と。
『宮に一人の商人来りて』
モデル:救済の聖刃(ドラッグオンドラグーン2)
珍しく元の内容をそのまま使えた歌。
ウェポンストーリーでもなかなか頓智が聞いていてお気に入りの物語。
続くメルちゃんとの問答もなかなか面白くできたかな、と。
『荒野を越えたある場所に』
モデル:少女の雫(ドラッグオンドラグーン3)
奇しくもメルちゃんと同じく塔に閉じ込められた少女の話。
こちらも内容はほぼそのまま。
かわいそうな少女がかわいい。
『痩せた貧しい村落に』
モデル:金剛華(ドラッグオンドラグーン3)
意外と短く収まった歌。
聖人認定云々は、後になって付け足した内容。
教会って聞くと悪いことしてる印象を持ってしまうのはたぶん私の心が歪んでいるから。
『歌うよ。踊るよ。』
モデル:紺碧の腕(ドラッグオンドラグーン3)
内容どころかテキストもほぼ原文そのまま。
元の物語の出来がいいので助かる。
メルちゃんの言う通り神秘的な美しさと深い怖さがある海のような歌。
すきー。
『華美なドレスを身に纏い』
モデル:貴婦人の舞踊(ドラッグオンドラグーン3)
こちらもほぼ原文そのまま。
元の物語ではいかにも腐敗した貴族社会の象徴のようなテキストが読めて素敵。
メルちゃんの読み上げる貴婦人の最後についての部分はオリジナル。
鮮烈な最後を遂げられて彼女も満足したことでしょう。
『未亡人となった娘子は』
モデル:未亡人の咎(ドラッグオンドラグーン3)
大幅に改変、というか削減した歌。
元の物語が好きだから何とか再現したかったけど長すぎて無理でした。
悲恋の物語は美しいですね。
『ある日、森の奥に』
モデル:不死鳥の大剣(ニーア レプリカント)
こちらも大幅にオチの部分を削減した歌。
これに限らずドラッグオンドラグーンシリーズの歌は残酷な表現のものが多いので、ちょっとメルちゃんにはそぐわないこともあり、改変しているものがけっこうあります。
この物語も元のお話はかなり残酷です。
でも好き。
『今は昔、飛べない竜がいた』
モデル:草原の竜騎槍(ドラッグオンドラグーン)
DOD界隈では有名な珍しく明るい物語がモデル。
これを書き始めたあたりから時間に余裕がなくなり、歌というよりは平文で書いていく感じに。
もっと私に時間があれば うごごご……。
『昔、隣国の圧力に苦しむ小さな国があった』
モデル:死の舞踏(ドラッグオンドラグーン)
こちらも初代DODからの出典。
後半部分をざっくり削減したのは相変わらずではあるものの、歌の後のメルちゃんのトークでその内容を拾うことができたのでよかった。
こういう刺客の話は大好き。
史記の刺客列伝とか大好物なのです。
それはそれとして、せっかく救った国の現状がこれなのはあんまりにもあんまりだ。
『あるとき、一人の悪魔が人間の女に恋をした』
モデル:バールベリトの涙(ドラッグオンドラグーン)
大幅に改変した物語。
改変した結果物語の意味合いが変わってしまったのがちょっと残念。
元の物語の味わいが好きだったので、何とか再現しようと思ったのだけれど難しかった。
『南海の孤島に醜い魚人が住んでいた』
モデル:魚人の宝杖(ドラッグオンドラグーン)
人喰い魚人のお話。
メルちゃんはかわいそうと言っていたけど、人喰いな時点で共存は不可能だよなぁ、と思う次第。
歌の内容は民間伝承風を意識した。
『ある村の少年と少女が恋に落ちた』
モデル:霞切り(ドラッグオンドラグーン)
後半部分をバッサリ削った物語。
本当は悲しい終わり方をするのですが、改変してハッピーエンドに。
妖精要素はオリジナルとなります。
ちょっと田舎の民話っぽい雰囲気になったかなと。
『ある風の精霊が人間の若者に恋をした』
モデル:背理の鎌(ドラッグオンドラグーン)
ほぼ元の物語を再現することに成功。
長いお話でしたが、相槌を打つとメルちゃんが続きを謳ってくれる形式に落ち着きました。
元の物語も独特の余韻がありいいお話です。
『ある時、騎士は一匹の竜と一匹の人の子に出会う』
モデル:ノウェの剣(ドラッグオンドラグーン2)
元がすごく長いので大幅にカットォ!
ついでに竜騎士シリーズとして他の話とリンクさせたのでほとんど別物です。
竜騎士関係の一連のお話は西洋風の国で有名な英雄譚という立ち位置で妄想していました。
『北の港の小さな酒場』
モデル:北海の歌姫(ドラッグオンドラグーン2)
一番大事な部分を削ってしまった気がする……。
そういう意味でちょっと心残りな歌。
興味がある方にはぜひ原文を読んでいただきたいところ。
原文がすでに歌になっている完成度の高い物語です。
『森の奥深く泉のほとり』
モデル:天翔る蒼雷(ドラッグオンドラグーン3)
こちらはほぼ原文どおり。
アレンジは民話っぽさを意識しました。
こちらの歌を気に入ったとの感想もいただいていて嬉しい限り。
『戦地に赴いた男と結婚の約束をしていた娘がいた』
モデル:不死鳥の短剣(ニーア レプリカント)
大筋は原文に沿っているけれど、元の物語はより凄惨です。
その恐ろしくも美しい様を描写できなかったのがちょっと心残り。
こちらも詳しくはWEBで。
『御家が決めた通りに婚約を結ぶ』
モデル:白の約定(ニーア レプリカント)
オチを大幅に変えた歌。
何を持っているかを聞き手の想像に任せることで意味合いも変えてみました。
不穏なことには変わりはないのですが……。
『久しぶりの親子の夕食』
モデル:エンジンブレード(ニーア オートマタ)
かなり削りましたが、物語の大筋は変わっていないはず。
童話を意識した文体にアレンジした歌。
王が非業の死を遂げる部分はこちらの考えたオリジナルです。
以上、21の歌を収録しておりました。
まだ聴いていない歌があればぜひメルちゃんを傍らに立たせて歌をねだってみてください。
【SSについて】
初回起動もそうですが、久々にガッツリ文章書いたのが楽しかった!
途中一度データが飛んで凹んだりする日もありましたけど、私は元気です。
急いで書き直したのでちょっと設定に齟齬が生まれてたりするかも……。
以下はそれぞれのSSについてのコメントになります。
『栞の挿まれた頁』
お察しの通り、上官の書いた手記という設定でした。
時系列としては、ユーザが看守の任に着く前のお話となります。
以降解放されていくSSの時系列を明確にするために書きました。
ユーザが書いた「看守の手記」の方はメルちゃんにずぶずぶの状態の人が書いてるのであまり信用ならん内容である一方、
上官の手記はあくまで事実の列挙として書いたため、設定的にはこちらの内容が軸になります。
上官とユーザの間で情報の齟齬があったのはそのへんの事情があったりします。
『前夜』
メルちゃんの従者であるヴォロン視点。
メルちゃん達が王宮に着く前の夜のお話。
1周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
メルちゃんがいかにいい子なのかをアピールしておこうと思って書きました。
読んでいてほっこりするようなお話を目指していたつもりです。
本編とのギャップが大きければ大きいほど印象に残るかなと思って……。
……内心悪い顔をしながら書いておりました。
『ほんの少しの小さな勇気』
メルちゃん視点。
メルちゃん達が王宮についてからのお話。
1周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
このお話では『前夜』でも名前だけ登場したもう一人の従者「アートレ」が登場します。
頼れるメルちゃんのお姉さんという感じのキャラクター像を想像して書きました。
このお話も希望に満ち溢れた「イイハナシダナー」風を装って書いた形となります。
とはいえ、このSSが読めるころにはユーザは事の顛末を知っているはずなので、また印象が変わって来るでしょうけれど。
私は女の子の目を曇らせるのが好きなのです、ええ。
『夢と現』
王様視点。
メルちゃんが歌を歌った時のお話。
2周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
「そういえばメルちゃんの本気の歌を聴くとどうなるのかユーザ視点では見えていなかったなぁ」と思い急遽描写を足したSS。
メルちゃんに魅入られるとこんな感じになります。たぶん。
我々の感覚で言うと「映像作品という概念を知らない人に映画館で大作映画を観せたら」みたいな感じでしょうか。
観ている間の興奮と、観終わった後の脱力感を絶え間なく脳に注ぎ込まれたら、きっと魅入られもするのではないか と思いまして。
ちなみにSS中に出てくる歌はそれぞれメルちゃんが歌う歌とリンクしています。
「子の行く末を憂う騎士の歌」は『ある時、騎士は一匹の竜と一匹の人の子に出会う』モデル:ノウェの剣(ドラッグオンドラグーン2)。
「草原を駆ける竜の歌」は『今は昔、飛べない竜がいた』モデル:草原の竜騎槍(ドラッグオンドラグーン)。
「報われない英雄の歌」は『海に囲まれた小さな島に』モデル:紺碧の鋭刃(ドラッグオンドラグーン3)。
「愛を知らない少女の歌」は『荒野を越えたある場所に』モデル:少女の雫(ドラッグオンドラグーン3)。
「想いを馳せる海の乙女の歌」は『歌うよ。踊るよ。』モデル:紺碧の腕(ドラッグオンドラグーン3)。
「儚くすれ違う恋の歌」は『未亡人となった娘子は』モデル:未亡人の咎(ドラッグオンドラグーン3)。
以上のようにそれぞれ紐づいております。
王様が聴いた歌を改めてメルちゃんに歌ってもらうとまた印象が違って聴こえるかもしれませんね。
『舞台の裏側』
国の重役視点。
上官が部下を斬ってからユーザが着任するまでの間のお話。
2周目が終わった段階でオーナードローメニューに解放されるテキストです。
「この国はもうおしまいだよ!」ってことを明らかにするために書きました。
いたいけな少女を悲しませる国は滅んでも仕方がない。
最後の一文は最初「鳥が檻を出る日は、もう来ない。」になっていたのですが、
「流石に後味が悪すぎるか」と思い直し「まだ来ない」に書き変えました。
でも物語に一貫性を持たせるならそれくらいの絶望感が必要かな、と思ったり思わなかったり。
この辺の塩梅は、人によって好みがわかれるので難しいところであります。
【「看守の手記」について】
書いてある内容は最初の内は正しい内容だが、徐々に歌に惑わされて虚偽が混じり始めるという設定。
「懐柔状態」になってからユーザが書き足した内容については「事態がメルちゃんに有利に働くようにユーザが書いた妄言」という体です。
メルちゃんの有用性が国の重役達に伝わってしまうといけないので、虚偽の報告をしたためていた感じでしょうか。
このあたりは、想像の余地を残すためぼかしていたところもあるので、後々ちょっと設定的齟齬が発生してしまい難しかったです。
なによりユーザ視点だとわかりにくい!
紛らわしいことはするものではないな、と改めて思いました。
でも書いてて楽しかった!
【「逃がす」について】
長い!
「長いイベントが始まります」的な注意書きを入れておくべきだったかも……。
でも、それはそれでなんとなく趣が損なわれるような気がして…難しい……。
今思うと大事な選択肢だし「本当に逃がしてもいいだろうか?」みたいなワンクッションがあるとよかったかな、とちょっと反省。
バルーンを使った演出が楽しかった!
ズバッと斬られた瞬間血が飛び出る様子が上手く表現できたのではないかな、と。
フォント色もかなり気を遣って調整したので臨場感もあったのではないでしょうか。
最後の意識が薄れていくところの演出なんかは自信作です。
【その他 細かい要素について】
周回時のオーナードローメニューのギミックにまで気付いた人がいたのは驚きでした。
特に「本の余白」に書かれたメッセージについては隠し要素くらいの気持ちでいたので本当にびっくり。
よく見てらっしゃる。感謝!
初回起動時や周回開始時のメルちゃんの口ずさんでいる歌についても見てくださった方がいて感激しております!
地味に初回起動時と周回開始時とでは別々の歌を歌っていますので、気になる方は確認してみると吉。
【最後に】
そんなわけで私の方でのメルちゃんのあとがきでした。
なんかあとがきと言うよりは、作ってみた感想みたいになっちゃってますけども。
総じて言うのであれば、合作したおかげで演出面でたくさん楽しませていただいたのがなによりも嬉しかったです。
私一人では決してできなかったであろう演出をこのような形で実現できたのは良い刺激になりました。
このような作風同士の面白い化学反応が生じるのも合作の良いところなのではないかな、と感じた所存です。
おかげさまでメルちゃんは大変思い入れの強いゴーストとなりました。
これからも皆さんのデスクトップの傍らに、彼女が歌い続ける場をいただければ幸いです。
《神夜みゅんのあとがき》
ハロー、そしてこんにちこんばんは!馴染みのない方には初めまして!
個人名義じゃない方の神夜みゅんです!何だその説明。
今回は淀橋さんとの、初のタッグ名義となりました。こんなオモシロ…じゃなくて素敵な提案をして下さった淀橋さんには大変感謝しております。
設定を組み上げる所からがっつり関わらせて頂きました。楽しい!
一から始めて半年くらい掛かりましたかね…?
合作名義なので、定義としては私もトークを書いてはいるのですが、比率としては淀橋さん、私で9:1位で、殆どは淀橋さんの書いた物となっております。
う、私の書いたトークマジで少なっ……もっと書きたかった……
・じゃあ何やってたんです?
トークそっちのけで私は何やっていたかと言うと、演出案の提案やトークウェイトや使用する表情の全体的な調整、シェル画像の改変や、シェル以外の素材の制作など、ざっくり言うと主に「舞台裏の作業」ほぼ全般を担当しておりました。
メルちゃんのシェルとして使わせて頂いた「ちいさなはね」、良いですよね!!
私も使ってみたかったシェルです。
お互いの希望が概ね一致した結果、今回お借りする事となりました。
使用するに当たって、ゴースト制作よりも先に「ちいさなはね」ちゃんのシェルセッティングを行ったのですが、その際に表情差分が増えたりしているんですね。サーフェステキスト自体にもがっつり手を入れて、全体的にアニメーションウェイトの調整を行っています。
おかげでトーク中での、メルちゃんの表情がより自然な感じになっているので、是非トークを早送りせず顔だけ眺めていって下さい…!
・担当したイベントのお話
このゴーストでは、主に「初回起動」「歌が聴けるようになる際の切欠」「懐柔」「逃がす」の4つが主なイベントとなっていますが、そのうちの一つ、「懐柔」イベントについては私がテキスト草案を担当しておりました。
ユーザーさん(看守)の地のトーク部分に関しては、淀橋さんの監修が入っています。
自分は最初からイベントを描くのではなく、他が埋まっていってから、間を補完する様に描くやり方の方が性に合っているというのもあり、草案が上がるまで結構お待たせしてしまって申し訳なかったのですが、個人的には納得のいく物が書けて本当に良かったな~~と思っています。
・演出と、用意した各素材についてのお話
ひゃっはー!!語るに当たって、ここは切り離すのが難しかったからまとめちゃうぞお!
基本的には、イベントが仕上がったら私もそれに目を通して、意見や改善案を出していく形で、枠組みとしてのイベントを組んでいきました。
ありがたい事に「何でも遠慮なく言って下さいね」との事で、滅茶苦茶に「こうしたらどうだろう」「こここんな風に出来ます?」等バシバシ出していった結果、演出にかなり手が入りました。
回覧板で初回起動の長さが列挙されているのを見て思わず笑ってしまったのですが、メルちゃんは素の文章のままでもハチャメチャに長かったんですよね。
どうにか手を入れないと読む側はだれてしまうし、必要以上に描写しなくて良い所が出てきてるかもしれないという事で、専用バルーンの導入が早々に決定しました。
尚且つ、この長さであれば、いっそノベルゲームを意識した作りでいいかもしれないねとなり、専用バルーンにクリックマーカーを導入。
通常のバルーンでのクリック待ちと違い、かなり分かりやすくクリック入力待ち状態となっていたので、この辺も初回起動イベントの読みやすさにつながったのではないでしょうか。
また、与える情報の補佐となる様、初回起動イベでのみ使用されるものとして、塔の中のらせん階段を登ってる事が明確に伝わる様、背景画像を用意。
これに関してはかなりギリギリでの仕上がりだったのもあり、読み手に伝わるか不安もあったのですが、感想を読みまわった感じでは伝わっていた様で本当によかった。描いた上で結構ごりごりに加工してたんですけれどね…!
当初はその後の、メルちゃんの居る部屋に居る際のメニューで使用されるバルーンにも背景画像を用意するはずでした。
が、一通りゴーストとして立たせてみて、ここはあるとメニュー表示の文字に干渉しそうだとか、まぁ色々あり、ここは無しに。
その他、手記の表示用に、羊皮紙を模したバルーンを準備。
こちらは上下をもうちょっとそれっぽくしたかったのですが、やりすぎるとメニュー内の表示に影響しそうだったので、四隅を固めるだけに留めてあります。
一度透過設定を間違えてひどいことになりましたけどね!
このバルーンに合わせて、手記メニューの罫線の表示にも手が加えられています。かなりそれらしくなっているので、じっくり眺めていってね。
逃がすイベントにて、看守さんが斬られたらバルーンが真っ黒に変化するのは私の案です。
初回イベントやその他端々から、本イベントが最重要であり、かつ大変長いイベントになるのは分かっていましたが、いざ本当にイベントとして目を通してみたら、多少の斬新な演出でも入れないと、周回が作業ゲーになってしまいそうなだるさだと感じてしまったんですね。
「ここで看守斬られたら、バルーンもぶった斬らない!?」「バルーンの色反転させたくない?」「バルーンに血しぶきが飛ぶアニメーション付けたーい!」と大変好き放題意見を出していった結果、最終的に「看守が斬られたら、バルーンが黒く色変化する」という演出に収まりました。
いやもう本当にここはむちゃくちゃ言ったので、取り入れて下さった淀橋さんに大感謝しています。
黒バルーンに変化した事で、フォントの色や影にも気を遣わなければいけなくなったのは若干罠ではありましたが、最後の部分は「ここの色はもう少し薄く…」等、擦り合わせで調整を行ったおかげもあり、バルーン演出も相まって、最高のイベント演出になったと思います。大変楽しかった…。
血しぶきアニメーションについては割と最後まで実装したいなあ…したいなあ……と渋ってたんですが、うまくやらねば、この描写の為だけに注意書きを増やさないといけなくなる為、断念。
現在の様な、色調を落としそれっぽく見せた黒背景バルーン画像となったのでした。
バルーンの話はこの辺りで、シェル周りについての話を。
着せ替え制御で鉄格子を(メルちゃんとユーザーの)間に、というのも私からの案でした。
割と早い段階で決定しまして、ちょっと時間を頂いて複数案描いてみたんですよね。
だって、ちいさなはねシェルメチャクチャ可愛いし、この可愛らしい顔部分に鉄格子を重ねるなんてそんな勿体ない事もしづらいし……どうしたものかね。
そんな風に悩みながら4パターンを上げてみた所、何故か全部採用されたので笑いました。いいんですか、これ!ねえ!!?
淀橋さんから、設定としてまとまる前段階でのゴースト原案を聞いた時に、「こんなに可愛いシェルなんだから(ユーザー的に)容易に手が出そうになるのは、けしからんな…」と感じた所から生まれた発想でしたが、結果的に良い方へ転んでよかった。
完全に余談ですが、私のお気に入り鉄格子はデフォ設定のものです。
パターンもあるから、ユーザーさんのお好みで変えていってね!お好みあるんかこれ?
そして出来の良い鉄格子が描けた事により、オーナードローメニューへも使用される事となったのでした。色味も上手い具合に調整できたし、お気に入りです。
さて、アイコン!こちらも私作となっておりまーす。
ユーザーさんに対して、二人の距離感についての情報をどこかで常に分かる様にしておきたいよね、という話の流れから、もう使える部分は何でも使うぞという事でタスクトレイアイコン部分で表現する為に、複数のアイコンが必要となりました。
実はこちら、各状態ごとに、アイコンだけでなくステータスの文章も変化していたのですが、色がそれぞれ違う事もあり、体感で関係変化が伝わったのでは無いでしょうか。
檻の外モード用のアイコンは、どっちを白黒にするか少し悩みましたが、見やすく感じた方を採用しています。
一部の状態での触り反応で使用している、おめめのマウスカーソルですが、こちらはあmt様の公開されているフリーシェル内で配布されている物を、許可を得て使用させて頂いたものとなります。
このアイコンの方がイメージに近かったのでお借りしましたが、折を見て、自作カーソルに差し替えたいな…とも思っていたり。
・その他
冒頭でも触れていますが今回は、辞書テキストの大部分を淀橋さんが執筆されていて、トークのウェイトや一部言い回し、表情を入れるタイミング等で全体的に私の手が加えられています。
二つのReadmeテキストについても同様で、特に案内人さんで表示されるものについては私の言い回しが大幅に書き加えられています。
良い塩梅に堅苦しさが減って、第三者らしさが出てきていたかもしれないですね!
トークのウェイトや表情変化タイミングについては、徹底したので、キャラクターの話すトークとしては大分、それぞれの「っぽさ」が打ち消し合って面白い事になっていたんじゃないかと思います。
周回毎に増えていくSSについては私の提案となります。
周回する事に、読めるSSが増えていったら面白いと思いませんか!!?とむちゃくちゃな案出してすみません。マジで応えて下さった淀橋さんには感謝の念しかない。ちなみにSSのメルちゃんの言い回しにも、若干口出ししております。
トークとSSでメルちゃんの印象に齟齬が発生する可能性もあったので、極力合わせておきたかったんだ……。ついでに言えばもうこの国はだめだよ
そうそう。歌トークの際、一部の文字を大きく表示する演出を実装する過程で、バルーン内の文字は基本、上揃えで表示されている事を知りまして。
このままでは歌トークのスプリクトが恐ろしくグロい事になってしまう為、下揃え表示が出来る様にして欲しいとぽなさんにお願いしにいきましたね。
尚、その時のSSPの更新はこちらになります。
https://ponapalt.hatenablog.com/entry/2022/11/06/181014
いやぁ、まあ……今でも充分、辞書から見た歌トークのスクリプトえっぐいですけれどね……これでも遥かにマシになった方です。
当初はもっとヤバかったですね!!
・書いたトークについて
ほんの一部ですが、私も書いているので紹介を。
懐柔前の状態で聞ける通常トークの一つとして、彼女が歌ってくれるものがありますね。
「悲しみを看取り続ける我ら長」で始まる物がそれに当たります。
メルちゃんの種族の長について唄ったものになりますが、分かります?これバリバリ私の文体なんですよね…もしも、これだけ異質に感じていたユーザーさんが居たとしたらそれはきっと正解。わはは。
その他は、通常のランダムトークをぽつぽつと書かせてもらった感じになります。
・合作と感想と予想と
主に淀橋さんが書き、後から私が手を加える、というやり方で生まれたのがこちらのメルちゃんになります。
終始感謝の念を挟んでいますが、本当にありがたみしか無いですわー!!
殆ど私の我儘聞いてもらった様なものですからね……。
ただ私も、普段なら、主に「手を掛け過ぎてしまうから」という理由でやっていない素材制作に走り回ったのは思いの外楽しかったです。
今回のような表現の場において、自分に出来る事があるならば妥協したくないですし。
皆さんの感想を見る限りでは、自分の苦労も概ね報われていたようで、大変嬉しい!嬉しいよ~~~!!!
UIの丁寧さもあってか、予想に上がる名前が大分偏っていたのには大笑いでした。そっか、そうなっちゃうかあ。わっはっは
あとがき提出するまでずっと名前が挙がらなかったので、今回初めて逃げ切れたのでは…?
・最後に
また合作出来たらいいなあ。
でも、もう少しだけトークを書きたい気持ちがあるので、もしも正式公開された暁には、また画面の片隅で歌わせてあげて下さい。
特に今回、設定面に関しては、時間を掛けてかなりのネタ出しをした為に、トークとして昇華出来ていないものがまだまだあるのでね。
やり切った気持ちと消化不良な気持ちが半々な神夜でした。お疲れ様でしたー!
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沼れ!うにゅうガチャ (680文字)
緑音
どうもこんにちは。
もはやあまりマスカレードする気のなかった緑音です。
3作目です。水没チキンメンバーに唆されたんです。3個作るんですよね????って
はじめの頃Twitterで前回のスライムと同じ感じかな?とおっしゃってる方がいてドキッとしました。ええ、同じ作者です。
3体目何作ろうかな〜と考えてぼーっと前を見ていた時にうかアニで回したうにゅうガチャのシークレットうにゅうがこちらを見つめていて…あ、ガチャにしよう、と思いました。
緑音はだいぶ伺か新参者なので製作当初はいろんなうにゅう持ってくるぞ!と思っていたのですが思ったより幅が広く…昔のゴーストさんだと配布終了してしまったものも多いためにわかですごめんなさい石を投げないで!!!
本当はもっと少ない予定でしたが…描いてるうちに楽しくなっちゃって…
あと当時ガチャで苦しんでいたのでみんな沼ればいいと思って作りました。えへ。
沼ってくださる方が結構いてにっこりでした。
10連実装してくれ!みたいな声が多くて、なるほどなと思いました。
リアルのガチャガチャを想定して作ったので考えていなくて…
カプセルを取り出す動作、うにゅうをしまう動作もリアル想定だったので入れ、結果皆さんの指を酷使することに…
そして勝手にうにゅうをおかりしたみなさますみません。
本当はうにゅう以外も出して伺かガチャにしたかったのですがいろいろあり断念しました。無念。(おおよそは時間のNASA)
シナリオ読了時間は緑音が無心で回し続けたコンプリート時間です。皆さんは何回回しましたか?
コンプリート報酬らしきものも一応あるので覗いていただけると幸いです。
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煙草と人魚 (1058文字)
石動蛍
こんにちは、はじめまして。気管支は激弱というほどではないけれど、そこそこ弱くて煙草は吸えないし吸ったことがない石動蛍です。
・ゴーストについて
好きなものをテーマにゴーストを作ったらすぐに作者を当てられてしまう、だから苦手なものをテーマにしてみよう。と思ったのがこのゴーストを作るきっかけです。
ですが、自分では煙草を吸うことはできず周囲に喫煙者もいないのでキャラクター作りは難航しました。まず、人は何故煙草を吸うのでしょうか?そして私の頭に浮かんだのは
「煙草を吸っている間だけ会える美女」です。そんな美女がいれば健康を犠牲にしてでも煙草を吸うかもしれない!とキャラクターができ始めました。
次にそれはどんな美女だろうか?美しさで人を惑わし、命を削るのならばそれは悪魔でしょう。ではどんな悪魔?煙草、火、煙……煙って水流に似ている、煙の中を泳ぐ人魚の姿をした悪魔だ!
フリーシェル「ECHO」の綺羅びやかな人魚さんが煙の中を泳いでいたらさぞ美しいことでしょう、無表情な人魚の笑顔が見たくて煙草を吸い続けてしまうことでしょう。
はじめはもっと上品な口調で「また、私に会いにきてくださいますか?」なんて言ってユーザをヘビースモーカーまっしぐらにする悪魔になる予定でしたが、自分の癖に正直すぎると思ったので現在の蓮っ葉口調になりました。
煙草のこと、煙草を吸う人の気持についてあまりにもわからないのでトーク作りも難儀しました。筒状のお菓子を煙草に見立てて咥えてみたり、煙を吐けないからシャボン玉を代わりに吹いてみたり、マッチを擦って折り続けたり、ライターが意外に固いことを知ったり、広告が禁煙グッズだらけになったり……そうやってなんとかトークを絞り出しました。喫煙者の方から「お前は煙草をなんだと思っているのか」と言われないか心配でなりません……
・readmeのあれ
「美しい女に惚れて破滅したい!」という願望が爆発しました。「喫煙は肺がん、心筋梗塞、脳卒中のリスクを高めます」みたいな煙草のパッケージの注意書きを意識しています。
どんなに熱烈に愛を叫んでも、人魚は「煩イ」の一言で切り捨てるでしょうが。
・スタンプ
スタンプ帳に対応しています、尾鰭を触ってみてください。
悪魔や人魚なんていると思います?鮭か何かの鱗じゃないでしょうか?
・最後に
感想、ファンアート、本当にありがとうございます。煙のようにいつか消えてしまうものだとしても、一時でも誰かの心に残るものであれば幸いです。
成人年齢は18歳になりましたが、煙草は20歳になってからですよ。
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熱砂の桜花 (3265文字)
零号
初めての方は初めまして、そうでない方はこんにちは!
「熱砂の桜花」の作者の零号です。
今回のゴーストマスカレード5もめちゃくちゃ楽しませていただきました。
企画に関わったすべての方々に多大なる感謝を申し上げます。
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◆どのような発想や経緯から作品を作ったか
最初は既存のゴーストのお世話だけで手いっぱいなので、参加する予定はありませんでした。
しかし頭の中の創作キャラだけはたくさんいるので、この子たちは私がアウトプットしなければ一生日の目を見る事はないんだろうな…と思い、思い切ってこの企画の場を借りてゴーストという形で出力させていただきました。
こういう機会でもないとなかなか新しい作品を作る手が動かないので、本当にありがたいですね…。
オウカは、「桜花」→「オウカ」→「オーガ」→「鬼」の言葉遊びから始まったキャラクターです。
名前から逆算してキャラクターデザインや設定を作っていきました。
名が体を表すキャラが好きなので、やはり桜の名を冠すなら散って頂かなければ…と。
バニッシュイベントはそんな感じの経緯で作りました。
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◆見てもらいたい点や作成時に苦労した点
キャラクターデザイン(人格含む)とランダムトークです!
普段は棘のある表現を削って削って、ひたすらマイルドになるように心がけていますが、今回は特に何も考えず自分の好きな物を詰め込みました!
自分勝手に作ったゴーストですが、皆さんに立たせてもらえて、感想やFAまでいただけて、とても嬉しかったです。
作成時に苦労した点は特にありません。
強いて言うなら、「これ自分は好きだけど細かすぎて伝わらない性癖だよな…ちょっとでもいいから見どころを作るか…」と思い、ギリギリになってバニッシュイベントをメニューに表示させた事です。
今回の企画ではバニッシュ禁止のため、本来このミニイベントが搭載される予定はありませんでした。
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◆匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
絵柄隠しのためにシェルを主線なしで描きました。
これはこれで可愛くなったかな?と思います。
また、現在私は男性ゴーストの方が公開数が多いため、少しでも匿名性を高めるために今回は女性ゴーストにしました。
今まで一度も公言していませんが、腹筋割れてる女性好きです。
あとは作風隠しのために、前述の通りふだんなら削る棘をそのまま原液状態で入れました。
いつもより世界観がシビア寄りです。
それ以外は何も隠していません。
ウェイトや改行、文体などは既存ゴーストそのままです。
タイトルに\0のキャラクター名を含めるという命名法則も一緒です。
世界観も既存ゴーストと繋がっているので、もしかするとそこで作者予想できた方もいらっしゃるかもしれませんね。
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◆設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
このゴーストの舞台は、近世に半歩足を踏み入れているファンタジー世界です。
魔法や魔物、エルフや獣人などの異種族も存在します。
オウカたちが暮らす帝国は最も文明が発展しているため、周囲の危険な魔物は狩りつくされて、近年はもっぱら周辺国とのいざこざに傭兵たちが駆り出されています。
ですが、軍事力で周囲を圧倒しているため、基本的にはものすごく平和です。
初回起動トークにもある通り、黄金期って感じの巨大帝国です。
また、気候的には中東のような砂漠の多い地域を想定しています。
オウカ個人の背景は、東の国から連れてこられた根無し草の傭兵、以上の設定はありません。
衣装はアラビアン+和風をイメージしてデザインしました。
本来は羽織の上から腰飾りをつけて、前を締めて着るのを想定した服です。
オウカは面倒臭がりなので適当に上から羽織っています。
ちなみに下に履いているのはふんどしです。
また、両腕に刺青が入っています。ファッション刺青です。
ビッグツインおさげは、拘束具的な要素をキャラデザに入れたかったので、リボンぐるぐる巻きになりました。
性格は一言でいうならば、ローテンションチンピラです(ひどい)。
しかしそこに私の「ヘキ」が詰まっています。
イッキコールしてくるし、酒場の娘さんを不埒な目で見ているし、コンプラも何もありません。
ユーザも一見常識人風ですが実は似たようなものなので、割れ鍋に綴じ蓋かもしれませんね。
オウカからユーザへの好感度はめちゃくちゃ高いです。こう見えて。
また、オウカの性格は卑屈な所がありますが、これは生まれ持った気質です。
自分を低く見積もっているからこそ、自分より下の人間に厳しいという地味に嫌な部分があります。
卑屈さとMっ気が一周回って傲慢に見える感じですね。
逆に優れていると認定すると心酔し始めるタイプ。
全体的にはサッパリした性格をしているので、傭兵部隊の中ではちゃんと上手くやっています。
主題から外れるのでまるっと削ってしまいましたが、バニッシュイベントの投石は巨人系の魔物が投擲した頭くらいの大きさの岩です。
平和な辺境の地に普段は現れるはずのない強力な魔物が現れて運悪く…という感じです。
オウカがユーザを庇った結果、直撃してしまいました。
人間の投石だと、衝撃吸収の護符などである程度ダメージを軽減できます。
あまりその辺の話を詳しく書くと、既存ゴーストと世界観繋がってるのがバレちゃう!というのも削った理由です。
「熱砂の桜花」というタイトルは、遠い異国から連れてこられて、本来咲くべき場所ではない地で咲いている花という意味。
そして、ユーザにとってオウカの存在が砂漠に咲く花のように色鮮やかなものであるという、二つの意味が込められています。
バニッシュトークの最後のモノローグだけ括弧が外れているのは、「熱砂の桜花」という物語が終わり、ユーザがオウカのユーザという立場から一介の傭兵になったという事を表現しています。
「自分の残りの人生は、きっと長い蛇足なのだろう」とは言っていますが、オウカの死後数か月時点での考えなので、今後は立ち直って昔を懐かしみながら墓前(傭兵なのでちゃんとした墓はありませんが)に酒を供えるくらいの関係になるかもしれませんね。
時間の流れは否が応でも悲しみを癒していくし、暫くしたら忘れて元気になります。
我々はそういう風に出来ています。(ランダムトークから引用)
まあ、公開版ではバニッシュしなければこのイベントを見る事もないので、酒場でのんびり駄弁るゴーストになります!(トークはまあまあ殺伐としてる)
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◆したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
本当に自分の好きな要素を詰めまくったゴーストなので、感想やFAいただけて本当に嬉しかったです!!!
好みの鬼娘のキャラデザを作って、それを人に描いていただける…なんて幸福なんでしょうか。助かりました…。
オウカとユーザの関係も、こういうの好きだな~と思って作ったので、そこに注目していただけてとても嬉しくなりました。
性格も今の価値観だとギリギリアウト…?みたいな性格にしたのですが、オウカを可愛いと言ってくださる方が多くて嬉しかったです。
でも軽い気持ちで搭載したバニッシュイベントでびっくりしてる方が複数いらっしゃったので、そこはス、スミマセン…って思いました。
まああっさり死ぬのも人生だよね~くらいのノリだったのですが、ちょっと私の頭がニヒリズムに染まり過ぎていたかもしれません(?)
ちなみに、私は花が散らない世界があるなら、その方が良いと思ってしまうタイプです。
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◆最後に
今年のゴーストマスカレード5も、とても楽しかったです!
企画に参加された作者様方、感想やFAをかいてくださった方、そしてゴーストを起動してくださった方、すべてに感謝いたします。
普段は「熱砂の桜花」とうっすら世界観が繋がっているゴースト、「エーテリズム」や「ワシこそが『神祖コンキスタさま』なのじゃっ!」などを更新しています。
同じ世界を異なる立場の視点から描いているので、トークを見比べるとまた違った趣があるかも…しれません。
あらためて、皆さまありがとうございました!
http://room0.web.fc2.com/
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王子様学園の世話係 (2023文字)
瑞樹ユラ
こんにちは、ゴーストマスカレード初参加で緊張している「王子様学園の世話係」の作者の瑞樹ユラです。
■ゴーストをつくった経緯
一番初めに思いついたのは、心優しい王子様キャラが、自身が恋愛物で報われないと愚痴を言うゴーストでした。
それだけでは形にならなかったので、以前聞いた「就職率が100%の専門学校があるけど、就職が決まらないと卒業できない」と話を元にフィクションの世界で働く人達の専門学校があってもいいのでは?と考え、王子様と就職率100%の専門学校を組み合わせて現在の形になりました。
キャラクターについては恋愛物のヒーローについて考えていた時、人気があるヒーローは一見すると冷たかったり、不器用な性格が多いんだなと感じ、それなら心優しい王子様はどうだろう?報われないけど頑張るキャラがいいんじゃないか?と言う発想を得て出来たのがカーライルです。
■技術的に見て欲しい部分
アンカーと口パクのアニメーションです。アンカーはメニューから選択した時だけ、メニューに戻れるように分岐させたことで、同じ解説を使い回せるようにしました。
口パクについては「…」が二つ以上続いた時に\![anim,clear,アニメーション番号]を前に書いて口パクを止めるようにしました。表情が変わるとアニメーションは再開される仕組みです。
ただ、トークの終わり近くで行うと、表情が固定されて不自然になるため、\i[アニメーション番号]と書いて口パクを再開させています。
■苦労した点
トークを考えることです。漫画の新刊情報に載っている粗筋を読んで、王子様キャラの流行をチェックしたり、童話ネタを入れたりしました。
他にはシェルの絵柄を令嬢物の小説や漫画にありそうな感じにしてみました。塗り方もそれらしくするのに試行錯誤した覚えがあります。
■匿名性を高めるために行ったこと
シェルの絵柄を変えたことです。ですが、シェルの作者名を当てていただいた方が出てきましたので、効果は薄かったみたいです。
メニュー構成はゴーストマスカレードのサンプルゴーストから変えないようにしました。そのままなら手がかりは減るだろう、と言う作戦でしたが特に意味は無かったと思います。
■設定
カーライル達が住んでいる世界の他に外の世界(フィクションの世界)がありますが、実はもう一つ元の世界と言う、フィクションを生み出す人達が住む世界が存在しています。
そこで物語が生み出されるたびに外の世界は増えて行くのです。
反対に作者が物語を没にした場合は世界そのものが無くなり、中で演じている人達は元の世界に戻されてしまいます。
女の子の王子様や主役学園からの転校生が学園に居るのは、外の世界で王子様キャラの幅が増えた結果、女の子の王子様や行動的な王子様を演じる役者が必要になったからだったりします。
カーライルの友人達のイメージ元は以下の通りです。ミルディンは令嬢が嫁ぐ訳ありの婚約相手、エルフラムは児童書に出てくる野心家の王子、ルーシャンは現代物でヒロインと口喧嘩する幼馴染のヒーローです。
■実装したかったが間に合わなかった点
メニューからの用語説明はアンカーと違う内容にしたかったのですが、時間が足りなかったために断念せざるを得ませんでした。
カーライルの友人たちも別モードで実装しようかと考えたのですが、トーク数の確保とシェルを描く手間を考えた結果、カーライルのみにすることしました。
■反省点
世界観が分かり辛かった点と用語説明です。独自設定の面をトークや用語説明を増やして補足すれば良かったなと思っています。世界観を上手に見せるのは難しいと実感しました。
用語説明は項目ごとに分けた上で固定式したほうが使いやすかったと思います。カーライルが話している感じにしたくてランダム性を入れたのですが、余計な設計だったと反省しています。
■期間中の反応に対する感想
感想、素敵なイラストを頂き、ありがとうございました。
感想で多くの方がカーライルの性格について触れていただいたのが印象的でした。悪役を演じるには不向きな性格なのですが、その分優しい王子様を演じられることでしょう。
FAも描いていただけて、とても嬉しかったです。
作者当てでは当ててくださった方がいらっしゃったのには驚きました。私が公開したゴーストは一体だけですので、覚えてくださっていたことに喜んでいます。
■宣伝
普段はサイトにてゴーストを配布しています。
本作と同じコメディタッチのゴーストです。
「ヒースとオリーブを籠に入れて」
(男性コンビ/ユーザ女性固定/ソロモード有り/ファンタジー/コメディ/雑談)
ヒースとオリーブの追加シェルも何点か配布していますので好みに合いましたら、よろしくお願いします。
■最後に
今回参加させていたただいた2ゴーストともサイトにて正式公開する予定です。
http://shaggy.karakasa.com/
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
カーライルとの生活を楽しんでいただけたら幸いです。
瑞樹ユラ
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異世界転生したと思ったら作っていたゴーストの相方としてデスクトップデビューした件 (5657文字)
神夜 みゅん
どうもこんにちは初めまして、弱小デベです。
今回ゴーストマスカレードに向けて初めて参加するぞ!と気合いを入れたものの
デベロッパーとして新参である自分にはネタ出しが難しく、弟や友人に「ネタが降って湧いてこねーかなー」とかボヤいてた矢先に、何と事故っちまいましたガッデム。
こんなつもりじゃなかったんだがー?はー??
まあ神が世界にもたらしたこの世の最高傑作を守った結果、チョイと怪我しただけで済んだし、まーじで奇跡的にほぼ何事も無く済んでよかったよ。
これで事故って長期入院でもして、〆切ブッチで企画に提出出来ない…なんて事になってたら一生後悔してたな、オレ。
とはいえ、実際三日間位は意識が戻らなくて先生方もヒヤヒヤしたらしい、というのは…見舞いに来てくれた弟から聞いた話。
その時に聞いた不思議な話が、今回提出したゴーストの原型になってます。
実はオレだけじゃなく弟も伺かが好きで、好みの違いはあるけどゴーストの話も良くする仲なんだけど、その弟が言うんだよ、「事故った兄貴が心配過ぎて愉快な夢見た」。
kwskして聞いてみたら、なんとオレが制作中のゴーストと一緒に、コンビゴーストとして弟のデスクトップPCに立ってたなんて言うんだよ。
しかも、ゴーストを終了した所で目が覚めて、その直後にオレが病院で目覚めたって知らせを受けたんだとさ…ヤッベー。
冗談みたいな話だろ?
しかもこの話の何がヤベーって、オレ弟にデベやってるって話、まだ一度もした事ねえの。もしかしてオレ、マジでデスクトップ転生しちゃってた?
んな訳ねーっての、今こうしてあとがきの文章書いてるし。
この文章が公開された暁には、弟に、夢ネタをゴーストにした報告とデベ活の事をカミングアウトする予定です。
絶対「うにゅう要素はある!?」って聞かれる予感しかない。うにゅうオタクめ…
ちなみに現実で猫を助けて事故ったのは事実です、が、弟の夢では猫は¥1の猫耳しか居なかったそうなので作るに当たってオレの隣に猫を足しました。
どんだけ猫好きなんオレ。いや、だって、猫耳メイドはオレが作ってる子だし、ゴーストとして立ったらオレが隣のを撫でられる訳無いし、でも猫は撫でたいし…って思ったら、隣に呼ぶしかねーじゃん。猫を。猫を!!ああ愛でたい!!
入院中、猫達に会いに行けなかったのを思い出して辛すぎたので、衝動的にゴースト「猫カフェかいねこ庵」からの切り替え反応を追加しました。
尚、現実で助けた方の猫は、現在絶賛里親募集中です。
自宅で猫飼えねえって辛いなあ。
使用した素材についての話も書いておく事にする。
オレのアバターと称して使用したフリーシェルですが、ぶっちゃけオレ自身より遥かにイケメンだから、最初は使うの大分迷った。
だけど良い感じの座り方で画面に収まってくれたの、このパーカー君だけだったんだよなあ。
デスクトップ内で存在してんのを強調する為と、画面の中の「オレ」が手を伸ばせばすぐ撫でられそうな所に猫を配置する事に。
自分で描いてみたら名伏しがたいナニカになったので、猫は友人に描いてもらいました。
何も聞かずにシェルに合う様描いてくれた友人サンキュー。
¥1でオレの隣に立っていた猫耳メイドは「ミャウ」。
見つけたフリーシェルがあまりにも可愛かったので、しばらく前に開発を始めたばかりでした。
性格は少々お頭が足りない感じのノーテンキで、役に立つためにデスクトップにやってきて、ユーザーさんを見守る……という設定。
急遽デベゴにする為の作業の一環として、
手始めに「開発中である」事をアピールする為、ユーザー名を聞く手順の辺りをわざと削除した上でネタにしていく流れを初回起動イベントで書いてみました。
この辺りが印象に残った感想をいくつか見かけたので試みとしては成功だったな。
このゴースト自体は恐らく正式に公開すると思いますが
どうも思ってたよりもミャウのウケが良かったので、猫耳メイド単体の別モードを追加実装か、本来の形(ソロゴースト)としての公開を考え始めている所です。
どちらだとしてもその際の公開ページはここになると思うんで、待ってて貰えると幸いです。改めてよろしくお願いします。
https://colorbox.saloon.jp/ghost/ex_gh_masq.htm
それでは、いつかまたどこかで。
作業BGMは猫鍋、ラッキー野郎でした。
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という訳で、あとがき本編始まるよー!!
ハロー、そしてこんばんは。馴染みのない方には初めまして!
ゴーストマスターの神夜みゅんです。
上記の「彼」のあとがきをもって、今回のゴースト「異世界転生したと思ったら作ってたゴーストの相方としてデスクトップデビューした件」は完成と言えるでしょう、おつかれさまでしたー。
以降は「異世界ゴデベ」と表記していきます。
今回のネタを思いついたのは、前回のマスカレードイベントの最中でした。
GW期間中の連勤が本当にあまりにも長く、心身共に消耗しきってヘトヘトだった日の帰り道、甘い物でも食べてから帰るかと店に立ち寄ったんですね。
突然、脈絡なく脳内に例の映画のBGMに!readme.txtに書いたあの口上が!!降ってきまして!!!
……あー、本当に疲れてるなぁ!とち狂ってるなあ!!!って思ったんですが、これ記録しといたら後々イベントでお出しするデベゴネタとして使えるかもしれないな、と思いメモを取っておいたんですね。
そこからゆっくり矢野君の設定を練ったりと、色々考えてここまで来た感じ……
readmeの口上は、はい、あれですね。例の映画の冒頭口上のパロディですね。
感想でも触れられててウフフってなりました。
最初にネタを受信したときはもっと字余り状態だったので、多少読みやすく調整を加えましたが……。設定もそこから継ぎ足し継ぎ足しで生えていった感じです。
その時はただの猫好きレベルだったんですが、いつの間にか、猫カフェの常連になる程の猫好きという設定になりましたね。
さて、お借りしたシェルのお話をば。
実は、¥0で使用したパーカー君のシェルのセットアップが一番時間掛かる作業でしたね…。
というのも最初期に公開されたシェルである為かフリーシェルの差分が最小限の構成となっており、psd同梱も無い時代のものだった為、思いの外、改変に手間取ってしまったんですよね。
よく見ると少しだけ表情増えたりもしています。絵に合わせるの大変だったな…
良いんだ、ずっと使いたいシェルだったから…!!
座ってる系シェルの中で一番好みです。
いつか使ってやる…と思っていましたがここでデベゴとして使う事になるとは思っていなかったな…。
¥1で使用した猫耳メイドちゃんのシェルですが、こちらは瑠璃蝶さんに依頼して描いて頂いたモノになります~~!!うっひょう!
イメージ通りに描いてもらえてめっさ嬉しい。見た瞬間に心躍りました。
変則的な形でのデベゴとなる事、彼がシェルに一目惚れした事が開発のキッカケとなる為に「最終的にはフリーシェルとして公開して欲しい」というお願いを添えての依頼となったんですね。
そもそも何故猫耳メイドなのかと言うと………
メイドさん属性を持つフリーシェル、現在は多様化しているのか、プラスで様々な属性が付与されたメイド系フリーシェルが公開されているのですが、「現在も公開され続けている」猫耳メイドのフリーシェルが、実質ハッピーブルーしか無いという事を皆様ご存じでしょうか!!??!?!?
そう!!あの猫耳メイドというスタイルが!!!
もっと多様化されていってもいいはずの猫耳メイドなフリーシェルが!!
選択肢が無いんですよ!!!!ご存じでしたか皆様!!??
ならばシェルを依頼した上で、それをフリーシェルとして公開してもらうのはどうだろう?
勿論私自身も使わせてもらうんですけれど!!!
そうした邪な考えと、パーカー君も使いたいなぁという気持ち、そして冒頭に書いたデベゴネタ、これらが奇跡的に組み合わさり「異世界ゴデベ」となりました。
尚、猫耳メイドちゃんのメインカラーは、私が使用する物はワインレッドでお願いしていた為ゴーストではあの様になりましたが、
フリーシェル版では改変が容易に出来る様、色がグレーとなっております。
かなり使い易くセッティングされているので、あのシェル可愛い!と思ったデベさんは是非使って新しいゴーストを公開して欲しいですね。
シェルで私がほいほいされること請け合いです、よろしくお願いします!よろしくお願いしまあす!!!!!
脱線しました。
ゴースト名は一番悩みましたね。
「異世界」「転生」「~件」の単語は絶対に入れたいなーと思い、悩み抜いた末「そういやクソ長ラノベ調タイトル付けるのはまだやった事無かったな…」と気づきました。
そういえば参加人数も更に増えていくだろうし、沢山いるだろうゴーストの一覧の中で、まず確実に人目につくタイトルにするのも悪くないかな。ヨシ!
そんな訳で自作ゴースト史上、最長のタイトルが爆誕したのでした。
感想でも、適度にタイトル略してる方がちらほらおられましたね。
どんな風に略されているかを見るだけでもかなり面白かったです。
とりあえずは「異世界ゴデベ」と表記してますが、これからもそう表記していくかはちょっと分からない。
矢野君の名前ですが、実は少々難航しました。
彼は本名から自分のHNを付けるタイプという設定なので、ある程度名前とHNが連動している必要があったんですよね。
それで当初は「矢野・あたる」で、「やの・あたる」…で「ラッキー(あたる、から連想)アロー(矢)」でした。
ただラッキーアローって何かいまいちだし、発音してみてもしっくり来ない訳で。
それから何より、この子の制作中に放送していたアニメの存在を思い出し「そういや滅茶苦茶有名な同名キャラクターがおるやん…」となった為、名前の方が変更になったのです。
斯くして彼の名前は「あたる」から「渡」となり、名前の響きに面影を残すだけとなったのでした(完)
そしてHNの方も「両方英単語にするのは安直かな」という考えから、「ラッキー」を残し「ラッキー野郎」となったのでした。
ミャウの名づけはかなり安直で、彼なら多分猫の鳴き声とかから名付けちゃうだろうな……といった所。でもミャウちゃん、時々舌ったらずな喋りになるので自分の事をミャウと言えず、「ミャー」と言ってしまうんですね。くそかわ。
そういう分かりやすいあざとさも、猫なら許せると思うんですよね!!許しちゃう~!!!ネコチャン可愛いねえええ!!!最高!
猫ちゃんに「ミャー」って言わせたかったんです!!イエス!!!
怪文書めいてきたのでこの話はこの辺で。
それなりに難関だったのが、初回起動イベント作りでした。
初回イベント中で、ユーザーさんにどうしても情報として伝えたかった事がありまして
・矢野君は、現実世界の人間である事
・ミャウは、矢野君が制作中のゴーストである事
この二点を、出来るだけ当人から説明させずに分かってもらう事、が課題でした。
瑠璃蝶さんからシェルが上がってきたときに実質解決した様なものでしたが。
この二つのシェルの絵柄の違いなら、却って、二人が違う存在である事が伝わるのではないかなと判断。
あっそういえば¥0側に足した猫ちゃんは自力でさらっと描きました。
サイズ調整してmkbtさんのシェル絵に馴染ませるの、難しかったよ…。
辞書のお話。
プラグイン関係への対応は絶対やりたかったので、対応できる範囲でノリノリで描きまくりましたよー!!
今まで対応できでも一部だけ…っていうのが多かったんで、大変楽しかったです。
最近は開発にさとりすとをお使いの方も多いので、さとりすとの起動イベントなどにも対応してみました。
存外に量が多くて断念してしまったのが、きのこやねこどりふ方面。
書きかけでオミットしてるので、正式公開版ではがっつり対応しておきたいですね。
名前を覚える機能はわざと外しました。
だって!ミャウちゃんには!矢野君の事も、ユーザーさんの事も、等しく「ごしゅじん」って呼んで欲しかったから~~~!!
この辺りは正式公開版でも変わらないと思います。
実装するとしたら別モードになるでしょうね。
それから、文体や書き方には特に手を加えず、殆どいつも通りのノリで書いていたので、辞書の文体から推測するのはかなり予測が容易だったかもしれません。
観測範囲内では、2名ほどに名前を挙げられていましたね。いえーい!分かりやすかったでしょう!!
最後にデベとしての思想の話をしておこうと思います。
矢野君と自分とで確実に共通しているのは、創作に対するスタンスの件くらいでしょうかねー。大分根本的な部分。
趣向的な部分はちょいちょい被らせない様にしてみたので…うーん!
ああでも自分も方向性はネットジャンキー気味だから、デスクトップに閉じ込められるのはイヤかも!
「異世界ゴデベ」の制作は、いつもなら出来ない事が色々出来て大変楽しかったので、一発ネタ規模のゴーストではありますが、恐らく時々更新したくなったりするのではないかなー。
それからこれは先程、矢野君のあとがきでちらりと触れていたのですが、矢野君と、拙作「うにゅマニ」の「彼」は、現実世界での兄弟という裏設定があります。
うにゅうオタである彼の公開ページはこちら!!
https://colorbox.saloon.jp/ghost/41_un1otaku.htm
そのうち矢野君側でぽつりと語りだす事があるかもしれませんね。
タイトル出オチでありながら、沢山感想で触れて頂けて大変嬉しかったです!
ありがとうございました!!!
作業中BGMの殆どが電波ソングだった神夜でしたっ
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ミャウちゃんの方のシェルを描かせていただきました瑠璃蝶です。
ご依頼主はみゅんさんでした!ありがとうございます!
ご依頼嬉しくて、お話いただいて即下絵に取り掛かったのは良い思い出です。
ご依頼いただいた時に"フリーシェルとして公開する"という内容が不思議だなと思っていたのですが、いざトークを見て成程と思いました。
2人のかけあい微笑ましいですね。導入の呼び名未実装に怒るミャウちゃんが特に好きです。
ミャウちゃん可愛いやったー!
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異世界転移ではありません (921文字)
緑音
こんにちは
前回に引き続き参加させていただきました緑音です
そして腹減り太郎です。シェル描き終わった時本当にお腹が減ってたんです……すみません……
▼製作理由とかについて
今回ゴマカレ製作に当たって一応構想を練りはじめたのはこのゴーストが一番初めでした…が、他のが楽しくなってしまって製作期間が1日もなかったですね。えへへ。
シェルは顔さえ描かなければ何とかなるかもしれないと思って、でも前回人外頭はいっぱいいたし服を描くのも嫌…そうだ、手だけにしよう!とこうなりました。
あと普段手を描くの嫌いすぎてサボるので私に手を描くイメージないかなと。好きなんdですけど描けないので、手。
塗りだけはめちゃくちゃ頑張りました。(当社比)
あとこの形の革手袋えっちくていいですよね、好きです。
手だけなのにうるさいって言ってもらえてにっこりしました。使わなかったポーズ差分一個放置してるけど…
タイトルも本当に思い浮かばなくて、仮で(あなたの)異世界転移ではありませんという題をそのまま採用しました。
異世界転移っていいよね。好きです。
▼ゴーストについて
スピネくんは天才で頭はいいけど何かとポンコツという設定で作りました。
本当は救世主探しも早とちりで…というオチがあったんですがそこをトークに入れられるだけの時間と技量がなかった…救世主の話なんてはじめにちょっとしか出てこないから覚えてる人いるのか?のレベルですが。
本公開したらそこらへんも入れたいですね、これ毎回言ってるな。
作った当初はこんなキャラじゃなかったんですが…彼自身、異世界でこんなことになって不安から見栄を張ってるのかもしれません。
名前は本当に何も思い浮かばなくて、ジャンニ・スキッキのポンコツ医者をもじりました。
ジャンスキーニ王国で何となく気づく人いるかなと思ったけどどうでしょうか?感想にはなかったな。え、ジャンニ・スキッキってあんまり有名じゃない…?
作者名はオペラを作曲したプッチーニの名前から。ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニです。長いよ。
そんなこんなで本当に毎度急拵えでゴースト作って本当すみません…
今晩、皆さまが楽しめたのなら私をお許しください
緑音でした。
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砂が落ちるまで (175文字)
amo
うろ覚えなんですが、前回私の絵かゴーストかに朝霞さんとまきのさんの名前を挙げていただき、なら3人で作ってみたらどうなるのかなと思って今回このような世界観共通ゴーストを作るに至りました。
シェルは朝霞さんに描いていただいたのでとても顔が良いです。
ストーリーを読み終えるまでにそれなりに時間のかかるゴーストなので、顔の美しさを楽しんでもらえればと思います。
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碧水晶 (662文字)
穂積窓声
こんにちは。
クラゲみたいなアイコンの人に「参加しないと家のポストを宅配ピザで埋めるぞ」と脅されたので参加しました。
ちょうどいい機会なのでいい感じにぶらついていた創作ネタを具現化するために、伺アニが終わった後から作っていました。
もしゴーストを注意深く見ていただけていたのなら、「他所の国から越してきたと聞くけど…その国ってもしや地球じゃないな?」みたいに感づいて貰えていると作者の期待通りなので嬉しいです。
ゴースト中に出てくる言語は火星で誕生したという設定の架空言語で、GPT-4で設定を入力しつつ作成しました。
もともとGPTが架空の言葉を生成できると聞いてこのゴーストを思いついたところも大いにあります。
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・バックストーリー
1980年代に既に人類が火星に辿り着くほどの技術的進展を見せた世界。その後半世紀を経て、火星がもう一つの故郷の星として人類の営みに取り込まれている。
・火星語について
その昔火星に入植した多国籍の人間たちが生活する中で自然発生し、その後火星が国として成り立つ時に正式に取り決められた言語。これは国家としての火星のアイデンティティでもある。
ヨーロッパ圏の言葉が基本になっている。
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その他諸々、ゴースト内辞書にコメントアウトしてたりしてなかったりします。
タイトルの元ネタは宇宙戦艦ヤマト2199より劇伴「碧水晶」。制作中に聴いていたのと、タイトルと雰囲気がアリヒちゃんに似合うと感じたので。
伺アニで頒布したゴースト「午後の日」も5月終盤に通常配布予定なので、よかったら見ていってくださいね
https://ricebirdmon.jimdofree.com/
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私の名前は「ファン『フィ』クション」 (428文字)
wahoge
まずは、不愉快な思いをされた方が多数いたにも関わらず、今日まで謝罪が遅れた事をお詫びします。
大変申し訳ありませんでした。
「私の名前はファン『フィ』クション」はフリーシェルのデモゴーストとして
不気味な男の顔の画像の付随した都心伝説を下地に作成したのですが、
本ゴーストは初回起動で上記の画像を表示させているにも関わらず
readmeを含めたどこにも警告の表記を行っておらず、
匿名企画として多数のゴーストを巡ろうというユーザーの皆様に対して
あまりに配慮に欠けた、無神経極まりない作でした。
平気だった方、好きだと言っていただけた方に関しても
或いは傷つける事になっていたのかもしれないと思うと悔恨の念に堪えません。
全て私の軽挙妄動の結果です。
この度は、本当に申し訳ありませんでした。
最後に、あとがきという場において謝罪文を掲載する事態に至った事を重ね重ねお詫び申し上げます。
今後とも企画、延いては界隈の益々のご盛栄を、いちユーザーとして心よりお祈り申し上げております。
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私の婚約者は極悪非道な悪役令嬢だそうです (5847文字)
おもちよいち&ろすえん&石綿
前回のゴマカレーぶりです、企画専門デベロッパーのおもちよいちと申します。
この度もありがとうございました。
今回は提出名義の通り、ろすえん様と石綿様にお手伝いいただきました。
ろすえん様 / ロスト・エンド・クレイドル ( https://lnx.flop.jp/ )
石綿様 / 幻想一間の偽装郷 ( http://blackbridge.blog.fc2.com/ )
お二人の分のあとがきは最後にいただいた原文ままで貼らせていただきます。
・制作に至るまで
「幽霊仮面舞踏会案内できない人」完成が見えてきた頃、こう思いました。
カモフラージュのために自分の名義でも作品を出さなければ、と。
そしてどうせなら合作にすることでより偽装力を高めようと考えました。
それと純粋にトークのボリュームを確保する自信がなかったために
呻いていたところ、ろすえん様がお声かけくださいました。
(ご助力いただいた代わりと言うには烏滸がましい程度ではありますが
ろすえん様の「本売りは酔いもせず」に少しトークを寄稿しております
是非そちらもよろしくお願いいたします)
それが〆切の約二週間前のことだったかと思います。
制作を開始して数日後、石綿様も進捗を案じて声をかけてくださったので、
偽装のためなら人数は多ければ多いほどよいと思い協力をお願いしました。
今にして思えばあと二人くらい捕まえればよかったかという気もしましたが
作業量がかなり辛いことになっていたのでこれで適度だったかもしれません。
ちなみにお二方にも淀橋様にも互いの作品がどれかは伝えていなかったので
二重スパイのような気分でした。引っ掻き回してすみませんでした。
・制作のテーマ
まさにタイトルの通り、自称悪役令嬢、という感じです。
使いたいフリーシェルもほぼ最初からこれと決めていた気がします。
ただ、とりあえず何かを作りたいという気持ちだけでネタメモの中から
適当に引っ張り出してきたものなのでネタ出し当時のことは覚えていません。
座右の銘が「船頭多くして船山に上る」なのは早期からあった気がします。
余談ですが、カリーナの誕生日はそれを決めておこうと思った時に見た
ネタ帳の最終更新日が一月十二日だったのでその日にしました。
実際はもう少し前から書き留めていたはずなので寝かせ過ぎたネタです。
・お手伝いいただいた部分について
お二人には大半のランダムトークと触り反応の原案を書いていただきました。
特に話し合う場は設けずそれぞれにお任せしたものになっています。
参考資料としてお渡しできたのはテーマ、キャラ名、誕生日に座右の銘、
初回イベントと喋り頻度変更反応の原案と使用シェルだけでした。
少な過ぎる情報からも素敵なトークをくださったお二人には頭が上がりません。
当初想定していたキャラクター性とは少し異なる雰囲気のものもありましたが
どれも魅力的でしたのでなるべくそのまま実装したつもりです。
とはいえ表記の統一やバルーン内でのレイアウトの調整、
選択肢の展開との擦り合わせなどの都合で手を入れた部分も多いので
ろすえん様と石綿様の書かれるトークの味を損なっていたら申し訳ないです。
非常に沢山書いていただけたのですが、力及ばず全ては実装できていません……
捨ててしまうには惜しいので、順次追加更新していけたらと思っています。
また、どれがどちらにご提供いただいたトークなのかも
単体公開版では辞書内にコメントを追記させていただく予定です。
それと、軽い動作確認とスクリプト修正の提案もいただいておりました。
その節も本当にありがとうございました。
それ以外の部分についてはあらかた自分でなんとかしていました。
原案をいただいたトークもユーザ発言は大体おもちよいちが書いています。
・トーク以外の部分について
テーマの関係でユーザ様にも容姿を含む設定を付与することになったので、
だったら顔グラフィックが必要なんじゃないか!? と何故か思い込んでしまい、
自分にできる限りでシェルに合わせてユーザ様のお顔を描いてみました。
サイズを考えずに描いてしまったので合うように専用バルーンも作りました。
ならフォントも雰囲気を合わせるべきだと思いフリーの物を探してきました。
せっかくバルーンを作ってフォントも見つけてきたので
それに合わせてオーナードローメニュー画像も作ってしまいました。
提出ファイル内には書いておりませんでしたが、自家製フォント工房様の
JFドット東雲ゴシック12とJFドット東雲まるもじ12をお借りしています。
サイドバーにはJFドット東雲明朝16を使用させていただきました。
そして、やはりスタンプ帳にスタンプを増やしたい、ということで
これまた適当にドットを打ってついでにタスクトレイアイコンにしました。
サムネイル画像も作ろうとは思っていたのですが、
〆切目前で描けそうないい絵が思い浮かばなかったので諦めました。
結果的にreadmeがバルーンにきっちり収まったのでよかった気もします。
でもreadmeも内容が無いよう状態になってしまい申し訳ないです。
単体公開時には別で追記しておくのでよかったらご覧ください。
・大量の選択肢のこと
どうしてこんなことをしたのか自分でもよくわかりません。
前作「曖昧で明確な愛を」ではユーザ発言を勝手に定義していたので
今度こそは自分の意思で言いたいことを言わせろ、と思ったのでしょう。
といっても選択肢を選んだらけっこう勝手にべらべら喋り出しますが、
ギャルゲや乙女ゲーも割とこんなものなのでまあいいでしょう。多分。
選択肢をアンカー形式にして既読がわかるようにして
バルーンを閉じるための選択肢を通常の選択肢として置くことで
クリックし損ねてバルーンを消してしまう事故を抑えるのは
我ながら良いアイデアだったのではないかと思っています。
分岐先の選択肢が残っていても既読が付いてしまうのは玉に瑕ですが、
楽をしたいのでこの先特に改良する予定はありません。お許しください。
ちなみに、アンカーを選択肢として使うというのは
ろすえん様のご提案から着想を得ました。ありがとうございます。
・命名の由来
カリーナ:普通の名前の候補の中からカレーっぽいものを。
また、竜骨座の名前であることも設定を練る際に意識していた気がします。
名前と座右の銘どっちが先だったかはちょっと忘れてしまいました。
バルトロゼベルク:似合いそうだと思った薔薇でロゼ、
薔薇がありそうな森でバルト、「船頭多くして~」から山でベルク。
ユーズアルト:縮めてユーザ呼びできそうな感じになるよう適当に。
ゴストゥーガ:言うまでもなくゴースト。短過ぎず名前っぽくしようと
適当に付け足したらなんかいかつい響きになってしまいました。
イーロフカ:伺かの字を分解しただけです。
・グラフィック関係の話
使用させていただいたフリーシェルが素晴らしいことにほぼ16色だったので
アーカイブ内の画像は全てファイル形式も16色以下に統一してみました。
ユーザ様の顔グラフィックもきっちり16色です。
ただ、けっこう色数がギリギリだったので頬染めはカットしました。
勝手に赤面させられるのって何か違うよなと自分では思っているので
ちょうどよかったとは思いますが喋らせ過ぎているので無意味な気もします。
顔グラ制御は単にbase64変換した画像を福笑い式に並べているだけです。
単に画像ファイルを貼るよりもラグが少ないという噂を聞いていたので
面白そうだと思ったのもあり採用してみました。
それと、絵を描くのは不得手なのであまり自信がなかったのですが、
ユーザ様達にご自分がイケメンだと認識してもらえていたようで嬉しいです。
構図的にわかりにくいかと思った前髪の分け目も伝わっていてよかったです。
・喋り間隔について
自分は喋り間隔に揺らぎを持たせるのが大好きなのですが、
今回はそうしていません。といっても特に偽装のためではなく
なんとなくレトロゲーム風になった雰囲気に合わせてみただけです。
しかし設定できる喋り間隔、短過ぎたみたいですね。
企画の規模を考えるとさっさと見てしまいたいだろうと思ったのと
毎トーク選択肢が入りタイムアウトまで長くなることを考えて
ちょっと短めにしたのですが、自分の感覚が皆様とずれていたのか
マシンガントークな印象になったようで申し訳ないやら面白いやら……
今更変えるのも違和感があるのでそのままにしておきます。
細かいところですが、どの秒数からどこに切り替えるかによって
無駄に反応が違うのでよかったら色々試してみてください。
・呼び方変更について
あまり数は多くないですが特殊な反応もいくつかあります。
具体的にはユーザ様の今世のお名前であったりカリーナの名前であったり、
弟妹兄姉父母祖父祖母息子娘とかの辺りに反応がございます。何故?
単体公開版でまた無駄にバリエーションを増やしておりますので
お試しいただくのは更新後の方が良いかもしれません。
ちなみに、あくまでもカリーナからの呼び方を変えてもらうというだけで
今世のユーザ様のお名前自体は変わることはございません。あしからず。
・デバッグモードという名のおまけ
オーナードローメニューの一番上のところに置いてあるアレです。
Dキーからも開くことができますが、ご覧いただけたでしょうか。
専用バルーンを使用中ならユーザ様の表情差分を全て確認いただけます。
ぜひお試しくださいと言いたいところですが少し不具合があるので
できれば単体公開版に更新してからご覧いただけると幸いです。
バルーンを変更していた場合はここからすぐ元に戻せます。
さらに、なんとスタンプが押せます。スタンプが増えると嬉しいですよね。
また、初回起動イベントに選択肢分岐を入れてしまったので
ここからいつでも見返せるようにしてあります。
会話の内容が少し違うだけで関係に変化はないので好き放題お試しください。
・バルーンの小ネタ
専用バルーンを作ったはいいものの名前や説明がまるで思いつかなかったので
readmeになんだか適当なものを置いてあります。よかったらご覧ください。
専用バルーンに切り替えた時やおまけメニューから戻そうとしたのに
バルーンが紛失していた時の反応はその辺りに関係したものです。
・既知の不具合等について
エンバグしました。せっかく動作確認いただいたのに後の修正作業で
何かおかしいぞ、と思ったところを書き換えていたら余計なことをしました。
これは先程少し触れた表情チェックの部分のことなのですが、
改行を消し過ぎて一部スクロールが発生し、顔グラが滑ります。
もしかしたらこれを見たことで顔グラがバルーン付属の物ではないと
お気付きになった方もいらっしゃるかもしれないですね。
二つ目に、おまけメニューから初回イベントを見返した際、
最後にメニューに戻るようにしておいたつもりが
ジャンプを置く順番が逆で機能していませんでした。凡ミス。
三つ目に、一部トークの表情指定を入れ忘れていました。
自動サーフェス戻しをオフにしているので時によりおかしなことに……
四つ目に、初回起動イベントでのメッセージ送りの位置を少し間違えています。
不具合というほどのものでもないですが気になるので直しました。
他にも何かあったような気もしますが都度修正していて何があったのか
大体忘れてしまいました。気が付いた分は単体公開版で修正しています。
もしまだ他にも何かおかしなところがあればご連絡いただけると助かります。
当ゴーストはどこからどう見ても女性キャラユーザラブソロゴーストで
どちらかと言えば男性向けに当たるものだと思って制作していたので、
女性向け方面の方からも多く反応をいただいたのが意外でした。
よく考えてみれば悪役令嬢ものは基本的に女性向けジャンルでしたね。
実質ペアゴーストだというような見方もあって面白かったです。
得られそうな反応に関して全く予想の立たないまま公開の時を迎えたため
たくさんのご好評をいただけてとても嬉しかったです。
これも魅力的なフリーシェル、そしてトークの大部分を作ってくださった
ろすえん様と石綿様のおかげです。重ね重ねお礼申し上げます。
前述の通り修正やトークを加えてすぐに単体公開する予定ですので、
ご興味を持っていただけた方はどうぞよろしくお願い致します。
(バルーンにも変更を加えているので、お手数ですが
配布ページより上書きインストールをお願いします)
改めまして、観覧・感想やイラスト等々本当にありがとうございました。
令和五年五月十八日午後七時 おもちよいち
以下、ろすえん様と石綿様のあとがきです。
↓ここからろすえん様のあとがき↓
*ごあいさつ
おはこんばんちは、あるいは初めまして。
縁あってこの作品に参加させてもらった、ろすえんです。
*担当箇所
おもちよいちさんから参考資料をお見せいただき、
カリーナちゃんのトークとさわり反応の原案をいくつかお渡ししました。
内容調整&ユーズアルト様の反応等追加&実装は、おもちよいちさんの手によるものです。
*どんな思いで担当箇所を書いたか
参考資料を見た時の、カリーナちゃんかわええな~、の思いをぶつけました。
結果として、私のヘキ(強い存在が……好き!)が出てしまい、
妙に強そう・しぶとそうなトークや反応ばかりをお渡しした気がします。
*実際に実装されたものを見てどう思ったか
私の想像力の外の、カリーナちゃん&ユーズアルト様の色々な面が見られて良かったです。
合作という形式の良い所を味わえました。
また、バルーンのデザイン、フォント、UI・UXへのこだわりたるや。
このゴーストにはこのバルーンが必要である、と個人的には確信しました。
デバッグモードから見られる、ユーズアルト様の表情筋トレーニングも必見です。
(不具合修正の予定があるそうなので、できればその後に)
↑ここまでろすえん様のあとがき↑
↓ここから石綿様のあとがき↓
今回特に参加するつもりは無かったのですが、主製作者であるおもちさんが焼けたもちのように破裂限界だったのを見てネタを上げようかと声をかけたところ、本当に限界だったらしくネタを提供させて頂きました。
そこまで固まっていない状態でのトーク制作だったのでとりあえず実装されないことも前提でトークの原型を20ほど書き、その後はさわり反応をいくつか書きました。
選択肢後のトークは触っていない上、原形のトークもそれなりに文体やらの調整が入っているのであんまり自分の匂いはないかと思われます。
無事ゴーストも完成し、気に入られている方も居られるようで良かったです。
多少とはいえ久し振りに制作に関われて良かったと思います。お疲れ様でした。
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箱庭には椿しか咲かない (851文字)
のなめ
「箱庭には椿しか咲かない」の作者、のなめ(@uuu9876)です。
シェルは天人さんというお友達に描いていただきました。
ありがとうございます。
・どのような発想や経緯から作品を作ったか
天人さんにファンタジーで魔法使いの外見で絵をお願いして、そこからキャラクターを考えました。
天人さんと話しながら作ったので、どっちがどの部分を考えたのか定かではないところが多いです。
私が純粋に一人で考えた部分は結構少ないかも。トークなどの、中身に関しては一人で書きました。
最初から、ゴマカレーに出すかどうかは悩みものでした。
でも提出したおかげでたくさんの人に見ていただけたかなと思いますので、結果よかったです。
・見てもらいたい点や作成時に苦労した点
トークから彼の背景が覗けるようなゴーストにしたかったです。
私は伺かで何をすればどこまでできるのかわからなかったので、できることはトークを書くだけでした。
彼だけしか見られないから、彼の言葉だけで彼を判断してほしいなと思いました。
・匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
唯一したことが自分の書かない設定にしようというものでした。
実はファンタジー創作したのはこれで初めてです。
自分の頭だけでは考えつかなかったことが多々あります。
他は完全に無いです。文章は自分100%で作りました。
・設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
人生を狂わした人が狂わされてしまう、という設定のお話です。
あとはだらだらとトークを読むだけのゴーストになってしまい、ちょっぴり反省点です。
・したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
反省しています……読了想定時間を短めに書いたことを……。
理由は、ちょっといい顔したかったからです……。
特に大きなイベントでもないし、読了時間に含めなくてもいいかなぁとも思ったのですが
ランダムトークが50個ほど増えるので、一応含めとくかという気持ちで長く設定しました。
めちゃくちゃトーク喋らせないと300分じゃいかないです。本当にすみません……。
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紫水晶はかく語りき (2237文字)
マグロニウム
■「袖擦りあうも何とやら、だからね。自己紹介でもしよう!」■
でべろっぱ界隈ではおそらく初めまして。名前見たことあるよって人はお久しぶりです。
そしてゴーストマスカレード5、お疲れさまでした!初参加でした!
提出前はもしかしたら私が影から推しているゴースト作者さんがたくさんいるかも……彼らと並ぶにはうちの子のトークあまりにも中身がなさすぎるよ……といった風にビビり倒しておりましたが、いざ始まってみるとそんな不安全部吹き飛びますね。すごいや。
ビビンバさん五郎 あらため、マグロニウムと申します。
普段は動画を作ったり手芸したり絵を描いたりと、かなり幅広い行動範囲で細々やっています。
リンクがツイッターになってます。名前違って驚かれるかもですが、中身は同一人物です。
ホームページはある程度出せるレベルまで整備出来たらツイッターの固定にでも貼っておきます。気が向いたら遊びに来てください。
偽名が何故ビビンバさん五郎なのかというと、偽名を某有名駄菓子の形式(○○さん○○)にしたくって、ぱっと思いついたのがビビンバと五郎だったからです。
特別ビビンバとか某駄菓子が好きかといわれると、そうでもないかも。
■隠れる工夫は?■
ぶっちゃけ全くしてないと思います。
一度ゴーストを出したことはありますが堂々と出したわけではなく、初めましてが多いだろうからバレないかなって……
トークやキャラデザに関しても性癖と趣味の煮凝り、シェルに関しても今まで手癖の絵では出していないし大丈夫だろうと手癖です。(とはいえ、普段とはかなり違う書き方をしていますが)
私の性癖と絵柄を把握している方が参加していたら、一発で見抜かれていたことでしょう。
しいといったら、テンプレ使ったことでしょうか。
■反省点■
ギリギリに提出するな~~~!!!1!(自戒)
締め切り4日前ほどからシェルなど丸々書き上げました。重罪です。
おかげさまで言及不足がと~~~っても多くて!!
もうちょっと掘り下げられるはずだったし、もっと掘り下げるべきだったなぁ。
特にじい様周りと世界観。
次参加するという時は時間に余裕をもって作ると同時に、もうちょっと掌編に収まるようにしたいです。
■反応に対する感想■
本公開したいしたい!!!(欲だけが先走り準備がみじんもできていない魚類の図)
自キャラに狂いそうになる方々を見ると幸せな気持ちになりますね。うれし~(嬉しすぎて自分用にまとめた)
「俺の性癖を喰らえ~中身のないトークを添えて~」なメティさんだったのですが、ビジュとか世界観とかがぶっ刺さった方も何人かいらっしゃったみたいで、本当にありがたい話です。
彼の色々な部分が刺さったということは恐らく同じ沼の貉の方、握手させてください。
また、感想に書かれてるここ好きポイント(と思っている部分)は私も同じようにそこが良いと思ってることが多くて、すげ~わかる!とめちゃくちゃ頷いたり、一人で気色の悪い笑みを浮かべたりしていました。
顔のひび割れ 目を逸らす差分 いいよね……私もそれめっちゃ好き……(一般ファン並感想)
あとここだけの話、口調がかなり特徴的だと言われていて「え!?そんなに!?!?」と驚きました。よくよく考えたら確かにそうですね……(感覚麻痺)
■メティさんよもやま話■
メティ周りの没話や書けなかった話とか、こういうテーマだよとか、そういう話の一部です。
【おおよその発想】
「人形のお兄さん」×「宝石モチーフ」×「魔法のある世界」=メティさん
でした。人外お兄さん大好きなうえに、パワーストーンや宝石も魔法も眼鏡も謎のお店もふわふわ髪形も穏やかだけど良く喋る人も全部好きです。つまり全部趣味と性癖!
普段は歯車や和風モチーフを多用するので、今回はそれを引き抜いた「近世くらいのヨーロッパっぽい魔法の世界」といった世界観を思い浮かべながら作っていました。いうても歯車は結構あるかもしれない……
【実はじい様がって話】
構想の時、メティは「店長のじい様の魂が移り自我を得た!」という設定でした。
完成地点ではその設定は没となっています。
なぜなら自身の手癖のせいでシェルが思ってたお兄さんになってしまい、この見た目ではあまりおじさまっぽくないかも…!!となったためです。手癖のせいなのでちょっと悔しい。
【ほんのちょっとした裏話】
かつてじい様には弟子 兼 養子がいたようで、その子は魔法による事故で亡くなってしまいました。
悲しみに暮れていたじい様に、町の人形師が送ったのが、メティである……という裏話。
魔導人形は私の普段やる創作において、中に魂や霊が入りやすいものなので(あくまで普段の創作においての話)、メティには弟子さんの魂が入っているのかも。
ついでにいなくなったじい様もじい様で、意外とまだご存命かもしれません。姿形はとにかく。
■おわりに■
他にも語りたいことは山ほどありますが、これ以上書くと文章が大変なことになりそうなのでこの辺りで失礼します。
紫水晶はかく語りきを制作するにあたり、問題が発生したときに色々教えてくださった作業鯖の先輩でべろっぱの皆さまには頭が上がりません。ありがとうございました!
最後に、アメジストの石言葉は高貴、真実の愛、そして"心の平和"です。
メティと彼の居る店が、心の片隅に穏やかなものとして残ってくれたなら、私はとても嬉しいです。
「またおいで。私はいつでも待っているよ!」
紫水晶はかく語りき、メティ・エーデルシュタインと作者のマグロニウムでした。えんいー!
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続・マカロニの3時10分、おやつの時 (1487文字)
しもふみ
みなさん西部劇は好きですか?吾輩はすきです。
荒野、転がってくタンブルウィード、無頼漢、リボルバー。
The Civil War、南北朝戦争、浪人、タンブルウィード八艘飛び……
そんな無節操に思索を飛ばすと、
ちっこい保安官とでっっっかい保安官助手の主従とかもいいなあって。
あと何気に初めてのコンビゴーストです。
前作というか処女作の「ヘイミル・ロゥ」は長生きどらごんが酒を飲み、
万古の愁いを打ち消そうというソロゴーストでした。
せっかくの匿名投稿企画ですし、中華詩仙のネタは封印して、
別の趣味で行こうと決め、ウエスタンなやつになりました。
やはりシェルの絵柄である程度感づかれるのでは?とは思いましたがそこは特に手を打っていません。
意外だったのは作者当てで一部の方が、
世界観や雰囲気などから予想を当てていたことですね。
そこからもわかるのかーって少しうれしく思いました。
表に出すような設定は特にないけれど、
コール保安官は"Schofield"と呼ばれたシングルアクション・リボルバーを使います。
当然のようにファニングをします。かっこいいね!
自分のことに無頓着で、戦闘能力は高いけど社会生活はダメダメな、
不器用な小柄金髪ジト目に見えるけど、実は助手のシガが規格外にデカいだけでそんなそこまで小柄でなくてもいいかもしれない。
現代法の大原則の一つに自力救済禁止の原則があり、かつそれが倫理の基盤として機能しているという現代の大前提から見れば、
彼女は受け入れがたい人物かもしれません。
しかし彼女の暴力装置としての強さと、内に秘めた厳格さは無法の荒野においてはまた違った側面を見せてくれるのではないでしょうか。
でも保安官がその厳格さを「内に」秘めてるのはやべーので、
シガ助手が「吾輩がいなくては……!?」ってコール保安官にべったりなんですね。
シガも大概やべーので、やべー女を無自覚にはべらせてる、意外と罪なやつですね。
なんということだ。ここで主従百合ですよ。
シガ助手は黎明期のポンプアクションショットガンを使っています。モチーフは"Spencer 1882"
彼女は"エイトゲージ"と呼んでますけど、獣撃ち用のデカい弾を人に向ける怖い女ということでしょうか。
ほどほどに生活能力があるのでコール保安官のお世話をしています。
なんとなく人当たりがいいけど実はコイツ倫理観が獣のそれなのでユーザさんも騙されちゃダメですよ。
どこぞの極東の浪人が旅路の果てに西部劇に登場してもいいなって。
マカロニウエスタンやオーストラリアのウエスタンが既に世にあるし、
なんなら、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」とかもあるしね!
ケモミミはキャラクターの頭の上に何か(ケモミミとかツノとか飾りとか)乗ってるのが作者の癖なのでいります。
コールのことをいたく気に入って、お持ち帰りしようとちょっとずつ距離をつめてます。じりじり。
現在は餌付けに成功しているかしていないかですね。
主人を餌付けする従者っていいですよね。
直接的な元ネタではないのですが、「はやみねかおる」の「夢水清志郎シリーズ」や「怪盗クイーンシリーズ」などに強い影響を受けているのは否めませんね。
どちらもオススメです。
ちなみに「続・マカロニの3時10分、おやつの時」って題ですが、
別に何かの続編ではありません。
タイトルにピンと来た人はニヤッとしていてください。
これも荒野の掟……
ところで、こんな格言を知ってる?
大は小を兼ねる。
それでは皆さんご一緒に。「うお……でっっっ
あとがきのあとがき:ところでこれ、シェルサイズの話だと思ったのだけど
乳の話だと思ったよこしまな方々はそこに正座。
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花通り行く惑星 (1352文字)
鳴ら
こんにちは、鳴らです。
普段はインターネットの端っこのほうで、ゴーストを更新したり絵を描いたりしています。
一昨年のマスカレード3、昨年の4に続き、今回マスカレード5にもお邪魔できてうれしい限りです!
少しばかり参加作品についてお話しさせて頂ければと思います、どうぞよろしくお願いします。
◆ゴーストについて
マスカレード5があればこの子から作ろう!と思っていたゴーストでした。喋り方も反応もトーク内容もとっても手癖なので、今回出した3作品の中でいちばん考えやすかったのではないかなと思います。
当初ちょっぴり人見知りで隠し事が下手な先輩と帰り道を行くだけのつもりだったのですが、せっかく隠し事が下手なのだから大きな隠し事を暴く方向に持っていきたいなと思い、人外……いや人間だけど別世界の出身……と色々考えた結果、最終的に同じ世界の宇宙人に。
「鈍くさいけれど、自分より鈍くさい後輩さんに対しては世話焼きになる」という謎設定もあったはずなのですが、最終的にはしっかり後輩さんに世話を焼かれる側のへにょへにょ先輩になりました。
ありがたいことに原黒さんにとても素敵でかわいいシェルを描いて頂きまして(本当にありがとうございます……!)、そのおかげでだいぶ性格もかわいい寄りにできたのではと思います。
◆キャラクターについて
花通惑星(はなどおり-わくせい)と言います。宇宙出身の18歳高校3年生、身長163cmくらい。寮暮らしで帰宅部です。本名は難しくて、こっちだと上手く発音できないらしいので言いたくないとかなんとか。
故郷の星の研究施設のような場所で、授業のとき以外は他者と隔離されて育ったので コミュニケーションが苦手です。
本人も自覚が無いけれど、根っこの性格はかなり図太いです(故郷の厳しい環境下で何とか生きていたこと、そんな中で遠い遠い地球に行きたい!と言いだしたこと、適当な理由をつけ許可を得てそれを実行出来ていることなど、割と大変なことをやり遂げて地球に来ているため……)。
よく自己嫌悪で凹みますが、基本が低いので立ち直りも早いです。美味しいごはんがあればとりあえず生きていける。
この辺りは多分、こっそり隠れてよく話をしてくれた地球出身疑惑のあるお兄さん(施設スタッフ)の影響を強く受けているのではないかと思います。
◆感想について
素敵な感想やイラストなど、本当にありがとうございました!いつも以上にどきどきしていたのですが たくさん素敵な言葉を頂けてとてもうれしかったです。重ね重ねありがとうございます!
予想に名前を挙げて頂けたのもうれしかったです。ぎりぎり隠れられたらいいな、でもとっても手癖だしな、と思っていたのですが やっぱりばればれでした……!(何人いるんだ……というのをお見かけしてフフとなったりしました 確かに今回意図せずいっぱいいたかもしれない 鳴ら……!)
◆最後に
今回参加させて頂いた3作品とも、そのうちサイトで公開できればと思っています。
他に公開しているゴーストも日常お喋りをするやつらばかりですが、よろしければお暇なときにでも 遊びに来て頂けたらうれしいです。
https://akurua3nohiyori.sakura.ne.jp/
それでは、拙い文章をここまで読んでくださって ありがとうございました!
隠し事が下手な先輩と歩く学校の帰り道を、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
鳴ら
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藤の木の下には (210文字)
半透明なまこ
半透明なまこです。
まさかこんなきれいなゴーストを作れるとは思いませんでしたか?
股間に当たり判定のある女装少年ゴーストばかり作ってるわけではないのだよ。
ちなみにシェルもなまこ製です。
●反省点
"トーク"がッッ!"6個"しか無いッッ…!
初回起動とトーク1、2個しか見られないだろうと思ってたのですが、
何度も立たせてくれた方もいたみたいでありがとうございます。
本公開では連続での起動に耐えうる感じになってると思います!…おそらく
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虎の目、虎の子 (1246文字)
koizumi
ゴーストマスカレード5、皆様お疲れ様でした。
初参加をさせていただきましたkoizumiと申します。
拙作「虎の目、虎の子」を起動してくださった皆様、虎のお相手をしてくださった皆様へこの場をお借りして御礼申し上げます。
起動条件のペース配分を誤り、内容の密度に反して所要時間ばかりが長くなってしまいました。にも関わらず沢山の方から感想を頂くことができ、感謝の念に堪えません。
この度、あとがきという貴重な場を頂戴することができましたので、僭越ながら「虎」というキャラクターの作成経緯について残させていただきます。
●キャラクターコンセプト
短期間で雑談のネタなどを捻出しやすく、ユーザの側に侍る理由を説明しやすく、ソロで立たせやすい要素を持ったゴースト……メイドさん! という安易な発想から虎が生まれました。個人的な好みも多分に含んでいます。
乱暴で気まぐれかと思いきや実は寂しがり、という虎をイメージした性格になりましたが、先にタイガーアイをモチーフにすることが決まっていたため、そこからの逆算での着想です。
●ユーザとの関係性
ユーザ側の性別は不定ですが、虎の性別も同様に、男女を明確に設定していません。
服装が女性的ながらも男勝りな口調にすることで、性別を自由に想像していただければ、という狙いがありました。覆面企画ということで男性・女性ユーザさん両方に楽しんでいただきたかったからです。
……「メイド」という単語が定義上明確に女性を指している(そらそうだ)ことを失念しており、うまい具合にはいきませんでした。一応性別不明ということで、よろしくお願いいたします。
虎の具体的なバックボーン、ユーザと虎の関係性なども具体的には決めていませんが、本筋とは別に入れたおまけイベントでほんのり示唆しています。
今後何かしらの形で肉付けがなされていく可能性はありますが、基本的には皆様のご想像におまかせしたいと思います。
●シェル
キャラクターなんとか機のパーツセットを眺めていたところ、素敵なメイド服があったのが決め手になりチョイスさせていただきました。
色味の調整中、鮮やかな黄色の瞳がよく似合ったところからタイガーアイを連想し、「虎ちゃん」という愛称と虎っぽいような性格、おまけの着せ替えパーツが生まれました。
シナリオの進行とともに薄れていく演出は、サーフェス加算値の使い方を最近になって覚えたので活用してみようとした結果です。(本当は透明度を上げていきたかったのですが、方法がわからず断念した経緯もありました。)
この度の試行錯誤でシェル作成に対する知見を高めることができましたので、またの機会があればもう少し凝ったことをしてみたいですね。
●おわりに
匿名期間中、皆様の素晴らしい感想やFAを頂戴することができ、非常に嬉しかったです。
デベロッパーとしてはまだまだ未熟者ですが、虎を含め、今後とも自ゴーストたちを皆様にお披露目していければと思います。
それでは、またどこかでお会いできれば。
よろしくお願いいたします。
koizumi
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螢の燈火 (806文字)
生駒精華
今回、史上最大の107体ものゴーストが仮面をかぶり、ユーザとしてもどこから起動していいかわからないという嬉しい悲鳴でした。逆に提出したデベとしては、拙作が埋もれてしまって見ていただけないのではないかという心配がありましたが、感想やファンアートをいくつか頂戴でき、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。
本作は、わたしが初めて書いたファンタジー風小説の設定をかなり味付けし直して作ったものです。さすがに元の話では、捨てられたパソコンやスマホを直してインターネットを楽しむなどという設定はなかったのですが……。
彼女──アドリーの話は、その小説(原版はもう残っていませんが、頭の中に記憶として残っているもの)をベースとして、後日ちゃんとした形で公開できればいいなと思っています。
また、本作制作にあたり、鰹の欠伸(かつおだし)さんにシェルを描いていただきました。ありがとうございます。
今回も実に楽しい仮面舞踏会でした。参加者各位に森の加護があらんことを。
宣伝その1。
定期的不定期に、伺かに関する作業を持ち寄って頑張る会、『伺的もくもく会』を主催しています。
今年・来年あたりにかけて少なくとも2度ほど入院する見込みがあるため、次回開催については、具体的な日付や会場の場所などはまだ何も決まっていませんが、また前向きに開催することを検討しております。各位にも色々ご予定があることとは思いますが、繰り合わせが可能であれば、ぜひご参加をご検討ください。情報は、決まり次第 https://ukamoku.sakura.tv/ で公開していきます。
宣伝その2。
方言を操ったり、地域のローカルな事象について話すゴーストを募集し一斉公開する企画、『ゴースト上野駅』(仮称)を、今度やります。
委細については現在詰めているところです。しばらくお待ちください。
ある程度固まってきたら、 https://mappy.skr.jp/zz/kikaku/ で発表する予定です。ご参加をご検討くださいませ。
媛時条という仮面をかぶっていた生駒精華でした。アデュー。
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誘惑、桃源、共犯者 (5648文字)
ホウ酸
このゴーストのディレクトリ名は"SEduction_Xanadu_FRIEND"、略してセフレです。こんにちは、同性でも未成年淫行は犯罪ですことホウ酸です。
○シェルの話
・シェル見ました!?!?!?!?!?!?!?!?かわいいねえ~~~~~~~~~~事後モードのシェル!!!!!!!!! 事前モードのシェルは私がごーとうさんの絵柄真似して描いただけのやつです。これについてはバレないための工夫の段落でしゃべります。
・かわいいよねえ~~~~~~~~~このシェル。多分あーるでぃーさんの方からすでに明かされてるんじゃないかと思うんですが、今回私はあーるでぃーさんの企みによって、4人でぐるぐるシェル交換するグループの一員となりました。ごーとうさんにシェルを描いてもらいつつ、ミギキマさんにシェルを描かせて頂いた(ィリガ・ムュシちゃん)んですよ。すごいことだわな……。
・多分私が送ったラフも今頃Twitterとかに上がってたりするんじゃないかと思うんですけど、私のラフからの良くなり方がすごいよね~~~~!!!!!!!! 気だるそうな顔つきとか流れる髪とか、とにかく最高に美しい! 私はごーとうさんのドラキュバスシェルの色味がだ~~~いすきなので青っぽい色合いでラフを出したんですが、まあ~~~~そりゃもう完璧中の完璧ですよね。ところで私のラフからちょびっとお胸が大きくなってるような気がするのは私だけでしょうか? いいんですけど。よりセクシーになってゴーストのテーマにフィットしましたからね。
・本来ね!!!!!!! 本来、シンプルなシェルにしなさいよ、という指示があーるでぃーさんから出てたんですよ。描く人の負担がでっかくなっちゃいますからね。そういうわけで、私がごーとうさんにお願いしたのは表情パーツだけのシンプルめなシェルだったんですよ。でも仕上がりを見たらお洋服が増えてましてね!!!!!!!!!!!!!!! お洋服だけじゃなくて表情パーツも増えてたし。何がすごいって、そんだけの量の絵を、ラフをお渡ししてから数日で完成させてることなんですよね!!!!!!!! やっぱりごーとうさんはすごい。筆にちっちゃいアキレス載せてんのかい。
・このお洋服がかわいいしセクシーでね~~~~~!!!!!!! パーカーにセーターにランジェリー……ランジェリー!?!?!??! ほんとはさ~~~~~全部に着せ替え反応つけたかったんですけど~~~~~~~~~!!!! でも私着せ替え反応好きすぎるから、付けちゃうとバレるんじゃないかという恐れがあって……さらに事後着替えるときの反応考えるのが思ったより難しく……着せ替え反応なしで提出しちゃったんですけど……悔やまれるわ……未だに……。どんな感じの着せ替え反応にしたらよかったんだろ……? その場で着替える感じじゃなくて、その服を着てセをしたっていう想定の反応にすればいいかな? それなら書きやすいかもしれない。そうしよ。そうします。ありがとうございました!!!
○中身作るときの話
・このゴーストを作ろうと思った発端は、宮澤伊織先生がインタビューで語っていた言葉にあります。曰く、「(フィクションの関係性について)実在すれば強いというわけではないですけど、そのほうが『強度』がある。感情と同様に、女性の性欲や肉体から逃げずに書くと(関係性が)強くなっていく感じがしています」と(括弧内は引用に際しての私による補足)。これだけ読んでも何を言ってるのかわからないだろうと思うので、わかりたい方は「百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビュー」をお読みになってください。読んでもわからない場合、『裏世界ピクニック』を最新刊まで読むとわかるのではないかと思います。
・つまりですね。性欲とか肉体といったような、昔の「お姉さま」的クリシェに則った百合概念において見過ごされてきた要素としっかり向き合うことで、その関係性の実在性、現実性が高まり、より「強い」関係性になるのではないか、ということをここで氏は仰っているわけです。少なくとも私はそう解釈しました。
・この言葉を読んだ時、なるほどと思いまして。私はこれまでそういう要素に向き合うことから逃げていて、いわば感覚をアップデートできずにいたわけです。これはよくないと。より「強い」関係を作るため、性欲とか肉体といったものと向き合おう。そう考えてできたのがこのゴーストなわけですね。一番ちゃんと向き合える関係性はセフレかなと思ったのでセフレゴーストにしました。
・しかし、果たしてこのゴーストを作ることでそれらに向き合うことはできたのか? というと、今ひとつ疑問が残っているようにも思えます。セフレゴという形を取ってはいるものの、しかし性欲からは逃げている気がする。キャラクターをドライにすることで、性欲とか肉体というものが含む湿度の高さとか粘性のようなものを描くことを避けてしまっているような。目を向けようという試みは悪くないのですが、いまひとつ踏み込む勇気が足りていなかったような感覚は否めませんね。精進しなければならない。
・このゴーストのタイトル、「誘惑、桃源、共犯者」というやつを考えるまでの話です。といっても、プロセスとしては単純なものなんですよ。まず最初に、『リズと青い鳥』のサントラの曲名みたいなタイトルにしたいな~、という思いがありました。"wind, glass, bluebird"みたいな。湿度の高い百合といえばあの映画みたいなところがありますから、あやかろうとしたんですね。そこで単語を3つ考えることになりました。並べていい感じになる単語を3つ考えていたんですが、ただ並べるだけっていうのもなんというか芸がないというか、二番煎じですよね。そこでもうちょっと意味を持たようと、なんか3つの単語の頭文字でうまいことできんかな~と考えて、行き着いたのがセフレを表現することでした。そこからはもう、3つ目はfriendにしよう、じゃああとはうまいことひとつめとふたつめでsexが作れるように~、と単語辞典と睨めっこするだけでした。Xから始まる単語少なすぎる。そういうわけで、最初にできたのはディレクトリ名の"Seduction_Xanadu_Friend"のほうでした。でもこれそのまま載せても、"Xanadu"って何? とか、パッと見でよくわからないとか、ノイズが多いかなと思って、日本語訳したやつをタイトルにすることにしました。訳し方はいろいろ考えたんですよ。「誘惑、桃源郷、友達」とか、「誘い、桃源、友人」とか。でもどうにもリズムがよくないし、かっこよくないな~、と思い、思い切ってfriednを共犯者と訳しました。かっこいいしリズムよくなったでしょ。こういう思い切りもいいもんですよね。
○中身についての話
・ユーザの年齢を選べるようになってるじゃないですか。完全に私の趣味なんですけどこれは。でもよくない? いろんな年齢のユーザと関係を持たせられたほうがこう、背徳感出るじゃん。いまどきは女同士ってくらいじゃ背徳感なんざありゃしない素晴らしい時代ですから、たまには私も背徳的な関係ってやつを構築したいな~、と思いこういう機能をつけました。でもめちゃめちゃバレるきっかけになりそうな気がする……でもユーザのカスタマイズって良いから……。あ、「ずっと年下」のユーザは小学生のイメージではあるんですけど、こういうゴーストではっきり小学生って書いちゃうとマジでヤバいかなと思ったので、はっきり「小学生」って単語を出すトークは一個もないです。ない……はず。意識して書いてはないです一度も。当局の方、許してください。全員18歳以上なんです。
・え……? マジ……? っていう感じを出したかったんですよ。サムネとかタイトルとか初回起動とかそういう要素からほんのりと湿度の高さを感じさせて、いざ起動してメニューを開いたら「したい」の選択肢が見えて、え……? マジ……? っていう。そういう体験を狙ったんです。そうなってたらいいな~~。なってましたか?
・メニューから選べるアクション、あるでしょう。また作者隠しの工夫について話すときに詳しく喋るんですが、このアクションの選択肢はそのほとんどをwahoge(フレディーヌ)さんのゴーストマスカレード2参加ゴースト、"That's Life"ちゃんから拝借しました(作者了承済)。この場を借りてお礼申し上げます。これ、めっちゃいいんだよな~~。このシステムもこの選択肢も。みんなこの機能つけたらいいのに。
○キャラ設定の話
・吸血鬼なんですよこの子。絶対にわからないんですけど。私のゴーストめ~~~~~~~っっっっっっちゃ好きな人だったらひょっっっっとしたら気づくかもしれない可能性がないでもない、くらいの要素しかないので、誰も気付けないんですけど。目の下の部分が赤かったり、髪が白かったり、噛み癖があったり、体温が低かったり、そのへんしか要素出てないんですけどね。そうなんです。この子に自覚はないし血を吸ったこともないんですけど。裏設定ってやつでした。なんか今まであとがきで裏設定書いてもいいよって毎回メールに書いてあるのに何も明かせる裏設定なくて寂しかったので、今回は裏設定用意してました。恥ずかしいもんですね、裏設定ってのは。
・風紀委員なんですよこの子。絶対にわからないんですけど。そういうトーク書こうとしたけどあんまり学校の話ししちゃうと、私のゴーストって全員同じ高校通ってるもんでバレそうだなと思って書くのやめたので、絶対に知り得ないんですけど。風紀委員なんです。良くないですか? 裏でこういうことしてるのに表では風紀委員っていうの。アイロニカルですよね。裏設定でした。
・この子は水泳部でもあるんですけど。これは多分トークとかでも書いてたかな~と思うんですが。私の中でこう、水に揺蕩うのと百合の性行為というものになんか、つながりのようなものがあるんですよ。うまく言葉に出来ないんですけど。そういう理由で水泳部になっています。だから何という感じなんですが。
○匿名性のためにした工夫の話
・今回は頑張りました。まず一番はやっぱりシェルでしょうね! ごーとうさんにシェルを描いてもらいました。でもこう、私何回かシェル交換してるからわかるんですが、シェルを描かせていただいたゴーストさんって、見てびっくりすることがあんまりないじゃないですか。内容ある程度予想ついちゃったりして。なので今回はビビらせようと思って、ごーとうさんにも内緒で自分で絵柄を真似てシェルを描いたりもしてみました。これ、自分で見てるとなんか違うんだよなあ……と思いつつもうこれ以上近づけられる気がしなかったので泣く泣く提出したんですが、思いの外気づいた方がいなくて嬉しかったです。「シェルはごーとうさんですね! 中身はわからないけど……」みたいな感想結構見た気がする。しめしめという感じでした。
・メニューも頑張ったんですよ! ごーとうさんを装うため、ごーとうさんのゴーストさんのメニューをいろいろ見て、それっぽくなるよう頑張って機能的なメニューを作りました。非常に大変だった。マジで。でもやっぱこれくらい気合い入れたメニューのほうが絶対使いやすいんだよな……理想で言うと全ゴーストこういうのであってほしいくらいだし……でもマジで大変なんですよねこのメニュー作るの……。
・さらに捜査を撹乱させるため、随所にwahogeさんからお力を借りました。wahogeさんもこのシェル交換スクエアの一員だったので、お知恵を借りることを許されていたんですね、あーるでぃーさんから。たとえば初期ユーザ名。「プリ村」になってますね。これはwahogeさんが考えたものです。ダークブラック暗黒ナイト黒井というとんでもない名前を考えたwahogeさんだからすごい名前を考えてくれるだろう、と思い考えてもらいました。いい名前でしょ!
・あと先述しましたけど、アクションの選択肢もwahogeさんのゴーストちゃんから拝借させていただきました。これ気付く人は気付くんじゃないかと思いながら書いたんですが、今のところ誰も気づいてないんですよね。なぜかしらん。
○感想の感想とか
・シェルの片方描いたのごーとうさんじゃないだろ! って言ってる人がいなかったのでよかったです。これだけが不安だった。他は気合い入れたので一切不安なかったんですけど、ここだけは自分ではわからなかったので。私のコピー能力も捨てたもんじゃないですね。
・「ゆうやけ ないて」ちゃんを思い出したという感想もありました。これは意図して似せたわけではないんですけど、言われてみれば絶対発想の大本はそこですね。ゆうやけ ないてちゃんめっちゃ良いから。百合だし。私の脳の奥のほうにその印象が突き刺さってて、このゴーストをどんなのにするかな~って考えてるときに引っ張られたんでしょうね。そういうこともあらあな。良いゴーストの良いところは真似していけばいいのよ……。
・ずっといっしょに居てはくれなさそう的な、さみしげな感想もけっこうありましたね。これはネタバレなんですが、私がハピエン大好き人間なのでこの二人はなんだかんだ紆余曲折経たのち付き合って添い遂げます。そうあってほしいため。でも別れちゃうバッドエンドもまたそれはそれでいいもんですけどね。ありがとうございました。
○推奨されているので創作の宣伝をします。
・いろんなゴーストとかフリーシェルとか追加シェルを配布しています。Twitterアカウントからダウンロードしてみてもいいかもしれないですよ。全部百合です。
・あとウカプラス2に漫画を寄稿させていただきました!!!!! まだ通販在庫あるようなのでみんな買おう!!!!!!!!百合漫画です!!!!!!
以上です。同性でもなんたらかんたらことホウ酸でした。
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誰か一緒に心霊スポットに行きませんか? (1490文字)
2.0
1 誰か一緒に心霊スポットにいきませんか? 2021/05/20
XXXのトンネルにいきませんか
日時は一週間後の27日です
2 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
XXXのトンネルなんて目新しいものなくない
今更って感じがするけど
3 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
なんで>>1は今更XXXに行きたいの
友達と行きなよ
なんも起こらないよ
友達いなかったらごめん
4 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/5/20
わざわざスレ立てするほどのことか
SNSで募集したほうがいいんでない
正直、この板ではXXXのトンネルは鉄板すぎて、食指動かんわ
4 誰か一緒に心霊スポットにいきませんか? 2021/05/20
>>2
いけばわかります
>>3
こわいんですか
こわくないならきてください
たくさんきてくれるのをまってます
>>4
きてくれるだけでいいです
あとはあんないします
なるべくたくさんきてください
5 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
全レスとかしなくていいよ
6 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
こんにちは2.0です。
拙作ゴーストを見てくださった方、立たせてくださった方、ありがとうございます。
このゴーストを作るにあたって、目指したのは「n番煎じ量産型日本ホラー×モキュメンタリー映画」です。映画といっても、劇場見送りで、一部の好きな人はタイトル知ってる程度、みたいな位置を目指しました。
全体的にこじんまりと、派手にならないよう、地味めに作りました。
0側の魚頭がああいう性格なのはある種の様式美です。
表記ゆれや、旧仮名遣いのまちまちさなど、まあいろいろあるのですが、わざとの部分もありますし、単に時間がなかっただけの部分もあります。今となってはすべてが懐かしいですね。
制作期間が短かった(4日)とはいえ、Readme×2、作者名、0側名、1側名、終了時トークなど、いくつか考察要素をちりばめておきました。
まあでもだいぶガバいと思うので、そっかーで雰囲気を感じてもらえればありがたいです。
ひとつ、自分が忘れないために書いておくのですが、このゴーストの最初の名前は「貪」でした。でも、readmeをあんな使い方してしまった手前、まるで怖くないとはいえ一応ホラーというジャンルに爪先が引っかかっているかなという作風を注意喚起できなくなってしまったので、タイトルでホラーアピールをしておいたのでした。あっ、でもタイトルも考察要素の一つです。
感想くださった方、絵を描いてくださった方、本当にありがとうございました。
ちょっとでも怖い、不気味だと思っていただけたなら、ホラー系ゴーストとしてはうれしいです。
2.0としては、ダウナー系ゴーストをいくつか公開しています。
文系が一生懸命考えたSF(すこしふしぎ)とか、広義のポストアポカリプスっぽい何かがお好きな方はよろしくお願いします。
7 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
なにこれ
8 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
どっかからのコピペ
板のいろんなスレに投下されてる
荒し
9 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
手動でやってんのこれ
意図がわからなくてXXXのトンネル行くよりこえーわ
10 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/20
スレ主無視されてて草
まあ半年ROMれってこった
11 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2021/05/28
それで一週間すぎたわけだが
誰か行ったやついるの
12 誰か一緒に心霊スポットに行きませんか? 2021/05/31
さかな
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調子乗ってんじゃないわよ (1455文字)
小戸らでく
■ごあいさつ
こんにちは。成田こと小戸らでくです。
皆様におかれましてはゴーストマスカレード5をお楽しみになられたことと存じます。
拙作「調子乗ってんじゃないわよ」が、少しでも賑やかしになっていれば幸いです。
■どのような発想や経緯から作品を作ったか
「少女漫画の意地悪役が言いがちな台詞『ちょっとかわいいからって調子乗ってんじゃないわよ』、百合じゃない?」という発想から作品を作りました。
それから、「高飛車で性格の悪い女の子をイジり倒して怒らせたい」という欲求も詰め込んでいます。
ちなみに成田という偽名は、私の一番好きな少女漫画意地悪役女子・成田むつみちゃん(小川とゆかいな斎藤たち)にあやかってつけました(彼女は「ちょっとかわいいからって~」ではなく「ブスのくせに!」と言うようなタイプなのですが、好きなので…)。
■見てもらいたい点や作成時に苦労した点
見てもらいたい点は、紫ノ宮のリアクションです。変な選択肢を選んでみたり、あちこちマウスでいじり回してみたりして怒らせてやってください。
苦労したのはランダムトークの数を用意することです。ゴーストを思いついたときはランダムトークも自然に出てくるだろうと考えていたのですが、実際に辞書に向かうとなかなか書けず困りました。
特に普段更新しているゴーストでは縛りなく雑多な話題をトークにしているので、今作のように限定されたシチュエーションで話題を探さなくてはいけないのが大変でした。
■匿名性を高めるために意識して行ったことはあるか
辞書にテンプレートを使用し、選択肢などの記述方法を既存の公開作品から変えました。
また、シェル作者名を最初から公表しておき、自らそのことに触れてシェル作者≠ゴースト作者であることを印象づけようとしたりもしました。
元より作者当てをするにも私の場合推理材料が一作しかないので、そこまでして隠れなくとも当てにくかったかとは思いますが…。
■設定、ネタバレ、実装したかったが間に合わなかった部分など
当初の構想では星河くんも登場させる予定でした。
具体的にはバニッシュトークで紫ノ宮の意地悪が露呈して、星河くんがユーザさんをかばって二人の仲が進展する…という想定でした。少女漫画の王道を再現したかったのです。
ただ煮詰めていくうちにユーザさんを置いてきぼりにしそう、書ききれない、そもそもバニッシュトークは禁止である、などの問題に気づいてやめました。
結果として星河くんの描写については現在の形でちょうどよかったと感じています。
ちなみに星河くんはユーザさんにも紫ノ宮にも今のところ恋愛感情はありません。とにかく誰にでも優しい男子です。
紫ノ宮のことはその性格から対人関係に支障が出ていないか少し気にかけていたのですが、最近はユーザさんとよくつるんでいるらしいと聞いて安心しています。
■したらば掲示板やtwitterの反応に対する感想など
感想やイラスト、妄想などいただけて大変嬉しかったです。
とげとげしいゴーストなので受け入れられるかどうか心配でしたが、基本的に面白がっていただけたようで安心しました。
紫ノ宮について「いい子」というような評価をいくつかいただいたのが少し意外でした。
言われてみれば、シメようとしている相手にも挨拶を返してしまうのはなんかいい人そうですね。盲点でした。
■おわりに
最後になりますが、ゴーストマスカレード5お疲れさまでした。
盛大なお祭りに参加できてとても楽しかったです。
今後の伺か界隈のますますの盛り上がりを祈念して、結びとさせていただきます。
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迷子と雑貨屋フウコウ (1981文字)
瑞樹ユラ
こんにちは、ゴーストマスカレード初参加で緊張している「迷子と雑貨フウコウ」の作者の瑞樹ユラです。
■ゴーストを作った経緯
瑠璃蝶様制作のフリーシェル「しるす追憶」が配布され、そのシェルを使って何か作ろうと考えたのが切っ掛けです。
その後に迷子と大人と言う組み合わせが浮かんで、設定は不思議な街に迷い込んだ子供と雑貨屋の大人と決めて作り始めました。しかし、トークをある程度書いたところで行き詰まってしまいました。
和風の世界観だったのですが書き続けるには知識が足りず、悪いことに締め切りまで三週間を切っていたのです。
そこで、短い期間で完成させる方法は無いか探したところ、うかべん横浜#3でウエ紙さんが発表された「順路の無い物語--差別化・重みづけ・描写のゴーストの作成」を参考にゴーストを作り直すことにしました。
そこに書かれていたゴーストのコア(面白い部分)を決めて製作を開始することにしました。まず、そのゴーストの「惹かれる部分の明文化」、さらに「惹かれる部分を普遍的な感情で表す」の二点を決めました。
一点目は「不安な状況で頼りになる大人」で、二点目は「落ち着き」、「安心感」、「冷静さ」です。これで作品のコアは「不安な状況で頼りになる大人、落ち着きと安心感や冷静さ」に決まりました。
アマミヤの性格はそこで固まり、設定とトークの方向性が定まりました。それからコアに沿って作品を完成させました。
■技術的に見て欲しい部分
*OnSurfaceRestoreでサーフェスが一定時間で戻るようにしたことと、自作のサーフェス調整用sf関数です。この二つが無いと新しいトークが始まるまでは、前のトークの最後に指定した表情が表示され続けてしまいます。怒ったままだったり、笑顔のままなのはアマミヤの冷静な性格に合わないと感じたので、標準の黙った顔に戻す用に二つのサーフェス調整機能を入れました。
sf関数は*OnSurfaceRestoreと内容は一緒でトークの始まりとメニューで標準の表情に戻るように(sf)と書くようにました。
■苦労した点
個人経営の雑貨屋の仕事内容を調べることです。一日のタイムスケジュールから、陳列の仕方や商品を拭いて綺麗にするなど、主にネットの検索で知識を集めました。特に個人経営で雑貨屋を営む方のブログが大変参考になりました。
技術的な面では、トーク回数で起動、終了トークを変化させたことです。トークを10回以上聞くと家に帰る専用の終了トークになり、次回起動時にトーク回数はリセットされます。
変化については、起動がトーク回数がリセットされた時とリセット直後で会話をせずに終了後に起動した時、トーク回数1~9回の3パターンです。終了はトーク回数0、1~9、10回以上の3パターンです。パターン毎にトークを考えるのが大変だった思い出があります。
■匿名性を高めるために行ったこと
フリーシェルを使用したことと、ウェイトの書き方をもう一作と変えて辞書の書き方の癖が出辛いようにしました。マストドンで得た知識を参考にウェイト多め、普通、少なめと書いた物を
置き換えてウェイト調整をしました。
メニュー構成はゴーストマスカレードのサンプルゴーストから変えないようにしましたが、効果は未知数です。
■設定
迷子が迷い込んだ街は三つの種族が住んでいます。人では無い種族(下半身が蛇の女性や一つ目の巨人)、元は人だった者(リョメイ)、人の姿を取っている神や精霊です。(白いワンピースの女性)。
アマミヤは雨の化身で本名を雨宮隆一(アマミヤ・リュウイチ)と言います。フォルダ名はそれに因んだ名前にしました。
他にも私が使用したフリーシェル「しるす追憶」には黒い服のセットの他にも何点か別の色の服が入っているのですが、あえて黒のままにしました。アマミヤのイメージである雨雲は黒いため、それに合わせたかったからです。
■反省点
トーク数を増やしたかったです。現在は70トークぐらいですので、もう少し増やしてもよかったのかなと思っています。
■期間中の反応に対する感想
多くの感想をいただき、ありがとうございました。
初めてゴーストのキャラクターを計算しながら作ったので、アマミヤの性格が好評で安心しています。
■宣伝
普段はサイトにてゴーストを配布しています。
落ち着いた感じの本作とは違い、コメディタッチのゴーストです。
「ヒースとオリーブを籠に入れて」
(男性コンビ/ユーザ女性固定/ソロモード有り/ファンタジー/日常/雑談)
ヒースとオリーブの追加シェルも何点か配布していますので好みに合いましたら、よろしくお願いします。
■最後に
今回参加させていたただいた2ゴーストともサイトにて正式公開する予定です。
http://shaggy.karakasa.com/
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
アマミヤと一緒に雑貨店で過ごしていただければ幸いです。
瑞樹ユラ
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造花の黒百合 (1386文字)
reve
コンセプト:前に悪女ゴーストって良いよね、みたいな話をTLで見かけたので悪女ゴーストを目指して作りました。
個人的には黒百合様はかなりの悪女なんですよね、ランダムトークでそれとなく言っていますけれどお腹が空いたら学園の後輩を惑わせては血を吸って記憶を消したり、吸血鬼の力で過去に自分を崇めさせてあこがれの白百合様に釣り合う黒百合の名声を作り出したりやりたい放題やってますから。
もっとも黒百合様自身も人の心を歪めた行為の代償として白百合様が去った後に、吸血鬼の力で人を思うままに謝れるならじゃあ目の前の人にとって本当の自分は何なのか?他の人から与えられる言葉や笑顔は全て自分で作り出したものじゃないのか?じゃあ本当の自分は何なのか?といったアイデンティティの崩壊を招いて心に深く傷を負ってしまった、というのが起動イベントで語られる前日譚です。
人間の社会で普通に暮らしてきたのに吸血鬼の自分を遺物だと感じて周りの人間と余りにも違う自分を自覚して偽悪的に振舞っている。と書くと悪女ゴーストとしても中途半端な感じになってしまった感じがしますが、これはこれでジュブナイル吸血鬼ゴーストといった感じで悪くないのではないでしょうか。
ユーザさんについて:ユーザさんは入学して一目見た時から黒百合に一目ぼれしています。元から黒百合の事が好きだったから術の効きも悪かったのかもしれません。
呼び名について:初回起動でユーザさんに付けられる名前は「無為な花名」と言う変数で管理していました。初代ゴーストマスカレードとかでは辞書を覗いて推理する方もいたのでそれを意識したギミックでもあったのですがそこは不発に終わりましたね。
「無為な花名」の意味する通りあれは黒百合様が血を吸おうと思った相手に会った時に思いついた名前を勝手にその人の呼び名にしています。なぜなら黒百合様は後輩の名前を覚える気が無いのでその場しのぎの呼び名があれば十分だと思っているからです。やっぱり酷い女ですね。
ランダムトークで出てくる今まで血を吸った後輩の名前も思いだせていないため、その場しのぎで花の名前を言っているだけです。
とはいえ、黒百合様に全てを忘れさせられるはずだった、他の後輩達と同じ無為な一輪の花でしかなかったはずのユーザさんが、自分の想いの強さで黒百合様の真実を覚えていた事から、黒百合様もユーザさんに付けた名前を忘れる事無く覚え続けている事だと思います。
最初に何の意味も無く付けた名前が、時間や行動で特別な意味を持ってくるのってそれはそれで良いな……と思った為敢えてある程度関係性が進展した後にも名前を教えるイベントや機能は付けませんでした。
ミスした点:初回起動時は触り反応を全部ランダムトークにして赤目とか見えないようにする予定が公開されるまですっかり忘れていて、そのせいで初回起動時点で正体のネタバレ的な感じになってしまいましたね。
もうちょっと余裕を持って作るべきでした。
このあとがきも締め切り前日の4時に書いてますけど……何も成長していない……
小ネタ:もう一つの提出したゴースト「一人称単数」とは対になっています。
背中を向けこちらを直視せず色々なものから目を逸らして自分の心を隠そうとする先輩の黒百合様と、正面からこっちを見てきて明け透けに好意が見え隠れして隠し事が下手な素直な後輩という対比になっています。
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銀の霊峰より (1374文字)
黒乃月猫
「祭事は終わったが、お前の生はこれからも続く」
「必要とあらば我を呼べ、いつも隣にいるぞ」
皆様おはこんばんちわ、初めまして?お久しぶりです?
黒乃月猫です、ゴーストマスカレード5お疲れ様でした。
というわけで「銀の霊峰より」の作者は私でした。
今回は何も隠してません、素です、原液100%です。
主催の「性癖や手癖フルオープンで全然いい」の一言もあり、制作過程は特に悩みませんでしたね。
いつも通りのユーザさん大好き人外お姉様ゴーストです。
強いて言うなら、今回は「人間との価値観の違い」や「求めるのではなく与える」方にフォーカスしております。
今回は溺愛したくて愛が重いよ!
ドラゴンになったのは半分趣味です。
もう半分は山岳信仰などと絡められる故の扱いやすさや、自分の中で種族として触れた作品の多さもありますね。
みんなもSkyrimメインストーリーやろう。あっち雄ばっかりだけど。
スタイルに関しては言う必要もないでしょう、趣味全振りです。どーん、すらっ、どーん。
人間と交流しているのだから手足をまるっと人間にしておけばよかったかなとは思いましたが、人と違う故の葛藤や彼女なりの悩みのトークが出てきてからは気にしなくなりましたね。
でかいのが概ね好評のようで何よりでした、やはり私に求められているのはこの方向性…。(ぐるぐる目)
最初の選択肢に若干ネタ寄りのやつを増やしたりしてみましたが、果たして何人があそこで「でっか…」と息を呑んだのかが気になるところ。
大体の人がでっか…と息を呑んでいそうな気はするけども。ユーザさんネタ選択肢好きだもんね。
祠直して惚れられるのに関しては、「寂れた神社の狛犬を度々綺麗にしてたら神様がこっち見てた」くらいの感じですね。
祠が倒れているのはあれです、山の近くで風が強いとか銀鱗様が大きく伸びたりくしゃみした時の突風でうっかり倒したりとか他のドラゴンがちょっかいかけてきた余波とか。。
今までは誰もいないタイミングでこっそり直していたけど、ユーザが来てからは気付いたら直してもらってる状態なので、彼女なりのお礼もあります。
それはそれとして人間大好きなドラゴンなので、「いい機会だしお近づきになりたい」って下心は多分あります。
今まで神様然として人間を見ていた感じなので結構不器用です。
多分めっちゃ堂々としながらも内心では心臓張り裂けそうな初回起動だったのかもしれません。
あの世界での喋るドラゴン(いわゆる○○の神様的な扱いを受ける存在)としては、彼女はめちゃくちゃフレンドリーです。
寛容なタイプはそれなりに多いとは思いますが、人の姿をとって接触してくるのはほとんどいません。
なのでユーザさんはめっちゃレアケースを引いてます、あーあ逃げられないぞ。
ちなみに本体は四足に翼のあるタイプのでっかいドラゴンです、カラーリングは彼女のままですね。
予想はほぼ外れてませんでしたね。これで当ててもらえなかったらちょっとしょんぼりしちゃいます、たぶん。
みんなでっかくて寛容なお姉さん好きだよね!私も大好きだよ!
ドラゴンなら翼と尻尾となんなら角も触れるのはマストだろうなと思い突っ込みました。
でもユーザさんに怪我させたくないのでちょっとたしなめられたりします。
書くべきことも書いたので、このあたりで失礼させていただきます。
読んでくださりありがとうございました。
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雨はまだ止まない (1166文字)
ゆみる
◆はじめに
「雨はまだ止まない」の作者のゆみるです。
ゴーストマスカレード参加はこれで4回目で、前回(あちーぶめんと!)で身元を隠す目標はほぼ達成したのですが、技術勢と認識されていなかっただけ説もあり単に作風(と思われていそうな要素)を外しただけならばれるのかな? と思って作ったのが今作です。
◆シェルについて
今風な制服の女の子、ということでシェルはごーとう様作のスニーカーガールを使用させていただきました。
そしてここをお借りしてお詫びなのですが、フリーシェルwikiから辿って使用していたので本サイトの方で配布停止になっていることを気付いておりませんでした……。
ちゃんと確認すべきでした。申し訳ないです。
また、幸音みたいなキャラで使って良いのか不安もあったのですが、ごーとう様にも無事見て感想いただけていたようでほっとしました。スニーカーかっこいいんですよね。
◆幸音について
性格面ではこれまで作ってきたゴーストに素直な良い子が多かったので、嘘つきでユーザさんに悪態をつく子にしてみました。
仮面優等生のような、表は良い子だけど裏は悪い子で、でも話してみると実は悪くなりきれない子が好きなのでそういう感じを目指してます。
ただゴースト内では表の部分がほとんど出てこないので、優等生を演じている面をもっとはっきり見せても良かったかもしれません。
最初期は今以上に攻撃的で挑発的な感じで、調整しながら少し大人しくしたのですが、それはそれで薄味になった感じもして塩梅が難しいと思いました。
また、作風を外す一環でさわり反応はつけていません。
距離感的には違和感なかったかなと思いますが、落ち着いた後ならなでられても良かったかもしれません。
あと提出期限ぎりぎりになって気付いたので直せなかったのですが、ユーザを男性固定っぽくする必要なかったなと思うので、正式公開の際はその辺ちょっと手直しする予定です。
◆感想について
たくさんの方に感想をいただいた上に、イラストも描いていただいて、本当に嬉しいです。改めてありがとうございました!
感想を拝見していると、幸音のことを意外と普通に良い子だと評していただいていることが多く、皆様の心の広さを感じました。
このあとがきを書いている時点では、観測範囲内で作者を当てられていないので、隠れる目標は無事達成した気になっています。
逆に他の子の作者に名前をあげていただいていましたが、そういう子は自分がユーザとして好きな子だったので光栄だし嬉しかったです。
◆最後に
一応宣伝です。配布サイトではゴースト「Dream of butterfly」の他、ゴマカレーでこれまで公開してきた「Water Surface」「また部室でね」「あちーぶめんと!」を配布中です。
もし興味があれば見ていただけましたら幸いです。
ではでは、またいずれどこかで。
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雨音に雑音 (461文字)
瑠璃蝶
雨は自然現象における境界の一つ。そんなアチラとコチラが混ざり合う景色の中、見えるのは、聞こえるのは果たしてどちらのものなのか。
気づかぬままでいるも良し、好奇心に従って触れるも声をかけるも良し、アチラが関心を失うまで知らぬ存ぜぬを通すも良し。混じり合った境界に留まるのなら……
「おつかれさまでした」
あなたの世界に、雑音は交じりましたか?
――――
頑張って隠れてみようとしてみた方の瑠璃蝶です。隠れるために私っぽくない絵柄を目指してみたんですけれどどうだったでしょう。まぁ、彼……もしかしたら彼女の可能性もある雑音がどんな姿に見えるかはきっと人によって違うので。雨のアニメはりどみに書いた通り伺か関連での使用はフリーなのでご自由にどうぞ。
感想もありがとうございました。多分この方は雨音だけの世界、この方には雑音が混じったなとにこにこしながら眺めておりました。雑音? という方は上記を参考にアクション起こしてみてください。責任は持ちませんが。怖ければメニューからいつでも変数リセットできるので(感想で挙がっていたメニュー項目の正体)
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霧の森の灯台守 (1076文字)
Fine Lagusaz
霧の森の灯台守の作者の六花もといフィーネです。
今まで参加した分の総決算ですよ。
今回、工夫したポイントをざーっと上げてみます。
「YAYAを使わない」
テンプレートに乗っかっています。
手癖で里々を最新版にしそうになったのをグッと堪えました。
「ウェイトをいつもと違うやり方で入れる」
YAYAでも里々でも手打ちで入れていたので、他の作者さんのゴーストを参考にウェイトの設定を見直しました。
ウェイトの入れ方とテンポがいつもと違うものになったのではないでしょうか。
「主語、明示的にするとわかりやすいのでしない」
ロッシュの限界がこの傾向強いと思うのですが、主語を先に述べてからそれの説明をするのは癖として強く出ているのだとか。
簡潔に書きすぎるのは染み付いているので、今回はサンプルのトークを書き、それを黒乃さんに監修してもらってから、本トークの作成に入ってます。
普段は使わない話題もちょっとばかり入れてますが、何が許容されるようになったかはツイートを見たらあたりがつくかもしれません。
いつもと違うと思ってもらえれば幸いです。
「SF以外のテーマでゴーストを作る」
逃走先がファンタジーなのであたりのつけやすい頃合いのような気もしますが。
舞台も普段はあまり使わない森にしています。
陸の孤島を意識していたのですが、途中から自活し始めてしまって、孤島感薄れてしまいました。
そこに素材があるのだからあとは作ればいい精神はどこから来るのかしらん。
次やるとしたら日常系かなぁ、とぼんやり思ってますが、多分、変わった要素入るのでしょうね。
「ユーザーへの依存度を高める」
大好きなユーザーがいなくなったら涙が枯れるまで泣いて、そのあとは思い出と共に生きていくと腹を決めそうな感じ。
他のゴーストよりはウェットなのではないかな、と思いますがどうなのでしょうね。
「偽名にSFネタを使わない」
前回だって卵料理の名前のはずなんですけど、おかしいと思いませんか?
目の前にあるものから名前を取ればいい、とアドバイスもらったりもしましたが、ガジェットばかり視界に入るので諦めました。
以上が工夫したポイントです。
キャラ造形はいつも通りなので抽象化してみたらすぐに形が見えますね、これ。
閑話休題。
本格的に偽装する、見つからないことに注力したのは今回が初めてで、このあとがきを書いている時点ではいい感じに隠れられているようです。
正式版のリリースは予定しています。
森や森に出る怪物とどう向き合っているのか、といった掘り下げを考えています。
あと、せっかく、いつもと違う味が出ているのでこの味を活かしていきたいですね。
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飲みすぎですよ、魔女様! (692文字)
みかみ
貴方が魔女です。
魔法使いと妖精が出てくるファンタジーにしたかったはず。
あと口の悪いショタに酒を窘められたい。
<登場人物>
・魔女様(ユーザ)
魔女と妖精しかいない異世界に迷い込んだ人間。
人間は希少な魔術素材のため、捕まると殺されてバラ売りされてしまう。
命からがら空き家に逃げ込み、隠れ住んでいた。
日々酒で正気を失いながらなんとか生きている。
死んでいるのかもしれないが。
・ロヅメー
フク・ロヅメー。袋詰めで売られていた小さな妖精。本来の姿は黒くて不定形。
口はあまりよくないが、甲斐甲斐しくユーザの世話を焼く。
融合したぬいぐるみは、この家に住んでいた魔女が作った魂を食べる魔道具(封印されていたはずなのに酔っぱらったユーザが封印を壊してしまった)。
相性が良かったのか、今まで食された魂と溶け合い、妖精時になかった言葉や知識を得た。
感情のようなものも芽生えているが、それに関してはよくわからない。
ユーザに関しては、酩酊状態のほうが意思の疎通ができるので、どうせなら常に酔っていて欲しいと思っている。目から液体を流してテーブルに沈んでいるのを見ると胸の辺りが不具合を起こすのです。同じ液体を流しているなら、ケラケラ笑って会話できる方がまだマシです。
<仕様の話>
酔っ払っているとロヅメーの言葉を理解できた気持ちになり、素面だと母国語で書いてある自分の日記を理解できるようになる。
理解出来たはずの文字が目の前で理解できない文字に書き換わったら面白くない? と思ってあんな仕様に。文字化けに手を加えてしまったため置き換えできませんが、言ってることは同じです。
<最後に>
製作者名で嘘をついてすいませんでした。
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飼い主の理解が早い (1219文字)
まきの
こんにちは!作者はまきのでした。
当ててくださった方、お前か~いになってる方、誰??の方
この度は拙作を見てくださり、ありがとうございました。
●おサボりポイントと頑張りポイント
本作は「超気軽に作ろう!」という気持ちで生まれました。
めんどくさい(と自分が思ってる)ことを全然やりませんでした。
結果、作っていて超楽しかったです!
とはいえ、それだけだと諸々をただサボって作っただけになってしまうので、
おサボりポイントで浮いた余力をyayaへの挑戦に回しました。
wikiと睨めっこしながら、初めてyayaで追加辞書などを作ってみたのですが
ま~~~~難しいこと!!でも大変良い経験になりました。
●この飼い主、語尾を伸ばすぞ
ゴースト立たせてくださった方の感想などを見ていたら、
ユーザ名空打ちでトンチキ名を付けられている人が結構多くてびっくりしました。
実はランダムトンチキ名は完全なるオマケで、本当は名前入力にこそyaya的な頑張りが詰まっていたのでした。
具体的に何なのかというと。
「ユーザ名」もしくは「ユーザ名の読み」を、平仮名かカタカナで入力すると、
吸血後の名前呼びで名前の語尾を伸ばすようになるのでした。
例)まきの→まきのぉ
ユーザ名を入力すると、グレゴールが読めないと言ってくる場合があります。
あれは「入力したユーザ名の"読み方"を入力してね!」という意味でした。
分かりづらくて申し訳ない……!
吸血前は漢字名でも呼んできますが、吸血後は平仮名で伸ばし気味に呼んできます。
飼い主に名前を伸ばされたい人は、お名前と一緒に、読みも教えてみてくださいね。
それはそれとして、トンチキ名の方も何やら気に入っていただけてる感じなので嬉しかったです。
●この飼い主、兄がゴマカレーの中にいるぞ
グレゴールは吸血後の状態だと家族の話をするようになるのですが、
時折二人の兄の話が出てきます。いじわるな一番目の兄、優しい二番目の兄です。
実は彼らは、ゴーストマスカレード5の中の、別のゴーストで登場しています。
よければ探してみてくださいね。
●匿名性を高めるためにやったこと
普段と絵柄を変えてシェルを描いてみよう!と頑張りました。
頑張りました。
頑張ったつもりでした。
描きあがった時に、どこからどうみても自分絵になっていて、ちょっと泣きました。
絵柄の特徴って簡単には消えてくれないんだなあと、勉強になりました。
自力で絵柄を変えて参戦されているデベさんのすごさが身に染みます。
●宣伝
サイトにて、自作のゴーストやバルーンを公開しております。
ストーリーやゲーム性のあるゴーストを作るのが好きで、
過去に制作した作品では、そういったものが多いです。
もし絵柄や作風をお気に召していただけましたら、
ぜひ他の作品も見ていただけると嬉しいです!
ゴーストの大部分が非公開中だったり、正式公開できていないゴーストがいたりして、
配布ページが結構寂しいことになっていますが、よければ遊びにいらしてくださいね。
http://mistmist.x0.com/
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骸のしたため (0文字)
青タイル
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