
ゴーストマスカレードに関わった皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
今回は最大の規模となり、ついに100作品を突破することになりました。
これも参加し、感想などで盛り上げてくださる皆様のおかげです。
・今回の方針
基本的にいつもと同じ方針でした。
通年とだいたい同じで、作品提出後24時間以内の返答をするというものです。
再提出などをお願いすることもあるため、参加する方にとって待つ時間が苦痛となることは明らかだからです。
時間的な余裕からどうしても守れないこともありますが、今回はかなり達成できた気がします。
また、企画を締め切り後の翌午前中に公開するというものもあります。
こちらは主催のエゴによるものですね。
主催の作業を待たれている状況が個人的に非常に嫌であることと、主催が先延ばし癖があるため期間を設けたところでどうせ最終日にしか作業をしないであろうこと、この2点による方針です。
・作品傾向について
今回は女性向け(と主催が感じている)の男性キャラクターが増え、作品の多様性が高まりました。
おそらくこの企画を見る人にとっては、普段は進んで見ることがない傾向に触れる機会も多かったと思います。
現在では、検索結果も広告もパーソナライズされる時代です。
自分から求めていかないと新しいものに出会えない中、様々な作品傾向に触れられる作品集となったのは嬉しいことです。
また、今回も初めて作品を作った方が複数いることも嬉しいことです。
伺かという媒体は、立ち絵があれば比較的簡単にデスクトップマスコットを作ることができます。
いわゆる「うちの子」を気軽に作品化できるため、絵以外の表現方法として勧めやすいと感じているところがあります。
初めての創作に向いた媒体であるという点、たくさんの人が参加するため発表の気恥ずかしさを低減できるという点、この2点がゴーストマスカレードという企画の強みだと思っています。
・今回の主催作業の反省点
今回は初めてチェック協力を依頼していたのですが、これを事前に明かしておくべきだったと思います。
特に、いつからチェック協力するのかを明かしておくべきでした。
「4/29以降はバグチェックを行わない」として告知を当日に出したのは、考えもあったのですが悪手でした。
事前に告知しておくと当日に駆け込みで提出があることが考えられます。
主催も日常生活を送りながら作業をしているため、1日の作業量に限界があります。
捌ける作品数に限界があり、偏ると作業が追いつかないことがあります。
そうすると方針である24時間以内の返信が達成できなくなってしまうことが考えられます。
当日告知には、平日の作品提出数を均一にしたいという考えがあったのですが、他にやりようもあったと思います。
また、あとがきの受領についてもアナウンスが必要でしたね。
主催作業軽減のため数日に一度チェックしていたのですが、作品提出時と違って24時間以内にメールが来ないため不安に思った方もいらっしゃったようです。
この作業方針を明記しておくべきでした。
・チェック協力
今回は4/29-5/2の間、提出作品のチェック協力をお願いしました。
作者を伏せて作品ファイルのみを渡し、事前の作っておいたチェック項目に従ってチェックしてもらうというものです。
106作品(1つは主催のもののため)のうち、22作品のチェックをお願いしました。
ありがたいことに、最終日の稼働をある程度減らすことができました。
誰にお願いしたかの管理や問題が出た場合の確認などは当然ありましたが、作品の提出数は局所的な偏りがあるため、主催としては非常に助かっていました。
・バグチェックの有無
バグチェックを行うのは今年で4回目ということもあり、里々でバグを起こしやすい場所への嗅覚はかなり鋭くなりました。
機械的なスクリプト+人力のため漏れや抜けもありますが、おそらく誰よりも他人の書いた里々スクリプトを見ている気がします。
これを他人にも要求することはできません。
企画の主催として、すべての参加者に同じだけのチェックを行うべきです。
言うならば工場製品のようなもので、一定の質を下回っても上回ってもいけません。
反省点で述べた、「4/29に本日以降バグチェックはしないという通知を出した」ことはこれが理由です。
人力で行う作業である以上、チェックの内容はばらつきがあります。
AIを使うことも考えられますが、里々というプログラム言語としては非常にマイナーな存在であること、差別表現チェックは非常にデリケートで自動化しづらいことなど、これらを考えると人力になってしまうのは避けられなさそうです。
企画の規模から考えて、バグチェックはしなくていいのかもしれません。
作者が作品提出した時点で、基本的なバグを取りきったものとみなし、ルールチェックのみを行うなどが考えられます。
また、再提出も主催が修正依頼した時以外は受け付けないなどしてもよいかもしれません。
ただ、このルールに変更した場合、より一層締め切り日付近に提出が偏ることでしょう。
例年では、締め切り前2週間で全体数の80%の作品が提出され、さらに締め切り日に30%が提出されます。
具体的には、締め切り前2週間で93作品、このうち締め切り日に37作品が届いています。
これがさらに偏ると、ルールチェックだけでもパンクする可能性があり、24時間以内に返信するという方針が達成できない可能性が高くなると思われます。
・個人主催可能な範囲
作品提出に加えて既存提出作品の修正による差し替えも届くため、作業量はとんでもないことになっています。
締め切り前2週間で70時間程度、最後のパッケージ化の作業と作品と作者リストの最終確認などで6時間程度の時間がかかっています。
累計作業時間からしても複数人主催に移行するべきなのかもしれません。
しかし結局チェックの品質の問題が再び出てくるために悩ましいところではあります。
・匿名掲示板
今回は匿名であることが悪い方向に作用してしまいましたね。
ただ、こういった全員が見る匿名の場であえて場が白けるような投稿をするのは「かまってちゃん」だと思ったほうがよいと思います。
または好きな女の子に見てもらうためにいたずらを繰り返して負の反応で満足する小学生男子というイメージでしょうか。
結局のところ、反応することが最高のご褒美になり、無反応を一番嫌がります。
かつて2ちゃんねるなどの匿名掲示板文化で育まれた「荒らしはスルー」の文化ですね。
また、「人と違う感性を持ってるぜ」というアピールのこともあるため、同じだと突きつけてしまうのも良いかもしれません。
そんなわけで、主催として「感想は感想、気に入らなければスルー」といった内容の告知をしました。
つまりは「そうだね君が言ってるのも感想に過ぎないよね」と他人と変わらないことを宣言し、なおかつスルーを促すという相手が一番嫌がることをやった形です。
匿名で過激な投稿をする方はともかく反応を求めています。
あなたが怒ったり、非難したり、落ち込んだりする様子を見て喜んでいます。
わざわざ相手を喜ばせてあげる必要はありません。
・最後に
個人主催であり作業量が偏るため申し訳ないことにミスも多いですが、今年もたくさんの方に参加していただけてよかったです。
また、多くの感想をいただけたことにも感謝します。
やはり感想があるということはそれだけモチベーションにも繋がります。
この企画は感想やイラストを描いてくれる方のおかげで成り立っているといっても過言ではないでしょう。
主催は数作品の感想を回覧板にあげるに留まりました。
バグチェックや差別表現チェックを行っているため、新鮮な気持ちで作品を見ることができないのが問題かもしれません。
続きは開催期間中に寄せられたコメントへの返信です。
そしてありがとうございました。
今回は最大の規模となり、ついに100作品を突破することになりました。
これも参加し、感想などで盛り上げてくださる皆様のおかげです。
・今回の方針
基本的にいつもと同じ方針でした。
通年とだいたい同じで、作品提出後24時間以内の返答をするというものです。
再提出などをお願いすることもあるため、参加する方にとって待つ時間が苦痛となることは明らかだからです。
時間的な余裕からどうしても守れないこともありますが、今回はかなり達成できた気がします。
また、企画を締め切り後の翌午前中に公開するというものもあります。
こちらは主催のエゴによるものですね。
主催の作業を待たれている状況が個人的に非常に嫌であることと、主催が先延ばし癖があるため期間を設けたところでどうせ最終日にしか作業をしないであろうこと、この2点による方針です。
・作品傾向について
今回は女性向け(と主催が感じている)の男性キャラクターが増え、作品の多様性が高まりました。
おそらくこの企画を見る人にとっては、普段は進んで見ることがない傾向に触れる機会も多かったと思います。
現在では、検索結果も広告もパーソナライズされる時代です。
自分から求めていかないと新しいものに出会えない中、様々な作品傾向に触れられる作品集となったのは嬉しいことです。
また、今回も初めて作品を作った方が複数いることも嬉しいことです。
伺かという媒体は、立ち絵があれば比較的簡単にデスクトップマスコットを作ることができます。
いわゆる「うちの子」を気軽に作品化できるため、絵以外の表現方法として勧めやすいと感じているところがあります。
初めての創作に向いた媒体であるという点、たくさんの人が参加するため発表の気恥ずかしさを低減できるという点、この2点がゴーストマスカレードという企画の強みだと思っています。
・今回の主催作業の反省点
今回は初めてチェック協力を依頼していたのですが、これを事前に明かしておくべきだったと思います。
特に、いつからチェック協力するのかを明かしておくべきでした。
「4/29以降はバグチェックを行わない」として告知を当日に出したのは、考えもあったのですが悪手でした。
事前に告知しておくと当日に駆け込みで提出があることが考えられます。
主催も日常生活を送りながら作業をしているため、1日の作業量に限界があります。
捌ける作品数に限界があり、偏ると作業が追いつかないことがあります。
そうすると方針である24時間以内の返信が達成できなくなってしまうことが考えられます。
当日告知には、平日の作品提出数を均一にしたいという考えがあったのですが、他にやりようもあったと思います。
また、あとがきの受領についてもアナウンスが必要でしたね。
主催作業軽減のため数日に一度チェックしていたのですが、作品提出時と違って24時間以内にメールが来ないため不安に思った方もいらっしゃったようです。
この作業方針を明記しておくべきでした。
・チェック協力
今回は4/29-5/2の間、提出作品のチェック協力をお願いしました。
作者を伏せて作品ファイルのみを渡し、事前の作っておいたチェック項目に従ってチェックしてもらうというものです。
106作品(1つは主催のもののため)のうち、22作品のチェックをお願いしました。
ありがたいことに、最終日の稼働をある程度減らすことができました。
誰にお願いしたかの管理や問題が出た場合の確認などは当然ありましたが、作品の提出数は局所的な偏りがあるため、主催としては非常に助かっていました。
・バグチェックの有無
バグチェックを行うのは今年で4回目ということもあり、里々でバグを起こしやすい場所への嗅覚はかなり鋭くなりました。
機械的なスクリプト+人力のため漏れや抜けもありますが、おそらく誰よりも他人の書いた里々スクリプトを見ている気がします。
これを他人にも要求することはできません。
企画の主催として、すべての参加者に同じだけのチェックを行うべきです。
言うならば工場製品のようなもので、一定の質を下回っても上回ってもいけません。
反省点で述べた、「4/29に本日以降バグチェックはしないという通知を出した」ことはこれが理由です。
人力で行う作業である以上、チェックの内容はばらつきがあります。
AIを使うことも考えられますが、里々というプログラム言語としては非常にマイナーな存在であること、差別表現チェックは非常にデリケートで自動化しづらいことなど、これらを考えると人力になってしまうのは避けられなさそうです。
企画の規模から考えて、バグチェックはしなくていいのかもしれません。
作者が作品提出した時点で、基本的なバグを取りきったものとみなし、ルールチェックのみを行うなどが考えられます。
また、再提出も主催が修正依頼した時以外は受け付けないなどしてもよいかもしれません。
ただ、このルールに変更した場合、より一層締め切り日付近に提出が偏ることでしょう。
例年では、締め切り前2週間で全体数の80%の作品が提出され、さらに締め切り日に30%が提出されます。
具体的には、締め切り前2週間で93作品、このうち締め切り日に37作品が届いています。
これがさらに偏ると、ルールチェックだけでもパンクする可能性があり、24時間以内に返信するという方針が達成できない可能性が高くなると思われます。
・個人主催可能な範囲
作品提出に加えて既存提出作品の修正による差し替えも届くため、作業量はとんでもないことになっています。
締め切り前2週間で70時間程度、最後のパッケージ化の作業と作品と作者リストの最終確認などで6時間程度の時間がかかっています。
累計作業時間からしても複数人主催に移行するべきなのかもしれません。
しかし結局チェックの品質の問題が再び出てくるために悩ましいところではあります。
・匿名掲示板
今回は匿名であることが悪い方向に作用してしまいましたね。
ただ、こういった全員が見る匿名の場であえて場が白けるような投稿をするのは「かまってちゃん」だと思ったほうがよいと思います。
または好きな女の子に見てもらうためにいたずらを繰り返して負の反応で満足する小学生男子というイメージでしょうか。
結局のところ、反応することが最高のご褒美になり、無反応を一番嫌がります。
かつて2ちゃんねるなどの匿名掲示板文化で育まれた「荒らしはスルー」の文化ですね。
また、「人と違う感性を持ってるぜ」というアピールのこともあるため、同じだと突きつけてしまうのも良いかもしれません。
そんなわけで、主催として「感想は感想、気に入らなければスルー」といった内容の告知をしました。
つまりは「そうだね君が言ってるのも感想に過ぎないよね」と他人と変わらないことを宣言し、なおかつスルーを促すという相手が一番嫌がることをやった形です。
匿名で過激な投稿をする方はともかく反応を求めています。
あなたが怒ったり、非難したり、落ち込んだりする様子を見て喜んでいます。
わざわざ相手を喜ばせてあげる必要はありません。
・最後に
個人主催であり作業量が偏るため申し訳ないことにミスも多いですが、今年もたくさんの方に参加していただけてよかったです。
また、多くの感想をいただけたことにも感謝します。
やはり感想があるということはそれだけモチベーションにも繋がります。
この企画は感想やイラストを描いてくれる方のおかげで成り立っているといっても過言ではないでしょう。
主催は数作品の感想を回覧板にあげるに留まりました。
バグチェックや差別表現チェックを行っているため、新鮮な気持ちで作品を見ることができないのが問題かもしれません。
続きは開催期間中に寄せられたコメントへの返信です。
----
コメント返信
----
>ゴーストマスカレード5開幕!!!
あーるでぃーさんも参加者の方々も本当にお疲れ様でした、楽しまさせていただきます…!
ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら幸いです。
>ものすごくたくさん参加ゴーストがいて楽しみです!
ありがとうございます。
参加してくださった皆様のおかげですね。
>ゴーストマスカレード5公開お疲れ様です。
質問なのですが、ゴーストマスカレード5公開当初にファイルにミスがあったと人伝てに聞きましたが、ファイルにミスがあったことや既にダウンロードしてしまった場合の手動での修正方法を主催様自らでアナウンスしなかったことはなにか事情がおありなのでしょうか。アナウンスがないとそもそもミスがあったことすら気付けないユーザも出てくると思うのですが。
主催様もお忙しいことは重々承知しておりますが、ゴースト提出締切日から公開日まで数日余裕を持たせるなどして不具合へ対応するための時間をとり、主催様自身にも負担がかからない様にした方がよいのではと僭越ながら意見を述べさせていただきます。企画終了までまだ日はありますが、体調崩されないようご自愛ください。
ありがとうございます。
作業にかかりきりで、完全に再アップロードの告知を忘れていました。
報告いただいた内容を確認し、告知アカウントで報告を行いました。
ご指摘ありがとうございました。
開催時期については、できるだけ早く公開したいというスタンスなのでご了承ください。
コメント返信
----
>ゴーストマスカレード5開幕!!!
あーるでぃーさんも参加者の方々も本当にお疲れ様でした、楽しまさせていただきます…!
ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら幸いです。
>ものすごくたくさん参加ゴーストがいて楽しみです!
ありがとうございます。
参加してくださった皆様のおかげですね。
>ゴーストマスカレード5公開お疲れ様です。
質問なのですが、ゴーストマスカレード5公開当初にファイルにミスがあったと人伝てに聞きましたが、ファイルにミスがあったことや既にダウンロードしてしまった場合の手動での修正方法を主催様自らでアナウンスしなかったことはなにか事情がおありなのでしょうか。アナウンスがないとそもそもミスがあったことすら気付けないユーザも出てくると思うのですが。
主催様もお忙しいことは重々承知しておりますが、ゴースト提出締切日から公開日まで数日余裕を持たせるなどして不具合へ対応するための時間をとり、主催様自身にも負担がかからない様にした方がよいのではと僭越ながら意見を述べさせていただきます。企画終了までまだ日はありますが、体調崩されないようご自愛ください。
ありがとうございます。
作業にかかりきりで、完全に再アップロードの告知を忘れていました。
報告いただいた内容を確認し、告知アカウントで報告を行いました。
ご指摘ありがとうございました。
開催時期については、できるだけ早く公開したいというスタンスなのでご了承ください。


